こんにちは‼
ルアースタジアム 光田です😆
お久しぶりのブログです🙏
いろいろあって約一カ月半振りくらい久しぶりに丸一日バス釣りに行けたので、今回はそちらの報告を👍
それと年内最後のブログになるかもなので、冬バスの攻略方法をちょっと濃厚に書きます‼
久しぶりのフィールドは山口県萩市にある阿武川ダム湖🛥
レンタルボートは阿武川ダム湖を管理しているLabuフロンティア協会さんにお世話になりました
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フィールドの状況としては、ダムサイト下流部にある水力発電施設の点検のため、満水近くなる例年の冬水位と違って減水期の夏の水位に近い状況
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朝の気温がマイナス3℃、日中でも10℃を超えないという冬仕様❄
水温は水量が多いため10~12℃と河川やため池に比べると比較的高い状況でした‼
通常のフィールドの場合、減水に比較的高めの水温というのは時期的にポジティブになる要素が多いですが、ハードベイト大好きな僕と阿武川ダム湖の場合は少し違ってきます😅
阿武川ダム湖に行った経験のある人はご存知かと思いますが、阿武川ダム湖は岸際でも10mを軽く超えるようなドン深リザーバーです‼
満水の場合は湖岸線の8割くらいの岸際は水深6mくらいまで枝振りの良いブッシュがあるので、冬でも冠水ブッシュにベイトが残り、良い場所を見極めてしっかり攻めるとシャローのビッグバスに出会う事ができる魅力的なゼロワンゲームができるフィールドです‼
ちなみに去年の冬水位はこんな感じです☃
例年の冬水位のバンク沿いのブッシュをハードベイトメインで攻めるゲームを期待して駐車場に着いたのですが、正直湖面を見てビックリでした(笑)
今回はこのブッシュ達は遥か頭上にあるという状況・・・😳
この減水に加え、季節柄連日水温も低下しターンオーバーも毎日発生しているため、メインベイトであるゴリやハス等の魚もディープへ移行するため、バス達も自ずとディープへという状況です🐟
それでもハードベイトで釣る事を諦めない男こと、私光田です😆
水温変動やターンオーバーといった”フィールドの環境要因でのプレッシャー”を感じている魚はバイト時に口を開かないので、口の中にルアーを入れないとフッキングが成立しないようなワームゲームは難易度が高いので、この時期は特にハードベイトをメインに組み立てます‼
というのは建前で、本当は単純にワーミングが苦手なのでこの時期の難しい魚をワームで喰わせるなんて事は僕にはできません👼
要するに選択肢がハードベイトしかないんです(笑)
そんなフィールドコンディションに少し落胆しながらも、「昨日はシャローでもディープでも釣れてましたよ」と管理人さんの声に背中を押され湖上へ🛥
ローライトの予報なので水温上昇はあまり望めないですが、11:00までは計画放水が行われる予定との事なので、午前中は水が動く本湖中心に立ち回り、朝の冷え込みが緩和される昼からは上流域というプラン👍
が、しかし
本湖でベイトの反応をほとんど得られず💦
ノーバイトで掴みきれないまま時間が経ち上流域へ💨
数日前の雪の影響か最上流の水温は10℃台と本湖に比べても低かったので、水温が落ち着くエリアまでUターン🛥
そして水温が落ち着くエリアを発見しベイトがちらほら映るエリアを発見したのでそこをメインエリアに👍
2つの筋が合流するインターセクションに絡む段々畑状の6~8m前後のディープフラット
減水や水温低下の影響で上流に居た魚達が落ちてきて、水流や水温や水質が安定し水深もあるため魚達が落ち着けるようなエリアです👏
まずはディープフラット側にボートポジションを取り、チャネルラインからディープフラット側に上げてくる軌道で、TNトリゴン70 [JACKALL]とパワーロール1oz [NORIES]のスローロールで攻める👊
※エビやゴリといった底生ベイトではなくワカサギやハス等がメインベイトの場合、水面やブレイクに向かって上げてくる軌道の方がバスがベイトフィッシュを追い込んでいる感覚になるのかスイッチが入る気がします。
