アジング初心者に向けた釣り方大全!基本の狙い方と釣れる・釣れない理由まで解説!

今回はアジングの基本的な釣り方と釣れる・釣れない理由のヒント、釣りをスムーズに楽しむためのテクニックを紹介しています。釣り方が分からない方、アジングを何度かやってみたけどうまくいかなかった方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

 

 

アジングの釣り方を一気に解説

初心者向けの基本とステップアップのためのコツをご紹介

アジング初心者向け!今回はアジングの基本的な釣り方と釣れない時の理由、トラブルの理由になるポイントや狙い方の基準になるポイントをまとめてご紹介します。ステップアップを目指すために覚えておきたいコツも紹介しているので、アジング経験のある方もぜひ参考にしてみてください!

 

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アジの特性を知ろう

居着きのアジと回遊するアジ

まずはアジがどんな魚なのか、狙い方のポイントとなる居着きと回遊についてチェックしておきましょう。アジは群れを作って行動する魚で、群れそれぞれに行動するエリアの広さ、季節ごとの水温変化やベイトの有無でどんな行動をとるかある程度の傾向を持っています。

沖の岩礁や港、防波堤など、身を隠せて流れが安定している場所に寄りながら、変化があれば流れに乗って周囲を回遊するというのが活動の基本的なイメージで、行動範囲の広いものが回遊アジ、行動範囲が比較的狭いものが居着きのアジです。

 

捕食傾向にも違いアリ

活動範囲は港の中から防波堤のちょっと向こうまで、釣り人から見ると同じポイントで釣れるのでこの場合は居着きアジと呼びますし、沖の根からやってきて青物のように数時間だけ釣れる、こんなアジをアジングで狙う時は回遊アジ狙いであると言えます。

居着きはエサが豊富なエリアに居着いていて、空腹になるまで食わない時間が長かったり、ルアーを見慣れているケースが多いのが特徴、回遊アジは捕食を理由に浅場へ回遊してきているので、ルアーを入れれば難しいことをしなくても比較的簡単に釣れる、こんな傾向もそれぞれの特徴です!

 

 

ポイントのイメージに活かそう

アジングを遊ぶ上で重要になるポイントは、全てのアジがある程度移動する、つまり一日中同じ場所に留まっているケースは少ないという点と、居着きはポイントがあっていればエリアのどこかにアジがいる、回遊はタイミングを合わせないとポイントがあっていてもアジがいない、この3点です。

回遊アジを回遊ルート上で狙う時は、朝夕のマズメや潮が動く時間帯などアジが通るであろうタイミングでなければアジはいないと予測されます。逆に居着きアジは居着きポイント周辺でアジが足を止めそうな場所をチェックしていけばどこかでアジに出会える可能性は高くなります。こんなイメージがアジングにおける居着きアジ、回遊アジとの付き合い方であり、回遊を狙う時は大きく外すと釣れないという理由になってしまいます。

居着きでも防波堤の岸壁際を素早く回遊、寒い時期や昼間は届かない範囲にいるから釣れないというケースや、回遊アジでも夜の間は港の中に長時間留まる、こんなケースもあって、地域や季節、ポイントによって行動の変化はさまざまです。アジングに慣れてきたら、自分の釣り場のアジがどの程度の行動範囲を持っているのかイメージしながら、時期に合うポイント探しを楽しんでみてください!

 

 

アジの特性まとめ

全てのアジはある程度回遊する

居着き型は回遊範囲が狭く釣れるタイミングが長い

回遊型は回遊範囲が広く釣れるタイミングが限られる

 

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アジングの代表的な釣り場

初心者の方には港・堤防がおすすめ

アジングの代表的な釣り場についてもチェックしておきましょう!最も人気のある釣り場はアクセスがよく、情報を集めやすい港と堤防で、初心者の方でも遊びやすいおすすめの釣り場です。同じように見える港でもアジは明確に釣れる、釣れないがハッキリする魚なので、エサ釣りの情報も合わせながら、アジがよく釣れている釣り場を探してみましょう。

港と堤防には海を照らす外灯が多く、流れの変化が分からなくても、アジが集まる場所を目で見て判断できます。流れが変化する堤防の先端や港の出入り口、流れが当たるテトラゾーン、地形変化がある船の通り道と合わせて、アジが留まる場所を探してみてください!

