【基本を学ぶ釣り用語集】知ってるだけで全然違う!初心者向け釣り用語まとめ!

今回は釣り初心者の方に向けた用語解説です。入門向けの釣りを中心に、ジャンルを問わず釣り人同士の会話の中で出てくる用語を解説しています。なんとなく知っているだけでも情報集めや道具の購入時に役に立つので、初心者の方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

初心者向けの釣り用語をマスターしよう

初心者が覚えておきたい釣り用語まとめ

今回は釣り初心者の方に向けた釣り用語の解説です。基本的なものや初心者向けのものから、使用頻度の高い言葉をピックアップしてご紹介します。

言葉そのものの意味だけでなく、どんな意図で使うのか、会話の中から意味を読み取る解説を添付しました。なんとなく知っているだけでも、情報集めやコミュニケーションに役立つはずです。釣り初心者の方はぜひチェックしてみてください。

 

 

基本の釣り用語を4つのジャンルに分けて解説

釣りがもっと分かりやすくなる、基本の釣り用語を4つのジャンルに分けてご紹介します。

道具、仕掛け、エサ、釣り方に分かれているので、釣具店へお出かけになる方は道具と仕掛け、釣り場や釣り方の情報を集める方は、エサ編や釣り方編をチェックしてみてください。

 

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1.覚えておきたい基本の釣り用語:釣り道具編

釣り道具を揃えるならこの言葉をチェック

まずは釣り道具を一式揃えるときに役立つ、道具関連の基本用語をチェックしてみましょう。

事前に言葉の意味を知っておけば、ネットで目的に合う道具の情報を探すときや、釣具店でスタッフに相談するときに役に立ちます。

 

タックル

竿、リール、リールに巻く糸までを一式でタックルと呼びます。呼び名はルアーゲーム的な雰囲気がありますが、近年ではエサ釣り、船釣りでも一般的にタックルと呼ぶようになりました。

まずは道具を一式、という場合は、やってみたい釣り+タックルで検索したり、釣具店でスタッフに〇〇を釣るためのタックルを揃えたい、と伝えるとスムーズです。

 

号(竿)

投げ竿、磯竿など、エサ釣り向けの竿を対象に使われる言葉です。意味が複数ある言葉ですが、竿に対して号と使う場合は、竿の硬さやパワーを表す規格を指します。

磯竿の場合は適合する糸の太さ、投げ竿の場合は適合するオモリの重さを表していますが、初心者の方は「この釣りには磯竿の〇号、投げ竿の〇号を使う」のようなイメージでOKです。

 

適合オモリ負荷

竿が使えるオモリの範囲を表す言葉です。1~3と記載されていれば1号から3号のオモリが適合、船竿では30~120など数字が一気に大きくなりますが、この場合も30号から120号のオモリに適したパワー、という意味になります。

ある程度余裕をもって記載されているので、ピッタリ収めなければいけないわけではありませんが、オモリの重すぎは竿の破損に繋がります。適合範囲内が最も快適に遊べるスペックという意味なので、まずは目的の釣りとオモリ負荷が合う竿を探してみるのがおすすめです。

 

適合ルアーウェイト

先ほどご紹介したオモリ負荷のルアー版です。〇g〜〇gだけでなく、MAX〇〇gと記載されている場合もあります。ルアーロッドでエサ釣り用のオモリを投げる場合は、1号=3.75gで計算して適合範囲内かどうかチェックしてみてください。

ルアーロッドはロッドが想定しているルアーの種類によって作りに違いがあるので、釣具店でスタッフに相談するときは〇〇gぐらいのミノーを使いたい、ジグを使いたいというふうにご相談いただけるとよりスムーズにご案内ができます。

 

番手

番手はリールのサイズを表す言葉です。サビキ釣りのタックルで使うリールの番手は2500番~3000番、のように使います。

シマノとダイワでサイズ表記に若干の差異があったり、モデルによってスプールの深さやギア比に違いがあったりしますが、どのリールを指すときも、サイズには番手という言葉を使うのがポイントです。

 

穂先・ティップ

竿の先端部分のことを穂先、ティップと呼びます。硬さは竿によって違いがあり、目的に合ったもの、釣り人の好みに合うものという流れで会話の中に出てきやすいです。

釣り方を調べているときも穂先、ティップに動きがあったら、という表現がよく出てくるので、まずは先端部分の名称から覚えていきましょう。

 

振り出しと継ぎ竿

釣り竿には一本一本を繋いでいく継ぎ竿と、細い側が太い側の中に納まる振り出しがあります。長さの欲しい磯竿や、高い携帯性を目的としたコンパクトロッドは、振り出し構造を採用したものが人気です。

釣具に触れたことが無い方はイメージしにくい構造なので、釣具店でチェックしてみてください。サビキ釣りなどエサ釣りでよく使われます。

 

調子

調子は、竿がどんな曲がりをするかを表す言葉です。船竿では特に登場頻度の高い言葉で、7:3、5:5など、数字と割合を使って曲がる部分がどこなのか表す場合と、先調子・ファストテーパー、胴調子・スローテーパー、のように曲がり具合を言葉で表現するケースがあります。

同じ長さ、同じ硬さの竿でも先調子と胴調子は使用感に大きな違いがあります。ルアーや船釣りから釣りを始める方は、ぜひ釣り方に合う調子の竿を探してみてください。店頭でスタッフにご相談いただくと確実です。

 

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2.覚えておきたい基本の釣り用語:仕掛け編

仕掛けの話で出てくる基本用語もチェック

続いては仕掛け関連の基本用語解説です。どんな仕掛けを使うのがいいのか、という話の中で出てくる用語なので、釣り場であった釣り人や釣具店で話を聞くときに使えます。釣具店ブログなどをチェックするときにも便利なので、ぜひこの機会にマスターしてください。

 

ヒロ

糸の長さを表すときに使う言葉です。ひとヒロは手を両側に伸ばしたときの端と端、約1.5m程度になります。釣り場で仕掛けを作り直すときにわざわざメジャーで長さを測らない、という意図が含まれているので、手早く仕掛けを組み直すときはひとヒロ、ふたヒロを使って表現しましょう。

 

号(糸)

竿の項目でも出てきた号は、糸の太さを表すときにも使います。意味は大きく異なりますが、別名はないので、竿を対象とする場合も糸を対象にする場合も同じ「号」です。

一般的な釣り糸の1号は標準直径0.165mmです。PEラインは計測方法が異なるので、この規格には当てはまりませんが、PEラインに参考号数として表記されている数字も糸の太さを表しています。

 

号(オモリ)

オモリの重さに対しても号を使います。オモリの場合は1号=3.75gです。糸の号は磯竿の号、オモリの号は投げ竿の号と関連性が深いですが、全て異なる意味で使用するので混同に注意しましょう。

オモリがついているエギにも号を使いますが、この場合は重さではなく長さ(寸)の意味なので注意です。

 

号(ハリ)

ハリのサイズにも号を使います。この場合の号も他の号とは関連性が無く、ハリは形状によってサイズ感に違いがある点にも注意が必要です。

初心者の方はこのハリの〇号、と細かく使うのではなく、完成仕掛けの中で小さなハリ、大きなハリと比較するイメージで使うところから始めてみましょう。この魚を今の時期に釣るなら〇号、という場合は、その魚を狙うときにポピュラーな形状のハリで、という意味を含んでいます。

 

道糸

リールを使うときはリールに巻いてある糸、リールが無い延べ竿を使うときは、先端から仕掛けまでの糸のことを道糸と呼びます。別名はメインラインで、リールを準備するときに情報を調べると、道糸(メインライン)は〇号を〇mと紹介されているケースがほとんどです。

糸がどこかで切れるときは、道糸が残るように糸全体の強度バランスを調整しましょう。釣り上手になれるテクニックの一つです。仕掛け部分の糸は、道糸と同程度か少し弱くなるように調整して、もしものトラブル時に道糸を回収できるセッティングにしておきましょう。

 

ハリス

仕掛け部分の糸はハリスと呼びます。先ほどご紹介した道糸にハリスを結べば、仕掛けの準備は完了です。ハリスも糸なので、〇号を〇cmと表記されます。ハリに結ぶ方の糸はハリスと覚えておきましょう。

ルアーゲームでは別名でリーダーという呼び方が使われています。

 

幹糸

仕掛けに複数のハリがついていて、糸も複数の太さを組み合わせて構成されている場合は、中央の太い糸のことを幹糸と呼びます。幹糸はオモリと道糸を繋ぐ部分、オモリの重さに耐えるという目的を持っているので、道糸の次に太い糸とするのが、仕掛けバランス調整の基本です。

 

エダス

幹糸から複数ハリを出すための糸がエダスです。道糸から幹糸、オモリと繋がって、間から複数のエダスが出てハリがついて、というのがハリ数の多い仕掛けの構成になります。

サビキ仕掛けの糸の欄には幹糸〇号、エダス〇号、ハリの大きさ〇号と表記されているので、複数を見比べてイメージを膨らませてみてください。大物向けは糸を太くハリも大きめ、小物向けは全体的に細く小さくという構成です。

 

ノット

〇〇ノット=〇〇結び、ノットは糸の結び方を表す言葉です。和名と英名があって、別名があっても結び方は同じというケースも少なくありません。ノットという言葉が出てきたら、糸の結び方を指していると覚えておきましょう。

ノットにはたくさんの種類がありますが、初心者の内はユニノットや電車結びなど、簡単なものを少し覚えておけば釣りは十分に楽しめます。

 

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3.覚えておきたい基本の釣り用語:エサ編

エサ関連の基本用語もご紹介

釣りエサに関する基本的な用語もチェックしてみましょう。それほど種類は多くありませんが、一般的ではない釣り人特有の呼び方があります。釣りに出かける前に用語をチェックして、エサの準備や釣り方の情報集めをスムーズに進めましょう。

 

ツケエ・サシエ

ハリに刺すエサのことをツケエ・サシエと呼びます。付ける餌、刺す餌という意味で、どちらも意味や対象は同じです。

ハリのみにエサをつける釣り方では単にエサと呼び、呼び名を複数種類用意する必要がある、つまりハリとハリ以外の部分でエサを使う場合は、ツケエ・サシエを使う傾向があります。

 

チョン掛け

エサの付け方の種類です。ハリ全体を使ってエサを刺すのではなく、ハリ先のカーブにエサをチョンと引っ掛けるような形でエサ付けします。

他にもエサの付け方にはたくさんの種類がありますが、チョン掛けは使用頻度が高く、ルアーゲームでもテクニックとして登場する用語です。いろいろな釣りを遊んでみたい方はぜひ覚えてみてください。

 

マキエ

サシエ・ツケエを使うときに登場する、ハリ以外の部分のエサのひとつです。撒く餌でマキエ、仕掛けの中に含まず、水面上から撒くように使うエサ全般に対して使います。

 

コマセ

マキエの水中バージョンです。コマセは仕掛けにカゴなどをつけて、水中で撒くタイプのエサ全般に対して使います。サビキ釣りや、狙う水深が深い船釣りでは登場頻度が高い用語です。

コマセを詰めすぎないように、しっかりコマセ撒くように竿を振る、こんな形で使用される言葉です。

 

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4.覚えておきたい基本の釣り用語:釣り方編

釣りの最中に出てくる基本用語を覚えよう

最後は釣り方編です。釣り方を調べる際、もしくは釣りの最中に出てくる用語を解説します。

釣り初心者の方にとっては一番ネックになりやすいポイントで、用語で言われてどうしていいかわからなかったり、不安を感じたりするポイントでもあります。誰かと釣りに行くときや船で釣りに行く方は、事前に覚えて意図を読み取れるようにしておきましょう。

 

潮の上げ下げ

海には潮位の変動があって、干潮と満潮に向かって潮の流れ方が変化しながら、満ちたり引いたりしています。潮の上げと下げはこの潮の動きを表す言葉で、満潮に向かって満ちてくる動きの呼び名が上げ潮、干潮に向かって引いてく動きの呼び名が下げ潮です。

上げ潮に変わるからチャンス、今日は下げの7分目がよかった、など、潮の動きに敏感な魚達の反応は上げ潮・下げ潮を使って表現されるので、情報収集には欠かせない用語と言えます。

 

マズメ

朝と夕方の日の出、日没付近の時間帯を指す言葉です。朝の日の出前後の時間帯の呼び名が朝マズメ、夕方の日没前後の時間の呼び名は夕マズメです。この時間帯は太陽光の状況が変化するだけでなく、上げ潮・下げ潮の動きの変化に重なることが多く、魚の動きが活発になりやすい時間帯でもあります。

朝夕のマズメは釣り定番の時間帯です。どちらかのマズメで釣りができるように釣行プランを立てて、釣果アップを目指しましょう。

 

