バス釣りルアーの種類20選!初心者が知っておきたいルアーの選び方とは?

 

 

今回は初心者の方に向けてバス釣りルアーの種類と選び方を紹介します。バス釣り用のルアーはスピナーベイト・ビッグベイト・ミノーなど20種類もありますが、季節やポイントで使い分けは必要です。その適切なルアー選びを状況に合わせてご紹介します。

 

 

 

 

 

バス釣り用のルアーとは?

バス釣りのルアーは金属やプラスチックを使った擬似餌で、大きく分けるとハードルアーとソフトルアーがあります。 ハードルアーは名前の由来になったプラスチックや金属の硬質な素材が特徴で、たくさんの種類があります。ソフトルアーは柔らかいプラスチックや合成樹脂で作られ、ブラックバスが捕食する餌をリアルに再現した自然な動きが特徴です。

 

 

ハードルアー

ハードルアーはプラスチックやワイヤーを使ったボディに、光の反射でアピールできるブレードや釣り針の役割になるフックを組み合わせたルアーです。 ハードルアーの特徴は水を動かす力が強く、ソフトルアーに比べると広い範囲のブラックバスにルアーを気づかせることができます。

 

 

ソフトルアー

ソフトルアーは柔らかいプラスチックで、ブラックバスの餌になる小魚や甲殻類を模したルアーで、鉛素材のシンカーやフックを組み合わせて使います。 ソフトルアーの特徴はハードルアーに比べて、水中での動きが自然なので、警戒心の高いブラックバスが反応して口を使いやすいです。

 

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【系統別】バス釣りルアー20種類

バス釣りのルアーは、形状や素材の違いで大きく5つに分けることができ、細かく分けると20種類以上あります。

樹脂のプラグ系・ワイヤーのワイヤーベイト系・金属のメタル系・柔らかいプラスチックのソフトルアー系は使ってる素材が異なります。トップウォーター系は樹脂と柔らかいプラスチックを使った、水面に浮く性質のあるルアーです。

 

プラグ系

プラグ系ルアーはプラスチック樹脂を使って小魚を真似たルアーです。プラグ系ルアーのヘッドには水深をコントロールできる透明なリップや、水中で回転して、強くアピールできるプロペラと呼ばれるパーツがつけられています。

プラグ系ルアーのボディのなかにはシンカーや金属の玉が内蔵され、キャストした時の飛距離のアップや金属がぶつかり合う音でアピールする効果があります。

 

種類 ルアーの特徴 ルアーの使い方 初心者度
ミノー アクションが豊富 ただ巻き・ジャーキング ★★★★
シャッド 活性が低いときに強い ただ巻き・ストップ&ゴー ★★★
クランクベイト 一定のレンジを探れる ただ巻き・ストップ&ゴー ★★★★★
スイッシャー 引き波と音でアピール ただ巻き ★★★★
バイブレーション 遠投性能が高い ただ巻き・リフト&フォール ★★★★
ビッグベイト 大きなサイズ感でアピール ただ巻き・トゥイッチ ★★

 

・ミノー

細長いボディと短めのリップが特徴で、釣り場やシーズンを選ばずに活躍

 

・シャッド

コンパクトなボディと長いリップが特徴で、ブラックバスの活性が低い状況で効果を発揮

 

・クランクベイト

浮力のあるボディと長いリップが特徴で、リップの異なるアイテムを使い分けて豊富な水深を探れる

 

・スイッシャー

細長いボディと金属のプロペラが特徴で、独特の引き波や音でアピール

 

・バイブレーション

リップやプロペラがないので、空気抵抗が少なく遠投性能が高い

 

・ビッグベイト

150〜200mm前後の大きなサイズが特徴で、アピール力が非常に高い

 

 

トップウォーター系

トップウォーター系ルアーは樹脂や柔らかいプラスチックで、小魚・虫・カエルを模したルアーです。トップウォーター系ルアーの特徴は浮力が高く設計され、水面に着水してアクションさせても沈まないことです。

トップウォーター系ルアーのボディは水を噛むことで、表層に水しぶきを立てるカップやブラックバスが好む音を発生させる羽根が取り付けられています。

 

種類 ルアーの特徴 ルアーの使い方 初心者度
ポッパー 音でアピール トゥイッチ・ストップ&ゴー ★★★★
ペンシルベイト 瀕死の小魚を演出 トゥイッチ ★★★
ノイジー 大きな音や引き波でアピール ただ巻き・ストップ&ゴー ★★★
フロッグ 根掛かりが少ない ただ巻き ★★★

 

・ポッパー

ヘッドのカップが特徴で、水しぶきや水面の音でアピール

 

・ペンシルベイト

小魚を模したパーツの少ない形状が特徴で、瀕死の小魚をリアルに演出できる

 

・ノイジー

金属のカップ・羽・リップが特徴で、大きな音や引き波を立ててアピール

 

・フロッグ

柔らかいプラスチック素材でカエルを模した形状が特徴で、フックがボディに隠れているので、根掛かりがしにくい

 

 

ワイヤーベイト系

ワイヤーベイトは金属のワイヤーとブレードを使って小魚を模したルアーです。ワイヤーベイトの特徴はワイヤーに取り付けられたブレードで、水中で光を反射させるフラッシング効果で、釣り場の広範囲のブラックバスにルアーを気づかせることができます。

ワイヤーベイトのブレードのサイズは大きくなるほどアピール力が強く、ブレードの小さいサイズを選ぶとブラックバスの警戒心を弱めることができます。

 

種類 ルアーの特徴 ルアーの使い方 初心者度
スピナー 小バスに強い ただ巻き ★★★★
スピナーベイト アピール力が高い ただ巻き ★★★★
バズベイト 素早く探れる ただ巻き ★★★★
チャターベイト 低活性時に有効 ただ巻き ★★★

 

・スピナー

コンパクトなワイヤーと小さなブレードが特徴で、小型のブラックバスに有効

 

・スピナーベイト

大きなワイヤーとブレードが特徴で、釣り場の広範囲にアピール

 

・バズベイト

水面に飛び出すブレード状のプロペラが特徴で、音や水しぶきで表層を意識してるブラックバスにアピール

 

・チャターベイト

ヘッドに取り付けられた回転するブレードが特徴で、根掛かりがしにくい

 

 

メタル系

メタル系は金属を使って小魚を模したルアーです。メタル系ルアーの特徴はボディに取り付けられたパーツが少ないことで、空気抵抗を感じにくく、遠投性能も高くなっています。

メタル系ルアーのボディの特徴は、内部にも金属が使用されているため比重が重く、水中を落下するスピードが速くなります。

 

種類 ルアーの特徴 ルアーの使い方 初心者度
スプーン 不規則なフォールアクション ただ巻き・リフト&フォール ★★
メタルバイブ 素早いアクション ただ巻き・リフト&フォール ★★★
メタルジグ 遠投性能が高い ただ巻き・リフト&フォール ★★★
スピンテールジグ 小バスに効果的 ただ巻き ★★★★★

 

・スプーン

金属の鉄板を使ったボディが特徴で、ヒラヒラと落ちる不規則なフォールアクションでアピール

 

・メタルバイブ

ボディのすべてを金属で作ったバイブレーション、遠投性能が高く、メリハリの効いたアクションでアピール

 

・メタルジグ

コンパクトで細身な金属ボディが特徴で、ハードルアーの中で最も遠投性能が高い

 

・スピンテールジグ

メタルジグにコンパクトなブレードを取り付けたルアーで、遠投力とアピール力を両立

 

ソフトルアー系

ソフトルアーは柔らかいプラスチックを使って小魚・虫・甲殻類をリアルに再現したルアーです。ソフトルアーの特徴はハードルアーに比べると自然な動きでアピールできる分、水押しが弱く、広い釣り場ではブラックバスが気づきにくいです。

ソフトルアーの仕掛けは、釣り場に合わせてフック・シンカー・ラインを組み合わせるリグを使います。

 

種類 ルアーの特徴 ルアーの使い方 初心者度
ラバージグ ナチュラルなアクション ただ巻き・シェイク・リフト&フォール ★★★★
ワーム 食わせ力が高い ただ巻き・シェイク・リフト&フォール ★★★★★

 

・ワーム

フックとシンカーを組み合わせて使うソフトルアーで、警戒心の高いブラックバスに効果的

 

・ラバージグ

ラバーとシンカーとフックを組み合わせたリグで、ソフトルアーの中ではアピール力が高い

 

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季節ごとのバス釣りルアーの選び方

ブラックバスは季節による水温や餌の変化で、行動が変わるので、季節ごとのブラックバスの行動パターンに合わせてルアーを選ぶ必要があります。ブラックバスの適水温は20〜27℃と言われ、10℃を超えると積極的に小魚・虫・甲殻類・カエルなどの餌を捕食するようになります。

ブラックバスの適水温になる夏は、水面に浮かんだ虫やカエルを好んで捕食することから、フロッグやバズベイトなどの水面を狙えるルアーを用意してください。

 

 

春におすすめのバス釣りルアー

 

春のルアー サイズ カラー・タイプ 使い方
スピナーベイト 10〜14g前後 コロラド ただ巻き
ミノー 110mm前後 ナチュラル・ハイアピール ジャーク&ポーズ

 

春のブラックバスは水温が上がるまで動きが鈍いので、ゆっくりとした動きのルアーが活躍します。水温が10℃を超えるとブラックバスが積極的に小魚を追いかけて捕食するので、素早い動きのルアーが効果的になります。

ゆっくりとした動きのスピナーベイトはスローなただ巻きでもブレードが激しく回転しアピールできるので、 春の水温が低い状況でもブラックバスが食いつきやすいです。

素早い動きのミノーは水中を逃げ惑う小魚を簡単に演出でき、水温が10℃を超えて小魚を追いかけるブラックバスに効果的な動きを引き出せます。

 

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夏におすすめのバス釣りルアー

 

夏のルアー サイズ カラー・タイプ 使い方
バズベイト 10〜14g ブラック系・ナチュラル系 表層のただ巻き
フロッグ 50〜60mm ナチュラル系 ドッグウォーク

 

夏のブラックバスは表層に浮かんだ虫・カエル・小魚を積極的に食べるので、水面で音や水しぶきを引き出せるルアーが効果的です。

プロペラで音や水しぶきを引き出せるバズベイトは、表層の餌を積極的に探している夏のブラックバスに激しくアピールできます。水面に浮いたカエルを模したフロッグはフックをボディに隠すことができるので、水面に水草が覆われる釣り場で使いましょう。

 

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秋におすすめのバス釣りルアー

 

秋のルアー サイズ カラー・タイプ 使い方
スピナーベイト 10〜14g前後 ウィロー ただ巻き
バイブレーション 50〜70mm前後 チャート・アピール系 ただ巻き

 

秋のブラックバスは水温が下がる冬に備えて、釣り場の広範囲を泳ぎ回って餌を食べるので、アピール力の高いルアーが有効です。

アピール力が高いスピナーベイトはブレードが光に反射するフラッシング効果で、釣り場の広範囲に散らばったブラックバスにルアーを気づかせられます。空気抵抗が少ないバイブレーションは、遠投性能が高いので、釣り場の隅々まで探ることができます。

 

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冬におすすめのバス釣りルアー

 

冬のルアー サイズ カラー・タイプ 使い方
メタルバイブ 5〜15g メタル系・ブルー系 リフト&フォール
メタルジグ 5〜15g メタル系・ハンマード系 ジャーク&フォール

 

冬のブラックバスは水温が下がった影響で、餌を積極的に追いかけずに身を固めていることが多いので、反射的に食いつかせる早い動きのルアーが有効です。

非常に早く動くメタルバイブやメタルジグは、重い金属ボディの効果で素早く沈むので、ブラックバスを反射的に食いつかせることができます。

 

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  • 春は水温に合わせてスピナーベイトとミノーを使い分ける
  • 夏は表層を狙えるバズベイトとフロッグ
  • 秋は広範囲にアピールできるスピナーベイトとバイブレーション
  • 冬は反射的に食いつかせるメタルバイブやメタルジグ

 

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ポイント別のバス釣りルアーの選び方

ブラックバスを釣るときは、水深・障害物・水の流れが異なるため、地形やポイントの特徴に合ったルアーを選ぶことが大切になります。

湖の水深は、10mを超えることも多く、深い水深を効率よく探れるリップの長いルアーを選びましょう。野池・沼は水深が1〜5m前後と浅く、立木や水生植物などの障害物が多いことから、ルアーが根掛かるリスクが高いため、フックが剥き出しにならないルアーが活躍します。

川・水路は流れの影響で水温が安定することから、ブラックバスが捕食する小魚が多いので、小魚を模したルアーを選びましょう。

 

 

 

湖のルアー サイズ カラー・タイプ 使い方
クランクベイト 70mm前後 ナチュラル・ハイアピール ただ巻き
スピナーベイト 10〜18g前後 ウィロー ただ巻き

 

湖は野池や川に比べて水深が深く、ブラックバスが釣れる場所が分かりにくいことから、水深の深いエリアを探れるリップの長いルアーとアピール力の高いルアーを活用しましょう。

水深のあるエリアに適したリップの長いクランクベイトは、水深のある湖でも一定の水深をキープして巻くことができます。また、ブレードが反射することで強くアピールするスピナーベイトは、水深が深い湖のブラックバスの目にとまりやすくなります。

 

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野池・沼

 

野池のルアー サイズ カラー・タイプ b>使い方
フロッグ 50〜60mm ナチュラル ドッグウォーク
チャター 7〜14g前後 チャート・グリパン ただ巻き

 

野池は立木や水生植物などの障害物が多く、湖に比べて根掛かりしてしまうことが多いので、根掛かりを回避できる特徴を持ったルアーがおすすめです。

フックをボディに隠せるフロッグは、根掛かりがしにくくブラックバスが溜まりやすい野池の水生植物をしっかりと探れます。ブレードの回転で根掛かりを防ぐチャターベイトは、アピール力が弱く、釣り人の多い野池のブラックバスの警戒心を和らげます。

 

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川・水路

 

川のルアー サイズ カラー・タイプ 使い方
ミノー 80〜110mm前後 ナチュラル ジャーク&ポーズ・ストップ&ゴー
スイッシャー 80〜110mm前後 ナチュラル ただ巻き

 

川や水路のポイントは、水の流れが強く、ブラックバスが捕食する小魚が湖や野池に比べて多いことから、小魚を動きをリアル演出できるルアーが効果的です。

小魚に似せた細身のミノーはジャーク&ポーズのアクションで、ブラックバスから逃げる小魚の動きを簡単に引き出せます。プロペラで引き波を立てられるスイッシャーは、水面近くで動く小魚の様子をリアルに真似できおすすめです。

 

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  • 湖は深い水深に強いクランクベイト・スピナーベイト
  • 野池は根掛かりを回避できるフロッグ・チャターベイト
  • 川は小魚を意識したミノー・スイッシャー

 

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バス釣りルアーのトレンド

バス釣りルアーのトレンドは1990年代のバスフィッシングブームでの国産メーカーの増加をきっかけに、デザインやサイズ感の違う革新的なルアーが登場することで、移り変わってきました。

1990年代の前半はバス釣りの本場であるアメリカから輸入されたルアーが多く、国産のメーカーのメガバスやエバーグリーンのルアーは90年代後半のバスフィッシングブームから爆発的に人気を集めました。

2000年代はバスフィッシングブームをきっかけに増えた国産メーカーが独創的なルアーを生み出し、サイズの大きいルアーやデザインがおしゃれなルアーがトレンドになりました。現代はメディアに登場するバスプロが使うルアーが人気になりやすくなっています。

 

1990年代

1990年代は独創的でおしゃれなメガバスのルアーが人気を集めました。1990年代のバス釣りのルアーは国産のメーカーが少なく、シンプルな形状やデザインのアメリカンルアーが多かったため、スタイリッシュなデザインを採用したメガバスのトップウォータールアー、POP-XやDOG-Xが大人気でした。

 

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2000年代

2000年代は200mmに迫る大きなサイズ感が特徴のジョインテッドクローが人気を集めました。ガンクラフトのジョインテッドクローは、50〜100mm前後のハードルアーを使うことが多かった2000年代半ばのバス釣りでは画期的なルアーで、50cmクラスの大型のブラックバスが釣れることから全国の釣り場で使われました。

 

 

 

 

現代

現代は積極的なメディアミックスを行なっているジャッカルのルアーが人気となっています。ジャッカルは2000年代に誕生したルアーメーカーで、オリジナリティーと実釣性能を兼ね備えたルアーを人気YouTuberの動画に登場させることで、釣りの経験が少ない新しいバスアングラーを獲得しています。

 

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長年支持されているバス釣りルアー5選

人気になるバス釣りのルアーは、ただ巻きやロッドワークだけの簡単なアクションで使うことができ、ルアーを初めて使った方でもブラックバスの釣果をあげやすいものが多くなっています。

名作と呼ばれる人気ルアーは時代が変わってもたくさんのブラックバスの釣果をあげ、発売から10〜20年が経ってもたくさんの釣り人に使われています。

 

 

①メガバス:POP-X

メガバスのPOP-Xは表層のブラックバスに自然なサウンドでアピールできるので、警戒心の高いブラックバスに効果的なポッパーとして20年以上活躍しています。

 

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②ボーマー:ロングA

ボーマーのロングAは春の低水温期に効果的なジャーク&ポーズのアクションを安定して引き出せるので、発売から30年以上が経った現代でもたくさんの釣り人に愛用されています。

 

 

③ノリーズ:クリスタルS

ノリーズのクリスタルSは狙う水深やアピール力を変えることができる豊富な種類が魅力で、季節やポイントを気にせず使える名作スピナーベイトです。

 

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④ダイワ:TDバイブレーション

ダイワのTDバイブレーションは、ブラックバスをキャストして巻くだけの簡単な使い方で釣れるので、ルアーのアクションが苦手な初心者向けのバイブレーションとして20年以上愛用されています。

 

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⑤ガンクラフト:ジョインテッドクロー

ガンクラフトのジョインテッドクローは警戒心の高い大型のブラックバスに効果的なS字アクションを、ただ巻きだけで簡単に引き出せる、ビッグベイトの元祖と呼ばれるルアーです。

 

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バス釣り用ルアーを正しく選んでブラックバスを攻略しよう!

ご紹介したようにバス釣り用のルアーは、様々あります。水温・餌・釣り場の地形などに合わせてルアーを変えることで、ブラックバスの釣果を上げやすくなります。

まずは今回の記事を参考に、釣り場の状況や季節を加味してルアー選びをしてみましょう。継続して使用していくことで、状況に合わせた最適なルアー選びができるようになるはずですよ。

 

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バス釣りメソッド大全!定番の釣り方から最新アクションを初心者向けに解説!

 

 

バス釣りの初心者におすすめの釣り方はワームを水中に放置するほっとけメソッドと表層を見ながらただ巻きでアピールするグラビンバズで、ワームの自然なアクションを引き出せるノーシンカーリグを用意しましょう。アクションはノーシンカーリグやスピナーベイトの釣り方に応用できるただ巻きとシェイクを覚えましょう。

 

 

 

 

 

バス釣りにはたくさんのメソッド(釣り方)がある!