 

 

水道や岬の先端は狙い目

岸と岸で海が狭まる水道、流れが大きく変化する岬の先端や、沖側が深い磯に隣接したエリアはアジの回遊が期待できる一級の地形です。条件が複合する場合や、内湾と沖との境目、沖からの流れが当たる場所は特に期待ができます。

港や堤防に選択肢がある場合は、Googlemapなどで地形の変化を見て、地形的に優れている場所を重点的にチェックしてみましょう。複数の釣り場を効率よくチェックできるような場所は特におすすめです!

 

 

アジングの釣り場まとめ

初心者の方には港や堤防がおすすめ

海を照らす常夜灯を目安にしよう

水道や岬の先端は特に有望

 

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アジングの代表的なベイトパターン

プランクトン

アジが普段捕食しているエサ、狙い方の指標となるベイトパターンイメージについても解説します。まずは時期や時間帯を問わずアジングで最も登場頻度が高い、プランクトンパターンについてチェックしてみましょう。

「アジの特性」の項目でご紹介した居着きアジの多くが捕食しているのがこのプランクトンで、アミなどいかにもプランクトンというものから、カニや小魚の幼生まで、いろいろなものを捕食しています。コマセ釣りのアミコマセをアジが捕食しているケースも、このパターンに近いとイメージしておけばOKです。

 

動かし方の特徴を掴もう

ハリに一つのエサをつける、とイメージすると釣れない気がしてしまいますが、ワームをプランクトンの塊と考えるのがアジングのアプローチです。プランクトンは泳ぐ力がほとんどなく流されるままなので、この動きを演出するために仕掛けの重さはできるだけ軽く、アクションは動かすのではなく漂わせるように、このベイトパターンがアジング特有のスローな狙い方の理由になっています。

このパターンの時に素早い動きを出しても釣れないケースがほとんどなので、動かし方に注意が必要です。寒い時期、港の中で釣る時は、特にこのパターンを意識してアジを狙いましょう!

 

 

小魚

シラスサイズから小型のイワシサイズまで、アジは小魚も捕食する魚です。回遊型はこのベイトを追って沖から岸に近づくケースがほとんどで、大型のエサを捕食する大きなアジを狙えるチャンスでもあります。

小魚を追っているアジはプランクトンにあまりこだわらず、仕掛けの動かし方も小魚のようにある程度アクションを入れて、泳いでいるようなアクションを演出するのが狙い方のポイントです。ジグヘッドを少し重くしてタダ巻きしたり、メタルジグやプラグを使う狙い方も効果があります。

このパターンを狙うなら、アジが捕食できるサイズの小魚が増える春から秋、岸付近を回遊する朝夕のマズメがおすすめです。釣り場選びも小魚が回遊してくる堤防外側をメインに狙いましょう!

 

 

ゴカイ

エサ釣りで多用されているアオイソメなど、多毛類もアジが好むエサの1つです。自然界で数が増えるのは産卵期となるバチ抜け、寒さが残る早春の時期がメインになりますが、アジが好きなシルエットなのか、他のエサに見える瞬間があるのか、見た目が似ているストレートワームは季節を問わず有効です。

バチ抜けをパターンとして狙うなら、季節は冬から春、時間帯は夜となりますが、アオイソメでアジを釣るスタイルは季節を問わず有効なので、パターン外の季節もストレートワームはローテーションの一角として準備しておきましょう。動かし方はプランクトンパターンに近い、スローなスピード感でOKです!

 

ベイトパターン

季節

有効な仕掛け

動かし方

プランクトン

通年

小型のピンテールワーム

動きを抑えたアクション、スローに漂わせる

小魚

春から秋

ピンテール・シャッドテールワーム・メタルジグやプラグ

動かすアクション、タダ巻き

ゴカイ

冬から春

細長いストレートワーム

動きを抑えたアクション、表層、ボトムを漂わせる

 

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アジングの釣り方を6つに分けて紹介

釣り方の基本を習得しよう

初心者の方向けにアジングの基本的な操作方法、仕掛けの動かし方や狙い方のコツを6つに分けてご紹介します。釣りに行く前に釣り方を予習しておきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。釣れない時の理由や釣果アップのコツも紹介しています!

