釣具のポイントが教える!釣りにあると便利な最新&人気グッズおすすめ10選!

 

今回は、釣具のポイント社内アンケート調査の結果を使った、釣りにあると便利なグッズ10選です。釣り向けの製品にこだわることなく、あると便利なグッズをまとめて紹介しています。いつもの釣りをもっと快適に、釣り具以外のグッズも充実させたい方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

便利グッズを揃えて釣りを楽しもう

いつもの釣りをもっと楽しく快適に

 

 

今回は釣りにあると便利なグッズから、特におすすめできるアイテムを釣具店スタッフの目線から10選をご紹介します。

釣りの時間をもっと楽しくしてくれるアイテムから、快適性やマナーに関するものまで、普段から釣りに行っている釣具店スタッフのおすすめはどんなものなのか、これから釣りを始める方はもちろん、釣りにハマっている方もぜひ参考にしてみてください。

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釣りにあると便利なグッズを社内アンケートで調査

 

社内アンケートから投票数の多いアイテムを紹介

 

 

これからご紹介するアイテムは、釣具のポイントで社内アンケートを行い、170を超える回答の中から投票数の多かったものをセレクトしています。

 

釣りに慣れている人間はどんなアイテムを気に入っているのか?初心者の方はではなかなか思いつきにくいものもありますので要チェック。気になるアイテムが見つかったら、ぜひ店頭でスタッフにご相談ください。最新アイテム、人気のアイテムをご案内します。

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釣りにあると便利な人気グッズ10選

持っていくと便利なグッズを揃えよう

 

 

釣具のポイントがおすすめする、釣りにあると便利な人気グッズの10選です。

 

1番から投票数が多い順にご紹介しているので、特に人気が高いものから試してみたい、という方は数字が小さいものをチェックしてみてください。装備やタックル関連のものよりも、持っていくと快適度を高めてくれる小物系が特に人気です。

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1.釣りにあると便利なグッズ:アウトドア・キャンプ系グッズ

釣りにキャンプの要素をプラス

 

 

最も人気を集めたアイテムは、アウトドアやキャンプ系の調理系グッズです。アウトドアである釣りとの相性が特に高いジャンルのアイテムで、朝マズメと夕マズメ前後など、釣りやすい時間を待つ間を楽しく過ごせます。

 

最新のアウトドア・キャンプツールは、持ち運びだけでなく、機能美を感じさせるデザインも特徴で、タックルやルアー、収納系にこだわる方の好奇心をくすぐる要素も持っています。持っていくと休憩時間の飲食を豪華にしてくれるので、釣りの時間が長い方や、釣り以外のアウトドアをプラスして楽しみたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

 

おすすめアイテムはジェットボイル

 

 

どんなものから集めればいいか分からないという方には、ガスでお湯を沸かすバーナー系のアイテムがおすすめです。

 

近年特に人気を集めている最新アイテムは「ジェットボイル」という製品で、バーナーとクッカーがセットになっており、従来のものよりも高効率でお湯を沸かせる機能性と、デザイン性の高さがおすすめのポイントです。

 

待ち時間を快適に過ごそう

 

特に活躍してくれるシチュエーションは秋冬の朝マズメ前後で、釣り場でお湯を調達して、コーヒーやインスタントラーメンが用意できます。

 

クーラーボックスがあれば冷たいものを冷たいまま、ということは可能ですが、熱いもの、お湯の準備は意外と手間が掛かります。クッカー付きで用途が広く、いろいろ楽しめるアイテムなので、釣り場での調理に魅力を感じる方はバーナー系のアイテムから試してみましょう。

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2.釣りにあると便利なグッズ:厚手の袋

袋はあればあるだけ便利

 

 

続いてご紹介するアイテムは、大きなビニール袋やチャック付きポリ袋といった厚手の袋です。

 

海釣りでは必需品と言えるアイテムで、ごみの回収、釣った魚の保管、汚れた衣類の持ち帰りと用途は多岐にわたります。タックルボックスに1枚、車に2枚と用途を決めずに入れておくと、ちょっと欲しいなというときにすぐ使えるのでおすすめです。

 

おすすめアイテムは大きめのチャック付きポリ袋

 

 

おすすめのアイテムは釣りでも定番のチャック付きポリ袋です。価格が安く、釣り初心者の方でも手軽に導入できます。

 

袋タイプのものが使いやすく、中の液体がこぼれないという特性が、魚の保管に向いています。クーラーボックスに魚を直接入れると帰ってからの掃除が手間ですが、袋に入れてからクーラーボックス、とすれば、クーラーボックスの内部は汚れません。人気のアジングやエギングに、ぜひ導入を検討してみてください。

 

小物の整理にも便利

 

食べ物を入れる袋というイメージが強いですが、ワームやフック、船釣りの長い仕掛けなど、小物類の整理に使っている方も多いです。中身が見えて糸絡みせず、濡れて仕掛けが劣化することもありません。

 

サイズはいろいろ選べるので、使っている小物のイメージに合うものを選んで試してみましょう。油性マジックでタイトル付けしておくこともできて、役立つこと間違いなしのアイテムです。

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3.釣りにあると便利なグッズ:消臭グッズ

釣りの終わりに臭いの元をシャットダウン

 

 

車でお出かけになる方はもちろん、電車やバスを使うときのマナーとしても、ぜひ準備しておいて欲しいアイテムです。

 

釣りで人気の高い消臭グッズはスプレー系とウェットティッシュ系の2種類で、どちらも釣り向けのものが多数展開されています。おしゃれな服や車が好きな方はもちろん、デートで釣りに行くときなどにも必需品になりそうです。自宅での使用だけでなく、釣り場に持っていくと気になったときにすぐ使えます。最新のアイテムは消臭性能がかなり高いので、エサ釣りでも効果抜群です。

 

おすすめアイテムは釣専消臭スプレー

 

 

おすすめのアイテムは、釣具のポイントオリジナルの消臭スプレー、「釣専消臭」です。

 

魚やエサなどの生臭さの消臭はもちろん、天然成分のみで作られているので、安心・安全でペットにも使えます。さらに自宅で焼肉などを楽しんだ後のカーテンにも効果があります。とあるテレビ番組で、実際に臭いを測る装置を使ってどれだけ「消臭」するのかを検証する内容が放送されました。あまりにもその効果が高かったため、放送直後より通販では品切れになり数か月待ちという状況になったほどでした。

 

釣具への使用をベースに、釣具以外にも使える専用の消臭スプレーで、完全無香料&防カビ効果もあります。魚のニオイ、アミエビなどのエサの臭い両方に効果があり、除菌効果で食中毒対策としても効果的です。エサ釣り派の方はぜひお試しください。

 

衣類に使ってもOK

 

無色無臭、香料や色素を使っていないアイテムであれば、衣類に使用しても全く問題ありません。釣り用のアウターだけでなく、ジーンズや着替え後の普段着にも、気になるときにすぐ使ってOKです。

 

もちろん車のシートやフロアマットも問題ありません。せっかく用意するのであれば、用途が広く、使いたいときに気兼ねなく使えるものを準備しておきましょう。

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4.釣りにあると便利なグッズ:水

大きめのペットボトルに水を入れていこう

 

意外に票を獲得したアイテムが、手や釣具を洗うための水です。釣り場に真水を用意できる場所がない場合は、釣りの快適度が一気に高まります。

遊漁船の釣りでは、釣りの後に真水、ハンドソープ、おしぼりやタオルと用意してくれるケースが多く、オフショアも遊ぶ方はすでに快適度の高さをご存知かもしれません。汚れを落とすのはもちろん、心身共にリフレッシュして気持ちよく片付けができるおすすめアイテムです。

関連グッズを合わせて揃えても安いので、初心者の方も要チェックです。

 

ハンドソープ&タオルがあると完璧

 

 

水の持ち運びは2Lのペットボトルなどで十分です。

 

手洗い、釣具水洗いでより充実した構成を目指す方には、先ほどご紹介したようにハンドソープ&タオルと用意するのがおすすめで、小物入れのカゴなどに入れておくと、車内でバラつきません。セットで車に積んでおいて、快適なフィッシングライフを目指しましょう。

 

たっぷり用意するならウォータータンク

 

ペットボトル程度ではなく、水をたっぷり用意したい場合は、ポリ製のウォータータンクがおすすめです。

 

凝った作りのものでなければ意外に安価で、20L程度の水を簡易な蛇口から少しずつ放出できます。複数人で釣りに行くときや、釣具が汚れやすい釣りに出掛けるときは、こちらも検討してみてください。

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5.釣りにあると便利なグッズ:フィッシュグリップ

装備の充実ならフィッシュグリップから

 

 

装備・ツール類の充実を目指す初心者の方には、どの釣りでも役に立つフィッシュグリップをおすすめします。

 

このアイテムも快適度アップの必需品で、魚のウロコやヌメリで手や釣具が汚れるのを防いでくれます。初心者の方には魚のトゲでケガをしないようにしたり、毒のある魚を安全にリリースしたりするためのツールとして。釣りに慣れている方には大切なタックルを汚さないためのツールとして、おすすめです。

 

ターゲットサイズに合わせて快適度アップ

 

フィッシュグリップにはサイズがあり、素材もプラスチック製の安いものから金属素材の高価なものまで、さまざまな種類があります。

 

選ぶときのポイントはターゲットサイズに合うものを選ぶことで、ライトゲームにはライトゲーム向け、青物釣りには青物向けと選ぶと満足度が高いです。まずはお試しという場合は安いものを、同じ釣りを長く続けるのであれば、高価でよいものを検討してみてください。金属素材のものはしっかり掴めて破損しにくいです。

 

ハイエンドアイテムも要チェック

 

フィッシュグリップは、釣具と同じように使用後水洗いすれば長く使えるアイテムです。

 

釣りにハマっていて、大型魚をメインに狙っている方は、ぜひハイエンドなアイテムもチェックしてみてください。デザイン性に優れているのはもちろん、ホールド感やパワーは価格相応に差があります。いろいろなメーカーから展開されているので、店頭で手に取って、気に入るものを探してみるのがおすすめです。