メソッドはハードルアーやソフトルアーの動かし方や釣り方を表す釣り用語で、釣る魚の種類や豊富な釣り場に対応できるたくさんの種類があります。

バス釣りメソッドはルアーの種類に合わせて、定番から最新までの豊富な釣り方が存在し、ブラックバスの活性、餌、季節などに合わせて適切なメソッドを選ぶことで、釣果があがりにくい難しいシチュエーションを打開できます。

 

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まずは抑えておくべき基本のメソッド(釣り方)

バス釣りではリールのハンドルを巻いてルアーをただ巻きするリーリングとロッドの竿先や全体でルアーを動かすロッドワークを活用した9つの定番メソッドがあります。

 

※ノーシンカーリグのメソッド

ほっとけメソッド

グラビンバズ

ちょうちん

 

※ジグヘッドリグのメソッド

ミドスト

 

※テキサスリグのメソッド

パンチング

シュンテキ

 

※スピナーベイトのメソッド

ガーグリング

スローロール

 

ワームとスピナーベイトの釣り方はバス釣りの初心者もルアーの効果的な動きを引き出しやすく、釣り場で練習することでブラックバスを簡単に釣ることができます。

 

 

ノーシンカーリグのメソッド

ノーシンカーリグのメソッドは、根掛かりの少ないオフセットフックにセットしたワームを、リールを巻くだけのリーリングや、ロッドを動かすロッドワークでアクションさせる、ほっとけメソッド・グラビンバズ・ちょうちんがあります。

ノーシンカーリグのメリットはワームのナチュラルな動きを引き出しやすいことから、ブラックバスの釣果をあげやすく、釣り人の多いハイプレッシャーな釣り場にも有効です。

 

ロッド

6.4〜6.8ftのULクラススピニングロッド

リール

ギア比6.1〜6.4の2500番スピニングリール

ライン

4〜6lbのフロロカーボンライン

 

ノーシンカーリグにおすすめのタックルは、5g以下のワームを丁寧に動かすことができる竿先が柔らかいULスピニングで、キャストしたラインを素早く巻き取ることができる6.1〜6.4のギア比のスピニングリールを組み合わせましょう。

 

ほっとけメソッド

 

おすすめのワーム

ストレート・ピンテール・グラブ

 

ほっとけメソッドはキャストしてボトムまで着底させたノーシンカーリグを、水の中で動かさないで留めておくメソッドです。ほっとけメソッドのメリットはワームを水中で留めることで、不自然な動きを最小限に抑えることができ、ブラックバスの活性が低い冬シーズンや人気釣り場の警戒心が高いブラックバスに活躍します。

ほっとけメソッドのデメリットはルアーの動きが少なく、釣り場の狭い範囲にしかアピールできないため、春や秋シーズンの活性が高いブラックバスが、広範囲で餌を探しているときに気づきにくいことです。

 

グラビンバズ

 

おすすめのワーム

カーリーテール・グラブ

 

グラビンバズはカーリーテールのついたグラブ系ワームを使ったノーシンカーリグで、表層を一定の速度でただ巻きするメソッドです。グラビンバズのメリットは表層をカーリーテールの引き波でアピールできることで、ブラックバスが表層の虫やカエルを捕食する夏シーズンに活躍します。

グラビンバズの動かし方はノーシンカーリグが水中に沈まない速さでただ巻きし、表層のリグの動きを目で確認しながらハンドルを巻くスピードを調節しましょう。

 

ちょうちん

おすすめのワーム

虫系ワーム

 

ちょうちんは虫系ワームを使ったノーシンカーリグを水辺近くの木や草に引っ掛けて、竿先を上下で動かしてアピールするメソッドです。ちょうちんのメリットはラインが水面に触れないため、ルアーに対する警戒心の高いブラックバスに違和感を与えにくく、釣り人の多い人気釣り場でも釣果をあげやすいことです。

ちょうちんのデメリットはブラックバスとのファイト中に木や草にラインが絡まりやすいことで、ラインが切れるリスクが高い木や草が生い茂った釣り場では注意が必要になります。

 

ジグヘッドリグのメソッド

ジグヘッドリグのメソッドはシンカーとフックが一体になったジグヘッドにセットしたワームを、リーリングやロッドワークで動かすことで、警戒心の高いブラックバスにナチュラルにアピールできるミドストが人気を集めています。

ジグヘッドはブラックバスの餌になる水中の小魚の動きを自然に再現しやすく、小魚の多い湖や河川で効果を発揮します。

 

ロッド

6.0〜6.4ftのULクラススピニングロッド

リール

ギア比5.1〜5.3の2000番スピニングリール

ライン

2〜4lbのフロロカーボンライン

 

ジグヘッドリグにおすすめのタックルは、ロッドワークのアクションを付けやすい6.0〜6.4ftの短めのスピニングロッドで、ワームをゆっくりと泳がすことができる5.1〜5.3のギア比のスピニングリールを組み合わせましょう。

 

ミドスト

 

おすすめのワーム

ピンテール・シャッドテール

おすすめのシンカー

1〜1.5gのジグヘッド

 

ミドストは細長いテールが付いたピンテールワームを使ったジグヘッドリグで、中層をただ巻きするメソッドです。ミドストのメリットは細長いテールの繊細な波動でアピールできるため、波動が大きなミノーやクランクベイトなどのプラグでは反応しない、警戒心の高いブラックバスに効果を発揮します。

ミドストの動かし方はロッドの竿先を上下に動かし、空中のラインを一定のスピードで揺らしながら、水中のジグヘッドリグで中層をキープできる速さでただ巻きしてください。

 

 

テキサスリグのメソッド

テキサスリグのメソッドは根掛かりの少ないオフセットフックとシンカーを組み合わせたテキサスリグに、セットしたワームをロッドワークで動かして、アピールするメソッドです。

テキサスリグのメリットは針先の飛び出さないオフセットフックを組み合わせることから、根掛かりすることが多い水生植物や木に溜まるブラックバスに対して効率よくアピールできます。

 

パンチング

パンチングは20g〜56gの重いシンカーを組み合わせたテキサスリグで、水面に覆われた水草の下を探るメソッドです。パンチングのメリットは水温が上がりやすい夏シーズンに、水草の下の影に隠れるブラックバスに対して効果的にアピールできます。

パンチングの動かし方はロッドの全体を大きく上下に動かすリフト&フォールが定番で、ブラックバスのバイトがあった時はワームをしっかりと送り込んでから確実にフッキングしましょう。

 

ロッド

7ftのHクラスベイトロッド

リール

ギア比8.1のベイトリール

ライン

20lbのフロロカーボンライン

おすすめのワーム

甲殻系・グラブ

おすすめのシンカー

20〜56gのバレットシンカー

 

パンチングにおすすめのタックルは水草のなかのブラックバスを強引に釣り上げることができるHクラスのベイトで、水草に擦れてラインが切れることを防ぐために、20lbの太めのフロロカーボンラインを組みわせてください。

 

シュンテキ

シュンテキは2〜5gのバレットシンカーと根掛かりの少ないオフセットフックを組み合わせたストレートワームを、素早いロッドワークで動かすメソッドす。シュンテキのメリットは低活性な晩秋から冬のブラックバスを反射的に食わせることができ、フックが剥き出しになるバイブレーションやメタルバイブなどのハードルアーでは根掛かりしやすい岩場や障害物を効率良く探ることができます。

シュンテキの動かし方はロッドの竿先を使って水中のテキサスリグを上下に動かすリフト&フォールが定番で、竿先を素早く弾くイメージで動かしましょう。

 

ロッド

6.4〜6.8ftのMLクラスベイトロッド

リール

ギア比7.4〜8.1のベイトリール

ライン

10lbのフロロカーボンライン

おすすめのワーム

ストレート・グラブ

おすすめのシンカー

2〜5gのバレットシンカー

 

シュンテキにおすすめのタックルは10g以下のテキサスリグを素早く動かすことができる柔らかいMLベイトで、ロッドを動かしたときにできる糸の弛みを素早く回収できる7.4〜8.1のベイトリールを組み合わせましょう。

 

 

スピナーベイトのメソッド

スピナーベイトのメソッドはブレードとワイヤーで作られたスピナーベイトのリトリーブするスピードや巻いてくるレンジを、シーズンやブラックバスの活性に合わせて変えて動かします。

スピナーベイトのメリットはブレードの効果でワームに比べるとアピール力が高いことから、釣り場の広い範囲のブラックバスを遠くから引き寄せる効果があります。

 

ロッド

6.6〜6.10のMクラスベイトロッド

リール

ギア比7.4〜8.1のベイトリール

ライン

12〜14lbのフロロカーボンライン

おすすめのルアー

8〜21gのスピナーベイト

 

スピナーベイトにおすすめのタックルはブラックバスのバイトを確実にフッキングできる柔らかさとパワーと兼ね備えたMクラスで、早い巻き取りで水中のスピナーベイトの動きをしっかりと感じ取れる7.4〜8.1のギア比を選びましょう。

 

ガーグリング(バジング)

ガーグリングはスピナーベイトで表層直下を音を立ててただ巻きするメソッドで、バジングとも言われます。ガーグリングのメリットは広範囲に水の音とブレードの回転でアピールできることで、活性が高く広範囲で餌を探す秋のブラックバスに効果を発揮します。

ガーグリングの動かし方はキャストしたスピナーベイトをロッドを立てながら素早く巻き、近くに寄ってくるのに合わせて竿先を下げていくことで、表層をキープして巻くことができます。

 

スローロール

スローロールはボトムまで落としたスピナーベイトをゆっくりとただ巻きで動かすメソッドです。スローロールのメリットは水深の深いボトムに溜まりやすい冬シーズンのブラックバスにアピールできることで、低活性な大型のサイズ狙いにも有効になります。

スローロールの動かし方はスピナーベイトのブレードの振動が最小限に伝わる程度のスローなただ巻きで、ガーグリングに比べると一定の速度を維持することが難しいです。

 

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新たに生まれた注目の最新メソッド

最新のバス釣りでは太いラインと専用タックルで障害物やカバーを探るパワーフィネスとノーシンカーリグとミドストを組み合わせたホバストの2つの釣り方が人気を集めています。

バス釣りの最新メソッドは警戒心の高いブラックバスに有効ですが、応用力のある使い方やテクニックが求められることから経験者向きです。

 

 

パワーフィネス

パワーフィネスは強度が高くラインブレイクのリスクが少ない太いPEラインを使ったスピニングタックルで、障害物や濃いカバーを探る最新メソッドです。パワーフィネスのメリットはちょうちんメソッドでは探りにくい木や草が生い茂ったスポットに溜まる大型のブラックバスに対して、ラインブレイクを恐れずにアプローチできます。

パワーフィネスの動かし方は水生植物や木に引っ掛けたラインを竿先を使って揺らし、表層からボトムまでのすべてのレンジを上から順番に丁寧に探りましょう。

 

ロッド

6.6〜6.8ftのMHクラススピニングロッド

リール

ギア比6.1〜6.4の2500番スピニングリール

ライン

2号のPEライン

おすすめのワーム

虫系・甲殻系

おすすめのシンカー

2〜3.5gのスモラバ

 

パワーフィネスにおすすめのタックルは木や草が生い茂ったスポットに溜まる大型のブラックバスを強引に釣り上げることができるMHクラスのパワーフィネス専用のスピニングで、ファイト中のラインブレイクを最小限に抑えることができる2号前後のPEラインを組み合わせましょう。

 

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ホバスト

ホバストはネイルシンカーを刺したノーシンカーリグで、表層の直下を巻いて動かす最新メソッドです。ホバストのメリットはジグヘッドに比べるとルアーが軽いことからゆっくりとした動きを引き出しやすく、水深の浅い釣り場や表層を意識したブラックバスの攻略に活躍します。

ホバストの動かし方はミドストに比べるとやや弱めのロッドワークでラインを揺らし、表層の直下でピンテールワームをただ巻きしてください。

 

ロッド

6.0〜6.4ftのULクラススピニングロッド

リール

ギア比5.1〜5.3の2000番スピニングリール

ライン

2〜4lbのフロロカーボンライン

おすすめのワーム

ピンテール・シャッドテール

おすすめのシンカー

0.3〜0.6gのネイルシンカー

 

ホバストにおすすめのタックルは竿先を動かすだけの弱めのロッドワークでワームを動かすことができる柔らかいULクラスのスピニングで、自重の軽いノーシンカーリグをキャストし、操作しやすい2〜4lbの細めのラインを組み合わせましょう。

 

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バス釣りメソッドに必要なルアーアクション7選 

ルアーアクションはバス釣りの基本になるテクニックで、リールのハンドルを巻いてルアーを泳がせるただ巻きやロッドを上下に動かしてルアーを動かすリフト&フォールなどがあります。バス釣りのメソッドでルアーを効果的に動かすためには、基本になる7つのルアーアクションを覚えてください。

 

ただ巻き

ポンプリトリーブ

リフト&フォール

シェイク

ボトムバンピング

トゥイッチ ジャーク 

 

バス釣りの初心者は動かすルアーの種類が豊富なただ巻き・シェイク・トゥイッチ・ジャークを覚えましょう。

 

 

ただ巻き

ただ巻きはバス釣りの基本になるルアーアクションで、キャストしたルアーを巻いてアピールするジグヘッドのミドストやスピナーベイトのガーグリング・スローロールで活用できます。

ただ巻きのコツはリールの巻き取りスピードを一定にすることで、使用するルアーやブラックバスの活性に合わせて、速さを調整しましょう。ストップ&ゴーはただ巻きしているルアーを水中でストップさせるルアーアクションで、一定のスピードで泳ぐルアーに反応しないブラックバスに効果的です。

 

ノーシンカーリグ

    ◯

スピナーベイト

    ◯

テキサスリグ

    △

ジャークベイト

    ◯

ラバージグ

    △

シャッド

    ◯

ジグヘッドリグ

    ◯

メタルジグ

    △

 

 

ポンプリトリーブ

ポンプリトリーブはキャストしたルアーを縦のロッドワークで引いてくるルアーアクションで、ハードルアーのジャークベイトやシャッドなどで産卵前の春シーズンのブラックバスを狙う時に活用できます。

ポンプリトリーブのコツはロッドワークで1m前後動かしたルアーを止めることで、ブラックバスの活性に合わせて止める時間を変えましょう。

 

ノーシンカーリグ

    ×

スピナーベイト

    ×

テキサスリグ

    ×

ジャークベイト

  ◯

ラバージグ

    ×

シャッド

  ◯

ジグヘッドリグ

    ×

メタルジグ

    ×

 

 

リフト&フォール

リフト&フォールはボトムまで着底させたルアーをロッド全体を使ったロッドワークでリフトし、フォールさせてアピールするルアーアクションで、テキサスリグのパンチングやシュンテキで活用できます。

リフト&フォールのコツはリフト時に立てたロッドをフォール時に下げる時にできる糸の弛みをただ巻きで素早く回収することで、手元に伝わる感度が高くなり、ブラックバスのバイトが感じやすくなります。

 

ノーシンカーリグ

    ◯

スピナーベイト

    △

テキサスリグ

    ◯

ジャークベイト

    ×

ラバージグ

    ◯

シャッド

    ×

ジグヘッドリグ

    ◯

メタルジグ

    △

 

 

シェイク(シェイキング)

シェイクは水中のルアーを竿先で上下に動かし、ワームのナチュラルな動きでアピールできるルアーアクションで、ノーシンカーリグのちょうちんやホバスト・ジグヘッドリグのミドストで活用できます。

シェイクのコツはロッドの全体を大きく動かしすぎないことで、竿先から出たラインを上下にゆっくりと揺らすイメージで動かしましょう。

 

ノーシンカーリグ

  ◯

スピナーベイト

  ×

テキサスリグ

  ◯

ジャークベイト

  ×

ラバージグ

  ◯

シャッド   

  ×

ジグヘッドリグ

  ◯

メタルジグ

  ×

 

 

ボトムバンピング

ボトムバンピングはボトムまで着底させたルアーをリフト&フォールに比べて小さなリフト幅で動かすルアーアクションで、テキサスリグやラバージグで底を叩いてアピールするときに活用できます。

ボトムバンピングのアクションはリフト&フォールに比べるとルアーが動く距離が小さいため、遠投が必要なおかっぱりの釣り場では効果的なアクションを引き出しにくいです。

 

ノーシンカーリグ

    ◯

スピナーベイト

    ×

テキサスリグ

    ◯

ジャークベイト

    ×

ラバージグ

    ◯

シャッド

    ×

ジグヘッドリグ

    △

メタルジグ

    ×

 

 

トゥイッチ(トゥイッチング)

トゥイッチはただ巻きしているルアーを竿先だけを使った小さなロッドワークで動かし、不規則な動きでアピールするルアーアクションで、ジャークベイト・シャッドで泳ぎ回る小魚を演出するシチュエーションで活用できます。

トゥイッチのコツはルアーをロッドの全体を使った強いロッドワークで動かさないことで、竿先の反発力を利用して小さくキビキビと動かしましょう。

 

ノーシンカーリグ

    ×

スピナーベイト

    ×

テキサスリグ

    ×

ジャークベイト

  ◯

ラバージグ

    ×

シャッド

  ◯

ジグヘッドリグ

    ×

メタルジグ

    △

 

 

ジャーク(ジャーキング)

ジャークはただ巻きしているルアーをロッドの全体を使った力強いロッドワークで動かし、不規則な動きと強い波動でアピールするルアーアクションで、ジャークベイト・シャッド・メタルジグで逃げ惑う小魚を演出するシチュエーションで活用できます。

ジャークのコツは力強く動かしたルアーをストップさせることで、不規則な動きに反応したブラックバスがルアーに食いつく間を作ることを意識しましょう。

 

ノーシンカーリグ

    ×

スピナーベイト

    ×

テキサスリグ

    ×

ジャークベイト

    ◯

ラバージグ

    ×

シャッド

    ◯

ジグヘッドリグ

    ×

メタルジグ

    ◯

 

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初心者が知っておきたい基本のルアーの動き

バス釣りで使われるプラグはそれぞれでルアーの動きが異なり、左右に大きく揺れるウォブリングや水の抵抗を受けて回転するローリングなどの5つの動きががあります。

 

ウォブリング

ローリング

ウォブンロール

I字形

S字形

 

ルアーの動きは釣り場にいる小魚の活性や動きに合わせて使い分けることで、ブラックバスに効果的にアピールできます。バス釣り用のルアーは動きや使い方がパッケージに記載されているアイテムが多く、購入する前に必ず確認しましょう。

 

 

ウォブリング

おすすめのルアーアクション

ジャーク・トゥイッチ

 

ウォブリングはルアーが水の抵抗を受けて左右に大きく揺れる動きで、小魚が尻尾を振って泳ぐ動きを演出できます。

ウォブリングの動きは広範囲のブラックバスに対して強くアピールでき、ジャークやトゥイッチなどのロッドワークを使った不規則なルアーアクションと組み合わせることが多いです。

 

 

ローリング

 

おすすめのルアーアクション

ただ巻き

 

ローリングはルアーが水の抵抗を受けて回転する動きで、ウォブリング比べるとアピール力が少ないですが、警戒心の高いブラックバスに効果を発揮します。

ローリングの動きはブラックバスに対して自然な動きでアピールできることから、ゆっくりとハンドルを巻いてルアーを動かす、スローなただ巻きと組み合わせることが多いです。

 

 

ウォブンロール

 

おすすめのルアーアクション

ただ巻き・ジャーク・トゥイッチ

 

ウォブンロールはウォブリングとローリングを組み合わせた動きで、ブラックバス用のミノー・クランクベイト・シャッドといったプラグの多くで採用されています。

ウォブンロールの動きはウォブリングやローリングに比べると応用力が高く、ただ巻きからロッドワークまでルアーアクションを選ばずに活用できます。

 

 

I字系

 

おすすめのルアーアクション

ただ巻き

 

I字系はルアーがまっすぐな姿勢を保ったまま泳ぐ動きで、水面で瀕死状態になった元気のない小魚をリアルに演出できます。

I字系の動きはアピール力が少ないですが、ウォブリングやローリングを見慣れた警戒心の高いブラックバスに効果を発揮し、リールを巻くだけの簡単なただ巻きで使えることからバス釣りの初心者も扱いやすいです。

 

 

S字系

 

おすすめのルアーアクション

ただ巻き・ジャーク・トゥイッチ

 

S字系はルアーがSの字を描くように泳ぐ動きで、ウォリングやローリングに比べてルアーの艶かしくリアルな動きを引き出しやすいです。

S字系の動きはリールを巻くだけのただ巻きだけでリアルな小魚の泳ぎを引き出せ、トゥイッチやジャークなどのロッドワークを組み合わせることで、ブラックバスがルアーに食いつく間を簡単に演出できます。

 

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初心者におすすめしたいメソッドとアクションを紹介

バス釣り初心者はワームの自然な動きを引き出せるノーシンカーリグでのブラックバス攻略がおすすめです。

ノーシンカーリグはワームとオフセットフックを組み合わせた人気のリグで、ルアーの結び方や使い方も簡単です。ノーシンカーリグの価格はバス釣り用ルアーのなかで最も安価なので、根掛かりの多い岩場や障害物の多いポイントでも積極的にキャストできます。

 

 

初心者に一番おすすめなメソッドとは?

初心者向きの釣り方は難しいルアーアクションが不要なほっとけメソッドで、僅かな水流の動きでアクションするストレートワームやピンテールワームをキャストし、ラインの弛みの張りすぎと緩めすぎに注意して、水中の中で動かさずに留めておきましょう。

ルアーを動かしてブラックバスを釣りたい方は表層のノーシンカーリグの動きを見ながらただ巻きで動かす、グラビンバズもおすすめです。

 

 

初心者に一番おすすめなルアーアクション

初心者におすすすめなルアーアクションはストレートワームやグラブ系ワームの自然な動きを引き出せるただ巻きとシェイクで、ジグヘッドリグのミドストやスピナーベイトのスローロール・ガーグリングにも応用できます。

ただ巻きは一定のスピードで巻くことを心がけ、ノーシンカーリグの自然な動きを引き出せるスピードを身につけましょう。シェイクは強いロッドワークは厳禁で、竿先でラインを揺らしワームのパーツを自発的に動かしましょう。

 

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バス釣りメソッドを理解してブラックバスを攻略しよう!

日々進化し続けているバス釣りのメソッド。主流なものから最新まで幅広くあり、その一つひとつに意味があります。個々のメソッドの使い方やメリット・デメリットを押さえることで、バス攻略の糸口が見つかってくるはずです。

そして、様々な手法があるなかで、釣り場や季節などの条件に合わせて選ぶことができるのもバス釣りの醍醐味でもあります。ぜひ今回の情報を参考に、自分なりの考えやパターンを見つけ出し、バス釣りを楽しみましょう!

 

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スーパーライトジギングの釣れる釣り方は?アクションや合わせ方などテクニックを伝授!