 

釣り方のポイント

紹介している内容

キャスト方法

1gクラスのキャストに慣れよう

ライントラブル防止のコツ

緩んだまま巻かないのがコツ

カウントでレンジコントロール

アジのいる層の探し方

仕掛けの操作方法

リフト&フォールのイメージ

アワセと取り込み方法

デカアジは口切れに注意

釣れない時はローテーション

アジングはカラーローテーションが有効

 

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1.アジングの釣り方:キャスト方法

構え方とタラシの長さ

 アジングの基本的なキャスト方法についてです。まずは構え方とタラシの長さをチェックしてみましょう。構え方はキャストしたい方向に身体を向けて、利き足と利き手側の肩をやや前に出すところからスタートします。利き手側の中指と薬指でリールのフットを挟み、ロッドは軽く支えるように持ちましょう。身体の正面に真っすぐ投げられるのが理想ですが、左右へズレてしまう場合は、身体の向きで調整しながらキャストフォームを整えていく方法がおすすめです。

タラシはロッドのティップからジグヘッドまで、どの程度ラインを垂らした状態でキャストを行うかを表す言葉で、タックルの状況や投げ方によって投げやすい長さが異なります。柔らかく長いロッドを使う場合はやや短く、硬いロッドを使う時は、やや長めを意識して調整してみてください。1g前後のジグ単を6フィートクラスのロッドで投げる時は、30cm程度のタラシから始めてみるのがおすすめです。

 

 

ロッドの振り方と力の入れどころ

ロッドの振り方にはライトゲーム特有のコツがあって、重いルアーを投げる釣りとは振り方のイメージが異なります。これは仕掛けが強烈に軽く、仕掛け自体の重さではロッドがあまり曲がらないというのが理由で、仕掛けとタックル、そして自分なりの投げ方を知るというのが、上手にキャストを決めるコツです。

軽い仕掛けを投げる時は手首のスナップを使って、ティップで弾き飛ばすように投げるのがキャストイメージの基本になります。スナップを利かせるためには手首を上げる動作の後半に力が必要、手首を戻し終わったところにも力を入れることで、スイングスピードを上げつつ、ロッドのブレを抑えながら鋭いキャストが決まります。 

 

ワンハンドでのキャストも!

上記の動作は全てロッドを持っている利き手側だけで行えるので、慣れればワンハンドでのキャストもできるようになります。仕掛けが軽く、他の釣りと比べると身体への負担が少ないので、ワンハンドキャストを前提とした設計のロッドも少なくありません。両手を使う時は、力の入れどころである手首の返しと振り抜き時のサポートとして、グリップエンドを軽く支えるイメージでキャストしてみてください!

 

 

アジングのキャストまとめ

利き手側の肩と足をやや前に出して、タラシは30cmから投げやすい長さに調整!

手首のスナップを使って鋭く投げる!

ワンハンドでのキャスト、グリップエンドを支えるキャスト両方を試してみよう!

 

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2.アジングの釣り方:ライントラブル防止のコツ

キャスト後の動作にコツがある

アジングのタックルは感度重視のセッティング、ジグ単で釣る時のラインは、エステルやフロロカーボンがメインになります。この2種類は使っていると自然にクルクル巻き癖がつくラインで、ひどくなるとループができて結び目を誘発するのが特徴で、硬くクセが付きやすいのがトラブルを起こす理由です。完全になくすことはできませんが、コツを知っているとかなり頻度が下がるので、初心者の方は事前に予習しておきましょう!

 

1つ目のコツはサミング

1つ目のコツは、キャスト後、着水する少し手前で余計なラインの放出を抑えることです。このテクニックはフェザーリングと呼ばれていて、やり方はライン放出中に利き手の人差し指でスプールエッジに触れるだけ。振れる前にラインが指に当たることで放出の勢いを抑え、スプールに触れたところで余計なラインの放出を抑えてくれます。キャスト後は人差し指を伸ばしておいて、着水する少し前からフェザーリングを行いましょう!

 

2つ目のコツは巻く前にラインを張る

2つ目のコツは、ハンドルを回す前にロッドを立てて、ガイド内のラインをできるだけ真っすぐにすることです。テンションが掛かっていないように感じるかもしれませんが、風の影響や海面に張り付く力だけでもラインを整えるだけなら十分。多くのトラブルはラインが緩んでいる状態で巻いてしまっていることを理由に発生しているので、この動作をクセにするだけでもトラブルの発生を低減できます。

知っていれば実行は簡単なテクニックなので、初心者の方もぜひ初回の釣りから取り入れてみてください!

