staff ながせ 北九州 紫川のハゼ釣りに行くっ!!

 

皆様こんにちは🤩

 

気温もさがってきており

 

いよいよ秋の気配がしてきましたね~~🔥🔥

 

そこで今回は、

 

と言えばの釣り物🐟

 

ハゼ を狙ってきましたよ🤩🎣

 

 

 

場所は北九州小倉の街中を流れる ” 紫川 ”

 

ここはハゼ釣り大会が開催されるほど

 

ハゼ釣りではメジャーポイントなんです💥💥

 

仕掛けは超簡単!!

 

オーナー 虫ヘッド

 

+   青ケブ でOK‼

 

青ケブは長いので1/3くらいの長さに切って使ってくださいネ😏

タックルもアジングやエギングタックルの流用でOK‼

 

簡単ですね~~~😘

 

誘い方は、基本ズル引き🎣

 

根掛かりが多い時は、竿を少し上に立ててみてくださいネ💫

 

回避できることがありますよ😆

 

 

気になる釣果は・・・

 

 

 

 

3~4時間程で20匹以上釣れました🎣

 

サイズも少しずつ良くなってきてますので

 

是非、紫川のハゼ釣り行ってみてはいかがでしょうか😍🔥

 

 

さらに!

 

10月30日には第27回紫川・市民ハゼ釣り大会も開催されます🔥🔥

 

 

参加無料・事前予約不要ですので

 

興味のある方は要チェックですね🏃💥

 

詳しくはホームページをご覧ください👏

 

HP:紫川・市民ハゼ釣り大会

 

 

その他、ハゼ釣りの事なら八幡本店までお越し下さい🚗

是非、店頭にてお待ちしております😎⚡

 

 

 

キビレちゃんも良く釣れました😆

 

 

釣具のポイント 夜トクキャンペーンのお知らせ!

 

皆様こんにちは😆

 

大変お得な

お知らせです!!

 

 

期間は10月3日(月)~11月4日(金)

 

 

平日 18:00~閉店まで

 

とにかく平日の夜が

とてもおトクに‼‼

 

 

日替わりで特別企画を実施いたします!

 

 

 

 

 

 

 

月曜日は「リーダー結束が無料!」

ご希望の方お買い上げまたはお持ち込みいただいたリーダーを手数料550円のところ、無料で結束いたします!

※お一人様1日1台まで

※リーダーは釣具のポイントでお買い上げいただいた商品に限ります。

※ご希望の方はレジ精算時にお申し付けください。

※ノットはFGノットもしくはPRノットに限ります。

 

 

 

 

 

 

火曜日はアプリ会員様限定!

「夜トク クーポン」を配信!

お買い上げ時にアプリクーポンをご提示100ptプレゼント!

【クーポン使用期間】火曜日の18:00~21:00まで

 

 

 

 

 

 

水曜日は

「PEラインをシリコンコーティング!

飛距離アップ!ライン寿命向上!トラブル防止!

ご希望の方へ糸巻き時に無料でPEラインをシリコンコーティングいたします!

※シリコンコーティングは当社指定のコーティング剤となります。

※糸巻きの料金について…リール・ラインのいずれかを購入の場合は無料。リール・ラインの両方をお持ち込みの場合は小~中型リールは220円、ジギングリール・大型リール・電動リール・カウンター付きのリールのデータ入力は550円、500m以上の場合は100mごとに110円の料金がかかります。

 

 

 

 

 

 

 

木曜日は「まとめ買いキャンペーン!」

エギもしくは集魚剤を3点以上お買い上げの方にレジにて+200ptプレゼント!

例)エギ2点+集魚材1点の合計3点の場合は対象外となります。

例)エギ3点+集魚材3点の合計6点の場合は+200ptプレゼント!(一度の会計で最大+200ptまで)

※対象商品は当社指定商品となります。

 

 

 

 

 

 

 

金曜日はアプリ会員様限定

「毎週抽選で100名様に1,000円分の

クーポン券をプレゼント!」

税込3,000円以上お買い上げいただいたお客様の中から、毎週抽選で100名様に1,000円分のクーポン券をプレゼント!

当選者には翌週の水曜日にアプリで通知いたします!

※会員情報が未入力の方は当選無効とさせて頂きます。事前にアプリから登録をお願いいたします。

※釣りのポイント公式アプリをダウンロードしているP’s club会員様限定となります。

※お申込み不要!3,000円以上お買い上げで頂いたP’s club会員様は自動エントリーとなります!

※エントリー対象期間は金曜日の18:00~21:00

までとなります。

 

 

 

 

 

 

 

皆様のご来店を心より

お待ちしております🤩

 

 

バス釣りワームの種類8選!初心者が知っておきたい選び方とは?

バス釣り初心者の方に向けて、ワームの種類と選び方を紹介します。ワームで代表的な8種類の特徴だけでなく、実釣の際に役立つポイントや季節によっての選び方やリグ別のワーム付け方まで、バス釣り初心者でもわかりやすいように解説します。

 

 

 

 

 

 

バス釣りのワームとは?

バス釣りのワームは警戒心の高いブラックバスに有効なソフトルアーです。バス釣りのワームの素材はプラスチックやビニールが使われていることが多く、柔らかい手触りからソフトルアーと呼ばれています。

ワームの特徴は食わせる力が強く、警戒心の高いブラックバスに効果を発揮します。

 

【目次に戻る】

 

 

バス釣りワーム8種類

バス釣りのワームは大きく8種類あり、ワームはたくさんのメーカーから販売されている定番のアイテムです。

 

ストレートワーム シャッドテールワーム
甲殻系ワーム 虫系ワーム
ピンテールワーム カーリーテールワーム
グラブ系ワーム バックスライド系ワーム

 

ストレートワーム・シャッドテールワーム・甲殻系ワーム・虫系ワームは魚・虫・甲殻類を忠実に再現した形状が特徴で、ブラックバスが捕食する餌に合わせて使い分けられるため、初心者も扱いやすくなっています。

ピンテールワーム・カーリーテールワーム・グラブ系ワーム・バックスライド系ワームはアピール力や自重が異なり、ブラックバスの活性やポイントに合わせて使い分けることが多いです。

 

 

ストレートワーム

 

サイズ 4〜6inch
おすすめカラー グリーンパンプキン(以降、グリパン)・ウォーターメロン
相性のよいリグ ノーシンカー・ネコリグ・ワッキーリグ

 

ストレートワームは汎用性の高い定番のワームです。ストレートワームの特徴は細長くシンプルな形状で、ブラックバスが捕食するたくさんの餌を真似できる汎用性の高さが魅力になります。見た目の通り、代表的なモデルはミミズです。

ストレートワームの使い方はノーシンカーリグ・ネコリグ・ワッキーと豊富で、初心者から上級者まで釣果をあげやすいでしょう。

 

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シャッドテールワーム

 

サイズ 3〜6inch
おすすめカラー スカッパノン・ワカサギ
相性のよいリグ ノーシンカー・ジグヘッド・ラバージグ

 

シャッドテールワームは小魚を捕食するブラックバスに効果的なワームです。シャッドテールワームの特徴は小魚を忠実に再現した形状で、リトリーブ時にテールが左右に動くことでブラックバスにアピールします。

シャッドテールワームの使い方はノーシンカーリグ・ジグヘッドで、ラバージグと組み合わせたスイムジグは春の大型のブラックバス攻略に活用しましょう。

 

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甲殻系ワーム

 

サイズ 2〜5inch
おすすめカラー グリパン・レッド・ウォーターメロン
相性のよいリグ テキサスリグ・ラバージグ・フリーリグ

 

甲殻系ワームは甲殻類を捕食するブラックバスに有効なワームです。甲殻系ワームの特徴はザリガニやエビを忠実に再現した形状で、岩場や水生植物の周辺で甲殻類を捕食するブラックバスに効果を発揮します。

甲殻系ワームの使い方はテキサスリグ・ラバージグ・フリーリグで、針先の出ないオフセットフックを組み合わせることで、根掛かりを最小限に抑えられます。

 

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ピンテールワーム

 

サイズ 3〜5inch
おすすめカラー グリパン・クリア・ベイト系
相性のよいリグ ノーシンカーリグ・ダウンショットリグ・ジグヘッド

 

ピンテールワームは低活性なブラックバスに有効なワームです。ピンテールワームの特徴はシンプルなボディと細長いテールで、ワームを食いきらないブラックバスに対して有効になるでしょう。

ピンテールワームの使い方はノーシンカーリグ・ダウンショットリグ・ジグヘッドで、ただ巻き・ズル引き・シェイクとアクションの幅も広いです。

 

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カーリーテールワーム

 

サイズ 3〜6inch
おすすめカラー グリパン・ウォーターメロン
相性のよいリグ ジグヘッド・テキサスリグ・ダウンショットリグ

 

カーリーテールワームは広範囲のブラックバスにアピールできるワームです。カーリーテールワームの特徴はシンプルなボディとカールしたテールで、強い波動でアピールしましょう。

カーリーテールワームの使い方はジグヘッド・テキサスリグ・ダウンショットリグで、遠投と組み合わせると広範囲のブラックバスにワームを気付かせることができます。

 

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グラブ系ワーム

 

サイズ 3〜5inch
おすすめカラー ウォーターメロン・スモーク・ブラック
相性のよいリグ ノーシンカーリグ・ジグヘッドリグ・テキサスリグ

 

グラブ系ワームは簡単にアクションを引き出せるワームです。グラブ系ワームの特徴はボリュームのあるボディとアピール力のあるテールで、カーリーテールワームと比べると重いため、おかっぱりの釣りに適しています。

グラブ系ワームの使い方はノーシンカーリグ・ジグヘッドリグ・テキサスリグで、ただ巻きの使い方で抜群のアピール力を発揮しましょう。

 

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虫系ワーム

 

サイズ 2〜3inch
おすすめカラー ウォーターメロン・スモーク・ブラック
相性のよいリグ ノーシンカーリグ

 

虫系ワームは表層で虫を捕食するブラックバスに効果的なワームです。虫系ワームの特徴は虫を忠実に再現したコンパクトな形状で、細かい手足のパーツの微波動で警戒心の高いブラックバスにアピールしましょう。

虫系ワームの使い方はノーシンカーリグで、表層を漂わせるアクションは夏のブラックバス狙いで効果を発揮します。

 

 

バックスライド系ワーム

 

サイズ 3〜5inch
おすすめカラー グリパン・スカッパノン・ブラック
相性のよいリグ ノーシンカーリグ

 

バックスライド系ワームはおかっぱりで活躍するワームです。バックスライド系ワームの特徴は水生植物や木の奥まで送りこめるスライドフォールで、餌を積極的に追いかけないブラックバス狙いに活躍します。

バックスライド系ワームの使い方はノーシンカーリグで、遠投性能も高さを活かしておかっぱりの釣り場で活用しましょう。

 

・ワームの形状は季節・ポイント・リグに合わせて使い分ける

・ストレートワームは初心者から上級者まで人気

 

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季節別のおすすめバス釣りワーム

季節ごとのおすすめワームはシャッドテール・甲殻系・ストレート・グラブ系です。ブラックバスは水温や気候で活性や捕食する餌が異なるので、釣果のあげやすいワームが季節毎に変化します。

ブラックバスの釣果アップするにはワームの形状やリグの種類を季節に合わせて使い分けましょう。

 

 

春におすすめのバス釣りワーム

春におすすめのバス釣りワームはシャッドテールです。シャッドテールはただ巻きで広範囲を素早く探れるので、春に活性が上がっているブラックバスに効率よくアピールできます。

春のシャッドテールワームのおすすめの使い方はスイムジグのトレーラーで、4〜6inchのテールが大きく動くアイテムを選びましょう。

 

 

夏におすすめのバス釣りワーム

夏におすすめのワームは甲殻系ワームです。甲殻系ワームは根掛かりを最小限に抑え、夏場の岩場や水生植物に潜むブラックバスに確実にアプローチできます。

夏の甲殻系ワームのおすすめの使い方はテキサスリグやラバージグトレーラーで、水中の甲殻類の大きさや色に合わせたアイテムを選びましょう。

 

 

秋におすすめのバス釣りワーム

秋におすすめのストレートワームは、秋のブラックバスが口を使いやすい縦の動きを簡単に演出でき、警戒心の高い個体に対しても効果を発揮します。

秋のストレートワームのおすすめの使い方はネコリグやワッキーリグで、大型のブラックバス狙いでは6〜8inchの大きなサイズを使いましょう。

 

 

冬におすすめのバス釣りワーム

冬におすすめのワームはグラブ系ワームです。グラブ系ワームは自重とアピール力の高さが特徴で、冬のブラックバスが溜まりやすいディープエリアのボトムを丁寧に探れます。

グラブ系ワームのおすすめの使い方はノーシンカーリグで、ボトムの石や障害物の周りをズル引きやステイで丁寧に探りましょう。

 

・春はテールが大きく動くシャッドテールワーム

・夏は甲殻系ワームを使ったテキサスリグ

・秋の大型狙いでは6〜8inchのストレートワーム

・冬は高比重グラブ系ワームのノーシンカーリグ

 

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ポイント別のおすすめバス釣りワーム

ポイント別のバス釣りワームの選び方は釣り場の地形と捕食する餌が大切です。バス釣りのポイントは湖・野池・川が定番で、釣り場の水流や障害物に合わせて効果的なワームやリグを選びましょう。

ブラックバスの餌はポイント毎に大きく変わるので、ワームの形状を選ぶときは釣り場の小魚・甲殻類・虫を必ず観察しましょう。

 

 

湖のバス釣りはシャッドテールワームを選びましょう。シャッドテールワームは湖で小魚を捕食するブラックバスに有効で、スモールマウスバスの実績もたくさんあります。

湖のシャッドテールワームの選び方は小魚の大きさや色を参考にすることが大切で、ワカサギが多い湖では3〜4inchのサイズのフラッシングが効いたカラーを選んでください。

 

 

野池・沼

野池・沼のバス釣りはバックスライド系ワームを選びましょう。バックスライド系ワームは野池のブラックバスが好む水生植物や木の奥まで丁寧に探れます。

野池におすすめのバックスライド系ワームは比較的重めのアイテムで、ノーシンカーリグをベイトタックルでキャストできる10〜14g前後の重さを選んでください。

 

 

川・水路

川・水路のバス釣りはピンテールワームを選びましょう。ピンテールワームは川の流れに漂わせるだけで、自然な波動でアピールでき、都市部にある河川の警戒心の高いブラックバスに有効です。

川におすすめのピンテールワームのサイズは、ブラックバスの活性に合わせてローテーションできる3〜5inchです。

 

・湖のシャッドテールワームは小魚の大きさや色を意識

・野池のバックスライド系ワームは比重の重いアイテムを選ぼう

・川のピンテールワームは3〜5inchがおすすめ

 

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バス釣り用ワームのリグ別の付け方

バス釣りのワームはリグの種類で付け方が異なります。ワームの付け方はリグに合わせて正しく覚えることで、本来のアクションを引き出し、ブラックバスに効果的にアプローチできます。

バス釣りに初めて挑戦する方はワームの正しい付け方を覚えましょう。

 

 

ノーシンカーリグ

ノーシンカーリグはワームをフックにバランスよく刺しましょう。ノーシンカーリグを付けるときはワームのサイズに合わせたオフセットフックを用意し、ワームのヘッド部から綺麗なバランスで刺してください。