じあい

「時合い」と書き、魚がよく釣れる時間帯や釣れ続けるようなタイミングを表す言葉です。届く範囲にいなかった魚の群れが岸近くまで回遊してくる瞬間や、反応していなかった魚が捕食行動を始める瞬間を意味します。

じあいは先ほどご紹介したマズメ時に訪れることが多く、長く続くこともあれば、断続的に何度か来ることもあります。じあいが来たら連続ヒットのチャンス、一気に釣果を伸ばしておきましょう。

 

カケアガリ・カケサガリ

カケアガリ・カケサガリは、釣り人が海底の地形を表すときに使う言葉です。カケアガリは釣り人から見て海底の地形が上り坂、カケサガリは釣り人から見て、海底の地形が下り坂である状態を意味しています。

魚は平坦な場所よりも変化のある地形を好む傾向があるので、カケアガリやカケサガリは他のポイントよりもよく釣れる可能性が高まります。船釣りでカケアガリに入る、とアナウンスがあった場合は浅くなっていくので根掛かりに注意し、カケサガリのアナウンスは仕掛けが底から離れすぎないように注意しましょう。

 

遊漁

漁ではなく、釣り人を乗せて魚を釣ることを目的としている船のことです。船そのものを対象とする場合は遊漁船、予約など運営を行っている側を対象とする場合は船宿という言葉を使う点もチェックしておきましょう。

 

糸ふけ

糸ふけは糸のたるみのことです。糸がふける、ふけっているという場合は、糸がたるんでいるよという意味合いになります。これはルアーゲームではラインスラックとも呼びます。

糸のたるみ過ぎは仕掛けが流れたり、魚の反応が竿に伝わらなかったりする原因になります。どんな釣りをするときも、糸ふけはマメに回収して、糸がある程度張った状態をキープしましょう。

 

おまつり

釣り人同士の糸が絡んでいる状態のことです。仕掛け、道糸どちらが絡んでいる場合も使う言葉で、おまつりしている、まつっているというふうに使います。

誰かに言われたときはスムーズに絡みを解消できるように、コミュニケーションを取り合って気持ちよく解決しましょう。

 

タラシ

竿の穂先から垂らしている糸のことです。一般的には仕掛けやルアーを投げるときに使う言葉で、タラシは〇cmほど、タラシが長すぎる、短すぎるというように使います。

適切なタラシの長さがキャストのコツです。仕掛けの全長を考慮しながら、タラシが竿の全長を超えないように調整して仕掛けを投げましょう。多くの場合、仕掛けの最下部が竿の七分ほどとするのが適切です。

 

アタリ

魚が仕掛けを引っ張って伝わる感覚のことです。アタリの感覚は魚の種類によってさまざまで、ただ引っ張っていくだけという魚もいれば、コンコンやブルブルといった生命感のある感覚が穂先や手元に伝わることもあります。

ハリに掛からず魚が触っただけでも、アタリという言葉を使う点もチェックしておきましょう。

 

アワセ

糸を引っ張って、魚のアタリに反応する操作をアワセといいます。アタリは魚がエサに食いついた合図です。勝手にハリに掛かることもありますが、アワセをいれることでハリに力が伝わり、ハリ先が魚の口に刺さって、安定感のある「ハリに掛かった」状態を作り出します。

アワセの操作は使っているハリの大きさや狙う魚の種類、釣り方によってさまざまで、操作自体も竿を立てて糸をひっぱる基本のアワセ、リールを巻いてアワセるテクニック「巻きアワセ」など、アワセの操作方法は多岐に及びます。

魚側が引っ張って勝手にハリに掛かる「向こうアワセ」が効くターゲットもいるので、事前に釣り方の情報を集めておきましょう。

 

ばらし・ばらす

一般的には逃げられた・逃がしたという言葉を、釣り人はばれた・ばらした・ばらすという用語で表現します。アワセに失敗して魚の感覚が無くなったり、リールを巻いて寄せている最中に逃げられたり、一度ハリに掛かった魚が逃げたというニュアンスを含んでいる用語です。

 

スレる

魚がルアーやエサに不自然さを感じて、反応せず無視するようになってしまった状態をスレると言います。人の気配がしたり、群れの魚がたくさん釣られたり、同じ仕掛けを何度も目にして学習してしまったり、さまざまな要素がスレる原因になります。

会話の中であの場所の魚はスレているから、と出てきたら、魚はいるけどなかなか反応しない、釣りにくいよという意味になります。

 

タナ

タナは、仕掛けのある深さ、魚がいる水深など、深さを表すときに使う言葉です。上のタナは反応がないから底から〇mのタナを探ってみて、いつもアジのタナは底の方だよ、釣り人同士の会話ではこんなふうに使います。

魚は日によって泳いでいる深さや、エサを探している水深が異なります。狙う魚のタナにしっかりと仕掛けを合わせて、効率よく釣りを進めましょう。ルアーフィッシングでは、タナのことを別名でレンジと呼ぶこともあります。

 

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釣り用語を覚えて快適フィッシングライフ

基本の釣り用語を知って脱初心者

釣りは一般的でない用語が多く、会話や釣り方情報の中で頻繁に用語が登場します。道具や釣り方の情報収集は脱初心者への近道、基本的な用語を知っておくことで、釣り人としてのステップアップがよりスムーズになります。

今回覚えた用語を釣り場や釣具店での会話の中で積極的に使って、より詳細に釣り情報をキャッチしましょう。

 

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釣り用語集

釣具のポイントが独自に作成した釣りにまつわる用語を集めたコンテンツです。

随時更新中なので、何か調べたいときは是非ご活用下さい。

 

 

 

 

アジングに必要なタックル選びは?イチから始める道具の揃え方のポイントを解説!

アジング向けのタックル、揃えておきたい道具や装備をまとめて解説!初心者の方向けにアジングタックルの基本情報、選び方を解説します。初めてのルアーゲームにこの釣りを選ぶ方が近年増加中、どの釣りから始めるか悩んでいる方もぜひチェックしてみてください。

 

 

 

 

 

アジングタックルの選び方を解説

初心者向けの道具選びをまとめてチェックしよう

 

ルアーゲーム初心者にもおすすめ!今回は、近年特に人気を集めている海のルアーゲーム、アジング入門用の道具情報をまとめてご紹介します。繊細さと戦略性が魅力の釣りで、ゲーム性の高い釣りからスタートしたいルアー初心者の方にもおすすめです。タックルに仕掛け、装備関連と、アジングに必要なものをまとめてチェックしてみましょう!

 

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アジングロッドはこんなロッド

アジングロッドは先調子

 

まずはアジングロッドの特性についてチェックしておきましょう!アジング専用のロッドはライトゲームで括られているロッドの中でも比較的先調子で、穂先は特にハリが強く、先端側のみが曲がるようなアクションが特徴です。

同じくライトゲームであるメバル向けのロッドは、穂先が柔らかく全体的な曲がりも大きめ、アジングロッドとは逆の特性を持っています。 これらの特徴はそれぞれターゲットの捕食スタイル、釣り方に合わせた設計で、アジングロッドは感度を重視、超軽量ジグヘッドをゆっくりフォールさせて、繊細なアタリを掛けていく釣り方に適しています。

アジングにこだわるならアジング向けのロッドがベスト、似ているロッド同士ですが、特徴を把握して自分の釣りに合うものを選択するのが選び方のポイントです!

 

 

ソリッドティップとチューブラーティップ

 

アジングロッドは仕掛けの重さに合わせた複数のモデルが用意されているのも特徴です。初心者向けのシリーズでも、極端に軽いものが得意なロッド、中間的なもの、重い仕掛けが得意なものと用意されています。こちらはロッド選びの項目で詳しくご紹介しますが、アジングロッドの中にも複数の種類があることをチェックしておきましょう。

 

穂先のタイプにも複数の種類が用意されていて、中身が詰まったソリッドティップ、中身が空洞のチューブラーティップが代表的なティップタイプになります。ソリッドティップは曲がりがしなやかで細いのが特徴、魚のバイトを弾きにくく、軽いジグヘッドの操作感に優れています。近年のアジングロッドはソリッドティップが主流、ジグヘッドとワームから始める方にはソリッドティップがおすすめです。

 

チューブラーティップはソリッドティップよりも反発力が強く、抵抗が大きい仕掛け、ハッキリ動かしたい仕掛けが得意なティップタイプです。流れの強さなど小さな変化の察知はソリッドティップが適していますが、手元で感じる明確なアタリはチューブラーティップのほうが分かりやすいという特徴もあります。メタルジグなどハッキリと動かす釣り方で日中のアジを狙うスタイルにおすすめ、夜釣りではなく日中の釣りがメインという場合は、チューブラーティップをチェックです!

 

ティップタイプ

特徴

おすすめの釣り方

ソリッド

アタリを弾きにくい、軽量な仕掛けの操作感に優れる

軽量な仕掛けでナイトゲーム!

チューブラー

反発が強く穂先が曲がりすぎない、仕掛けをハッキリ動かせる

重めの仕掛けでデイゲーム!

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アジングタックルのロッドを選ぼう

ロッドの選び方を3つに分けてご紹介

 

先ほどご紹介したアジングロッドのタイプ、特性を踏まえて、入門向けの1本を選んでみましょう!ここからは仕掛けの種類、釣りをする時間帯別に、定番のロッドタイプを解説します。

港内常夜灯狙いなど、定番のスタイルで夜釣りから始める方は①のジグ単向け、大型の漁港や堤防外向きを釣る方は②の遠投向け、日中使いやすいものをお探しの場合は③のデイゲーム向けをチェックしてみてください。スタイルに合うロッドを探すのが選び方のポイントです!

 

 

①ジグ単向けロッド

 

アジングナイトゲームの王道、ジグヘッドとワームのみで釣るジグ単向けロッドからチェックしてみましょう。このタイプのロッドは長さが6フィート程度までと比較的ショートで操作性を重視、使えるルアーの上限よりも、下限を重視した繊細さが特徴です。繊細なものならチューブラーティップでもバッチリ楽しめますが、入門向けの価格帯から選ぶなら、スタンダードなソリッドティップモデルをチェックしてみましょう。

各ロッドに記載されているUL(ウルトラライト)、L(ライト)などの記号はモデルのパワーを表していて、ジグヘッド単体向けにはSUL(スーパーウルトラライト)・ULとLがマッチします。比較的浅く流れの穏やかな港内の釣りには1g以下のジグヘッドを扱いやすいUL、深い場所や流れのある場所も釣るならLのイメージでモデルを選んでみてください。どちらの場合も感度重視の先調子がおすすめです。

ULでもMAXルアーウェイトが8g程度までのロッドは3g程度のジグヘッドまで問題なく使用が可能、Lは1g以下のジグヘッドが扱いにくくなりますが、ハードルアーや遠投リグなどいろいろ遊べます!

 

 

ジグ単ロッドまとめ

6フィート程度までのソリッドティップモデルがおすすめ!

1g前後をメインに使うならSUL・UL!

いろいろ遊びたい方にはUL・Lがおすすめ!

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②遠投リグ向けロッド

 

スプリットショット、キャロライナリグ、フロートリグなど、ジグヘッドに重さを追加して遠投する仕掛けを総称して遠投リグと呼びます。ジグヘッド単体では沈降速度の関係から3g程度までしか使えませんが、重くてゆっくり沈む遠投リグなら10g、15gと飛距離抜群のウェイトまで選べるのが特徴です。

ロッドは飛距離重視のロングロッドが人気で、長さは6.5フィートから8フィート以上までさまざまです。極端にヘビーなものは初心者の方にとって扱いやすいものではないので、8フィート・MAXルアーウェイト15g程度までのものから、ロッドを選んでみましょう。5g程度までなら先調子でも全く問題ありませんが、10gを越えるヘビーなウェイトをキャストするときは、やや曲がりが大きいものが扱いやすいです。

パワーは10g程度までの遠投リグならLで十分に対応可能、5g程度までならソリッドティップでも気持ちよく遊べますが、初心者の方には重い仕掛けを投げやすく、遠投後もハッキリ操作できるチューブラーティップのモデルがおすすめです!

 

 

遠投リグロッドまとめ

7フィート前後のロングロッドがおすすめ!

10g程度までならLでOK!

10g以上を使うならチューブラーティップを検討してみよう!

 

 

③デイゲーム向けロッド

 

デイゲームはナイトゲームと異なり、鋭い動きが出せるメタルジグ、ダート系のジグヘッド+ワームが主力になります。フワフワと動かして繊細に掛けるソリッドティップよりも、キレのあるアクションを引き出すハイレスポンスなチューブラーティップのロッドがおすすめです。

長さは飛距離と操作性を両立できる6〜7フィート程度がおすすめで、ちょっと重めまで使えるLパワーを選んでおくと、幅広いルアーに対応できます。5g前後のルアーを気持ちよく扱える1本を用意しましょう!

