イカメタル初心者に贈る!基本の仕掛け作りと船での釣り方のコツを徹底紹介!

今回はイカメタル仕掛けの作り方と、基本の釣り方、釣り方のコツの紹介です。イカメタルは仕掛けも釣り方も比較的シンプルで、ある程度予習をしておけば、初心者の方でも初回から楽しむことができる釣りです。イカメタルから船釣りを始める方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

イカメタルの仕掛け作りと釣り方をチェックしよう

初めてのイカメタル釣行に向けて

今回はイカメタルの仕掛け作りと、基本の釣り方や釣り方のコツについてご紹介します。タックル、仕掛けともルアーゲーム的な内容で非常にシンプルなので、釣り初心者の方でも準備は簡単です。

釣り方は狙うターゲットがイカなので、魚相手と比べると勝手が違う部分があります。釣行前にコツをチェックして、当日の釣りに備えておきましょう。

 

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イカメタルの基本的な仕掛け作り

基本の仕掛けを3つに分けてご紹介

まずはイカメタルの基本的な仕掛けをご紹介します。

構成は非常にシンプルで、道糸に接続したリーダーに鉛スッテをつければ完成です。仕掛けの途中から枝スを出してウキスッテをプラスする仕掛けもありますが、こちらは次項で詳しくご紹介しています。

釣り初心者の方向けに道糸とリーダーの結び方や、イカメタル用のリーダーについてもご紹介しているので、こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください。イカメタル用のリーダーを使えば、枝スを出す結び方を覚えなくても仕掛けにバリエーションが出せます。

 

 

①イカメタルの基本的な仕掛け:PEラインとリーダーの接続

ステップ1は、道糸のPEラインにリーダーラインを接続する工程です。

PEラインは傷に弱いので、リーダーラインを接続して先端側を保護する必要があります。チチワ結びとサルカンなどを使ってイカメタル用のリーダーに繋ぐ方法もありますが、この接続をするとリーダーがかなり短くなります。

この釣りはメインラインが特に細い釣りなので、船べりへの接触も考慮に入れて、トータルで3m程度になるようにリーダーを結んでおくのがおすすめです。リーダーの太さは標準的なフロロカーボンの3号(12lb)から始めてみましょう。

 

FGノットを覚えよう

動画でご紹介している結び方はFGノットで、結び目が小さく、結束強度も高いノットになります。釣りの最中に結び直しが必要になることもあるので、動画を見ながら自宅で何度か練習しておくのがおすすめです。

結び方のコツは後半のハーフヒッチパートで、結びが結び目に乗ったり、追い越したりしないように結んでいくことです。先に軽く締めてループを小さくしてから、スライドさせるように結び目まで動かして、締め込みを完成させましょう。

手順はちょっと複雑ですが、使用頻度が高く応用も効く結び方です。

 

 

②イカメタルの基本的な仕掛け:スナップと鉛スッテの接続

先ほど結んだリーダーの先端に、スナップを結びます。

スナップは開閉ができる金属の接続パーツで、これを介して鉛スッテを接続することで、ラインを切らずに重さやカラーの交換ができるようになります。

結び方は動画内で紹介されているユニノットやクリンチノットを使いましょう。どちらも釣りの基本となる結びで、さまざまな釣りに使うことができます。

スナップが結べたら、スナップに鉛スッテを接続して基本形の完成です。現在はリーダーにもう1本ラインを結んで枝スを出し、ウキスッテを追加する構成が主流なので、気になる方は次項も要チェックです。

 

 

③イカメタルの基本的な仕掛け:イカメタル用のリーダーが便利

リーダーからスナップを直接接続するのではなく、各メーカーから展開されている、イカメタル用のリーダーを接続する方法もあります。このアイテムを使うメリットは、枝スを出す手間が省けることと、ライントラブルの際の復旧が簡易になることです。枝スの場所や長さを調整したい時に、リーダーごと交換できる点にも魅力があります。

 

イカメタル用リーダーの使い方

使い方は、基本の仕掛け作りと同様に道糸にリーダーを結んだら、イカメタル用リーダーについているスイベルにリーダーを結びます。イカメタル用リーダーの長さは製品によってさまざまですが、1m程度のものが多いので、道糸に結ぶリーダーは1mから2m程度としてもOKです。

