DAY1の続きになります。
焼肉をした後、長距離運転の疲れから21時過ぎには二人で爆睡・・・(˘ω˘)
午前3時過ぎ・・・
2人とも波が絶対来ない高場で寝ていた為、額に冷たい感触に一瞬で飛び起きた私
しかし波は穏やか・・・
空を見上げると
雨・・・(´・ω・`)
男女群島は天気予報が全く当てになりません。
相方もほぼ同時に起きました。
雨に安堵し、相方は雨と認識した後寝袋に包まりすぐ寝ましたが、私は完全に起きてしまったのでそのまま日の出を待つことに。。。
電波が無い場所。
徐々に雨と朝冷えから来る体力の消耗を感じながら助けも呼べない不安と戦う3時間は精神的にもキツく、居ても立っても居られなくなり音楽を流し、かなり早い朝ごはん(サッポロ一番の塩ラーメン)で現実逃避。
磯釣りにおいて睡眠時間の不足は手足の感覚を狂わせます。
ただでさえ不安定な足場。
傾斜に滑りやすい足元。。。(´・ω・`)
そう!
命に関わってくるのです。
前編でも言いましたが、怪我や滑落、落水したら電波が無いため助けも呼べません。
もし、奇跡的に無傷で落水したとしても海流の速さで流され、低体温症で徐々に体力を奪われながら・・・・( ^ω^)・・・
そうならない為にもしっかりと下調べをしてどういう地質でどういった装備が適しているのか。
事前に確認し、準備しておくことが大切です。
分からなければ私にお尋ね下さい!
丁寧に説明&ご提案させていただきますよ( ´∀`)bグッ!
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そんなこんなで冷めた体にサッポロ一番の温もりで体力の消耗を防ぎつつ、歌って精神面の回復をしました。
日の出前から投げ続けますが前日のパターンは壊滅。
トップにも無反応。
潮もスカ潮でベイトっ気も皆無。
朝の見回りで瀬替えを選択。
しかし男女群島と言えど東面は前日からの東風爆風で時化ており、渡礁不可能。
他の渡船屋も3隻いますので乗れる瀬が無い事を説明され上げて頂けたのは少しワンドになっており、岸から見える範囲水深3~5m程のドシャロー帯・・・・・
しかも高足場で海面から6m程。。。
男女群島遠征強制終了ォォォォオオオオオオ!!!
(ノ・ω・)ノオオオォォォ-
のお知らせと共にホタルの光が脳内で流れました。
アリガトウゴザイマシタ—
半ば、絶望しながら広い磯だったので下見とテント張る場所探しから始めました.
この瀬からもう一人加わって3人で釣りする事になるのでお互いどの立ち位置でやるか相談もしながら見て回るも、どこもドシャローのスリットが入っていてランディングするにはかなり厳しい。。。。
3人全員が絶望感を持ちつつも絶対に口には出せなかったあの光景は一生忘れる事は無いでしょう。。。www
各自場所を決めて下見も終え釣り開始。
全員トップからチョイス。
上潮もスカスカ。
魚っ気も皆無。
朝から降り続く雨。
風裏で無風。
ドシャロー。
高足場。
いつ切れてもおかしくない集中力。
先にトップを止めたのは私。(^_^)/~ムリムリ
ジグタックルを手に
血迷ったのか。
と言わんばかりの同行者二人の目線。。。
悔しさと希望を込めて
フルキャスト!!!
120m程先の沖合に着水し、ベールを起こしフリーフォール。
フォール中にこれまでの出来事を思い返す・・・
高いお金と時間、期待して来たもののいいポイントには上がれず、湾奥の待避所みたいな磯
ネガティブな事を考えていましたが、ふと我に返ると一向に着底しない撃投ストライクの125g ピンクグロー
一回、回収してもう一度投げ直し着水と同時にカウントダウン。
1
2
3
4
5
・
・
・
15
16
17
18
トン・・・。
18秒ちょいでやっと着底
おやおやおや!?!?!?
スカ潮という事もあり水深は約20mと判断
スリットでたまたま深い所に入っただけなのか?
と思い、立ち位置を変えたり、扇状にキャストしていると多少の誤差はあるものの沖は20m前後ある事が判明!!!!!
しかも岸から5~60m先でかけ上がりが終わってドシャローになっている事が分かりました。
すぐさま仲間に報告し5~60m先から緩やかに深くなるブレイクラインがあるよと・・・
そして沖の中層で若干潮が効き始めた時にHIT!!!!!
