おかっちの釣りブログ【チヌ釣り研修編】

皆さんこんにちは😎【24チヌ山口】

 

宇部小野田店のおかっちこと岡田です😎

 

 

本日はマルキュー様主催の「チヌ釣り研修」に参加したご様子をお伝えしたいと思います!

 

 

 

なんと今回のチヌ釣り研修、あの大知昭さんと百合野崇さんが講師となり、チヌ釣りの基本をレクチャーして下さるという、大変豪華な企画となっておりました。

 

 

 

 

研修のテーマは「オキアミを使用しないフカセ釣り」!!!!(???)

 

 

 

 

固定観念というかルーティーンというか、私自身オキアミを使用しない状況というものは全く想像の外であり、同時に非常に興味のある釣り方でもあるなと感じました。

 

 

 

考えてみれば、百合野さんがご説明されていた通り、釣り上げたチヌの腹から出てくるのは大抵が麦やコーンなどの「底まで到達するエサ」であり、オキアミの優先度は思った以上に低い(状況による)のです。

 

 

 

 

 

 

しかし、「繋ぎ」のないハンバーグを焼き上げるのは至難の技・・・

 

 

 

 

 

 

オキアミを使用せず固め、練り上げる撒き餌は「オキアミを使用しないフカセ釣り」を成立させるもっとも重要な点と言えるでしょう。

 

 

 

そうこう考えているうちに研修はスタート。

 

 

 

先ずは百合野さんが撒き餌の混ぜ方を実演し、そのノウハウを共有して下さいました。

 

 

 

曰く、ポイントは「水を投入する前にいかに均等に混ぜておくか」であると言います。

 

この工程を怠ってしまうと撒き餌の中に異なる比重の部分が点在してしまい、撒き餌の際にばらけたり、ヒシャク離れが悪くなってしまうという問題が発生してしまいます。

 

チヌフカセにおいて撒き餌は常に一点に溜める事が鉄則である為、この工程は釣果に直結するものであると言っても過言ではありません。

 

 

 

汗をたらし、息が上がってでも丹念に撒き餌を混ぜる百合野さんの姿からは、その工程の意味と重要性を十分に理解できる明確な「意思」を感じさせられました。

 

 

 

 

 

 

 

一方の大知さんも基本の作り方は百合野さんと同様の工程を辿っていましたが、彼のマキエづくりに特筆すべきところは加水後の「踏み固め」であると言えます。

 

 

ただ均等に混ぜ合わせ、任意の硬さになるまで加水するだけでなく、最後に手で押さえて強力なプレスを撒き餌全体にかけ、「撒き餌の空気を抜く」という事をなさっていました。

 

 

 

 

なるほど、幾多の釣り場を制してきた超遠投をはじめとする撒き餌ワークは、この「硬さ」「重さ」が土台となってチヌを寄せていたのだという事を理解する事が出来ました。

 

 

「一体どれほどの硬さなのか」

 

 

 

考えを巡らせていた矢先に大知さんがおもむろに撒き餌を握りしめ、そのまま地面へそれを放ったのです!!!!

 

 

 

 

「いや砕けるでしょ、普通。」

 

 

 

 

予想とは裏腹に、なんと撒き餌はコンクリートへの衝突をもろともせず、落下後も原型を保っていたのです!!!!!!

 

 

 

「粉からスーパーボール作ってはるわ・・・」

 

 

 

 

撒き餌の作り方一つにしても、我々一般人とプロとでは、こうまで差が出るものなのかと感心してしまいました。

 

 

 

「重さ」を最優先する彼らにとってはもはや「繋ぎ」は不純物なんですね😲

 

但し、あの重さをMカップ以上の柄杓で投げるのはもはや不可能です。

Sカップかつ長い柄杓でしなやかに重みを扱う技量が無ければ実現する事の無い撒き餌であるともいえるでしょう。

 

「繋ぎ」を使用しないという事にはそれほどまでの意味が込められているのです。

 

 

 

 

 

撒き餌づくりが終了し、次に行われたのは「練り餌」の作り方。

 

 

 

 

私は普段、ケバケバが立たない程度に練り込んで、必要に応じて加水する方法で使用していましたが、お二人は準備の段階で限界まで加水して「伸びる」練り餌がベストであるとご説明されていました。

 

 

 

どれくらい伸びるかというと、あの“練って食べるお菓子”の一歩手前くらい伸びます。

 

 

 

 

 

 

真偽は定かではありませんが、私の考えるメリットとしては「針外れの良さ」と「比重」であると考えます。

 

 

 

 

トップトーナメンターは時間の都合上、すべての準備を完成させてから釣り始めるため、あの練り餌の柔らかさは「完成系」であることに留意しなければいけません。

 

 

 

練り餌の過加水は後に引けないので、慎重に、かつ自分に合った水分量で調節することをおすすめします!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

興味深かった事は練り餌を組み合わせて使用する理由です。

 

 

 

百合野さん曰く、マーブルにしたりブレンドしたりするのは、チヌが「変化に興味を示す魚」だからだといいます。

 

 

チヌの食性上、様々な方法を試し、自分だけの正解を見つけ出すことが大切なのだと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、大知さんは練り餌に加水する代わりに「チヌにこれだ」を投入し、最強の練り餌を作っておられました😮

これも一つの選択肢。是非一度お試しください😃

 

 

 

 

 

 

 

 

また、オキアミの持つ集魚力を補うために、「ムギコーン」や「MSP」、常温の「地アミ」(アミ姫など)を必要量混ぜ込むのも効果的であるとご説明がありました。

 

 

常温でいつでも使用できるこれらのエサは、「いつでも竿を出せる機動力」、「誰でも簡単に使用できる手軽さ」など魅力的な面にあふれています。

 

 

 

 

「スマートなフカセ釣り」という新たな時代が到来する予感がします。

思い立ったらフカセができるってめっちゃスマートですよね😎

 

 

今回研修で使用したエサがコチラ👇

大知昭さん、百合野崇さんのお墨付きですよ!!!

 

 

 

 

 

 

その後はそれぞれが実釣に移り、仕掛の投入や撒き餌ワーク、魚とのやり取りなど、様々な事柄を勉強させて頂きました。

 

 

 

 

私岡田も何とか一枚チヌをキャッチし、知識を実践に移すことが出来ました!!

 

 

 

 

 

 

 

今回の経験を売場でも生かし、より多くのお客様にチヌフカセを楽しんでいただけるように、プロから授かったノウハウを共有していきます!!

 

 

 

 

 

 

それでは次のブログでお会いしましょう!!

おかっちでした😎

 

 

 

 

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