後はパッケージから仕掛けをほどけば完成です。枝スとスナップ付きなので、トラブルがあってもすぐに仕掛け全体を交換できます。枝ス部分のみを感度に優れるエステルラインとしている製品もあるので、いろいろ試して感度や釣れ具合の変化を楽しんでみてください。

 

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イカメタルの基本仕掛け作りまとめ

道糸とリーダーをFGノットで接続

スナップを結び、鉛スッテをつけて完成

イカメタル用リーダーを使うと便利

 

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イカメタルの基本的な仕掛けに枝スをプラス

枝スの有無で何が変わるのか

次は先ほどご紹介した基本的な仕掛けと、枝スにウキスッテをつける仕掛けの違いについてです。

鉛スッテのみのシンプルな仕掛けは「ひとつスッテ」と呼ばれており、糸絡みせず、釣りのテンポが速いのが特徴です。一回の投入で釣れる数は毎回1匹ですが、仕掛けを投げて広く探るような使い方にも向いています。

枝スにウキスッテを付けた構成は「オバマリグ」の名前で広まった仕掛けで、近年のイカメタルではこちらが主流です。鉛スッテの直線的なアクションとは異なる、ふわふわとした動きを持つウキスッテをプラスすることで、イカへのアプローチに幅を出しています。アクションの変化を目的に、ウキスッテではなく、小型のエギをつけてもOKです。

 

枝スの追加は2本までがおすすめ

枝スは多ければ多いほど多点掛けのチャンスが広がりますが、積極的な鋭い誘いをかけた時に、ラインが絡まるリスクも高まります。

アクティブに誘う面白さもイカメタルの魅力なので、まずは短いエダスを1本追加した、スタンダードな構成でスタートしてみましょう。増やす場合も2本程度までとするのがおすすめです。

 

 

枝スをプラスしよう

リーダーに枝スをプラスする方法には、

・枝ス結びを使う

・三つ又サルカンを使う

・回転ビーズを使う

この3つの方法があります。

最もおすすめなのは回転ビーズを使う方法で、仕掛けパーツが回転することで糸のヨレを防ぎつつ、軽い素材でスッテの動きを邪魔しないというのがメリットになります。

 

回転ビーズの使い方

ビーズの使い方は、リーダーに八の字結びなどで結びコブを作り、ビーズを通したらもう一度結びコブを作って、ビーズの可動範囲を決めるところからスタートです。数mm上下する程度の余裕を持って場所を決めてください。ビーズに枝スの糸を通し、抜け防止の結びコブを作ったら、反対側にスナップを結んで完成です。

枝スの長さは20cm程度、枝スを出す場所は鉛スッテから70cm程度離しておくと、ライントラブルの頻度を下げられます。

枝スの場所や長さで誘い方が変化するので、自作するときは何パターンか作って、当日反応がいいものを使うようにするのがおすすめです。

 

接続方法 長所 短所
枝ス結び 仕掛けパーツ無しで接続可能 回転しないので糸ヨレが起きる
三つ又サルカン 糸ヨレが少なく、使い方が簡単 素材が金属なので大きいものは重さがある
回転ビーズ 軽量素材で動きを邪魔しない、使い方が簡単 結びコブ止め、樹脂素材なので強度は低い

 

基本仕掛けに枝スをプラスまとめ

ライントラブルを考慮して追加は2本程度まで枝ス出しには回転ビーズが便利枝スの場所は鉛スッテから70cm程度の場所にしよう

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イカメタルとオモリグの違い

オモリグはこんな仕掛け

イカメタルと同じツツイカ系を狙う仕掛けで、近年注目を集めているのがオモリグです。構成はイカメタル仕掛けの中間にオモリをプラスした内容で、オモリが追加されたことにより、鉛スッテを使う必要が無くなります。リーダーの先端には小型のエギを結び、枝スにウキスッテをつけるスタイルが人気です。

 

オモリグ向けのロッドが快適

オモリの重さが軽い場合はイカメタルタックルでも使用できますが、イカメタルタックルよりもロッドはやや強めで、穂先が硬いものの方が扱いやすいです。少し投げてから釣ることの多いオモリグでは、穂先が柔らかすぎると破損してしまう可能性もあります。イカメタル仕掛けとオモリグを使い分けるというのが近年の流行なので、このタイプの仕掛けについても簡単にチェックしておきましょう。地域や時期によっては、こちらを用意して欲しいと言われるケースもあります。

 