 

 

クセがついたらカット

クセが強烈についてしまった場合は、手前10mほどをカットしてしまうのがおすすめです。応急処置的に引っ張って真っすぐにする方法もありますが、エステルラインは強く伸ばすと劣化が起きるので、トラブルの理由になる部分を根本的になくしてしまうというのが、ベストな手段になります。頻度は1回から3回ほど釣ったらカット!タイミングは巻き癖の程度を見ながら調整していきましょう!

 

 

ライントラブル防止のコツまとめ

キャスト後にフェザーリング

巻き始める前に一度ロッドを立てる

ラインに巻き癖がついたら手前部分をカット

 

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3.アジングの釣り方:カウントでレンジコントロール

着水後は数を数えよう

着水後、頭の中で1,2,3と数を数えるテクニックをカウントと呼びます。これは数を数えて正確な水深を求めるものではなく、探る範囲の目途を立てることでアジがいる層を効率よく探すことが目的なので、数え始めるタイミングや数えるスピードは毎回同じであれば、人それぞれで問題ありません。最初はうまく使えなくても、クセになるように初回から取り入れていきましょう。

 

どのカウントから始めるか

どのカウントから釣りを始めるか悩む場合は、0.8gのジグヘッドは5カウント程度で1mほど沈むというのが一つの目安になります。タックル状況次第や釣り場の潮流によって沈み方が変化しますが、最初は5カウント、次は10カウントと刻んで、アジがいる層を探してみてください。水深が分かっていれば、そろそろボトムというカウントも分かるようになります。

同じ着水点、同じ重さのジグヘッド、同じテンポのリフト&フォールとすれば、毎回ジグヘッドが通ってくるコースはかなり近くなりますし、ジグヘッドの重さだけを変えて同じカウントで釣れば、前回よりも明確に下の層を探っていることになります!

 

 

カウントでアジを探そう

アジは群れで行動していて、群れは泳ぐ水深や追いかけているベイトの傾向をある程度共有しています。カウントしてアタリがあったけど掛からなかった、この場合は先ほどご紹介したカウントを使って、同じコースにもう一度アプローチしてみましょう。何度もバイトがあれば、アジが居るおおよその位置が特定できます。

アジはずっと同じ場所を泳ぎ続けるわけではないので、釣れなくなったらカウントを変えたり、釣れた時と同じカウントで着水点を変えてアジを探しましょう。同じ釣り場に何度も通っていれば、よく釣れるカウントや時期によって食わないカウントの傾向がつかめます。長期的に見ても釣果アップに繋がるポイントなので、積極的にいろいろ試してみるのがおすすめです!

 

自分のカウントを見つけよう

同じカウントでもジグヘッドの通ってくるコースは人によって異なる、この点も必ずチェックしておきましょう。タックルの状況でジグヘッドの沈み方が変化するだけでなく、リフト&フォールのテンポでどの程度浮いているのか、どの程度沈んでいるのかは人それぞれ。自分のタックル、自分のアクションで釣れるカウントを見つけることが大切です!

 

 

カウントでレンジコントロールまとめ

着水後は数を数えよう

釣れる時は同じカウント、同じ着水点で続行

釣れない時はカウント、着水点を変更

 

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4.アジングの釣り方:仕掛けの操作方法

動かし方の基本はリフト&フォール

動かし方の基本、アジが好む落ちる動きを効率よく出せる、リフト&フォールのやり方をチェックしてみましょう!

カウントで任意のレンジまで仕掛けを沈めたら、ティップを小さく跳ね上げてリフト、この動作はワームを動かすというよりもジグヘッドの重さを感じる、ラインの張り具合を確認する意味合いが強いので、チョンチョンチョンと小さく3回ほど行うだけで十分です。リフトの後はラインを軽く張ったままテンションフォール、仕掛け全体を大きく上下させる必要はなく、平行移動に近いような角度でも十分なので、ラインが緩まないようにゆっくりロッドを起こしながらアジのアタリを待ちましょう。

ジグヘッドの動きのイメージは緩やかなリフト&フォールですが、軽量ジグヘッドは放っておいても真っすぐ沈まないのが操作イメージのポイント、ラインの表面張力に引っ張られて手前にスライドしてくるので、全体をスローに、ラインを巻き取りすぎないのが動かし方のコツです!