 

ロッドの種類

おすすめのスペック

ティップタイプ

ジグ単向けロッド

6フィート程度までのUL・L

ソリッド

遠投リグ向けロッド

7フィート前後のL・ML

ソリッド・チューブラー

デイゲーム向けロッド

6フィートから7フィートのUL・L

チューブラー

 

 

デイゲームロッドまとめ

キビキビ動かせるチューブラーティップがおすすめ!

長さは6フィートから7フィート程度!

5g程度まで扱えるLパワーをチェックしておこう!

 

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アジングタックルのリールを選ぼう

C2000番のスピニングリールが基本

 

次はリールについて解説します。アジングで定番のリールのサイズはC2000というサイズで、細糸対応のシャロースプール、C2000Sが基本となる番手です。軽いジグヘッドオンリーで少しでも飛距離が欲しいという場合は1000番、重い仕掛けで遠投する場合は2500番も選択肢に入りますが、まずは基本のC2000からスタートしてみましょう。ラインは種類を問わずこのサイズで対応できます!

 

 

ギア比の選択について

 

アジングリールのギア比はノーマル、パワーギア、ハイギアの3タイプから選択できます。現在はジグ単タックルにパワーギア、遠投タックルにハイギアという構成が基本の選び方で、ノーマルギアはどちらも出来る中間的な選択肢です。

 

パワーギアはノーマルよりもギア比が低い、つまり一回転あたりの巻き取りの長さが短く、巻きすぎないのが選択のメリット。感覚を見失いやすく、思ったよりも早く動かしてしまいがちな軽量ジグヘッド単体の釣りに適しています。

 

ハイギアはノーマルよりもギア比が高く巻き取りの長さが長め、糸フケの処理や仕掛けの回収力向上に繋がります。誘う必要が無いエリアは無視して回収という釣り方であれば、ギア比はハイギアが適しています。ウェイトを抑えたプチ遠投、スローに誘いたい時はノーマルギアを選択する方法もあるので、遠投タックルでの選択は使用するウェイトや釣り場の状況、自分の好みも合わせて検討してみましょう!

 

ギア比

特徴

おすすめの選び方

パワーギア(PG)

ギア比4.3:1程度、仕掛けをゆっくり動かしやすい

ジグ単タックルに!

ノーマルギア

ギア比5.1:1程度、中間的な選択肢

どのタックルでも使える!

ハイギア(HG)

ギア比6:1程度、遠投後の回収力に優れる

遠投タックルに!

 

アジングリールまとめ

番手はC2000Sが定番!

ジグ単タックルにはノーマルギアかパワーギア!

遠投タックルにはノーマルギアかハイギア!

 

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アジングタックルのラインを選ぼう

ラインの選び方を3つに分けて解説

 

ロッド、リールと揃ったら、次はリールに巻くラインについてもチェックしておきましょう!アジングで使用されているラインは主にフロロカーボン、エステル、PEの3種類で、それぞれに個性があります。こちらも仕掛けに合わせるのが選び方のポイント、タックルのコンセプトに合うラインを選択しましょう!!

 

 

①フロロカーボンライン

 

やや伸びがあるものの、リーダーの接続が必要なく、直結で使用できる初心者向けのラインです。感度や飛距離を追求する場合は、後述するエステルラインとPEラインが有利ですが、使いやすさ重視の方にはこのラインがおすすめです。

 

ジグ単タックルには2lb前後、5g程度まで使用する場合は4lb程度までを基本として、リールに巻くラインの太さを選んでみましょう。巻き量はジグ単向けであれば100m程度で十分、遠投タックルには150m巻いておけば、トラブルでカットしても釣りを続けられる安心感を確保できます。

 

 

②エステルライン

 

ジグ単向けタックルの基本ラインです。伸びが少なく水に沈む、ジグ単アジングにはピッタリの特性を持っていますが、急激なショックに弱い特徴を持っています。エステルラインを使用するときはショックリーダーを先に結び、ドラグをやや緩めにしておく必要があります。

 

弱点もあるエステルラインですが、軽量ジグヘッド使用時の操作感は抜群で、ジグ単タックルには多くのアングラーがエステルラインを選択しています。号数は0.25号にフロロリーダー0.8号を組み合わせるセッティングがスタンダードです。初めから主流のものに慣れておきたい方は、初心者の段階からエステルを使う方法も検討してみましょう。急激なショックに弱いという弱点があるので、遠投リグで重いシンカーを強く投げるような動作には不向きなラインです。

 

 

③PEライン

 

遠投向けタックルの基本ラインです。太さに対する強度に優れ、伸びは少ないものの水に浮く特性があります。軽量ジグヘッドには向かないラインですが、ある程度ウェイトが確保できる遠投リグとは相性抜群!感度の高さと、細くても強い特性を引き出せます。

 

かなり細くても必要な強度を確保できるので、使用されている号数は0.2号から0.6号程度までと細糸が中心です。おすすめは9lb程度の強度が確保できる0.4号で、この号数であれば軽いものから重いものまで一通りの遠投リグを楽しめます。メタルジグなど、3g程度のハードルアーと組み合わせても快適、遠投タックル入門にはPE0.4号+フロロリーダー0.8号を検討してみてください!

 

 

ラインの種類

特徴

おすすめタックル

フロロカーボンライン

やや伸びがあるが直結できる

ジグ単・プチ遠投タックル

エステルライン

リーダーが必要、感度が高く操作性抜群!

ジグ単タックル

PEライン

リーダーが必要、細くても強く高感度!

遠投タックル

 

 

アジングラインまとめ

釣り初心者のジグ単タックルにはフロロカーボン2lb!

ジグ単タックルにはエステルラインの0.25号!

遠投タックルにはPEの0.4号!

 

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アジングの仕掛け関連もチェック

基本のジグヘッド+ワーム

 

リールやロッドの情報と合わせて、仕掛け関連も簡単にご紹介します。アジングの基本となる仕掛けはジグヘッド+ワームで、ジグ単であれば単体、遠投リグでは仕掛けの上部にウェイトをプラスし、下部はジグ単と同じ構成です。

ジグヘッドのウェイトは0.4gから3g程度までを使い分けますが、メインとなるのは1.5g程度までの軽量ウェイトです。2g、3gは流れが強烈に速い場所、リトリーブやボトムステイといった特殊な条件で使用するウェイトとイメージして、1g前後を充実させるのがおすすめの揃え方。0.8g、1.2gもあれば、アクションスピードの変化で釣果アップが狙えます。遠投リグではプラスするシンカーでウェイトをサポートできるので、0.5gなど吸いこまれやすい軽量なジグヘッドを組み合わせましょう。

ワームは長さ1インチ未満から3インチ程度まで、テールの形状にカラー、におい付きなど選択肢は多岐にわたります。まずは出番の多い1.5インチ、ピンテールを基準に、気に入るワームを探してみてください。ワームはカラーローテーションの効果が非常に高いので、色は複数のパターンを揃えるのがポイントです。同系の色ばかりにならないように集めていくのがワームの選び方のポイントになります!

 

 

デイゲームにメタルジグ!

 

アジはワームだけでなくメタルルアーやハードルアーでも狙えるターゲットです。まずは日中、マヅメの釣りで活躍するメタルジグをチェックしてみましょう!使用されるメタルジグの重さは1gから20g程度までで、3g以下のものはジグ単タックルでも使えます。重めのものはロッドの負荷範囲で、遠投タックルを使用しましょう。

メタルジグを使う時は付け方がポイントで、軽量ジグヘッド向けのライトなスナップはサイズ、強度が不釣り合いなケースがあります。7g、10gと重めのメタルジグを使う時は、ライトゲーム向けの中でもある程度強度があるスナップを選ぶのが、付け方のコツです。遠投リグで使う時は、スナップも合わせて準備しておきましょう!

 

 

アジングプラグも面白い

 

近年注目を集めているのが、アジング向けのプラグルアーです。ナイトゲーム向けのシンキングペンシル、デイゲーム向けのミノーが定番のルアータイプで、シンキングペンシルはジグ単タックルでも使用できます。操作もほとんどジグ単なので、ワーム以外のルアーも試してみたいという方はぜひチェックしてみてください。

ミノーもアジング向けのものはジグ単タックルを流用して遊べます! 付け方はルアーのウェイトをチェックして、3g以下程度であればジグ単向けのスナップにそのまま接続すればOKです。5g程度ある場合は、ある程度強度があるライトゲームスナップを組み合わせましょう!

 

 

仕掛けの種類

長所

おすすめの時間帯

ジグヘッド+ワーム

アジングの基本!サイズを問わず食わせやすい

デイ・ナイト

メタルジグ

早い動きでリアクションが狙える!

ナイト

プラグ

ジグヘッドよりも強い存在感!

デイ・ナイト

 

アジング仕掛けまとめ

基本は1g前後のジグヘッド+1.5インチワーム!

日中の釣りには3gから5g程度のメタルジグがおすすめ!

アジング専用のプラグも面白い!

 

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アジングタックルおすすめの予算配分

予算を抑える方にはロッド重視の揃え方がおすすめ

 

 

揃え方のポイントとなる予算配分についてもチェックしておきましょう!予算を抑える場合の揃え方とある程度予算をかける場合の揃え方、2つのパターンをご紹介します。

 

1つ目はロッドとリール、ラインで予算1.5万円程度のパターンで、この場合はロッドを重視する選び方がおすすめです。何と言っても軽いジグ単をキャストし、アジの繊細なアタリが取れなければアジングを楽しみ、釣果を得ることは難しいです。そのためにはアジング専用のロッドが必要になります。初心者の方でも8千~1万円程度のものをお選び下さい。

 

リールは使用するラインが細くトラブルになりにくいグレードを選択するのが選び方のポイント。エステルラインを選択する場合は、ある程度のドラグ性能も必要になりますが、4〜5千円程度で小型のリールであれば基本的な役目は果たすことが出来ます。まずはアジングならではの繊細な世界を体験する意味でも専用ロッドを揃えましょう。

 

 

ある程度予算を用意する方にもロッド重視の揃え方がおすすめ!

 

予算を3万円から4万円程度用意する場合でも、アジングの繊細さが更に楽しめるロッド重視の選び方がおすすめです。1万円程度のリールであればライントラブルやドラグ性能は実釣十分なものが確保できているので、飛距離や感度をプラスしてくれるミドルグレードのロッドを検討してみてください。また、ソリッドとチューブラを両方揃えることが出来れば、アジングの世界は更に広がること間違いなしです。

 

道具や装備関連、ラインカッターなど必要なものも考慮に入れながら、自分にとってベストな予算配分を検討してみましょう。悩む場合はぜひ店舗スタッフにご相談ください!

 

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アジングであると便利な道具・装備関連もチェック!

アジング道具関連

 

最後はあると便利な道具・装備関連についてです。まずは道具類からチェックしてみましょう。最低限必要な道具は釣り場でラインの結び直しに必要なラインカッター、スナップやジグヘッドを入れる小物ケースの2つで、持ち運びに使える小型のバッグもあると非常に快適です。

アジング向けの収納ケースは小さなもの、種類が多いものなど分類に特化したケースが多く、ウェイト違いのジグヘッドをきれいに並べて収納できる専用ケースが多数展開されています。少しずつ増えていく仕掛け類をきれいにまとめておけるので、初心者の方もぜひライトゲーム向けのケースを検討してみてください。

グローカラーのワームやメタルジグを使う時は、蓄光に使えるUVライトもあると便利!道具類は後から必要に応じてプラスしていけるものなので、まずはラインカッターと収納関連から検討してみてください!

 

 

アジング道具まとめ

ラインカッターは必ず用意しよう!

ライトゲーム向けの収納ケースが快適!

グローワームにはUVライト!

 

 

アジング装備関連

 

 

装備関連についてもチェックしておきましょう!アジングで必ず用意しておきたい装備はヘッドライト、フィッシュグリップの2つで、ヘッドライトは夜釣りをするなら必ず用意しておきたい装備になります。快適に釣りをするための装備としてだけでなく、安全面でも必ず必要になるもので、デイゲームメインで検討している方も早めに準備しておきましょう。

 

フィッシュグリップはアジをつかんで安全にフックを外す、手や道具を汚さないための装備です。また、リリースメインの場合は素手で触るとアジが身焼けしてしまうので、フィッシュグリップが必需品になります。

 

港内で小型を釣る時はほとんどを抜きあげられますが、堤防外向きで大型を狙ったり、シーバスやクロダイなど混ざる魚のキャッチ率を上げたりしたいなら、ランディングネットも準備!持ち運びに便利な小継タイプのものもたくさんあります。テトラや沖に面した堤防で釣る時は、膨張式のライフジャケットも必要な装備として検討しておきましょう!