これには反応しないため、次はチャネルライン側にボートポジションを取り下ろしてくる軌道で同じルアーをローテーションすると、湖底に沈むオダにパワーロール1oz [NORIES]がコンタクトした瞬間に待望のバイトがあるも乗せれず☠
バイトがあったのが、流れが通るチャネルラインではなくディープフラットの上で流れを避けれる場所だったので、流れを嫌っている上にルアーを追えない状況と判断し、昼ご飯を食べながら魚探掛けをして場を休める事に🕔
魚探でオダの位置を数か所確認したので、効率的かつ正確にコンタクトさせるためにボートでルアーを引っ張る『ドラッギング』を選択💪
魚探掛けしながらドラッギング用に組み替えたタックルを準備
ジャークベイト用に持ち込んでいたロードランナーLTT650MにPE1.0号×2ヒロを巻いたハイギヤのリールをセットし、ルアーはIN THE BAIT/BASS 18g [NORIES]🔥
クランクベイトのドラッギングよりスローに弱く引けるので状況にマッチしているかなという考えです‼
やり方は水深の倍くらいの距離を後ろ側にキャストしエレキパワーを2~3速でゆっくり進むというものです🎣
魚探掛けをして決めたオダにしっかり良いコースでIN THE BAIT18g/B [NORIES]を通すと50up含むナイスサイズが4連発💥💥💥💥
GoProでHitシーンとか魚体を撮影してたのですが、SDカードエラーで撮影したものが消えてしまい・・・この2カットしか残っていませんでした😭😭
こういったメタル系の釣りには根掛かりが付き物ですが、下の写真に載せているナス型重り10号にクイックスナップを付けた簡易根掛かり外し機のお陰でロスト0でした🤩
コスパも良く回収率も高く、オカッパリでも使えるので是非皆さん自作して使ってみてください☀
その後は、もう一度本湖に戻って要所を攻めるも不発💦
帰着時間を迎え、納竿となりました‼
冬のような偏った季節だからこそ、しっかりベイトと良いエリアとフィールドの状況を意識し、ルアーを正しくアプローチさえできれば連発するという事を身をもって体感できた非常に勉強になる釣行でした😆
こんな素晴らしい経験をさせてくれる魅力的なフィールドである阿武川ダム湖ですが、何がどうなって今の形になっているのかとバスフィッシングの今後について少し書きます✉
山口県萩市の行政機関が山奥に佇むリザーバーを観光資源として有効活用できないかという事で、現在管理しているLabuフロンティア協会の方と協力し合い地元の方も含めた協議の中でルールを制定し、バスフィッシングをメインとしたレンタルボート屋をオープンさせました。
まだ現在は試験運用段階でルールも日々練り直されながら、営業を続けられています。
釣り場が減る時は簡単に減ります。
悲しい事にその理由の殆どは釣り人によるものです。
ほんの小さな無秩序な行動が大きな事態に繋がります。
釣り場の閉鎖のニュースが増えている昨今において、阿武川ダム湖のように行政協力の元に新しい釣り場が増えるというのは非常に嬉しい事です。
特にネガティブなイメージを持たれる機会の多いブラックバスにおいて、こういったフィールドを一つでも増やしたい、そして守りたいというのが素直な私の想いです。
お客様から釣り場を尋ねられた時も、公に釣りを行ってよいとされているフィールドやきちんとルールが制定されているレンタルボート環境での釣り以外、私がオススメしないのはこういった事が背景にあります。
ブラックバスは、私が物心ついた20数年前にはどこでもいる一番身近なゲームフィッシュターゲットでしたが、あの頃と今は違います。
地図を眺めて草をかき分け新しい釣り場を探したのは昔の話で、スマートフォンの地図機能などの進歩から、秘密の釣り場なんてものは今や存在しません。
ましてや、そのどれもが国有・県有・私有のいずれかです。
どうか今一度ルールやマナーを意識し、「釣り場にお邪魔し釣りをさせてもらっている側」という認識を持って安全に釣りを楽しんでください。
最後に、少し早いですが年末の挨拶を・・・
ルアースタジアムに異動した後も湯川からわざわざ来てくれたお客様も新しくお声掛け頂いたお客様も皆様今年も大変お世話になりました。
もっと皆様の釣り欲を掻き立てられるよう成長して参りますので、新年もどうぞ宜しくお願い致します👍