今回はスーパーライトジギングの釣り方についてです。魚種ごとによく効くアクションの紹介と、合わせ方、やり取りの仕方を解説しています。知っておけば当日の釣りはバッチリ!釣り方のコツをチェックして、スーパーライトジギングを楽しみましょう。

 

 

 

スーパーライトジギングの釣れる釣り方を解説

初心者向けに魚種ごとの釣り方とアクションを紹介

今回はスーパーライトジギングの釣り方編です。釣れる魚に合わせたアクションや、合わせ方を初心者の方向けに解説します。ターゲットが好むアクションパターンを知って、ジグやタックルを合わせていくのが、スーパーライトジギングにおける釣果アップのコツです。

比較的釣りやすい部類なので、初心者の方が一度にすべてのパターンを実践する必要はありませんが、覚えておくと余裕が出てきた時に役に立ちます。コツを押させた釣り方で、当日の釣りを満喫しましょう。

 

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スーパーライトジギングの釣り方を4ターゲットに分けてご紹介

人気ターゲットの釣り方を細かく解説

スーパーライトジギングで釣れる魚をアジ・イサキ、青物、真鯛、根魚の4魚種に分けて、ターゲットに合うシャクリ方や動かし方をご紹介します。当日は船長に案内されたターゲットに合わせて、アクションパターンを組み立てていきましょう。

場所や時期から釣れる魚をイメージして、動かし方のパターンを組み立てていくのも、ルアーゲームの醍醐味です。

 

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1.スーパーライトジギングの釣り方:アジ・イサキ

アジ・イサキが好むシャクリ方と動かし方

まずは暖かい時期のメインターゲットで、地域や場所を問わず高い人気を集めている、アジ・イサキについてです。この2魚種は釣り方や好むアクションのパターンが似ていて、混ざって釣れることもあります。

ジグが暴れすぎると反応が悪くなるというのがこの2魚種の共通点で、シャクリ方はゆっくり大きく、ジグが暴れすぎないフォールを好みます。タダ巻きも非常に有効で、着底からタダ巻きによる巻き上げを繰り返すパターンも高実績です。

激しいアクションを好まず、落ちる動きやゆっくり上がっていく動きに反応するのが、この2魚種の特徴と言えます。

 

 

釣れるまでのアクションローテーション

タダ巻きがよく釣れるタイミングと、フォール系に反応がいいタイミングがある魚なので、アクションは両方を試してみるべきです。タダ巻きから入って、フォール中のバイトが多いと感じたら、緩やかなワンピッチジャークに以降して、ふり幅やスピード感の調整で魚の反応を探ってみましょう。

初心者の方におすすめの使い分けとして、水深が浅い場合はキャスティングとタダ巻き、ある程度水深がある場合には、真下に落として緩やかにワンピッチジャークという組み立て方があります。真下に落とす時も、タダ巻きとフォールを繰り返す釣り方で十分にチャンスを作れますが、キャスティングとワンピッチジャークで攻める場合は根掛かりに注意が必要です。

 

 

釣れない時に試したいコツとテクニック


アジ、イサキとも、日中の釣りでは底から少し浮いた辺りを泳いでいるケースが多い魚ですが、小魚を狙って積極的になっていると、小魚を追い上げて中層付近まで浮いてきます。じっくり底付近を攻めるところから始めるのがセオリーですが、反応がイマイチな場合は、少し高めまで巻きあげてから落としてみましょう。

群れが浮き気味なシチュエーションはもちろん、上を強く意識しているケースや、ジグが高い位置から落ちて、広範囲にアピールできるアクションが効く場合があります。

また、アジ・イサキとも口が小さく、タングステンのジグを使ってもシルエットが大きい場合があります。こんな時はアシストフックに工夫をして、ティンセル付きのフックや、平打ちで輝くフックを試してみてください。どちらもフックを狙ったバイトが多い魚です。

 

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アジ・イサキの釣り方まとめ

タダ巻き・緩やかなリフト&フォールなど、ジグが動きすぎないアクションを好む

タダ巻きから始めて、フォール中の反応を見ながらワンピッチジャークを試す組み立てがおすすめ

釣れない時はアシストフックのローテーションがおすすめ

 

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2.スーパーライトジギングの釣り方:青物

青物が好むシャクリ方と動かし方

青物は先ほどご紹介したアジ・イサキよりも泳ぐスピードが速く、捕食能力が非常に高い魚です。アクションスピードを上げても諦めることは少なく、スローなアクションよりも緩急の効いた速い動きを好む傾向を持っています。

青物を狙う時のアクションはワンピッチジャークが基本で、船内でアナウンスされた水深の前後を上下の動きで探ります。通常のジギングよりも軽いジグを使う釣りなので、ロッドをしっかり曲げて、リズムよくシャクリで青物を誘いましょう。

一定の幅と速度をキープするよりも、テンポの速いシャクリを5回、スローなシャクリを5回など、緩急をつけるのが青物を狙う時のポイントです。特にブリ系の魚はこのパターンを好むので、同じ動きばかりにならないように変化をつけながら探ってみてください。

 

 

釣れるまでのアクションローテーション

アクションのローテーションは、先ほどご紹介した「速いシャクリから遅いシャクリ」をメインに、シャクリの幅やスピードで当日魚が反応するパターンを探していきます。大きくスローなイメージのシャクリで速い遅い、小さくハイテンポなイメージで速い遅い、こんな組み合わせから始めてみるのがおすすめです。

パターン作りが難しいと感じる初心者の方には、速いシャクリを10回、遅いシャクリを5回など、シャクリの幅はそのまま、回数に変化をつけてパターンを作る方法もおすすめです。

 

 

釣れない時に試したいコツとテクニック

シャクリでうまくいかない時に試したいアクションは、着底からの高速巻きです。ジグを海底まで落としたら、仕掛けを回収するようなスピードでリールを巻きます。10回ほど巻いて急に止めるストップ&ゴーや、上下にロッドを軽く振りながら巻くジャカジャカ巻きも効果的です。

速い動きが効くケースが多い魚種なので、思い切ってスピードを出して、思わず魚が口を使うような動きを演出しましょう。シャクリも高速巻きからのストップも、速い動きで追わせてから、遅い動きで食わせるという流れで攻めるのが、青物攻略のポイントです。

 

 

青物の釣り方まとめ

緩急をつけたワンピッチジャークが基本

スピード感やシャクリの回数でアクションに変化をつけよう

シャクリで食わない時は高速巻きを試してみよう

 

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3.スーパーライトジギングの釣り方:真鯛

真鯛が好むシャクリ方と動かし方

ジャークやフォールが効くシチュエーションもありますが、真鯛には直線的な動きで追わせるアプローチから始めるのがセオリーです。タイラバのように一定の速度をキープしながら、ジグを巻き上げるイメージで中層付近まで探ってみましょう。追いかけてきて、かじるようにバイトするのが真鯛の特徴です。焦って合わせず、重さが乗ったところで合わせるイメージで狙ってみてください。

真鯛の活性が高まる時期は春と秋で、暑い時期も浅場に滞在する個体がいます。アジイサキに青物と、スーパーライトジギングのターゲットと場所や時期が重なりやすい魚なので、初心者の方もぜひ釣り方を覚えてお出かけになってみてください。アジイサキと同じタックルで楽しめます。

 

 

釣れるまでのアクションローテーション

先ほどご紹介したように、アクションのメインは一定速度を保ったストレートなタダ巻きです。アジ・イサキに比べるとやや浮き気味なことが多いので、真鯛を狙う時は中層までしっかり巻いて探ってみてください。

タダ巻き後の沈め直しでバイトがあった場合は即合わせとして、次の投入から、大きく緩やかなワンピッチジャークを試してみるのも効果的です。

 

 

釣れない時に試したいコツとテクニック

真鯛狙いで釣れない時に試したいテクニックは、ワームのチョン掛けです。真鯛ジギングやタイラバといった、他の釣り方でも実績を上げているテクニックで、フラッシングよりも小さな揺れや柔らかい動きを好む、真鯛の好奇心を刺激します。

使用するワームはライトゲーム向けの2インチサイズで、ストレート系のものを使うのが主流です。ジグヘッドに刺す時のように針軸まで差し込む必要はなく、ワームの頭を針先に通すチョン掛けで使用しましょう。クリアカラーだけでなく、アピール系のカラーも効果があります。

 

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真鯛の釣り方まとめ

アクションは一定速度のタダ巻きが基本

中層までしっかり探ろう

釣れない時はワームをチョン掛けでプラス

 

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4.スーパーライトジギングの釣り方:根魚

根魚が好むシャクリ方と動かし方

根魚はこれまでご紹介してきた魚達とは異なり、お腹を海底につけていたり、岩影に身を寄せていることが多いです。特に日中はこの傾向が強いので、根魚を狙う時はジグを上げすぎず、底から3m程度の範囲を重視する釣り方で狙ってみましょう。

根魚が好むアクションは、上から落ちてきたエサを演出するフォール系のアクションです。小さなジグが暴れすぎないように、柔らかくシャクってから落ちる動きを演出しましょう。リールは巻かず、ロッドの上下だけで小さなシャクリを2回、大きなシャクリを1回、こんなアクションパターンがおすすめです。ジグが底まで届かなくなったら、糸を出して底を取りなおしましょう。

 

 

釣れない時に試したいコツとテクニック

根魚狙いで釣れない時のおすすめのテクニックは、ジグの形状をスロー系のものに変更することです。スーパーライトジギングと言えば、タングステンジグのタダ巻きというイメージがあり、イサキや真鯛に効くもので根魚釣りも十分に楽しむことができますが、難しい状況には、根魚の特性に合ったフラットなジグが活躍します。

このタイプのジグは浮き上がりを抑えつつ、ゆっくり落ちる動きが出るので、底をスローに探ることができます。アクションも少しピッチを下げて、ゆっくり動かしてみてください。厚みがあるものが多いので、ジグのシルエット自体も小さく抑えることができます。

 

 

根魚の釣り方まとめ

フォールアクションで底を重点的に狙う

小さいシャクリ2回、大きいシャクリ1回のパターンから始めよう

根魚と相性抜群のスロー系ジグがおすすめ

 

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スーパーライトジギングの状況に合わせた釣り方について

釣りをする場所のイメージと船の流し方

スーパーライトジギングは岩礁地帯を攻める船が多く、船の流し方は「ドテラ流し」を採用しているケースが多いです。釣り座が片側のみの場合は、この「ドテラ流し」になります。

 

ドテラ流し

「ドテラ流し」は船の側面で風を受けながら流していく釣り方で、船は仕掛け投入地点からどんどん離れていく動きをします。ジグを船で引っ張って浮き上がってしまうケースがあるので、重めのジグまで揃えていくと、当日の釣りがスムーズになります。

広範囲を効率よく探れる釣り方ではありますが、岩礁地帯の起伏に対して横方向から引くような形になるので、真っすぐ落としている時よりも根掛かりしやすくなる点をチェックしておきましょう。糸が斜めになりすぎたり、船内アナウンスで起伏を越えるというアナウンスがあった場合は、仕掛けを一度回収するのがおすすめです。

 

エンジン流しやパラシュートアンカー

両側に釣り座がある時は、船が縦方向に進行する流し方になります。ラインは真っすぐからやや横方向に引っ張られるような形になるので、狭い範囲をじっくり探れる釣り方です。

この流し方の場合は、着底確認を積極的に行って、底付近を重点的に攻める釣り方がおすすめです。ドテラ流しよりも軽いジグが選べるので、この流し方場合は軽めのジグを重視して揃えてみてください。どちらも船宿のホームページや予約時の電話で確認ができます。

 

 

釣れる魚を釣って楽しもう

メインで狙う魚種は船内でアナウンスされますが、釣れる魚の種類が豊富なのもスーパーライトジギングの面白さです。本命の調子が悪かったり、いろいろなポイントを回ったりする日は、積極的にいろいろな釣り方を試してみましょう。

これまでご紹介してきたように、反応しやすいアクションは魚種によって違いがあります。イサキがダメなら真鯛をフォローできる中層まで巻いてみたり、海底の起伏が激しければ着底後に集中して根魚を狙ってみたり、状況の変化をイメージしながら工夫をするのが釣果アップのポイントです。

 

 

状況に合わせた釣り方の釣り方まとめ

ドテラ流しの時は重めのジグをローテーションに加えよう

エンジン流しやパラシュートアンカー流しの場合は軽めのジグを検討

釣れる魚をイメージしながらアクションパターンを変えよう

 

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スーパーライトジギングの合わせ方について

強すぎない合わせ方がポイント

合わせ方は、タックルの強度に合わせてマイルドに行う方法がおすすめです。メインラインが細く、強すぎる合わせは急激なショックで道糸が切れる可能性があるので、スナップを利かせて手首を返す程度で行いましょう。

ドラグは1kg程度に設定しておくと、合わせ切れやファイト中の急な走りでラインブレイクするケースを減らせます。アジ・イサキとも口が切れる可能性がある魚なので、ドラグも強すぎない程度に調整しておきましょう。

 

 

フォール中の合わせ方は即合わせ

合わせ方で気を付けたいのが、フォール中の合わせについてです。ジグが落下している状態でのアタリは、タダ巻きやジャーク中とは異なり、針に対して力が掛かっていないので、できるだけ素早く合わせを入れましょう。

ただ巻き中やジャーク中は動作自体が合わせになるケースもありますが、軽く合わせを入れることで、針が深く刺さってファイトが安定します。

 

 

合わせ方まとめ

手首を返す程度の合わせでOK

ドラグを1kg〜1.5kg程度に調整しておこう

フォール中のアタリは即合わせ

 

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スーパーライトジギングのやり取りについて

初心者の方はドラグ設定に注意

合わせ方の項目でもご紹介しましたが、細い糸を使う釣りはドラグの調整が非常に重要です。緩すぎるとジャーク中にドラグが滑ったり、合わせが効きにくくかったりする問題が発生し、強すぎると糸が切れたり、魚の口が切れたりします。

設定値の目安は1kg~1.5kg程度です。ペットボトルに水を入れるなどして重さを作り、一度ロッドで吊ってドラグの設定値を確認しておくと、感覚で近い設定を再現できるようになります。不安な場合は船長にドラグの強さを確認してもらいましょう。

ドラグの調整さえしっかりしておけば、やり取りは巻ける時に巻く、走ったら巻かない、この程度から始めても十分なキャッチ率を確保できます。

 

 

ネットを使って取り込もう

不意の大物や、特に口が切れやすいアジはネットを使って船内に取り込むのが確実です。船長から指示があった場合に備えて、タモ入れの基本的な流れも確認しておきましょう。

魚は浮いてきた後も体力を残しているケースが多いので、一度空気を吸わせて、魚の抵抗が弱くなってからタモ入れに移るのが確実です。軽くロッドでテンションを掛けて、頭側から海面を滑るように移動するように誘導しましょう。進行方向にあるタモに入れるというイメージがポイントです。

吊り下げた状態や尾側からタモを入れると、針が外れて逃げられるリスクが高まります。船長からの声掛けもあるので、落ち着いてゆっくり取り込みましょう。

 

 

やり取りまとめ

ドラグ設定が不安な場合は船長に確認してもらおう

巻ける時に巻く、走ったら巻くのを止めるのがやり取りの基本

タモ入れは頭側から

 

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スーパーライトジギングの釣果を伸ばそう

釣り方のコツを知って釣果アップ

今回ご紹介したアクションパターンは、当日の状況だけでなく、時期や場所によっても当たりパターンが変化します。ベイトの状況やメインで釣れる魚の情報を仕入れて、船長のアドバイスを聞きながら、いろいろな釣り方で探ってみましょう。当たりパターンでヒット回数が増える、再現性の高さがルアーゲームの醍醐味です。

初心者の方でも遊びやすい釣りなので、オフショアデビューをお考えの方はぜひ検討してみてください。

 

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*kuwa*の夏はやっぱりキス釣りだぁ~(*´ω`*)♪

皆様♪こんにちは(๑>◡<๑)

この時期がやってきました!

🌞夏🌻

夏はやっぱキス釣りだぁ~🎣

キス天食べたぁーい💕

朝6時 戸畑港出船

お世話なったのはトリップの2号艇 

『シーグライド★伊藤船長』

朝の若戸大橋

天秤+鉛20号
エサはコケブ60㌘を準備して🎣
仕掛けはこちら

釣り場まですぐに到着
船長の合図で仕掛けを落として
すぐにブルブル(*≧∀≦*)
しかし
あー( ´Д`)y━・~~
HITならず!
kuwaキスに遊ばれてます,
次こそ
じゃん♪

楽しいぃー╰(*´︶`*)╯♡

元気の良い引き味💕

中にはエサを引ったくっていく個体も!

そんなキスはデカイ!
ペットボトルサイズです♪

この日一番のアタリ!途中で痛恨のバラシ!
😢
残念でなりません。
次回リベンジ決定しました!
気を取り直して

ダブルも

たまに珍しいお魚
ヒメジちゃん

納竿前に追加して

終了ー
9時過ぎるとだんだん暑くなりますねー


クーラーはこんな感じ
海水に氷を入れて冷やしてます。

20センチ以上のキスがギッシリです♪

朝の涼しい時間帯で遊べるボートキス釣り
いかがですか?

船長の指示通りに落として待つだけで簡単に良型キスが楽しめます。

今、ポイントではキスのオンラインダービー開催中です。

ポイント各店舗にエントリカードをご準備してます。

皆様、奮ってご参加下さい♪

釣果に繋がるジギングの釣り方講座!基本のシャクリ方や釣れるテクニックまで解説!

大物や高級魚を狙う船からの「オフショアジギング」。体力と時間を使う釣りですから釣れなかった時のガッカリ感は他の釣りよりも大きいものがあります。船長の指示に従っているのに、先輩の助言も聞いているのに、なぜか釣果が上がらない。今回はジギングの基本を見直しましょう。

 

 

 

 

 

豪快なオフショアジギング

陸っぱりから豪快にキャストして釣るショアジギングに対して、一般的にジギングといえば船からのオフショアジギングを指します。これもまたショアジギングとは違った豪快さがあります。何と言っても使うジグの重量や大きさが桁違いに大きくなります。ターゲットもタチウオやワラサなどの他にブリやマグロなどまで入ってきます。

魚は大きくなればなるほど警戒心が強くなります。当然食わせ方によって釣果も違ってきます。ぜひ基本のジギングの他に釣果を上げるテクニックを身につけましょう。

 

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ジギングでのターゲット魚

あこがれの青物

オフショアジギングのターゲット魚はとても多く、底物のフラットフィッシュやロックフィッシュからスプリンターと呼ばれる青物までさまざまです。どのターゲットにも相応のテクニックや誘い方がありますが、今回は人気の高いイナダ・カンパチ・マグロなど、回遊魚系の釣りを中心に説明します。

 

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ジギングの基本「一般的な釣り方」

使用ジグをなるべく合わせる

マイボートやカヤックフィッシングでのライトオフショアジギングでなければ、遊漁船(釣り船)での釣行がメインになるジギング。タナや水深、潮の流れなどの違いからジグの形状や重さは大体船長から指示があります。複数人でジグを落とした場合、沈降速度が違うと他の釣り人と糸絡み(オマツリ)する恐れがあるからです。船長の指示に対応できるようにジグは用意しましょう。事前に船宿に聞いておくことも大事です。

 

 

ボトムまでフォールさせる

船からのジギングの場合、海底に瀬と呼ばれる岩礁地帯を探し、その上を流しながらの釣りが基本になります。タナが上層ではっきりしている場合を除いては、ジグを一旦海底(ボトム)まで落としてから巻き上げます。その際、潮と船が動いているので、根掛かりに注意します。

 

 

ワンピッチ&ワンジャークで誘う

ショア(陸)からでもオフショア(船)からでも、ジギングの基本となるテクニックが「ワンピッチ&ワンジャーク」です。シャクリ1回につきリールを1回転巻くこのテクニックは文字で読むと簡単そうですが、実際にやってみると意外に難しいので練習が必要です。イメージとしては「シャッシャッシャッ」っとリズミカルにロッドを1回シャクってはリールを1回巻く感じです。ルアーの着底を確認したらすぐに始めます。

 

 

基本の合わせ方

タイラバなどのように向こう合わせでないかぎり、ロッドが突っ込んだら即合わせます。警戒心が強い場合は前アタリが何度もあることがありますが、そこは我慢しましょう。基本的に合わせ方は「大合わせ」でいいでしょう。

 

 

 

 

シャクリ方のテクニック①「ハイピッチジャーク」

基本+応用で爆釣を狙う

ここからは基本のジギングにプラスして覚えておくと釣果の上がるテクニックの紹介です。

青物の中でも、特にブリ系中小型のワラサやイナダ、中型のカンパチなど好奇心旺盛で好戦的な魚に効果が高いのがハイピッチジャークです。

 

魚の好奇心に訴える

ジグは動かし続ける

ジグの動きをイメージする

リズミカルに力強く

 

 

ハイピッチジャークで「追わせて食わす」

理論的には「とにかくアピールをして反射的に食わせる」釣り方です。ジグの誘い方のアクションイメージとしては、①海底から逃げだす小魚、②素早く海面に向かう小魚、③泳ぎ疲れた小魚、を演出します。

実際のロッドアクションとしてはティップを真下に下げて、まず海底まで素早くジグをフォールさせます。着底を確認したら即ジャガジャガ巻きで底を切ります。底を切ったら素早くシャクリます。1シャクリにつき2回転以上のリーリングを意識してリールを巻きます。1シャクリ2回転をワンセットとして4~5セットに1回フォールさせます。文字にすると「ギュンギュンギュンギュンギュン、スー」という感じです。これを指示タナの上まで繰り返します。

 

 

釣果に直結するジギングの基本

ハイピッチジャークだけでなく、ジギング全般にいえることなのですが、「ジグは動かし続けるのが基本」です。最初のフォールでボトムに着底させた時や、シャクリ中のフォール時に完全にジグの動きが止まる瞬間は「数秒が限界」だと思って下さい。この数秒で魚は「見切り」ます。止まったジグは魚にただの無機物として認識されてしまいます。

 

ハイピッチジャークのシャクリ方のコツ

常にティップを海面に向けておき、シャッシャと体全体で力強くシャクる釣りですから、ロッドは竿尻を腋に挟みこみ、体全体でシャクリましょう。

 

 

ハイピッチジャークに適したタックル

ロッドはルアーウェイト2~8oz(オンス)のティップの硬めのものを選びます。1oz約30gで換算し、ご自分のターゲット魚を鑑みてぴったりのものを探しましょう。長さは5~7f(フィート)、深くなればなるほど長めのものを使います。マルチに使える3oz、6fくらいのものがおすすめです。ロッドの表示が「HP」などになっていますので探す手掛かりにはなりますが、店頭で店員さんに尋ねるのがベストでしょう。

リールはハイギアで大きめの物。スピニングなら、メーカー各社で番手が異なるため一概には言えませんが、シマノなら6000番以上、ダイワなら4000番以上のものがおすすめです。

中級者以上であればベイトリールのほうが使いやすい場合があります。その場合はダイワなら15番(ソルティガ)、シマノなら2000番(オシアジガー)などがおすすめです。これもまた店頭で店員さんに意見を求めるのがベストです。

 

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シャクリ方のテクニック②「スローピッチジャーク」

新定番で爆釣を狙う

関西地方を中心に流行り始めたこのシャクリ方は、今では全国的にも人気のロッドアクションになりました。ネーミングからスロージギングと混同されることもありますが、そのメソッドはまったくの別物です。釣果アップのために基本をきちんと押さえましょう。

 

魚の食い気を誘う

ティップのしなりを利用する

ジグの動きをイメージする

小刻みにスライド量を調節する

 

 

スローピッチジャークで「マルチに食わす」

理論としては、海底からリールの「回転分の距離」をジグがスライドしながらヒラッと誘うもので、例えば1回転なら約80㎝、半回転なら約40㎝、4分の1回転ならばジグ1本分ジグをスライドさせ、魚の食い気を誘います。

 

 

釣果アップに繋がるロッドアクションのポイント

具体的には、ボトムまでフォールさせたらすぐにシャクリとリーリングを始めます。この時ロッドは海面に平行に、ラインは直角にしてから始めます。シャクリ方はティップを効かせ1シャクリ、「同時に」リールを1回転させます。いわゆるピッチ&ジャークのような糸ふけを取るリーリングではありません。これでアクションを付けるので、テンションは掛けっぱなしになります。

 

スローピッチジャークのシャクリ方のコツ

秒数にして1シャクリ約1秒というゆっくりめのシャクリ方になります。常にロッドを海面と平行に保ち、ティップが曲がり切る寸前でシャクリますので、肘でロッドをキープするのがロッドコントロールのコツになります。