 

 

アジング装備まとめ

ヘッドライトはアジング必須装備!

フィッシュグリップがあると快適!

ランディングネットと膨張式ライフジャケットも検討しておこう!

 

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アジングタックルの準備はバッチリ!

必要なものをまとめて揃えよう

 

 

手軽な釣り場で楽しめる釣りとして、近年は初めてのルアーゲームにアジングを選ぶ方も増えています。大型を手にするためには経験や知識が必要になる釣りですが、サイズにこだわらなければ、初心者の方でも遊びやすく、独特なゲーム性をバッチリ満喫できる釣りモノです。入門向けの製品も充実!必要なものを一気に揃えて、港のアジ釣りに出かけましょう!

 

 

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釣具のポイントが教える!釣りにあると便利な最新&人気グッズおすすめ10選!

 

今回は、釣具のポイント社内アンケート調査の結果を使った、釣りにあると便利なグッズ10選です。釣り向けの製品にこだわることなく、あると便利なグッズをまとめて紹介しています。いつもの釣りをもっと快適に、釣り具以外のグッズも充実させたい方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

便利グッズを揃えて釣りを楽しもう

いつもの釣りをもっと楽しく快適に

 

 

今回は釣りにあると便利なグッズから、特におすすめできるアイテムを釣具店スタッフの目線から10選をご紹介します。

釣りの時間をもっと楽しくしてくれるアイテムから、快適性やマナーに関するものまで、普段から釣りに行っている釣具店スタッフのおすすめはどんなものなのか、これから釣りを始める方はもちろん、釣りにハマっている方もぜひ参考にしてみてください。

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釣りにあると便利なグッズを社内アンケートで調査

 

社内アンケートから投票数の多いアイテムを紹介

 

 

これからご紹介するアイテムは、釣具のポイントで社内アンケートを行い、170を超える回答の中から投票数の多かったものをセレクトしています。

 

釣りに慣れている人間はどんなアイテムを気に入っているのか?初心者の方はではなかなか思いつきにくいものもありますので要チェック。気になるアイテムが見つかったら、ぜひ店頭でスタッフにご相談ください。最新アイテム、人気のアイテムをご案内します。

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釣りにあると便利な人気グッズ10選

持っていくと便利なグッズを揃えよう

 

 

釣具のポイントがおすすめする、釣りにあると便利な人気グッズの10選です。

 

1番から投票数が多い順にご紹介しているので、特に人気が高いものから試してみたい、という方は数字が小さいものをチェックしてみてください。装備やタックル関連のものよりも、持っていくと快適度を高めてくれる小物系が特に人気です。

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1.釣りにあると便利なグッズ:アウトドア・キャンプ系グッズ

釣りにキャンプの要素をプラス

 

 

最も人気を集めたアイテムは、アウトドアやキャンプ系の調理系グッズです。アウトドアである釣りとの相性が特に高いジャンルのアイテムで、朝マズメと夕マズメ前後など、釣りやすい時間を待つ間を楽しく過ごせます。

 

最新のアウトドア・キャンプツールは、持ち運びだけでなく、機能美を感じさせるデザインも特徴で、タックルやルアー、収納系にこだわる方の好奇心をくすぐる要素も持っています。持っていくと休憩時間の飲食を豪華にしてくれるので、釣りの時間が長い方や、釣り以外のアウトドアをプラスして楽しみたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

 

おすすめアイテムはジェットボイル

 

 

どんなものから集めればいいか分からないという方には、ガスでお湯を沸かすバーナー系のアイテムがおすすめです。

 

近年特に人気を集めている最新アイテムは「ジェットボイル」という製品で、バーナーとクッカーがセットになっており、従来のものよりも高効率でお湯を沸かせる機能性と、デザイン性の高さがおすすめのポイントです。

 

待ち時間を快適に過ごそう

 

特に活躍してくれるシチュエーションは秋冬の朝マズメ前後で、釣り場でお湯を調達して、コーヒーやインスタントラーメンが用意できます。

 

クーラーボックスがあれば冷たいものを冷たいまま、ということは可能ですが、熱いもの、お湯の準備は意外と手間が掛かります。クッカー付きで用途が広く、いろいろ楽しめるアイテムなので、釣り場での調理に魅力を感じる方はバーナー系のアイテムから試してみましょう。

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2.釣りにあると便利なグッズ:厚手の袋

袋はあればあるだけ便利

 

 

続いてご紹介するアイテムは、大きなビニール袋やチャック付きポリ袋といった厚手の袋です。

 

海釣りでは必需品と言えるアイテムで、ごみの回収、釣った魚の保管、汚れた衣類の持ち帰りと用途は多岐にわたります。タックルボックスに1枚、車に2枚と用途を決めずに入れておくと、ちょっと欲しいなというときにすぐ使えるのでおすすめです。

 

おすすめアイテムは大きめのチャック付きポリ袋

 

 

おすすめのアイテムは釣りでも定番のチャック付きポリ袋です。価格が安く、釣り初心者の方でも手軽に導入できます。

 

袋タイプのものが使いやすく、中の液体がこぼれないという特性が、魚の保管に向いています。クーラーボックスに魚を直接入れると帰ってからの掃除が手間ですが、袋に入れてからクーラーボックス、とすれば、クーラーボックスの内部は汚れません。人気のアジングやエギングに、ぜひ導入を検討してみてください。

 

小物の整理にも便利

 

食べ物を入れる袋というイメージが強いですが、ワームやフック、船釣りの長い仕掛けなど、小物類の整理に使っている方も多いです。中身が見えて糸絡みせず、濡れて仕掛けが劣化することもありません。

 

サイズはいろいろ選べるので、使っている小物のイメージに合うものを選んで試してみましょう。油性マジックでタイトル付けしておくこともできて、役立つこと間違いなしのアイテムです。

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3.釣りにあると便利なグッズ:消臭グッズ

釣りの終わりに臭いの元をシャットダウン

 

 

車でお出かけになる方はもちろん、電車やバスを使うときのマナーとしても、ぜひ準備しておいて欲しいアイテムです。

 

釣りで人気の高い消臭グッズはスプレー系とウェットティッシュ系の2種類で、どちらも釣り向けのものが多数展開されています。おしゃれな服や車が好きな方はもちろん、デートで釣りに行くときなどにも必需品になりそうです。自宅での使用だけでなく、釣り場に持っていくと気になったときにすぐ使えます。最新のアイテムは消臭性能がかなり高いので、エサ釣りでも効果抜群です。

 

おすすめアイテムは釣専消臭スプレー

 

 

おすすめのアイテムは、釣具のポイントオリジナルの消臭スプレー、「釣専消臭」です。

 

魚やエサなどの生臭さの消臭はもちろん、天然成分のみで作られているので、安心・安全でペットにも使えます。さらに自宅で焼肉などを楽しんだ後のカーテンにも効果があります。とあるテレビ番組で、実際に臭いを測る装置を使ってどれだけ「消臭」するのかを検証する内容が放送されました。あまりにもその効果が高かったため、放送直後より通販では品切れになり数か月待ちという状況になったほどでした。

 

釣具への使用をベースに、釣具以外にも使える専用の消臭スプレーで、完全無香料&防カビ効果もあります。魚のニオイ、アミエビなどのエサの臭い両方に効果があり、除菌効果で食中毒対策としても効果的です。エサ釣り派の方はぜひお試しください。

 

衣類に使ってもOK

 

無色無臭、香料や色素を使っていないアイテムであれば、衣類に使用しても全く問題ありません。釣り用のアウターだけでなく、ジーンズや着替え後の普段着にも、気になるときにすぐ使ってOKです。

 

もちろん車のシートやフロアマットも問題ありません。せっかく用意するのであれば、用途が広く、使いたいときに気兼ねなく使えるものを準備しておきましょう。

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4.釣りにあると便利なグッズ:水

大きめのペットボトルに水を入れていこう

 

意外に票を獲得したアイテムが、手や釣具を洗うための水です。釣り場に真水を用意できる場所がない場合は、釣りの快適度が一気に高まります。

遊漁船の釣りでは、釣りの後に真水、ハンドソープ、おしぼりやタオルと用意してくれるケースが多く、オフショアも遊ぶ方はすでに快適度の高さをご存知かもしれません。汚れを落とすのはもちろん、心身共にリフレッシュして気持ちよく片付けができるおすすめアイテムです。

関連グッズを合わせて揃えても安いので、初心者の方も要チェックです。

 

ハンドソープ&タオルがあると完璧

 

 

水の持ち運びは2Lのペットボトルなどで十分です。

 

手洗い、釣具水洗いでより充実した構成を目指す方には、先ほどご紹介したようにハンドソープ&タオルと用意するのがおすすめで、小物入れのカゴなどに入れておくと、車内でバラつきません。セットで車に積んでおいて、快適なフィッシングライフを目指しましょう。

 

たっぷり用意するならウォータータンク

 

ペットボトル程度ではなく、水をたっぷり用意したい場合は、ポリ製のウォータータンクがおすすめです。

 

凝った作りのものでなければ意外に安価で、20L程度の水を簡易な蛇口から少しずつ放出できます。複数人で釣りに行くときや、釣具が汚れやすい釣りに出掛けるときは、こちらも検討してみてください。

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5.釣りにあると便利なグッズ:フィッシュグリップ

装備の充実ならフィッシュグリップから

 

 

装備・ツール類の充実を目指す初心者の方には、どの釣りでも役に立つフィッシュグリップをおすすめします。

 

このアイテムも快適度アップの必需品で、魚のウロコやヌメリで手や釣具が汚れるのを防いでくれます。初心者の方には魚のトゲでケガをしないようにしたり、毒のある魚を安全にリリースしたりするためのツールとして。釣りに慣れている方には大切なタックルを汚さないためのツールとして、おすすめです。

 

ターゲットサイズに合わせて快適度アップ

 

フィッシュグリップにはサイズがあり、素材もプラスチック製の安いものから金属素材の高価なものまで、さまざまな種類があります。

 

選ぶときのポイントはターゲットサイズに合うものを選ぶことで、ライトゲームにはライトゲーム向け、青物釣りには青物向けと選ぶと満足度が高いです。まずはお試しという場合は安いものを、同じ釣りを長く続けるのであれば、高価でよいものを検討してみてください。金属素材のものはしっかり掴めて破損しにくいです。

 

ハイエンドアイテムも要チェック

 

フィッシュグリップは、釣具と同じように使用後水洗いすれば長く使えるアイテムです。

 

釣りにハマっていて、大型魚をメインに狙っている方は、ぜひハイエンドなアイテムもチェックしてみてください。デザイン性に優れているのはもちろん、ホールド感やパワーは価格相応に差があります。いろいろなメーカーから展開されているので、店頭で手に取って、気に入るものを探してみるのがおすすめです。

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6.釣りにあると便利なグッズ:ダストポーチ

糸くずはダストポーチへ

 

糸くずや使い終わったワームの回収には、大きなビニール袋ではなくダストポーチがおすすめです。 小物入れのようなこのアイテムは、口が大きく開くのが特徴です。

釣りでの使用を意識した最新タイプには、内部に糸くずをキャッチするマジックテープが用意されています。

持ち運びも回収したごみの処分も簡単になので、ぜひ準備する小物類のリストに加えてみてください。

 

 

 

ライトゲーム向けの製品がおしゃれ

 

デザインにこだわってダストポーチを選ぶなら、最新アイテムが続々リリースされているライトゲーム向けをチェックしてみましょう。

 

持ち運びやすさにもこだわったものが多いジャンルのアイテムなので、バッグやベルトに簡単に付けられるものが多く、釣りを始めたばかりの方でも気軽に導入できます。糸くずの回収であればジャンルを問わずに使えるアイテムです。

 

小さなことから釣り場を守ろう

 

近年は釣りブームもあって、ごみ問題が起きる釣り場が増えるようになりました。長く釣りを遊んでいる方であれば、何か問題が起きて釣り場が閉鎖されることは想像に難くありません。しかし、ついついこのぐらいならいいか、という方も増えてきているというのが現状です。

 

自分の出したごみだけでなく、釣り場に落ちているパッケージや糸くずも目についたらダストポーチへ。本当に小さなことからでも、気持ちよく釣りができる環境を守ることができます。ダストポーチ自体も便利に使えるアイテムなので、ぜひこの機会に導入を検討してみてください。

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7.釣りにあると便利なグッズ:日焼け止め・冷却シート

夏の釣りの日焼け対策に

 

 

夏の釣りに持っていくと便利なのが、日焼け止めと熱冷まし用の冷却シートです。どちらも岸釣り、船釣りを問わず活躍してくれます。

 