イカメタルとオモリグの違い

オモリグはイカメタルよりも深い場所や流れが速いエリアに強く、オモリより先の糸がふわふわと動く特徴を持っています。スピーディーなアクション、釣りの展開が早いイカメタルに対し、ゆったりふわふわと誘うアクションがオモリグの持ち味です。オモリグは、船の明かりと暗闇に出来た明暗部分を重点的に探る釣りです。海中や海底付近の明るさ具合を想像して投入する方向や距離を決めます。警戒心の高い大物は暗闇に潜んでいて、明暗部分に差しかった時にエギを抱いてくる可能性が高いとされています。オモリより先の糸が長いことで、アタリが分かりにくかったり、ライントラブルの頻度が高くなるというデメリットもありますが、大物が期待できる底付近をじっくり釣る釣りにはオモリグが適しています。時期によって釣れるイカのサイズや種類が変わるだけでなく、その日の状況によっても、よく釣れる仕掛け構成は異なります。

 

 

電動リール釣法とイカメタルの違い

電動リールとプラ角を使った、オーソドックスなイカ釣りとイカメタルの違いについてもご紹介します。仕掛けがシンプルかつ、アタリを認識できる頻度が高いというのがイカメタルの特徴で、ライトタックルで手返しよく釣るというのがイカメタルの戦略です。重いオモリを使って、深場の多点掛けでイカを釣るなら電動リール釣法ですが、浅場で軽いオモリを使うのであれば、電動リールよりも繊細に誘ったり、合わせたりできるメリットがあります。1匹ごとに細やかなやり取りを楽しむゲーム性も、イカメタルの特徴と言えます。ライトなタックルで釣るのは非常に面白いので、釣り味重視でイカ釣りをしたいという方にはイカメタルが特におすすめです。

 

イカメタルとオモリグの違いまとめ

イカメタルは浅場に強く、早いアクションが出せるオモリグは深場に強く、ゆったりとしたアクションが得意イカメタルタックルとオモリグタックルはロッドに違いがある

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スッテのサイズ選び

鉛スッテについて

イカメタル仕掛けでオモリと食わせの役割を担当する、鉛スッテについてです。サイズ表記である「号」は重さを表す単位で、重量は1号=3.75gになります。鉛スッテのサイズを選ぶときは、この重さを基準に、当日の釣行で必要な号数+αを準備していくのが基本になります。

 

 

使用頻度の高い鉛スッテの号数

使用頻度の高い鉛スッテの重さの範囲は8号から30号程度まです。使用頻度が高い号数は12号や15号ですが、必要な重さは船宿が回るポイント次第なので、時期や海域の海流情報だけでなく、船宿の情報も合わせて確認しておくのがベターと言えます。快適に釣りができる重さは当日の状況と時間経過、ポイント移動などで変化します。15号を持ってきて、と言われたら、12号から20号程度までを準備しておきましょう。

 

 

ウキスッテについて

枝スの先につけるウキスッテのサイズ選びについてもチェックしておきましょう。こちらもサイズ表記は号ですが、オモリがついていない場合の号は、重さではなくサイズを表します。

 

 

使用頻度の高い鉛スッテの号数

使用頻度の高いウキスッテのサイズは2.5号と3号で、細長いものから厚みのあるものまで、さまざまなシルエットの製品が展開されています。釣れるイカが小さい時期は小さく、大きい時期は大きくするというのが使い分けの基準になるので、船宿予約時に、時期に合う船長のおすすめの聞いてみましょう。もちろんあえて外したサイズ感を見せることで、イカの興味を惹くような使い方が有効な場面もあります。

 

エギについて

ウキスッテの代わりに、エギをセットするパターンについてもチェックしておきましょう。エギはオモリが付いているので、この場合の号は重さを表しますが、重くなるにしたがってシルエットも大きくなります。エギのサイズは2号と2.5号が使用頻度の高い号数で、専用製品だけでなく、秋の小型アオリイカ用に展開されているものを使ってもOKです。ウキスッテとは動きの違うエギも試して、釣果アップを目指しましょう。

 

 

 

スッテのサイズ選びまとめ

鉛スッテのサイズは8号から30号程度まで、重さは船宿に要確認ウキスッテのサイズは2.5号か3号がおすすめエギは2号から2.5号がおすすめ

 

