【#釣り×旅】 in壱岐 エギング Part1


玄界灘に浮かぶ亀甲形の平坦な島・・・壱岐。

 

防波堤から50㎝のアジや3kgオーバーのアオリイカが釣れ、釣り人にとっては最高の離島です。

 

また近年ではスジアラが釣れたとの報告もあり、釣れる魚種は多種にわたります。

 

そんな釣り人なら1度は行ってみたい壱岐への行き方をご紹介します!

 

壱岐へは飛行機とフェリーの2経路で行くことができます。

今回はフェリーで行ってきました。

乗船場所は「博多港」

 

九州郵船のフェリーで向かいます。

フェリーは満席になるので、あらかじめ予約することをオススメします。

 

座席は上から「1等」「2等指定席」「2等」があります。

 

1等・2等指定席は予約が可能ですが、2等(自由席)は予約できないため、早めに博多港へ行き、チケットの購入が必要です。

チケットを購入するには受付前にある「乗船申し込み用紙」に記入します。

1枚の紙で6人まで購入できます。

チケットが購入出来たら乗船です!

 

博多港から壱岐 芦辺港まで2時間で行けます。

 

この日は00:05の便で出船し、2:05に到着しました。

芦辺港に到着し、レンタカーを借りる8時まで芦辺港でエギング。

 

壱岐で有名なエギングスポットは芦辺・郷ノ浦・勝本です。

アオリイカを狙いながら、ひたすらシャクっていると・・・

朝マズメのタイミングでコウイカが2杯!

 

さすが壱岐のポテンシャルです!!

 

ここで8時になったので、芦辺港のフェリー乗り場で予約をしていたレンタカーを借り、郷ノ浦へ移動。

郷ノ浦に到着しエギングをするものの、この日の風速は6m・・・

 

風向きを考えながら釣りをするも、なかなか釣れずお腹がすいてきたのでここで朝食。

暖かいご飯が食べたかったのでホットサンドをを作りました。

釣り場で食べるホットサンドは絶品なので、ぜひやってみてください!!

 

Part1はここまで。

次回は使用タックルとさらに詳しい釣り場のご紹介をします!

 

お楽しみに!!

彦じぃの生涯釣人。~エギング編

 

多くの人が好きな食べ物に「イカ」があります。

この「イカ」はある程度簡単に岸から釣れるので近年多くのファンが増えている。

一年を通して「アオリイカ」「ヤリイカ」「コウイカ」「ヒイカ」などいろいろな「イカ」が

釣れる!ここで簡単にこれらのイカを紹介しよう。

 

〇アオリイカ

3月~6月くらいは岸近くの海藻帯に産卵で寄ってくる。(春イカと呼ぶ)年間でみるとこの時期が大きなアオリイカが釣れる。ただし、産卵時期となり地域によってはこの時期はアオリイカの捕獲禁止時期となるところもあるのでお近くの釣具屋さんで確認して欲しい。

9月くらいから春に生まれた子供のアオリイカが数釣れるということで初心者はこの時期から始められるのがおすすめである。(秋イカと呼ぶ)9月くらいから釣れだすが水温が下がりだすと水深の深いところへ移動するので岸近くでは釣れなくなる。イカ釣りの中では一番人気がありメインターゲットになっている。

〇ヤリイカ・ケンサキイカ・スルメイカ

12月~2月くらいに岸から釣れる。イカと言って思いつくのがこのヤリイカやケンサキイカではないだろうか。細長いイカである。料亭など活き作りなどで出てくるイカがこれである。

〇コウイカ

10月~6月くらいまで釣れる。初期に釣れるのはコロッケサイズと呼ばれる拳ほどの大きさである。だんだんと大きくなってくる。また、コウイカは大きく三種類に分けられる。一番おいしいとされるのがコウイカ(スミイカ・松葉イカ)で大きくなるのがカミナリイカ(モンゴウイカ)、そして身が硬くて全体的にまだらで白っぽいシリヤケイカがある。

〇ヒイカ

別名ジンドウイカと言います。

10月~3月が旬でイカの中でも一番小さい。群れでいるので数釣れることが多い。

小さいのでエギングロッドというよりはアジングロッドやメバリングロッドで対応できます。

※釣れる時期は地方によって異なる。

 

今回は「イカ」の王様と呼ばれる「アオリイカ」を釣ってみよう!

 

この「アオリイカ」の釣り方にはエサ釣りやエギングという釣り方があるが、今回はエギングについて紹介したい。

 

エギングとは

発祥は鹿児島県の薩摩地方。江戸時代後期くらいからある漁具の「餌木」エギを動かして釣り上げる釣り方をいう。

 

海藻帯が点在する防波堤や磯場から狙い、近年手軽にでき年間を通して色々な種類の「イカ」を狙って釣れることから人気が上昇中であると言って良いだろう!