日焼け止めは女性向けとイメージする方も多いかと思いますが、釣りは直射日光を受けながら外で遊ぶことから、痛いぐらい日焼けをすることがあります。ラッシュガードなどでは防げない鼻や顔、くるぶしの日焼け対策に、ぜひ持ち物リストに加えてみてください。

 

冷却シートでリフレッシュ

 

暑い海で遊んだら、ひんやりと気持ちいい冷却シートでリフレッシュしたい、という方も多いです。おでこに貼って日陰で休憩してから、帰りの準備に取り掛かりましょう。

 

軽度の熱中症対策としても効果があるアイテムで、この場合はおでこではなく、首やわきなど太い血管が近い場所に貼るのがおすすめです。身体の暑さや疲労を感じたら、冷却シートを上手に使って休憩しましょう。

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8.釣りにあると便利なグッズ:虫よけ

岸釣り全般で活躍

 

 

夏~秋にかけて、岸釣り全般で活躍するアイテムです。

 

渓流釣りやバス釣りといった淡水の釣りでは必需品と言えるアイテムですが、河口や海釣りで虫が多い場合でも役に立つこと間違いなし。特に夕方~夜の釣りはヘッドライトの明かりで虫を集めてしまうので、しっかり準備しておきましょう。老若男女問わず、夏の釣りには必須です。

 

磯のヌカカに要注意

 

釣りで特に注意したい虫は、早朝の磯質な釣り場に多いヌカカ(磯ブヨ)です。

 

非常に小さく、目で見てこの虫だと判断するのが難しい虫ですが、数が多く刺されると強烈にかゆくなります。治りが遅いことでも有名で、磯に行くなら対策は必須です。上下とも長袖とするだけでなく、虫よけスプレーでくるぶしや靴の隙間など露出している部分をしっかりケアしておきましょう。

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9.釣りにあると便利なグッズ:イス

ルアー釣りでも人気上昇中

 

堤防釣りで人気の折りたたみイスも、持ち物リストにプラスしておきたいアイテムです。

ちょっとした休憩はもちろん、アウトドアグッズと合わせてキャンプ的な時間を楽しむのにも使えます。安いものでも快適度は十分で、小さなものなら持ち運びもそれほど負担になりません。

安いものから最新のおしゃれなものまで、アウトドア系のアイテムをチェックしてみましょう。

 

 

ルアーゲームでも流行の兆し

 

デイゲームでランガンスタイル、という釣りには適していませんが、常夜灯や流れを狙う釣り、回遊待ちの釣りであれば、ルアーゲームでもイスはバッチリ活躍してくれます。特にナイトゲームのアジングでは流行の兆しがあり、イスにロッドホルダー的な機能をプラスするなど、工夫を凝らして楽しんでいる方も多いです。

 

ヤエンやブッコミといったエサ釣りでは定番でしたが、ルアーゲームでもあると非常に便利です。

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10.釣りにあると便利なグッズ:タックルボックス・トート・カーゴ

ルアーゲームの定番装備

 

 

最後にご紹介するアイテムは、ルアーゲームの定番装備、タックルボックスやトート・カーゴ系のアイテムです。

 

タックルボックスは近年特に普及が目立つ流行のアイテムで、安いものからハイエンドなものまで、選択肢が広がって自分に合うものを見つけやすくなりました。ロッドホルダー機能があるものは特におすすめで、タックルと仕掛け類、ツールとまとめて持ち運びができるだけでなく、タックルを地面に置く機会が減って、ロッドやリールに傷がつきにくくなります。

 

トート・カーゴは装備の運搬に

 

 

トートはトートバッグ形状で水が漏れないタイプの袋、カーゴは蓋が無く、上部がオープンになった防水性のある大きなボックスです。

どちらも長靴やウェーダーを使う釣りにイチオシのアイテムで、車に積んでおくと、砂や海水で車内を汚しにくくなります。船釣りや磯釣り、サーフ、ウェーディングにお出かけになる方は、ぜひ検討してみてください。

 

 

 

使った装備の洗浄にも便利

 

カーゴは収納だけでなく、水を溜めてウェーダー、ライフジャケットの洗浄にも使えます。

 

カーゴの使用は外で作業ができる、というのがおすすめのポイントで、ホースから水を出して、洗剤を使いながらザバザバ洗えて便利です。お風呂場で洗うよりも気持ちよく作業ができて、汚れがひどいときは漬け置きも問題ありません。洗浄後はすぐに干せて、作業全体がスムーズになりますよ。

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便利なグッズで快適釣行

最新グッズをチェックしてみよう

 

 

いつもの釣具にプラスして、釣りを快適にしてくれるおすすめグッズをご紹介しました。どのアイテムも気軽に試せて、ちょっとしたときに活躍してくれる便利なアイテム達です。

 

すぐにイメージが湧かなくても、釣りに出かけたときに、コレがあったら便利だったかも、と想像してみると、次回釣行で役に立つアイテムが見つけられます。最新のアイテムをチェックしたい方は、ぜひ店頭でスタッフにご相談ください。

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スズキ(シーバス)ってどんな魚?生息地・生態・旬な時期などの特徴を解説!

 

シーバスゲームとして通年狙えるスズキですが、実はスズキ目に分類される魚は1万種といわれています。世界の魚種が2万種といわれている中で、その半分はスズキの仲間なんです。今回はおもにシーバスゲームで釣れるスズキの生態や特徴、それに美味しい食べ方まで紹介いたします。

 

 

 

スズキってどんな魚?

 

 

古来より日本人に愛されてきた白身魚スズキ。世界中に1万種もの仲間がいますが、日本で釣りのターゲットになっているシーバスは約3種類です。スズキ(シーバス)を上手に釣るにしても美味しく食べるにしても、まずはその生態に詳しくなることが近道です。普段単に「スズキ」と呼んでいる魚が生息地域や時期、大きさなどによって釣れ方も味(食べ方)、名前すらも変わってくることを確認しましょう。

 

代表的なスズキは3種類

シーバスフィッシングの対象魚は3種!

 

 

まずは日本近海に生息するスズキのおさらいをしましょう。代表的なスズキは「マルスズキ」「ヒラスズキ」「タイリクスズキ」の3種類です。後述いたしますが、この中でタイリクスズキだけ毛色が少し異なります。そのため記事の冒頭で「約3種類」とさせていただきました。 ちなみにキスやタチウオ、マダイなどもスズキ目としてスズキの仲間です。食べて美味しい魚種が多いようです。

 

生息域や生態、産卵時期などについて

生息域は北海道の南部から鹿児島県までの沿岸部とされていますが、同じ鹿児島県でも奄美以南での生息は確認されていません。また3種類のスズキも若干棲み分けがされており、詳しくは後述いたします。

海水魚でありながら淡水が好きで、3月頃から11月頃くらいまでは河口の汽水域などに入って来ることがあります。これはたまたまではなく、規則的に回遊コースに河口を定めているものであるといわれています。

産卵期に関しては生息地域の海水温の関係もあることから「真冬」とだけしておきます。海水温が下がると、河川延長上の大陸棚の水深50~100mあたりの岩礁地帯へ降りていき産卵します。

 

大型のものはメーター超

 

 

いわゆる「ランカーサイズ」と呼ばれるスズキは80㎝以上と規定されていて、大型のものは1メーターを越えることもしばしばあります。JGFA(日本ゲームフィッシング協会)では記録の登録が重量ですので長さに関してはまちまちの情報が出ていますが、130㎝を超える個体も釣られています。 大きな口で小魚を吸いこむように捕食するスズキにはほとんど天敵がいません。白身魚特有の瞬発力も有り、やや夜行性の習性を持つことからエサである小魚を豊富に摂取することができます。魚体が大きくなるのもうなずけますね。

 

シーバス日本記録

重量

場所

日付

マルスズキ

11.9kg

大分県

2010.10.13

ヒラスズキ

10.91kg

静岡県

2011.2.10

※タイリクスズキは2020年4月よりの受付なので、データが出揃っていませんので割愛いたしました。

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外見でわかる3種類のスズキ

生息数の多い「マルスズキ」

 

 

一般的に「スズキ」といえばこの魚を指します。産卵のために冬場に深場まで潜ることはありますが、ほぼ通年北海道南部から鹿児島県までの沿岸で見ることができます。

 

沿岸に生息していることから、生息域の水質がその味に影響するとされています。実際に臭いスズキを食べたことがありますが、個人的には釣り上げた時の血抜きの作業、皮と内臓の処理をきちんとすれば身自体に臭みはそれほど無いように思えます。

 

荒磯の王者「ヒラスズキ」

 

 

ルアーマンの憧れの的と言っても過言ではないのが「ヒラスズキ」です。速筋の発達した白身魚ゆえの強烈な引きと、個体数の少なさからくる希少性でルアーマンを魅了し続けています。

 

マルスズキに比べて体高が高く尻尾の付け根が太いのが特徴で、いかにも力がありそうな体型をしています。実際に生息場所も(多いのは)関東以南の荒磯で、マルスズキのように河口に現れることは稀。潮通しの良い岩礁地帯で捕食活動をしています。

 

生息地域が限定されている「タイリクスズキ」

 

 

3年で70㎝以上に成長するタイリクスズキは、その成長の速さから養殖魚として台湾などから輸入されたものが逃げ出し、定着したものであると考えられています。 分布は主に西日本の沿岸部に限定されますが、体側に入ったウロコより大きな黒点が特徴で見分け方の目印になり、判別は難しくありません。食味も釣味も日本スズキと遜色ないですし、一時は同じものであると思われていたほどです。その頃の呼び名は「ホシスズキ」だったそうです。

 

有明海(特に佐賀側)で収穫されるシーバスにはほとんど体側(モノによっては背びれまで)に黒点がありますが、純粋のタイリクスズキのものよりは小さな黒点が数多く入ります。これはニホンスズキとタイリクスズキの交配種ではないかと言われています。これが冒頭での「約3種類」の理由です。

 

スズキのタイプ

生息域

身体的特徴

マルスズキ

北海道南部から鹿児島県屋久島までの沿岸

細身で黒銀色

ヒラスズキ

千葉県・石川県より南部、鹿児島県屋久島までの岩礁地帯

体高が高く尾が太い

タイリクスズキ

西日本沿岸部(特に有明海で多数確認)

体側に黒点

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地方で変わる呼び名

スズキ(鱸)の由来

 

 

スズキは漢字で「鱸」と書きますが、これは音読みの「ロ」を魚へんにあてたものだと言われています。ロの発音がスズキの口(くち)の大きさを表しているそうです。

 

また「スズキ」の命名は江戸時代の本草学者、貝原益軒が「まるで水ですすいだような美しい身」であると言った事から「ススギ」から「スズキ」になったと言われています。同時に「煤(すす)けたような体色」からスズキになったという説もあって面白いですね。

 

スズキのタイプ

成魚(60㎝)になる年数

ニホンスズキ

約5~6年

タイリクスズキ

約3年

 

スズキは出世魚

 

スズキがブリと同じく出世魚であることは世間的に周知されていると思いますが、実は生息地域でその呼び名が変わります。方言は別にして、同一魚で呼び名が変わるのはその地域で特別愛されている魚が多いように思います。

関東から東海の場合、幼魚から大きさが約20㎝増すごとにセイゴ→フッコ→スズキと出世していきます。ただし東海地方では一部セイゴの呼び名が無い地域もあります。関西ではフッコにあたる大きさのものをハネと呼びます。どこでも統一されているのはスズキと呼べるのが60㎝以上のものであるということくらいです。

この他にも佐賀の有明方面ではハクラゴやハクラ、徳島ではミズセやハラブト、島根ではチコウハン、アンザシ、愛知ではマダカ、ナナイチなど別名には枚挙にいとまがありません。それも県全体での呼び名ではなく地域名であることが多いので、実際には調べ尽くせないほどです。

 

地方名はさまざま!