指示されたスッテの号数が15号の場合

使い方のイメージ 用途
12号 イカのタナが高い時、潮が緩い時 浅いタナでの数釣り。活性が低いイカにゆっくりアピール。
15号 スタンダード メインに使用しイカのタナを探るパイロット的な重さ。
20号 イカのタナが低い時、潮が速い時 早く沈めて底層を効率よく探る。潮が速く15号ではオマツリする時。

 

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スッテの色とローテーション

スッテの色について

スッテの色選びについてです。イカは色で反応が変わる釣りモノとして有名なターゲットで、イカメタルで釣れるツツイカ系に対しても、当日のアタリカラーを見つけることで、釣果アップが狙えます。定番の色とローテーション用の色を用意して、当日の潮に合う色を探してみましょう。特に実績が高いカラーは赤帽と呼ばれる頭側が赤のカラーで、赤白と赤緑は非常に高実績です。鉛スッテとウキスッテの色選びに迷ったら、この2つの色からスタートしてみましょう。

 

 

色のローテーションについて

ローテーションで使用するカラーには、グローやケイムラといった夜光系のカラーがおすすめです。チャートイエローやパープルといった色味の異なる色も揃えて、ローテーションでアタリカラーを探してみてください。鉛スッテとウキスッテを別系統のカラーとすることで、効率よく効いている色を探せます。

 

スッテやエギは予備を多めに用意しておこう

色、そして重さやサイズの異なるスッテは、多ければ多いほど釣り方の幅が広がります。できるだけ色を増やして揃えたくなるところですが、イカは魚と違ってかじるという点に注目、釣行中にダメージを受ける頻度が高いことをチェックしておきましょう。当日イカが特によい反応を示すスッテはすぐにかじられます。また、スッテはフグやサバ、サゴシも反応する疑似餌なので、切られたり飲まれたりしてロストする可能性があることも、チェックしておきたいポイントです。まずは定番の赤白、赤緑を3本以上ずつ揃えて、ローテーション用のカラーをプラスしていくような揃え方がおすすめです。よく釣れる色、お気に入りの色ができたら、サイズに幅を出しながら数を増やしていきましょう。

 

 

スッテの色とローテーションまとめ

定番カラーは赤緑と赤白ローテーションはハイアピール&ナチュラル系を回していこう交換が必要になる釣りなので、仕掛けの予備には余裕をもつ

スッテのカラー ローテーションイメージ 用途
赤緑・赤白 スタンダード 秋のエギングで使いやすい!
イエローや夜光系 高活性時・ハイアピール系 季節を問わずおすすめ!
パープルやピンク 低活性時・ナチュラル系 遠投大型狙いに!

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イカメタルの釣り方

釣り方を3つに分けてご紹介

ここからはイカメタルの釣り方についてです。釣行前のタックル調整や動かし方とシャクリパターン、アタリと合わせ方について解説します。仕掛け同様釣り方も基本的な部分はシンプルで、初心者の方でも楽しみやすい内容です。初めての船釣りにイカ釣りを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

①イカメタルの釣り方:タックルの準備とドラグ調整

出発前にタックルの準備を全て完了させようとすると、移動中トラブルに繋がるケースが出てくるので、タックルの準備はなるべく当日港の集合場所についてからというのがおすすめです。PEラインにリーダーを結んでおくところまでは問題ありませんが、ガイドに糸を通すのは到着してからにしましょう。タックルに破損がないか、道具類の下ろし忘れがないかを出船前に確認です。

 

ドラグの調整について

ドラグ調整は必ず行っておきたい作業で、少し緩めに800g前後でドラグが作動するように調整しておくのがおすすめです。シャクリ時の後半や合わせ時にドラグが少し出る程度をイメージしながら、釣行中にもドラグの調整を行いましょう。イカは身切れする可能性があるターゲットなので、ドラグ調整が非常に重要です。強すぎるドラグ設定はNGで、しっかり合わせが効いて、かつイカの腕が切れないドラグ力が理想的です。

 

 

②イカメタルの釣り方:基本の動かし方とシャクリパターン

イカメタル基本の動かし方と、シャクリパターンについても確認しておきましょう。初心者の方はまずは基本の動かし方オンリーで、道具の使い方に慣れるところから始めてみてください。まずは仕掛けを指示された水深まで落とし、3回ほど小さくシャクリます。イカにスッテの動きを見せて、興味を惹いている段階です。シャクリの後は大きくロッドを持ち上げてから下げて、上下の動きでイカを誘います。最後に5秒ほど止めて、イカがアタックしてくる間を作るのが、基本的な動かし方のパターンです。この動かし方を繰り返しながら、穂先に違和感が出る瞬間を待つのが、イカメタルの釣り方一連の流れになります。

