こんにちは🌈
ルアースタジアム 光田です❗❗
前回のボートロックの釣行から2週間くらい釣りに行けてなくて、気付いたらエアキャストやエアフッキングをいているという禁断症状が出てしまっていた所に夏の終わりを告げる台風上陸のお知らせ⚠
夏の太陽光で高水温かつ溶存酸素量低下といった状態になっていたフィールドに、台風がもたらす大雨と強風がフィールドコンディションを一気に変化させます
そして、ダム自体の流入量と放水量の増加による流れと濁り
こういった劇的な環境変化のタイミングこそビッグフィッシュのキャッチ率が上がるタイミングです❗
経験上55cmを超えていてかつコンディションも良いスーパービッグは普通の日じゃまず喰わない(喰わせられない)と思います
特にハードベイト大好きな自分にとっては、””流れ × 濁り × ベイト””は必須です❗❗
という事で、このチャンスに普段なかなか行く事ができない60cmOVERロクマルを現実的に狙えるフィールドに久しぶりに行って来ました🎵
「初のロクマルはハードベイトのイケてる釣りで達成したい」というワガママな夢にチャレンジできる人生でも数少ないチャンス✨
荒れ模様が収まった昼前から出船🌞
上流を目指しながら、チャネルライン隣接のバンクに溜まったゴミ溜まり撃ち
カバージグやメタルワサビ―27g(NORIES)を使ったカバーメタルで可愛いサイズ~レギュラーサイズが連発🍒
夏から秋にかけての一等地となるチャネルラインに対して垂直に張り出した湖流が当たる岬にエントリー
そこでビッグフィッシュに絞った釣りをするも、ダイラッカ38g(NORIES)でも~レギュラーサイズまでしかキャッチできず
湖流が当たる側の一番落差のキツい7~8mから20mくらいに一気にドロップする地形を探っていた同船者がリバンドスティック7inch(deps)のフリーリグで本湖回遊系の56cm2500gのビッグフィッシュをキャッチ👏
その後は反応はあるものの、ビッグフィッシュ連発とはならず魚も深く難易度の高い本湖の魚に一旦見切りをつけ、夕方にあわせ上流域へ移動
道中は今回の台風で流れた流木が大量に溜まっており、一寸法師スタイルで流木をかき分けて上流域へ💦
期待通り、流れと濁りがガッツリ流入していてイイ感じ💕
反面、水温はかなり落ちていて流木群の手前側と比べても8℃くらい低い状況
それでもコンディションも良いスーパービッグは関係なくフィーディングしている事が多いので、水温は気にせず攻めます
最上流域への道中にある岩盤や大岩のヨレにスクーパーフロッグマグナム(Bottomup)×フットボールヘッド1/2oz(RYUGI)のストでアプローチ
流れが強く当たる岩と岩のスリットで40cmくらいのレギュラーサイズがヒット🐸
同船者もほぼ同じタイミングで同条件のヨレでマグナムクランクで50cmオーバーのビッグサイズをヒット💥
ランディング時に💩をしたので、観察すると明らかに甲殻類を捕食している色と匂い・・・
歯も鋭く体色も黄色味が強いので、甲殻類喰いなのはほぼ間違いないと確信🍤
※💩は魚食性が高いと白っぽく、甲殻類喰いだと黒っぽくなります。あわせて体色も変わります。ちなみに水辺にいるサギの💩も同様に色や匂いが変わるので、ベイトを探す指標になるので良く観察しています
上流域×岩で甲殻類といえば、サワガニ❗❗
スクーパーフロッグマグナム単体のストより強くよりスローに、かつサワガニが水中に落ちた時のアクションに近付けられるように水押しが強くバタバタさせながらスローフォールさせられるルアーとして閃いたのが、コレ✅
シングルコントロール5/8oz(NORIES) × スクーパーフロッグマグナム(Bottomup)
※バランスが悪かったのでフロントの腕はカットしました
一見ヘンテコな組み合わせを岩と岩のスリットにキャストし、岩の下のエグレまでスローフォール
その数投目・・・竿先を引き込むような激しいバイト🎉
ルアーがぴったりハマった象徴となる深いフッキング💯
💩と魚の観察からベイトを予想し、そして閃きでルアーを選び辿り着いた50cmオーバー❗