 

 

エギングタックル

 

ロッド

シーバスロッドの柔らかい竿でも代用はできるが、専用ロッドが出ているのでお店でお問い合わせ頂きたい。

長さは8~9フィート(2.5~2.7m)前後の竿があるが標準は8.6フィートのロッドがあれば間違いない。エギの重さで硬さを決めるが、2.5~4.0号のエギがキャストできるものをML(ミディアムライト)もしくはM(ミディアム)の硬さのものが良いだろう。

 

リール

2500番・3000番のスピニングリールをご用意ください。これも専用リールがあります。ハンドルがシングルハンドルとダブルハンドルあり、巻き上げスピードが違うノーマルギアとハイギアがある。初めて購入する方はハイギアをおすすめします。ハイギアの方が巻き上げスピードが速いので遠投して回収するときに早く回収でき、エギを動かしてラインを巻き取るスピードが速いのでエギもキビキビ動くという利点がある。ノーマルもハイギアも価格は同じです。

 

ライン

感度の良いPEラインが主流で0.6号~1号を使い分けます。標準は0.8号-150mでOKですが、200m巻けるのであれば巻けるだけ巻いた方が良い。また、このPEラインを使用する場合はラインにコーティングしていることと、伸びがない素材なのでショックリーダー(先糸)を結束する。この結束にはFGノットやノーネームノットというやり方がある。このラインシステムの組み方はネットで検索すると動画も紹介されているので練習して欲しい。

 

エギ

エギの大きさですが通常春イカでは3.5号~4号を使用する。秋イカは2.5号~3号を使用するのが一般です。エリアによって4.5号以上を使用するところもあるが上記の号数を持っていれば間違いない。また、号数に加えて沈下速度の遅いものや早いものがラインナップされている。浅くて海藻が多いところなどはシャロータイプ、潮の流れが速かったり水深のある場所などはディープタイプを使用するなど使い分けるためにいろいろなエギが必要となる。ただノーマルタイプがあれば問題ない。

また、動かすとカラカラ音がするラトルタイプ(音でイカを誘う・刺激する)などもある。カラーも多彩で下地の色も金テープ、銀テープ、マーブル、ホロ、赤、夜光、ピンク、オレンジ、紫、ケイムラ、クリアなどがある。いろいろな状況で釣れるエギが変わってくるので売場で色々想像しながら購入するのも楽しいものだ。

 

エギをそのまま使用しても釣れるが他人のエギよりもアピールするために、ボディにキラキラ光るアワビシートを貼ったり、イカの嗅覚を刺激するイカの好む匂いがするスプレーを使ったりと色々な手を使って「アオリイカ」を捕獲しよう!

 

アワビシート

エギのボディに張った後、剥げないように100均で透明のマニキュアを購入し塗りつけると良いでしょう!

 

スプレー

イカの好む匂いをスプレーで吹きかけることでイカにアピールして他の人よりも自分のエギにイカを振り向かせるのにオススメ!

放置しておくとボディが黄色く変色することがある。帰宅後にぬるま湯につけて優しく洗ってあげると良いですよ!

 

エギング必要グッズ

〇フローティングベスト

〇ギャフ

〇小継のタモ

〇締め具

〇デジタルスケール

〇エギケース・バッグ

〇エギスナップ

〇ランガンクリップ

〇歯ブラシ

 

エギングでのアオリイカの釣り方

 

エギをキャストしてまずは着底させる。底までエギを送り込んで着底するとラインの動きが止まるのでそれを見逃さない。着底後エギを跳ね上げる動作をシャクリやスラックジャークという。(こちらはネット検索すれば動画が紹介されているので確認ください)その後ショートジャークを行ってイカをおびき寄せエギに興味を持たせる。またその後フォールと言ってジャークの後にラインを張った状態でエギを沈めていく。(カーブフォール)またはラインを張らないで早くエギを沈める。(フリーフォール)

ジャークやフォールを色々組み合わせてイカを刺激してエギに飛びつかせる。(抱かせる)イカにエギを見切られないことがコツ!カラーを変えるなどローテーションさせたり、ジャークやフォールを駆使してイカに興味を与えさせる。また、飽きさせない、見切られないように人間が工夫することが大事である。イカはフォール中にエギを抱いてくるのでフォール中は集中してラインの動きを見ておきましょう。ラインが引っ張られたり途中で止まったりしたらロッドを大きく90度くらいに激しく立ててみましょう。これを合わせと言います。アオリイカが掛かるとロッドの穂先(先端)がギュンギュンと引っ張られるのでテンションを緩めずにリールを巻き取りましょう。まずは色々やってみることです。そして周りを見て他のアングラーさんがどのようなカラーのエギを使って、どのような誘い方をしているか観察して自分もやってみる。これが釣りをする上では大事なことです。慣れてくれば海中を漂うエギをイメージして色々と動かしてみましょう!