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6.釣りにあると便利なグッズ:ダストポーチ

糸くずはダストポーチへ

 

糸くずや使い終わったワームの回収には、大きなビニール袋ではなくダストポーチがおすすめです。 小物入れのようなこのアイテムは、口が大きく開くのが特徴です。

釣りでの使用を意識した最新タイプには、内部に糸くずをキャッチするマジックテープが用意されています。

持ち運びも回収したごみの処分も簡単になので、ぜひ準備する小物類のリストに加えてみてください。

 

 

 

ライトゲーム向けの製品がおしゃれ

 

デザインにこだわってダストポーチを選ぶなら、最新アイテムが続々リリースされているライトゲーム向けをチェックしてみましょう。

 

持ち運びやすさにもこだわったものが多いジャンルのアイテムなので、バッグやベルトに簡単に付けられるものが多く、釣りを始めたばかりの方でも気軽に導入できます。糸くずの回収であればジャンルを問わずに使えるアイテムです。

 

小さなことから釣り場を守ろう

 

近年は釣りブームもあって、ごみ問題が起きる釣り場が増えるようになりました。長く釣りを遊んでいる方であれば、何か問題が起きて釣り場が閉鎖されることは想像に難くありません。しかし、ついついこのぐらいならいいか、という方も増えてきているというのが現状です。

 

自分の出したごみだけでなく、釣り場に落ちているパッケージや糸くずも目についたらダストポーチへ。本当に小さなことからでも、気持ちよく釣りができる環境を守ることができます。ダストポーチ自体も便利に使えるアイテムなので、ぜひこの機会に導入を検討してみてください。

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7.釣りにあると便利なグッズ:日焼け止め・冷却シート

夏の釣りの日焼け対策に

 

 

夏の釣りに持っていくと便利なのが、日焼け止めと熱冷まし用の冷却シートです。どちらも岸釣り、船釣りを問わず活躍してくれます。

 

日焼け止めは女性向けとイメージする方も多いかと思いますが、釣りは直射日光を受けながら外で遊ぶことから、痛いぐらい日焼けをすることがあります。ラッシュガードなどでは防げない鼻や顔、くるぶしの日焼け対策に、ぜひ持ち物リストに加えてみてください。

 

冷却シートでリフレッシュ

 

暑い海で遊んだら、ひんやりと気持ちいい冷却シートでリフレッシュしたい、という方も多いです。おでこに貼って日陰で休憩してから、帰りの準備に取り掛かりましょう。

 

軽度の熱中症対策としても効果があるアイテムで、この場合はおでこではなく、首やわきなど太い血管が近い場所に貼るのがおすすめです。身体の暑さや疲労を感じたら、冷却シートを上手に使って休憩しましょう。

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8.釣りにあると便利なグッズ:虫よけ

岸釣り全般で活躍

 

 

夏~秋にかけて、岸釣り全般で活躍するアイテムです。

 

渓流釣りやバス釣りといった淡水の釣りでは必需品と言えるアイテムですが、河口や海釣りで虫が多い場合でも役に立つこと間違いなし。特に夕方~夜の釣りはヘッドライトの明かりで虫を集めてしまうので、しっかり準備しておきましょう。老若男女問わず、夏の釣りには必須です。

 

磯のヌカカに要注意

 

釣りで特に注意したい虫は、早朝の磯質な釣り場に多いヌカカ(磯ブヨ)です。

 

非常に小さく、目で見てこの虫だと判断するのが難しい虫ですが、数が多く刺されると強烈にかゆくなります。治りが遅いことでも有名で、磯に行くなら対策は必須です。上下とも長袖とするだけでなく、虫よけスプレーでくるぶしや靴の隙間など露出している部分をしっかりケアしておきましょう。

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9.釣りにあると便利なグッズ:イス

ルアー釣りでも人気上昇中

 

堤防釣りで人気の折りたたみイスも、持ち物リストにプラスしておきたいアイテムです。

ちょっとした休憩はもちろん、アウトドアグッズと合わせてキャンプ的な時間を楽しむのにも使えます。安いものでも快適度は十分で、小さなものなら持ち運びもそれほど負担になりません。

安いものから最新のおしゃれなものまで、アウトドア系のアイテムをチェックしてみましょう。

 

 

ルアーゲームでも流行の兆し

 

デイゲームでランガンスタイル、という釣りには適していませんが、常夜灯や流れを狙う釣り、回遊待ちの釣りであれば、ルアーゲームでもイスはバッチリ活躍してくれます。特にナイトゲームのアジングでは流行の兆しがあり、イスにロッドホルダー的な機能をプラスするなど、工夫を凝らして楽しんでいる方も多いです。

 

ヤエンやブッコミといったエサ釣りでは定番でしたが、ルアーゲームでもあると非常に便利です。

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10.釣りにあると便利なグッズ:タックルボックス・トート・カーゴ

ルアーゲームの定番装備

 

 

最後にご紹介するアイテムは、ルアーゲームの定番装備、タックルボックスやトート・カーゴ系のアイテムです。

 

タックルボックスは近年特に普及が目立つ流行のアイテムで、安いものからハイエンドなものまで、選択肢が広がって自分に合うものを見つけやすくなりました。ロッドホルダー機能があるものは特におすすめで、タックルと仕掛け類、ツールとまとめて持ち運びができるだけでなく、タックルを地面に置く機会が減って、ロッドやリールに傷がつきにくくなります。

 

トート・カーゴは装備の運搬に

 

 

トートはトートバッグ形状で水が漏れないタイプの袋、カーゴは蓋が無く、上部がオープンになった防水性のある大きなボックスです。

どちらも長靴やウェーダーを使う釣りにイチオシのアイテムで、車に積んでおくと、砂や海水で車内を汚しにくくなります。船釣りや磯釣り、サーフ、ウェーディングにお出かけになる方は、ぜひ検討してみてください。

 

 

 

使った装備の洗浄にも便利

 

カーゴは収納だけでなく、水を溜めてウェーダー、ライフジャケットの洗浄にも使えます。

 

カーゴの使用は外で作業ができる、というのがおすすめのポイントで、ホースから水を出して、洗剤を使いながらザバザバ洗えて便利です。お風呂場で洗うよりも気持ちよく作業ができて、汚れがひどいときは漬け置きも問題ありません。洗浄後はすぐに干せて、作業全体がスムーズになりますよ。

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便利なグッズで快適釣行

最新グッズをチェックしてみよう

 

 

いつもの釣具にプラスして、釣りを快適にしてくれるおすすめグッズをご紹介しました。どのアイテムも気軽に試せて、ちょっとしたときに活躍してくれる便利なアイテム達です。

 

すぐにイメージが湧かなくても、釣りに出かけたときに、コレがあったら便利だったかも、と想像してみると、次回釣行で役に立つアイテムが見つけられます。最新のアイテムをチェックしたい方は、ぜひ店頭でスタッフにご相談ください。

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スズキ(シーバス)ってどんな魚?生息地・生態・旬な時期などの特徴を解説!

 

シーバスゲームとして通年狙えるスズキですが、実はスズキ目に分類される魚は1万種といわれています。世界の魚種が2万種といわれている中で、その半分はスズキの仲間なんです。今回はおもにシーバスゲームで釣れるスズキの生態や特徴、それに美味しい食べ方まで紹介いたします。

 

 

 

スズキってどんな魚?

 

 

古来より日本人に愛されてきた白身魚スズキ。世界中に1万種もの仲間がいますが、日本で釣りのターゲットになっているシーバスは約3種類です。スズキ(シーバス)を上手に釣るにしても美味しく食べるにしても、まずはその生態に詳しくなることが近道です。普段単に「スズキ」と呼んでいる魚が生息地域や時期、大きさなどによって釣れ方も味(食べ方)、名前すらも変わってくることを確認しましょう。

 

代表的なスズキは3種類

シーバスフィッシングの対象魚は3種!

 

 

まずは日本近海に生息するスズキのおさらいをしましょう。代表的なスズキは「マルスズキ」「ヒラスズキ」「タイリクスズキ」の3種類です。後述いたしますが、この中でタイリクスズキだけ毛色が少し異なります。そのため記事の冒頭で「約3種類」とさせていただきました。 ちなみにキスやタチウオ、マダイなどもスズキ目としてスズキの仲間です。食べて美味しい魚種が多いようです。

 

生息域や生態、産卵時期などについて

生息域は北海道の南部から鹿児島県までの沿岸部とされていますが、同じ鹿児島県でも奄美以南での生息は確認されていません。また3種類のスズキも若干棲み分けがされており、詳しくは後述いたします。

海水魚でありながら淡水が好きで、3月頃から11月頃くらいまでは河口の汽水域などに入って来ることがあります。これはたまたまではなく、規則的に回遊コースに河口を定めているものであるといわれています。

産卵期に関しては生息地域の海水温の関係もあることから「真冬」とだけしておきます。海水温が下がると、河川延長上の大陸棚の水深50~100mあたりの岩礁地帯へ降りていき産卵します。

 

大型のものはメーター超

 

 

いわゆる「ランカーサイズ」と呼ばれるスズキは80㎝以上と規定されていて、大型のものは1メーターを越えることもしばしばあります。JGFA(日本ゲームフィッシング協会)では記録の登録が重量ですので長さに関してはまちまちの情報が出ていますが、130㎝を超える個体も釣られています。 大きな口で小魚を吸いこむように捕食するスズキにはほとんど天敵がいません。白身魚特有の瞬発力も有り、やや夜行性の習性を持つことからエサである小魚を豊富に摂取することができます。魚体が大きくなるのもうなずけますね。

 

シーバス日本記録

重量

場所

日付

マルスズキ

11.9kg

大分県

2010.10.13

ヒラスズキ

10.91kg

静岡県

2011.2.10

※タイリクスズキは2020年4月よりの受付なので、データが出揃っていませんので割愛いたしました。

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外見でわかる3種類のスズキ

生息数の多い「マルスズキ」

 

 

