皆様こんにちは!
アフター・カスタムマイスターの石山です!
今回は、23ヴァンキッシュの
オーバーホール!!
というかオイルチューン!
どこをチューニングするのかというと!
全部!
すでにノブやラインローラーなんかはチューンされてますが、気にせず行きましょう!!
今回求める性能は、
感度!
感度!!
感度!!!
なので、極力ノイズを少なくしつつも、
軽巻き系の巻き心地を目指します。
※今回、殆どのベアリングにオイルを使用しますが、
本来はグリスを入れるべき箇所なので、
誤解の無いようお願い致します。
まずは、パパっと出来るハンドルから!
ノブの分解方法や、調整方法は前回のルアスタ工房で
詳しく説明しているので、こちらのリンクを参照ください。
で、全部ばらばらにして、しっかり脱脂します。
今回は、ノイズを出さないギリギリの軽さを目指すので、
グリッチオイルの中粘度オイル「ロサ」を使用。
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使用する量はベアリング一個に対して半滴程。
シャフトやシム類の表面にも薄くなじませます。
ノブの内側も綿棒を使って薄くなじませます。
そこまでやったら、あとは組み上げて
回転にガタやノイズ、抵抗がないか確認!
満足いくまで調整して下さい!
満足出来たら、ハンドルは終了!
続いては、スプール周りです!
スプール分解時の注意点や手順はコチラ
バラバラにしたら、ハンドル同様、脱脂して下さい。
ドラググリスですが、エステルの細糸を使用する為、
今回はMTCWさんの「DG-02」を使用します。
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シマノ純正グリスと、MTCWのDG-01と迷ったのですが、
7ft超のアジングロッドに合わせるし、竿のテーパーに対して…
…長くなりそうなのでやめましょう。
ドラグパッドにはこんな感じでぬりぬりします。
たっぷり付けて頂いて大丈夫です。
フェルトに塗り込んで、余った分はスプール側に薄くぬりぬり
ドラグパッドを上から挟んでる金属パーツにも
薄くぬりぬりして下さい。
そこまで出来たら、続いてベアリングに…
グリスか、オイルか……
選ばれたのはオイルでした。
これはグリッチオイルの超高粘度オイル「EVO-500」
通称はちみつ
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グリスと比べてベアリングのボール一個一個に
まとわりつくようなフィーリング…
………好き。
おっと、変態が出てきましたね。
そんな変態は放っておいて、組み上げましょう。
すると残るは、ローター周りとボディだけ!
長くなるので、今回はこの辺で!
次回はメインシャフト・ローター周りのチューニング
更新をお楽しみに!
※リールのカスタム・分解は自己責任でお願い致します。
余談ですが、
ドラグノブ、全部一緒だろ?
と思ってるそこのアナタ。
私もかつてはそうでした。
バラしてみるとこんなにもパーツが。
特にこのバネ。
このバネでドラグの性能が…
これ以上は、書いたら怒られそうなのでやめておきます。
どうしても知りたい方は、こちらのイベントで詳しく解説します。
9/16(月・祝)13時~
当店アフター-カスタムマイスターによる
「オーバーホール実演会」
開催致します!
13時からは、岡井マイスターによる
メタニウムのオーバーホール実演会!
私は15時から今回のブログでチューニング真っ最中の
ヴァンキッシュのオーバーホール実演会を行います。
勿論、開始前に触り比べて頂いても結構です!
参加費は無料となっておりますので
お時間に余裕のある方は、是非ご参加ください!
岡井マイスターと私で、それぞれ50~90分程を目安に
たっぷりとお客様のご質問にお答えしながら
オーバーホールの実演を行う予定です!
また、近くで作業をご覧いただく為にも、
先着10名様のみの受付となります。
事前のご予約が必要です!
お電話でも予約を承れますので、参加をご希望のお客様は
当店までお気軽にお問い合わせ下さい!
【ポイントアフターカスタムマイスター2024】
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