ワームに付けたオフセットフックは針先を隠すことで、根掛かりやゴミの付着を軽減する効果も期待できます。

 

 

ワッキーリグ

ワッキーリグはマス針をワームに垂直に刺します。ワッキーリグを付けるときはワームのサイズに合わせたマス針を用意し、ワームのボディに対して垂直に刺しましょう。

ワームに刺したマス針はジグヘッドに変更することで、ワームの動きを強く出すことができるジグヘッドワッキーに応用できます。

 

 

ネコリグ

ネコリグはフックをワームに水平に刺します。ネコリグを付けるときはマス針やオフセットフックをワームのボディに対して水平に刺し、ヘッド部にネイルシンカーを取り付けましょう。

ワームに刺したマス針はガード付きに変更することで、障害物や水生植物に根掛かりしにくくなります。

 

 

テキサスリグ

テキサスリグはシンカーを通したラインとフックをワームに刺します。テキサスリグを付けるときはバレットシンカーをラインに通し、オフセットフックと結束してからワームに刺しましょう。

シンカーにラインを通すときは、シンカーストッパーを先端に取り付けることで、ワームとシンカーに一体感を与えられます。

 

 

ジグヘッドリグ

ジグヘッドリグはジグヘッドをワームのヘッドに刺します。ジグヘッドリグを付けるときはジグヘッドをワームのヘッドから真っ直ぐ差し込んでください。

ジグヘッドをヘッドに刺し込むときは針先が出る位置を事前にチェックし、ワームに対して真っ直ぐ取り付けることを意識しましょう。

 

 

スプリットショットリグ

スプリットショットリグはノーシンカーリグのラインにガン玉を取り付けます。スプリットショットリグを付けるときはガン玉をオフセットフックの結束部から10〜40cm離した位置に取り付けましょう。

スプリットショットリグのガン玉は10cm前後の位置で取り付けると、ワームの素早いアクションも引き出せます。

 

 

ダウンショットリグ

ダウンショットリグは8の字結びを利用してワームとシンカーに距離を空けます。ダウンショットリグを付けるときはフックを結束したラインを8の字で結び、10cm前後の距離を空けてシンカーとワームを取り付けましょう。

ダウンショットリグの付け方は難易度が高く、慣れていない方は釣り場に行く前に練習してください。

 

 

キャロライナリグ

キャロライナリグはシンカーを通したラインとフックの間にリーダーを取り付けます。キャロライナリグを付けるときは中通しシンカーをラインに通し、スイベルとリーダーを介してオフセットフックとワームを取り付けましょう。

キャロライナリグのリーダーの長さは30〜70cm前後が定番で、リーダーを長くとることで根掛かりを防ぐ効果も期待できます。

 

・バス釣りの未経験者はノーシンカーリグの付け方を覚える

・ダウンショットリグは事前に練習が必要

 

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バス釣りワームのトレンド

バス釣りのワームは時代に合わせたトレンドがあります。トレンドのワームは全国の釣り人から人気を集め、たくさんのブラックバスやスモールマウスバスの実績をあげています。

トレンドのメーカーのワームは店頭で即完売し、プレミア価格で取引されるほどの人気があるケースもあります。

 

 

1990年代

1990年代はアメリカのゲーリーヤマモトのワームが人気でした。アメリカのルアーメーカーは国産メーカーの少ない日本のバスフィッシングの創世記に抜群の釣果実績をあげ、全国のアングラーから人気を集めました。

アメリカのゲーリーヤマモトは、ハードルアーが多かった日本のバスフィッシングにソフトルアーを浸透させたメーカーで、代表作と言われるカットテールやヤマセンコーは現代のバス釣りでも釣果をあげています。

 

 

2000年代

2000年代はメガバスのワームが人気でした。メガバスのワームはリアルなカラーや独創的なディテールが特徴で、シンプルなルアーやワームが多かった日本のバスフィッシングで爆発的な人気を誇りました。

 

 

現代

現代のバス釣りはレイドジャパンのワームが人気です。レイドジャパンはメガバスに所属していた金森隆志が立ち上げたバスルアーメーカーで、リリースされる新作ルアーは即完売になることが多いです。

レイドジャパンのワームはおかっぱりの釣り場を想定した専用設計が特徴で、野池や河川の手軽な釣り場でバス釣りを楽しむ現代のバスフィッシングにマッチしています。

 

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バス釣りワームを正しく選んでブラックバスを攻略しよう!

大きく分けて8種類もあるバス釣りのワームは、季節やポイントで選び方が異なります。バス釣りではこの8種類のワームを適切に使い分けることが、ソフトルアーでの釣果アップに繋がるでしょう。

まずは豊富なリグに活用できるストレートワームからスタートすることをおすすめしますが、バス釣りでは場所や気温などの状況に合わせたパターンを見つけることが醍醐味の一つでもありますので、自分なりのバス釣りをぜひ楽しんでみてください!

 

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初めてでも釣れる?一つテンヤ釣り方講座!餌の付け方から誘い方のコツまで解説

一つテンヤ釣りは近年生まれた新しい釣り方です。元になる釣法は各地にありましたが、「一つテンヤ釣り」として確立されたのは2000年代に入ってから。それが全国的に広まったのは「初心者でも良く釣れる」というシンプルな理由とその高いゲーム性からです。今回は初心者向けに向けた解説をしていきます。

※2023年5月再校正

 

 

 

 

 

一つテンヤ釣りはどんな釣り方?

一つテンヤ釣りは基本的に「船釣り」で、「テンヤ」や「カブラ」と呼ばれる針とオモリが一体化した仕掛けを海上から落とし、魚を釣るだけの簡単な釣り方です。元々テンヤで魚を釣る釣法は日本中にありましたが、2006年になって一つテンヤ釣りが釣法として確立しました。

伝統を守りつつ、現代に合わせて無駄を一切省いたこの釣りは、簡単でたくさん釣れると評判になり、現在では日本中で楽しまれています。

 

 

一つテンヤ釣りは「真鯛」に特化

一つテンヤ釣りはエビを餌に使った真鯛釣りに特化した釣りですが、ホウボウやヒラメ、カサゴなど高級で美味しい魚が釣れることも。もちろん初心者でもできますし、誘い方やコツさえ掴めば大漁のチャンスもあります。ぜひこの釣り方を覚えてみてください。

 

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一つテンヤ釣りの歴史

紀州・和歌山発祥の釣り方

一つテンヤ真鯛釣りが確立してからまだ日が浅く、本当に釣れるのか疑いを持たれる方がいるかもしれません。仕掛けや釣り方の説明をする前に、まず一つテンヤ真鯛釣りの歴史に少し触れておきたいと思います。

元になる伝統釣法は紀州・和歌山の「ビシマ釣り」にあり、現在のテンヤ針より軽いオモリを使っていました。掛け針の形自体は現在のテンヤ針と変わらないものの、仕掛けは現在のものより軽いものを使用。そのため、道糸の間に割ビシオモリをずらりと並べ、潮流に負けないよう工夫されています。これが「ビシマ(ビシ間)」の語源にもなっています。

当時紀州の漁師さんは全国を回って漁をしていました。彼らは千葉にも足を運び、その際に千葉の漁師さんが紀州の真鯛釣りの方法を教わります。その後、千葉・外房の漁師さんがこの方法を真似て、千葉流のテンヤ釣りで次々と真鯛の漁獲を伸ばしていきました。このことだけでもこの仕掛けが釣れる証拠になるでしょう。

 

 

東京湾で進化して今の形に

千葉の漁師さんも同じような道具を使っていましたが、千葉流は割ビシオモリを道糸に付けるのではなく、中オモリを使って落としていたため二枚潮に弱く、複雑な潮流に負ける欠点がありました。

 

 

一つテンヤ釣りは「千葉流」を改良

それを解消しようと研究を重ねたのが、房総の釣り船と釣りジャーナリストの藤井氏でした。そして完成したのが2006年。完成した一つテンヤ釣りの人気はすさまじく、その後2008年頃には一つテンヤ釣り専用の竿まで開発されるほどになりました。現在では多くの釣り具メーカーから専用竿がリリースされています。

瞬く間に広がったこの釣法は、歴史+改良に基づく信頼できる釣法です。ぜひ仕掛けやタックル、釣り方を覚えて下さい。

 

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一つテンヤ釣り:準備編

手に入れやすいタックル

一つテンヤ釣りの実釣での誘い方やコツの前に、準備編としてタックル等の説明をしておこうと思います。

基本的にPEライン0.6号~1号ほどを使用するライトタックルですので、釣行前に専用タックルを手に入れることをおすすめします。歴史が新しい釣りとはいえ、高い評価を得てすぐに全国区になった釣り方ですのでメーカー各社から専用品が豊富に出ています。まずは店頭でスタッフさんに相談してみましょう。

 

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一つテンヤ釣りの仕掛け

タックルは驚くほどシンプル

ロッドは狭い船上で取り回しの良い2.5mくらいまでの専用竿。リールは2500番~3000番程度の小型スピニングリール。ラインは道糸がPEライン0.6号~1号というかなりのライトタックルになります。

掛け針は円錐台形の「テンヤ」や丸型の「カブラ」と呼ばれるシンカーとフックを合体させたもので、一般的に孫針の付いた2本針仕掛けになります。これを5mほどのフロロカーボン製リーダーの先に取り付けます。

 

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一つテンヤ釣りの餌

テンヤ釣りの餌はさまざまありますが、「一つテンヤ釣り」の餌は真鯛釣りに特化しているため海エビが使われます。活きエビが一番良いのですが、入手自体が難しいことと高価なため、冷凍エビを使うのが一般的です。

使用頻度の高い餌は「サルエビ」「シバエビ」などですが、最近ではスーパーマーケットなどでも比較的手に入れやすい「バナメイ」や「サイマキ(車海老の小)」なども使われています。

 

いろいろな「テンヤ釣りの餌」

テンヤ釣りのターゲット よく使われる餌
タコ カニ、長ネギなど
イカ(コウイカ系) シャコなど
太刀魚 ドジョウ、イワシなど
真鯛 小エビ類

 

 

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一つテンヤ釣り:実釣編

釣り船を探そう

準備ができたらいざ実釣ですが、全国的に流行っているとはいえ、すべての釣り船がこの釣り方をさせてくれる訳ではありません。まずは一つテンヤ真鯛釣りをさせてくれる釣り船を探して予約しましょう。釣り船が決まったら、その釣り船なりの特別なやり方、注意事項、当日の集合場所・時間、よく使うテンヤの種類などを船長に聞いておきましょう。

 

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釣り船の選び方

船の流し方を確認する

一つテンヤ真鯛釣りは基本的に錨(アンカー)を打って船を止めての釣りではありません。船を流しながらの釣りになります。流し方は大きく分けて3つあり、横風を受けての「ドテラ流し」、パラシュートアンカーを降ろしての「パラ流し」、落とし場所を変えない「エンジン流し」などですが、この中で操船の腕が物を言う「エンジン流し」をしている釣り船が初心者にはおすすめです。

 

 

通年営業船を探すとさらに良し

実は鯛は一年中狙える魚です。せっかく一つテンヤ真鯛釣りを覚えても秋や春のハイシーズンやトップシーズンのみの釣行では物足りないと感じる方もおられるでしょう。一年を通して一つテンヤ真鯛釣りをやっている釣り船を見つけられれば最高です。

 

 

船の流し方と特徴

船の流し方 釣り方の特徴 デメリット
ドテラ流し 右舷と左舷で潮が逆 テクニックが必要
パラ流し 海底の様子が変化 テクニックが必要
エンジン流し 同じポイントを攻める ポイントが狭い

 

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一つテンヤ釣りのコツ①:「テンヤの選び方」

さて、乗る船と流し方が決まったらいよいよ実釣です。乗船前に一つテンヤ真鯛釣りのコツを覚えておきましょう。テンヤの動かし方一つで釣れる釣れないが決まる場合もあります。初乗船で失敗しないようにシミュレーションしておきましょう。

 

重さと形状の違うものを数種類

一つテンヤを選ぶときの基本は「重さ」「形状」「カラー」の3点です。形状に関しては好き嫌いがあるかもしれませんが、「テンヤ型」と「カブラ型」の両方用意しましょう。水の抵抗を受けながらスライドやスイングしながら沈んで行くテンヤ型と、深場の底までストレートに目指すカブラ型は漁場タイプによって使い分けます。テンヤ型はおおむね水深の浅い場所で、カブラ型は深めの場所用として考えておくとよいでしょう。カラーもまた数種類用意していただきたいのですが、餌のエビから違和感の出ないようにピンクやオレンジ系のものは絶対に必要。この他に定番なのが「レッド系」「ゴールド系」「グロー(蛍光)系」などです。

 

 

まずは数を揃えましょう

重さ、形状、カラーを組み合わせると相当数必要になると思いますが、テンヤ自体は安価なものですと一つ400円くらいからありますので、初心者はまずは数を揃えましょう。 ※2023年5月時点の情報なので、相場等変更の可能性あり

 

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一つテンヤ釣りのコツ②:「餌の付け方」

エサのエビは活エビがいいのですが、高価であることと手に入れにくいことで冷凍ものになることが多いです。

 

食わせ重視のエサ付け

最初にエビの尻尾(尾羽根)をちぎります。腹側から孫針を刺していき、胸あたりから針先を出します。次にちぎった尻尾からエビの曲りなりに親針を入れていき、腹側から出します。この時針はチモトより1cmほど手前までで止め、エビを真っ直ぐにした時に初めてチモトがエビで隠れるようにします。この方法なら2本の針がエビの足に同化して、違和感が少なくなりますので、おすすめです。

 

 

フッキング重視のエサ付け

エビの尾羽根を落とし、孫針を背中側から入れるやり方もあります。この時は、エビの頭部から数えて蛇腹の1節目の隙間から孫針を入れ、エビの頭部から針のカエシを出します。親針は前項の付け方と同じですが、この方法ではベイトに多少の違和感が生まれます。しかし、ターゲットが孫針に掛かることも多くてハリがかりがいいため、こちらを使う傾向が多くあります。あとは好みですので実戦でいろいろ試してみましょう。

付け餌は多少手間が掛かっても常に新鮮なものを付けるようにしましょう。せっかくテンヤの動かし方で活きエビのように見せる努力をしても、肝心の付け餌がぼろぼろでは鯛も喰いついてくれません。

 

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一つテンヤ釣りのコツ③:「落とし方」

サミングをしながら着底を感じる

テンヤにエビがセット出来たら船長の掛け声を待ってテンヤを落としていきます。この時船長が水深を指示してくれますが、初心者はあまり気にしなくて大丈夫です。まずはテンヤが着底するまで緊張感を持ってラインを出して下さい。使うテンヤの重さ(水深や潮の速さで変わる)にもよりますが、時々サミングをして指にテンヤの重さを感じながら落としましょう。着底するとサミングしていた指にラインの圧力が掛からなくなります。

ラインに目印のあるものやカウンターの付いているリールを使用している場合は、一応記憶しておきましょう。ですが船の流し方によって、水深はその都度変わりますので、これは参考程度でいいでしょう。

 