一般的に「スズキ」といえばこの魚を指します。産卵のために冬場に深場まで潜ることはありますが、ほぼ通年北海道南部から鹿児島県までの沿岸で見ることができます。

 

沿岸に生息していることから、生息域の水質がその味に影響するとされています。実際に臭いスズキを食べたことがありますが、個人的には釣り上げた時の血抜きの作業、皮と内臓の処理をきちんとすれば身自体に臭みはそれほど無いように思えます。

 

荒磯の王者「ヒラスズキ」

 

 

ルアーマンの憧れの的と言っても過言ではないのが「ヒラスズキ」です。速筋の発達した白身魚ゆえの強烈な引きと、個体数の少なさからくる希少性でルアーマンを魅了し続けています。

 

マルスズキに比べて体高が高く尻尾の付け根が太いのが特徴で、いかにも力がありそうな体型をしています。実際に生息場所も(多いのは)関東以南の荒磯で、マルスズキのように河口に現れることは稀。潮通しの良い岩礁地帯で捕食活動をしています。

 

生息地域が限定されている「タイリクスズキ」

 

 

3年で70㎝以上に成長するタイリクスズキは、その成長の速さから養殖魚として台湾などから輸入されたものが逃げ出し、定着したものであると考えられています。 分布は主に西日本の沿岸部に限定されますが、体側に入ったウロコより大きな黒点が特徴で見分け方の目印になり、判別は難しくありません。食味も釣味も日本スズキと遜色ないですし、一時は同じものであると思われていたほどです。その頃の呼び名は「ホシスズキ」だったそうです。

 

有明海(特に佐賀側)で収穫されるシーバスにはほとんど体側(モノによっては背びれまで)に黒点がありますが、純粋のタイリクスズキのものよりは小さな黒点が数多く入ります。これはニホンスズキとタイリクスズキの交配種ではないかと言われています。これが冒頭での「約3種類」の理由です。

 

スズキのタイプ

生息域

身体的特徴

マルスズキ

北海道南部から鹿児島県屋久島までの沿岸

細身で黒銀色

ヒラスズキ

千葉県・石川県より南部、鹿児島県屋久島までの岩礁地帯

体高が高く尾が太い

タイリクスズキ

西日本沿岸部(特に有明海で多数確認)

体側に黒点

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地方で変わる呼び名

スズキ(鱸)の由来

 

 

スズキは漢字で「鱸」と書きますが、これは音読みの「ロ」を魚へんにあてたものだと言われています。ロの発音がスズキの口(くち)の大きさを表しているそうです。

 

また「スズキ」の命名は江戸時代の本草学者、貝原益軒が「まるで水ですすいだような美しい身」であると言った事から「ススギ」から「スズキ」になったと言われています。同時に「煤(すす)けたような体色」からスズキになったという説もあって面白いですね。

 

スズキのタイプ

成魚(60㎝)になる年数

ニホンスズキ

約5~6年

タイリクスズキ

約3年

 

スズキは出世魚

 

スズキがブリと同じく出世魚であることは世間的に周知されていると思いますが、実は生息地域でその呼び名が変わります。方言は別にして、同一魚で呼び名が変わるのはその地域で特別愛されている魚が多いように思います。

関東から東海の場合、幼魚から大きさが約20㎝増すごとにセイゴ→フッコ→スズキと出世していきます。ただし東海地方では一部セイゴの呼び名が無い地域もあります。関西ではフッコにあたる大きさのものをハネと呼びます。どこでも統一されているのはスズキと呼べるのが60㎝以上のものであるということくらいです。

この他にも佐賀の有明方面ではハクラゴやハクラ、徳島ではミズセやハラブト、島根ではチコウハン、アンザシ、愛知ではマダカ、ナナイチなど別名には枚挙にいとまがありません。それも県全体での呼び名ではなく地域名であることが多いので、実際には調べ尽くせないほどです。

 

地方名はさまざま!

成魚は60㎝以上で全国的に「スズキ」

40㎝~60㎝まではフッコ・ハクラ・マダカ・ハネなど

40㎝以下のものセイゴ・ハクラゴ・セッパ・スナバなど

 

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ゲームフィッシングの王者「シーバス」

釣り方はさまざま

 

フィッシュイーターであることと沿岸部を生息域にしていることからショア(陸っぱり)からのルアー釣りができます。また、シーバスフィッシングはその高いゲーム性から専用の釣り具なども次々と開発・展開されていますので、チェックは怠らないようにしましょう。

 

東京湾などではボートや遊漁船でのエサ釣りも盛んですが、堤防などからのゴカイやイソメを房掛けにした夜間の電気ウキ釣りも盛んです。最近では関西地域発祥の「エビ撒き釣り」をする方もいるみたいですが、高価な活きエビ(シラサエビ)を撒き餌として使うため、この釣法はちょっと贅沢な釣りかもしれませんね。

 

スズキの釣り方

一般的な釣法

コツ

ルアー釣り

ショアまたはボートからのルアーフィッシング。

受け口タイプの魚のため、上方のエサを見つけやすい。中下層から狙うと良い。

エサ釣り

イソメやゴカイなどを房掛けにしての電気ウキなどを使った夜釣り。活エビでのフカセ釣り。ブッコミ釣りなど。

雑食性フィッシュイーターなのでエビ・カニ・ゴカイなどにも反応。エサは派手めに付けてアピール。

泳がせ釣り

アジやイワシなどを生きたままエサとして泳がせる。

捕食自体はあまり上手では無いため早合わせは禁物。じっくり飲ませる。

 

大型スズキの狙い方

 

居着きのものより回遊型を狙う! 回遊コースや産卵場を意識しよう!

エラ洗いをいなす! 大型のもののエラ洗い(海面で激しく頭を振り逃げようとする)は強烈です。竿先をグッと下げて耐えましょう!

 

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スズキを美味しく食べる!

夏の味覚「スズキの洗い」

 

これはもう、夏場の「スズキの洗い」に勝る食べ方はないでしょう(個人差あり)。生食すると、淡白な白身ですからアクやスズキ臭さ(これはこれで旨い)が前面に出ます。それを「洗い」によって純粋な旨味に変える調理方法です。

 

活け締めしたスズキを三枚におろし柵取りします。この時上身に深く縦筋が入っていますので、指で二つ割りにします。刺身に切った時ばらけてしまうのを防止するのが目的です。あとは「厚めの削ぎ切り」にして、流水でしゃぶしゃぶして洗ったら、氷水に落とします。約10分くらいで白濁した半透明になれば食べごろです。ワサビ醤油のほか酢味噌などでも美味しいですよ。

 

洗い工程表

調理方法

柵取り

三枚おろしで皮を曳く

切り付け

厚めの削ぎ切り

洗い

流水でじゃぶじゃぶ

氷締め

透明感が出るまで10分ほど

 

皮まで旨い「塩焼き」

 

白身の魚は塩焼きで食べるのが定番ですよね。鯛しかり太刀魚しかり。漁獲時期と漁獲場所にもよりますが、ウロコを落として水洗いしたスズキから嫌な臭いがしなければぜひ塩焼きは押さえておきたい食べ方です。

 

二枚におろしたスズキを5㎝くらいの厚みにブツに切ります。両面に軽く塩を振りザルの上などで15分ほど寝かせます。水分がぷつぷつと出てきたらさっと水洗いしてキッチンペーパーなどで水気を拭き、再度軽く両面塩をします。炭火などで「遠火の強火」で焼くのがベストですが、魚焼きグリルでは中火で皮から焼いていきます。皮がぱりっとしたら返しますが、「表4・裏6」の割合で焼きましょう。スダチをかけていただきます。

 

塩焼き工程表

調理方法

切り付け

ウロコを曳いて二枚おろし

水出し

軽く塩をして15分

味付け

水洗いして焼く前に再度塩を振る

焼き

遠火の強火で表4・裏6で焼く

 

トロリとホロリと「煮付け」

刺身や洗い、塩焼きやポワレなど身を美味しくいただいたらアラを煮付けましょう。白身魚のカブト煮はご飯のおかずにもお酒のお供にも何にでも合います。豪華ですしね。

 

ウロコや汚れを丁寧に掃除したスズキのアラをカブト割りにします。カマは外しても付けたままでも結構です。お鍋やフライパンの大きさに合わせれば良いと思います。冷たいフライパンなどにアラを並べたら、砂糖大さじ山盛り1、醤油大さじ3、みりん大さじ1、酒大さじ3、水大さじ3の順番で入れ火を付けます。沸騰してきたら中弱火に落とし、5~10分煮ます。フタを開け、煮汁をかけながらさらに5分煮たら出来あがり。針生姜などを振っていただきます。

 

煮付け工程表

調理方法

下ごしらえ

アラを流水で掃除

鍋に入れる

冷たい鍋にアラを並べる

味付け

砂糖・みりん大さじ1、醤油・酒・水大さじ3

煮方

煮汁をかけながら

 

スズキの美味しい食べ方

生食:刺身・洗い・寿司・カルパッチョ・漬け(ヅケ)など

焼き:塩焼き・ポワレ・ホイル焼き・漬け焼き・西京焼きなど

煮魚:醤油煮・アクアパッツァ・赤ワイン煮・トマト煮など

揚げ物:てんぷら・からあげ・フライ・フリッターなど

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スズキに興味が湧きましたか?

 

 

古来より日本人に愛されてやまないスズキ。釣りものとしても食材としても一級品です。しかし、今ではなかなか魚屋さんなどでは手に入りにくく、実際に目にしたり食卓に並べられたりすることも少ない魚かもしれません。この機会にシーバスフィッシングに興味を持っていただいて、楽しく美味しいシーバスを追いかけてみてはいかがでしょう?

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アオリイカの特徴とは?生息場所から生態まで釣りにも活かせる知識を解説!

 

エギングに活かせるアオリイカの生態、特徴についての解説です。寿命やエサに関する情報、アオリイカが好む生息地の情報も紹介しています。魚とは異なる捕食方法、1年のライフサイクルは釣りを始める前に知っておきたい生態的な特徴!初心者の方もぜひ参考にしてみてください! 