 

 

タダ巻くだけの動かし方も試してみよう

小魚を追っているアジを狙う時は、横方向の動きを重視した動かし方が有効です。ゆっくりタダ巻き、ときどきタダ巻きの中にチョンチョンとロッドアクションを加える動かし方、この2つも試してみましょう!

先ほどご紹介したリフト&フォールが難しい場合は、タダ巻き→ラインを張りながら止め、この繰り返しで近い動かし方ができるので、釣り初心者の方はこの狙い方も試してみてください!

 

 

潮流に流す

堤防でも外海側では潮の流れが速い場所もあります。その流れの中にいるアジは基本的には潮上に向いて群れで泳いでいます。泳ぐといっても、流れの速さによってはその場から動いていないように見えます。これはちょうど居酒屋さんの活魚水槽の中のような状態になっていると想像するとわかりやすいかもしれません。

その群れの鼻先にエサに見えるワームを流し込んであげると、アジは我先に食いついてくることがあります。こうなると同じ流し方で何匹も釣り上げることができるというラッキータイムが始まります。やる気があって食欲旺盛な個体から釣れるので、まさにいとも簡単にという状況になります。

こんなチャンスをものにするには、潮流を読み、感じて、アジの群れがいる層にワームを流し込んでいくにはどのあたりから沈め始めなければならないか、どれぐらいの重さが必要かなどを考えながら釣ることが重要です。とはいっても、なかなか難しいことでもあるので、初心者の方は、投げたワームがある程度の勢いで流される場所を発見したら、リールをフリーにしてそのままワームを流してみるというのも一つの手です。

 

 

仕掛けの操作方法まとめ

スローなリフト&フォールが基本

小魚がベイトの時はタダ巻きも

操作が難しい時はタダ巻き&ストップ

 

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5.アジングの釣り方:アワセと取り込み方法

ドラグは緩め、アワセは軽くでOK

エステルラインは、ドラグを絞めすぎるとアワセ切れする可能性のあるラインです。釣り始める時は、ドラグ設定を緩めにしておきましょう。強烈に緩くする必要はなく目安は200g程度、最初はペットボトルなどを使って感覚を覚えるのがおすすめです。アジの口は飛び出す部分に掛かると切れやすいので、PEラインやフロロカーボンラインを使う場合も、若干締める程度でやや緩めとしておきましょう。

アワセは強く入れる必要はなく、ラインをピシと張るというイメージでも十分なフッキングが得られます。小さな違和感を掛けていくのがアジングの醍醐味、コンとくるようなアタリだけでなく、違和感を感じたら全部アワセを入れるところから始めてみてください!

 

 

大物の取り込みは慎重に

先ほどもご紹介したように、アジは掛かりどころ次第で口切れを起こす魚です。小型のアジなら自重で口が切れるケースは少なく、足元まで来たらティップを下げながらラインを巻き、スプールを抑えながら抜きあげる方法で十分対応できますが、大物は自重で口切れする可能性があるので、ランディングネットなどを使ってラインだけで持ち上げないような取り込みをしましょう。

魚が足元まで来て、ラインに角度がつくとドラグの効きは悪くなるので、大物を寄せたらドラグを少しだけ緩くするのも取り込みのコツです!

 

 

アワセと取り込み方法まとめ

アワセはピシッとティップを上げてラインを張るイメージでOK

違和感は全部アワセよう

大物の取り込みにはランディングツールを使おう

 

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6.アジングの釣り方:釣れない時はローテーション

釣れない時はワームをローテーション

アタリがあるのに掛からなかったり、反応が少ないと感じた時は、ワームを交換してアジが反応するワームを探すのが、アジング釣果アップのコツです。この狙い方はローテーションと呼ばれていて、アジングをはじめとするライトゲームでは、定番のテクニック。色や形、サイズを変えて、その日の釣れるワームを見つけましょう。

ベイトパターンをイメージしてワームを決めたら、食わない時は積極的にカラーローテーション、釣れる時はそのままというのが基本的な狙い方で、それでも食わない場合はワームそのものを変えたり、レンジを変えるというのがおすすめのローテーション方法です!