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一つテンヤ釣りのコツ④:「誘い方」

1回目の誘いは「底切り50cm」

ラインの射出が止まり、糸ふけが出たらテンヤが海底に着底した証拠です。すぐにリールを巻いて糸ふけを取ります。この時竿先を少し下げておくのがポイント。糸ふけが無くなったら下げておいた竿を海面に平行に持ち上げます。すると約50cmの「底どり」ができますので、そのまましばらくアタリを待ちます。これが1回目の誘いになります。

 

 

エビが跳ねてゆっくり沈む姿を演出

底を切ってしばらく置いておいてもアタリがなければ、リールは巻かずに1度大きくシャクってみます。シャクった反動で跳ね上がったテンヤの重さがティップに掛かったらまたゆっくりと竿を平行まで戻します。そこでしばらく待ってもアタリが無ければ、次は大シャクリ1回でリールを3巻きほど(約2m)巻いて、また竿を平行までゆっくり戻しアタリを待ちます。段階的に落としたりシャクったりを繰り返し、底から5~6mほどを探ってみましょう。

 

 

真鯛は底で釣る

真鯛の目は上方よりも下方を見られるように適した作りになっています。そのため、テンヤが着底したすぐ後が一番の勝負所。底からシャクってアクションを付けた後の食い上げはありますが、テンヤが上から降ってくるところに喰いつくことはなかなかありません。必ず底どりをしましょう。潮の流れが速く底どりが難しい時は、多少重いかなと思われるテンヤを使っても構いません。釣れない人は底が取れていないことが多いです。

 

 

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一つテンヤ釣りのコツ⑤:「合わせ方」

パターン①:硬いアタリはとりあえず合わせる

鯛の三段引きという言葉があります。鯛は針掛かりするとまずは真下(船上で感じるアクション)に突っ込み、その後ガン、ガンと二度頭を振りながら針を振り切ろうとする、というものです。しかし実際には最初のアタリでガツンと真下に持って行ってくれることはなかなかありません。

コツコツとした前アタリが何度かあり、ゴツゴツっと力強いアタリがきたら合わせますが、このタイミングもパターンが多く一概には言えません。実際には口の小さな餌取りの仕業かも知れないからです。しかしゴツゴツとティップを下げるほどのアタリが出たら、まずは「鯛だと仮定して」「大アワセ」するのが間違いないでしょう。

 

 

パターン②:喰い上げは糸ふけを取ってから

もう一つ大事なパターンは「喰い上げパターン」です。シャクったテンヤが自然落下している時に魚が喰いつくと、そこでテンヤの落下が止まり、ラインにまるでテンヤが底に着いたような違和感を与えます。ここで合わせるのですが、この時は糸ふけが起こっているためよほどの大合わせでなければ乗りません。竿先を下げながらリールを巻いて、糸ふけを取ってから合わせます。これが喰い上げ合わせパターンのコツになります。

 

 

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一つテンヤ釣りのコツ⑥:「取りこみ方」

ポンピングはしない

きちんと鯛の口に針が掛かっていればいいのですが、引っかかっている程度のフッキングでは、ラインが弛んだ途端に重たいテンヤが下を向き、針が魚の口から外れてしまいます。そのため、一つテンヤ真鯛釣りでは「ポンピングは使わない」方が無難です。常にラインにテンションをかけながらドラグとロッドのしなりを利用して巻き上げましょう。

 

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最高の1枚を掴もう

一つテンヤ真鯛釣りの大まかな流れと釣り上げるためのコツが何となく掴めたでしょうか?あとは実戦あるのみです。コマセを撒いて魚を集める釣りではないため、船長の魚を捜す能力も釣果には関係してきます。1年を通して信頼できる船を見つけ、最高の1枚、夢の大鯛をゲットしてください。

釣り方にコツがあるように仕掛け作り、タックル作りにもコツがあります。これから一つテンヤ釣りを始められる方は、ぜひ合わせてお読みください。

 

 

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*kuwa*のキス釣りDAISUKI♪

こんにちは(*´ω`*)

今回は今シーズン2度目

 

 

☀🌻夏の風物詩🍉☀ボートキス釣行🎣🐟

 

 

キスの天ぷらが食べたくなったので
またまた行って参りました♪😋

 

 

お世話になったのは

 

 

シーグライド★伊藤船長

 

戸畑港出船

 

 

朝6時から短時間釣行

 

 

 

近いし簡単だし楽しいし美味しい!

 

DAISKIです💞

 

 

 

天秤は12㌢
鉛20号
コケブ50㌘

 

 

船長の合図で仕掛投入!

 

底まで落として待ってると

 

プルプルプルプル

 

きたあ~❣(*≧∀≦*)♪♪

 

 

プルプル!この感覚がたまりません(๑>◡<๑)

 

 

たまにキス以外も🐟

 

 

 

中には仕掛を引ったくっていくキスも!!!

 

デカキスです🐟

 

 

ペットボトルサイズもまだ釣れます!

 

 

超楽しい(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

 

今回も大物逃しました。

 

・゜・(ノД`)・゜・。

 

途中でバレちゃいました😢

 

残念。

 

海水氷を入れたクーラーも

 

あっという間にキスで満タン。

 

 

今回も楽しい釣行♪

 

伊藤船長♪ありがとうございます😊

 

キスの天ぷら

 

とっても美味しかったです♪😋

 

 

次は何釣り行こうかなぁー(#^^#)

 

 

秋(9月・10月・11月)におすすめの釣り特集!地域毎にも釣れる対象魚をご紹介!

 

今回は秋の釣りを地域ごとにご紹介します。秋は狙える魚種が非常に豊富で、釣果も安定する釣りシーズン。釣りを始めるにはまさにベストなシーズンと言えます。それぞれの地域で人気の魚、よく釣れる魚をチェックして、秋の釣りを満喫しましょう。

※2022年9月13日更新

 

 

 

 

秋の釣りを地域別にまとめて紹介

9月・10月・11月の釣りをまとめて解説

 

 

今回は年間で最も遊びやすい季節、秋の釣りを地域ごとに分けてご紹介します。初心者向けの釣りが揃った夏の釣りから季節が進んだ秋は、堤防・防波堤からでも大物が狙えるシーズンになります。

 

今回は旬の魚を中心に、初心者向けから釣りに慣れている方にもおすすめしたい、魅力的なターゲットをまとめてご紹介します。これから釣りを始める方はもちろん、新しい釣りに挑戦してみたい方も、ぜひ参考にしてみてください。

 

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秋に旬を迎える魚

9月・10月・11月の釣りと言えばこの3魚種

 

 

まずは秋に釣れる魚の中から、旬を迎えて特に味がよくなるもの、釣りが盛り上がりを見せるものを3魚種ご紹介します。

 

秋は狙える魚が非常に豊富で、面白い釣りが沢山できる季節です。どの釣りにするか迷ったら、釣果情報がよいものを選ぶか、旬を迎えて美味しいものを選んで釣りに出かけてみましょう。

 

 

①秋が旬の魚:ハゼ

 

 

美味しい天ぷらの具材として有名なハゼは、秋の代表的な入門向けターゲットです。

 

味がよくなる旬は秋~冬の魚ですが、ハゼは寒くなると水温が安定する深場へ移動するため、河口など岸から手軽に釣りが楽しめるのは、夏の終わりから秋頃までです。

 

ハゼは数が多くエサに対して好奇心旺盛で、初心者の方でも釣りやすい魚です。釣りが初めてで、どの釣りから始めていいかわからないという方は、ぜひハゼ釣りをチェックしてみてください。

 

 

②秋が旬の魚:タチウオ

 

 

関西から人気が広がったタチウオは、夏の数釣りから秋冬になると大物狙いへと移行します。秋冬は大物のチャンスがあるのはもちろん、味がよくなる時期でもあるので、岸釣り、船釣りとも一層の盛り上がりを見せます。

 

タチウオはガツっと竿を止める独特なアタリと、名前通りのソリッドなルックスからは想像できないフワっとした身質で釣りのターゲットとしての魅力は十分。岸釣り派の方はもちろん、船釣り派の方もぜひ検討してみてください。船釣りでは夜釣りがあったり、強烈に数が出たりと岸釣りには無い魅力があります。

 

 

③秋が旬の魚:マダイ(真鯛)

 

 

秋は春のハイシーズンが終わって、落ち着いていたマダイの釣果が再び盛り上がりを見せる季節です。この時期のマダイは産卵ではなく、越冬を目的として捕食に積極的になるので、味がいいのはまさにこの時期と言えます。

 

釣りは船釣りがメインですが、ルアー釣り、エサ釣りどちらでも楽しめるターゲットです。特に手軽さのあるルアー釣り、タイラバが近年盛り上がりを見せていて、船釣り入門と言えばこの釣りというところまで定番化しました。タチウオと並んで、マダイ釣りも秋は特におすすめです。

 

 

秋に旬を迎える魚まとめ

釣り初心者の方には美味しいハゼ釣りがおすすめ

全国的に人気のタチウオハイシーズン

王道のマダイ釣りも見逃せない

 

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秋の釣り人気ターゲットを5地域に分けてご紹介

9月・10月・11月におすすめの釣りを地域ごとに解説

 

 

ここからは全国を北海道、東北、関東、関西、四国・九州に分けて、秋におすすめの釣りをご紹介します。

 

秋は夏に比べて気温も落ち着き、アウトドアが遊びやすいシーズン。対象魚以外もよく釣れて、釣果に期待ができます。初心者の方もオススメのシーズンですので積極的に釣りに出かけてみてください。

 

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1.秋の人気ターゲット:北海道

秋の北海道でおすすめの魚種を3種類ご紹介

 

 

まずは最も北側に位置する、北海道の釣りからご紹介します。

 

北海道で釣れる魚は本州とは大きな違いがあるので、地域情報をしっかりチェックしながら、対象魚種を選定しましょう。まだ雪が無く、遊びやすい9月・10月・11月は北海道でも釣りのハイシーズンです。

 

 

①秋の北海道で釣れる魚:ホッケ

 

9月・10月・11月の北海道で釣り入門におすすめのターゲットは、食卓でもなじみ深いホッケです。この時期のホッケは数が多くエサやルアーに好反応。その釣りやすさから人気が高く、この時期の堤防・防波堤には多くの釣り人が集まります。

 

エサ釣りはサビキ、胴突き、ウキ釣り。ルアーはメタルジグにワームと釣り方の選択肢も豊富です。遊んでみたい釣り方で、旬のホッケに挑戦してみましょう。

 

 

 

 

 

ホッケ狙いの仕掛けと釣り方

 

ホッケを狙うのにおすすめの釣り方は、手軽さと釣果を兼ね備えるジグサビキです。サビキの下に金属製のルアーを付けるこの仕掛けは、本州でも回遊魚狙いの仕掛けとして幅広く楽しまれています。

タックルはシーバスタックル、ライトショアジギングタックルなどが流用可能で、メタルジグは20~40g程度を使用します。

ジグサビキセットはいろいろなメーカーから展開されているので、最初はメタルジグと仕掛け部分を合わせてゲットできるものをチェックしてみてください。

 

 

混雑する釣り場でのキャストは避けよう

 

ホッケ釣りは釣り場が混雑する釣りです。ジグサビキを使う場合は混雑している場所から少し離れたところで、キャストできるメリットを活かしながら遊んでみてください。

 

 

②秋の北海道で釣れる魚:渓流トラウト

 

 

本州では10月頃から禁漁になる渓流のトラウトですが、北海道では春までさまざまなトラウトゲームを楽しむことができます。土地が広大で河川が非常に多く、管轄ごとのルールをしっかり調べておく必要がありますが、北海道ならではの釣りとして、これから釣りを始める方は要チェックのターゲットでしょう。

 

 

渓流トラウト狙いの仕掛けと釣り方

 

 

現在はルアー、特にヘビーシンキングミノーを使った釣り方が人気です。投げやすいスピニングタックル、キャスト精度が高いベイトタックルから、好みに合うものを選択しましょう。渓流はベイトタックルを好む方が多いです。

 

本州と違い遊漁券が必要ない場所がありますが、必要な場合や魚種ごとに特別なルールがある場合があります。分からないときは北海道庁の「フィッシングルール Rule&Manner」をチェックしたり、釣具店で相談したりしてみましょう。日中でもバッチリ楽しめます。

 

 

③秋の北海道で釣れる魚:アキアジ

 

 

こちらも北海道ならではの釣り、9月・10月・11月にハイシーズンを迎えるアキアジ釣りです。

 

川の中で釣ってはいけない、河口でも制限がある、とルールをしっかり把握しておく必要がある釣りですが、釣れる魚のサイズとその強烈な引き込みは、手間を惜しまず下調べをする価値があります。

 

混雑する傾向があるものの、情報は比較的集めやすい釣りです。大物狙いに挑戦してみたい方は、ぜひ検討してみてください。

 

 

アキアジ狙いの仕掛けと釣り方

 

アキアジの釣り方は独特なスタイルのウキルアー。

エサ釣りではウキフカセとブッコミ釣りがあります。釣り場によって釣り方の向き不向きがあるので、ルールを調べながら釣りをする場所に目途を立てて、道具を揃えていくのがおすすめです。

ルアー派の方には、アキアジ釣りで一番人気、サーフでのウキルアーをおすすめします。

 

 

 

 

秋の北海道おすすめの釣りまとめ

遊びやすいターゲットはホッケ

北海道は秋の渓流トラウトもおすすめ

9月・10月・11月はアキアジ本番

 

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2.秋の人気ターゲット:東北

秋の東北でおすすめの魚種を3種類ご紹介

 

 

続いて東北地域の秋の釣りについてです。

 

秋は東北で特に人気の高い根魚釣り、ロックフィッシュゲームにはまだ水温が高い時期ですが、岸の釣りから船の釣りまで、釣りハイシーズンらしくいろいろな釣りが揃っています。

 

 

①秋の東北で釣れる魚:アジ

 

 

東北の秋の釣りで初心者の方に一番おすすめできるターゲットは、夏の小型から少しサイズアップが期待できるアジです。秋は小サバやイワシなど、アジに混じって釣れる魚が多く、とにかく何か釣ってみたいという方には特におすすめできます。朝や夕方の時間帯を選んで、堤防・防波堤に出かけてみましょう。

 

東北はアジング流行の兆しがあり、情報を集めやすくなってきているので、ルアーで遊んでみたい方にもおすすめです。

 

 

アジ狙いの仕掛けと釣り方

 

定番のサビキ釣り、人気のジグヘッド+ワームの釣り、どちらで遊んでもいろいろな魚が釣れます。釣り自体が初めてという方には、シンプルで難しさのないサビキ釣りがおすすめです。

使用するロッドは入門向けのコンパクトロッドから遊べて、仕掛けも必要なものが全てセットになった完成仕掛けもあります。

まずは手軽に始められる、セット製品をチェックしてみてください。エサのアミコマセは、冷凍だけでなく常温で保存できるものもあります。

 

 

②秋の東北で釣れる魚:ショゴ・ワカシ

 

 

ルアー釣りで魚の引きを満喫したい方には、小型回遊魚のワカシ、ショゴを狙うのがおすすめ。ワカシはブリの幼魚、ショゴはカンパチの幼魚のためサイズは30cm程度までですが、泳ぐ力が強くスピード感もあり、他の魚種ではなかなか味わえない引きを味わえます。

 