 

アオリイカの生態に詳しくなろう!

釣り方に役立つ特徴をご紹介

 

 

エギングに役立つ知識を身につける、アオリイカの特徴まとめです。覚えておきたい季節ごとの行動や、魚とは大きく異なる捕食行動の特徴をご紹介します。個性的なアオリイカの特徴を知れば、エギングはもっと面白い!初心者の方もぜひ釣り方の参考にしてみてください!

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アオリイカとは

エギングのメインターゲット

 

アオリイカは、日本に広く生息する大型のイカです。丸み帯びた胴体と大きなヒレが甲イカを連想させますが、分類としてはスルメイカなどと同じツツイカの仲間で、エギングのメインターゲットとして人気があります。

 

実は複数のタイプがあるイカで、区別せず「アオリイカ」と呼んでいますが、日本各地で釣れるスタンダードな白イカと、九州以南の深場に多い赤イカ、小ぶりなクワイカに分けられます。アオリイカのモンスターサイズである5kgクラスは赤イカタイプです。白イカタイプで2kgクラスの場合は、かなりの大型と言えます!

 

アオリイカのタイプ 生息域 特徴
白イカ型 日本全域 中型でよく釣れる種類
赤イカ型 九州以南深場 大型化が顕著
クワイカ 九州以南 やや小ぶり

イカの中でも特別高級

 

アオリイカは調理しやすく非常に味がいいというのも人気のポイントです。スーパーなどに流通することは少なく、多くは料理店で消費されています。生でも加熱しても美味しい、人気の食材です。 美味しいターゲットを狙いたい方には特におすすめ!簡単に数が釣れるタイプのターゲットではありませんが、一匹の価値が高く満足感が高いのがアオリイカの大きな魅力です!

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アオリイカの生息域

日本全域に生息

 

アオリイカの生息域は日本全域、国内の幅広い地域に生息しています。暖かい海を好む傾向がありますが、近年は海水温の上昇から北海道でも生息が確認されるようになりました。年間の平均水温が高い本州中部以南は遊べる期間が長く、北側は暖かい季節を選べば釣れるというターゲットです。国外では韓国にタイ、オーストラリアにニュージーランドと、日本以外の海にも幅広く生息している点も大きな特徴と言えます。

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港に磯、サーフにも出現

 

アオリイカは一所に留まらず泳ぎ回るタイプの生き物で、潮の流れに乗ってさまざまなエリアに出現します。岸から狙える釣り場は港や磯、サーフに登場することもあり、水深30mクラスの深場でも釣れるターゲットです。 回遊性が強く、潮の流れを好むのが大きな特徴!産卵や捕食行動を目的に岸近くに留まることもありますが、この生態に合わせて、沖側から流れが入ってくるようなポイントを選ぶと釣果アップに繋がります!

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アオリイカの寿命

1年から1年半程度がアオリイカの寿命

 

 

卵から孵って卵を産むまで、アオリイカの寿命は1年から長くても1年半程度です。たった1年足らずで1kgを超える成長スピードはアオリイカの大きな特徴で、好奇心が強く、捕食活動に積極的なアオリイカの生態をよく表しています。

 

個体によって寿命はまちまちですが、この1年サイクルをもった生き物である点も、釣り方を考える上では非常に重要なポイントです。水温などの環境的な要因以外に、数が多く釣りやすい季節と、数が減って釣りにくくなる季節があることをチェックしておきましょう!

 

アオリイカが釣りやすい季節は秋と春

 

寒さに弱く冬は深場へと移動するので、成熟して産卵前後となる親イカ、卵から孵って釣れるサイズになった子イカ、どちらかが岸近くにいるタイミングが釣りやすい時期になります。地域によって若干差が出ますが、大きな親イカが釣れる季節は春、数が釣りやすい子イカシーズンは秋です。

 

アオリイカが産卵するのは晩春から早秋で、地域による水温の違いだけでなく、個体によっても産卵するタイミングが異なります。夏でも親イカ、子イカともまったく居なくなるということはないので、エギングの季節は春から秋とイメージしておきましょう。季節ごとの傾向が顕著で、特に遊びやすい季節は春と秋と覚えておけばバッチリです!

 

季節 アオリイカのサイズイメージ 釣りやすさ
親イカ サイズが狙いやすい!
親イカ 大型に期待も個体数は少ない
子イカ 数が出やすい!
深場へ移動 沿岸に残る個体数は少ない

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アオリイカの産卵場所

産卵場所は海藻地帯

 

 

さまざまなエリアに出没するアオリイカですが、これはエサとなる魚を追いかけているためで、産卵時期になると条件に合った場所に親イカが集まります。

 

この親イカの目的はホンダワラやアマモといった少し背の高い海藻で、アオリイカはこの海藻や海藻が生えた岩に卵を産み付けます。約一か月ほどで卵から孵った子イカが泳ぎ始め、身体が小さいうちは沖へ出ず付近で過ごすというのが産卵前後の流れです。

 

草のような海藻を見つけるのが釣り方のポイント

 

先ほどご紹介したアマモ、ホンダワラは陸から海の中を見て目で確認できる海藻です。切れて流れていたり、打ち上げられている海藻も釣りのヒントになります。 親イカは産卵、子イカは生育を目的に海藻地帯に留まるので、釣り場を探すときはこの海藻をヒントに釣り場を探ってみましょう。エサとなる小魚の存在だけでなく、ある程度の水深があって海藻が生えている場所を見つけることが釣り方のポイントです!

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アオリイカのエサと捕食行動について

アオリイカは小魚が大好き

 

 

アオリイカの餌は甲殻類と小魚で、特にアジやイワシを好む傾向があります。非常に目がよく動くものに興味を示す性質がありますが、冷凍のアジで釣れることもあり、わずかな揺れや匂いなども感知しながら、食べられるものを判別しているようです。

 

エギは人間の目から見ると魚よりもエビに見えますが、アオリイカが普段食べているエサの割合は圧倒的に小魚類。それでもアオリイカが思わず手を出すエギの独特なアクションが、エギングの面白さでもあります!

 

長い触腕でタッチしてから抱きかかえて捕食

 

アオリイカの捕食行動は独特で、長い触腕を使ってエサを抱きかかえ、足で動きを止めてから付け根にあるクチバシのような口でかじります。興味を持ったものには上部後方から近づくこと、かじる位置はほとんどが首の付け根あたりである点も特徴です。エギの頭下がりな姿勢は、このアオリイカの位置取りに対して、うまくカンナ側から食わせるようなセッティングになっています。

 

エサに興味を持った時に行う捕食の前動作も非常に特徴的で、長い触腕で対象をバシッと叩くような行動をとります。釣りの世界では通称「イカパンチ」と呼ばれている行動で、何度かパンチした後、食べられると判断すると抱きかかえる行動に移るケースが多いです。

 

「イカパンチ」を掛けて腕一本で上がってきたり、待ちすぎて離されたエギがかじられていたり、この独特な捕食は釣り方に大きくかかわる重要な要素です!

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アオリイカの適水温

水温16℃以上から釣るのがおすすめ

 

 

アオリイカは水温の低下に弱く、15℃を下回ると多くの個体が沖の深場へ移動します。秋の終わり、春の初めは水温16℃程度を目安に、エギングをスタートするのがおすすめです。年によって気温、水温の変化にバラツキがあるので、季節の進行だけでなく水温も気にしながらエギングを楽しみましょう。

 

アオリイカが活発になり、エギングで特に釣りやすくなる水温は20℃以上が目安です。釣りやすいタイミングに絞りたい方、長時間の釣りを検討されている方は、この水温もチェックしておきましょう!

 

水温 アオリイカの状態 釣りやすさ
15℃以下 深場へ移動 岸からは釣りにくい
16℃以上 岸沿いも回遊 エギングシーズンスタート!
20℃以上 活発に活動 活性に期待!釣りやすい!

アオリイカは雨が嫌い?

水温を変化させる要因に雨の影響があります。アオリイカが釣りやすい時期、気温が高い季節の強い雨は、海水をかき混ぜて温度を下げる傾向があるので、釣行前の雨が気になるときは水温をチェックしてから釣り場を選びましょう。

 

アオリイカは真水を嫌うという説もありますが、雨の日や雨後にも問題なく釣れたというケースもあります。エギングにおける雨は好条件ではありませんが、極端な強さでなければチャンスは十分です!

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アオリイカの活動時間

夜のエギングも面白い

 

 

アオリイカは夜行性で、夜の間は昼と比べて活発に活動する傾向があります。昼は潮が動くタイミングに活動しチャンスがあれば捕食する程度ですが、夜は行動範囲を広げて捕食活動、昼よりも積極的です。

 

他の釣りでもよい時間とされている昼と夜の間、日の出前後と日の入り前後はエサもアオリイカも動くゴールデンタイム!日中釣るときも夜釣るときも、どちらかのマズメを釣れるような釣行計画を立てるのがおすすめです。夜は昼に比べて釣り場が混雑しにくい傾向があり、ゆっくり遊びたい方にもおすすめできます!

 

時間帯 アオリイカの状態 釣りやすさ
日の出前後 小魚の回遊を探す 大チャンス!
日中 チャンスがあれば捕食行動 タイミングを選ぶ
日の入り前後 小魚の回遊を探す 大チャンス!
活動エリアを広げて捕食行動 釣りやすい

夜のエギングはちょっと釣りにくい

 

夜行性のアオリイカが動き出すことで釣果の方には期待ができるナイトエギングですが、暗い中で釣りをするので、釣り人側にはいくつか不利な条件がつきます。

 

最も影響が大きいのはラインの視認性で、緩んだラインがスッと持っていかれるような小さいアタリが見えなくなります。夜のエギングはラインをやや張り気味にしてフォールさせたり、感度重視でタックルを選んだりと工夫するのが釣り方のコツ!夜はサイズに期待できる時間帯、大物狙いに挑戦したい方はぜひ挑戦してみてください!

