皆さんこんにちわ！
横須賀の皆さんこんにちわ！！
三度の飯より釣りが好き～
横須賀大津店の興膳です！
川のぬしを釣り上げた千葉蘇我店のゴトゥ―店長より
バトンが回ってきましたので・・・
私ねじり鉢巻き隊興膳の渾身の『思い出の一匹』
お届けいたします。少し長くなりますがお付き合いください(笑)
今回のお話は私がねじり鉢巻き隊に入隊し
大物フリークになるきっかけとなった魚との出会いです
補足（ねじり鉢巻き隊とは、釣りをこよなく愛し純白のサロペットにねじり鉢巻きを身にまとった謎の集団・・・特に大物泳がせ釣りには目がないとか・・(笑)）
私の釣り人生、いや、私の人生そのものを変えてしまう
魚との出会いは入社後すぐに訪れます🐡
当時港南台店の店長代理を務めていた上野氏より
上『泳がせ行くけどあなたも行くやろ？』
興『はい！行きたいです！お願いします！』
この時私は泳がせ釣りのおの字も知らない新入社員
上『これとこれを買って仕掛けは自分で結べるように』
興『！？かしこまりました！』
当時渡されたハリスと針はこちら
いやいやいや
60号のハリスなんて初めて見ましたYO(笑)
なんでもイシナギというモンスターを釣りに行くとの事
やっとの思いで、手を傷だらけにしながら作った仕掛けを携えて
いよいよ人生初の泳がせ釣りへ出陣です‼
もちろん竿もリールも持っていなかったので
師匠上野氏からすべて無料レンタル
棍棒のような太さと重さの高級グラスロッド
リールには新品のPE12号がギッチリ巻いてあります（ここ重要です‼）
エサのヤリイカも何とか釣り上げ、さあいよいよ泳がせるぞ！！
とその時
周りを見渡すと何やら先輩方がタオルをねじねじ・・・
それを頭にギュッと縛ると目付きが変わります
(あ、これ私もやらなきゃダメなやつだ･･･！)と当時純粋な私もネジネジ
このネジネジのおかげか否か泳がせ一投目から竿が海面に突き刺さります
大物とのファイトも初体験の私は
竿を脇に挟んだまとてつもない引きに何とか耐えていましたが
痛恨のフックアウト･･･人って必死な時は声が出ないんです
仕掛けを回収すると親バリの石鯛針が伸びきってまっすぐに。
･･･え？石鯛針って伸びることあるの？
根掛かりだったのかな？おかしいな･･･
答えはすぐ帰ってきました
気合を入れた2投目、着底後、10m巻き上げたその時
ズドン！！！
！！！！！！！！！！
うぉぉぉーおおおおぅぉー！！！喰ったああっぁぁっぁあー！！！大興奮です
今度はしっかり腹に当ててファイト！！
しかしここで1つ目の試練発生
デカ当てが無いんです･･･
これが無いので
これが下腹部に突き刺さります
ギンバル丸出しで超大物とのファイトはアカンですよ･･･泣
お腹に穴が開いたかと思いました😆
（大物釣りの際は必ず準備しましょう！）
下腹部の激痛と超大物の引きに私も必死に応戦しますが
ここで2つ目の試練発生
ドラグをフルロックにしているのに糸が出ていくのです
出ないはずの糸が出ていくんです・・
このままでは引きずり込まれる･･･竿を手放してしまおうか･･･何度も頭を過ぎりました
そして最後の試練発生
私の後ろから怒号が聞こえてきます
何してんだ竿を立てろ！！早く巻け！！
糸無くなるぞ！！
船長ではなく、師匠上野氏からの激が飛び私はもう痛み所ではありません
何とか力を振り絞り竿を立てた瞬間
ばぁああちぃぃぃあーーん
けたたましい破裂音と共に新品のPE12号が切れました
･･･新品のPE12号ですよ！？
後に聞いた話ですが、船長曰く
3ケタは軽く超えてるモンスターだと。
ありゃ船で追わなきゃ取れねぇなと。
そんな魚が身近にいるんですね・・・トホホ😭
この日私はイシナギを釣ることは出来ませんでしたが
この経験、あの魚との出会いで私の世界は大きく変わりました
そしてその日のうちにねじり鉢巻隊の正装である純白のサロペットの購入を決めました（笑）
これが私の人生を変えた『思い出の一匹』です
釣れ上げることが出来なかった魚との思い出・・・
皆さんもあるのではないでしょうか🐟
長々と失礼しました。最後までお付き合い頂きありがとうございます。
新型コロナウイルスが収束し、笑顔の溢れる世界がいち早く訪れる事を切に願っております。
やまない雨はないと信じて、この難局を乗り越えて行きましょう！
次は金沢文庫店岡部店長にバトンを繋ぎます！
宜しくお願いします！