 

 

スローピッチジャークに適したタックル

ロッドは柔らかめのティップのベイトリール用を選びましょう。ルアーウェイトは2~7ozのもので、長さは通常5~6f、深場なら6~7fのものがおすすめです。ただしこの釣り方はハイピッチとは違い、表示ウェイトよりかなり重いジグが使えます。目安としては3ozで200g前後までカバーできますから、おすすめは6f、3ozくらいのものです。ロッド表示に「SP」などの記載があるものが多いですが、これも店員さんに確認してみましょう。

リールはベイトリールの1500番(シマノ表示)程度が使いやすいと思います。また、あえて底物を狙うならその番手のスローギアのものが使いやすいですが、青物などもマルチに対応できるように、ハイスピードギアのものをゆっくり巻けるように練習することを推奨いたします。

 

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ジギングで釣果を上げるには①「釣果の上がる季節を狙う」

旬の魚を狙う

よくベストシーズンやトップシーズンなどと魚の釣れる時期をいいますが、それはいわゆる「旬」にあたることが多く、美味しい魚がたくさん釣れる時期でもあります。ぜひ「旬」を狙って釣果を上げましょう。

 

トップシーズンで爆釣を狙う

魚が一番釣れるのがトップシーズン

魚種や場所、地域ごとにトップシーズンはズレる

トップシーズン目指して腕を磨く

 

 

ベストシーズンの上のトップシーズンを逃さない

日本近海でジギングで釣れる魚は数多いですが、青物のベストシーズンは初夏から晩秋までとされています。その中でも特に回遊回数、個体の大きさ、活性の高さなどからトップシーズンといわれているのが晩秋の9月から11月頃までです。4月頃から上がり始めた活性がピークを迎えるため、初心者であれば春頃から何度か釣行してみて、その時期までに腕を磨いておくのがいいでしょう。

同じ青物と呼ばれているサワラも春から活性が上がりますが、サワラは真冬の2月前後以外は通年狙えます。腕試しや熟練度をあげるには良い対象魚だといえるでしょう。

逆にヒラメなどは通年狙える魚種ですが、真冬に旬を迎えます。スローピッチジャークを試してみるには最適の魚です。底を切ってはフォールさせるをゆっくり繰り返す(個人的にデッドスローピッチジャークと呼んでいます)うちにスローピッチジャークのコツをつかめます。時期によって釣れる魚、釣れない魚を見極めましょう。

 

 

情報収集が釣果アップへの近道

シャクリ方や誘い方がどんなに上手でも狙う魚がいなければ話になりません。どんなやり方をしても釣れないのは当然です。釣果アップに一番大切なことは、実はトップシーズンを狙うことかも知れません。ただし日本海側と太平洋側、北と南でもトップシーズンは微妙にズレます。ご自分のフィールド近くの情報は釣宿や釣具店などでチェックしましょう。

 

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ジギングで釣果を上げるには②「釣況に応じた道具を選ぶ」

臨機応変の対応

釣り船を仕立てて釣行するジギングでは、釣る場所やその船のやり方などで状況がめまぐるしく変わることがあります。仕掛けやタックルの変更を余儀なくされた場合、それに素早く対処できるようにしておかなければなりません。

 

釣況は変化するのが当たり前

タックルは複数種類用意する

複数種類のジグを用意しておく

出発前に船宿に確認・相談する

 

 

複数タックルで釣果アップ

オフショアジギングで釣行する場合、できれば数種類のタックルを用意しておきたいものです。その日の海の状況で、ターゲットも釣り方も急な変更がある場合が多々あります。また鳥山を発見した時などは、トップウォーターのナブラ撃ちなどが有効な場合もあります。ベイトリールセットとスピニングリールセットのジギングロッド以外に、ショアジギングのセットまで用意しておくことをおすすめします。

 

 

メタルジグの使い分けで釣果アップ

使用ジグもまた数種類、複数本ずつ用意しておきましょう。ジグウェイトはおおむね水深から割り出して船長からの指示はありますが、潮の流れの速さや、潮の枚数(海中で別方向に流れる潮があります)などでもジグウェイトは変わってきます。もちろんカラーでも変化を付けることが必要になります。

また、好みのアクションの付け方、誘い方でもジグの形状は変わってきます。ハイピッチならばストレートタイプ、スローピッチならば木の葉型などです。この他にナブラ撃ち用のルアーなども必要になってきます。一旦出港してしまえば取りには帰れませんので、多めの装備を心掛けましょう。お出かけ前に船宿に相談しておくことも大切です。

 

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ジギングで釣果を上げるには③「釣果は取りこみが大切」

船上に上げるまでが釣り

魚釣りは掛けるまでが勝負ではありません。獲物を船上に引き上げて初めて釣果となります。船にターゲットに合ったランディングネットなどはあるでしょうが、その使い方も覚えましょう。

 

呉越同舟の精神で

近くの人がヒットしたら素早く仕掛けを回収する

タモ入れは相互協力で焦らずに魚をコントロールしてから

ジグ飛びなどの危険を常に回避できるように心がける

 

 

周囲との連係で釣果アップ

青物や大物が掛かった場合、船員や同行者がきっとタモ出しはしてくれるでしょうが、同行者にヒットがあったらお手伝いをしなければならないケースもあります。基本はオマツリ回避のための仕掛け回収ですが、緊急の場合はタモ入れまでしてあげましょう。

 

 

コツ①:ランディングタイミングを間違えない

タモ入れのコツは、魚が充分に空気を吸って弱ったところを頭からすくうのですが、掛けた方が充分に魚をコントロールしているかどうかを慌てずに見極めます。魚がコントロールされて弱っていたら、初めてタモを海中に刺します。タモを海中に入れて魚を待っているアシストを時々見ますが、これはおすすめしません。魚は水中でタモを見ると反射的に逃げようとします。ここでバラしてしまっては元も子もありません。

ロッドの張力限界で頑張っているときに魚の急な反転でジグが外れると、とんでもない勢いでジグが飛んでくることがあります。これが顔などに当たると大怪我の元になりますので、常にバラした時も意識してやりとりをしましょう。

 

 

コツ②:セルフタモ入れで手返し良く

取りこみまで一人でやらなければならないこともあります。その場合、片手でロッドをキープしながらタモ入れを片手でしますが、魚が完全に弱るのを待ってからタモ入れをしましょう。両手がふさがってしまうので、タモ入れはぎりぎりまで待ちます。そしてタモに魚がおさまったらロッドのテンションを抜いて魚をある程度フリーにしてから、タモを垂直に上げます。これはロッドとタモを壊さないためのコツであり、素早く取りこむコツでもあります。

 

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「釣りに正解なし」引き出しは多く持ちましょう

釣りに正解はありません。釣れたものが正解です。だからといって闇雲にジグを落としても実際の釣果は上がりません。基本を押さえつつ、新しいテクニック、新しい考え方を取り入れていきましょう。ぜひトップシーズンでの爆釣を目指して下さい。

 

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ジギングはルアー選びで決まる?釣れるジグの選び方と使い方をご紹介!

今回はジギングルアーの代表、メタルジグの選び方と使い方の解説です。形状や材質による違い、重さの選び方や動かし方について紹介しています。どんなものがあるのか一気に確認したい方は要チェック!ジギングルアーの準備を進めましょう!

 

 

 

 

 

ジギングルアーの選び方と使い方を解説

選び方のポイントをご紹介

今回はオフショアジギングのルアーである、メタルジグについてです。選び方のポイントとなる形状や材質の違いについてご紹介します。釣れる魚に合わせた動かし方や、重さの選び方も解説!これからジグを揃えていく方はぜひ参考にしてみてください。

 

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ジギングルアー選びに役立つ4つのポイントを解説

種類ごとの違いを知っておこう

まずは選び方のポイントとなるメタルジグの形状、材質、ウェイトバランス、カラーの4点について解説します。それぞれにどんな違いがあるかをチェックして、同じ役割のものばかりにならないようにメタルジグを揃えていきましょう。

これからオフショアジギングを始める初心者の方向けに、それぞれの要素で定番も紹介しています。

 

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1.ジギングルアー:メタルジグの形状について

形状の種類を4つに分けて解説

釣果に大きな影響を与える、メタルジグの形状についてです。それぞれアクションやサイズ感に大きな違いがあり、海域や季節、狙う魚種によって定番となる形状は異なります。初心者の方が目で見てハッキリと違いを認識できる要素でもあるので、初めて揃える方もぜひこだわって選んでみてください。

すでに釣行計画を立てている場合は、船宿予約時によく釣れる重さと形状を確認しておくと、当日までの準備がスムーズになります。

 

 

①セミロングジグ

オフショアジギングで最も出番の多い形状です。やや細長いボディは、イワシなど青物が普段捕食しているベイトの形状に似ていて、魚種やベイトパターンを問わずに活躍できる万能なシルエットを持っています。特別なパターン以外はセミロングジグで幅広く対応できるので、これからジグを選ぶ方はこのタイプのジグから検討してみてください。

 

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②ロングジグ

先ほどご紹介したセミロングジグよりも細く長い形状です。同じ重さであればこちらの方が長く、タチウオやサンマといった大型のベイトを捕食する青物狙いの釣りで、高い効果を発揮します。ベイトの状況はエリアと時期次第なので、釣りに出かける地域の情報を集めながら購入を検討してみてください。

細長いベイトのみに反応する青物を狙う時は明らかにロングジグが有利で、セミロングジグよりも断然釣れるというケースがほとんどです。

 

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③ショートジグ

セミロングジグよりも短く、厚みで重さを稼いでいるタイプの形状です。このタイプはロングジグとは逆のパターン、小型のベイトのみに反応する青物狙いに効果があり、最新のトレンドとして各地で釣果があがっています。幅広い魚種に効果があるというのもショートジグの強みで、根魚に真鯛、アジやイサキもよく釣れるジグです。

 

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④スロージグ

平らなボディが特徴的なメタルジグです。名前の通りスローなアクションが持ち味で、他の形状のジグよりもゆっくりヒラヒラと落下する動きを持っています。持ち味を最大限引き出すためには専用のタックルが必要になりますが、底を徹底して釣るときはこのタイプのジグが強いです。こちらも釣れる魚種の幅が広く、根魚やヒラメを狙うジギングで出番が多いです。

 

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メタルジグ形状まとめ

万能タイプはセミロング

ロングジグ、ショートジグはベイトパターンに合わせて

スロージグは底狙いの釣りで活躍

 

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2.ジギングルアー:メタルジグのウェイトバランスについて

ウェイトバランスの種類を4つに分けて解説

メタルジグはどの位置に重心があるかでアクションと沈み方が変化します。形状によってある程度傾向が決まっている要素ではありますが、それぞれどんな特性を持っているか確認しておきましょう。センターバランスのメタルジグがあれば、幅広い釣り方に対応できますが、魚種によっては他のタイプが強いケースがあります。

 

 

①センターバランス

メタルジグの中央付近に重心が設定されているバランスです。完全に重心が中央というものはなく、揺れる動きを与えるために多少どちらかに重心を寄せているので、重心は中央付近とイメージしておきましょう。ジャーク、フォールとも魅力的なアクションを持っていて魚種も問わない万能な性能で、多くのジグがこのバランスを採用しています。

 

 

②リアバランス

重心が後方寄りのセッティングです。センターバランスの水平フォールに対し、リアウェイトではテール下がりの姿勢で落ちていくのが大きな違いで、沈降時の直進性とスピードに優れます。潮が速いエリアや深い釣り場、先に落とす方が有利というシチュエーションで選択したいメタルジグです。アクションはセンターバランスのものよりも大人しく規則的で、青物狙いではランダム性がやや不足気味な一方、シーバスやタチウオ狙いでは、この大人しい動きとテール側から落ちていく姿勢が大活躍します。

 

 

③フロントバランス

センターバランス、リアバランスに比べるとマイナーな存在ではありますが、重心をやや前方寄りとしたフロントバランスのジグも存在します。ラインで引っ張って持ち上げるときは頭から、落ちるときも頭からとなるので、ロッド操作にしっかり反応するメリットがありますが、フォールスピードが遅いことや、ライントラブルを起こしやすいことがデメリットです。

 

 

④左右対称と左右非対称について

メタルジグには左右対称なものと、左右非対称なものがあります。左右対称なものは受け流す水流が規則的で、引き抵抗が小さく、素早く操作してもアングラーへの負担が少ないのが特徴です。左右非対称なものは引き抵抗が大きくなる弱点がありますが、不規則なアクションで魚を反応させる力があります。

素早く大きく動かすなら対称なジグ、スローなアクションやフォールを重視する場合は、非対称なものとイメージしておきましょう。

 

 

メタルジグ形状まとめ

定番はセンターバランス

テール下がりに落ちるリアバランス

左右非対称なジグはハイアピール

 

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3.ジギングルアー:メタルジグの材質について

材質の種類を3つに分けて解説

メタルジグの材質についてもご紹介します。岸釣りと同じく、オフショアでも基本となる材質は鉛ですが、水深やベイトサイズの関係から、鉛よりも比重が大きいものや小さいものが活躍するシチュエーションがあり、地域や釣り方によっては鉛以外のジグが有利になるケースがあります。

鉛以外の材質はオプション的な選択肢にはなりますが、船宿から鉛以外をおすすめされた時に備えて、どんな材質があるかチェックしておきましょう。

 

 

①鉛

鉛はもっともポピュラーなメタルジグのマテリアルです。多くのメタルジグはこの鉛が素材になっており、ご紹介している素材の中で最も手ごろな価格で手に入ります。まずは予算の中で重さにカラー、そして形状と揃えていく必要があるので、鉛のメタルジグをメインに準備を進めましょう。

鉛ジグを基準として、鉛よりも比重を大きくしたい、小さくしたいと使い分けることになるので、青物狙いならまずは鉛ジグを使い込むところから始めるのがおすすめです。

 

 

②タングステン

メタルジグに使用されている素材の中で、唯一鉛よりも比重が大きいマテリアルです。同じ重さであれば、鉛製よりもシルエットが小さくなります。小さくするメリットは受ける抵抗が小さくなることで、水深や流れの影響からジグが着底までに流されてしまう場合や、ベイトサイズが小さく、単純に重く大きくとすると釣れないというケースで活躍します。デメリットは価格が高いこと、手元に感じる抵抗が少なくなることです。

「スーパーライトジギング」と呼ばれるアジ、イサキなどを狙うジギングや、真鯛を狙う鯛ジギングは、ターゲットサイズやベイトサイズが小さいことから、タングステンジグの出番が多いです。青物だけでなくこんな魚が釣れる時は、細糸とタングステン素材の組み合わせで、ジグを軽く小さくというオプションも用意しておきましょう。

 

 

③鉄・すず・アルミ

鉄、すず、アルミは、鉛よりも比重が小さいマテリアルです。同じ重さの場合、鉛製よりもシルエットが大きく、受ける抵抗も大きくなります。これらの素材を使うとジグは大きく長くなり、シルエットによるアピール力が大幅にアップ!大きいほど釣れる大型ベイトパターンでの効果が高く、アクションがスローになって、ジグをゆっくり見せるような釣り方や、大型のベイトに対応する釣りが展開できます。 鉄やすずはオプションとして使用できる範囲の比重ですが、アルミは鉛との差が大きく、他の釣り人とラインの入り方が変わってしまうケースがあるので、遊漁船で使う時は船宿に必ず確認するようにしてください。もちろん問題なく使えるケースもあります。

 

素材の種類 比重 価格
11.36 標準的
タングステン 19.3 高価
7.87 やや高価
すず 7.30 やや高価
アルミ 2.7 高価

 

 

メタルジグ素材まとめ

定番は鉛ジグ

タングステンジグは比重が大きい

鉄・すず・アルミは比重が小さい

 

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4.ジギングルアー:メタルジグのカラーについて

オフショアメタルジグのカラーを3つに分けて解説

ナチュラル系からハイアピール系まで、メタルジグのカラーはさまざまです。今回は初心者の方向けに、シンプルな区切り方で揃えておくべきカラーをご紹介します。ブルー、レッド、グリーンなど色味ももちろん効果がありますが、まずはシルバー系、ゴールド系、グロー系と大きく異なるカラーを3タイプ用意するのがおすすめです。

それぞれの系統で人気のあるカラーも紹介しているので、ジグ選びの参考にしてみてください。

 

 

①シルバー系

オフショアジギングシーンで最も人気のある、定番のカラーです。岸からの釣りではブルーやピンクが入ったものが人気ですが、オフショアではアピール力やサイズ感重視のフルシルバーも人気があります。

潮が澄んでいたり、太陽がしっかり出ていたり、フラッシングを最大限引き出せるような時間帯が最も投入に適したタイミングで、日中釣るオフショアジギングでは出番となる時間も長いです。まずはフルシルバー、ブルーやピンクが入ったシルバー系から、気に入ったカラーを選んで試してみましょう。

 

 

②ゴールド系

シルバー系の対として用意しておきたいのが、ゴールドをベースとしているカラーです。こちらはフルゴールド、というカラーよりも、グリーンやレッドが入ったカラーに人気が集まっています。グリーンゴールドは最新のジギングターゲットであるイサキ、そして真鯛の定番として定着しているカラーなので、タングステンジグを買うならグリーンゴールドは1つ持っておくのがおすすめです。

投入のタイミングは先ほどご紹介した高実績な魚種を狙う場合や、濁り、曇りなどアピール力が必要なシチュエーションにマッチします。シルバー系を試してダメならゴールド系と回していくのが、オフショアジギングの基本的なローテーションパターンです。

 

 

③グロー系

最後にご紹介するカラーは、蓄光して光るグロー系のカラーです。フルグローがラインナップされている製品もありますが、ゼブラやグローヘッド、フロードットなどワンポイントでグローが入っているカラーは特に人気があります。一部が光ることでジグのサイズ感を錯覚させたり、揺れて明滅しているようなアピールができるのが人気のポイントです。

投入のタイミングは、フラッシングの効果が少ないと感じる100m以上のディープエリアや、曇り、濁りのシチュエーションです。また、ぼんやりと光る独特な明るさは、季節が合えば青物狙いのイカパターンに効果があり、深場で狙う根魚狙いでも高い実績を誇ります。まずは一部がグローとなっているジグから、ローテーションに加えてみましょう。

 

カラーの系統 おすすめのシチュエーション おすすめカラー
シルバー系 晴天時・澄潮 フルシルバー・ブルーピンク
ゴールド系 曇りや早朝などの暗い時間・濁り グリーンゴールド・アカキン
グロー系 曇りや早朝などの暗い時間・水深が深い場合・イカパターン ゼブラグロー・グローヘッド

 

 

メタルジグカラーまとめ

定番はシルバー系

ローテーションにゴールド系とグロー系

3系統のカラーをローテーション

 

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ジギングルアーのアクションと動かし方を紹介

ジグの動かし方とおすすめのジグタイプを6つに分けて解説

メタルジグの動かし方と、動かし方に適した種類についてご紹介します。季節や釣れる魚種によってメインとなるアクションパターンはさまざまですが、初心者の方には、オフショアジギングの基本となるワンピッチジャークからの習得がおすすめです。対応できるジグの種類も多いアクションなので、まずはこの動かし方から試してみてください。

それぞれのアクションをローテーション、そしてジグの形状やカラーをローテーションしながら、当日反応がいいパターンを探すのが、オフショアジギング釣果アップのポイントになります。ジグの形状とアクションのパターン、そしてアクションに合うロッドを揃えてローテーションするために、複数タックルを持ち込むというのが、オフショアルアーゲーム上級者が実践しているローテーションテクニックです。

 

 

①メタルジグの動かし方:ワンピッチジャーク

ワンピッチジャークは、オフショアジギングで基本となるオーソドックスなアクションパターンです。一回のシャクリと一回の巻きを組み合わせるこのアクションは、メタルジグを使う釣り全てに応用できます。

動かし方は手首と肩を使って穂先を下から上方向に跳ね上げ、穂先を元の低い位置に戻すところまでがワンセットです。穂先を跳ね上げると同時にリールのハンドルを上方向へ回転させ、ロッドを下げる時にハンドルを下方向へ回転させるというのが動かし方のポイントです。

対応するジグのタイプはセミロングやロングタイプのジグで、バランスや形状を問わず組み合わせることができます。

 

ヒットのタイミング

ワンピッチジャークで青物を狙う時は、ヒットするタイミングはジグを動かしている最中というケースが多く、青物は動作中にロッドの跳ね上げを止めるような掛かり方をします。逃げる小魚がスピードを上げる動きに反応して、反射的に口を使っているイメージです。シャクリがそのままアワセになることもありますが、ヒットしたら追加でしっかりアワセを入れておきましょう。

フォール時にヒットした場合は、着底前にラインの放出が止まります。手元や穂先に魚の動きが現れないケースもありますが、この場合もしっかりアワセをいれるのがポイントです。

 

 

②ハイピッチジャークとスローピッチジャーク

ワンピッチジャークを素早く行うのがハイピッチ、ゆっくり行うのがスローピッチで、どちらの動かし方に反応がよいかは、ベイトや魚の活性など、当日の状況に左右されます。両方を試して、魚が反応するスピードを探してみましょう。船長から今の時期はこのぐらいがいい、とアドバイスがあったり、他の乗船者が釣れているスピードに合わせるのがおすすめです。

 

 

③ショートジャークとロングジャーク

ロッドのふり幅を調整することでも、アクションのパターンに変化をつけられます。ふり幅が小さければショートジャーク、ふり幅が大きければロングジャークで、こちらもピッチ同様、どの程度の強さがいいかを探りながら釣りを進めるのが釣果アップのポイントです。

全ての動作を毎回同じとする必要はなく、着底~ハイピッチショートジャーク~スローピッチロングジャーク、こんなアクションパターンとしてもOKです。この動かし方はコンビネーションジャークと呼ばれ、特にブリ系に対して、高い効果を発揮します。速い動きを追わせてスローで食わせる、こんなイメージで変化をつけながら楽しんでみてください。

 

 