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アオリイカの視覚について

アオリイカの視界は白黒濃淡の世界

 

アオリイカの目は人間が色として認識している「可視光線」を認識できず、白と黒の水墨画のような世界を見ていると言われています。視力や視野の広さを考慮すると、生態の項目でご紹介した通り非常に高性能な目を持っていますが、赤や青を人間の目と同じように認識することはできないのです。

 

ですが、アオリイカにはアオリイカなりに濃淡でエギのカラーが見えているようで、エギングのカラーチェンジは非常に効果があります。反射の様子もチカチカと白と黒が入れ替わるように見えているのでしょうか、人間の目から見て自然界にないような色でも、イカにとっては美味しそうに見えるタイミングがあるようです!

 

赤外線や紫外線は見えてるかも?

 

前項でご紹介したように「可視光線」はわからないアオリイカですが、人間の目では認識できない「赤外線」、「紫外線」は認識できるかもしれないという説があります。 どんな風に見えているのか、まだまだ分からないことが多い生き物ですが、温度が変化する布を巻いたエギや、グローカラーのエギに反応する理由はこんなところにあるのかもしれません。

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アオリイカの調理方法

アオリイカの食べ方も簡単に紹介

 

 

アオリイカは美味しいのが人気のポイント、生態だけでなく食べ方についても少しだけご紹介します。

 

アオリイカの身はイカらしい甘みがあって、釣りたては歯ごたえ、寝かせるとねっとりとした食感を楽しめます。加熱しても硬くなりにくく、てんぷらや炒め物にしても美味しいです。味よく価値の高い1匹、釣ったら絞めて大切に持ち帰りましょう!

 

捌くときは薄皮と墨袋に注意

 

魚のような鱗やトゲが無く、比較的捌きやすいイカ類。アオリイカも家庭でバッチリ捌けます。注意したいのは墨袋で、釣った時に墨を吐いていても、破けると残っている墨が出てくるケースがあるので要注意。この墨は落ちにくいので、新聞紙などを敷いておくと安全です。

 

お刺身で食べるときは、外側だけでなく内側の薄い皮も丁寧に除去すると美味しく食べられます!

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アオリイカを知って釣果アップ!

生態の知識を釣り方に活かそう

 

 

約1年のライフサイクルと独特な捕食行動は、アオリイカ釣りを始めるときに知っておきたい重要な生態的特徴です。大幅な釣果の向上にはその地域に合った釣り方や釣行時間、季節のイメージが必要ですが、これらの特徴は考え方のベースとして釣りに大いに役立ちます。

 

魚達とはちょっと違う特徴を持っているターゲットなので、事前に少し知識をつけて、釣り場でイメージを膨らませながら楽しんでみてください!

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【初心者必見】誰でも簡単に魚が釣れる!?『虫ヘッド』

 

初心者の方にもオススメ!

『簡単五目釣り』 の方法をpointフィッシングマイスターの

スタッフ坂元が分かりやすく解説します。

 

仕掛けも簡単!カルティバ「虫ヘッド」とエサで準備OK!

ぜひチェックしてみて下さい!

 

↓ 動画はコチラから(Youtubeのページが開きます) ↓

 

【釣り人】
ポイント若松響灘店 フィッシングマイスター スタッフ坂元

【釣り場】
洞海湾 のとある場所

 

【危険】釣り場で釣れる危ない生き物たち

堤防やサーフ(砂浜)、磯などで釣りをしていると魚をはじめ様々な生き物が釣れます。
その釣れる生き物の中には、間違って素手で触ってしまうと危険なもの、食べてしまうと危険なものもいます。
知らずに触ったり、食べてしまうと…けがをしたり、命を落とす危険もあります。
安全に釣りを楽しむために、事前に危険な生き物を確認をしておきましょう。

 


体のヒレ等に毒を持っている魚がいます。これらは触ってしまうと非常に危険です。
また、毒が無くても触わるとけがをしてしまう危険があるものも居ます。
絶対に素手では触らないようにしましょう。
触る場合は、魚つかみなどの道具を使うようにしましょう。

死んでいるから触っても大丈夫…という事はありません。
中には毒が残るものもいますので、死んでいても触らないようにしましょう。

 


背ビレ・腹ビレ・しりビレに毒棘を持っており、刺されたら激しく痛みます。

 


全長10cm程とサイズも小さくかわいいのですが、背ビレの棘に毒を持っています。

 


背ビレ・胸ビレの棘に強い毒を持っています。夜釣りでは頻繁に釣れます。

 


毛虫のように毒毛が生えています。触れるとガラス繊維のように皮膚に刺さります。

 


背ビレにある棘に強い毒を持っており刺されたら激しく痛みます。

 


背ビレに鋭い毒棘があります。腹ビレ・しりビレも要注意。
※オニカサゴは毒性のある種類の見分けが難しいのですが念のため注意しましょう。

 


美しい背ビレの先端には毒を持っています。他の部分の棘にも十分注意しましょう。

 


全長10cm程と小さいですが唾液に猛毒を含んでおり、咬まれると非常に危険です。

 


ムチ状の尾ビレのトゲには猛毒があります。尾ビレ自体も強力なため注意が必要です。

 


大きく鋭い歯を持っており、触ると包丁で切ったような傷が残ります。

 


エラぶたがカミソリのように鋭く危険です。他にもヒレの棘に注意が必要です。

 


長くて硬いアゴが特徴で、光に反応して突進してきます。人体に刺さってしまうケースも。

 

 

体の表面ではなく、内臓などに猛毒を持った生き物がいます。
知らずに食べてしまうと命を落とす危険もあります。釣れても絶対に食べないで下さい。
釣れてしまった場合はそっと海に返してあげましょう。

 


クサフグ・キタマクラ・ゴマフグ・アカメフグ・サバフグ etc…
釣り場でよく目にするフグ。内臓には強い毒があるので、絶対に食べないで下さい。
キタマクラ等、フグによっては皮膚の粘膜にも毒があります。
粘液が目や口、傷口に触れ、体内に入ってしまうと危険です。

 


内臓に毒があります。カワハギと間違えて食べないで下さい。

 


磯釣りの外道としてお馴染みの魚ですが、内臓に強い毒があります。

 

≪釣り人の皆様へお願い≫
要らないからという理由で釣れたものを釣り場に放置して帰ってしまう方も居るようです。
毒がある魚を間違えて鳥やネコが食べてしまった…という悲しい事故も起きています。
このような事が起きないよう、釣ってしまった方は必ず海に返すようお願いします。

【初心者、ビギナー必見】ポイキチくんのな~にそれ!?[ルール&マナー編]

 

 

釣りがとっても大好きなポイキチくんがポイントスタッフのお姉さんやお兄さんに、釣りに関するいろんなことを聞いちゃいます。

第1回は「ルール&マナー編」で、釣りをする人に知っていて欲しい大事な内容です。初心者の方やお子様と釣りに行かれる方は是非、ベテラン釣人の方々も再認識していただけるとうれしいです。

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う~~ん。
どうしたの? ポイキチくん。
この間、釣りを見に行った時に近くで遊んでたら怒られちゃったんだぁ。
そっかー。釣りに行くときには守ってほしいルールとマナーがあるのは知ってるかな?
ルールとマナー?なにそれ!? 教えて!お姉さん。
うん。じゃあまずは釣りに出掛ける時に気を付ける事と準備するものから考えてみよう。

 

 


釣りに出掛ける時に注意する事・準備するもの


 

天気が悪い時の釣りはやめましょう!
無理をして悪天候の中、釣りに行くと高波にさらわれたりして非常に危険です。悪天候で釣りに行っても魚は釣れません。
出来るだけ1人では釣行しない
夜釣りやテトラ帯に1人で行って、もし事故にあった場合に発見が遅れてしまい大変危険ですので、必ず2人以上で行きましょう。
長距離運転は余裕をもって、居眠り運転をしないように心がける!
特に不眠不休での釣りになると帰りに居眠り運転をしてしまうことがあります。仮眠をとったりして事故を起こさないようにしましょう。
違法駐車や駐車禁止の場所に車を止めない!
漁港などで工事車両の出入りが多いところでは駐車禁止の看板が立っています。決してこのような場所に駐車しないでください。また漁港や海岸線の違法駐車はやめましょう。近隣住人の方のご迷惑になりますし、トラブルになれば釣り禁止になることもあるからです。
安全のためにもフローティングベスト(救命胴衣)の着用が必須
自分の命は自分で守らなければなりません。他人に迷惑をかけてはいけません。必ずお子様にも着用をお願い致します。船は決められたフローティンベストの着用が義務付けられております。
怪我の軽減にもつながるので出来るだけキャップ・グローブ・偏光グラスの着用を推進
キャップやグローブ、偏光グラスがクッションにもなり怪我を軽減してくれることがあります。着用をお願い致します。
場所に応じた履物
船釣りでスパイクはNGです。磯は滑りやすいのでスパイク(フェルト)がおススメですが、テトラ帯にスパイクを履くと滑って危ないので気をつけましょう。
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どうかな?ポイキチくんは守れそうかな?
なんだか、いっぱいあって大変だね。
でも、楽しく釣りをするためにも皆できちんと守らないとね。
うん。わかったよ。
じゃあ、次は釣り場で守って欲しい事を紹介するよ。
は~い!(え?この人、誰??)