こちらも朝、夕方の時間帯が特に釣りやすく、釣り場は堤防・防波堤からサーフまで、さまざまな場所で楽しめます。まずは小型の回遊魚から、人気の青物狙いに挑戦してみましょう。

 

 

ショゴ・ワカシ狙いの仕掛けと釣り方

 

ショゴ・ワカシを狙う釣り方はルアー釣り、エサ釣りどちらも有効。初心者の方におすすめの釣り方はメタルジグを使うルアー釣り、ライトショアジギングです。

秋であれば対象魚はまだまだ小さい時期なので、やり取りに自信が無い方でも気軽に挑戦できます。

しかし、タックルにパワーが無いと振り回されてしまう相手なので、初心者の方は少し強めとして、ライトショアジギングロッドのM程度に4000番のリール、PE1.2号程度から始めるのがおすすめです。

このセッティングなら、季節が進んである程度大きな魚を相手にする釣りにもそのまま使えます。

 

 

③秋の東北で釣れる魚:ヒラメ

 

 

船釣りのおすすめもご紹介します。秋の東北でおすすめの船釣りは、活きイワシを使ったヒラメ釣りです。

 

東北はこの釣りが非常に盛んな地域で、全国平均よりも早い夏~秋が東北ヒラメのハイシーズンになります。東北のヒラメは数、サイズともに期待ができる非常に魅力的な釣り。大物狙いから船釣り入門をお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。

 

 

ヒラメ狙いの仕掛けと釣り方

 

船ヒラメ釣りは仕掛けが非常にシンプルで、糸の結び方さえ覚えてしまえば、準備は初心者の方でも簡単にできます。

船ヒラメ専用の竿にPEラインの2号~3号を巻いた手巻き両軸リール、もしくは電動リールをセットしたタックルを用意しましょう。レンタルタックルに対応できる船宿もあります。

この釣り最大のポイントは生き餌の扱いとアワセ方で、生き餌はできるだけ弱らないように手早くハリ付けする必要があります。初心者の方は船長につけ方を教えてもらってから、実釣に移りましょう。アワセは焦り禁物、強く引きこむまでじっくり待つのが、この釣りのセオリーです。

 

 

 

 

秋の東北おすすめの釣りまとめ

アジのサビキ釣りで釣り入門

小型青物のルアー釣りもおすすめ

東北船ヒラメのハイシーズン

 

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3.秋の人気ターゲット:関東

秋の関東でおすすめの魚種を3種類ご紹介

 

 

関東の9月・10月・11月に釣りやすい魚もチェックしてみましょう。

 

関東も東北に続いてアジが釣りやすいシーズンで、大物狙いの方にはヒラメや青物釣りもおすすめです。船釣りは旬のマダイがイチオシですが、カツオやアマダイなど、秋は魅力のあるターゲットが揃っています。

 

 

①秋の関東で釣れる魚:アジ

 

 

関東のアジも夏の小型からサイズアップして、20cmクラスが期待できる時期になります。堤防・防波堤や釣り公園など、遊びやすい釣り場で狙える、釣り入門向けのターゲットなので、夏・秋に釣りを始めるなら関東でもアジ釣りから始めてみましょう。

 

 

アジ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

東北の項目ではエサ釣りをご紹介したので、関東では、ルアー釣りのアジングをご紹介します。

 

港の定番ルアーゲームとして定着したこの釣りは、アジの小さなアタリを繊細に掛けるゲーム性の高さが魅力です。安価な入門向けセットからでもスタートできますが、感度に優れる大手メーカー製の入門向けロッドから始めると、アジングらしさをより楽しむことができます。

 

港の常夜灯周りなど、身近な場所で楽しめる釣りなので、ルアーから始めたい方はアジングをチェックしてみてください。

 

 

②秋の関東で釣れる魚:イナダ

 

 

イナダはブリの幼魚のことで、40cm程度までのサイズが今回ご紹介するイナダです。関東では秋が深まるにつれて、釣れるサイズも大きくなっていく傾向があり、9月はイナダに満たないサイズが混じりますが、11月末になると、イナダから出世したワンサイズ大きなワラサクラスも登場します。

 

この魚の魅力は引きが強いことと、群れで行動すること、そしてエサを追っているときは比較的簡単に釣れることです。届く範囲に高活性なイナダが沢山という状況は何度も釣り場に通わなければ出会うことができませんが、いい日に当たればその爆発力は非常に魅力があります。

 

 

釣り初心者でも挑戦できるターゲット

 

イナダの釣り方はそれほど難しくなく、港やサーフなど、身近な場所で狙えるターゲットですので引きが強い魚を狙いたい方は、この釣りもチェックしておきましょう。

 

 

イナダ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

釣り方は太い仕掛けを使ったサビキ釣り、泳がせ釣り、そしてルアー釣りとさまざまな選択肢があります。初心者の方におすすめの釣り方は、道具がシンプルで準備が簡単なルアー釣り、ライトショアジギングです。

 

東北の項目でもご紹介したように、イナダ狙いの釣りは専用ロッドとPE1.2号を巻いた4000番のリールを組み合わせる、ちょっと強めのタックルから始める方法がおすすめです。タックルにパワーがあれば、初心者の方でも魚をコントロールしやすく、不意の大物にも対応できます。ルアーは定番のメタルジグからはじめてみましょう。

 

 

③秋の関東で釣れる魚:マダイ(真鯛)

 

 

春と秋はマダイシーズン、特にやる気のあるマダイが浅場に上がってくるシーズンです。秋は釣れるマダイの味が特によく、サイズ、数ともに期待ができます。秋はマダイ狙いで出船する船が多く、船宿を見つけるのも簡単です。出かけやすい港の船宿をチェックして、秋のマダイに挑戦してみましょう。初心者の方にもおすすめです。

 

 

マダイ(真鯛)狙いの仕掛けと釣り方

 

 

船のマダイ釣りはエサ釣りとルアー釣りがあり、どちらも非常に人気があります。

 

初心者の方におすすめの釣り方は、いろいろな魚が釣れてお土産を確保しやすいエサ釣り、マダイのコマセ釣りです。地域によっては仕掛け全長が長く、投入と回収に慣れる必要はありますが、投入さえしてしまえば、ある程度放っておいてもチャンスは十分です。レンタルタックルからも挑戦できます。王道のマダイ釣りから、船釣りを始めましょう。

 

 

秋の関東おすすめの釣りまとめ

秋の関東もアジから釣り入門

引きが強い魚を狙うならメタルジグでイナダに挑戦

船釣りは秋のマダイが人気

 

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4.秋の人気ターゲット:関西

秋の関西でおすすめの魚種を3種類ご紹介

 

秋の関西はなんといってもタチウオが人気です。

全国的にも人気の高いターゲットですが、関西はブームの火付け役とも言える地域で、岸から、そして船からどちらの釣りも人気があります。

入門向けのアジもよく釣れるシーズンで、秋は関西地方でも、初心者の方が釣りを始める時期にピッタリです。

 

 

 

 

 

①秋の関西で釣れる魚:アジ

 

 

秋は関西でもアジがよく釣れるシーズンで、東北の項目でご紹介したサビキ釣りで、サイズ、数ともに期待ができます。

 

アジ釣りのポイントは時間帯選びで、釣りをする時間帯は日中よりも朝や夕方が有利です。全国どこで釣る場合も、アジが釣りやすい時間帯は共通なので、早起きして釣れる時間帯を狙いましょう。

 

 

②秋の関西で釣れる魚:タチウオ

 

 

関西で大人気のタチウオ釣りは、夏の数釣りから秋のサイズ狙いへと移り変わるハイシーズンです。

 

岸釣り、船釣りとも非常に人気が高くよく釣れるので、美味しい魚を狙いたい方は情報を集めて釣りに出かけてみましょう。手軽に楽しめる岸釣りはエサ釣り、ルアー釣りが選択できて、関西ならではの沖堤防での釣りも楽しめます。

 

 

タチウオ狙いの仕掛けと釣り方

 

岸から初心者の方が最も釣りやすい釣り方は、堤防向けのタチウオテンヤを使ったエサ釣りです。

針とオモリが一体になった疑似餌のような仕掛けに、冷凍のキビナゴやサンマなど、生エサをつけてタチウオを狙います。

タックルはシーバスロッド、エサ釣り向けの磯竿どちらを使ってもOKで、釣り方は投げてゆっくり巻くだけです。

タチウオは泳いでいる層が変化する魚なので、仕掛けの沈め具合を変えながら狙ってみてください。夜は表層付近、日中は底付近というのがセオリーで、タチウオが岸近くに集まる夕方~夜の釣りが特におすすめです。

 

 

③秋の関西で釣れる魚:ブラックバス

 

 

関西は琵琶湖、池原ダムなど日本を代表するエリアが多数存在する地域で、夢の大物はもちろん、初心者の方でも釣りやすい小バスの数も多いです。秋は冬に備えて多くのバスが捕食に積極的になるシーズンなので、出会えるチャンスも増えます。

 

バス釣りから釣りを始めたい方はまさに最適なタイミングと言えます。タックルと仕掛けを揃えて、ブラックバスを狙ってみましょう。

 

 

ブラックバス狙いの仕掛けと釣り方

 

 

秋は夏よりもバスの行動範囲が広く、手早く探れるルアーを使ったり、釣り人側が歩いて魚を探したりするランガンスタイルが有効です。

 

バス釣りから釣りを始める初心者の方におすすめのタックルは、Lクラスのバスロッドに5lbを巻いた2500番のスピニングリールの構成です。ジグヘッドワッキーやネコリグといったアタリが多い仕掛けを組み合わせて、足元や目に見える障害物付近から狙ってみましょう。

 

 

秋の関西おすすめの釣りまとめ

関西もアジ釣りハイシーズン

大人気のタチウオ釣りは見逃せない

ブラックバスも釣りやすい季節

 

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5.秋の人気ターゲット:四国・九州

秋の四国・九州でおすすめの魚種を3種類ご紹介

 

最後は四国・九州の9月・10月・11月の釣りをご紹介します。

四国・九州地域でもアジ、タチウオといったターゲットが人気で、岸釣りから始めるなら、この2魚種からチェックしてみるのがおすすめです。

瀬戸内海、太平洋側、日本海側どのエリアも魅力的な釣り場が多く、魚種もさまざまなものを選択できます。

 

 

 

 

 

①秋の四国・九州で釣れる魚:アジ

 

 

四国・九州エリアも、入門におすすめの釣りは秋が一番釣れるアジ釣りです。

 

近年は瀬戸内海でもアジングが楽しまれるようになった他、日本海側にはアジングファンなら一度は訪れたい長崎県があり、大型のアジも狙えるエリアとして注目度が高まっています。関東の項目でもご紹介したアジングで、まずは常夜灯の数釣りから始めてみましょう。

 

瀬戸内海、日本海側、太平洋側で釣れるタイミングやポイント選びに違いがあるので、悩んでしまう方はぜひ店頭でスタッフにご相談ください。

 

 

②秋の四国・九州で釣れる魚:ハマチ

 

 

秋の堤防・防波堤からルアーフィッシングを楽しみたい方には、小型回遊魚を狙うライトショアジギングがおすすめです

 

ハマチなど青物と呼ばれる魚たちは小型でも引きが強く、群れが接岸すれば数も狙えます。ブリなど大型の青物を狙う釣りほどヘビーなタックルを使う必要もないので、釣り初心者の方にもおすすめしやすいターゲットです。

 

 

ハマチ狙いの仕掛けと釣り方

 

ルアーは定番のメタルジグがおすすめです。20gから40g程度までのジグを揃えて、釣り場の水深に合うものを選びながらハマチのアタリを待ちましょう。

流されてラインが斜めになってしまう時は重くすればOKです。

ロッドはシーバスロッドやサーフロッドが流用できるほか、ライトショアジギング専用のロッドも展開中です。9フィート程度、ルアーのMAXが50g程度のものをチェックしてみましょう。

1号程度のPEラインを巻いた、4000番クラスのスピニングリールを組み合わせてタックル完成です。

 

 

③秋の四国・九州で釣れる魚:ヒラマサ

 

 

最後にご紹介するターゲットは、9月・10月・11月の大物狙いと言えばのヒラマサです。ブリによく似た魚ですが、行動パターンはブリとは異なり、ブリよりも磯質で根が荒い場所を好みます。四国・九州は全国的に見てもこのヒラマサの数が多く、大型にも期待ができる地域です。

 

岸でも狙える魚ですが難易度が高く、まずは船釣りから挑戦してみるのがおすすめです。ルアー釣り、エサ釣りどちらでも狙えるので、好みに合うスタイルでヒラマサを狙ってみましょう。

 

 

ヒラマサ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

おすすめの釣り方は、九州から全国に広がった船の落とし込み釣りです。サビキ仕掛けで中層にいる小魚を釣り、そのまま底まで落とし込んで、ヒラマサをはじめとする大型のフィッシュイーターを狙います。

 

 

大物釣りの準備をしよう

 

メインとなる対象魚はヒラマサ・ブリ・カンパチの青物とするケースが多い釣りですが、ヒラメにマダイ、根魚と対象魚以外の美味しい魚もたくさん釣れる釣りです。

 

専用ロッドと電動リールを揃えて、大物を相手に勝負ができる、パワフルなタックルを準備しておきましょう。エサになる小魚がサビキに掛かっているかどうかを判断するのにコツがいりますが、釣果は抜群の釣り方です。

 

 

秋の四国・九州おすすめの釣りまとめ

アジ狙いは入門・大型狙いどちらもおすすめ

堤防でルアー釣りを楽しむならハマチをチェック

大物狙いならヒラマサ狙いの船落とし込み

 

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秋の釣りの注意点

秋の小型アオリイカはリリース推奨

 

 

秋は人気のアオリイカが卵から孵って、小イカが増えるシーズンです。

 

好奇心旺盛で釣りやすい小イカですが、アオリイカは寿命が一年と短く、春の終わりころまで産卵しません。アオリイカの多い海を維持するために、秋の小型はリリースを意識して、サイズを選びながら楽しむようにしましょう。春の親イカシーズンになれば、倍以上のサイズになって戻ってきます。

 

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秋の釣りから釣りを始めよう

釣りシーズン本番の釣果に期待

 

 

秋は狙える魚が多く、どの地域にも魅力的な釣りがあります。釣り初心者の方はまずはアジから、船釣りデビューをお考えの方は、タチウオやマダイから検討してみるのがおすすめです。釣りやすい時期に魚を釣る経験を積んで、一気にステップアップを目指しましょう。

 

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🍳うどたまごの大冒険🍳 #ボートキス編

みなさまこんにちは☀

 

八幡本店のうどです‼

 

なぜうどたまごなのかと言うと

 

 

他の人が引いてしまうくらい卵が好きだからです😳💕💕

早速本題にはいりまして、

 

遂に‼うど🐣、餌釣りを始めました😫💕

 

 

今回はアミューズメントボートひよこさん

 

にて初めてのボートキスに挑戦しました🛥🎣

 

 

出船して15分ほどでポイントにつきました✨

 

ポイントについてすぐ

 

みんなで同時ヒット💥💥

 

 

船長いわく、この日は渋かったらしいですが

 

それでも良型のキスがそれぞれ20匹近く釣れました😳💖

 

 

 

 

 

 

 

私が今回使った仕掛けはこちらです👇👇

 

 

釣行時間は3時間と短時間釣行だったので

 

それぞれ1袋づつしか持って行かなかったのですが

 

仕掛けが切れたりすることもなかったです😳✨

持って行って良かったと思ったと

 

思ったアイテムはこちらです👇👇👇

 

針外しはこうなったときに必須です🔥

 

 

手袋と虫ピンチは

 

小ケブを素手で触りたくない😰😖

 

と言う方にすごくオススメです😊💕

 

はじめてのキス釣りでしたが

 

アタリも分かりやすく私のような初心者女性

 

お子様でも楽しめるような釣りものでした😊☀

 

 

食べてもおいしいキス🐟💕

 

 

またすぐにでも行って来ます😆🎣

 

 

投げ釣りの仕掛けはどうする?遠投にも繋がる仕掛け作りと釣り方のコツを伝授!

