ミッション☆LT泳がせロマンに魅せられて

 

スラムダンクのワンシーンのようなこの一枚

 

 

 

釣りの神様が微笑んでくれた瞬間である。

 

 

 

時は遡る事、数日前。

 

 

 

「本当に厳しい釣りになるけど・・・」

 

 

 

そう語るは

 

 

「関門はオレの庭」こと

 

 

神生丸:木原船長

 

 

 

しかし、

 

 

 

「そんな状況、逆にワクワクしますね。船長」

 

 

 

 

釣れない釣りにロマンを感じるお年頃ゆえ、

 

 

 

 

行かない理由はどこにもない。

 

 

 

そんなこんなでAM5:00に出船。

 

 

 

まずはエサとなるアジやサバを釣る。

 

 

 

こ数日はこの「エサ」を釣るのが難しいとの事。

 

 

 

このエサ釣りに

 

チンタラ時間をかけているヒマなどない。

 

 

 

 

凄まじい勢いで釣らねば!

 

 

 

もたもたする暇などない。

 

 

アミエビをカゴに詰めるのも勿論

 

素手一択。

 

少し凍っている物は握りつぶす。

 

もちろん素手で。

 

 

 

そしてこの「エサ」釣りこそ

 

 

 

 

 

ヴェェェリィィィィ

 

 

 

 

テクニカル!!!!

 

 

着底後、張らず緩めず、例えるなら鉛が寝るくらいのテンションで、

アジ、サバが吸えるだけの「吸い幅」を持たせつつサビキの枝が

カレントでなびくくらいのたるませ幅を持たせてステイ、からの

スピーディーな回収からの仕掛け投入。

 

 

 

ヴェェェリィィィィ

 

 

テクニカル!!!

 

そのおかげもあり、良型のエサを確保。

その後、泳がせポイントへ移動。

 

ロッドは大好きな

ツララのグリッサンド77

ツインパSW6000HGにPE2号

泳がせ仕掛けは8号(自作)

 

 

 

早速ポイントに到着後、

 

 

 

先発のエサを装着。

 

 

 

朝一に釣れた

 

銀チョコサイズのさばをセット。

 

 

 

デカいの獲るならデカいのつけんと!

 

 

 

その、

 

 

 

 

数投目。

 

 

「ジャャャャャャャャャャャャャャャャャャャャャ!!!!!!!!!!」

 

 

 

けたたましいドラグ音と共に訪れた

 

 

 

会心のモーニングバイト!

 

 

 

でも・・・

 

 

ちょっと普通じゃないような・・・。

 

 

ファーストランで軽く7~80mほどラインを出され

ロッドの曲がりがエグイ・・・。

 

 

巻いては出され巻いては出されを繰り返し、

 

 

だんだん船中、

 

 

疑惑の目線になりだす。

 

 

 

 

 

サメ?

 

 

でもサメにしては動きが早いし・・・。

 

アレじゃない?

 

飛んだり

 

羽ばたいたりする〇イとかwww」

 

こうなると

 

 

 

 

段々といろんな面で荒くなる。

 

 

 

 

 

「キサーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!

 

 

貴様のツラ見るまで

 

 

こっちも諦めんけのぉぉ!!!!!」

「上がってきたら

 

 

マジで〇〇して

 

〇〇しちゃるけのぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

 

この時点ですでに15分経過。

 

 

朝マズメの貴重な時間、

 

同船されている貴重な時間を奪っているようで

 

申し訳ないのと、この物体エックスに苛立ちが隠せない。

 

そして、ようやくあと一色まで距離を詰め、

え?

ええ??

ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

ヒラマサやぁぁぁぁ!!

 

 

 

 

よっっっ!!!!!!!!

シャァァァァァ!!!!!

 

 

上がって来たのは

まさに関門モンスター

文句なしの

 

神生丸レコード

 

ヒラマサ116cm

12㌔。

 

出来過ぎや・・・・

 

あまりにも出来過ぎや・・・・。

 

結果、

 

 

このヒラマサで全ての運を使い果たし、

 

 

その後は

真の物体エックスが釣れて終了・・・。

 

 

~帰りしな~

たまには店長らしいとこ見せなやろぉ!!

 

鼻息荒くお店に持ち込み、検量。

 

今日の酒は最高の味になるぜ!

 

のはずが、

 

虫歯をこじらせ、なにを食べても悶絶の痛さ・・・。

 

結果、最高の宴はお預けとなったとさ。