 

 


釣場で守るべき事・心掛けてほしい事


 

立ち入り禁止区域に入らない!釣り禁止の場所で釣りをしない!
海沿いには立ち入り禁止や釣り禁止の場所があります。絶対にそこに入ったり釣りをしたりしないでください。
釣り場を汚さない!ゴミ拾いの輪を広げよう!
釣り場にごみを捨てて帰ると釣り禁止になったり、捨てた仕掛けで鳥や猫などの動物が絡まってケガをすることがあります。夏は特に悪臭が出て楽しい釣りも台無しになります。一人一人が意識して釣場では自分のゴミ以外も拾っていただく事でゴミ拾いの輪が広がります。
ゴミを海上投棄しない!
海を汚すことは『これから先、楽しい釣りが出来なくなる』という事を一人一人が考えて海上投棄はやめましょう。
漁港では火を焚かない!
火事の原因になりますし、周りの方にも迷惑なので絶対にやめましょう。
釣り場では騒音を出さない!
夜は特にエンジンのつけっぱなしや音楽、人の話し声で近隣の方の迷惑になりますのでやめましょう。
釣り場の使用は先客が優先!
釣り場の利用は平等ですが、先行者がいる場合は少し離れて釣り座を設けてください。それがマナーです。
釣り場に入る際は先客に声を掛けてコミュニケーションをとる!
先行者に横に入る時には「いいですか」と声を掛けて入ることで、何か困ったことが起きた時に親切に対してくれることがあります。気持ち良く釣りをするには必ず声掛けは必要です。
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釣り場でのルールとマナー、分かってくれたかな?
お兄さん、ポイントの店員さんだったんだね。
え~!!今っ!?
ハハハ…ま、そんなことより最後は釣りをする時のルールとマナーだよ。
待ってました。早くおしえて~!
そんなこと…。はい、どうぞ!!

 

 


実際に釣る時のルールとマナー


 

漁師さんの邪魔をしない!地域住民の方と仲良く!
漁港は漁師さんの仕事の道具(網など)があります。それを破ったり、触ったりしてはいけません。これから先も楽しく釣りが出来るように、釣場周辺で生活されている方々に迷惑を掛けず仲良くしましょう。
一人で何本も竿を出して場所を占領しない
釣場は自分だけのものではありません。トラブルの原因になりますので一人で竿を何本も出さないようにしましょう。
周囲の人・物に充分注意して
キャストするときは必ず周囲の安全確認をしましょう。針や穂先は大変危険です。もし近くに人がいたら、通り過ぎるまで待ちましょう。
夜釣りなど海面をライトで照らさない!
魚は光に警戒して釣れるものも釣れなくなります。絶対に海面を照らさないようにしましょう。
小魚(稚魚)や抱卵している魚は出来るだけリリースして欲しい!
小魚や抱卵している魚を持って帰ると魚がいなくなります。未来のことも考えリリースしましょう。
エサなど汚れたところは必ず水を流して帰る!
エサが悪臭を放ち次に入る人が嫌な気持ちになります。来た時よりも美しくを合言葉に使用した後はきれいにして帰りましょう。

 

 

 

ルールとマナーを守って釣りを楽しんでね。釣り方や場所によっては他にも守る事があるから、事前に必ず確認しようね。
は~い!じゃあ、釣りに行ってきます!!
ちょっと待ってポイキチくん!釣りには、まだまだ大事な事や知っておいて欲しい事がたくさんあるんだ。
え~、じゃあ早くおしえてよ!!
それはまた次回ね。
ガーーン!!次回…って何?

【初心者必見】0から始めるワカサギ釣り

ワカサギを釣るために今回おじゃましたのは、佐賀県の北山ダムにある「フィッシングセンターうおまん」

免許が無くても運転できるエレキボート(電動)から家族やカップルにオススメな手漕ぎボート等、をレンタルしているお店になります。

エレキボートというと海水浴をしている時なんかに、ものすごい勢いで走っているヤツを想像する人も多いはず…

ですが、このボートは最高でも10km/h。自転車よりも遅いので転覆の心配もなく、初めての方でも安心して運転することができます。

ワカサギ釣りには専用の電動リールに穂先を付ける専用タックルがありますが、初めてワカサギ釣りをする方にはお金もかかり、ハードルが高いですよね。

そんな方のために、今回はアジングロッド(REAL METHOD AJING GRⅡ 510S)にシマノ2000番リール(Soare BB C2000SSPG)を使用しました。

ジグ単をメインとしたアジングでも使え、ワカサギ釣りでも問題なく使えました。ボートワカサギの釣果には問題ありません。

仕掛けは1.5号の針(ハヤブサ 瞬貫わかさぎ)にオモリ6g(ダイワ ワカサギシンカーTG)を使用しました。

針は1~1.5号の小さな針が沢山釣れておすすめです。

北山ダムの水深は10mほど。

まずは底まで落として、リールを2~3回巻いて待ちます。

アタリが無ければ竿を大きく上下に動かしたり、細かく誘ってみたりすると食ってくるので、アワセを入れてしっかり掛ければ、2~3匹ワカサギが釣れていますよ。

刺しエサ入れがあるとエサが取り出しやすくて便利。

魚群探知機をレンタルすればワカサギがどの層にいるのか分かるので、戦略的に釣りが行えます。

北山ダムは赤い橋の下がワカサギが良く釣れるポイント!

魚群探知機を使いながらワカサギの回遊ルートを探って、テンポよく釣りをしましょう!

 

もっと詳しく回遊ルートや釣れる場所を知りたい場合は、うおまんの店員さんや釣具のポイントのスタッフに聞いてみてください。

小さなワカサギは骨も含めて丸ごと食べられるので、手軽にできる「天ぷら」や「から揚げ」がオススメ!

淡泊で絶妙な塩加減がビールのお供に最高です!

釣りたてのワカサギを現地で料理して食べることもできますよ!

大きいサイズのワカサギはお刺身にしても絶品です。

醤油とワサビで食べるのも良いですが、ポン酢ともみじおろしで食べるのがオススメです!

軽装備で観光の合間にも楽しめるワカサギ釣り。

 

シーズンは10月から3月となっていて、特に脂の乗った旬の時期は、2月下旬~3月上旬といわれています。

釣って楽しく、食べてもおいしいので、ぜひワカサギ釣りにチャレンジしてみてください!

一日釣りをした後は温泉へ!

冷えた体を温めるには温泉が一番ですね。

※画像はイメージです。

上がった後はやっぱりコーヒー牛乳!

なんでお風呂上がりのコーヒー牛乳はこんなにおいしいのでしょうか?(笑)

 

今回は行っていませんが、近くには蕎麦屋や豆腐屋がたくさんありました。

この地域は水が奇麗なのかもしれませんね。

 

釣って、食べて、温泉で休むことができる、北山ダムでのワカサギ釣り。

皆さんも休日に行かれてみてはいかがでしょうか?

 

彦じぃの生涯釣人。~サーフでちょい投げシロギス編~

サーフでちょい投げシロギス編

 

 

もう日中の釣りは暑い!

こんな時は夜明けから8時くらいまでの3、4時間の釣りがおすすめです。

そして涼しく釣りがやりたいあなたにおすすめなのが、海水浴場の浜辺で

「サーフでのちょい投げ」です。

狙いは「シロギス」で15cm~20cmクラスの数釣り!

天ぷらが最高ですのでぜひ挑戦してみて下さいね。

 

  • サーフでのちょい投げ釣りとは

海水浴場での釣りになります。川の流れ込みがある浜辺であればポイントとしては最高です。川の流れ込みがあるところでは流れてくるエサを捕食しに沖からキスが群れで移動してきます。その群れているキスを数釣りできることがこの釣りの魅力です。

必ず干潮から満潮に向かう時間帯を選んでください。干潮になるとポイントが沖になりちょい投げでは届きません。波打ち際でも釣れる満潮時間が超おすすめなのです。

その場でアタリが無ければ少しずつ移動して出来るだけ仕掛けを飛ばして沖を狙ったり、斜めに波打ち際を狙ったりと色々なポイントを狙ってください。

キスは移動するので必ずどこかで群れていますよ!キスが群れているところを探すのもこの釣りの面白いところです。

 

  • 道具と仕掛け

竿・リール

竿はコンパクトロッドの180cm前後やエギングロッドがおすすめです。

リールは2500番クラスでPEライン0.8号~1号を150m~200m巻いて先糸(リーダー)は2号~3号です。

ナイロンラインであれば3号をご使用ください。

 

仕掛け

数釣りなので3本針で7号クラスを中心にご使用ください。その時の魚の大きさに合わせるのが良いのですが、7号から10号くらいを用意しておけば間違いないでしょう。

竿の長いものを使用するときには5本針でもOKです。針は流線針もしくは競技針です。

フグが多くハリスを切られることがあるので仕掛けは多く持っていくことをおすすめします。

私は10本以上持っていきます。仕掛けが少なくあっという間に仕掛けが無くなって釣りが出来ないということでは困りますからね!

天秤は遊動天秤をおすすめします。時々大物のヒラメやマゴチが喰いついてくることがあり、遊動天秤であればエサとなるキスの違和感を感じずに飲み込んでくれるからです。

ナマリは8号から10号です。流れがあるときは12号くらい無ければ流されることもあるので色々な号数のナマリもご用意ください。

 

エサ

エサはゴカイ(ジャリメ、小ケブ、砂ゴカイなど)がおすすめです。臭いも強くシロギスが小さいので吸い込みやすいためです。

青ゴカイ(青イソメ、青虫、青ケブなど)もOKです。出来るだけ小さいものが良いですが、入荷する虫の大きさはその時々で違いますのでやはり小さいゴカイが間違いないですよ。

※ムシエサが苦手だという方は擬似エサ(パワーイソメ)もあるので店員さんに聞いてくださいね。

 

※ムシエサは滑るので滑り止めになる石粉がおすすめです。

 

 

  • サーフちょい投げ釣り便利アイテム

魚釣りで欠かせないのは命を守るフローティングベストです。

※必ず着用くださいね。自分の命は自分で守る!他人も迷惑を掛ける様な事は止めましょうね!親御さんは必ずお子さんにも着用をお願いします。

 

便利グッズ

〇ツマミ君2・・・ムシエサをつかむ、切るの2通りが出来る優れもの。

〇保冷剤・・・直接魚を当てると魚も凍ってしまうほど強力で3、4時間の釣りにGOOD!

〇お魚つまみ・・・釣った魚をつかみ針から外すのに便利。素手だと怪我する場合もあるので合ったほうが良い。

〇針はずし・・・シロギスが飲み込んだときにこれがあればすぐに針を外すことが出来ます。

※初めて釣りをされる方は遠慮なさらずに釣具屋の店員さんに聞いて購入してくださいね!

