決戦は金曜日!
遂にその日がやってきた・・・
ゴリエの鮎シーズンは9月25日をもって
終了する。
まだ時間はあるが、台風の影響で恐らく次の休みは釣りが出来ないであろう。
今シーズン最後の釣行で
何としても尺アユが釣りたいのだ!
前々回は良型が掛かったが
残念ながら28.0㎝と28.5㎝
そして前回
気合を入れたのが全て裏目に出て
ミスの連発!!
とても残念な結果で終わった。
さてこの決戦の日は如何に・・・
鮎の友釣りは循環の釣りと言われる。
釣った元気な鮎をオトリにして送り出し
次の野鮎を掛けなければ循環は出来ない。
つまり最初の鮎はオトリ屋で買って来ればよいがその養殖の鮎で野鮎を掛けなければ友釣りが成立しないのである。
この養殖鮎から天然鮎に如何に早く
入れ替えるかが鍵となるのだが、
この日は天候も良く条件は良いが
鮎からの反応が全く無いのだ。
因みに鮎が苔を食べた跡(ハミ跡)は
広範囲にあり、どこでも掛かりそうだが
そんなに甘くなかった。
9時前からお昼前まで頑張ったが
なんと1匹も掛からず・・・
移動
もはや大鮎を釣る為に
オトリ屋へおかわりしに行き
本命ポイントへ直行するも
こちらも反応が無い!
焦ったが、ようやく14時過ぎに待望の鮎からのアタリが来た!
絶対逃さまいと慎重に慎重にキャッチした。
写真は無いが25㎝程の丁度良いサイズ
背掛り鮎をオトリにし、尺鮎を狙う。
元気なオトリを泳がせるが、反応が無い。
先週尺鮎が上がったと噂のポイントだったが見切りをつけ、我が地元の大鮎ポイントへ移動する。
だが先客が入川されており、悩んだ末
7月に中ハリスを飛ばされたポイントへ移動。
そこに着いたのは、太陽が山で隠れ始めた4時頃だった。
いつもは川から上がる時間ではあるが諦めるわけにはいかない。
いつも必ず掛かるポイントへ直行し
開始1分でヒット!!させた。
時間がないので写真は撮らず、掛かった鮎をすぐに送り出す。
すると活性が高いのか再び良型の鮎が掛かる!!
この鮎を下流の大鮎ポイントへ持って行き大鮎の居そうなポイントへ泳がせるが掛からない。
時計を見ると17時前になっていた。
終わった・・・
と諦めかけたが、更に下流に行った事のないポイントが目に入った。
往生際悪く下ってみると雰囲気は
良さげで、一番元気なオトリを対岸際を
泳がしていると、急にオトリが流れに
負けるかのように下流へ落ちた。
『エビった?』
回収しようと竿を立てると、
なんと鮎が掛かっている。
こちらに寄せようとするが全く寄ってこない。
しかも流れに逆らい上流に上ったり、下ったりゴリエの頭の中に前回の釣行時の大物バラシが脳裏によぎる。
なかなか強引なやり取りが出来ず
確実に取れそうな対岸に渡り
何とかタモに収めることが出来た。
体高のある立派な鮎で最後の最後に尺鮎を手にしたか・・・
ひとまず元のポイントへ戻り
もう一度違うオトリを泳がせてみる。
すぐに鮎からの反応があった。
だが簡単に寄ってきた。
25㎝も無さそうな鮎だったが
それをすぐ泳がせると
再び当たりがきた!
目印が先程の鮎と同様に走るような当たりだった。
同サイズかと思ったが対岸に突っ込むような強烈な引き、今回は強気なやり取りでこちらに寄せてきた時
一瞬魚影が見えた!
『デカい!!』
思わず叫んでしまった。
針が口掛りしていたこともあり
先程の背掛りの鮎とは違い
短時間で勝負はついた。
この魚も体高のある見事な魚体だった。
早く帰らないと・・・
鬼嫁の怒る姿が目に浮かぶ。
車に戻り2匹の鮎を急いで計測すると
最初に釣った鮎が29.0㎝
最後に釣った鮎がなんと30.3㎝の尺ピッタリの
念願の尺鮎であった。
最後まで諦めず頑張った甲斐があった。
これでゴリエの大好きな鮎釣りの幕が閉じたが、とても良い記憶に残る釣行となった。
まだ禁漁になっていないが、早くも来年の鮎釣りシーズンが楽しみである。
今回記念すべきメモリアルフィッシュを釣った
のでカッコよくブログを書いてみました(笑)
鬼嫁様にも自慢の魚を釣った事を報告すると、
尺鮎も見てくれず、完全に無関心であった(笑)
チーン😭 完