60cmのスマガツオでした
一気に上がるテンションと期待値。
同行者二人もジグを投げ始める。
届かない距離の沖ではベイトボールとボイルが起き始めていました。
力の限りフルキャストしボトムを取りしっかりシャクる。
心地いい抵抗感になったら横シャクリに変えなるべくいい層をキープしていると
ゴンっ!!!!!!
スマらしいひったくりと初速の速さで横に走る魚
魚の様子を見ながら60m先までは優しくファイトし、60mを過ぎたら巻取り重視でのゴリゴリファイト!!!!
スマならジェットスキーになりますがこの魚は手前や左右に走りたがり、時折首振る・・・
寄せるとカツオではなくヒラマサでした!
瀬に向かおうとしてたので、同行者にランディング手伝ってもらいそのまま強引に陸へ!!!
しゃぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!
ドン‼‼‼
ヒラマサ
しっかり測りませんでしたが70ちょいの綺麗な個体でした。
キャストを繰り返してると今度は中層からのフォール中にヒット!
これはスマだ!
水面を走らせてると左側でやってた同行者の一人が
めちゃくちゃでかい!!!!ヒラマサ!!!!!
足元足元!!!!!
同行者がプラグを通しますがフル無視。
(インスタ 米子皆生店のアカウントで近日動画公開予定です)
そのままスマを足元に寄せてくると2匹の巨大ヒラマサがカツオに猛バイト!!!
狂ったヒラマサはそのまま逃げるスマを追い掛けて足元で生きるか死ぬかの攻防が・・・
食物連鎖が全て丸見えの高足場で少し泳がせると弱ってきたスマが瀬に隠れる瞬間、ヒラマサが先回りし瀬の陰から頭側に周り込み60cm程のスマを頭から丸呑み・・・・
渾身の力でフッキングを決め一気に瀬に行く巨大ヒラマサ・・・
20kgは超える巨体
ここで勝負は出来ないと瞬時に判断しサミングを強めにかけながらベールフリーに・・・
一気にスリットを縫う様に走り、沖に向かう魚
60m程出した地点からベールを戻し、もう一度巻き合わせを入れてファイト開始!!!!
凄い力でしぼられましたが耐えられる!
と思った瞬間スマの重みだけになり弱々しく引くカツオ・・・
どうやら吐き出したようです
軽く水面に上げて来るとまだ追い掛けて来てる!!!!
少し自由に泳がせると沖目で個体が飲み込んだのを確認し、全開でフルフッキング!!!!
先程よりも凄い引きに少し大きい方が喰ったのだと認識。
ポンピングしようにも耐えるのが精一杯
竿がバットからぶち曲がり
リール直11kgに設定したドラグが面白いように出される。
もう一人の同行者が私のライジャケの首を掴んでくれて背中を預ける
気持ちで負けるかと
ぉおおおらぁぁぁぁぁああああああ!
と叫びながら
止まらないスプールを手で徐々に掴みハンドドラグ。
止まった!!!!!沖で激しく首を振るヒラマサに負けてたまるかとゆっくり確実に全身を使って
寄せる・・・
寄せる・・・・・
寄せる・・・・・・
我慢していたドラグがまた出され回収した分がチャラにwww
テンションを掛けつつ巻ける時に巻いて耐えてを繰り返してるとリフトした際に
ブチっ・・・( ^ω^)・・・
巻くとルアーの重みがあるのでアシストライン(針のヒモ部分)が切れた・・・
前日から散々魚を釣っていたので仕方ないですが・・・
負けた・・・
ツイン針で自作で作っていますが一本は切れ、もう一本は伸びていました。。。。
針は
ジガーミディアム チェイス 6/0
を使ってます。
その後65cmのスマを一本追加し2日目は終了しました。
3日目
瀬替えし、ストライク中心に探っていくと・・・
スマとアカハタ
ただ巻きでフエフキ系が釣れました。
日中は
ブルピンゼブラ
強いです!!!!
そして時間が来て回収となり、無事山陰へ帰宅しました。
磯の装備でお困りならスタッフ川瀬が居るポイント米子皆生店へ!!!
磯釣りでしか味わえない魚や景色がありますよ!!!!
ルアーの種類や状況毎による魚の探し方、
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その他にも青物の事ならお気軽にお声がけください!!!!
ではまた。。。。