 

シャクリのパターンについて

シャクリは複数のパターンを試すことで、釣果アップが狙えます。シャクリの回数や動かす幅、ピッチを変えるだけでも効果があり、動かし方に幅が出せるので、道具の使い方に慣れてきたら、この動かし方にも挑戦してみましょう。ロッドを小さくゆすって止める、シェイクも非常に効果的です。シャクリのパターンは、イカが反応すれば同じ動かし方を続けて、イカの反応が無くなったら変化をつけるというのがセオリーです。ルアーゲームらしい再現性の高さも楽しめます。時間や場所によってもその日の最適アクションが異なるので、それをいち早く見つけることもイカメタル上達へカギとなります。

 

 

③イカメタルの釣り方:イカのアタリと合わせ方

最後はアタリと合わせ方です。イカは魚と違うアタリ方をするので、イカ釣り初心者の方はぜひ参考にしてみてください。アタリが出るタイミングは仕掛け落下直後、止めた瞬間である場合が多く、穂先を見るタイミングはこの2つから始めるのがおすすめです。穂先が小さくお辞儀をするような形で曲がったら、穂先を上げて合わせを入れましょう。魚のようにグググッというアタリが出ることは少ないので、始めは怪しい動きには全て反応する合わせ方をおすすめします。引きはないけど少し重いと感じたらイカがスッテを抱いている証拠です。そのまま巻き上げて下さい。もう一つの代表的なものはテンションが抜けるようなアタリです。鉛スッテの重さを穂先で捉えると穂先は曲がります。それが急に穂先がまっすぐになり、糸フケが発生する場面があります。これはスッテを抱いたイカが上方に泳いだり、その場で止まったりすると発生します。着底していないのに鉛スッテの沈降が止まったりした場合も同様にすぐに合わせを入れてみて下さい。

 

イカメタルの釣り方まとめ

ドラグは弱めに設定3回小さくシャクリ、大きくロッドを上下させてから止めるのが動かし方の基本怪しい穂先の動きは全て合わせよう

 

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イカメタルの釣り方のコツ

釣り方のコツを3つに分けて解説

最後はイカメタルの釣り方のコツについてです。初心者の方でも実践できる内容なので、釣り方と道具の使い方に慣れてきたら、ぜひ積極的に試してみてください。ちょっとしたコツの実践で、難しい日の釣りで結果を出せたり、いい日に数を伸ばせるのも、イカメタルの魅力です。

 

 

①イカメタルの釣り方のコツ:徐々に上がるイカのレンジ

日中の釣りでは底付近を攻めるのがセオリーですが、暗い時間に明かりをつけて釣るスタイルの場合、イカのいる水深は明かりに誘われて少しずつ上がってきます。夕方や明かりをつけたばかりの時間帯は低く、時間経過とともに徐々に上がってくるというイメージが、戦略性を持った楽しみ方のコツです。釣れるタナが浅くなればなるほど手返しも早くなり、結果として数釣りの期待も高まります。イカ釣りは仕掛けがある位置、タナに非常にシビアな釣りなので、船長のアナウンスを聞くことや同船者と情報を共有することも釣果アップに繋がるポイントです。群れがいる水深をタイムリーに把握して、イカメタルらしい数釣りを満喫しましょう。

 

 

②イカメタルの釣り方のコツ:アタリの出方を知っておこう

イカメタルのアタリは大きく分けて、

・クッと穂先が曲がって戻るアタリ

・グーっと穂先が引き込まれるアタリ

・フワっと穂先が戻るアタリこの3種類に分かれます。

 

 

アタリの出方は3種類

クッと穂先が軽く入るようなアタリは、イカが触腕でスッテにタッチするアタリです。この場合は鋭い反応と合わせ方が必要で、このアタリを見抜けるかどうかが釣れる数に大きく影響してきます。グーっと穂先が引き込まれるアタリは、イカがスッテを抱いて、海水を噴射しながら逃げようとしているアタリです。この場合は既にカンナが刺さっているケースが多く、合わせ方に不慣れでもイカをキャッチできるケースが多いです。3つ目の穂先が戻るアタリは、イカがスッテを持ち上げて、竿からオモリのテンションが抜けるアタリです。このアタリ方は知っていれば反応できますが、知識がないと何が起きているのかイメージしにくいです。船の揺れと混同しないように、肘や肩で揺れを吸収しながら、穂先を軽く曲げた状態でアタリを待ちましょう。

