初めてのフカセ釣り! ①魚の特徴

皆様、こんにちは!

たくさん釣り隊、釣らせ隊です。

今回は、私が主に釣行しているフカセ釣りについて書きたいと思います。

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②道具について  ③仕掛けについて  ④エサについて ⑤釣り方について

フカセ釣りとは

エサを撒いて魚を寄せて浮かせ、ウキを使った仕掛けで魚を釣る方法です。

もともとフカセ釣りは

ハリにつけているエサ(ツケエやツケエサと言います。)

ハリ、糸の重さだけで

仕掛けを海中に漂わせて(ふかせて)釣る方法でした。

ですが、この方法だと近くの範囲でのみしかツケエサを

魚に届けることができません。

そこでウキを使ったウキフカセ釣りと言う釣り方ができました。

ウキをつけることで仕掛けを遠くに飛ばし、

流すこともできるようになり、広範囲を探ることができます。

今ではフカセ釣りと言えば、ウキフカセ釣りの事を言うことが多いです。

クロダイ、メジナ、アジ、イサキ、マダイ、青物など様々な魚が釣れますが、

クロダイメジナ一番人気のターゲットです。

クロダイ

地方により呼び名は変わりますがチヌと呼ばれます。

磯はもちろん漁港や波止、河口、砂浜など身近なところで

大物が釣れることが魅力です。

日本記録に迫る60センチオーバーも漁港や波止で上がっています!

メジナに比べると、潮の流れが穏やかな湾内などを好みます。

雑食性で海藻、貝類や甲殻類、大型になると小魚なども捕食します。

コーンやスイカなど意外なエサでも釣れます。

底狙いが中心となるので、

マキエは比重の高い集魚材を使い底に溜めるイメージで撒きます。

潮を釣るよりは、地形の変化を釣ることを意識しています。

底で当たることが多いですが、

瀬戸内や水深のある(10m以上)場所は、浮いてくることもあります。

年中狙う事ができますが、

中でも産卵に備える春の「乗っ込み」と呼ばれる時期は

大型が数釣れる可能性が高いです。

メジナ

地方により呼び名は変わりますがクログレと呼ばれます。

磯や波止、漁港などで釣れますが、

磯の方が型が良く、40センチ以上を釣るには磯のへ渡る方が確率が高いです。

一部を除く一般的な波止では、

30センチ前後までが釣れます。

産卵から回復した梅雨時期、産卵に備える冬が最盛期です。

メジナクロメジナ、メジナ、オキナメジナがいますが、

九州ではクロメジナ、メジナが釣れることがほとんどです。

そしてクロメジナ尾長メジナ口太と釣人の間で呼ばれています。

(ちなみにオキナメジナは

ウシグレやスカエースなどと呼ばれ、沖縄に多いようです。)

口太

潮通しの良い場所を好みますが、

尾長に比べ流れが穏やかな場所に多いです。

尾長に比べ遊泳力が弱いためか、

尾長よりも下の層でアタることが多いと感じます。

潮の流れが変化している所に集まり、チヌよりもマキエへの反応が速く

表層~中層でアタることが多いです。

雑食性で海藻、甲殻類などを捕食します。

旬は冬で寒グロ、寒グレと呼ばれ、脂がのり美味しい時期です。

尾長

口太に比べ遊泳力があり、より潮通しの良いところを好みます。

口太よりも浅い層で当たることが多く、口太よりも大型になります。

引きは口太よりも強く、歯がザラザラしているのでハリを飲み込まれると

ハリスが歯に擦れてバラす確率が高くなります。

口太と同じ雑食性ですが、肉食の傾向が強いようです。

旬は夏で夏の磯に尾長を求めて釣行する方もいます。

見分け方

口太との違いはエラブタを見るのが一番わかりやすいです。

尾長はエラブタの縁が黒くなっています。

そのほか尻尾の付け根は細く尾鰭は長い。

ウロコが細かい、厚みが無いなどです。

次は道具について書きます。

それでは皆様、良い釣りを!

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