投げ釣りと言っても、堤防からのチョイ投げから、100m以上も先の魚を狙う遠投投げ釣りなどその釣り方はさまざまです。釣り場の状況や狙いなどで仕掛けもその都度変更しなければなりませんが、今回は遠投用の仕掛けをメインに、色々な投げ釣り仕掛けを紹介していきます。

 

 

 

 

 

投げ釣りの魅力紹介

まずは、ウキ釣りやルアー釣りなどでは味わえない投げ釣り独特の魅力について紹介していきます。

 

投げ釣りは魅力いっぱい!

老若男女問わず、誰でも楽しめる

安定した釣果と美味しい魚が期待できる

釣果以上の楽しみがある

 

 

投げ釣りは全世代で楽しめる

ジギングやルアー釣りなどは体格や筋力の差が釣り方に影響するので、小さなお子様を連れてのファミリーフィッシングとして楽しむには少し難しいものがあります。

それと比較すると、投げ釣りは2m前後の短竿で楽しむ「チョイ投げ釣り」から、本格的な「遠投投げ釣り」まで、世代や性別による筋力の差などを埋めることのできるさまざまな釣り方があります。突き詰めれば細かなテクニックも数多くありますが、基本は仕掛けを投げてアタリを待つ初心者にも優しい釣りです。

 

 

投げ釣りは釣果が期待できる

撒き餌を撒いて魚を呼び込むウキ釣りや、回遊魚を狙うルアー釣りなどのような不確実な釣りではなく、底に居着いている魚を狙うために、実績のある場所さえ掴んでしまえばある程度安定して釣果が得られるのが投げ釣りの特徴です。代表格のキスやカレイの他に、時にはヒラメやマゴチなどの高級魚まで狙えるのが投げ釣りの魅力の一つです。

 

 

投げ釣りにはさまざまな喜びがある

家族で釣りを楽しむ喜びや好釣果の喜びの他にも、投げ釣りにはたくさんの喜びがあります。重めのオモリを豪快に飛ばして、はるか先で水しぶきが上がった時。狙い通りの場所に仕掛けが着水した時。仕掛けの動かし方が絶妙に決まって複数匹(一荷)の魚が揚がってきた時。なにより海に向かって思いっきりロッドを振る爽快さ。

このように、投げ釣り自体にいくつもの魅力があるため、どんどんハマってしまって家族を置き去りにしてしまうかもしれません。

 

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投げ釣りの準備をしよう

釣り自体の経験はあるが、投げ釣りをこれから本格的に始めるという方向けにタックルの紹介をしていきます。釣りに必要な基本の道具(クーラーボックスやタモ、タックルボックスなど)はお持ちである前提で進めていきます。

 

 

投げ釣りの基本のタックル

一般的なタックルの組み方です。ターゲット魚によってロッドの長さやリール、ライン、ハリスなどの番手は変わってきますが、基本のキスやカレイを狙うのに充分な番手で紹介しています。

 

 

投げ釣り用竿

投げ竿は磯釣り竿のような長尺竿はほとんど使いません。オーソドックスな投げ竿ならば360cmから405cmほどのものが使いやすいようです。オモリ負荷が30号くらいのものならば充分でしょう。

 

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投げ釣り用リール

遠投競技の投げ釣りでない限り、リールは扱いの難しいベイトキャスティングリールよりもスピニングリールをおすすめします。番手は4000番以上で、5号のナイロンラインならば200mほど巻けるものを選びます。専用リールであればスプールにテーパーが付いており、ドラグ調整の無いものが主流で、番手表示も無い物が多いため、店頭スタッフまで相談することをおすすめします。

 

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投げ釣りの基本仕掛け

投げ釣りの基本仕掛けは1回のアプローチでアピール力があり、複数匹の魚が狙えるようにと、多岐針が使用されるのが普通です。手返し良く釣りたい方は3本針、大遠投で一気にキスなどを狙いたい方は7本針など、釣り方によって選びましょう。

 

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投げ方一覧とテクニック

投げ釣りの代表的な投げ方


投げ方

使い処

コツ

オーバースロー

基本の遠投

体重移動を使う

スリークォーター

大遠投

体の回転を使う

アンダースロー

チョイ投げ

手首のスナップ

 

 

投げ方のコツ①オーバースロー

基本のオーバースローはロッドを振りかぶり、穂先を体の真後ろに持って行き、リールを真上に向けます。真っ直ぐロッドを振り下ろすと同時に、一歩前に出した足に後足をスライドさせ体重移動させながらラインをリリースします。オモリが頭を通過した瞬間にリリースするイメージです。胸を張って斜め45°に打ち出すと飛距離が出ます。ほぼロッドの性能だけで100mほどはカバーできる投げ方です。

 

 

投げ方のコツ②スリークォーター

オーバースロー投法がきちんとできるようになったらスリークォーターに挑戦してみましょう。ロッドを振りかぶるところまではオーバースローと同じですが、ここから上半身を捻じり、それを戻しつつラインリリース側の腕を突き出し、同時に尻手側の腕を体に引きつけます。剣道の袈裟懸けのようなイメージです。ロッドのスピードが最大限に引き出せれば200mほどまでカバーできる投法です。

 

 

投げ方のコツ③アンダースロー

これはチョイ投げ釣りでよく使う投法です。2m前後の短竿などで10~20m先の狙いどころにピンポイントで仕掛けを運ぶ投げ方です。竿先を斜め下に構え、ラインリリース側の手首のスナップでコントロールしながら投げます。「ゴミ箱にゴミを放り投げ入れる」イメージで投げると正確なスローができますよ。

 

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投げ釣りにおける天秤の役割と種類

チョイ投げ釣りにしても遠投投げ釣りにしても、投げ釣りでは仕掛けを飛ばすために「天秤オモリ」を使います。使用目的によってチョイスが変わりますので、基本の天秤だけは押さえておきましょう。

 

 

天秤+オモリの役割

投げ釣りでは海底の狙った場所へ釣り針とエサを届ける必要があるので、重いオモリを仕掛けに使います。しかし、ただ投げるだけではオモリより下のハリス部分が道糸に絡んでしまって仕掛けが機能しません。そこで「天秤」と呼ばれるL字の針金を使います。オモリとハリスが一直線にならないようにセットすることで、「仕掛けを絡ませずに狙い場所まで」届けるのが「天秤」の役割です。

 

 

形状別には大きく2種類

天秤には大きく分けて、ステンレス線をL字型に組んだL字型天秤と、オレンジやグリーンの三角キャップのはまった直線状のジェット天秤と呼ばれている2つの天秤があります。どちらも糸絡みを少なくし、飛距離が出るように工夫がされていますが、少しずつ使い勝手が違います。

 

 

機能別には大きく3種類

天秤の機能は大きく分けて3つに分けられます。釣り場や釣り方によって天秤の種類は選べますが、最近ではオールマイティーに使えるように改良されています。

 

 

遠投特化型天秤

天秤にはそれぞれ特徴があります。一つは「遠投特化型」天秤。これはL字固定型のものが投げやすく、また空気抵抗を抑えるためにアームの短いものを選びます。

 

 

アタリ特化型天秤

次が「アタリ特化型」天秤です。これは天秤の軸線にオモリが取り付けられていて、L字の頂点から頂点へとラインを通し、天秤全体がラインをスライドする仕掛けになっています。魚が掛かるとラインからロッドにダイレクトにアタリが伝わり、針掛かりを助けてくれます。一般的には「半遊動式」などと呼ばれています。

 

 

トラブル回避型天秤

最後が「トラブル回避型」天秤です。天秤を使った投げ釣りで一番多いトラブルが「根掛かり」です。これを回避するために障害物をよけやすく作られたのがジェット天秤です。ラインを巻くと天秤が一直線になり、また先に付いたフィンで浮き上がりを良くし、水中を泳がせることができます。つまり何か障害物をコツンと感じた時に、ロッドを強めに煽るだけで根掛かりが回避できるシステムになっているということです。

 

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天秤のタイプとメリット・デメリット

天秤のタイプ

メリット

デメリット

L字固定型

遠投がしやすい

アタリが取りにくい

L字遊動型

アタリが取りやすい

遠投がしにくい

ジェット天秤

根掛かりしにくい

糸絡みしやすい

 

これらの複合型や新機能天秤も

ここで紹介・解説した天秤もすでにかなりの改良がされていて、飛びと根掛かり回避にすぐれた天秤など、複合型とも言えるタイプのものも販売されています。また「スパイク鉛」と呼ばれる激流の中でも転がらない工夫のされたオモリ付き天秤なども開発されています。購入の際は実際に店頭で確認し、店頭スタッフの意見を聞くことをおすすめします。

 

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大漁を狙う投げ釣りのコツ

ここからは釣り方の紹介です。どんな釣りにもコツはありますが、投げ釣りは「多岐針」を使う釣りですので、他の釣りと一味違うコツがあります。

 

 

釣れるポイントを絞る

最近の釣りは情報戦の色合いが強く、釣れるポイントを複数個所は持っていないと、なかなか釣果には恵まれません。新聞雑誌の情報欄やインターネットでの釣果情報などを必ずチェックするようにしましょう。最も有力な情報が得られるのが、釣り場近くの釣具屋です。エサや仕掛けを購入する際には、店頭スタッフに声をかけて釣果情報や釣り方の相談などもしてみましょう。

 

 

カケアガリを狙う

キスやカレイなど投げ釣りのターゲットは海底近くの起伏の中に固まっていることが多く、うまく起伏の中を通すと釣果に繋がります。特に「カケアガリ」と呼ばれる海底の丘の部分には良く集まります。カケアガリは沖から手前に向かい徐々に高くなっていきますが、ここは潮がゆるみ甲殻類が多くいるので、斜面からイソメやゴカイなどが顔を出すキスやカレイにとっては絶好の餌場になります。オモリを引きずってカケアガリを感じたら、そこを集中的に狙ってみましょう。

 

 

仕掛けを毎回確認する

釣果を上げるためには道具がきちんとしていなくてはいけません。投げ釣りの仕掛けは常に海底を引きずられています。針先などが岩や砂に擦れて甘くなるのも早いので、常に確認をしましょう。エサの付け替えのたびにチェックするのがおすすめです。甘くなった針を変えた途端に効果が出て、喰いが立つことはよくあります。

 

 

エサは常に新鮮なものを状況に合わせて使う

投げ釣りの場合、エサの付け方は一般的に「通し刺し」にします。イソメやゴカイの頭(口)から針先を入れ、針先を胴体から出す付け方です。首筋にちょんと引っ掛けるチョン掛けでは投げ釣りの場合身切れしてしまうので、おすすめしません。ただし、喰い渋りの時にはアピールするために通し刺しと組み合わせて「房掛け」にしたり、臭いを出すために縫い刺しにしたり、いろいろと工夫してみましょう。また、キスやカレイは新鮮なエサを好むので、常にエサは新しいものに付け替えましょう。

 

 

動かし方を変える

エサや仕掛けが完璧でも喰い渋ることはあります。もちろん時合(魚の活性が上がる時間帯)ではないのかもしれませんが、そんな時は仕掛けの動かし方(サビキ方)を工夫してみましょう。カケアガリなどはしばらく静止させて待てばいいのですが、平坦な場所ではロッドのしなりを利用して強めにサビいて停止させたり、思い切ってオモリが浮くほどしゃくって落としたり、もちろんズル曳きもアリです。いろいろな動かし方を試してみましょう。

 

 

追い食いを狙う

キス釣りなどで釣果を上げるには、多点掛けが一番手っ取り早い方法です。投げ釣り初心者にありがちな失敗は、多岐針の一番下の針に一匹喰いついた魚を釣り上げてしまうことです。これは往々にして「サビキスピードの速すぎ」で起こります。魚は他の魚が釣り針に掛かってジタバタしていると、「あ、エサを食べてる」と自分も近くのエサを探します。そのため、一匹掛かったのが分かったら、ゆっくりとリールを巻いていきましょう。100m巻くのに約10分が目安になります。

 

ゆっくり巻く裏ワザ

リールをゆっくり巻く時にハンドルでリーリングするのでなく、空いた手でスプールを直接巻くと追い食いしやすいスピードでラインの巻き取りができます。

 

基本の合わせ方

投げ釣りの合わせ方は、基本的には「向こう合わせ」になります。置き竿にククンとアタリが出たら、天秤の重みですでに針掛かりしているはずです。引きずっている時にクンとアタリが出たらそっとロッドを立てるくらいで合わせは充分です。

 

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魚種別仕掛け表

基本の仕掛け紹介

対象魚

ハリス

天秤

備考

ハゼ

袖針5号2本

0.8号

ハゼ小型

秋~冬が旬

キス

キス針6号5本前後

0.8号

L字固定

初夏~秋が旬

カレイ

流線針12号前後2本

3~4号

ジェット天秤

夏~冬が旬

その他根魚

丸セイゴ10号2本

1~2号

胴付き

秋~春が旬

 

基本の仕掛けは仕掛け表の通りですが、これはあくまで一般的なサイズを釣るためのもので、個体の大小で針やハリスの号数は上下させましょう。また旬を書き入れておきましたが、これは食べ方(例えばカレイは煮付けが冬・刺身が夏)などでも若干変動がありますので、一概には言えません。

針数は「手返し良く」「トラブルが少なく」の針数です。投げ釣りの腕が上がってきたら増やすのも良いでしょう。

 

 

 

 

チョイ投げ釣りの仕掛け

投げ釣りの中にはお手軽な「チョイ投げ釣り」があります。遠投投げ釣りのレンジが100~150mなのに対して、50m前後を探るチョイ投げ釣りは、その名の通り初心者やお子様でもちょいと釣れる楽しい釣りです。チョイ投げ釣りの紹介もしておきましょう。

 

 

おすすめのチョイ投げ釣りセット

オーソドックスでお手軽なチョイ投げ釣りのセットです。ロッドは1.8mの振り出し竿。リールは3号のナイロンラインが100m巻かれた小型スピニング。これに天秤や2本針の仕掛け、魚掴み、ハサミなどがすべてセットされています。後はエサだけあれば購入即釣行という優れものです。しかも仕掛けのセッティング見取り図まで入っているので、入門編にはもってこいのセットです。

 

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中通し鉛を使った仕掛けでお手軽に

「中通し鉛」は中空構造となっているためラインが中を通り、意図的に留めない限りラインが自由にスライドします。スライド時の摩擦でラインに傷が付くことがあって遠投には向きませんが、チョイ投げやぶっこみ釣りをするには使いやすいアイテムです。ラインをフリーで出せば波の力でエサが漂い、根魚以外の魚が釣れることもあります。アタリもオモリを介さないために出やすく、ライン切れとライン絡みのリスクはありますが、お手軽ではあります。

 

 

チョイ投げにあると便利な道具類

最低限小型のもので結構ですので、クーラーボックスは用意しましょう。また、堤防や釣り公園など一段高くなった場所での釣り方が多いチョイ投げ釣りなので、ロープ付きの水汲みバケツがあると便利です。また、小さなお子様連れであれば、体に合ったライフジャケットを装着しましょう。

 

 

投げ釣りは周囲の安全を確保してから

チョイ投げ釣りでも遠投投げ釣りでも同様に、投げ釣りはとにかく周囲の安全確認をしながら釣りをしましょう。チョイ投げ釣りの場合、堤防や釣り公園など人出の多い場所での釣りになることも多いので、隣や後に人が居ないことを確認してから投げます。また、遠投投げ釣りでは長いロッドで重いオモリを使うことが多いので、接触などがあると軽い事故では済まない場合も多々あります。お互いがケガの無いように気を付けましょう。

 

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豪快な投げ釣りの魅力を体感しましょう!