 

  • 釣ったキスを泳がせて大物を狙ってみよう!

釣った魚を泳がせて大物を狙ってみるのもこのサーフでの釣りの魅力です。

大きな「ヒラメ」60cmくらいの大物も波打ち際には潜んでいます。また、「マゴチ」です。50cmくらいも釣れることがあります。

 

この泳がせ釣りにおすすめな仕掛けがこちらです。

 

ぜひサーフでの釣りにはこの泳がせ仕掛けも忍ばせておきましょうね!

 

  • ちょい投げ釣りで狙う主な魚と釣れる魚

 

狙う魚は主に「シロギス」

釣れる魚は

メゴチ

小ダイ

ベラ

など

 

  • 釣った魚を美味しくいただく

【キスの天ぷら】

ちょい投げでキスが釣れたら~o(^▽^)o

天ぷらに!!サクサク、ホクホク、うまうま♪

 

◆材料(2人分)

キス       6匹

アオリイカの切身              6切れ

野菜(かぼちゃ・いんげん・大葉)              適宜

小麦粉    適宜

卵           1個

だし汁    1カップ

みりん    大さじ3

しょうゆ              大さじ5

スパイス・ハーブ岩塩       少々

 

※衣作りは簡単に天ぷら粉!そしてお水で解くのではなくビールがキモです。

お試しあれ!

 

◆作り方

1

キスはうろこを取り、頭とハラワタを取り、背開きにし、背骨を取って塩水で洗い、余分な水分をキッチンペーパーで拭き取っておく。

2

イカは、墨袋を破らないように気をつけながら足を引いてワタを取り出し、胴体から足・エンペラを切り離し、キッチンペーパーで皮を剥ぎ、かまぼこ板サイズの切身にする。

3

野菜は、火の通りやすい厚み、食べやすい大きさにカットしておく。

4

天つゆは、だし汁1カップ、みりん大さじ3、しょうゆ大さじ5を合わせ、一煮立ちさせ、冷ましておく。

5

油の温度は170℃(中温)に熱し、卵液に小麦粉を適量入れ軽くかき混ぜて衣を作る。材料をくぐらせ衣をつけて揚げていき、薄く色づいたら油から取り出し皿に盛り付け出来上がり~\(-^O^-)/

 

 

  • サーフちょい投げ釣りでの注意点

・お子様と一緒に釣りに出かける際は必ずフローティングベストの着用をお願いします。

また、帽子(キャップ)を被らせてください。仕掛けが頭に刺さったりオモリが当たったりした時の事を考え安全対策を必ずお願い致します。

・投げ釣りは針のいっぱいついた仕掛けにオモリを投げるのでもし当たってしまうとケガをしてしまいます。それを避けるために回りに人がいないことを確認して仕掛けを投げるようにしましょう。

・出したゴミは必ず持ち帰りましょう。

・使った仕掛けは捨てて帰ると鳥や動物、人間に絡まって大怪我の元になりますので必ず持ち帰って捨ててください。

 

彦じぃの生涯釣人。~穴釣り編~


寒いこの冬の時期。でも美味しい魚を釣りに出かけてみませんか!?
冬になると岸から何を狙って釣るのか?
この時期おすすめの釣りをご紹介!!
簡単!手軽で高級魚をGETしちゃいましょう~

この時期おすすめの釣りは「穴釣り」です。


●穴釣りとは
海に行くと堤防のところに積まれてあるコンクリート製のものがあると思います。これは消波ブロック(テトラポット)といいます。このテトラポットは魚の住家になっており隙間に仕掛けを落とし込んで釣る釣りを「穴釣り」と言います。

テトラポットとテトラポットの隙間の穴は浅いものや深いものがあります。魚が住んでいる穴もあればいない穴もあり、探り当て魚と出会ったときの嬉しさがこの釣りの醍醐味でもあります。色々な魚が潜んでいますので、何が釣れるか楽しみでもあります。

安全を確保しながらどんどん移動して多くの穴を探りましょう!


●穴釣りで釣れる魚・狙う魚
穴釣りでは主に根魚(ねざかな)を狙います。
根魚にはカサゴ(アラカブ)・アイナメ・クジメ・メバル・ソイ・キジハタ(アコウ)といった種類があります。どれも非常に美味しい魚(高級魚)です。スーパーなどの鮮魚売場を覗いてみて自分が釣った魚はいくらぐらいで売られているか見るのも楽しいです。この他にもギンポ、ベラ、フグなども釣れます。

釣って楽しい!食べて美味しい魚は意外と近くに隠れているものです。
10cm~15cmの魚もいれば30cmを超える大物も潜んでいますよ。ぜひ皆さんの近くの海のテトラポットへ高級魚をGETしに行きましょう!





●穴釣りの道具
竿・リール
図①魚を釣り上げる為の棒状のものを竿(さお)と言います。この穴釣りで使用する竿は1m前後の短いものを選びましょう。また図②釣り糸を巻いてある物をリールと言います。リールの糸の太さがあるのですが、3号から4号を使用します。この穴釣りに使う竿とリールは非常に安価なものから少し高いものとありますが、まずはお安いこのセットで釣りに挑戦してみましょう!

仕掛け
穴釣り専用の仕掛けで、オモリとハリが直接繋がったこの仕掛けを「ブラクリ」といいます。標準的な大きさは3号~5号をおすすめ致します。ブラクリはテトラの穴に落とし込み、魚のいるところまで転がってゆきます。ブラクリの鉛は魚へのアピールのために赤や黄色など目立つカラーのものが多いです。各社色々なブラクリを出しておりますので色々試してみてくださいね!

エサ
ムシエサでは「アオイソメ(青ケブ・青虫)」「本虫」がおすすめです。針先から1センチほどたらしてちぎって使います。ムシエサ自体が動いたり、光を出したり、臭いがあるので魚へのアピールが大きいです。但し、本命の根魚も釣れますが、エサ取りと呼ばれるフグなどに食べられやすいということもあります。

※活きエサを触るときにはヌルヌルするので滑り止めに「石粉」というものがあります。

切り身エサでは、サバの切り身・サンマの切り身・カツオのハラモ・イカの切り身などがおすすめです。切り身エサはエサ取りにも強くエサ持ちが良いという特徴があります。また、家庭の冷蔵庫にも入れておけますので、釣りへ行きたい時にすぐに使え、使わないものはまた冷凍して次回使うことも可能です。但し凍らせていますが、いつまでも使えるというものではないということは覚えておいてくださいね。


●釣った魚を美味しくいただく
根魚は非常に身が引き締まっているので唐揚げや煮つけがおすすめです。釣った魚はスーパーで購入した魚よりも新鮮で何より自分で釣り上げた獲物ですので非常に美味しくいただけます。ぜひ美味しく料理して自然の恵みを頂いてくださいね!
簡単レシピはこちらです。



●穴釣りでの注意点
・テトラポットにはつるつるした丸いものや  カクカクしたものがあるので
なるべくそのようなものは避けて釣りをしましょう。
・テトラポットの上を歩き回るのにおすすめなのがスニーカーです。
スリッパやスパイクのついたものなどはやめましょう!
・テトラの穴に落ち込まないように場所を移動するときは慌てずに
充分注意してください。
・釣りは一人では行かない。必ず2人以上で行きましょう。
もしもの時は助けが必要です。一人では近くに誰も居なければ助けも呼べません。
・テトラの隙間に物を落としてしまうと回収はほぼ困難です。
財布や携帯、車のキーはズボンのポケットの中に入れて釣りをすると
しゃがんだ時に落としてしまうことが多々あるのでバッグに入れたり、
ポーチに入れて肌身離さず持ち歩きましょう。  財布や携帯は車の中に
入れっぱなしにしないように!車上荒しに遭う恐れもあります。
・本命の根魚には鋭いヒレがあります。刺さると痛いので魚は素手で触らず、
お魚つかみやグリップ、グローブなどを使って怪我をしないようにしましょう。
・毒のある魚もいます。ゴンズイやハオコゼなど絶対に触らないようにしてください。
もし刺されたときは刺された箇所を切って血を出しましょう。
そして病院に行くことをおすすめします。
・仕掛けのブラクリが良く引っかかり(根掛り)ます。
仕掛けは余分に持っていきましょう。
目安としてはじめは10個ほどあれば良いでしょう。
・根掛りした時竿を上下して仕掛けを外そうとすると竿が折れてしまうことが
ありますので根掛りした時は釣り糸を持って引っ張り根掛りを外しましょう。
その時は仕掛けが切れてしまうことが多いですが、
竿を折ってしまうよりも良いでしょう。竿が折れてはもう釣りはできません。

北九州釣りいこか倶楽部とは?

釣人のみなさん、釣りファンのみなさん、北九州釣りいこか倶楽部ってご存知ですか?2018年6月にスタートした「お手軽海釣りパッケージプラン」なんです。知らなかった貴方にも、ちょっと気になってた貴方にもオススメなプランをご紹介します。

 

 

 釣り方がわからない、魚が捌けない、もう心配ありません。釣り経験の豊かな方はもちろん、初心者や家族でも海釣りを気軽に楽しめるオールインワンのパッケージプランです。

 

これは「北九州釣りいこか倶楽部 お申し込みガイド」の表紙に書かれているキャッチコピーです。「釣り方がわからない」の部分はよしとして、「魚が捌けない?」「オールインワン?」とはどういう関係があるのでしょうか?お申し込みガイドを詳しく見てみましょう!