 

 

釣れない時はジグヘッドをローテーション

ジグヘッドのローテーションも、食わないアジを反応させるための重要なテクニックです。流れが強くて沈まない、深くて思い通り沈まないという場合はもちろん、探るレンジやフォールスピードの変化で、食わないアジが口を使いだすケースがあります。

居るのに食わない時は軽くというのがセオリーですが、狙い方に大きな変化をつけるという意味で、敢えて重くするローテーション方法も覚えておきましょう。ワーム、ジグヘッドどちらのローテーションも、準備さえしておけば初心者でも簡単です!

 

 

それでも釣れない時は…

アタリもなく、魚っ気もない。そんな時は、アジング以外の釣りでも大事なことですが、思い切って場所を移動することをおススメします。折角の軽量タックルなので、どんどん移動してこちらからアジを見つけてあげるつもりで釣り回ると出会える確率も当然アップします。

また、同じ場所で釣るにしても、時間を大きく変えてみるというのもありです。海中は潮回りで大きく変化します。満潮や干潮による水深の変化や潮流の向き、水温の変化などで時合が来たりします。どうしてもその場所でということならば、満潮・干潮の時間を確認して、潮が良く動く時間帯を見計らって狙ってみてはいかがでしょうか。

そして最後の「奥の手」ということで、リアルワーミング釣法を試してみて下さい。ジグヘッドにイソメをセットして投げるだけ。アジがいなくても色々な魚が釣れて楽しいですよ。

 

 

ローテーションまとめ

ベイトパターンをイメージしてワームを選ぶ

釣れない時はカラー、ダメなら形状とローテーション

ジグヘッドのローテーションも忘れずに

 

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アジングの釣り方をマスターしよう

初心者からのステップアップを目指して

今回ご紹介した内容は、釣り場に行って困った時に、知っておけば解決の糸口になるようなものが多いです。一度にすべてを覚える必要はないので、まずは簡単に基本を覚えて、釣り場で自分に合う方法を探しながら遊んでみてください。理由が分かれば軌道修正も簡単!釣り場ごと、タックルごとに分からないことがある場合は、ぜひ店頭でスタッフに細かくご質問ください!

 

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【2022 SPRING】アオリイカルール

【対象魚】

アオリイカ
※エントリーの際、対象魚は1種類のみ選択して下さい。


【キーパーサイズ】

胴寸20cm以上

 

【ランキング基準】

胴寸(頭の先~目の間のでっぱり) 小数点第一位まで入力

 

【エントリー更新】

期間内であれば何度でも更新が可能。

 

【注意点】

↓ 必ずエントリー前にご確認下さい ↓

 

【2022 SPRING】クロダイルール

【対象魚】

クロダイ
(キチヌ可)
※エントリーの際、対象魚は1種類のみ選択して下さい。

 


【キーパーサイズ】

長寸25cm以上

 

【ランキング基準】

・長寸(口先~尾) 小数点第一位まで入力

 

【エントリー更新】

期間内であれば何度でも更新が可能。

 

【注意点】

↓ 必ずエントリー前にご確認下さい ↓

 

【2022 SPRING】概要

「釣りのポイント公式アプリ」にて、
『オンラインダービー2022 SPRING
を開催いたします!

 

開催期間:
2022年4月1日(金)~5月9日(月)
※店頭での受付は行っておりません。何卒ご了承ください。

 

参加にはエントリーカードが必要となります。
※3/31よりダウンロード頂けます。
※開催期間外のエントリーは無効となります。

 

ご自慢の釣果があった際にはぜひ釣りコミュニティへ投稿してください。
皆様のエントリーをお待ちしております!

 

エントリー前に必ず下記のページをご確認下さい。

 

※本アプリにおけるダービーは弊社が独自に行うもので、Apple社とは一切関係ございません。

シーバス釣りで大切なタックル選び講座!上手な組み合わせと予算配分とは?

今回はシーバスゲームのタックルについてです。入門向けのスピニングタックル、ロッドの解説を中心に、リールやラインの選び方についても紹介しています。一式そろえるための情報はコレでバッチリ!入門用のシーバスタックルを揃えましょう。

 

 

 

 

 

シーバスタックルを揃えよう!

初心者向けタックルの揃え方を紹介!