いろいろな釣り方がある中で、豪快さナンバーワンといえばやはり「遠投投げ釣り」です。しかし、魅力的な釣りであるがために敷居が高いイメージもあります。まずはタックルと仕掛けを準備してフィールドに立ちましょう。そしてさまざまな魚をゲットしてください。きっと釣果以上の楽しみが見つけられ、この釣りにハマっていくと思います。

 

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夏(6月・7月・8月)におすすめの釣り特集!地域毎にも釣れる対象魚をご紹介!

 

今回は夏の釣りまとめです。国内を北海道、東北、関東、関西、四国・九州の5地域に分けて、季節に合う釣りをご紹介!夏は日差しと高い気温に注意する必要がありますが、釣れる魚の種類が豊富で釣りデビューにピッタリの時期です。初心者の方はぜひ参考にしてみてください。

 

※2023年5月校正済み

 

 

 

 

夏の釣りと人気ターゲットをまとめてご紹介!

6月・7月・8月釣りをまとめて解説

 

 

今回は6月・7月・8月に旬を迎える魚の紹介や、地域別の狙える魚、釣り方をご紹介します。

6月・7月・8月は、水温が上がって狙える魚種も豊富な季節。それだけでなく、海辺で過ごす時間が気持ちよい季節ですので、釣り初心者の方のデビューにも適しています。堤防の釣りだけでなく、船の釣りも紹介しますので、遊魚船デビューを検討中の方も、ぜひ参考にしてみてください。

 

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夏に旬を迎える魚

夏の釣りと言えばこの3魚種

 

 

まずは全国的に夏が旬、夏の釣りの代表的な3魚種ご紹介します。

 

海の季節の進行は岸と比べると一か月程度遅れることが多く、6月・7月・8月は前半が晩春、後半は夏というタイミングで、美味しい魚が多い季節でもあります。特に夏らしいものをご紹介するので、美味しい魚狙いで釣りに出かけたい方は要チェックです。

 

 

①夏が旬の魚:キス

 

 

手軽に遊べて夏が旬、夏の釣りを代表する魚と言えば、砂浜で釣れる「キス」です。

 

数が非常に多く、砂地であれば堤防・防波堤からも狙える親しみやすいターゲットで、ブルっと力強く引き込むアタリが人気を集めています。天ぷらなど、食べて美味しい魚としても人気が高く、お土産が楽しみな方にもピッタリのターゲットと言えます。

 

6月の後半~7月の前半、梅雨の時期はかなり浅い場所でも釣れるので、キャストに自信がない方にはこの時期が特におすすめです。状況がよければ、波打ち際でも狙えます。

 

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②夏が旬の魚:イサキ

 

 

船釣りで6月・7月・8月と言えば、近年人気急上昇中のターゲット、「イサキ」がイチオシです。脂が乗って味がよくなる「梅雨イサキ」は、美味しい魚を狙いたい方にピッタリのターゲットで、小型の数釣りは船釣りビギナーの方でも比較的釣りやすい釣りモノと言えます。

 

元々は真鯛と合わせて狙う「コマセ五目釣り」などで親しまれてきたターゲットですが、近年はメタルジグで狙う「スーパーライトジギング」の対象魚種としても注目が集まっています。エサ釣りで狙うなら、「コマセ五目」や「ウィリーイサキ」、ルアーで釣ってみたい方は「スーパーライトジギング」をチェックです。

 

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数釣りと大物釣り

 

アベレージサイズは25cmほどで、このサイズでも味よく釣って楽しいターゲットですが、50cm級の特別大きなイサキを狙う釣りもあります。数釣りで遊びやすい地域、大型が狙える地域とエリアによって違いがあるので、大物狙いの方はぜひエリア情報をチェックしてみてください。

 

 

③夏が旬の魚:アユ

 

 

川の釣りではアユが最盛期を迎えます。縄張り意識が強く、アユ同士を競わせて釣る「友釣り」が有名で、釣る面白さと食味、両面から非常に人気が高い魚です。

 

河川の釣りは、遊漁券(入川券)の購入、釣り方が決まっているエリアの詳細確認など、しっかりと事前の準備をしておく必要がありますが、手間を掛ける価値があって魅力たっぷりの釣りと言えます。近年はルアーを使って狙うスタイルが少しずつ広まってきているので、ルアー派の方はこちらの情報もぜひチェックしてみてください。

 

 

夏に旬を迎える魚まとめ

堤防・防波堤で手軽に遊ぶならキス

船釣りはイサキがイチオシ

清流のアユも魅力的

 

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夏の釣り人気ターゲットを5つの地域に分けてご紹介

地域ごとのおすすめ魚種・釣り方をまとめて解説

 

 

日本を北海道、東北、関東、関西、四国・九州の5つに分けて、6月・7月・8月におすすめの釣りと、釣り方をご紹介します。

 

夏に釣れる魚は、昼に数釣りができやすいものが多く、また夜釣りなら大物を狙うことも可能です。春先の風を感じる6月は釣りやすい気候ですが、7月・8月となると海辺とはいえ強い日差しや高い気温には注意が必要。アウトドアに不慣れな方は、早朝、夕方など涼やかな時間帯に釣れるものから始めてみてください。

 

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1.夏の人気ターゲット:北海道

夏の北海道おすすめの魚種を3種類ご紹介

 

 

まずは北海道の夏の釣りからご紹介します。

本州に比べると海水温が低く、冷たい水を好む魚が多い地域ですが、夏でも初心者の方にはサビキ釣り、ルアー派の方にはアイナメやトラウトと、夏でも魅力的な釣りを楽しめるエリアです。

 

 

①夏の北海道で釣れる魚:チカ

 

 

チカはワカサギによく似た海水魚で、北海道では年間を通して釣れるポピュラーなターゲットです。

 

数釣りの最盛期は産卵シーズンである春先ですが、夏は春先よりもサイズに期待ができて、小鯖やアジなどいろいろな魚が混じって釣れる、遊びやすいシーズンと言えます。漁港内、堤防・防波堤で狙えて、仕掛けは真下に落とせばOKとお手軽なターゲットなので、初心者の方はぜひ検討してみてください。

 

 

チカ狙いの仕掛けと釣り方

 

大きくなっても20cm程度とワカサギ同様小型魚なので、仕掛けは針が小さいものを使います。

チカサビキやトリックサビキにカゴとオモリをつけて、コマセを撒きながら狙いましょう。

タックルはリール付きのパックロッドから挑戦可能で、リール無しの延べ竿でも遊べます。

 

 

 

 

 

 

②夏の北海道で釣れる魚:アイナメ

 

 

春先が最も釣れるアイナメは、夏になると海水温が適水温を上回り、徐々に岸際から魚の数が減っていく傾向があります。夏枯れと呼ばれるこの現象は根魚類の多くにあてはまりますが、潮通しがよく水深があるポイントを狙えば、夏でもまだまだ狙えるターゲットです。

磯場や海藻が多い場所も有望なポイントです。日中ルアーで狙える魚をお探しの方は、夏のアイナメにチャレンジしてみましょう。

 

 

アイナメ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

他のシーズンと同じくクロー系ワームのテキサスリグが有効で、タックルや釣り方も同じ要領で楽しめます。

 

夏は泳ぐ小魚を追っているシチュエーションがあるので、シャッドテールワームのテキサスリグをリトリーブで浮かせて狙うスタイルも有効です。夏向けにスイミング系のワームをプラスして、釣果アップを目指してください。

 

 

③夏の北海道で釣れる魚:アメマス・カラフトマス

 

 

夏の北海道で最も人気のあるターゲットは、アメマス・カラフトマスといった本州ではなかなか釣れない大型のトラウト達です。

 

河川での釣りは非常に趣があり、テンポよく移動しながら釣れる魅力がありますが、細やかな釣り場のルールの把握が必要です。初心者の方はサーフなど海での釣りも考慮に入れながら、釣りに出かけるポイントを選んでみてください。

 

 

河口付近もルールをチェック

 

サーフも河口付近には釣りができない場所があるので、こちらも初回は確認が必要になりますが、ルールを確認すれば選べるポイントは豊富です。道東のサーフは夏のアメマス釣りの本場で、アメマスゲームを楽しむアングラーでにぎわっています。

 

 

アメマス・カラフトマス狙いの仕掛けと釣り方

 

河川での釣りもサーフでの釣りも、ミノーとスプーンを使うのが主流です。

海で釣る場合は飛距離が必要になるので、やや大型でヘビーなものや、メタルジグ・ジグミノーも使用されます。 どのルアーを使う時もベースになるアクションはタダ巻きで、ミノーはトゥイッチやジャークを混ぜることで、他のルアーとの使い分けが楽しめます。

ロッドでアクションを加える方法はスプーンを使う場合にも有効なテクニックなので、タダ巻きで釣れない時は、ロッドアクションを使ってトラウトのリアクションを狙ってみましょう。

 

 

夏の北海道おすすめの釣りまとめ

 

釣り初心者にはチカ狙いのサビキ釣りがおすすめ

日中ルアーで遊ぶならアイナメをチェック

河川・サーフのトラウトゲームもおすすめ

 

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2.夏の人気ターゲット:東北

夏の東北おすすめの魚種を3種類ご紹介

 

 

東北の夏は短いですが、夏らしい釣りをバッチリ楽しめる地域です。

 

岸釣りは全国的にも旬を迎えるアジ、キスがメインターゲットで、船釣りはマダイ、ヒラメの釣果が期待ができます。東北の夏はエサ釣り、ルアー釣りとも楽しく遊べるハイシーズンと言えるでしょう。

 

 

①夏の東北で釣れる魚:アジ

 

 

先ほどご紹介した北海道では数が少なかったアジですが、本州に入ると数が増えて、メインターゲットとして狙える魚種になります。釣り場は堤防や港、釣り公園など、足場がよく遊びやすいポイントから始めるのがおすすめです。

 

春先から釣れだすアジは夏が最盛期で、日中の釣りでは小型がメインになるものの、回遊のチャンスが多く数釣りにも期待ができます。初心者の方が釣り始めるにはピッタリのターゲットです。

 

 

釣れているタイミングで釣りにいこう

 

アジの回遊は年によって場所やタイミングに違いがあり、いいタイミングで釣りに行くというのが釣果を伸ばす最大のポイントになります。釣れている港、時間帯といった情報を集めて、アジ狙いの釣りに出かけてみましょう。

 

 

アジ狙いの仕掛けと釣り方

 

初心者の方におすすめの釣り方はサビキ釣りで、サビキ仕掛けにコマセカゴ、オモリのシンプルな構成から挑戦できます。

真下に落として遊べる釣り方なので、キャストに自信が無い方でも楽しく遊べるでしょう。また、東北地域はアジング人気が高まっている地域でもあります。

エサ釣りではなくルアーから釣りを始めたい方は、ライトゲームタックル+ジグヘッドリグでアジを狙ってみるのもおすすめです。

メバル、ロックフィッシュも多い地域なので、対象魚を絞りすぎず、気軽に遊んでみましょう。

 

 

 

 

 

 

②夏の東北で釣れる魚:マダイ

 

 

東北は船マダイ、船ヒラメの釣果に優れた地域でもあります。6月・7月・8月は春先から始まる真鯛、そして秋に向かって調子を上げていくヒラメとどちらも狙えるシーズンで、大物狙いから始めたい方、船釣りに挑戦してみたい方の入門にピッタリの時期と言えます。

 

特に初心者の方におすすめなのはマダイ釣りで、ヒラメ釣りよりもシンプルな釣り方で楽しめます。どちらも大型が狙える非常に魅力のあるターゲットです。まずはマダイ釣りから、東北の船釣りにチャレンジしてみましょう。

 

 

マダイ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

エサ釣りで狙うのが主流だったマダイですが、近年は手軽に遊べるルアー釣りの人気が急上昇中です。東北でも全国的に定番となったタイラバが流行しています。

 

タイラバは操作が非常にシンプルな釣りで、着底~一定速度のタダ巻きと繰り返すだけで、しっかりマダイを誘ってくれるビギナーフレンドリーな釣りモノです。釣り初心者の方でも簡単に遊べるので、船釣り入門を検討中の方はぜひチェックしてみてください。

 

加えてタイラバは真鯛だけでなく、さまざまな種類の魚が釣れる釣り方なのもおすすめポイントです。

 

 

③夏の東北で釣れる魚:アユ

 

 

東北ではその年の雪の状況に影響を受けますが、河川のアユやイワナも夏の魅力的なターゲットです。

 

東北の河川はアユの解禁を7月1日、もしくは中頃としているケースが多く、関東よりも遅めのスタートで解禁を迎えるのが特徴です。やはり解禁直後が最も期待が高まるタイミングになるので、遊漁券をしっかり準備して解禁日に備えておきましょう。

 

水温が低い期間が長いことからサイズはやや小ぶりな印象ですが、天然遡上に期待できる河川が多いです。

 

 

アユ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

釣り方は定番の友釣りが人気です。

 

長尺の専用のべ竿にシンプルな仕掛けで楽しめるこの釣りは、生きたおとりのアユを使うのが特徴です。釣り人側でアユがいそうな岩陰におとりを誘導しながら、駆け引きを楽しむのがこの釣りの醍醐味と言えます。

 

専用竿は長さから高価で、タイツや関連道具など揃える道具も多い釣りですが、ファンが非常に多い釣りでもあります。自然を感じながら気持ちよく楽しめる釣りをお探しの方は、ぜひ検討してみてください。

 

 

夏の東北おすすめの釣りまとめ

初心者の方にはアジのサビキ釣りがおすすめ

船釣りはタイラバの人気が上昇中

短い夏を満喫できるアユ釣りも魅力的

 

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3.夏の人気ターゲット:関東

夏の関東おすすめの魚種を3種類ご紹介

 

 

人口が多い関東は、6月・7月・8月と船釣りの選択肢が非常に豊富な地域です。イサキとマダイが狙えるコマセ、スーパーライトジギング、タイラバにヒラマサトップ、カツオやマグロと魅力的な魚が集まります。

 

岸釣りでは春先から続くアオリイカ、定番のアジとキスに、河川ではアユ釣りと船釣り以外も釣りモノは豊富です。好みに合う釣りを見つけて、夏の海を楽しみましょう。

 