 

 

③イカメタルの釣り方のコツ:手返し重視か大物狙いか

手返し、つまり効率よく数を釣るスタイルを重視するか、大物を狙うのかはアングラーの好み次第です。初心者の方には釣れる時にたくさん釣る効率重視のスタイルがおすすめで、この場合は指示されたタナからやや上までを探り、シャクリは大きめにスピードを出して、やる気のあるイカから釣っていく釣り方になります。大物は警戒心が強く、底付近をじっくり釣る必要があるので、指示されたタナからやや下までを、不自然さのないナチュラルなアクションで探っていくのがおすすめです。ある程度お土産を確保出来たら、大物狙いも試してみましょう。

 

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イカメタルに挑戦してみよう

初めてのイカメタル釣行はコレでバッチリ

タックルを揃えて仕掛けの作り方と使い方を覚えれば、あとは船宿を予約して釣りに行くだけです。慣れている方は仕掛けや動かし方の工夫でガンガン数を釣る釣りですが、初心者の方はまずは道具の使い方から、じっくり自分のペースで楽しめばOKです。船内のアナウンスと釣っている方のアドバイス、つまり釣れるタナの把握が釣果アップのための一番のポイントです。焦らず自分のテンポで釣って、イカメタルの繊細なアタリを楽しんでください。

 

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『オンラインダービー 2025 SPRING』結果発表

2025年4月25日(金)~5月31日()まで開催しておりました、
『オンラインダービー2025 SPRING』
多くの方にエントリー頂きありがとうございました!

 

 

大変長らくお待たせいたしました、最終結果の発表です!
各部門の最終結果は↓下記リンクからご覧下さい!

 

 

 

 

 


順位賞


◆1位~3位・・・賞状+景品

 

≪景品内容≫

 

 

 


抽選賞


エントリー頂いた方を対象に、抽選で景品をプレゼント!

※正確にエントリーされたもののみが抽選の対象となります。

 

≪景品内容≫

 

 

 

受賞された皆様、おめでとうございます!

 

 

 

受賞者の方へ

受賞者の方は下記連絡フォームに必要事項を記入し、送信してください。

 

 

※折り返しご連絡をさせて頂きますので、@takamiya.co.jpのドメイン解除をお願い致します。

※賞品は釣具のポイント店舗での受け取りとなります。
お近くに店舗が無い方は、受け取り店舗の指定に『オンラインストア』を選択ください。

 

【注意】
期間中に賞状・景品の引き取りが無いものは無効となりますのでご注意下さい。
受取期限:~8/31(日)まで

 

※ダービー終了後はエントリー頂いた投稿を編集してしまうと、
ランキングから消えてしまいますので編集はお控えください。

 

 

次回もぜひご参加ください!

『店舗持込ダービー 2025 SPRING』結果発表

2025年4月25日(金)~5月31日()までポイント全店で開催しておりました、
『店舗持込ダービー2025 SPRING』
多くの方にエントリー頂きありがとうございました!

 

 

大変長らくお待たせいたしました、最終結果の発表です!
最終結果は↓下記リンクからご覧下さい!

 

 

 

 

 

 


順位賞


◆1位~3位・・・賞状+景品

 

≪景品内容≫

 

 

 


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受賞された皆様、おめでとうございます!

 

 

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受賞者の方はエントリー頂いた店舗で賞品をお渡ししますので、
店舗までご来店ください(7/7~を予定)

 

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【ダービー2025 SPRING】クロダイの部

 

↓ ↓ クロダイの部の結果はこちら! ↓ ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【ダービー2025 SPRING】マダイの部

 

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【SLJ】『魚探なし』でイサキは釣れるのかやってみた【海のくまさん 釣り日記 #2】

激安SLJをしたい。

 

どうも、本社スタッフのくまいです!

 

突然ですが皆さん、1人あたり3,500円でSLJができたら最高だと思いませんか?