 

 

北九州は、市の中心部から遊漁船が出港する便利さと、さまざまな魚が釣れる海に恵まれた「釣りのユートピア」です。「北九州釣りいこか倶楽部」は、一人でも多くの皆様に海釣りを楽しんでいただくために、釣りサポート・魚の下処理・釣魚の調理・入浴や宿泊までトータルに提供するパッケージプランです。四季折々様々な魚釣りと、その美味しさが楽しめる北九州の釣りを存分にお楽しみください。

 

とあります。なんとなく見えてきましたね。つまり「釣り」だけではなく、その前にある「宿泊」や「準備」から釣行後の「食」まで含めたオールインワンでのサービスを提供してくれるってことなんですね。それをわかりやすくしたのがコチラ↓↓↓

 

なかなかハードルが高い遊漁船での「船釣り」も手配・準備の段階からお任せできそうですね。しかもフィッシングガイドも頼めるようで、これなら全く経験がなくても安心できそうです。

さらに釣りのあとの「料理」。自分で釣った魚ほど美味しいというけれど、魚を捌いたり料理したりするのは結構大変です。特に釣りに行ってそこそこ疲れた後ならなおさらっ!そう感じているベテラン釣人も少なくないのではと思います。しかも大きい魚になればなるほど自宅のキッチンで捌くのは難しい・・・。実はかなりの悩みの種だったりしますね。

しかし、このパッケージプランなら問題なし!釣った魚を下処理、調理している間になんと近くの入浴施設でゆっくり疲れを癒すことが出来るんです!!お風呂でさっぱりした後の「ご馳走」。想像しただけでワクワクしますね。ましてや自分が釣った魚がプロの手によっていろんな料理になって出てくるなんて、これ以上ない贅沢じゃないですか。家族で行けば、子供たちにとって宝物のような思い出になること間違いなしですよ。

 

これはもう「行くしかないっ!」ですね。

 

 

ということで、詳しくは

北九州釣りいこか倶楽部事務局まで

TEL:080-9067-5833

HP:https://tsuri-ikoka.com

Email:tsuri-ikoka@takamiya.co.jp

 

 

なんですが、ここでも少しだけご紹介したいと思います。

 

 

【お申し込みステップ①】

ご希望の「釣場」「釣行日」と「釣り方」をご検討ください

 

比較的荒天にも強い「関門海峡一帯」から大物も狙える「響灘」「玄海灘」「山陰沖」までシーズンや狙う魚(食べたい魚)によって選択できます。初めて船釣りをする方や狙う魚などあまりわからないという方は、港から5~20分程度と非常に近く、料金もリーズナブルな「関門海峡一帯」での釣りがオススメです。

船釣りは、年中狙える魚やシーズンが限られる魚など多彩に選べることも魅力のひとつです。特に旬と言われる魚を狙ったり、ならではの大型魚を狙ったりとある程度釣果を見込めるのが特徴です。

同じ魚でも釣り方が色々ある場合があります。大きく言えば、ルアー釣りなのかエサ釣りなのかで違います。さらに同じエサ釣りでもシーズンや釣り場によって釣り方が異なる場合も多々あります。やってみたい釣りを選ぶのも良し、最も釣果があがる釣りを選ぶのも良し、遊漁船によっても釣り方が変わりますので、じっくり選んでみましょう!

①落し込み釣り

ヒラマサ、ブリ、カンパチ、サワラ、マダイ、ヒラメ、キジハタ、クエ、マハタなど

②タイ五目胴突き

マダイ、イサキ、アマダイ、カサゴ、アオハタ、マハタ、キジハタなど

③天秤五目

マダイ、イサキ、ヒラマサ、ブリ、カンパチなど

④タイラバ・SLJ・一つテンヤ

マダイ、ヒラマサ、ブリ、カンパチ、ヒラメ、カサゴ、キジハタ、マハタ、マゴチなど

⑤夜焚き

ヤリイカ、ケンサキイカ、スルメイカなど

⑥ジギング

ヒラマサ、ブリ、カンパチ、ヒラメ、カサゴ、キジハタ、マハタなど

⑦関門カサゴ

マダイ、カサゴなど

上記は一例です。詳しくは事務局にお問い合わせ下さい。

 

 

【お申し込みステップ②】

次は「どの遊漁船に乗るか」についてご検討ください

 

遊漁船は選んで頂くことができます。

しかし、初めての場合は選ぶことも難しいと思うので、事務局にお任せいただければ最適な遊漁船を手配してくれるそうです。面倒な確認から予約まで引き受けてくれるので、わからない時は事務局を頼ったほうがよさそうですね。

(2020年1月29日現在の登録遊漁船)

 

 

【お申し込みステップ③】

7つのサービスからご要望のものをお申し付けください

※各サービスのご利用料金は事務局へお問い合わせ下さい。

 

1 フィッシングガイド

「初めて釣りに挑戦したい」「経験のない釣りに挑戦したい」という方に強い味方!希望すれば、地元の釣りに精通したフィッシングガイドが同船してくれます。釣り全般のお世話から釣り方の丸秘テクニック?!まで貴方が一尾を釣るお手伝いを親身になってやってくれるはずです。

※写真はイメージです

人数の目安
 ガイドが1名でお手伝いできるお客様の人数  1~4名様
 ガイドが2名でお手伝いできるお客様の人数  5~8名様

※海外のお客様向けに通訳もご利用可能です。

※サービス利用時間:乗船から下船まで

 

 

2 釣り道具レンタル

遠方からお越しになる方に嬉しいサービスです。竿やリール、クーラーなどをレンタルすることもできます。仕掛などの消耗品はご自身でご準備頂かなければなりませんが、かさばる大きな釣り道具を現地で借りることが出来るので、まさに「手ぶら」釣行を楽しむことが出来ますね。

また、船釣りとなると専用の道具を持っていないという方もレンタルがあれば安心ですね。たとえば初めて船釣りするのに、そこそこ金額がかかる専用タックルを揃えるのはちょっと・・・という時でも、まずレンタルタックルで試してみてから楽しさを味わって、次は自分のタックルを揃えて挑戦する!という方もかなり多いですよ。ほぼ、購入金額>レンタル料なので、嬉しいサービスですよね。

釣 種 タックル
 落し込み・天秤吹流し・泳がせ・電動ジギング  電動リール+ロッド
 タイ・根魚五目・夜焚き・ジギング  電動リール+ロッド
 アラカブ・一つテンヤ・タイラバ・イカメタル・キス・エギング・近場ルアー  ロッド+リール
 クーラーBOX  20~50L
 探見丸(魚群探知機)  親機搭載船限定
 救命胴衣  ボンベ式

 

 

3 釣魚の下処理

釣った魚を自宅に持ち帰って食べたいけど、ウロコ取りや内臓取りが面倒だという方にオススメのサービスです。板前さんが、釣った魚の下処理を行ってくれます。プロの腕にかかればほとんどの魚が「あとは調理するだけ」の状態に!これなら自宅のキッチンを汚して妻に怒られる!なんてこともなくなりますね。

※調理場の込み具合により即座に対応できない場合があります。また魚の量が多い場合、翌日のお渡しになる場合がございます。その場合は何卒ご容赦下さいませ。

※レストランラ・メール雅・回転寿司平四郎・炉端ノサカナで受承ります。ラ・メール雅以外では釣魚料理とのセットでのご予約となります。

※料金は、魚の大きさによって変わることがあります。詳しくは現地でご確認下さい。

魚 名 下処理内容
 マダイ、根魚  ウロコ、内臓
 3枚おろし
 柵取り
 ヒラメ  ウロコ、内臓
 5枚おろし
 柵取り
 青物  ウロコ、内臓
 3枚おろし
 柵取り

 

 

4 釣魚の下処理(セルフ)

魚の下処理をしてくれるのはありがたいけど、自分で下処理をしたいから場所だけ貸してほしいという方には、レストラン「ラ・メール雅」の特別調理室が用意されています。料理を食べて帰る時間がなくても、自分で下処理だけしておけば帰宅後すぐに調理できますね。これならプロの板前さんの手が空いていなくても大丈夫!魚を捌く練習にもなります。

項目 単位
 調理室使用(包丁・ウロコ取りあり) シンク1台1時間ごと

※氷2キロ、ビニール袋、タオル、軍手を含みます。

※先着順でご予約を承ります。

※利用時間14:00~18:00(月・水・金・土・日曜日)火・木はご相談下さい。

※板前による「助っ人サービス」もあります。

 

 

 

5 釣魚の宅配

釣れた魚を自宅や知り合いに送りたい、田舎の両親に送りたいなどのご要望も結構多い中、釣りいこか倶楽部加盟店にて宅配便の発送手続きを行うサービスもあります。これはありがたい!基本的には釣った魚をそのまま氷詰めして発送するだけですが、下処理(ウロコ取り、内臓取り)したものも発送できるので、受け取った方もすぐに調理できるから喜んでもらえるはず!

※発送料の他、発泡スチロール、氷代が必要です。

※梱包、集荷の時間がありますので、陸上がり次第お申し出下さい。

 

 

6 釣魚料理の調理・提供

自分で釣った魚を美味しく食べたい、一緒に釣った仲間で打ち上げしたいなどのご要望にも北九州釣りいこか倶楽部加盟店が応えてくれます。

 

 

 

7 ご宿泊

船釣りは朝相当に早く出船する釣りも少なくない。出船予定時間に間に合わないといったことがないように前日から余裕を持って宿泊される方も増えてきています。また、釣行当日は美味しい料理にあわせてお酒も飲みたいので連泊したいというご要望もあります。事務局では、それぞれの出港地に近い宿泊施設を紹介してくれるので、オールインワンパッケージとして申し込むのもオススメです。

【一例】

●照葉スパリゾート門司店

福岡県北九州市門司区大里本町3丁目13番26号

TEL(093)382-3322

 

●コンフォートホテル小倉

福岡県北九州市小倉北区浅野2丁目6-21

TEL(093)512-8311

 

 

●Active Resorts福岡八幡

福岡県北九州市八幡東区枝光1-1-1

TEL(093)662-1020

この3ステップだけで申し込みが出来ます。

予想以上に簡単に出来ますので、事務局にお気軽にご相談下さい。

まずは、北九州釣りいこか倶楽部ホームページをチェックしてみるのもオススメです。より詳しい情報や最近の釣果写真などが載っていてイメージが湧いてくると思います。ぜひ、「釣りいこか」を体験して、釣りの楽しさを存分に味わって下さい。そして、どんどんその喜びを広げていきましょう!「釣り」の未来のために!!