 

①夏の関東で釣れる魚:キス

 

 

夏の風物詩キスの投げ釣りは、釣り初心者の方にピッタリの釣りモノです。

 

砂底を好む魚なので、狙う場所は砂浜、もしくは砂浜が隣接している堤防や釣り公園がメインになります。食べて非常においしく、釣って面白い入門向けのターゲットです。

 

 

キス狙いの仕掛けと釣り方

 

釣り方は飛距離が出せる投げ釣りが主流で、仕掛けは天秤付きのオモリに市販のキス仕掛けをセットするだけで簡単に準備できます。

タックル、仕掛けがセットになった入門向けの釣り具セットも多数展開されているので、まずは手ごろな価格のちょい投げセットから始めてみましょう。

釣りの時間帯は日中よりも朝と夕方がよく釣れます。夏の暑さが和らぐ時間帯でもあるので、どちらかに絞って3時間程度の短時間釣行から始めるのがおすすめです。

 

 

 

 

②夏の関東で釣れる魚:カツオ・マグロ

 

 

相模湾の夏と言えば、カツオとキハダマグロです。コマセ釣りの解禁は8月からで、この時期になると人気船は予約がいっぱいになります。

 

この釣りの魅力は何といっても大物狙い、関東でありながら40kgを超えるキハダマグロを手にできるチャンスがあるというのが人気のポイントです。船で群れを追いかけて即仕掛けを投入、すぐに引き上げて移動、と忙しい釣りではありますが、釣れる魚の価値が高く、夢のある釣りを遠征せずに楽しめます。

 

 

カツオ・マグロ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

ルアーで狙う方法もありますが、最も釣果が高いスタイルはエサを使ったコマセ釣りです。仕掛け自体は天秤にコマセカゴ、ハリスが5m前後で一本針と非常にシンプルですが、ハリスは20号以上と大物釣りらしい内容です。タックルもかなり強力なものが必要になります。

 

相模湾の夏はサメが非常に多く、どうサメを避けながら強烈に引くマグロを上げるかというのが勝負どころになります。サメ避けに後から投入するタイプのリングが多数展開されているので、仕掛け類と合わせてこちらも検討してみてください。ある程度巻いて浅いところまで上がってきたら、ドラグを絞めて勝負です。

 

 

③夏の関東で釣れる魚:アユ

 

 

大都会東京エリアでも、奥多摩までいけばアユの友釣りが楽しめます。北関東にもアユが遡上する川があるので、関東は意外に渓流の釣りを遊びやすいエリアです。

 

解禁日は6月上旬としている河川が多く、河川ごとに遊漁券が必要になります。おとりアユは現地で購入できるので、都内で道具類を準備して現地へ向かいましょう。

 

 

アユ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

関東でも仕掛けは定番となっている友釣りで狙います。

 

シーズン開始直後の7月は小型が中心ですが、8月の半ばを過ぎる頃からは、秋の大型シーズンに向かってサイズがあがっていきます。産卵後の落ちアユシーズン、10月頃まで楽しめるので、川の釣りに挑戦してみたい方はぜひ検討してみてください。

 

 

夏の関東おすすめの釣りまとめ

釣り入門ならキスの投げ釣り

船釣りで大物狙いなら相模湾のカツオマグロ

東京でもアユ釣りが楽しめる

 

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4.夏の人気ターゲット:関西

 

夏の関西おすすめの魚種を3種類ご紹介

 

 

関西は沖堤防への渡船が利用しやすい地域で、暖かい海の魚達をさまざまなスタイルで狙うことができる地域です。

 

初心者の方には夏の定番アジ、キス釣りがおすすめですが、今回は近年注目が集まっている岸からのハタ釣りや、関西と言えばのシーバス、タチウオ釣りをご紹介します。ルアー派の方は要チェックです。

 

 

①夏の関西で釣れる魚:タコ

 

 

まずは大阪湾の夏の風物詩、タコ釣りからご紹介します。船だけでなく堤防や防波堤、沖堤防でも人気のある釣りで、釣り方は非常にシンプルです。狙うタコはマダコがメインで、食べて美味しいのがこの釣り最大の魅力と言えます。

 

時間帯は自由度が高く、朝夕、日中、夜釣りとほとんどの時間でチャンスがあるので、他の釣りの合間に遊ぶ釣りとしてもおすすめです。タックルは張り付くタコを引きはがせるパワーが必要なので、ロッド、リールともPE2号程度に対応できるものを用意しておきましょう。タコ釣り、タコエギの名前で、タコを対象とした専用製品も数多く展開されています。

 

 

タコ狙いの仕掛けと釣り方

 

釣り方はエサ釣り、ルアー釣りがあります。おすすめは手軽なルアー釣りで、タコエギと呼ばれる専用の疑似餌を使ってキャスト、もしくは真下に落として狙う釣り方がおすすめです。

イカを対象とした製品よりも重く派手なタコ用のエギを使って、海底をズルズル引きずりながらタコを探しましょう。

港や堤防の壁際、投げる場合は沖側に岩があって、タコが潜める障害物が多い場所が有望です。

 

 

②夏の関西で釣れる魚:シーバス

 

 

大型の漁港から沖堤防まで、関西はシーバスゲームが非常に盛んな地域です。

 

夏はエサ釣りでエビ撒き、ルアー釣りではワームやメタル系ルアーを使ったデイゲームで楽しめます。ルアー釣りのターゲットとして、全国的にも人気の高い魚なので、定番のルアー釣りから始めてみたいという方はこの釣りをチェックしてみましょう。沖堤防への渡船を利用すれば、初心者の方でも大物のチャンスがあります。

 

 

シーバス狙いの仕掛けと釣り方

 

 

人気のスタイルは鉄板バイブレーションやブレードルアーを使ったルアーゲームです。タックルはMパワーのロッドにPE1号程度を巻いた3000番クラスのリール、リーダーは20lb程度をおすすめします。

 

夏のシーバスは水温が落ち着く深場、沖からの流れがあるエリアを好む傾向が強く、大型船が入る深い漁港や、足元から深い沖堤防が絶好の狙い目になります。流し方や巻き速度に敏感なナイトゲームよりもシンプルな組み立てで遊べるので、シーバスゲーム初心者の方にもおすすめです。

 

 

③夏の関西で釣れる魚:タチウオ

 

 

タチウオは夏の沖堤防、そして船釣りで関西を代表する人気のターゲット。関西から人気が全国に広がったターゲットで、食べて美味しく釣って面白い魅力的な魚です。

 

タチウオが岸に寄る時間は朝、夕方と夜で、日中は沖側の深いエリアに生息しています。時間帯ごと適した釣り方があるので、釣行計画に合わせて準備を進めておきましょう。

 

 

タチウオ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

日中岸から釣る場合は、飛距離に優れるメタルジグを使うのが定番です。遠投で沖の深場を狙いましょう。夕方~夜はタチウオが岸近くに寄り、水面近くまで上がってくるので、定番のワインドやテンヤがよく効きます。

 

船からの釣りも、メタルジグとエサ巻きのテンヤから好みに合う釣り方を選択できます。どちらもフワっと誘ってガツっと止めるタチウオらしいアタリが楽しめて、美味しいタチウオをたくさんお土産にできる釣りです。

 

 

夏の関西おすすめの釣りまとめ

ワームでハタを狙ってみよう

沖堤防・港のシーバスもおすすめ

夕方~夜はタチウオが定番 。

 

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5.夏の人気ターゲット:四国・九州

夏の四国・九州おすすめの魚種を3種類ご紹介

 

 

最後は四国・九州地域の夏の釣りについてです。

 

海に囲まれたこのエリアは、堤防や港、釣り公園など初心者向けのフィールドから、磯や流れの速い沖のポイントまで、さまざまなポイントにアクセスできる選択肢の豊富さが魅力です。初心者向けの釣りから大物狙いまで楽しめます。

 

 

①夏の四国・九州で釣れる魚:アジ

 

 

夏の四国・九州で釣りを始める方におすすめのターゲットは、どの場所でも入門向けの魚として親しまれているアジです。釣り場は安全に遊べる港や堤防をおすすめします。

 

サビキ釣り、ルアー釣りどちらでも狙えて、群れが入っていれば釣るのはそれほど難しくありません。日中はエサ釣りで、ルアーから始めたい方は夕方や夜の釣りで狙ってみましょう。愛媛県や山口県、大分県は、全国的に見ても特にアジが釣りやすい地域です。

 

 

アジ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

流行中のアジングは、ジグヘッドにワームをつけるだけで仕掛けが完成する遊びやすいルアーゲームです。

 

夏のアジは早い動きにも反応しやすいことから、この時期なら投げて巻くだけのタダ巻きでも、十分反応を得られるチャンスがあります。まずは簡単な釣り方からでもバッチリ遊べる釣りなので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。

 

 

②夏の四国・九州で釣れる魚:イサキ

 

 

夏の船釣りでおすすめのターゲットは、旬を迎えるイサキです。

 

九州はイサキだけでなく、根魚やマダイ、青物も多い地域で、全ての魚種を狙えるスーパーライトジギングは特におすすめの釣りです。夏はイサキや大型のアジをメインターゲットに、いろいろ釣れる釣りとして検討してみましょう。運が良ければ大型魚のヒラマサがヒットすることもある、エキサイティングな釣りが楽しめます。

 

 

イサキ狙いの仕掛けと釣り方

 

イサキ狙いにおすすめの釣り方は、人気上昇中のスーパーライトジギングです。

専用ロッドにPE0.6号を巻いたスピニングリールで遊べるスーパーライトジギングは、従来のヘビーなジギングよりも手軽に遊べるライトな構成が持ち味の釣りです。

釣り方もパワフルなロッドアクションは必要なく、フワフワとロッドを曲げながら巻く独特な誘いで楽々遊べます。タイラバと同じく、船のルアー釣り入門にピッタリなので、デビュー向けのターゲットをお探しの方はぜひ検討してみてください。

 

 

③夏の四国・九州で釣れる魚:ケンサキイカ

 

 

九州には電気をつけてイカを集めながら釣る船の夜釣り、夜焚きイカがあります。

 

ハイシーズンとなる夏は小型の数釣りがメインで、ケンサキイカだけでなく、ヤリイカやアオリイカ、そしてイカを狙っている大型のマダイや青物を泳がせ仕掛けで狙うこともできる釣りです。

 

イカは独特のアタリが面白く、なんといっても食べて美味しいターゲットです。冷凍しても味が落ちにくく、調理も簡単なターゲットなので、美味しいお土産を楽しみたい方は要チェックです。

 

 

ケンサキイカ狙いの仕掛けと釣り方

 

 

夜焚きイカには針数が多いエサ釣りスタイルと、針数を減らして駆け引きを楽しむルアースタイルがあります。

 

特におすすめなのはルアースタイルのイカメタルで、繊細なアタリを掛けるゲーム性の高さから、全国で人気が高まっています。夏の暑さが和らぐ夜の船釣りは雰囲気抜群、出船が夕方なので、早起きが苦手な方にもおすすめできます。

オモリグスタイルでは底付近を狙うことが多いため、大剣と呼ばれる大型も期待出来ます。イカメタルスタイルでは枝数を2〜3本にすることで、数釣りも楽しめるため、状況に応じて使い分ける工夫も必要です。

 

 

夏の四国・九州おすすめの釣りまとめ

アジングの人気エリア

イサキ狙いのスーパーライトジギングで船釣りデビュー

夕方出船・夜釣りの夜焚きイカも面白い

 

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夏の釣りの注意点

強い日差しと気温に注意しよう

 

 

6月・7月・8月は日差しが非常に強く、気温も高い季節です。

 

熱中症対策の帽子と日焼け対策の長袖やラッシュガードを準備して、紫外線対策を万全にしておきましょう。サングラスや偏光レンズグラスがあると、海面からの照り返しから目を保護することができます。また、飲み物は多めに必ず用意することと、体力を大きく消耗する前に、日陰で休憩を取ることも大切です。

 

日中よりも朝と夕方、そして夜の釣りを選ぶことで、熱中症のリスクを抑えることができます。アウトドアに不慣れな方は、朝夕の短時間釣行、暗くなってからの釣りから、夏の釣りに挑戦してみてください。

 

 

産卵期の魚の扱い

 

夏はキスやハタが産卵期を迎える季節です。キスは数が多く、釣りすぎを避ければ十分に資源を保護することができますが、ハタは数がキスほど多くなく、成長に時間が掛かかります。抱卵しているハタは、釣ったらリリースしてあげましょう。抱卵しているハタは明らかにお腹が膨らんでいるので、釣るとすぐにわかります。

 

ハタ釣りは専用のエア抜きが販売されるほど、リリースが盛んな釣りです。釣りに慣れてきたら自分の中で基準を作って、小型をリリースすることで、資源を保護しながら楽しい釣りを未来に繋げていきましょう。

 

 

夏の釣りの注意点まとめ

帽子・長袖やラッシュガード・サングラスで紫外線対策

釣行時間は朝夕・夜がおすすめ

抱卵しているハタはリリースしよう

 

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夏の釣りを楽しもう

夏の釣りから釣り入門

 

 

夏は小サバやフグなどエサ取りが増える季節ですが、狙える魚が多く釣りを始めやすい季節でもあります。対象魚以外でも釣れば経験値になってステップアップに繋がるので、釣りを始めるには絶好のタイミングです。

 

手軽に遊べる岸釣りから、釣果が安定しやすい船釣りまで、夏の釣りは選択肢が豊富です。気になる釣りを見つけて、夏の釣りから釣りを始めてみましょう。

 

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【投げ釣り入門】用意するタックル・道具と遠投で飛距離を出す秘訣を解説!