成魚は60㎝以上で全国的に「スズキ」

40㎝~60㎝まではフッコ・ハクラ・マダカ・ハネなど

40㎝以下のものセイゴ・ハクラゴ・セッパ・スナバなど

 

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ゲームフィッシングの王者「シーバス」

釣り方はさまざま

 

フィッシュイーターであることと沿岸部を生息域にしていることからショア(陸っぱり)からのルアー釣りができます。また、シーバスフィッシングはその高いゲーム性から専用の釣り具なども次々と開発・展開されていますので、チェックは怠らないようにしましょう。

 

東京湾などではボートや遊漁船でのエサ釣りも盛んですが、堤防などからのゴカイやイソメを房掛けにした夜間の電気ウキ釣りも盛んです。最近では関西地域発祥の「エビ撒き釣り」をする方もいるみたいですが、高価な活きエビ(シラサエビ)を撒き餌として使うため、この釣法はちょっと贅沢な釣りかもしれませんね。

 

スズキの釣り方

一般的な釣法

コツ

ルアー釣り

ショアまたはボートからのルアーフィッシング。

受け口タイプの魚のため、上方のエサを見つけやすい。中下層から狙うと良い。

エサ釣り

イソメやゴカイなどを房掛けにしての電気ウキなどを使った夜釣り。活エビでのフカセ釣り。ブッコミ釣りなど。

雑食性フィッシュイーターなのでエビ・カニ・ゴカイなどにも反応。エサは派手めに付けてアピール。

泳がせ釣り

アジやイワシなどを生きたままエサとして泳がせる。

捕食自体はあまり上手では無いため早合わせは禁物。じっくり飲ませる。

 

大型スズキの狙い方

 

居着きのものより回遊型を狙う! 回遊コースや産卵場を意識しよう!

エラ洗いをいなす! 大型のもののエラ洗い(海面で激しく頭を振り逃げようとする)は強烈です。竿先をグッと下げて耐えましょう!

 

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スズキを美味しく食べる!

夏の味覚「スズキの洗い」

 

これはもう、夏場の「スズキの洗い」に勝る食べ方はないでしょう(個人差あり)。生食すると、淡白な白身ですからアクやスズキ臭さ(これはこれで旨い)が前面に出ます。それを「洗い」によって純粋な旨味に変える調理方法です。

 

活け締めしたスズキを三枚におろし柵取りします。この時上身に深く縦筋が入っていますので、指で二つ割りにします。刺身に切った時ばらけてしまうのを防止するのが目的です。あとは「厚めの削ぎ切り」にして、流水でしゃぶしゃぶして洗ったら、氷水に落とします。約10分くらいで白濁した半透明になれば食べごろです。ワサビ醤油のほか酢味噌などでも美味しいですよ。

 

洗い工程表

調理方法

柵取り

三枚おろしで皮を曳く

切り付け

厚めの削ぎ切り

洗い

流水でじゃぶじゃぶ

氷締め

透明感が出るまで10分ほど

 

皮まで旨い「塩焼き」

 

白身の魚は塩焼きで食べるのが定番ですよね。鯛しかり太刀魚しかり。漁獲時期と漁獲場所にもよりますが、ウロコを落として水洗いしたスズキから嫌な臭いがしなければぜひ塩焼きは押さえておきたい食べ方です。

 

二枚におろしたスズキを5㎝くらいの厚みにブツに切ります。両面に軽く塩を振りザルの上などで15分ほど寝かせます。水分がぷつぷつと出てきたらさっと水洗いしてキッチンペーパーなどで水気を拭き、再度軽く両面塩をします。炭火などで「遠火の強火」で焼くのがベストですが、魚焼きグリルでは中火で皮から焼いていきます。皮がぱりっとしたら返しますが、「表4・裏6」の割合で焼きましょう。スダチをかけていただきます。

 

塩焼き工程表

調理方法

切り付け

ウロコを曳いて二枚おろし

水出し

軽く塩をして15分

味付け

水洗いして焼く前に再度塩を振る

焼き

遠火の強火で表4・裏6で焼く

 

トロリとホロリと「煮付け」

刺身や洗い、塩焼きやポワレなど身を美味しくいただいたらアラを煮付けましょう。白身魚のカブト煮はご飯のおかずにもお酒のお供にも何にでも合います。豪華ですしね。

 

ウロコや汚れを丁寧に掃除したスズキのアラをカブト割りにします。カマは外しても付けたままでも結構です。お鍋やフライパンの大きさに合わせれば良いと思います。冷たいフライパンなどにアラを並べたら、砂糖大さじ山盛り1、醤油大さじ3、みりん大さじ1、酒大さじ3、水大さじ3の順番で入れ火を付けます。沸騰してきたら中弱火に落とし、5~10分煮ます。フタを開け、煮汁をかけながらさらに5分煮たら出来あがり。針生姜などを振っていただきます。

 

煮付け工程表

調理方法

下ごしらえ

アラを流水で掃除

鍋に入れる

冷たい鍋にアラを並べる

味付け

砂糖・みりん大さじ1、醤油・酒・水大さじ3

煮方

煮汁をかけながら

 

スズキの美味しい食べ方

生食:刺身・洗い・寿司・カルパッチョ・漬け(ヅケ)など

焼き:塩焼き・ポワレ・ホイル焼き・漬け焼き・西京焼きなど

煮魚:醤油煮・アクアパッツァ・赤ワイン煮・トマト煮など

揚げ物:てんぷら・からあげ・フライ・フリッターなど

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スズキに興味が湧きましたか?

 

 

古来より日本人に愛されてやまないスズキ。釣りものとしても食材としても一級品です。しかし、今ではなかなか魚屋さんなどでは手に入りにくく、実際に目にしたり食卓に並べられたりすることも少ない魚かもしれません。この機会にシーバスフィッシングに興味を持っていただいて、楽しく美味しいシーバスを追いかけてみてはいかがでしょう?

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アオリイカの特徴とは?生息場所から生態まで釣りにも活かせる知識を解説!

 

エギングに活かせるアオリイカの生態、特徴についての解説です。寿命やエサに関する情報、アオリイカが好む生息地の情報も紹介しています。魚とは異なる捕食方法、1年のライフサイクルは釣りを始める前に知っておきたい生態的な特徴!初心者の方もぜひ参考にしてみてください! 

 

アオリイカの生態に詳しくなろう!

釣り方に役立つ特徴をご紹介

 

 

エギングに役立つ知識を身につける、アオリイカの特徴まとめです。覚えておきたい季節ごとの行動や、魚とは大きく異なる捕食行動の特徴をご紹介します。個性的なアオリイカの特徴を知れば、エギングはもっと面白い!初心者の方もぜひ釣り方の参考にしてみてください!

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アオリイカとは

エギングのメインターゲット

 

アオリイカは、日本に広く生息する大型のイカです。丸み帯びた胴体と大きなヒレが甲イカを連想させますが、分類としてはスルメイカなどと同じツツイカの仲間で、エギングのメインターゲットとして人気があります。

 

実は複数のタイプがあるイカで、区別せず「アオリイカ」と呼んでいますが、日本各地で釣れるスタンダードな白イカと、九州以南の深場に多い赤イカ、小ぶりなクワイカに分けられます。アオリイカのモンスターサイズである5kgクラスは赤イカタイプです。白イカタイプで2kgクラスの場合は、かなりの大型と言えます!

 

アオリイカのタイプ 生息域 特徴
白イカ型 日本全域 中型でよく釣れる種類
赤イカ型 九州以南深場 大型化が顕著
クワイカ 九州以南 やや小ぶり

イカの中でも特別高級

 

アオリイカは調理しやすく非常に味がいいというのも人気のポイントです。スーパーなどに流通することは少なく、多くは料理店で消費されています。生でも加熱しても美味しい、人気の食材です。 美味しいターゲットを狙いたい方には特におすすめ!簡単に数が釣れるタイプのターゲットではありませんが、一匹の価値が高く満足感が高いのがアオリイカの大きな魅力です!

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アオリイカの生息域

日本全域に生息

 

アオリイカの生息域は日本全域、国内の幅広い地域に生息しています。暖かい海を好む傾向がありますが、近年は海水温の上昇から北海道でも生息が確認されるようになりました。年間の平均水温が高い本州中部以南は遊べる期間が長く、北側は暖かい季節を選べば釣れるというターゲットです。国外では韓国にタイ、オーストラリアにニュージーランドと、日本以外の海にも幅広く生息している点も大きな特徴と言えます。

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港に磯、サーフにも出現

 

アオリイカは一所に留まらず泳ぎ回るタイプの生き物で、潮の流れに乗ってさまざまなエリアに出現します。岸から狙える釣り場は港や磯、サーフに登場することもあり、水深30mクラスの深場でも釣れるターゲットです。 回遊性が強く、潮の流れを好むのが大きな特徴!産卵や捕食行動を目的に岸近くに留まることもありますが、この生態に合わせて、沖側から流れが入ってくるようなポイントを選ぶと釣果アップに繋がります!

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アオリイカの寿命

1年から1年半程度がアオリイカの寿命

 

 

卵から孵って卵を産むまで、アオリイカの寿命は1年から長くても1年半程度です。たった1年足らずで1kgを超える成長スピードはアオリイカの大きな特徴で、好奇心が強く、捕食活動に積極的なアオリイカの生態をよく表しています。

 

個体によって寿命はまちまちですが、この1年サイクルをもった生き物である点も、釣り方を考える上では非常に重要なポイントです。水温などの環境的な要因以外に、数が多く釣りやすい季節と、数が減って釣りにくくなる季節があることをチェックしておきましょう!

 

アオリイカが釣りやすい季節は秋と春

 

寒さに弱く冬は深場へと移動するので、成熟して産卵前後となる親イカ、卵から孵って釣れるサイズになった子イカ、どちらかが岸近くにいるタイミングが釣りやすい時期になります。地域によって若干差が出ますが、大きな親イカが釣れる季節は春、数が釣りやすい子イカシーズンは秋です。

 

アオリイカが産卵するのは晩春から早秋で、地域による水温の違いだけでなく、個体によっても産卵するタイミングが異なります。夏でも親イカ、子イカともまったく居なくなるということはないので、エギングの季節は春から秋とイメージしておきましょう。季節ごとの傾向が顕著で、特に遊びやすい季節は春と秋と覚えておけばバッチリです!

 

季節 アオリイカのサイズイメージ 釣りやすさ
親イカ サイズが狙いやすい!
親イカ 大型に期待も個体数は少ない
子イカ 数が出やすい!
深場へ移動 沿岸に残る個体数は少ない

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アオリイカの産卵場所

産卵場所は海藻地帯

 

 

さまざまなエリアに出没するアオリイカですが、これはエサとなる魚を追いかけているためで、産卵時期になると条件に合った場所に親イカが集まります。

 

この親イカの目的はホンダワラやアマモといった少し背の高い海藻で、アオリイカはこの海藻や海藻が生えた岩に卵を産み付けます。約一か月ほどで卵から孵った子イカが泳ぎ始め、身体が小さいうちは沖へ出ず付近で過ごすというのが産卵前後の流れです。

 

草のような海藻を見つけるのが釣り方のポイント

 

先ほどご紹介したアマモ、ホンダワラは陸から海の中を見て目で確認できる海藻です。切れて流れていたり、打ち上げられている海藻も釣りのヒントになります。 親イカは産卵、子イカは生育を目的に海藻地帯に留まるので、釣り場を探すときはこの海藻をヒントに釣り場を探ってみましょう。エサとなる小魚の存在だけでなく、ある程度の水深があって海藻が生えている場所を見つけることが釣り方のポイントです!

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アオリイカのエサと捕食行動について

アオリイカは小魚が大好き

 

 

アオリイカの餌は甲殻類と小魚で、特にアジやイワシを好む傾向があります。非常に目がよく動くものに興味を示す性質がありますが、冷凍のアジで釣れることもあり、わずかな揺れや匂いなども感知しながら、食べられるものを判別しているようです。

 

エギは人間の目から見ると魚よりもエビに見えますが、アオリイカが普段食べているエサの割合は圧倒的に小魚類。それでもアオリイカが思わず手を出すエギの独特なアクションが、エギングの面白さでもあります!

 

長い触腕でタッチしてから抱きかかえて捕食

 

アオリイカの捕食行動は独特で、長い触腕を使ってエサを抱きかかえ、足で動きを止めてから付け根にあるクチバシのような口でかじります。興味を持ったものには上部後方から近づくこと、かじる位置はほとんどが首の付け根あたりである点も特徴です。エギの頭下がりな姿勢は、このアオリイカの位置取りに対して、うまくカンナ側から食わせるようなセッティングになっています。

 

エサに興味を持った時に行う捕食の前動作も非常に特徴的で、長い触腕で対象をバシッと叩くような行動をとります。釣りの世界では通称「イカパンチ」と呼ばれている行動で、何度かパンチした後、食べられると判断すると抱きかかえる行動に移るケースが多いです。

 

「イカパンチ」を掛けて腕一本で上がってきたり、待ちすぎて離されたエギがかじられていたり、この独特な捕食は釣り方に大きくかかわる重要な要素です!

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アオリイカの適水温

水温16℃以上から釣るのがおすすめ

 

 

アオリイカは水温の低下に弱く、15℃を下回ると多くの個体が沖の深場へ移動します。秋の終わり、春の初めは水温16℃程度を目安に、エギングをスタートするのがおすすめです。年によって気温、水温の変化にバラツキがあるので、季節の進行だけでなく水温も気にしながらエギングを楽しみましょう。

 

アオリイカが活発になり、エギングで特に釣りやすくなる水温は20℃以上が目安です。釣りやすいタイミングに絞りたい方、長時間の釣りを検討されている方は、この水温もチェックしておきましょう!

