現行STEEZ661MFB-SVウェアウルフのテーパーを愛し、BA-LTD661MRB-02ウェアウルフの超絶感度で覚醒したアングラーに送るヘビーダウンショット(=ヘビダン)スペシャリティーがRD681M/MLFB。「水中の情報を何より正確かつダイレクトに伝えるこの能力は一度体験したら、もう離れることはできない」ーかつてBA-LTDモデルを主軸に07オールスタークラシックを圧倒的スコアで征した橋本卓哉は、さらなる超絶感度を身に付けたSTEEZ RACING DESIGNに早くも執着を見せている。開けてはいけないパンドラの箱を、橋本は再び開けてしまったに違いない。代々続くウェアウルフテーパーとは、超高弾性でありながら軽負荷ではファスト、高負荷ではパラボリックにベンドする独自のテーパーを示唆。モデル表記が指すのは、ティップがM、バットはML。スティッフなティップはスタックをかわし、その高い感度で地形を把握すると共に、素直に入り込むベリー バットはライトラインでも確実に仕留めることを可能にする。極端なテーパーを作らずとも適材適所に超高弾性を配置することで完遂するマテリアルサイエンスの結晶がそこにはある。「5gヘビダンと同じ操作性が、4gで可能。10gと9gの場合に比べ、その1グラムの差は確実に大きい」幅広いウェイトに対応しながらも、特に軽量クラスではSTEEZ RACING DESIGNならではの特性が際立つと赤羽修弥が語れば、同じく霞ヶ浦を主戦場とする草深幸範はこう続ける。「シーズン明けに久々に手にして再認識する鋭い感度を、ハイシーズンの最中に、それも常に感じることができる。」DAIWAWORKSプロアングラーの間で常に語られるのが『SVFcompile-X症候群』という慢性的な病。超高感度がもたらす職業病は、STEEZ RACING DESIGNによってさらに深刻化しそうな気配すらある。(4960652026871)