④メタルジグの動かし方:高速巻き・ジャカジャカ巻き

とにかくスピードを出せばいいという状況には、リールを速く巻くだけの高速巻きがおすすめです。スピードは可能な限り速く、捕食のスイッチが入った青物は、人間の巻き速度を超える電動リールの高速巻き上げに対してもバイトしてきます。

高速巻きにロッドでアクションを加えるジャカジャカ巻きも有効です。リールを素早く巻きながら、ロッドを上下させてジグのスピードに変化を加えます。ロッドが曲がるように肩で上下させながら、リールの巻きでスピードを出しましょう。

ジグはどちらのアクションパターンにも抵抗が少ないものが適しているので、スリムで左右対称なものがおすすめです。

 

ヒットのタイミング

こちらもワンピッチジャークと同様に、ジグを動かしている最中がヒットのタイミングになります。素早く動くジグが青物の目の前を通過して、思わず反応するのがこのパターンです。リールの回転をガツッと止めるアタリが出るので、しっかりとアワセを入れてください。

カンパチはブリよりも底を好む傾向が強く、フォール~着底→高速巻き上げと移行した立ち上がり直後にヒットするケースが多いです。カンパチを狙う時は、ワンピッチジャークで攻める場合も立ち上がり直後に集中しましょう。

 

 

⑤メタルジグの動かし方:ただ巻き

高速巻きよりも少しスピードを落として、ジグを泳がせるように巻くのがタダ巻きです。ハンドルの回転は1秒に1回転程度として、ジグのシルエットや揺れでターゲットにアピールします。青物に対しても効くシチュエーションはありますが、魚種はアジイサキ、真鯛といった、青物よりも泳ぐスピードが遅い魚に対して特に有効です。

対応するジグは巻いて泳ぐものが好ましく、ショートジグやセンターバランスで左右非対称なものが適しています。タダ巻きをメインとしつつ、スローなワンピッチジャークやジャカジャカ巻きもプラスしながら、ヒットパターンを探してみましょう。

 

ヒットのタイミング

ただ巻きは巻いているジグを見せて追わせるような釣り方で、ヒットは巻いている最中にググっと引き込みがあります。フォール時にもチャンスはありますが、真鯛は特に巻きに反応する傾向が強く、タイラバのように掛かるまで巻きを止めないのがポイントです。

アジやイサキはフォール時にバイトしてくるケースが多いので、繊細なアタリを見逃さないように、ラインにある程度テンションを掛けながらフォールさせてみてください。

 

 

⑥メタルジグの動かし方:スロー

最後にご紹介する動かし方は、スロー系のジグが得意としているスロージギングアクションです。底から浮かない青物や、根魚に対して効果があります。

動かし方はロッドの戻りを待つ、リールのハンドルは1回転巻かない、この2つをプラスしたスローなワンピッチジャークです。ロッドでジグを動かすというよりも、リールの巻きでロッドの穂先を曲げるイメージが動かし方のポイントで、巻き量の基本は1/2回転程度です。軽くロッドでジグを持ち上げたり、巻き量をさらに下げるケースもあります。

適しているジグはスロージギングに対応したタイプで、タックルもスロージギング向けのものが望ましいです。タックルの中でも特にロッドは専門性が高く、曲がって戻る独特な調子が求められます。青物以外の魚種もいろいろ釣ってみたい方や、青物向けのスロージギングが流行っている地域にお住いの方は、ぜひ専用タックルの導入を検討してみてください。

 

ヒットのタイミング

フォールでのアクションを重視した動かし方なので、ヒットのタイミングもフォール中になるケースが多いです。底に沈んだ青物から根魚まで、フォール時もリフト時もアタリに対応できるように身構えておきましょう。フォール時のバイトは素早い反応が難しくフッキングも不安定なので、しっかりアワセを入れたいところです。

 

 

ジギングルアーのアクションと動かし方まとめ

セミロング・センターバランスジグのワンピッチジャークが基本

スリムタイプで高速巻きやジャカジャカ巻きもおすすめ

ショートジグはただ巻きを試してみよう

スロージグには専用タックル

 

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ジギングルアーの重さについて

ジグウェイトは水深の2倍前後

メタルジグの重さは、水深の2倍をベースとして、潮流や船の流し方に合わせて重さを調整するというのが、オフショアジギングの基本的な考え方です。スムーズに釣りを楽しむためには、メタルジグが底についたことを確認できる重さが必要で、分からなければ重いジグへローテーションする必要があります。ラインの太さなどタックルの状況によっても確認の難易度が変化するので、初回は重めを中心にしっかり揃えて、余裕が持てるラインナップで釣りにのぞみましょう。

船宿予約時に初心者であることを伝えれば、用意すべきメタルジグの重さは船長がしっかり教えてくれます。

 

 

ウェイトは複数を用意しておこう

予約時に150gをおすすめされた場合は、前後のウェイトと難しい状況に対応できる重めのウェイトで、計4種類ほど重さを揃えておくのがおすすめです。当日は実際にジグを投入してから、タックルや海流に合わせたウェイトを探してみてください。船長にアドバイスをもらうのもおすすめです。

150gのジグを指定された場合に用意したいジグウェイト ローテーションイメージ
120g 潮が緩い状況に
150g ローテーションのメインに
200g 着底が分からない場合に
250g 潮が速い状況に

 

 

ジグの形状とウェイトについて

メタルジグが底についたことが確認できるかどうか、釣りやすいラインの角度をキープできるかどうかは、ラインの太さとジグの形状や素材によっても変化します。ラインはタックルを複数持ち込まなければ変更できませんが、形状や素材で変化をつける、ジグのローテーションも試してみてください。初心者の内は着底確認を重視すべきですが、より多く釣るためには、確認できる重さとベイトに合ったジグのシルエットサイズを両立する必要があります。

抵抗が小さい形状、比重が大きいものほどよく沈み、シルエットも小さいです。シルエットを大きくしたい場合は逆のパターンで、抵抗が大きい形状や比重が小さい材質のジグを選択します。ご紹介してきたジグの形状と材質をうまく組み合わせて、ステップアップを目指しましょう。

ローテーションイメージ ジグの形状やウェイト調整 ジグの素材
スタンダード セミロング・左右非対称
流れが速くラインに角度がつく・速く沈めたい セミロングでウェイトを重くする、スリムなロングジグ・左右対称 鉛・タングステン
着底確認に余裕がある・ゆっくり沈めたい セミロングでウェイトを軽くする、幅のあるもの 鉛・鉄・すず・アルミ
シルエットを大きくしたい ロングジグ 鉄・すず・アルミ
シルエットを小さくしたい セミロング・ショートジグ タングステン

 

 

ジギングルアーの重さ選びまとめ

基本は水深×2+α

重さは複数用意しておこう

形状や材質の使い分けでステップアップ

 

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ジギングルアーを揃えよう

少しずつ種類を集めていこう

オフショアジギングは、状況に合わせたメタルジグ選びと、特性を引き出す使い方が釣果アップに繋がる釣りです。こだわれば釣れる状況を少しでも増やすためにタックル、そしてメタルジグの種類を増やしたくなりますが、まずは地域に合わせたオーソドックスな構成から始めればOKです。時期のベイトパターンや釣れる魚の種類に合わせて、必要になったタイミングで少しずつメタルジグを集めていきましょう。

追加のメタルジグ選びに迷ったり、よく釣れる最新のアイテムをお探しの場合は、ぜひ店舗スタッフにご相談ください。

 

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投げ釣りの仕掛けはどうする?遠投にも繋がる仕掛け作りと釣り方のコツを伝授!

投げ釣りと言っても、堤防からのチョイ投げから、100m以上も先の魚を狙う遠投投げ釣りなどその釣り方はさまざまです。釣り場の状況や狙いなどで仕掛けもその都度変更しなければなりませんが、今回は遠投用の仕掛けをメインに、色々な投げ釣り仕掛けを紹介していきます。

 

 

 

 

 

投げ釣りの魅力紹介

まずは、ウキ釣りやルアー釣りなどでは味わえない投げ釣り独特の魅力について紹介していきます。

 

投げ釣りは魅力いっぱい!

老若男女問わず、誰でも楽しめる

安定した釣果と美味しい魚が期待できる

釣果以上の楽しみがある

 

 

投げ釣りは全世代で楽しめる

ジギングやルアー釣りなどは体格や筋力の差が釣り方に影響するので、小さなお子様を連れてのファミリーフィッシングとして楽しむには少し難しいものがあります。

それと比較すると、投げ釣りは2m前後の短竿で楽しむ「チョイ投げ釣り」から、本格的な「遠投投げ釣り」まで、世代や性別による筋力の差などを埋めることのできるさまざまな釣り方があります。突き詰めれば細かなテクニックも数多くありますが、基本は仕掛けを投げてアタリを待つ初心者にも優しい釣りです。

 

 

投げ釣りは釣果が期待できる

撒き餌を撒いて魚を呼び込むウキ釣りや、回遊魚を狙うルアー釣りなどのような不確実な釣りではなく、底に居着いている魚を狙うために、実績のある場所さえ掴んでしまえばある程度安定して釣果が得られるのが投げ釣りの特徴です。代表格のキスやカレイの他に、時にはヒラメやマゴチなどの高級魚まで狙えるのが投げ釣りの魅力の一つです。

 

 

投げ釣りにはさまざまな喜びがある

家族で釣りを楽しむ喜びや好釣果の喜びの他にも、投げ釣りにはたくさんの喜びがあります。重めのオモリを豪快に飛ばして、はるか先で水しぶきが上がった時。狙い通りの場所に仕掛けが着水した時。仕掛けの動かし方が絶妙に決まって複数匹(一荷)の魚が揚がってきた時。なにより海に向かって思いっきりロッドを振る爽快さ。

このように、投げ釣り自体にいくつもの魅力があるため、どんどんハマってしまって家族を置き去りにしてしまうかもしれません。

 

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投げ釣りの準備をしよう

釣り自体の経験はあるが、投げ釣りをこれから本格的に始めるという方向けにタックルの紹介をしていきます。釣りに必要な基本の道具(クーラーボックスやタモ、タックルボックスなど)はお持ちである前提で進めていきます。

 

 

投げ釣りの基本のタックル

一般的なタックルの組み方です。ターゲット魚によってロッドの長さやリール、ライン、ハリスなどの番手は変わってきますが、基本のキスやカレイを狙うのに充分な番手で紹介しています。

 

 

投げ釣り用竿

投げ竿は磯釣り竿のような長尺竿はほとんど使いません。オーソドックスな投げ竿ならば360cmから405cmほどのものが使いやすいようです。オモリ負荷が30号くらいのものならば充分でしょう。

 

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投げ釣り用リール

遠投競技の投げ釣りでない限り、リールは扱いの難しいベイトキャスティングリールよりもスピニングリールをおすすめします。番手は4000番以上で、5号のナイロンラインならば200mほど巻けるものを選びます。専用リールであればスプールにテーパーが付いており、ドラグ調整の無いものが主流で、番手表示も無い物が多いため、店頭スタッフまで相談することをおすすめします。

 

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投げ釣りの基本仕掛け

投げ釣りの基本仕掛けは1回のアプローチでアピール力があり、複数匹の魚が狙えるようにと、多岐針が使用されるのが普通です。手返し良く釣りたい方は3本針、大遠投で一気にキスなどを狙いたい方は7本針など、釣り方によって選びましょう。

 

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投げ方一覧とテクニック

投げ釣りの代表的な投げ方


投げ方

使い処

コツ

オーバースロー

基本の遠投

体重移動を使う

スリークォーター

大遠投

体の回転を使う

アンダースロー

チョイ投げ

手首のスナップ

 

 

投げ方のコツ①オーバースロー

基本のオーバースローはロッドを振りかぶり、穂先を体の真後ろに持って行き、リールを真上に向けます。真っ直ぐロッドを振り下ろすと同時に、一歩前に出した足に後足をスライドさせ体重移動させながらラインをリリースします。オモリが頭を通過した瞬間にリリースするイメージです。胸を張って斜め45°に打ち出すと飛距離が出ます。ほぼロッドの性能だけで100mほどはカバーできる投げ方です。

 

 

投げ方のコツ②スリークォーター

オーバースロー投法がきちんとできるようになったらスリークォーターに挑戦してみましょう。ロッドを振りかぶるところまではオーバースローと同じですが、ここから上半身を捻じり、それを戻しつつラインリリース側の腕を突き出し、同時に尻手側の腕を体に引きつけます。剣道の袈裟懸けのようなイメージです。ロッドのスピードが最大限に引き出せれば200mほどまでカバーできる投法です。

 

 

投げ方のコツ③アンダースロー

これはチョイ投げ釣りでよく使う投法です。2m前後の短竿などで10~20m先の狙いどころにピンポイントで仕掛けを運ぶ投げ方です。竿先を斜め下に構え、ラインリリース側の手首のスナップでコントロールしながら投げます。「ゴミ箱にゴミを放り投げ入れる」イメージで投げると正確なスローができますよ。

 

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投げ釣りにおける天秤の役割と種類

チョイ投げ釣りにしても遠投投げ釣りにしても、投げ釣りでは仕掛けを飛ばすために「天秤オモリ」を使います。使用目的によってチョイスが変わりますので、基本の天秤だけは押さえておきましょう。

 

 

天秤+オモリの役割

投げ釣りでは海底の狙った場所へ釣り針とエサを届ける必要があるので、重いオモリを仕掛けに使います。しかし、ただ投げるだけではオモリより下のハリス部分が道糸に絡んでしまって仕掛けが機能しません。そこで「天秤」と呼ばれるL字の針金を使います。オモリとハリスが一直線にならないようにセットすることで、「仕掛けを絡ませずに狙い場所まで」届けるのが「天秤」の役割です。

 

 

形状別には大きく2種類

天秤には大きく分けて、ステンレス線をL字型に組んだL字型天秤と、オレンジやグリーンの三角キャップのはまった直線状のジェット天秤と呼ばれている2つの天秤があります。どちらも糸絡みを少なくし、飛距離が出るように工夫がされていますが、少しずつ使い勝手が違います。

 

 

機能別には大きく3種類

天秤の機能は大きく分けて3つに分けられます。釣り場や釣り方によって天秤の種類は選べますが、最近ではオールマイティーに使えるように改良されています。

 

 

遠投特化型天秤

天秤にはそれぞれ特徴があります。一つは「遠投特化型」天秤。これはL字固定型のものが投げやすく、また空気抵抗を抑えるためにアームの短いものを選びます。

 

 

アタリ特化型天秤

次が「アタリ特化型」天秤です。これは天秤の軸線にオモリが取り付けられていて、L字の頂点から頂点へとラインを通し、天秤全体がラインをスライドする仕掛けになっています。魚が掛かるとラインからロッドにダイレクトにアタリが伝わり、針掛かりを助けてくれます。一般的には「半遊動式」などと呼ばれています。

 

 

トラブル回避型天秤

最後が「トラブル回避型」天秤です。天秤を使った投げ釣りで一番多いトラブルが「根掛かり」です。これを回避するために障害物をよけやすく作られたのがジェット天秤です。ラインを巻くと天秤が一直線になり、また先に付いたフィンで浮き上がりを良くし、水中を泳がせることができます。つまり何か障害物をコツンと感じた時に、ロッドを強めに煽るだけで根掛かりが回避できるシステムになっているということです。

 

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天秤のタイプとメリット・デメリット

天秤のタイプ

メリット

デメリット

L字固定型

遠投がしやすい

アタリが取りにくい

L字遊動型

アタリが取りやすい

遠投がしにくい

ジェット天秤

根掛かりしにくい

糸絡みしやすい

 

これらの複合型や新機能天秤も

ここで紹介・解説した天秤もすでにかなりの改良がされていて、飛びと根掛かり回避にすぐれた天秤など、複合型とも言えるタイプのものも販売されています。また「スパイク鉛」と呼ばれる激流の中でも転がらない工夫のされたオモリ付き天秤なども開発されています。購入の際は実際に店頭で確認し、店頭スタッフの意見を聞くことをおすすめします。

 

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大漁を狙う投げ釣りのコツ

ここからは釣り方の紹介です。どんな釣りにもコツはありますが、投げ釣りは「多岐針」を使う釣りですので、他の釣りと一味違うコツがあります。

 

 

釣れるポイントを絞る

最近の釣りは情報戦の色合いが強く、釣れるポイントを複数個所は持っていないと、なかなか釣果には恵まれません。新聞雑誌の情報欄やインターネットでの釣果情報などを必ずチェックするようにしましょう。最も有力な情報が得られるのが、釣り場近くの釣具屋です。エサや仕掛けを購入する際には、店頭スタッフに声をかけて釣果情報や釣り方の相談などもしてみましょう。

 

 

カケアガリを狙う

キスやカレイなど投げ釣りのターゲットは海底近くの起伏の中に固まっていることが多く、うまく起伏の中を通すと釣果に繋がります。特に「カケアガリ」と呼ばれる海底の丘の部分には良く集まります。カケアガリは沖から手前に向かい徐々に高くなっていきますが、ここは潮がゆるみ甲殻類が多くいるので、斜面からイソメやゴカイなどが顔を出すキスやカレイにとっては絶好の餌場になります。オモリを引きずってカケアガリを感じたら、そこを集中的に狙ってみましょう。

 

 

仕掛けを毎回確認する

釣果を上げるためには道具がきちんとしていなくてはいけません。投げ釣りの仕掛けは常に海底を引きずられています。針先などが岩や砂に擦れて甘くなるのも早いので、常に確認をしましょう。エサの付け替えのたびにチェックするのがおすすめです。甘くなった針を変えた途端に効果が出て、喰いが立つことはよくあります。

 

 

エサは常に新鮮なものを状況に合わせて使う

投げ釣りの場合、エサの付け方は一般的に「通し刺し」にします。イソメやゴカイの頭(口)から針先を入れ、針先を胴体から出す付け方です。首筋にちょんと引っ掛けるチョン掛けでは投げ釣りの場合身切れしてしまうので、おすすめしません。ただし、喰い渋りの時にはアピールするために通し刺しと組み合わせて「房掛け」にしたり、臭いを出すために縫い刺しにしたり、いろいろと工夫してみましょう。また、キスやカレイは新鮮なエサを好むので、常にエサは新しいものに付け替えましょう。

 

 

動かし方を変える

エサや仕掛けが完璧でも喰い渋ることはあります。もちろん時合(魚の活性が上がる時間帯)ではないのかもしれませんが、そんな時は仕掛けの動かし方(サビキ方)を工夫してみましょう。カケアガリなどはしばらく静止させて待てばいいのですが、平坦な場所ではロッドのしなりを利用して強めにサビいて停止させたり、思い切ってオモリが浮くほどしゃくって落としたり、もちろんズル曳きもアリです。いろいろな動かし方を試してみましょう。

 

 

追い食いを狙う

キス釣りなどで釣果を上げるには、多点掛けが一番手っ取り早い方法です。投げ釣り初心者にありがちな失敗は、多岐針の一番下の針に一匹喰いついた魚を釣り上げてしまうことです。これは往々にして「サビキスピードの速すぎ」で起こります。魚は他の魚が釣り針に掛かってジタバタしていると、「あ、エサを食べてる」と自分も近くのエサを探します。そのため、一匹掛かったのが分かったら、ゆっくりとリールを巻いていきましょう。100m巻くのに約10分が目安になります。

 

ゆっくり巻く裏ワザ

リールをゆっくり巻く時にハンドルでリーリングするのでなく、空いた手でスプールを直接巻くと追い食いしやすいスピードでラインの巻き取りができます。

 

基本の合わせ方

投げ釣りの合わせ方は、基本的には「向こう合わせ」になります。置き竿にククンとアタリが出たら、天秤の重みですでに針掛かりしているはずです。引きずっている時にクンとアタリが出たらそっとロッドを立てるくらいで合わせは充分です。

 

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魚種別仕掛け表

基本の仕掛け紹介

対象魚

ハリス

天秤

備考

ハゼ

袖針5号2本

0.8号

ハゼ小型

秋~冬が旬

キス

キス針6号5本前後

0.8号

L字固定

初夏~秋が旬

カレイ

流線針12号前後2本

3~4号

ジェット天秤

夏~冬が旬

その他根魚

丸セイゴ10号2本

1~2号

胴付き

秋~春が旬

 

基本の仕掛けは仕掛け表の通りですが、これはあくまで一般的なサイズを釣るためのもので、個体の大小で針やハリスの号数は上下させましょう。また旬を書き入れておきましたが、これは食べ方(例えばカレイは煮付けが冬・刺身が夏)などでも若干変動がありますので、一概には言えません。

針数は「手返し良く」「トラブルが少なく」の針数です。投げ釣りの腕が上がってきたら増やすのも良いでしょう。

 

 

 

 

チョイ投げ釣りの仕掛け

投げ釣りの中にはお手軽な「チョイ投げ釣り」があります。遠投投げ釣りのレンジが100~150mなのに対して、50m前後を探るチョイ投げ釣りは、その名の通り初心者やお子様でもちょいと釣れる楽しい釣りです。チョイ投げ釣りの紹介もしておきましょう。

 

 

おすすめのチョイ投げ釣りセット

オーソドックスでお手軽なチョイ投げ釣りのセットです。ロッドは1.8mの振り出し竿。リールは3号のナイロンラインが100m巻かれた小型スピニング。これに天秤や2本針の仕掛け、魚掴み、ハサミなどがすべてセットされています。後はエサだけあれば購入即釣行という優れものです。しかも仕掛けのセッティング見取り図まで入っているので、入門編にはもってこいのセットです。

 

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中通し鉛を使った仕掛けでお手軽に

「中通し鉛」は中空構造となっているためラインが中を通り、意図的に留めない限りラインが自由にスライドします。スライド時の摩擦でラインに傷が付くことがあって遠投には向きませんが、チョイ投げやぶっこみ釣りをするには使いやすいアイテムです。ラインをフリーで出せば波の力でエサが漂い、根魚以外の魚が釣れることもあります。アタリもオモリを介さないために出やすく、ライン切れとライン絡みのリスクはありますが、お手軽ではあります。

 

 

チョイ投げにあると便利な道具類

最低限小型のもので結構ですので、クーラーボックスは用意しましょう。また、堤防や釣り公園など一段高くなった場所での釣り方が多いチョイ投げ釣りなので、ロープ付きの水汲みバケツがあると便利です。また、小さなお子様連れであれば、体に合ったライフジャケットを装着しましょう。

 

 

投げ釣りは周囲の安全を確保してから

チョイ投げ釣りでも遠投投げ釣りでも同様に、投げ釣りはとにかく周囲の安全確認をしながら釣りをしましょう。チョイ投げ釣りの場合、堤防や釣り公園など人出の多い場所での釣りになることも多いので、隣や後に人が居ないことを確認してから投げます。また、遠投投げ釣りでは長いロッドで重いオモリを使うことが多いので、接触などがあると軽い事故では済まない場合も多々あります。お互いがケガの無いように気を付けましょう。

 

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豪快な投げ釣りの魅力を体感しましょう!