 

水温 アオリイカの状態 釣りやすさ
15℃以下 深場へ移動 岸からは釣りにくい
16℃以上 岸沿いも回遊 エギングシーズンスタート!
20℃以上 活発に活動 活性に期待!釣りやすい!

アオリイカは雨が嫌い?

水温を変化させる要因に雨の影響があります。アオリイカが釣りやすい時期、気温が高い季節の強い雨は、海水をかき混ぜて温度を下げる傾向があるので、釣行前の雨が気になるときは水温をチェックしてから釣り場を選びましょう。

 

アオリイカは真水を嫌うという説もありますが、雨の日や雨後にも問題なく釣れたというケースもあります。エギングにおける雨は好条件ではありませんが、極端な強さでなければチャンスは十分です!

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アオリイカの活動時間

夜のエギングも面白い

 

 

アオリイカは夜行性で、夜の間は昼と比べて活発に活動する傾向があります。昼は潮が動くタイミングに活動しチャンスがあれば捕食する程度ですが、夜は行動範囲を広げて捕食活動、昼よりも積極的です。

 

他の釣りでもよい時間とされている昼と夜の間、日の出前後と日の入り前後はエサもアオリイカも動くゴールデンタイム!日中釣るときも夜釣るときも、どちらかのマズメを釣れるような釣行計画を立てるのがおすすめです。夜は昼に比べて釣り場が混雑しにくい傾向があり、ゆっくり遊びたい方にもおすすめできます!

 

時間帯 アオリイカの状態 釣りやすさ
日の出前後 小魚の回遊を探す 大チャンス!
日中 チャンスがあれば捕食行動 タイミングを選ぶ
日の入り前後 小魚の回遊を探す 大チャンス!
活動エリアを広げて捕食行動 釣りやすい

夜のエギングはちょっと釣りにくい

 

夜行性のアオリイカが動き出すことで釣果の方には期待ができるナイトエギングですが、暗い中で釣りをするので、釣り人側にはいくつか不利な条件がつきます。

 

最も影響が大きいのはラインの視認性で、緩んだラインがスッと持っていかれるような小さいアタリが見えなくなります。夜のエギングはラインをやや張り気味にしてフォールさせたり、感度重視でタックルを選んだりと工夫するのが釣り方のコツ!夜はサイズに期待できる時間帯、大物狙いに挑戦したい方はぜひ挑戦してみてください!

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アオリイカの視覚について

アオリイカの視界は白黒濃淡の世界

 

アオリイカの目は人間が色として認識している「可視光線」を認識できず、白と黒の水墨画のような世界を見ていると言われています。視力や視野の広さを考慮すると、生態の項目でご紹介した通り非常に高性能な目を持っていますが、赤や青を人間の目と同じように認識することはできないのです。

 

ですが、アオリイカにはアオリイカなりに濃淡でエギのカラーが見えているようで、エギングのカラーチェンジは非常に効果があります。反射の様子もチカチカと白と黒が入れ替わるように見えているのでしょうか、人間の目から見て自然界にないような色でも、イカにとっては美味しそうに見えるタイミングがあるようです!

 

赤外線や紫外線は見えてるかも?

 

前項でご紹介したように「可視光線」はわからないアオリイカですが、人間の目では認識できない「赤外線」、「紫外線」は認識できるかもしれないという説があります。 どんな風に見えているのか、まだまだ分からないことが多い生き物ですが、温度が変化する布を巻いたエギや、グローカラーのエギに反応する理由はこんなところにあるのかもしれません。

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アオリイカの調理方法

アオリイカの食べ方も簡単に紹介

 

 

アオリイカは美味しいのが人気のポイント、生態だけでなく食べ方についても少しだけご紹介します。

 

アオリイカの身はイカらしい甘みがあって、釣りたては歯ごたえ、寝かせるとねっとりとした食感を楽しめます。加熱しても硬くなりにくく、てんぷらや炒め物にしても美味しいです。味よく価値の高い1匹、釣ったら絞めて大切に持ち帰りましょう!

 

捌くときは薄皮と墨袋に注意

 

魚のような鱗やトゲが無く、比較的捌きやすいイカ類。アオリイカも家庭でバッチリ捌けます。注意したいのは墨袋で、釣った時に墨を吐いていても、破けると残っている墨が出てくるケースがあるので要注意。この墨は落ちにくいので、新聞紙などを敷いておくと安全です。

 

お刺身で食べるときは、外側だけでなく内側の薄い皮も丁寧に除去すると美味しく食べられます!

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アオリイカを知って釣果アップ!

生態の知識を釣り方に活かそう

 

 

約1年のライフサイクルと独特な捕食行動は、アオリイカ釣りを始めるときに知っておきたい重要な生態的特徴です。大幅な釣果の向上にはその地域に合った釣り方や釣行時間、季節のイメージが必要ですが、これらの特徴は考え方のベースとして釣りに大いに役立ちます。

 

魚達とはちょっと違う特徴を持っているターゲットなので、事前に少し知識をつけて、釣り場でイメージを膨らませながら楽しんでみてください!

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【初心者必見】誰でも簡単に魚が釣れる!?『虫ヘッド』

 

初心者の方にもオススメ!

『簡単五目釣り』 の方法をpointフィッシングマイスターの

スタッフ坂元が分かりやすく解説します。

 

仕掛けも簡単!カルティバ「虫ヘッド」とエサで準備OK!

ぜひチェックしてみて下さい!

 

↓ 動画はコチラから(Youtubeのページが開きます) ↓

 

【釣り人】
ポイント若松響灘店 フィッシングマイスター スタッフ坂元

【釣り場】
洞海湾 のとある場所

 

【危険】釣り場で釣れる危ない生き物たち

堤防やサーフ(砂浜)、磯などで釣りをしていると魚をはじめ様々な生き物が釣れます。
その釣れる生き物の中には、間違って素手で触ってしまうと危険なもの、食べてしまうと危険なものもいます。
知らずに触ったり、食べてしまうと…けがをしたり、命を落とす危険もあります。
安全に釣りを楽しむために、事前に危険な生き物を確認をしておきましょう。

 


体のヒレ等に毒を持っている魚がいます。これらは触ってしまうと非常に危険です。
また、毒が無くても触わるとけがをしてしまう危険があるものも居ます。
絶対に素手では触らないようにしましょう。
触る場合は、魚つかみなどの道具を使うようにしましょう。

死んでいるから触っても大丈夫…という事はありません。
中には毒が残るものもいますので、死んでいても触らないようにしましょう。

 


背ビレ・腹ビレ・しりビレに毒棘を持っており、刺されたら激しく痛みます。

 


全長10cm程とサイズも小さくかわいいのですが、背ビレの棘に毒を持っています。

 


背ビレ・胸ビレの棘に強い毒を持っています。夜釣りでは頻繁に釣れます。

 


毛虫のように毒毛が生えています。触れるとガラス繊維のように皮膚に刺さります。

 


背ビレにある棘に強い毒を持っており刺されたら激しく痛みます。

 


背ビレに鋭い毒棘があります。腹ビレ・しりビレも要注意。
※オニカサゴは毒性のある種類の見分けが難しいのですが念のため注意しましょう。

 


美しい背ビレの先端には毒を持っています。他の部分の棘にも十分注意しましょう。

 


全長10cm程と小さいですが唾液に猛毒を含んでおり、咬まれると非常に危険です。

 


ムチ状の尾ビレのトゲには猛毒があります。尾ビレ自体も強力なため注意が必要です。

 


大きく鋭い歯を持っており、触ると包丁で切ったような傷が残ります。

 


エラぶたがカミソリのように鋭く危険です。他にもヒレの棘に注意が必要です。

 


長くて硬いアゴが特徴で、光に反応して突進してきます。人体に刺さってしまうケースも。

 

 

体の表面ではなく、内臓などに猛毒を持った生き物がいます。
知らずに食べてしまうと命を落とす危険もあります。釣れても絶対に食べないで下さい。
釣れてしまった場合はそっと海に返してあげましょう。

 


クサフグ・キタマクラ・ゴマフグ・アカメフグ・サバフグ etc…
釣り場でよく目にするフグ。内臓には強い毒があるので、絶対に食べないで下さい。
キタマクラ等、フグによっては皮膚の粘膜にも毒があります。
粘液が目や口、傷口に触れ、体内に入ってしまうと危険です。

 


内臓に毒があります。カワハギと間違えて食べないで下さい。

 


磯釣りの外道としてお馴染みの魚ですが、内臓に強い毒があります。

 

≪釣り人の皆様へお願い≫
要らないからという理由で釣れたものを釣り場に放置して帰ってしまう方も居るようです。
毒がある魚を間違えて鳥やネコが食べてしまった…という悲しい事故も起きています。
このような事が起きないよう、釣ってしまった方は必ず海に返すようお願いします。

【初心者、ビギナー必見】ポイキチくんのな~にそれ!?[ルール&マナー編]

 

 

釣りがとっても大好きなポイキチくんがポイントスタッフのお姉さんやお兄さんに、釣りに関するいろんなことを聞いちゃいます。

第1回は「ルール&マナー編」で、釣りをする人に知っていて欲しい大事な内容です。初心者の方やお子様と釣りに行かれる方は是非、ベテラン釣人の方々も再認識していただけるとうれしいです。

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う~~ん。
どうしたの? ポイキチくん。
この間、釣りを見に行った時に近くで遊んでたら怒られちゃったんだぁ。
そっかー。釣りに行くときには守ってほしいルールとマナーがあるのは知ってるかな?
ルールとマナー?なにそれ!? 教えて!お姉さん。
うん。じゃあまずは釣りに出掛ける時に気を付ける事と準備するものから考えてみよう。

 

 


釣りに出掛ける時に注意する事・準備するもの


 

天気が悪い時の釣りはやめましょう!
無理をして悪天候の中、釣りに行くと高波にさらわれたりして非常に危険です。悪天候で釣りに行っても魚は釣れません。
出来るだけ1人では釣行しない
夜釣りやテトラ帯に1人で行って、もし事故にあった場合に発見が遅れてしまい大変危険ですので、必ず2人以上で行きましょう。
長距離運転は余裕をもって、居眠り運転をしないように心がける!
特に不眠不休での釣りになると帰りに居眠り運転をしてしまうことがあります。仮眠をとったりして事故を起こさないようにしましょう。
違法駐車や駐車禁止の場所に車を止めない!
漁港などで工事車両の出入りが多いところでは駐車禁止の看板が立っています。決してこのような場所に駐車しないでください。また漁港や海岸線の違法駐車はやめましょう。近隣住人の方のご迷惑になりますし、トラブルになれば釣り禁止になることもあるからです。
安全のためにもフローティングベスト(救命胴衣)の着用が必須
自分の命は自分で守らなければなりません。他人に迷惑をかけてはいけません。必ずお子様にも着用をお願い致します。船は決められたフローティンベストの着用が義務付けられております。
怪我の軽減にもつながるので出来るだけキャップ・グローブ・偏光グラスの着用を推進
キャップやグローブ、偏光グラスがクッションにもなり怪我を軽減してくれることがあります。着用をお願い致します。
場所に応じた履物
船釣りでスパイクはNGです。磯は滑りやすいのでスパイク(フェルト)がおススメですが、テトラ帯にスパイクを履くと滑って危ないので気をつけましょう。
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どうかな?ポイキチくんは守れそうかな?
なんだか、いっぱいあって大変だね。
でも、楽しく釣りをするためにも皆できちんと守らないとね。
うん。わかったよ。
じゃあ、次は釣り場で守って欲しい事を紹介するよ。
は~い!(え?この人、誰??)

 

 


釣場で守るべき事・心掛けてほしい事


 

立ち入り禁止区域に入らない!釣り禁止の場所で釣りをしない!
海沿いには立ち入り禁止や釣り禁止の場所があります。絶対にそこに入ったり釣りをしたりしないでください。
釣り場を汚さない!ゴミ拾いの輪を広げよう!
釣り場にごみを捨てて帰ると釣り禁止になったり、捨てた仕掛けで鳥や猫などの動物が絡まってケガをすることがあります。夏は特に悪臭が出て楽しい釣りも台無しになります。一人一人が意識して釣場では自分のゴミ以外も拾っていただく事でゴミ拾いの輪が広がります。
ゴミを海上投棄しない!
海を汚すことは『これから先、楽しい釣りが出来なくなる』という事を一人一人が考えて海上投棄はやめましょう。
漁港では火を焚かない!
火事の原因になりますし、周りの方にも迷惑なので絶対にやめましょう。
釣り場では騒音を出さない!
夜は特にエンジンのつけっぱなしや音楽、人の話し声で近隣の方の迷惑になりますのでやめましょう。
釣り場の使用は先客が優先!
釣り場の利用は平等ですが、先行者がいる場合は少し離れて釣り座を設けてください。それがマナーです。
釣り場に入る際は先客に声を掛けてコミュニケーションをとる!
先行者に横に入る時には「いいですか」と声を掛けて入ることで、何か困ったことが起きた時に親切に対してくれることがあります。気持ち良く釣りをするには必ず声掛けは必要です。
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釣り場でのルールとマナー、分かってくれたかな?
お兄さん、ポイントの店員さんだったんだね。
え~!!今っ!?
ハハハ…ま、そんなことより最後は釣りをする時のルールとマナーだよ。
待ってました。早くおしえて~!
そんなこと…。はい、どうぞ!!

