遡ること2年・・・。
「果たして、
今の自分に、
必要なのか・・・?」
2年前、
取り急ぎ必要性を感じていなかったにもかかわらず
購入した
アルデバランBFSXG。
フィネスの「フィ」の字も
知らないが
色んな妄想が膨らむ
2年間の熟成期間を経て
ようやく初おろしの舞台を踏む瞬間が来た。
今回は
小嶺インター店:病的な寒がりを克服した
千々和ガイドサービス
ルアスタ:宮崎生まれシーガイヤ育ち
黒住ガイドサービス
九州の店舗ではトップクラスに入る
経験値の持ち主のガイド2名に案内してもらう事に。
道中
本当にどうでもいい話に盛り上がりながら
あっという間に現場着。
入渓ポイントとやらで
これまたピカピカのウエダ―を身にまとい、
いざ魅惑のワンダーランドへ突入。
けもの道を抜けると、
そこにはマイナスイオンたっぷりの良いロケーションが広がる。
早速タックルをセッティングし、
徐々に釣り上がる。
川は危険が一杯という事は事前に確認済み!
※予習済み
移動の際は細心の注意を払う
※ここは我ながらフィネス。
しかし、
そんなにデビュー戦は甘くはなく、
「こんなに厳しいのも珍しい・・・。」
なんてことを
ガイドのお兄さんたちがザワツイテいる。
今日は青空の下で、川のせせらぎを聴きつつ、
分厚い肉とウィンナーをヨコザワテッパンして、
美味いコーヒーなんか飲んだりして、
自分の人生観なんか語ったりしたりして・・・・。
という夢は簡単に敗れる。
まあまあの雨に打たれ、
別の川へ移動することに。
そして、
プライムタイムは突然訪れる。
先行していた黒住ガイドサービスに
ピカピカのヤマメ!
ヌヌッ、なんとも美しい・・・。
「店長!
先行って下さい!!」
とは千々和ガイドサービス。
一番おいしそうな場所を譲ってくれるという
男気溢れる対応。
その
一投目。
岩陰から忍び寄る魚影!!
一瞬ロッドに重みが伝わるものの
フッキングに至らず・・・。
同時に突き刺さる
千々和ガイドサービスの視線。
「店長!
まだいます!!
そこの白い泡の中に
ピンで入れてください!!」
ヤマメは警戒心が強く、
ミスキャストは命取り。
当たり前な口調で
まあまあ難しい
要求が飛び交う。
後方からは
「そんくらいのキャスト、一撃で決めるやろ」的な
空気が包む・・・。
なんとしても釣らねば・・・。
そして
ドンピシャに決まった奇跡の一投。
その後訪れた
美しい魚体。
※写真の撮られ方に慣れてない・・・。
なんと美しい魚体。
その一匹との出会いが今までの苦労をかき消す。
その後は全員時折訪れる素敵な魚との出会いを愉しみ、
川を後にすることとなった。
~帰宅後~
今日の出会いに感謝しながら
道具をお片付け。
なんとも愛おしかったルアーは
岩にぶつけすぎて
痛々しい姿に。
そして、
リュックの底からは
今や遅しと出番を待ち続けた
食べるはずだった
分厚い肉。
残念ながら
家のフライパンで焼いて食べることに。
次回は
マイナスイオン爆盛で食べるという
新たな目標が出来た釣りとなった。