いろいろな釣り方がある中で、豪快さナンバーワンといえばやはり「遠投投げ釣り」です。しかし、魅力的な釣りであるがために敷居が高いイメージもあります。まずはタックルと仕掛けを準備してフィールドに立ちましょう。そしてさまざまな魚をゲットしてください。きっと釣果以上の楽しみが見つけられ、この釣りにハマっていくと思います。

 

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夏(6月・7月・8月)におすすめの釣り特集!地域毎にも釣れる対象魚をご紹介!

 

今回は夏の釣りまとめです。国内を北海道、東北、関東、関西、四国・九州の5地域に分けて、季節に合う釣りをご紹介!夏は日差しと高い気温に注意する必要がありますが、釣れる魚の種類が豊富で釣りデビューにピッタリの時期です。初心者の方はぜひ参考にしてみてください。

 

※2023年5月校正済み

 

 

 

 

夏の釣りと人気ターゲットをまとめてご紹介!

6月・7月・8月釣りをまとめて解説

 

 

今回は6月・7月・8月に旬を迎える魚の紹介や、地域別の狙える魚、釣り方をご紹介します。

6月・7月・8月は、水温が上がって狙える魚種も豊富な季節。それだけでなく、海辺で過ごす時間が気持ちよい季節ですので、釣り初心者の方のデビューにも適しています。堤防の釣りだけでなく、船の釣りも紹介しますので、遊魚船デビューを検討中の方も、ぜひ参考にしてみてください。

 

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夏に旬を迎える魚

夏の釣りと言えばこの3魚種

 

 

まずは全国的に夏が旬、夏の釣りの代表的な3魚種ご紹介します。

 

海の季節の進行は岸と比べると一か月程度遅れることが多く、6月・7月・8月は前半が晩春、後半は夏というタイミングで、美味しい魚が多い季節でもあります。特に夏らしいものをご紹介するので、美味しい魚狙いで釣りに出かけたい方は要チェックです。

 

 

①夏が旬の魚:キス

 

 

手軽に遊べて夏が旬、夏の釣りを代表する魚と言えば、砂浜で釣れる「キス」です。

 

数が非常に多く、砂地であれば堤防・防波堤からも狙える親しみやすいターゲットで、ブルっと力強く引き込むアタリが人気を集めています。天ぷらなど、食べて美味しい魚としても人気が高く、お土産が楽しみな方にもピッタリのターゲットと言えます。

 

6月の後半~7月の前半、梅雨の時期はかなり浅い場所でも釣れるので、キャストに自信がない方にはこの時期が特におすすめです。状況がよければ、波打ち際でも狙えます。

 

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②夏が旬の魚:イサキ

 

 

船釣りで6月・7月・8月と言えば、近年人気急上昇中のターゲット、「イサキ」がイチオシです。脂が乗って味がよくなる「梅雨イサキ」は、美味しい魚を狙いたい方にピッタリのターゲットで、小型の数釣りは船釣りビギナーの方でも比較的釣りやすい釣りモノと言えます。

 

元々は真鯛と合わせて狙う「コマセ五目釣り」などで親しまれてきたターゲットですが、近年はメタルジグで狙う「スーパーライトジギング」の対象魚種としても注目が集まっています。エサ釣りで狙うなら、「コマセ五目」や「ウィリーイサキ」、ルアーで釣ってみたい方は「スーパーライトジギング」をチェックです。

 

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数釣りと大物釣り

 

アベレージサイズは25cmほどで、このサイズでも味よく釣って楽しいターゲットですが、50cm級の特別大きなイサキを狙う釣りもあります。数釣りで遊びやすい地域、大型が狙える地域とエリアによって違いがあるので、大物狙いの方はぜひエリア情報をチェックしてみてください。

 

 

③夏が旬の魚:アユ

 

 

川の釣りではアユが最盛期を迎えます。縄張り意識が強く、アユ同士を競わせて釣る「友釣り」が有名で、釣る面白さと食味、両面から非常に人気が高い魚です。

 

河川の釣りは、遊漁券(入川券)の購入、釣り方が決まっているエリアの詳細確認など、しっかりと事前の準備をしておく必要がありますが、手間を掛ける価値があって魅力たっぷりの釣りと言えます。近年はルアーを使って狙うスタイルが少しずつ広まってきているので、ルアー派の方はこちらの情報もぜひチェックしてみてください。

 

 

夏に旬を迎える魚まとめ

堤防・防波堤で手軽に遊ぶならキス

船釣りはイサキがイチオシ

清流のアユも魅力的

 

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夏の釣り人気ターゲットを5つの地域に分けてご紹介

地域ごとのおすすめ魚種・釣り方をまとめて解説

 

 

日本を北海道、東北、関東、関西、四国・九州の5つに分けて、6月・7月・8月におすすめの釣りと、釣り方をご紹介します。

 

夏に釣れる魚は、昼に数釣りができやすいものが多く、また夜釣りなら大物を狙うことも可能です。春先の風を感じる6月は釣りやすい気候ですが、7月・8月となると海辺とはいえ強い日差しや高い気温には注意が必要。アウトドアに不慣れな方は、早朝、夕方など涼やかな時間帯に釣れるものから始めてみてください。

 

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1.夏の人気ターゲット:北海道

夏の北海道おすすめの魚種を3種類ご紹介

 

 

まずは北海道の夏の釣りからご紹介します。

本州に比べると海水温が低く、冷たい水を好む魚が多い地域ですが、夏でも初心者の方にはサビキ釣り、ルアー派の方にはアイナメやトラウトと、夏でも魅力的な釣りを楽しめるエリアです。

 

 

①夏の北海道で釣れる魚:チカ

 

 

チカはワカサギによく似た海水魚で、北海道では年間を通して釣れるポピュラーなターゲットです。

 

数釣りの最盛期は産卵シーズンである春先ですが、夏は春先よりもサイズに期待ができて、小鯖やアジなどいろいろな魚が混じって釣れる、遊びやすいシーズンと言えます。漁港内、堤防・防波堤で狙えて、仕掛けは真下に落とせばOKとお手軽なターゲットなので、初心者の方はぜひ検討してみてください。

 

 

チカ狙いの仕掛けと釣り方

 

大きくなっても20cm程度とワカサギ同様小型魚なので、仕掛けは針が小さいものを使います。

チカサビキやトリックサビキにカゴとオモリをつけて、コマセを撒きながら狙いましょう。

タックルはリール付きのパックロッドから挑戦可能で、リール無しの延べ竿でも遊べます。

 

 

 

 

 

 

②夏の北海道で釣れる魚:アイナメ

 

 

春先が最も釣れるアイナメは、夏になると海水温が適水温を上回り、徐々に岸際から魚の数が減っていく傾向があります。夏枯れと呼ばれるこの現象は根魚類の多くにあてはまりますが、潮通しがよく水深があるポイントを狙えば、夏でもまだまだ狙えるターゲットです。

磯場や海藻が多い場所も有望なポイントです。日中ルアーで狙える魚をお探しの方は、夏のアイナメにチャレンジしてみましょう。

 

 

アイナメ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

他のシーズンと同じくクロー系ワームのテキサスリグが有効で、タックルや釣り方も同じ要領で楽しめます。

 

夏は泳ぐ小魚を追っているシチュエーションがあるので、シャッドテールワームのテキサスリグをリトリーブで浮かせて狙うスタイルも有効です。夏向けにスイミング系のワームをプラスして、釣果アップを目指してください。

 

 

③夏の北海道で釣れる魚:アメマス・カラフトマス

 

 

夏の北海道で最も人気のあるターゲットは、アメマス・カラフトマスといった本州ではなかなか釣れない大型のトラウト達です。

 

河川での釣りは非常に趣があり、テンポよく移動しながら釣れる魅力がありますが、細やかな釣り場のルールの把握が必要です。初心者の方はサーフなど海での釣りも考慮に入れながら、釣りに出かけるポイントを選んでみてください。

 

 

河口付近もルールをチェック

 

サーフも河口付近には釣りができない場所があるので、こちらも初回は確認が必要になりますが、ルールを確認すれば選べるポイントは豊富です。道東のサーフは夏のアメマス釣りの本場で、アメマスゲームを楽しむアングラーでにぎわっています。

 

 

アメマス・カラフトマス狙いの仕掛けと釣り方

 

河川での釣りもサーフでの釣りも、ミノーとスプーンを使うのが主流です。

海で釣る場合は飛距離が必要になるので、やや大型でヘビーなものや、メタルジグ・ジグミノーも使用されます。 どのルアーを使う時もベースになるアクションはタダ巻きで、ミノーはトゥイッチやジャークを混ぜることで、他のルアーとの使い分けが楽しめます。

ロッドでアクションを加える方法はスプーンを使う場合にも有効なテクニックなので、タダ巻きで釣れない時は、ロッドアクションを使ってトラウトのリアクションを狙ってみましょう。

 

 

夏の北海道おすすめの釣りまとめ

 

釣り初心者にはチカ狙いのサビキ釣りがおすすめ

日中ルアーで遊ぶならアイナメをチェック

河川・サーフのトラウトゲームもおすすめ

 

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2.夏の人気ターゲット:東北

夏の東北おすすめの魚種を3種類ご紹介

 

 

東北の夏は短いですが、夏らしい釣りをバッチリ楽しめる地域です。

 

岸釣りは全国的にも旬を迎えるアジ、キスがメインターゲットで、船釣りはマダイ、ヒラメの釣果が期待ができます。東北の夏はエサ釣り、ルアー釣りとも楽しく遊べるハイシーズンと言えるでしょう。

 

 

①夏の東北で釣れる魚:アジ

 

 

先ほどご紹介した北海道では数が少なかったアジですが、本州に入ると数が増えて、メインターゲットとして狙える魚種になります。釣り場は堤防や港、釣り公園など、足場がよく遊びやすいポイントから始めるのがおすすめです。

 

春先から釣れだすアジは夏が最盛期で、日中の釣りでは小型がメインになるものの、回遊のチャンスが多く数釣りにも期待ができます。初心者の方が釣り始めるにはピッタリのターゲットです。

 

 

釣れているタイミングで釣りにいこう

 

アジの回遊は年によって場所やタイミングに違いがあり、いいタイミングで釣りに行くというのが釣果を伸ばす最大のポイントになります。釣れている港、時間帯といった情報を集めて、アジ狙いの釣りに出かけてみましょう。

 

 

アジ狙いの仕掛けと釣り方

 

初心者の方におすすめの釣り方はサビキ釣りで、サビキ仕掛けにコマセカゴ、オモリのシンプルな構成から挑戦できます。

真下に落として遊べる釣り方なので、キャストに自信が無い方でも楽しく遊べるでしょう。また、東北地域はアジング人気が高まっている地域でもあります。

エサ釣りではなくルアーから釣りを始めたい方は、ライトゲームタックル+ジグヘッドリグでアジを狙ってみるのもおすすめです。

メバル、ロックフィッシュも多い地域なので、対象魚を絞りすぎず、気軽に遊んでみましょう。

 

 

 

 

 

 

②夏の東北で釣れる魚:マダイ

 

 

東北は船マダイ、船ヒラメの釣果に優れた地域でもあります。6月・7月・8月は春先から始まる真鯛、そして秋に向かって調子を上げていくヒラメとどちらも狙えるシーズンで、大物狙いから始めたい方、船釣りに挑戦してみたい方の入門にピッタリの時期と言えます。

 

特に初心者の方におすすめなのはマダイ釣りで、ヒラメ釣りよりもシンプルな釣り方で楽しめます。どちらも大型が狙える非常に魅力のあるターゲットです。まずはマダイ釣りから、東北の船釣りにチャレンジしてみましょう。

 

 

マダイ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

エサ釣りで狙うのが主流だったマダイですが、近年は手軽に遊べるルアー釣りの人気が急上昇中です。東北でも全国的に定番となったタイラバが流行しています。

 

タイラバは操作が非常にシンプルな釣りで、着底~一定速度のタダ巻きと繰り返すだけで、しっかりマダイを誘ってくれるビギナーフレンドリーな釣りモノです。釣り初心者の方でも簡単に遊べるので、船釣り入門を検討中の方はぜひチェックしてみてください。

 

加えてタイラバは真鯛だけでなく、さまざまな種類の魚が釣れる釣り方なのもおすすめポイントです。

 

 

③夏の東北で釣れる魚:アユ

 

 

東北ではその年の雪の状況に影響を受けますが、河川のアユやイワナも夏の魅力的なターゲットです。

 

東北の河川はアユの解禁を7月1日、もしくは中頃としているケースが多く、関東よりも遅めのスタートで解禁を迎えるのが特徴です。やはり解禁直後が最も期待が高まるタイミングになるので、遊漁券をしっかり準備して解禁日に備えておきましょう。

 

水温が低い期間が長いことからサイズはやや小ぶりな印象ですが、天然遡上に期待できる河川が多いです。

 

 

アユ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

釣り方は定番の友釣りが人気です。

 

長尺の専用のべ竿にシンプルな仕掛けで楽しめるこの釣りは、生きたおとりのアユを使うのが特徴です。釣り人側でアユがいそうな岩陰におとりを誘導しながら、駆け引きを楽しむのがこの釣りの醍醐味と言えます。

 

専用竿は長さから高価で、タイツや関連道具など揃える道具も多い釣りですが、ファンが非常に多い釣りでもあります。自然を感じながら気持ちよく楽しめる釣りをお探しの方は、ぜひ検討してみてください。

 

 

夏の東北おすすめの釣りまとめ

初心者の方にはアジのサビキ釣りがおすすめ

船釣りはタイラバの人気が上昇中

短い夏を満喫できるアユ釣りも魅力的

 

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3.夏の人気ターゲット:関東

夏の関東おすすめの魚種を3種類ご紹介

 

 

人口が多い関東は、6月・7月・8月と船釣りの選択肢が非常に豊富な地域です。イサキとマダイが狙えるコマセ、スーパーライトジギング、タイラバにヒラマサトップ、カツオやマグロと魅力的な魚が集まります。

 

岸釣りでは春先から続くアオリイカ、定番のアジとキスに、河川ではアユ釣りと船釣り以外も釣りモノは豊富です。好みに合う釣りを見つけて、夏の海を楽しみましょう。

 

 

①夏の関東で釣れる魚:キス

 

 

夏の風物詩キスの投げ釣りは、釣り初心者の方にピッタリの釣りモノです。

 

砂底を好む魚なので、狙う場所は砂浜、もしくは砂浜が隣接している堤防や釣り公園がメインになります。食べて非常においしく、釣って面白い入門向けのターゲットです。

 

 

キス狙いの仕掛けと釣り方

 

釣り方は飛距離が出せる投げ釣りが主流で、仕掛けは天秤付きのオモリに市販のキス仕掛けをセットするだけで簡単に準備できます。

タックル、仕掛けがセットになった入門向けの釣り具セットも多数展開されているので、まずは手ごろな価格のちょい投げセットから始めてみましょう。

釣りの時間帯は日中よりも朝と夕方がよく釣れます。夏の暑さが和らぐ時間帯でもあるので、どちらかに絞って3時間程度の短時間釣行から始めるのがおすすめです。

 

 

 

 

②夏の関東で釣れる魚:カツオ・マグロ

 

 

相模湾の夏と言えば、カツオとキハダマグロです。コマセ釣りの解禁は8月からで、この時期になると人気船は予約がいっぱいになります。

 

この釣りの魅力は何といっても大物狙い、関東でありながら40kgを超えるキハダマグロを手にできるチャンスがあるというのが人気のポイントです。船で群れを追いかけて即仕掛けを投入、すぐに引き上げて移動、と忙しい釣りではありますが、釣れる魚の価値が高く、夢のある釣りを遠征せずに楽しめます。

 

 

カツオ・マグロ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

ルアーで狙う方法もありますが、最も釣果が高いスタイルはエサを使ったコマセ釣りです。仕掛け自体は天秤にコマセカゴ、ハリスが5m前後で一本針と非常にシンプルですが、ハリスは20号以上と大物釣りらしい内容です。タックルもかなり強力なものが必要になります。

 

相模湾の夏はサメが非常に多く、どうサメを避けながら強烈に引くマグロを上げるかというのが勝負どころになります。サメ避けに後から投入するタイプのリングが多数展開されているので、仕掛け類と合わせてこちらも検討してみてください。ある程度巻いて浅いところまで上がってきたら、ドラグを絞めて勝負です。

 

 

③夏の関東で釣れる魚:アユ

 

 

大都会東京エリアでも、奥多摩までいけばアユの友釣りが楽しめます。北関東にもアユが遡上する川があるので、関東は意外に渓流の釣りを遊びやすいエリアです。

 

解禁日は6月上旬としている河川が多く、河川ごとに遊漁券が必要になります。おとりアユは現地で購入できるので、都内で道具類を準備して現地へ向かいましょう。

 

 

アユ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

関東でも仕掛けは定番となっている友釣りで狙います。

 

シーズン開始直後の7月は小型が中心ですが、8月の半ばを過ぎる頃からは、秋の大型シーズンに向かってサイズがあがっていきます。産卵後の落ちアユシーズン、10月頃まで楽しめるので、川の釣りに挑戦してみたい方はぜひ検討してみてください。

 

 

夏の関東おすすめの釣りまとめ

釣り入門ならキスの投げ釣り

船釣りで大物狙いなら相模湾のカツオマグロ

東京でもアユ釣りが楽しめる

 

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4.夏の人気ターゲット:関西

 

夏の関西おすすめの魚種を3種類ご紹介

 

 

関西は沖堤防への渡船が利用しやすい地域で、暖かい海の魚達をさまざまなスタイルで狙うことができる地域です。

 

初心者の方には夏の定番アジ、キス釣りがおすすめですが、今回は近年注目が集まっている岸からのハタ釣りや、関西と言えばのシーバス、タチウオ釣りをご紹介します。ルアー派の方は要チェックです。

 

 

①夏の関西で釣れる魚:タコ

 

 

まずは大阪湾の夏の風物詩、タコ釣りからご紹介します。船だけでなく堤防や防波堤、沖堤防でも人気のある釣りで、釣り方は非常にシンプルです。狙うタコはマダコがメインで、食べて美味しいのがこの釣り最大の魅力と言えます。

 

時間帯は自由度が高く、朝夕、日中、夜釣りとほとんどの時間でチャンスがあるので、他の釣りの合間に遊ぶ釣りとしてもおすすめです。タックルは張り付くタコを引きはがせるパワーが必要なので、ロッド、リールともPE2号程度に対応できるものを用意しておきましょう。タコ釣り、タコエギの名前で、タコを対象とした専用製品も数多く展開されています。

 

 

タコ狙いの仕掛けと釣り方

 

釣り方はエサ釣り、ルアー釣りがあります。おすすめは手軽なルアー釣りで、タコエギと呼ばれる専用の疑似餌を使ってキャスト、もしくは真下に落として狙う釣り方がおすすめです。

イカを対象とした製品よりも重く派手なタコ用のエギを使って、海底をズルズル引きずりながらタコを探しましょう。

港や堤防の壁際、投げる場合は沖側に岩があって、タコが潜める障害物が多い場所が有望です。

 

 

②夏の関西で釣れる魚:シーバス

 

 

大型の漁港から沖堤防まで、関西はシーバスゲームが非常に盛んな地域です。

 

夏はエサ釣りでエビ撒き、ルアー釣りではワームやメタル系ルアーを使ったデイゲームで楽しめます。ルアー釣りのターゲットとして、全国的にも人気の高い魚なので、定番のルアー釣りから始めてみたいという方はこの釣りをチェックしてみましょう。沖堤防への渡船を利用すれば、初心者の方でも大物のチャンスがあります。

 

 

シーバス狙いの仕掛けと釣り方

 

 

人気のスタイルは鉄板バイブレーションやブレードルアーを使ったルアーゲームです。タックルはMパワーのロッドにPE1号程度を巻いた3000番クラスのリール、リーダーは20lb程度をおすすめします。

 

夏のシーバスは水温が落ち着く深場、沖からの流れがあるエリアを好む傾向が強く、大型船が入る深い漁港や、足元から深い沖堤防が絶好の狙い目になります。流し方や巻き速度に敏感なナイトゲームよりもシンプルな組み立てで遊べるので、シーバスゲーム初心者の方にもおすすめです。

 

 

③夏の関西で釣れる魚:タチウオ

 

 

タチウオは夏の沖堤防、そして船釣りで関西を代表する人気のターゲット。関西から人気が全国に広がったターゲットで、食べて美味しく釣って面白い魅力的な魚です。

 

タチウオが岸に寄る時間は朝、夕方と夜で、日中は沖側の深いエリアに生息しています。時間帯ごと適した釣り方があるので、釣行計画に合わせて準備を進めておきましょう。

 

 

タチウオ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

日中岸から釣る場合は、飛距離に優れるメタルジグを使うのが定番です。遠投で沖の深場を狙いましょう。夕方~夜はタチウオが岸近くに寄り、水面近くまで上がってくるので、定番のワインドやテンヤがよく効きます。

 

船からの釣りも、メタルジグとエサ巻きのテンヤから好みに合う釣り方を選択できます。どちらもフワっと誘ってガツっと止めるタチウオらしいアタリが楽しめて、美味しいタチウオをたくさんお土産にできる釣りです。

 

 

夏の関西おすすめの釣りまとめ

ワームでハタを狙ってみよう

沖堤防・港のシーバスもおすすめ

夕方~夜はタチウオが定番 。

 

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5.夏の人気ターゲット:四国・九州

夏の四国・九州おすすめの魚種を3種類ご紹介

 

 