 

 


実際に釣る時のルールとマナー


 

漁師さんの邪魔をしない!地域住民の方と仲良く!
漁港は漁師さんの仕事の道具(網など)があります。それを破ったり、触ったりしてはいけません。これから先も楽しく釣りが出来るように、釣場周辺で生活されている方々に迷惑を掛けず仲良くしましょう。
一人で何本も竿を出して場所を占領しない
釣場は自分だけのものではありません。トラブルの原因になりますので一人で竿を何本も出さないようにしましょう。
周囲の人・物に充分注意して
キャストするときは必ず周囲の安全確認をしましょう。針や穂先は大変危険です。もし近くに人がいたら、通り過ぎるまで待ちましょう。
夜釣りなど海面をライトで照らさない!
魚は光に警戒して釣れるものも釣れなくなります。絶対に海面を照らさないようにしましょう。
小魚(稚魚)や抱卵している魚は出来るだけリリースして欲しい!
小魚や抱卵している魚を持って帰ると魚がいなくなります。未来のことも考えリリースしましょう。
エサなど汚れたところは必ず水を流して帰る!
エサが悪臭を放ち次に入る人が嫌な気持ちになります。来た時よりも美しくを合言葉に使用した後はきれいにして帰りましょう。

 

 

 

ルールとマナーを守って釣りを楽しんでね。釣り方や場所によっては他にも守る事があるから、事前に必ず確認しようね。
は~い!じゃあ、釣りに行ってきます!!
ちょっと待ってポイキチくん!釣りには、まだまだ大事な事や知っておいて欲しい事がたくさんあるんだ。
え~、じゃあ早くおしえてよ!!
それはまた次回ね。
ガーーン!!次回…って何?

彦じいの生涯釣人。~豆知識vol.1

 

今回はちょっと思考をかえて勉強してみようかの~。

 

便利になったこの世の中、パソコンや携帯端末で検索すれば

何でもすぐに出てくる!教えてくれる!

すごいの~、ありがたいの~。

 

彦じいもこの年になっても知らないことが沢山あるから

色々と調べたりするのじゃ。

 

今回は魚にまつわる言葉を調べてみたからみなさんに紹介しよう!

いくつ知ってるかな~?

 

 

◆ひっぱりだこ 

人気なものを、四方八方に広がるタコの脚みたいに、たくさんの人が競って求める様子を思い浮かべて欲しいんじゃが、たとえばデパートのバーゲンで特売品を取り合っているような光景・・・。そんな様子をいうそうじゃ。

 

◆たらふく 

タラが常におなかが大きいのは、実は大食漢でいつも腹一杯になるまで食べてしまうかららしいのう。

転じてお腹一杯に食べることを「タラ腹食う」というそうじゃ。

 

◆でたらめ 

もう一つタラネタ。

タラは際限なく手当たり次第エサを食べてしまうことから、無計画で出たとこ勝負な行動を出鱈目(デタラメ)というそうじゃ。

 

◆てしおにかける

かつて富山のブリは、飛騨海道を通って高山まで運んで、さらに丁寧に塩をぬりこんで塩ブリにしたらしいのう。別名ブリ街道とも呼んだそうじゃ。転じて大切に育てることを「てしおにかける」というそうじゃ。

 

◆あらをさがす

魚を三枚におろすと、頭と骨が残るじゃろ。これをアラと呼ぶんじゃが、アラの間についとるわずかな身をほじくって食べると上手いんじゃ。そこから他人の欠点や僅かなミスを見つけて指摘する意味を表すそうじゃ。

 

◆とどのつまり

ボラは、オボコ、スバシリ、イナ、ボラ、トドと成長するに従って呼び名が変わる出世魚。トドが最終形→トドで終わり→トドで詰まりという意味から、結局は、結論は、あるいは最後にはという意味に使うそうじゃ。

 

◆いかさま

イカを釣る場合は疑似餌(餌木など)を使い、騙して釣ることから、詐欺行為やバクチなどで誤魔化す行為を「イカサマ」というそうじゃ。

 

◆ぐちをこぼす

イシモチやニベの別名は「グチ」。釣り上げた時に「グーッグーッ」と低い声で鳴いているように聞こえるのじゃ。そのさまから、ブツブツと不平不満をこぼすことをいうのじゃ。

 

◆ごりおし

川底に小石を乗せたむしろを敷きゴリを追い込んで捕まえる強引な漁法にちなんで、「理屈に合わないことを強引に進める」ときのことを言うんじゃ。

 

◆さばをよむ

サバは足がはやくて傷みやすいのう。出来るだけ素早く処理しなきゃならんから、ざっと大まかに数えたことから例えとなったものじゃ。だから、数や勘定をごまかすことをサバを読むと云うんじゃよ。

 

 

どうじゃった?

日頃使っている言葉が魚にまつわるというのは面白いじゃろ。

これ以外にもまだまだ沢山あるからみなさん自分でパソコンや携帯端末を

ポチポチして調べてみるのはいかがかな!

 

色々な発見やためになることも多いから、釣りにも役立つことが

あるかもしれんぞ!

次回も楽しみにな!!!

 

 

 

※それぞれの語源には諸説あります。

 

 

彦じぃの生涯釣人。~サーフでちょい投げシロギス編~

サーフでちょい投げシロギス編

 

 

もう日中の釣りは暑い!

こんな時は夜明けから8時くらいまでの3、4時間の釣りがおすすめです。

そして涼しく釣りがやりたいあなたにおすすめなのが、海水浴場の浜辺で

「サーフでのちょい投げ」です。

狙いは「シロギス」で15cm~20cmクラスの数釣り!

天ぷらが最高ですのでぜひ挑戦してみて下さいね。

 

  • サーフでのちょい投げ釣りとは

海水浴場での釣りになります。川の流れ込みがある浜辺であればポイントとしては最高です。川の流れ込みがあるところでは流れてくるエサを捕食しに沖からキスが群れで移動してきます。その群れているキスを数釣りできることがこの釣りの魅力です。

必ず干潮から満潮に向かう時間帯を選んでください。干潮になるとポイントが沖になりちょい投げでは届きません。波打ち際でも釣れる満潮時間が超おすすめなのです。

その場でアタリが無ければ少しずつ移動して出来るだけ仕掛けを飛ばして沖を狙ったり、斜めに波打ち際を狙ったりと色々なポイントを狙ってください。

キスは移動するので必ずどこかで群れていますよ!キスが群れているところを探すのもこの釣りの面白いところです。

 

  • 道具と仕掛け

竿・リール

竿はコンパクトロッドの180cm前後やエギングロッドがおすすめです。

リールは2500番クラスでPEライン0.8号~1号を150m~200m巻いて先糸(リーダー)は2号~3号です。

ナイロンラインであれば3号をご使用ください。

 

仕掛け

数釣りなので3本針で7号クラスを中心にご使用ください。その時の魚の大きさに合わせるのが良いのですが、7号から10号くらいを用意しておけば間違いないでしょう。

竿の長いものを使用するときには5本針でもOKです。針は流線針もしくは競技針です。

フグが多くハリスを切られることがあるので仕掛けは多く持っていくことをおすすめします。

私は10本以上持っていきます。仕掛けが少なくあっという間に仕掛けが無くなって釣りが出来ないということでは困りますからね!

天秤は遊動天秤をおすすめします。時々大物のヒラメやマゴチが喰いついてくることがあり、遊動天秤であればエサとなるキスの違和感を感じずに飲み込んでくれるからです。

ナマリは8号から10号です。流れがあるときは12号くらい無ければ流されることもあるので色々な号数のナマリもご用意ください。

 

エサ

エサはゴカイ(ジャリメ、小ケブ、砂ゴカイなど)がおすすめです。臭いも強くシロギスが小さいので吸い込みやすいためです。

青ゴカイ(青イソメ、青虫、青ケブなど)もOKです。出来るだけ小さいものが良いですが、入荷する虫の大きさはその時々で違いますのでやはり小さいゴカイが間違いないですよ。

※ムシエサが苦手だという方は擬似エサ(パワーイソメ)もあるので店員さんに聞いてくださいね。

 

※ムシエサは滑るので滑り止めになる石粉がおすすめです。

 

 

  • サーフちょい投げ釣り便利アイテム

魚釣りで欠かせないのは命を守るフローティングベストです。

※必ず着用くださいね。自分の命は自分で守る!他人も迷惑を掛ける様な事は止めましょうね!親御さんは必ずお子さんにも着用をお願いします。

 

便利グッズ

〇ツマミ君2・・・ムシエサをつかむ、切るの2通りが出来る優れもの。

〇保冷剤・・・直接魚を当てると魚も凍ってしまうほど強力で3、4時間の釣りにGOOD!

〇お魚つまみ・・・釣った魚をつかみ針から外すのに便利。素手だと怪我する場合もあるので合ったほうが良い。

〇針はずし・・・シロギスが飲み込んだときにこれがあればすぐに針を外すことが出来ます。

※初めて釣りをされる方は遠慮なさらずに釣具屋の店員さんに聞いて購入してくださいね!

 

  • 釣ったキスを泳がせて大物を狙ってみよう!

釣った魚を泳がせて大物を狙ってみるのもこのサーフでの釣りの魅力です。

大きな「ヒラメ」60cmくらいの大物も波打ち際には潜んでいます。また、「マゴチ」です。50cmくらいも釣れることがあります。

 

この泳がせ釣りにおすすめな仕掛けがこちらです。

 

ぜひサーフでの釣りにはこの泳がせ仕掛けも忍ばせておきましょうね!

 

  • ちょい投げ釣りで狙う主な魚と釣れる魚

 

狙う魚は主に「シロギス」

釣れる魚は

メゴチ

小ダイ

ベラ

など

 

  • 釣った魚を美味しくいただく

【キスの天ぷら】

ちょい投げでキスが釣れたら~o(^▽^)o

天ぷらに!!サクサク、ホクホク、うまうま♪

 

◆材料(2人分)

キス       6匹

アオリイカの切身              6切れ

野菜(かぼちゃ・いんげん・大葉)              適宜

小麦粉    適宜

卵           1個

だし汁    1カップ

みりん    大さじ3

しょうゆ              大さじ5

スパイス・ハーブ岩塩       少々

 

※衣作りは簡単に天ぷら粉!そしてお水で解くのではなくビールがキモです。

お試しあれ!

 

◆作り方

1

キスはうろこを取り、頭とハラワタを取り、背開きにし、背骨を取って塩水で洗い、余分な水分をキッチンペーパーで拭き取っておく。

2

イカは、墨袋を破らないように気をつけながら足を引いてワタを取り出し、胴体から足・エンペラを切り離し、キッチンペーパーで皮を剥ぎ、かまぼこ板サイズの切身にする。

3

野菜は、火の通りやすい厚み、食べやすい大きさにカットしておく。

4

天つゆは、だし汁1カップ、みりん大さじ3、しょうゆ大さじ5を合わせ、一煮立ちさせ、冷ましておく。

5

油の温度は170℃(中温)に熱し、卵液に小麦粉を適量入れ軽くかき混ぜて衣を作る。材料をくぐらせ衣をつけて揚げていき、薄く色づいたら油から取り出し皿に盛り付け出来上がり~\(-^O^-)/

 

 

  • サーフちょい投げ釣りでの注意点

・お子様と一緒に釣りに出かける際は必ずフローティングベストの着用をお願いします。

また、帽子(キャップ)を被らせてください。仕掛けが頭に刺さったりオモリが当たったりした時の事を考え安全対策を必ずお願い致します。

・投げ釣りは針のいっぱいついた仕掛けにオモリを投げるのでもし当たってしまうとケガをしてしまいます。それを避けるために回りに人がいないことを確認して仕掛けを投げるようにしましょう。

・出したゴミは必ず持ち帰りましょう。

・使った仕掛けは捨てて帰ると鳥や動物、人間に絡まって大怪我の元になりますので必ず持ち帰って捨ててください。