経験と感性が釣果に結び付くこういった瞬間が、一番釣り人として一ステップアップできたと実感します🚩
その後もう一本同様のサイズの反応があり、惜しくもバラしてしまいましたがサワガニ喰いへのアプローチも決まり満足❗
そして、いよいよ総本山となる最上流へ⏫⏫⏫
流れ・濁りは申し分ない状況、あと必要なのはベイトの存在・・・
晩夏から初秋の上流域の代表的なベイトと言えば、鮎(あゆ)❗❗
インサイド側に苔を食みに遡上してきている大小様々な鮎がちらほらピチャピチャと👀
濁り×流れ×ベイトが揃ったこの状況🔑
こうなると後は、エリアの一等地に最適なルアーを丁寧にアプローチするだけ
夕方でエリア全体が日陰になり、強い流れと濁りという事でルアー選びにおいて優先すべきは、シルエットよりも波動
チョイスしたのは、大好きなマグナムクランク
ショットストーミーマグナムTDM(NORIES)
最上流から数メートル下の強い流れがぶつかる大岩と大岩の隙間ひとつひとつの最奥にキャスト&リトリーブ
隙間からルアーが飛び出た瞬間に、竿を強引に曲げられる強烈なバイトとトルクフルなファイトが開始❗
流れに乗って加速しながら大岩と大岩の間を走るバスに逆らわず、丁寧にファイト氏無事ハンドランディング🎯
””流れ × 濁り × ベイト””の要素が全て集まったエリアで大好きなマグナムクランクで手にした55cm2580gのスーパービッグ
かなり嬉しい魚ですが、余韻を感じつつロクマルを狙いに来ているので気持ちを切り替えて次のキャストへ
最上流の中でも限界点となる岩と岩が重なる激流の瀬の落ち込み・・・
このエリアで一番デカいヤツが居るなら絶対にココというピンスポット
落ちてくるベイトに狙いを定めているはずなので、ショットストーミーマグナムTDM(NORIES)を瀬の上にキャストし、瀬の下に落としてからクランクのブルブルを感じながら早巻き
ブルブル・・・
スカッ・・スカッスカッ?・・・??
竿先に伝わっていたマグナムクランクの振動が突然全く伝わらない・・・!?
自分の中では忘れらないトラウマになっている2020/09/25阿武川ダムでの釣行
今回同様の鮎パターンでロクマルクラスをマグナムクランクで掛けた時、マグナムクランクの振動が消えハンドルが数回転空転した後、バットまで一気に曲がる台とが始まった記憶
マグナムクランクをすっぽり丸飲みされた後ボート際でラインブレイクされており、脳裏に焼き付いている衝撃のバイト
そんな過去のトラウマのフラッシュバックと同時に反射的にフッキング
先ほどのスーパービッグより更に重く速いファイト
無理にダッシュを受け止めてラインを岩に巻かれると一瞬で切られるので、岩を避ける事を最優先に多少のラインの擦れは犠牲に一旦流れの少し緩い下流に走らせる
ゴボゴボッというビッグバス特有のエラ洗い
その最中、口の中にすっぽり入ったマグナムクランクを目視
やはりあの時と同じ喰い方をしている・・・
ハンドランディング時に口を掴めず、アタフタしている所を真下に突っ込まれラインブレイクしてしまったあの日・・・
悔しくて、バラしてもバラしてもハンドランディングの練習をひたすら続け、この瞬間に備えていた4年間
下顎と腹を両手でしっかり抱え、無事にランディング🎉
握りこぶし程の大きさのクランクベイトをすっぽり丸飲み💦
ドキドキしながらフックを外す・・・
コレはもしかしたら・・・
惜しくもロクマル達成とはならず上顎で56.5cm下顎で57.5cmくらい😭
それでもウエイトは2600gOVERと迫力満点の魚体、そして大好きなマグナムクランクの釣りをしっかりハメた達成感に思わず声が出ました😍
何より4年前のロクマルばらしのトラウマから練習を重ねて、しっかりキャッチできた事が素直に嬉しかったです⭐
イケてる釣りでロクマル達成という夢は持ち越しとなりましたが、55up2本50up1本をイケてる釣りでキャッチできた大満足な釣行でした😄
またチャンスがあれば、ロクマルチャレンジしたいと思います🤗