最後は四国・九州地域の夏の釣りについてです。

 

海に囲まれたこのエリアは、堤防や港、釣り公園など初心者向けのフィールドから、磯や流れの速い沖のポイントまで、さまざまなポイントにアクセスできる選択肢の豊富さが魅力です。初心者向けの釣りから大物狙いまで楽しめます。

 

 

①夏の四国・九州で釣れる魚:アジ

 

 

夏の四国・九州で釣りを始める方におすすめのターゲットは、どの場所でも入門向けの魚として親しまれているアジです。釣り場は安全に遊べる港や堤防をおすすめします。

 

サビキ釣り、ルアー釣りどちらでも狙えて、群れが入っていれば釣るのはそれほど難しくありません。日中はエサ釣りで、ルアーから始めたい方は夕方や夜の釣りで狙ってみましょう。愛媛県や山口県、大分県は、全国的に見ても特にアジが釣りやすい地域です。

 

 

アジ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

流行中のアジングは、ジグヘッドにワームをつけるだけで仕掛けが完成する遊びやすいルアーゲームです。

 

夏のアジは早い動きにも反応しやすいことから、この時期なら投げて巻くだけのタダ巻きでも、十分反応を得られるチャンスがあります。まずは簡単な釣り方からでもバッチリ遊べる釣りなので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。

 

 

②夏の四国・九州で釣れる魚:イサキ

 

 

夏の船釣りでおすすめのターゲットは、旬を迎えるイサキです。

 

九州はイサキだけでなく、根魚やマダイ、青物も多い地域で、全ての魚種を狙えるスーパーライトジギングは特におすすめの釣りです。夏はイサキや大型のアジをメインターゲットに、いろいろ釣れる釣りとして検討してみましょう。運が良ければ大型魚のヒラマサがヒットすることもある、エキサイティングな釣りが楽しめます。

 

 

イサキ狙いの仕掛けと釣り方

 

イサキ狙いにおすすめの釣り方は、人気上昇中のスーパーライトジギングです。

専用ロッドにPE0.6号を巻いたスピニングリールで遊べるスーパーライトジギングは、従来のヘビーなジギングよりも手軽に遊べるライトな構成が持ち味の釣りです。

釣り方もパワフルなロッドアクションは必要なく、フワフワとロッドを曲げながら巻く独特な誘いで楽々遊べます。タイラバと同じく、船のルアー釣り入門にピッタリなので、デビュー向けのターゲットをお探しの方はぜひ検討してみてください。

 

 

③夏の四国・九州で釣れる魚:ケンサキイカ

 

 

九州には電気をつけてイカを集めながら釣る船の夜釣り、夜焚きイカがあります。

 

ハイシーズンとなる夏は小型の数釣りがメインで、ケンサキイカだけでなく、ヤリイカやアオリイカ、そしてイカを狙っている大型のマダイや青物を泳がせ仕掛けで狙うこともできる釣りです。

 

イカは独特のアタリが面白く、なんといっても食べて美味しいターゲットです。冷凍しても味が落ちにくく、調理も簡単なターゲットなので、美味しいお土産を楽しみたい方は要チェックです。

 

 

ケンサキイカ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

夜焚きイカには針数が多いエサ釣りスタイルと、針数を減らして駆け引きを楽しむルアースタイルがあります。

 

特におすすめなのはルアースタイルのイカメタルで、繊細なアタリを掛けるゲーム性の高さから、全国で人気が高まっています。夏の暑さが和らぐ夜の船釣りは雰囲気抜群、出船が夕方なので、早起きが苦手な方にもおすすめできます。

オモリグスタイルでは底付近を狙うことが多いため、大剣と呼ばれる大型も期待出来ます。イカメタルスタイルでは枝数を2〜3本にすることで、数釣りも楽しめるため、状況に応じて使い分ける工夫も必要です。

 

 

夏の四国・九州おすすめの釣りまとめ

アジングの人気エリア

イサキ狙いのスーパーライトジギングで船釣りデビュー

夕方出船・夜釣りの夜焚きイカも面白い

 

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夏の釣りの注意点

強い日差しと気温に注意しよう

 

 

6月・7月・8月は日差しが非常に強く、気温も高い季節です。

 

熱中症対策の帽子と日焼け対策の長袖やラッシュガードを準備して、紫外線対策を万全にしておきましょう。サングラスや偏光レンズグラスがあると、海面からの照り返しから目を保護することができます。また、飲み物は多めに必ず用意することと、体力を大きく消耗する前に、日陰で休憩を取ることも大切です。

 

日中よりも朝と夕方、そして夜の釣りを選ぶことで、熱中症のリスクを抑えることができます。アウトドアに不慣れな方は、朝夕の短時間釣行、暗くなってからの釣りから、夏の釣りに挑戦してみてください。

 

 

産卵期の魚の扱い

 

夏はキスやハタが産卵期を迎える季節です。キスは数が多く、釣りすぎを避ければ十分に資源を保護することができますが、ハタは数がキスほど多くなく、成長に時間が掛かかります。抱卵しているハタは、釣ったらリリースしてあげましょう。抱卵しているハタは明らかにお腹が膨らんでいるので、釣るとすぐにわかります。

 

ハタ釣りは専用のエア抜きが販売されるほど、リリースが盛んな釣りです。釣りに慣れてきたら自分の中で基準を作って、小型をリリースすることで、資源を保護しながら楽しい釣りを未来に繋げていきましょう。

 

 

夏の釣りの注意点まとめ

帽子・長袖やラッシュガード・サングラスで紫外線対策

釣行時間は朝夕・夜がおすすめ

抱卵しているハタはリリースしよう

 

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夏の釣りを楽しもう

夏の釣りから釣り入門

 

 

夏は小サバやフグなどエサ取りが増える季節ですが、狙える魚が多く釣りを始めやすい季節でもあります。対象魚以外でも釣れば経験値になってステップアップに繋がるので、釣りを始めるには絶好のタイミングです。

 

手軽に遊べる岸釣りから、釣果が安定しやすい船釣りまで、夏の釣りは選択肢が豊富です。気になる釣りを見つけて、夏の釣りから釣りを始めてみましょう。

 

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ジギングを始めよう!青物攻略に向けた初めての仕掛け作りを基礎から解説!

今回はジギングの仕掛け作りについてです。釣り初心者の方向けに、仕掛け構成を図解付きで紹介しています。仕掛け作りのコツ、必要な道具類も合わせてご紹介!ジギング関連の道具を一式まとめて揃える方は、仕掛け関連も必ずチェックしておきましょう!

 

 

 

 

 

ジギングの仕掛けを準備しよう

初心者向けに仕掛け作りのポイントを解説

今回はジギングから船釣りを始める初心者の方向けに、仕掛け作りに必要なアイテムと基本となる構成を解説します。仕掛け自体は非常にシンプルですが、大型魚と安心してファイトできる強度を出すためには、適切なパーツを選びと確実な結束が必要不可欠です。ロッドやリールの性能を引き出すために、しっかりと準備を行いましょう。

 

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ジギングの仕掛け作りを3つに分けて解説

初心者向けの基本仕掛けを図解付きで紹介

これからジギングを始める方向けに、基本的な仕掛けの作り方を図解付きでご紹介します。仕掛け作りはリーダーの接続、リングとスプリットリングの結束、メタルジグの接続の3ステップで、初めてでもすぐに覚えられるシンプルな内容です。

引きが強い青物向けにメインライン、リーダーラインとも太いセッティングなので、結束時にしっかり締めこんで強度を安定させるのが仕掛け作りのコツです。それぞれのステップで初心者向けのポイントも解説しているので、釣り初心者の方はそちらもぜひ参考にしてみてください。

 

 

準備するパーツや道具類について

手順をご紹介する前に、仕掛け作りに必要なパーツや道具類をまとめてご紹介します。ロッドにリール、ルアーとこれから一式まとめて揃える方は、事前に用意しておくべき道具類も事前に確認しておきましょう。仕掛け作りは船釣り初挑戦でも簡単な内容で、道具類は他の釣り方でも役に立つものばかりです。

 

基本となる仕掛けパーツ

使用する仕掛けパーツ 号数やサイズ
リーダーライン(フロロカーボンライン) 20lbから80lb程度
ソリッドリング #3から#5程度
スプリットリング #3から#5程度
アシストフック(リング・アシストライン・フック付きのもの) #1から#4/0程度
メタルジグ 80gから300g程度

 

仕掛けパーツは釣れる魚や釣り方、タックルの状況によって必要なサイズが変わります。タックルの強度やルアーの重さも含めて、バランスが取れるサイズを選びましょう。それぞれの項目で基準となるサイズや選び方を紹介していますが、悩む場合やより細かく調整したい場合は、ぜひ店頭でスタッフにご相談ください。

 

初心者が用意しておきたい道具類

仕掛け作りに必要な道具類もチェックしておきましょう。リングオープナーとラインカッターは、両方を兼ねるジギング向けのプライヤーが1つあればOKです。他の釣り方でも活躍する道具なので、船釣りデビューに合わせて必ず用意しておきましょう。事前の準備はもちろん、当日船上で仕掛けの作り直しが必要になるケースもあります。

 

道具類 用途
ジギング向けの大型プライヤー スプリットリングの開閉、ラインのカット
ボビンノッター メインラインとリーダーラインの接続
締め具 各種ノットの締め込みに

 

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①ジギング仕掛け:メインラインとリーダーラインの接続

メインラインとリーダーラインの結束を図解付きで解説

PEラインは伸びが少なく強度が高いという長所がありますが、結束時に食い込みにくく滑りやすかったり、傷に弱いという短所があります。この弱点を補うために、先糸として傷に強い素材のリーダーラインを接続しておきましょう。このセッティングは釣り方を問わず、他の船ルアーゲームでも幅広く使われている構成です。

リーダーラインとして使用するラインはフロロカーボンラインで、号数はリールに巻いたPEラインの号数×4の号数とするのがおすすめです。リールに巻くPEラインが3号であれば、リーダーラインはメインラインの強度を十分に引き出せる12号程度=40lbから50lb程度を選んでください。長さは5m程度を基本として、ロッドの長さや海底の起伏を考慮に入れた、船宿推奨の長さに調整しましょう。

リーダーの結び目はロッドガイド内に入っても問題ありません。魚をキャッチする時には結び目がロッドガイド内に入っている状態、つまりPEラインが船べりに接触しない長さとするのがおすすめです。

 

メインラインの号数 組み合わせるリーダーラインの号数
PE1号 フロロカーボン4号(16lb)から5号(20lb)程度
PE2号 フロロカーボン8号(30lb)から10号(35lb)程度
PE3号 フロロカーボン12号(40lb)から14号(50lb)程度

 

 

結束方法はPRノットがおすすめ

メインラインとリーダーラインの結束方法は数多くの選択肢がありますが、今回はオフショアジギングで最もポピュラーな「PRノット」をご紹介します。手順はやや複雑な部類に入るノットですが、太いリーダーと相性がよく強度の安定感もトップクラス。大型魚や引きの強い魚を狙う釣り方で幅広く使用されているノットで、ルアー釣り初心者の方にもこの結び方をおすすめします。

動画内でご紹介しているのはPRノット用の器具を使った結び方です。巻き付けは器具無しも行えますが、器具があれば緩みや追い越しなく綺麗な巻き付けを手早く行えて、正しく並んだ結び目と十分な締め込みが、ノット強度を高めてくれます。青物狙いのジギングから釣りを始めるなら、初心者の方もぜひノッターの導入を検討してみてください。器具については記事後半でさらに詳しくご紹介します。

 

 

ジギングリーダーラインまとめ

リーダーの号数はメインラインの号数×4程度

長さの基本は5m

結束方法はPRノットがおすすめ

 

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②ジギング仕掛け:ソリッドリングの接続

リーダーラインとソリッドリングの接続を図解付きで解説

 先ほど結んだリーダーラインにソリッドリングを接続します。ソリッドリングはロッドガイドを通らないケースがあるので、ここから先の工程は当日集合して、ロッドにラインを通してから行うようにしましょう。リーダーの接続までであれば、リールに巻き込んで集合場所に持ち込めます。

リーダーラインをソリッドリングに通し、パロマーノットやイモムシノットといった強度の高い結びで接続します。リング上でラインが交差したり、締め込み不足で隙間が空かないように注意が必要です。

ソリッドリングのサイズは、タックル全体の強度やリーダーの強度と相談しながら選択しましょう。lb数は変形までの強度としている場合、破壊されるまでの強度としている場合とさまざまなパターンがあり、メーカーによって表記の方法が異なります。厚みや重さについてもメーカーによる違いがあるので、迷う場合は店頭でスタッフにご相談ください。小さく軽いほどルアーの動きがよくなり、大きく重さのあるものは本体、そして結束部の強度が高くなります。

 

ソリッドリングのサイズ おすすめの組み合わせ
#3(80lbから200lb程度) リーダー20lb程度、ややライトなジギング
#4(100lbから250lb程度) リーダー30lb程度、ハマチを狙うジギング
#5(150lbから400lb程度) リーダー50lb程度、ブリを狙うジギング

 

 

結束方法はイモムシノットがおすすめ

リーダーとソリッドリングの接続には、シンプルかつ高強度なイモムシノットがおすすめです。結び方は折り返したリーダーの折り目をソリッドリングに通し、リーダーのループにソリッドリングを通します。結び目を整えしっかりと締めこんだら、後はハーフヒッチで上からループを作って1回、下からループを作って1回と結び目を作り、合計8回ほど行って完成です。カットした端糸部分をライターであぶって、コブを作ればすっぽ抜けの対策になります。

コツはリングに通した後の締め込みをできるだけ隙間が空かないように、リングをプライヤーに掛けて、しっかりと締め込みを行うことと、ハーフヒッチをするときに、リール側ラインにテンションを掛け続けることです。リールの重さのみではテンションが不足するので、ルアー側のリングをどこかに掛けて、リール側のラインを真っすぐに張りながらハーフヒッチを行いましょう。

 

 

ソリッドリングの接続まとめ

ソリッドリングの接続はロッドにラインを通してから行おう

使用するサイズはタックル強度や釣れる魚のサイズに合わせる

基本の結び方はイモムシノット

 

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③ジギング仕掛け:アシストフックとルアーを接続

ソリッドリングとスプリットリングの接続を図解付きで解説

仕掛け作り最後のステップは、先ほど結束したソリッドリングにメタルジグとアシストフックを接続する作業です。二重で開閉可能なスプリットリングを使って、メタルジグとアシストフックのリング、ソリッドリングの3点を接続します。スプリットリングはプライヤーの先端についているツメを使って広げましょう。

ソリッドリング同様、スプリットリングにも強度とサイズがあります。こちらもタックルやリーダーの状況に合わせて、強度を選択してください。表記されている強度はこちらも変形、破壊と製品によって違いあがり、スプリットリングの場合は二重部分と単独部分でも強度が変化します。細軸のルアーフック接続用ではなく、太軸で強度の高いジギング用のものを選ぶのもポイントです。

 

スプリットリングのサイズ おすすめの組み合わせ
#3(40lbから100lb程度) リーダー20lb程度、ややライトなジギング
#4(60lbから150lb程度) リーダー30lb程度、ハマチを狙うジギング
#5(80lbから180lb程度) リーダー50lb程度、ブリを狙うジギング

 

 

フック・ルアーだけの交換が可能

リングを使った接続方法は、他の接続方法よりも高い強度と安定感が持ち味です。プライヤーでスプリットリングを開閉する手間はありますが、ルアー交換はソリッドリング、アシストフックを接続したままで行えますし、フック交換も手軽に行えます。船上ではスプリットリングからルアーを外して、別の重さ、カラーへローテーションという作業を繰り返すので、プライヤーの操作には事前に慣れておくのがおすすめです。

使用されているリングの中で最も劣化しやすいのはスプリットリングです。ファイト中の変形はもちろん、何度も開閉して二重部分が浮いてきたら、強度が低下している可能性があります。不意の大物に備えて、都度新しいものに交換を行いましょう。

 

 

アシストフックとメタルジグの接続まとめ

使用するサイズはタックル強度や釣れる魚のサイズに合わせる

スプリットリングの開閉にはジギング用のプライヤーが必要

ソリッドリング、メタルジグ、アシストフックの3点をスプリットリングで接続

 

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釣り方別アシストフックの選び方

初心者向けのアシストフック選びを3つに分けて解説

アシストフックの選び方と、釣り方に合わせたセッティング例もご紹介します。アシストフックはハリの形状、そしてリングとフックを繋ぐアシストラインの長さに種類があり、ターゲットだけでなくメタルジグの形状や釣り方に合わせたセレクトで、釣果アップを狙えるポイントです。

初心者の方は代表的な構成から、釣りに慣れてきたら、こだわりの構成を探して楽しんでみてください。

 

アシストラインの長さ

アシストラインの長さは、フックを含めてジグの全長の1/3程度とするのが主流のセッティングです。青物は魚の頭を狙って捕食する習性があるので、フックがジグ全体をカバーするような長さは必要ありません。フロントとリア両方にフックを付けるときは、上下のフック同士が干渉して絡まない長さのアシストフックを選びましょう。

 

アシストフックのサイズ

フックのサイズは形状によって違いがあり、同タイプの針でもメーカーによって軸の太さや幅が異なります。フックサイズを決めるときの基準は、まずはターゲットサイズに合うもの、形状や強度が十分なものとして、候補の中からジグに合うものを探すという方法が一般的です。

ジグの幅よりも狭いフックを選ぶと、ジグ本体とフックが絡むトラブルが起きるので、やや余裕が持てる幅を持ったフックを選ぶようにしてみてください。店頭でジグとフックを同時にお選びいただきますと、相性確認が非常にスムーズです。

 

 

①青物をワンピッチジャークメインで狙う時のセッティング

ここからは対象魚、釣り方に合わせたセッティング例をご紹介します。まずは青物狙いで基本となるワンピッチジャーク、ロッドひとシャクリに対してリールを一回巻く釣り方の時の構成です。アクションスピードはミドルからハイスピードまでで、スピニングタックル、ベイトタックルどちらも同じ構成を使用できます。

逃げる魚の頭を狙う青物相手の時は、フロントのみのシングルフックとするシンプルな構成が効果的です。このセッティングは根掛かりや絡みといったトラブルが少なく、強度の高い太軸フックを選べるのが大きなメリット。アワセ時のパワーがハリ1本に集中し、フッキングも綺麗に決まりやすいです。まずはこのセッティングから始めましょう。

 

 

②青物をフォール系メインで狙う時のセッティング

スローピッチなどフォールを重視した釣り方をするときは、フロントとリア両方にダブルフックのアシストフックを付けるセッティングがおすすめです。追いかけて食う場合と比べて、落ちてくるジグに対するバイトは不規則なので、フックの数を増やしてジグ全体をフォローします。ハリの形状は青物向けのものとし、両側のフックがジグ中央で干渉しないような長さのアシストフックを選びましょう。

スロー系のタックル、ジグを使う時はこちらのセッティングが定番で、この釣り方に向けてロッドやリールを準備している場合は、初めからこのタイプのアシストフックを組み合わせてOKです。ジグのタイプに合うタックル構成、釣り方に合うアシストフックで釣果アップを目指しましょう。

 

 

③根魚をフォール系で狙う時のセッティング

フォール系アクションに反応する根魚狙いの時も、フロントとリアにダブルフックのアシストフックを付けるセッティングがおすすめです。こちらもフォール時の不規則なバイトに対して、フッキング率を高める効果があります。

ポイントはハリの形状で、岩礁を積極的に狙う釣り方に合わせて、ハリ先端がやや内向きなものを選ぶと根掛かりを減らせます。強度重視の青物用フック、根掛かりしにくい根魚用フックと使い分けて、釣果アップを目指しましょう。

 

 

アシストフックの選び方まとめ

アシストフックの長さはジグの1/3が基本

フックサイズはジグよりもやや幅のあるものを選ぶのが基本

フック形状や針数は釣り方やタックルに合わせて調整

 

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ジギングの仕掛け作りにあると便利な道具をチェック

ボビン付きノッターでPRノットがスムーズに

基本の仕掛けパーツと合わせてチェックしておきたいのが、リーダーラインの接続で登場した結束器具です。今回ご紹介したPRノットを使う時は、事前にPEラインを巻き込んでおくボビンと、ノッターの重さを使って回転させるように巻きつけが行えるノッターがあると綺麗に結束が行えます。

ボビンとノッターそれぞれを用意する必要はなく、ジギング向けでタックルのメインラインに適合するもの、PRノット対応にした一体型の器具が1つあればOKです。

ステップアップ後ほどノットの安定性、信頼性にこだわるようになるので、初心者の方もぜひ導入を検討してみてください。初めからノッターを使った結束方法でPRノット練習をしておくと、手になじむまでの期間を短縮できて効率的です。

 

 

締め具でノットの締め込みを強化

ジギングで使用するラインはメインライン、リーダーラインとも太く、手でしっかりと締めこむには相応の力が要ります。ケガ防止とリーダー強度アップのために、締め具も用意しておきましょう。

締め具はノッターに比べると構造が非常にシンプルで、ラインを巻き付けて引っ張るだけというものが多いです。何度も行うハーフヒッチをより確実に締めこんで、リールのドラグやロッドのパワーを最大限引き出しましょう。ノットに慣れていない初心者の方にはもちろんおすすめです。

 

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ジギングの基本仕掛けはこれでバッチリ

ルアーで青物をゲットしよう

釣りを快適にしてくれるロッドやリールも重要ですが、大物釣りは仕掛けの準備をキッチリやるというのが、エサ釣り、ルアー釣りを問わない釣果アップの秘訣です。不意の大物を逃さないためにしっかり予習して、当日の釣りを満喫しましょう。

 

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イカメタル初心者に贈る!基本の仕掛け作りと船での釣り方のコツを徹底紹介!