 

そんな夢を叶えるべく向かったのは、長崎県佐世保市のレンタルボート屋さん「パールマリン」
公式HPはコチラ

 

 

前回のブログでは、GPS魚探完備プレジャーボート(4~5人乗り 27,000円)をレンタルしましたが…。

 

今回は最安値にチャレンジ。

 

魚探なしGPSなしの伝馬船「パール」を借りてみました。

↓そこそこスピードも出て(MAX12ノットくらい)快適でした

 

こちらの船、なんと13,000円で借りられます。

(2025年6月時点。料金は公式HPをご確認ください。)

 

今回は友人と2人で乗りましたが、船が意外と広い!

 

4人程度なら快適に釣りが出来そうな感じでした。

 

↓キャビンもなく、装備もシンプルなので広々としています

 

もし4人で乗った場合、1人あたりの料金は驚異の3,550円

(13,000円 ÷ 4人 = 3,250円 + 保険料が別途300円必要なため)

 

安すぎる。笑

 

この値段で1日SLJが楽しめたら最高じゃないですか?

 

というわけで、魚探なし激安SLJにチャレンジしてみた次第です。


一応補足しておくと、さすがにGPSも海図も無しでは広大な海を彷徨うだけになるので、「海釣図V」というスマホアプリを使用しています。

 

 

海図をスマホで見られるアプリです。

 

海底の地形水深地質漁礁などの情報をスマホで見ることができます。

(陸っぱりでも何となく地形を把握するのに役立つ。もうこれ無しでは生きていけない。笑)

 

加えて、スタッフさんに最近よく釣れているポイントを教えて頂けるので、なんとなく目星をつけた状態で海に出ることができますよ!


本題のSLJ。

 

朝イチ、とりあえず港から近い瀬で釣りを開始。

 

魚がいるかどうかは釣らないと分からないので、とにかくジグを落とします。笑

 

3回ほど流し直したところで、イサキを1匹確保!

 

順調な滑り出しと思った矢先、突如現れたのは…

 

ハンマーヘッドシャーク🦈…

 

それも1匹や2匹じゃないし、ゆうに1mを超える大型も。😱

 

イサキが警戒態勢に入ったのか、全く喰わなくなりました。😇


そんなわけで移動することに。

 

スタッフさんに教えて貰ったポイントを流してみると…

 

デカいアジ。

 

 

これからの季節、この海域ではデカアジが狙えるらしいです。

 

ジグを食ってくるデカアジは、キビナゴ爆食いしてたりするので、脂ノリノリで激うまですよ。


イサキが当たらないのでさらに移動することに。

 

大きく南下して、枯木島付近のポイントへ向かいます。

 

船長的にはここが本命ポイント!

(過去に何度も良い思いをしているため😂)

 

も動いてる。もあって船もちょうど良いスピードで流れる。

 

こりゃ勝ちましたわw

 

と思いきや、数回流しても「無」

(小サバすら釣れない😇)

 

同じポイントを流している船が私たち以外にも2隻いましたが、誰一人として何も釣れてない。笑


仕方がないので枯木島は捨てて、少し東のポイントへ。

 

 

とりあえずダメ元で流してみると…

 

 

1流し目で来た!!😂

 

さらに…

 

 

2流し目でもキャッチ!!

 

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「オアシスはここにあったのか!」と喜んだのもつかの間…

 

次の流しで完全に見失いました...笑


残り時間も少なくなってきたので、朝イチのポイントへ戻ってみることに。

 

 

朝イチ上げ潮でしたが、この時には下げ潮に変わっていたので、瀬に対する魚の付き場所も変わっているだろうと予測。

 

 

↑の図ようなイメージで、瀬に対して位置を変えながら何度か流し直すと…

 

 

釣れた!!

 

さらにその後もポンポン連発!!

(写真無いですが…🙏)

 

サメ🦈から解放されて、警戒態勢が解かれたのでしょう。

 

最後に良い思いをして、笑顔で港に戻りました😄


魚探なしSLJをやってみた感想

 

さて、「結局魚探なしでも成り立つの?」というところですが…。

 

「人数がいれば(具体的には4人以上なら)成り立つんじゃね?」

 

というのが私の導き出した結論です。

 

どういうことかと言うと…

 

今回は2人での釣行でした。

↓の図のようにうまい具合にイサキの群れの近くを流れてくれれば釣れそうですが…

 

↓の図のように、少しコースが外れると空振りになる可能性が高そうですね。

(もちろんキャストして出来るだけ広い範囲を探りますが、2人だとどうしても運要素が高い)

 

でも、例えば船に5乗っていたら…。

 

