大砂の釣行毎一尾への道(北九州船釣り部ヒラメ釣り編)

大砂の釣行毎一尾への道(北九州船釣り部ヒラメ釣り編)

投稿日 2017年07月28日
投稿者 ポイント小倉赤坂海岸店 大砂
みなさま、こんにちは~赤坂海岸店の大砂です。

今回は、北九州のポイント船釣り部創設と相成りまして、第一回目はアジを泳がせてのヒラメ釣りに行ってきました。
釣り部部長の永松代行、小嶺店桑野さんと私の3名です。
本来なら、毎年息子との釣行に出かけるのですが、今回は部活動が忙しいので次回に延期。
今回もお世話になるのは、下関漁港から出船の「英光丸」様です。
この時期はいつも船長から「アジがあまり釣れない・・・」か「ヒラメの食いが悪い」のどちらかで、それでも何とか結果が出ていたから、船長の言葉はあまり信用してません(笑)
今回は、「アジは釣れてる!でもヒラメがあまり調子が良くない」との事。
エサとなるアジが良いなら、一安心です。
何と言っても、船から狙うヒラメ釣りは、エサとなるアジの確保が第一優先なんですから・・・
しかもこのアジ釣りが最高に楽しい。
型良し!引き良し!食べて旨い!
型の良いアジをエサにする程、良型のヒラメに出会える気がします。
ほぼ、このアジ釣りで半分以上充実感を得てます・・・個人的な思いですが・・・

船から狙うヒラメ釣りと言うと、よく聞くのが・・・
「ヒラメ40」・・・
これは、エサアジを捉えたヒラメが、アジを食い込むのに40秒待て・・・という例えで、即合わせは禁物という事なんです。
しかしながら、私が経験してきた玄海でのヒラメ釣りでは、そんな余裕は余りないかと・・・
竿先がクンクンしてるかな~と思ったら、いきなり竿先がズコーンと海面に突き刺さってる事が殆どなんです。
しかも、エダスは長くが基本ですが・・・
私の仕掛けは、毎回こんな感じです↓


エダスの長さが40~50cm
オモリから親子サルカンまでは15cm前後
しかもハリスが16号を使用。
市販の仕掛けとは、まったく正反対なんです。
これには理由があり(あくまでも私の経験からですが)・・・

1.ヒラメは瀬に大きな群れでいるのでは?

瀬にはヒラメが群れでおり、落ちてきたエサアジを見つけると数匹が競いあって食いが立つのではないか?
現に今回も掛かる時は二人同時ヒットか、アタリが全員にあったりしました。

2.ハリスが短ければ、アジの泳ぎがセーブされ逃げにくい為、ヒラメに食われやすい。

ハリスが短ければ、アジが逃げにくくその分アタリとして、竿先にアタリとして出たりします。

アタリがあれば、こちらも身構える事ができますしね・・・


3.オモリは宙に浮かすので、捨て糸は短くてもOK

今回もオモリ付近をアジが泳いでいたのに、ヒラメはアジを食ってますので、捨て糸は短くてOKですね。
逆に長いと、底から仕掛けを浮かせておく調整ができない・・・今回は50cm~2m程でヒットしました。

4.ハリス・・・そんな太いのいる?

ここ一番大事です!
毎年、何度も悔しい思いをしている事があり、その結果なんです。
数年前は、ヒラメ釣りは8号あれば十分だったのですが、今では最低12号。
・・・と、地域限定かも知れませんが・・・ご参考までに(笑)

で、今回は良い思いをさせてもらいました。
ヒラメの釣果が悪いながら、朝一から良い反応あり・・・
いきなり竿先が暴れ出し、ゴン!とアタリが!
引き込みが浅い為、追従して竿先を寝かせていくがそれ以上食い込みません。
やっぱり渋いのか?
仕掛けを回収してみると・・・
やっぱりアジが傷だらけ・・・


今度は小さいサイズのアジをチョイスし、反応を見ます。
すると・・・一発で食い込み!
すかさず、大きく竿を煽りながら電動のレバーをスイッチオン!


竿が柔らかいと、竿を煽ってもハリ掛りが悪い事があります。
ある程度巻くと・・・って、ヒラメの引きが強い為、巻けてなかったですが・・・
やっぱり楽しいですね~最初の引き込みはハンパないです!
グイグイ持っていく感じは、大型の根魚並み!
また、水面際での取り込みには十分注意して下さい。
暴れ出すと手に負えませんので・・・バラシの危険性大!
ハイ!どーんッ!!


ファーストヒット&キャッチは、70前後の良型でした。
一気に船内のテンションも上がっていきます。
このタイミングで、次の釣果も狙います。
次もアジのサイズは小さめで、食いの悪さを考えて、出来るだけ違和感が無いように仕掛けを動かさない様に工夫します。
この後も、何度かアタリがあるが最後まで食い込まず・・・を繰り返し、調子の悪さが頭をよぎります。
しかし、船長も全員に何とか釣らせたいとの思いで、色々なポイントを周ってくれます。
潮止まりを過ぎ、潮が動き出す頃を見計らって、午前中にアタリがあったポイントに移動します。
ここで、アジのサイズを大きくして、動きの良さでのアピールを狙います。
この狙いが功を奏したのか?
竿先が大きく動き出し、アジが狙われているようにバタバタ動いていたのが、いきなり止まり・・・
ゴンッ!っと竿が引き込まれます。
しかし、食い込みが浅いので、合わせたい気持ちを抑えて、ゆっくりと竿を上げて誘いを入れると・・・
ゴンッ!ゴンゴン!と大きく引き込まれたので、即合わせを入れます。
今度は中々上がってきません。
一瞬、根掛りしたのかと思うほどの重量感!
竿をポンピングしながら、上げていきます。
水面際まで来た時に、船長から「デカいよ~」っと一声。
無事ネットインし船上げすると、そのデカさに改めてその姿に「デカッ!」と思わず声が出てしまいます。


船上計測で87cm、7kg


そりゃ~デカいは・・・と納得。
こんなデカいがの釣れるから、ハリスは細くできないんですよ・・・
今年も無事に釣る事ができ、船ヒラメ釣りのボウズ無しを更新中です。
次はライバル!息子との船ヒラメ第二戦に行ってきます!

ぜひ、夏ヒラメ釣りに行ってみませんか?

今回、お世話になった遊漁船は・・・

下関漁港より出船中の「英光丸」大木船長
連絡先 090-1016-3447


【船北九】

フィッシングログ(スタッフ釣果報告)

問い合わせ先 ポイント小倉赤坂海岸店

福岡県北九州市小倉北区赤坂海岸9-1

093-533-0331