今回はイカメタル仕掛けの作り方と、基本の釣り方、釣り方のコツの紹介です。イカメタルは仕掛けも釣り方も比較的シンプルで、ある程度予習をしておけば、初心者の方でも初回から楽しむことができる釣りです。イカメタルから船釣りを始める方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

イカメタルの仕掛け作りと釣り方をチェックしよう

初めてのイカメタル釣行に向けて

今回はイカメタルの仕掛け作りと、基本の釣り方や釣り方のコツについてご紹介します。タックル、仕掛けともルアーゲーム的な内容で非常にシンプルなので、釣り初心者の方でも準備は簡単です。

釣り方は狙うターゲットがイカなので、魚相手と比べると勝手が違う部分があります。釣行前にコツをチェックして、当日の釣りに備えておきましょう。

 

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イカメタルの基本的な仕掛け作り

基本の仕掛けを3つに分けてご紹介

まずはイカメタルの基本的な仕掛けをご紹介します。

構成は非常にシンプルで、道糸に接続したリーダーに鉛スッテをつければ完成です。仕掛けの途中から枝スを出してウキスッテをプラスする仕掛けもありますが、こちらは次項で詳しくご紹介しています。

釣り初心者の方向けに道糸とリーダーの結び方や、イカメタル用のリーダーについてもご紹介しているので、こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください。イカメタル用のリーダーを使えば、枝スを出す結び方を覚えなくても仕掛けにバリエーションが出せます。

 

 

①イカメタルの基本的な仕掛け:PEラインとリーダーの接続

ステップ1は、道糸のPEラインにリーダーラインを接続する工程です。

PEラインは傷に弱いので、リーダーラインを接続して先端側を保護する必要があります。チチワ結びとサルカンなどを使ってイカメタル用のリーダーに繋ぐ方法もありますが、この接続をするとリーダーがかなり短くなります。

この釣りはメインラインが特に細い釣りなので、船べりへの接触も考慮に入れて、トータルで3m程度になるようにリーダーを結んでおくのがおすすめです。リーダーの太さは標準的なフロロカーボンの3号(12lb)から始めてみましょう。

 

FGノットを覚えよう

動画でご紹介している結び方はFGノットで、結び目が小さく、結束強度も高いノットになります。釣りの最中に結び直しが必要になることもあるので、動画を見ながら自宅で何度か練習しておくのがおすすめです。

結び方のコツは後半のハーフヒッチパートで、結びが結び目に乗ったり、追い越したりしないように結んでいくことです。先に軽く締めてループを小さくしてから、スライドさせるように結び目まで動かして、締め込みを完成させましょう。

手順はちょっと複雑ですが、使用頻度が高く応用も効く結び方です。

 

 

②イカメタルの基本的な仕掛け:スナップと鉛スッテの接続

先ほど結んだリーダーの先端に、スナップを結びます。

スナップは開閉ができる金属の接続パーツで、これを介して鉛スッテを接続することで、ラインを切らずに重さやカラーの交換ができるようになります。

結び方は動画内で紹介されているユニノットやクリンチノットを使いましょう。どちらも釣りの基本となる結びで、さまざまな釣りに使うことができます。

スナップが結べたら、スナップに鉛スッテを接続して基本形の完成です。現在はリーダーにもう1本ラインを結んで枝スを出し、ウキスッテを追加する構成が主流なので、気になる方は次項も要チェックです。

 

 

③イカメタルの基本的な仕掛け:イカメタル用のリーダーが便利

リーダーからスナップを直接接続するのではなく、各メーカーから展開されている、イカメタル用のリーダーを接続する方法もあります。このアイテムを使うメリットは、枝スを出す手間が省けることと、ライントラブルの際の復旧が簡易になることです。枝スの場所や長さを調整したい時に、リーダーごと交換できる点にも魅力があります。

 

イカメタル用リーダーの使い方

使い方は、基本の仕掛け作りと同様に道糸にリーダーを結んだら、イカメタル用リーダーについているスイベルにリーダーを結びます。イカメタル用リーダーの長さは製品によってさまざまですが、1m程度のものが多いので、道糸に結ぶリーダーは1mから2m程度としてもOKです。

後はパッケージから仕掛けをほどけば完成です。枝スとスナップ付きなので、トラブルがあってもすぐに仕掛け全体を交換できます。枝ス部分のみを感度に優れるエステルラインとしている製品もあるので、いろいろ試して感度や釣れ具合の変化を楽しんでみてください。

 

 

イカメタルの基本仕掛け作りまとめ

道糸とリーダーをFGノットで接続

スナップを結び、鉛スッテをつけて完成

イカメタル用リーダーを使うと便利

 

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イカメタルの基本的な仕掛けに枝スをプラス

枝スの有無で何が変わるのか

次は先ほどご紹介した基本的な仕掛けと、枝スにウキスッテをつける仕掛けの違いについてです。

鉛スッテのみのシンプルな仕掛けは「ひとつスッテ」と呼ばれており、糸絡みせず、釣りのテンポが速いのが特徴です。一回の投入で釣れる数は毎回1匹ですが、仕掛けを投げて広く探るような使い方にも向いています。

枝スにウキスッテを付けた構成は「オバマリグ」の名前で広まった仕掛けで、近年のイカメタルではこちらが主流です。鉛スッテの直線的なアクションとは異なる、ふわふわとした動きを持つウキスッテをプラスすることで、イカへのアプローチに幅を出しています。アクションの変化を目的に、ウキスッテではなく、小型のエギをつけてもOKです。

 

枝スの追加は2本までがおすすめ

枝スは多ければ多いほど多点掛けのチャンスが広がりますが、積極的な鋭い誘いをかけた時に、ラインが絡まるリスクも高まります。

アクティブに誘う面白さもイカメタルの魅力なので、まずは短いエダスを1本追加した、スタンダードな構成でスタートしてみましょう。増やす場合も2本程度までとするのがおすすめです。

 

 

枝スをプラスしよう

リーダーに枝スをプラスする方法には、

・枝ス結びを使う

・三つ又サルカンを使う

・回転ビーズを使う

この3つの方法があります。

最もおすすめなのは回転ビーズを使う方法で、仕掛けパーツが回転することで糸のヨレを防ぎつつ、軽い素材でスッテの動きを邪魔しないというのがメリットになります。

 

回転ビーズの使い方

ビーズの使い方は、リーダーに八の字結びなどで結びコブを作り、ビーズを通したらもう一度結びコブを作って、ビーズの可動範囲を決めるところからスタートです。数mm上下する程度の余裕を持って場所を決めてください。ビーズに枝スの糸を通し、抜け防止の結びコブを作ったら、反対側にスナップを結んで完成です。

枝スの長さは20cm程度、枝スを出す場所は鉛スッテから70cm程度離しておくと、ライントラブルの頻度を下げられます。

枝スの場所や長さで誘い方が変化するので、自作するときは何パターンか作って、当日反応がいいものを使うようにするのがおすすめです。

 

接続方法 長所 短所
枝ス結び 仕掛けパーツ無しで接続可能 回転しないので糸ヨレが起きる
三つ又サルカン 糸ヨレが少なく、使い方が簡単 素材が金属なので大きいものは重さがある
回転ビーズ 軽量素材で動きを邪魔しない、使い方が簡単 結びコブ止め、樹脂素材なので強度は低い

 

基本仕掛けに枝スをプラスまとめ

ライントラブルを考慮して追加は2本程度まで枝ス出しには回転ビーズが便利枝スの場所は鉛スッテから70cm程度の場所にしよう

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イカメタルとオモリグの違い

オモリグはこんな仕掛け

イカメタルと同じツツイカ系を狙う仕掛けで、近年注目を集めているのがオモリグです。構成はイカメタル仕掛けの中間にオモリをプラスした内容で、オモリが追加されたことにより、鉛スッテを使う必要が無くなります。リーダーの先端には小型のエギを結び、枝スにウキスッテをつけるスタイルが人気です。

 

オモリグ向けのロッドが快適

オモリの重さが軽い場合はイカメタルタックルでも使用できますが、イカメタルタックルよりもロッドはやや強めで、穂先が硬いものの方が扱いやすいです。少し投げてから釣ることの多いオモリグでは、穂先が柔らかすぎると破損してしまう可能性もあります。イカメタル仕掛けとオモリグを使い分けるというのが近年の流行なので、このタイプの仕掛けについても簡単にチェックしておきましょう。地域や時期によっては、こちらを用意して欲しいと言われるケースもあります。

 

イカメタルとオモリグの違い

オモリグはイカメタルよりも深い場所や流れが速いエリアに強く、オモリより先の糸がふわふわと動く特徴を持っています。スピーディーなアクション、釣りの展開が早いイカメタルに対し、ゆったりふわふわと誘うアクションがオモリグの持ち味です。オモリグは、船の明かりと暗闇に出来た明暗部分を重点的に探る釣りです。海中や海底付近の明るさ具合を想像して投入する方向や距離を決めます。警戒心の高い大物は暗闇に潜んでいて、明暗部分に差しかった時にエギを抱いてくる可能性が高いとされています。オモリより先の糸が長いことで、アタリが分かりにくかったり、ライントラブルの頻度が高くなるというデメリットもありますが、大物が期待できる底付近をじっくり釣る釣りにはオモリグが適しています。時期によって釣れるイカのサイズや種類が変わるだけでなく、その日の状況によっても、よく釣れる仕掛け構成は異なります。

 

 

電動リール釣法とイカメタルの違い

電動リールとプラ角を使った、オーソドックスなイカ釣りとイカメタルの違いについてもご紹介します。仕掛けがシンプルかつ、アタリを認識できる頻度が高いというのがイカメタルの特徴で、ライトタックルで手返しよく釣るというのがイカメタルの戦略です。重いオモリを使って、深場の多点掛けでイカを釣るなら電動リール釣法ですが、浅場で軽いオモリを使うのであれば、電動リールよりも繊細に誘ったり、合わせたりできるメリットがあります。1匹ごとに細やかなやり取りを楽しむゲーム性も、イカメタルの特徴と言えます。ライトなタックルで釣るのは非常に面白いので、釣り味重視でイカ釣りをしたいという方にはイカメタルが特におすすめです。

 

イカメタルとオモリグの違いまとめ

イカメタルは浅場に強く、早いアクションが出せるオモリグは深場に強く、ゆったりとしたアクションが得意イカメタルタックルとオモリグタックルはロッドに違いがある

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スッテのサイズ選び

鉛スッテについて

イカメタル仕掛けでオモリと食わせの役割を担当する、鉛スッテについてです。サイズ表記である「号」は重さを表す単位で、重量は1号=3.75gになります。鉛スッテのサイズを選ぶときは、この重さを基準に、当日の釣行で必要な号数+αを準備していくのが基本になります。

 

 

使用頻度の高い鉛スッテの号数

使用頻度の高い鉛スッテの重さの範囲は8号から30号程度まです。使用頻度が高い号数は12号や15号ですが、必要な重さは船宿が回るポイント次第なので、時期や海域の海流情報だけでなく、船宿の情報も合わせて確認しておくのがベターと言えます。快適に釣りができる重さは当日の状況と時間経過、ポイント移動などで変化します。15号を持ってきて、と言われたら、12号から20号程度までを準備しておきましょう。

 

 

ウキスッテについて

枝スの先につけるウキスッテのサイズ選びについてもチェックしておきましょう。こちらもサイズ表記は号ですが、オモリがついていない場合の号は、重さではなくサイズを表します。

 

 

使用頻度の高い鉛スッテの号数

使用頻度の高いウキスッテのサイズは2.5号と3号で、細長いものから厚みのあるものまで、さまざまなシルエットの製品が展開されています。釣れるイカが小さい時期は小さく、大きい時期は大きくするというのが使い分けの基準になるので、船宿予約時に、時期に合う船長のおすすめの聞いてみましょう。もちろんあえて外したサイズ感を見せることで、イカの興味を惹くような使い方が有効な場面もあります。

 

エギについて

ウキスッテの代わりに、エギをセットするパターンについてもチェックしておきましょう。エギはオモリが付いているので、この場合の号は重さを表しますが、重くなるにしたがってシルエットも大きくなります。エギのサイズは2号と2.5号が使用頻度の高い号数で、専用製品だけでなく、秋の小型アオリイカ用に展開されているものを使ってもOKです。ウキスッテとは動きの違うエギも試して、釣果アップを目指しましょう。

 

 

 

スッテのサイズ選びまとめ

鉛スッテのサイズは8号から30号程度まで、重さは船宿に要確認ウキスッテのサイズは2.5号か3号がおすすめエギは2号から2.5号がおすすめ

 

指示されたスッテの号数が15号の場合

使い方のイメージ 用途
12号 イカのタナが高い時、潮が緩い時 浅いタナでの数釣り。活性が低いイカにゆっくりアピール。
15号 スタンダード メインに使用しイカのタナを探るパイロット的な重さ。
20号 イカのタナが低い時、潮が速い時 早く沈めて底層を効率よく探る。潮が速く15号ではオマツリする時。

 

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スッテの色とローテーション

スッテの色について

スッテの色選びについてです。イカは色で反応が変わる釣りモノとして有名なターゲットで、イカメタルで釣れるツツイカ系に対しても、当日のアタリカラーを見つけることで、釣果アップが狙えます。定番の色とローテーション用の色を用意して、当日の潮に合う色を探してみましょう。特に実績が高いカラーは赤帽と呼ばれる頭側が赤のカラーで、赤白と赤緑は非常に高実績です。鉛スッテとウキスッテの色選びに迷ったら、この2つの色からスタートしてみましょう。

 

 

色のローテーションについて

ローテーションで使用するカラーには、グローやケイムラといった夜光系のカラーがおすすめです。チャートイエローやパープルといった色味の異なる色も揃えて、ローテーションでアタリカラーを探してみてください。鉛スッテとウキスッテを別系統のカラーとすることで、効率よく効いている色を探せます。

 

スッテやエギは予備を多めに用意しておこう

色、そして重さやサイズの異なるスッテは、多ければ多いほど釣り方の幅が広がります。できるだけ色を増やして揃えたくなるところですが、イカは魚と違ってかじるという点に注目、釣行中にダメージを受ける頻度が高いことをチェックしておきましょう。当日イカが特によい反応を示すスッテはすぐにかじられます。また、スッテはフグやサバ、サゴシも反応する疑似餌なので、切られたり飲まれたりしてロストする可能性があることも、チェックしておきたいポイントです。まずは定番の赤白、赤緑を3本以上ずつ揃えて、ローテーション用のカラーをプラスしていくような揃え方がおすすめです。よく釣れる色、お気に入りの色ができたら、サイズに幅を出しながら数を増やしていきましょう。

 

 

スッテの色とローテーションまとめ

定番カラーは赤緑と赤白ローテーションはハイアピール&ナチュラル系を回していこう交換が必要になる釣りなので、仕掛けの予備には余裕をもつ

スッテのカラー ローテーションイメージ 用途
赤緑・赤白 スタンダード 秋のエギングで使いやすい!
イエローや夜光系 高活性時・ハイアピール系 季節を問わずおすすめ!
パープルやピンク 低活性時・ナチュラル系 遠投大型狙いに!

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イカメタルの釣り方

釣り方を3つに分けてご紹介

ここからはイカメタルの釣り方についてです。釣行前のタックル調整や動かし方とシャクリパターン、アタリと合わせ方について解説します。仕掛け同様釣り方も基本的な部分はシンプルで、初心者の方でも楽しみやすい内容です。初めての船釣りにイカ釣りを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

①イカメタルの釣り方:タックルの準備とドラグ調整

出発前にタックルの準備を全て完了させようとすると、移動中トラブルに繋がるケースが出てくるので、タックルの準備はなるべく当日港の集合場所についてからというのがおすすめです。PEラインにリーダーを結んでおくところまでは問題ありませんが、ガイドに糸を通すのは到着してからにしましょう。タックルに破損がないか、道具類の下ろし忘れがないかを出船前に確認です。

 

ドラグの調整について

ドラグ調整は必ず行っておきたい作業で、少し緩めに800g前後でドラグが作動するように調整しておくのがおすすめです。シャクリ時の後半や合わせ時にドラグが少し出る程度をイメージしながら、釣行中にもドラグの調整を行いましょう。イカは身切れする可能性があるターゲットなので、ドラグ調整が非常に重要です。強すぎるドラグ設定はNGで、しっかり合わせが効いて、かつイカの腕が切れないドラグ力が理想的です。

 

 

②イカメタルの釣り方:基本の動かし方とシャクリパターン

イカメタル基本の動かし方と、シャクリパターンについても確認しておきましょう。初心者の方はまずは基本の動かし方オンリーで、道具の使い方に慣れるところから始めてみてください。まずは仕掛けを指示された水深まで落とし、3回ほど小さくシャクリます。イカにスッテの動きを見せて、興味を惹いている段階です。シャクリの後は大きくロッドを持ち上げてから下げて、上下の動きでイカを誘います。最後に5秒ほど止めて、イカがアタックしてくる間を作るのが、基本的な動かし方のパターンです。この動かし方を繰り返しながら、穂先に違和感が出る瞬間を待つのが、イカメタルの釣り方一連の流れになります。

 

シャクリのパターンについて

シャクリは複数のパターンを試すことで、釣果アップが狙えます。シャクリの回数や動かす幅、ピッチを変えるだけでも効果があり、動かし方に幅が出せるので、道具の使い方に慣れてきたら、この動かし方にも挑戦してみましょう。ロッドを小さくゆすって止める、シェイクも非常に効果的です。シャクリのパターンは、イカが反応すれば同じ動かし方を続けて、イカの反応が無くなったら変化をつけるというのがセオリーです。ルアーゲームらしい再現性の高さも楽しめます。時間や場所によってもその日の最適アクションが異なるので、それをいち早く見つけることもイカメタル上達へカギとなります。

 

 

③イカメタルの釣り方:イカのアタリと合わせ方

最後はアタリと合わせ方です。イカは魚と違うアタリ方をするので、イカ釣り初心者の方はぜひ参考にしてみてください。アタリが出るタイミングは仕掛け落下直後、止めた瞬間である場合が多く、穂先を見るタイミングはこの2つから始めるのがおすすめです。穂先が小さくお辞儀をするような形で曲がったら、穂先を上げて合わせを入れましょう。魚のようにグググッというアタリが出ることは少ないので、始めは怪しい動きには全て反応する合わせ方をおすすめします。引きはないけど少し重いと感じたらイカがスッテを抱いている証拠です。そのまま巻き上げて下さい。もう一つの代表的なものはテンションが抜けるようなアタリです。鉛スッテの重さを穂先で捉えると穂先は曲がります。それが急に穂先がまっすぐになり、糸フケが発生する場面があります。これはスッテを抱いたイカが上方に泳いだり、その場で止まったりすると発生します。着底していないのに鉛スッテの沈降が止まったりした場合も同様にすぐに合わせを入れてみて下さい。

 

イカメタルの釣り方まとめ

ドラグは弱めに設定3回小さくシャクリ、大きくロッドを上下させてから止めるのが動かし方の基本怪しい穂先の動きは全て合わせよう

 

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イカメタルの釣り方のコツ

釣り方のコツを3つに分けて解説

最後はイカメタルの釣り方のコツについてです。初心者の方でも実践できる内容なので、釣り方と道具の使い方に慣れてきたら、ぜひ積極的に試してみてください。ちょっとしたコツの実践で、難しい日の釣りで結果を出せたり、いい日に数を伸ばせるのも、イカメタルの魅力です。

 

 

①イカメタルの釣り方のコツ:徐々に上がるイカのレンジ

日中の釣りでは底付近を攻めるのがセオリーですが、暗い時間に明かりをつけて釣るスタイルの場合、イカのいる水深は明かりに誘われて少しずつ上がってきます。夕方や明かりをつけたばかりの時間帯は低く、時間経過とともに徐々に上がってくるというイメージが、戦略性を持った楽しみ方のコツです。釣れるタナが浅くなればなるほど手返しも早くなり、結果として数釣りの期待も高まります。イカ釣りは仕掛けがある位置、タナに非常にシビアな釣りなので、船長のアナウンスを聞くことや同船者と情報を共有することも釣果アップに繋がるポイントです。群れがいる水深をタイムリーに把握して、イカメタルらしい数釣りを満喫しましょう。

 

 

②イカメタルの釣り方のコツ:アタリの出方を知っておこう

イカメタルのアタリは大きく分けて、

・クッと穂先が曲がって戻るアタリ

・グーっと穂先が引き込まれるアタリ

・フワっと穂先が戻るアタリこの3種類に分かれます。

 

 

アタリの出方は3種類

クッと穂先が軽く入るようなアタリは、イカが触腕でスッテにタッチするアタリです。この場合は鋭い反応と合わせ方が必要で、このアタリを見抜けるかどうかが釣れる数に大きく影響してきます。グーっと穂先が引き込まれるアタリは、イカがスッテを抱いて、海水を噴射しながら逃げようとしているアタリです。この場合は既にカンナが刺さっているケースが多く、合わせ方に不慣れでもイカをキャッチできるケースが多いです。3つ目の穂先が戻るアタリは、イカがスッテを持ち上げて、竿からオモリのテンションが抜けるアタリです。このアタリ方は知っていれば反応できますが、知識がないと何が起きているのかイメージしにくいです。船の揺れと混同しないように、肘や肩で揺れを吸収しながら、穂先を軽く曲げた状態でアタリを待ちましょう。

 

 

③イカメタルの釣り方のコツ:手返し重視か大物狙いか

手返し、つまり効率よく数を釣るスタイルを重視するか、大物を狙うのかはアングラーの好み次第です。初心者の方には釣れる時にたくさん釣る効率重視のスタイルがおすすめで、この場合は指示されたタナからやや上までを探り、シャクリは大きめにスピードを出して、やる気のあるイカから釣っていく釣り方になります。大物は警戒心が強く、底付近をじっくり釣る必要があるので、指示されたタナからやや下までを、不自然さのないナチュラルなアクションで探っていくのがおすすめです。ある程度お土産を確保出来たら、大物狙いも試してみましょう。

 

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イカメタルに挑戦してみよう

初めてのイカメタル釣行はコレでバッチリ

タックルを揃えて仕掛けの作り方と使い方を覚えれば、あとは船宿を予約して釣りに行くだけです。慣れている方は仕掛けや動かし方の工夫でガンガン数を釣る釣りですが、初心者の方はまずは道具の使い方から、じっくり自分のペースで楽しめばOKです。船内のアナウンスと釣っている方のアドバイス、つまり釣れるタナの把握が釣果アップのための一番のポイントです。焦らず自分のテンポで釣って、イカメタルの繊細なアタリを楽しんでください。

 

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