目の前に広がる広大な海と空を相手にしているような錯覚に陥る豪快な釣り。それが投げ釣りです。狙いは100m先の海中。キスやカレイなどの底物釣りから最近では「遠投カゴ釣り」などで鯛や青物まで狙う方が増えています。今回は道具から見る投げ釣りの遠投の秘訣を紹介します。

 

 

 

 

 

「投げ釣り」といえば、豪快な釣り

陸っぱりからの釣りはさまざまありますが、いわゆるサーフキャストフィッシングと呼ばれる遠投・多岐針のキスやカレイ狙いの釣りは、砂浜からのロングキャストがメインになります。

弓なりにしならせた投げ竿から放たれた仕掛けは、空高く舞い上がり100mも先のポイントを直撃。飛距離が出た方が圧倒的に有利になる釣りで、やり方次第では200mもの距離を稼ぐ者もいます。全身を使って豪快に仕掛けを飛ばしポイントを狙い撃つ。投げ釣りはスナイパーのような釣りなのです。

 

 

遠投だけに特化した大会も

投げ釣りの遠投だけを競う「スポーツキャスティング大会」があります。発祥は1900年頃のアメリカやイギリスだといわれていますが、日本も1955年の第1回ワールドゲームスから参加しているキャスティング大国。

肝心の記録でいうと、日本では200mを超える距離を遠投しています。対して、アメリカではベイトキャスティングリールでコンスタントに250mも投げる怪物がいますが、各団体や国別でルールが違うため、一概にレベルが上とは言えません。

 

 

釣りより飛距離の虜になる人も

ロングキャストは不思議な魅力を持つものです。

「投げ釣りで釣果を上げたいしかしそれには飛距離が必要。なので飛距離を伸ばすためにスポーツキャスティングをやってみると、それにはまってしまい飛距離は伸びたけれど釣りに行かなくなる。」

という本末転倒の釣り師が実は数多くいます。

キャスティングが上手いことと釣りが上手いことは必ずしもイコールではありませんが、せっかく磨いた腕を釣りに活かさないのはもったいないですね。そのため、本記事では競技用の道具は省き、あくまでも実釣に役立つ道具やタックルをご紹介します。

 

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投げ釣りの基本

代表的なターゲットはキスやカレイ

投げ釣りの釣法も年々進化し、近年では遠投カゴなどを使って真鯛や青物まで狙う釣り方も出てきました。ヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュなども含めいろいろな魚種の狙える投げ釣りですが、やはり代表格はキスやカレイでしょう。

 

 

基本的な投げ釣り仕掛け

キスは産卵のために水温が上がると浅場にやってきます。それに対して、カレイは水温が下がると産卵のために浅場にやってきます。つまり冬のキス、夏のカレイは沿岸とはいえ深場に居着いていることが多いので、狙うとなるとどうしても遠投が必要。20号から30号ほどのオモリを天秤に付け、多岐(3~7本)針を付けて100mほども仕掛けを飛ばす道具とテクニックが重要な釣りになります。

 

 

遠投投げ釣りに適したエサ

投げ釣りに使用されるエサ エサの特徴
イソメ・ゴカイなど 遠投に耐える強さ・集魚能力高い
オキアミ(ボイル含む) 投擲時外れることあり
ユムシ 集魚能力高い・値段が高い
サバなどの切り身 身割れして遠投に耐えられない
イカの短冊 遠投には耐えるが集魚能力低い

 

遠投投げ釣りでは、エサは虫エサ(イソメやゴカイなど)がおすすめです。エサにできるものはたくさんありますが、トータルバランスで考えると虫エサが最適です。

 

 

季節ごとに遠投ターゲットが変わる

冬場のキスは遠投が必要

夏場のカレイは遠投が必要

虫エサは通年万能に使える

 

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遠投に適したタックル作り

周辺アイテムこそしっかり揃えよう

100g前後のオモリを100mも飛ばしキスやカレイを狙うのですが、飛ばすだけではいけません。底に隠れているキスやカレイを誘い出し、餌に喰いつかせ、微妙なアタリを取る。そんなタックル作りをしなければなりません。

扱いやすさだけなら短竿、飛距離だけなら長尺竿なのですが、今回は遠投にこだわったタックル作りを目指します。そのため、ある程度の長さを持ったロッドと、それに見合うリール、そして飛距離の出やすい道糸(ライン)や力糸(リーダー)をチョイスしていきます。

 

あくまで釣りがメイン

飛距離と釣りやすさの両立を目指したタックル作り

三脚(竿立て)なども揃えよう

 

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投げ釣りの専用ロッド

設計の自由度の高い継竿タイプから選ぶ

遠投でロッドはとても大切なアイテムです。まずは型(モデル・造り)から考えてみましょう。

ロッドは「並継タイプ」を選びます。携行に便利な振出タイプでも性能的にはかなり高い物が出ていますが、やはり1本の元竿にすべてを納めるという構造では設計に限界があります。ガイド位置や大きさなども含めて継竿の自由度に軍配が上がります。

 

 

入門用には405タイプがおすすめ

次に長さですが、取り回しの良さから365(cm)前後のミドルタイプを使う方が多いようですが、遠投で勝負するのなら405(cm)以上のロングタイプがおすすめです。ダイワなら「パワーキャスト」、シマノなら「サーフゲイザー」のオモリ負荷25~30くらいのものが入門用にはうってつけでしょう。

しかし、微妙な硬さの違い(ExやFxなどの表示)、また入門用とはいえ体格の大小などもあります。405を基本として考え、店頭スタッフに相談しながら購入するのがベストです。

 

 

似ているロッドでも特徴が違う

投げ釣り師に対して、「投げ釣りの遠投において、何が最も必要?」と質問したら「ロッドである」と答えるケースが多いと思います。どんなに頑張っても1.8mのバスロッドでは200mどころか100mも仕掛けを飛ばすことはできません。また、似た形の硬い長尺磯竿などで代用したくても、ガイドの数や大きさが遠投向きにできておらず、グリップの長さも足りません。投げ釣りには専用ロッドを用意しましょう。

 

 

ロッドは専用品を手に入れる

405タイプを基本に考えてみる

体格や腕力も加味したロッド選び

店頭スタッフまでぜひ相談しよう

 

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投げ釣りの専用リール

遠投の歴史はリールの開発から

遠投の歴史はリールによって作られてきたと言っても過言ではありません。リールができる以前の釣りでは、「竿の長さ=探れる範囲」でしたが、リールの出現で10m先、20m先の魚まで狙えるようになり、結果リールの性能が釣果を左右するまでになりました。

投げ釣りの遠投もまたしかりで、リールの性能で飛距離もグンと変わります。一般的に投げ釣り用の入門リールとしては3000番から4000番のスピニングリールが推奨されていることが多いと思いますが、遠投にこだわるのであれば少し専門的なリールを選びたいと思います。

 

 

PEラインが巻けてテーパーの付いたもの

ダイワならば「グランドサーフ」、シマノならば「スーパーエアロスピンジョイ」などの、細糸(PEライン)も使用可能で、尚かつスプールにテーパーが付いているタイプのものがおすすめです。この2機種に関して言えば、お値段的にも入門用としておすすめできる範囲のものです。

スプールにPEラインの1号が200m以上巻けるものを選んでいただきたいですが、ロッドとの相性もありますので、店頭スタッフの意見を参考にしてみると良いでしょう。

 

 

遠投専用リールの特徴

遠投に特化したリールはスプールが特徴的で、目で確認できるほどテーパーが付いていたり、溝が浅くなったりしています。これは深い溝でラインに巻きグセを付けるのを避けるためと、細糸で勝負するためです。溝の深いスプールのものでは、PEラインを使用する場合、必ず下巻きが必要になります。また、軽量化も含めてドラグの付いていないものがほとんどです。

 

リールは専用品を選ぶ

PEラインが200mは巻けるもの

スプールにテーパーの付いているもの

実用耐力10kg以上あれば尚良い

 

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投げ釣りのライン

初心者でもPEラインから

遠投にこだわるのであれば、これはPEラインの一択で良いと思います。ライントラブル回避のためとキャスティング技術向上のために、初心者はナイロンラインでまず練習しようと思われるかもしれませんが、遠投投げ釣りをするのであれば、「空気抵抗が少なく強度の高いPEライン」を最初から使うことをおすすめします。

ナイロンラインで慣れても、PEラインに変更した時にナイロンで身に着けたテクニックはあまり役に立ちません。それはライン同士の結束や、サミングの仕方、指離しのタイミング、果ては魚が釣れた時のアワセまでラインによってまったくの別物になってしまうためです。したがって、最初の段階からPEラインに挑むことを推奨します。

 

 

初心者はカラーマーカー付きのものを

ベテランが本気で投げると200m近くまで飛ばすことができますが、初心者はまずは100mを目指しましょう。ここでPEラインのカラーが大事になってきます。遠投用PEラインには25mおきにカラーを変えてあるものがあり、投げ釣り師は「初めて8色(200m)行ったよ」や「4色(100m)のところで喰ってきた」など、ラインの色で会話することがあり、カラーが遠投の一つのモチベーションになります。

 

フィンガープロテクターは必携品

フィンガーグローブや、フィンガープロテクターなどと呼ばれている人差し指を守るグローブがあります。細くて強いPEラインに指を掛け、重いオモリを飛ばすとなると、その瞬間の指に掛かる負荷は相当な大きさになります。素手で何投かしただけで指が切れてしまうこともあります。タックルの性能を100%活かすためにも、ぜひフィンガープロテクターはご用意ください。効果は抜群です。

 

 

遠投ならPEラインを選択

最初からPEラインに慣れる

25mごとに色変わりするラインを選ぶ

遠投にフィンガープロテクターは必携

 

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投げ釣りタックルセッティング

力糸をチョイスする

ジギングやアジング、エギングなどPEラインを道糸として使用する釣りをする方は多い傾向にあり、必ず「リーダー」としてフロロカーボンラインやナイロンラインを取り付けます。投げ釣りではテーパーの付いた「力糸」というものを道糸の先に取り付けます。

理由として、100gものオモリをフルキャストする場合、ナイロンラインなどではその伸縮性でラインがもってくれますが、PEラインのような伸縮性の無いラインだと一瞬でブレイクしてしまいます。そのため、力糸は必ず取り付けましょう。

 

 

力糸の選び方

遠投にこだわりたい場合は、力糸もPEラインのものを組んでみましょう。選び方は、テーパーの細い方の号数を道糸の号数に合わせます。表示としては「1号<6号」のような表示のもので、大きな数字の方がオモリ側になります。使うオモリの重量に合わせて5~7号くらいのものから選びましょう。こちらも、全体のセッティングバランスを考えて、店頭スタッフまで相談すると良いでしょう。

 

PEライン同士の結束

ライン同士の結束はいろいろな結び方がありますが、PEの道糸とPEの力糸を結ぶには電車結びが簡単で抜けません。ただし、必ず両端は「ハーフヒッチ」で留めましょう。強度を上げるため、テーパーを付けてガイド通りを良くするため、の2つの理由があります

 

 

オモリをチョイスする

遠投投げ釣りにおいて、オモリの役割は重要です。オモリをチョイスするにあたり、形状と素材、使い勝手などから考えてみましょう。

通常の投げ釣り仕掛けは「天秤」という部品を付けて糸絡みの無いようにします。天秤単体に20号から30号ほどのオモリを付けるタイプと天秤自体にオモリが取り付けられているタイプがありますが、入門用にはオモリを別付けできるタイプを選びましょう。釣りの途中で重さを変えたい時に、仕掛け全体を交換する必要がないメリットがあります。

 

 

オモリを素材で選ぶ(タングステン製)

次に素材ですが、遠投にこだわるのであればタングステン製のものをチョイスします。もちろん従来の鉛製のものでも、ダイワのドラゴンシンカーのような遠投に特化したものもあります。

そちらでも練習用には鉛製で充分ですが、本気で遠投をする場合は、比重の高さから小さなフォルムで空気抵抗を押さえ、飛距離を伸ばすタングステン製のものに軍配が上がります。鉛製と比較すると約5倍程度の価格なので購入ハードルが上がりますが、1本は持っておきましょう。

 

 

オモリ(シンカー)はタックル全体のバランスを考える

体力・タックルに合わせ20号~30号をチョイス

質量の高いタングステン製は大きな武器

 

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飛距離の出る投げ方を覚えよう

タックルが組み上がったらいよいよ実釣です。ここからは遠投・飛距離アップのコツなどを紹介していきます。

 

徐々に飛距離を伸ばす

初心者がいきなりフルキャストなど、なかなか難しいものがあります。また、最初は弾道が定まらず、思ったより右に行くケースが多いことも多く、他者への気遣いも含めてまずはフォーム固めから始めましょう。

遠投には回転投法やV字投法などさまざまなネーミングの投法がありますが、基本は「オーバースロー投法」と「スリークォーター投法」の二つです。遠投を試みる初心者が覚えるべき投法はスリークォーター投法です。

いきなり8色(200m)などは無謀な試みなので、まずは4色(100m)を目指してみましょう。ステップを踏んで徐々に距離を伸ばしていくのが飛距離を伸ばすコツです。

 

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遠投の投げ方・やり方・コツ

ステップ①:スリークォーター投法

野球のピッチャーが振りかぶって真上から投げ下ろす投法をオーバースロー、腕を横に振る投法をサイドスロー、そして斜め45度で振る投法をスリークォーターと呼びます。実は投げ釣りの遠投もロッドは同じような軌道を描きます。遠投で使うとしたら、頭上に利き腕を通すのがオーバースロー投法、肩口を通すのがスリークォーター投法の2種類で、飛距離を望むならスリークォーター投法を覚えましょう。

 

 

ステップ②:スリークォーター手順(体の使い方)

  スリークォーターの体の使い方(右利きの場合)
左足前で投げる方向に対し90°に構える
竿尻を持った左腕を伸ばし、右拳(リール)を右耳の後方に構える
左足つま先を投擲方向に向けながら、体も投擲方向にひねる
右足のかかとを蹴るように上げ、同時に右拳を突き出し左腕を引く
右拳が完全に突き出される寸前にラインを離し、オモリを飛ばす

①②はゆったりと、③④⑤で一気にフルパワーまで持って行きます。

最初は竿先からオモリまでの長さ(タラシ)を50cmくらいにとり、しっかりとオモリの重さを感じて投げましょう。タラシを1.5m以上とってフルキャストができるようになると、100mは楽に超えてきます。

 

 

ステップ③:打ち出しは45°

遠投ができないと悩んでいる方の弾道を見ると、ライナーで飛ばしていることが多いように思います。遠投のコツは「投擲方向に向かって45°」の角度で打ち出すことです。感覚的に45°を意識してもライナーになってしまうので、最初は「空に向けて」投げるくらいの気持ちでオモリをリリースしましょう。

 

 

ステップ④:胸を張る

45°の角度でオモリをリリースするためには、視線も45°を保たなければなりません。そのために、投擲中は「常に胸を張って」おきます。フィニッシュでガイドにラインを触らせないために、リールを目線より少し下で固定してラインを出しますが、このときも胸を張っていなければきちんとコントロールできません。

 

 

ステップ⑤:剣道の打ち方をイメージ

少し分かりづらいですが、オーバースロー投法は剣道の面打ちのイメージです。目の前に相手がいるとイメージし、その相手の頭に竿をまっすぐ振り下ろす軌道で投げてください。一方、スリークォーター投法は剣道の「袈裟懸け」のイメージになります。斜めに相手の肩口を狙う軌道で投げるようにしましょう。

 

 

ステップ⑥:絶対必要な「リラックス」

遠投のコツは瞬発力にあります。そのためにはリラックスが必要不可欠。どんなロッドを振る時でもそうなのですが、筋肉がカチカチにこわばっていたら良いキャスティングはできません。投げ釣りの遠投の場合、長尺ロッドを使うために少しのブレがキャスティング全体に響きます。一瞬の瞬発力にかけるためにも、動作①②の時はリラックスしてセットしましょう。

 

 

ステップ⑦:練習あるのみ

飛距離が欲しいと思っている方は、とにかく反復練習をしましょう。毎日何投かでも投げていればどんどん上達します。加えて下半身も鍛えれば、必ず飛距離は伸ばせます。イメージトレーニングも含めて、練習を欠かさないようにしましょう。

 

 

遠投は努力が必要

体に正確なキャスティングを覚えさせるまでトレーニング

打ち出しは45° 胸を張り、視線も45°

リラックスも大事

 

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遠投力をつけて爆釣を狙おう

初夏から10月頃までがキス、10月頃から翌年の春までがカレイのトップシーズンになります。秋と春には遠投カゴで青物も狙えます。つまり、年間を通して遠投自体が投げ釣りの強い味方になります。遠投力を身に付けて、まずはサーフからキスやカレイを狙いに行きましょう。大漁を祈願いたします。

 

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