↓少しコースが外れていますが、5番の人にアタリが出そうですね。

 

そして、そのアタリが出た位置を頼りに、次の流しでは船の位置を微調整してやれば…

 

↓これは釣れそうですね。

 

まぁ実際は魚の群れも移動するので、こんなに綺麗に上手くいくことは少ないかもしれませんが…

 

人数が多ければ、

・単純にジグの数が多い

・同時に探れる範囲が広い

・よく釣れるジグや動かし方を発見するまでが早い

 

ので、「人力魚探」的な感じでイサキの座標を絞り込んで行き、それなりの釣果を出せるのでは?というのが、やってみた感想です。

 

結論:やれんこともない。でもやっぱり魚探は欲しい。笑

(そんな適当な結論でええんか?😂)

(魚探買おうかな…笑)


大好きなイサキのシーズンが終わってしまうのは悲しいですが、季節が進むということはまた別の楽しい釣りのシーズンが始まるということ!

 

↓イサキやアジサバ以外にも、夏を感じる魚たちが釣れましたよ☀️

 

暑さに負けず、元気に釣り行きましょ~!!

 

それではまた!👋


過去の記事一覧はコチラ!


プロフィール

北九州在住 すーぱーマルチアングラー🎣

 

 

最近はシーバスヒラマサ(オフショア)ロックショア、時々レンタルボート船長

 

自分で釣るのはもちろん、一緒に行った仲間が釣ってくれた瞬間が一番嬉しい!

 

そんな感じで釣りをしております。

 


どんなブログなの?

このブログでは、魚釣りの楽しさを私なりの視点で発信していきます。

 

 

魚釣りは「自然相手の遊び」

 

時に自然というのは、人間の想像の域を遥かに超えてくる。

 

思い通りにいかないこともあれば、想像以上の感動が待っている時もある。

 

一喜一憂を繰り返しながら、「自然の中で生きている実感」を味わえる――

 

それが、私が魚釣りに夢中になる理由です。

 

難しい話は抜きにして、釣りって楽しいよね!素敵な趣味だよね!という気持ちを、素直に伝えていきたいと思っています。

 

どうぞよろしくお願いします!


#25フィッシングマイスター

【ダービー2025 SPRING】ブラックバスの部

 

↓ ↓ ブラックバスの部の結果はこちら! ↓ ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受賞者の方へ

上位賞(1位~3位)、抽選賞の方は下記連絡フォームに必要事項を記入し、送信してください。

 

※折り返しご連絡をさせて頂きますので、@takamiya.co.jpのドメイン解除をお願い致します。

※賞品の受け取りは釣具のポイントの店舗となります。お近くに店舗が無い方は、受け取り店舗の指定に『オンラインストア』を選択ください。

 

【注意】
期間中に賞品の引き取りが無いものは無効となりますのでご注意下さい。
期間:~8/31(日)まで

※ダービー終了後はエントリー頂いた投稿を編集してしまうと、
ランキングから消えてしまいますので編集はお控えください。

 

 

 

≪オンラインダービー2025 SPRING結果発表 一覧ページに戻る≫

【ダービー2025 SPRING】アオリイカの部

 

↓ ↓ アオリイカの部の結果はこちら! ↓ ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受賞者の方へ

上位賞(1位~3位)、抽選賞の方は下記連絡フォームに必要事項を記入し、送信してください。

 

※折り返しご連絡をさせて頂きますので、@takamiya.co.jpのドメイン解除をお願い致します。

※賞品の受け取りは釣具のポイントの店舗となります。お近くに店舗が無い方は、受け取り店舗の指定に『オンラインストア』を選択ください。

 

【注意】
期間中に賞品の引き取りが無いものは無効となりますのでご注意下さい。
期間:~8/31(日)まで

※ダービー終了後はエントリー頂いた投稿を編集してしまうと、
ランキングから消えてしまいますので編集はお控えください。

 

 

 

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熊本富合店 営業時間の変更について

ポイント熊本富合店は7/1(火)より
営業時間を変更させて頂きます。

 

月~木曜日・・・あさ9時~よる10

金曜・祝前日・・・あさ9時~オールナイト

土曜日・・・オールナイト

日曜日・・・オールナイト~よる8

 

 

上記営業時間外は
24時間365日営業【いつでも餌蔵】をご利用ください。
※ご利用には、事前に顔認証の登録が必要になります。