海の人気ルアーターゲット、シーバス向けのタックル情報をまとめてご紹介!モデル選びで悩みやすいロッドの情報を中心に、各モデルの特徴や組み合わせるリールの情報、基本的なセッティングと予算配分についても解説しています。購入に向けて情報を集めたい方はぜひ参考にしてみてください!

 

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シーバスタックルのロッド選びを3つに分けてご紹介

初心者向けロッド選びの基本を解説

まずはロッドの選び方からご紹介します。シーバスは釣れるエリアの範囲が比較的広く、ロッドも釣り場やルアーに合わせてさまざまなものが展開されているのが特徴です。

釣りを始める場所、初めての釣り場に目途を立ててからロッドを選ぶとスムーズですが、1本でいろいろな場所を遊びたい、そんな選び方でももちろんOKです!ロッド選びのポイントだけでなく、遊べる範囲の広い基本のスペックについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

 

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1.シーバスロッド:長さの選び方

釣り場に合わせた長さを選ぼう

シーバスロッドの長さは8フィート以下から10フィート以上まで、選択肢にかなりの幅があります。まずは簡単な目安として、それぞれの釣り場に合う長さをチェックしてみましょう。

短いものは都市河川などロッドを振れるスペースが限られている場所、キャスト精度を上げたい障害物まわりの釣りで扱いやすいのが特徴です。小規模な釣り場では9フィート程度が基本の長さになります。

長いものは飛距離を出しやすく、足場が高い釣り場で操作しやすいのが魅力的なポイントです。サーフ、大規模河川、防波堤など、広いスペースでロッドを振れる釣り場から始める方は、9フィート以上のロッドを基本とイメージして検討してみてください。人気の長さは堤防やサーフで飛距離が出せる9.6フィート、初心者の方にもこの長さがおすすめです!

 

ロッドの長さ

スタイル

おすすめの釣り場

8.6フィート以下

近距離戦障害物狙いに!

都市河川・港湾

9フィート

万能タイプ、操作性重視

都市河川・港湾・防波堤・干潟

9.6フィート

万能タイプ、飛距離重視

河川・港湾・防波堤・沖堤防・干潟・サーフ・磯

10フィート以上

飛距離重視で遠距離戦!

サーフ・磯・大規模河川

 

 

取り回しと飛距離のバランスについて

ロッドの長さ選びにはもう一点、取り回しと飛距離のバランスを取るという重要なポイントがあります。取り回しというのはアンダーキャストができたり、狭い場所でも振れたり、邪魔にならずに扱いやすいかどうかを指す言葉です。

ロッドそれぞれの性質にもよりますが、基本的には長いほど飛距離を出しやすく取り回しが悪い、短いほど取り回しがよく飛距離が出しにくいという傾向があります。上も後ろもスペースが限られている橋脚では、取り回し最優先のショートロッドが活躍しますが、橋脚が遠くて後ろにスペースがある、このような状況ではある程度長さがあった方が釣りやすいです。

釣り場のイメージが湧かず取り回しと飛距離のバランス感が分からない、こんな方はぜひ釣り場近くの釣具店で具体的な釣り場を出しながら、長さ選びの相談をしてみてください!

また、飛距離は長ければ長いほど飛ぶというものではなく、自分がしっかりと振りきれる長さと重さの範囲の中で、長いもののほうが飛ばしやすいというのもポイントです。飛距離を重視する場合でも、初めての1本にはある程度振りやすい9.6フィートをおすすめします!

 

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2.シーバスロッド:強さの選び方

ロッドのパワーを選ぼう

長さの選び方をチェックしたら、次は強さの選び方もチェックしてみましょう!シーバスロッドに限らず、ルアーロッドにはML(ミディアムライト)・M(ミディアム)など複数のパワーが用意されていて、使いたいルアーのタイプや重さ、ターゲットサイズなどに応じて自分に合ったものを選択できます。

ロッドはパワーによって扱いやすいルアーの範囲が決まっているので、使ってみたいルアー、釣り場に合ったルアーなど仕掛けをイメージしながら、仕掛けに合うロッドの強さを選んでみましょう。スタンダードなシーバスルアーは大場所・デイゲームでは重さのあるもの、小場所・ナイトゲームでは軽めを使う傾向があります。初心者の方は、釣りやすい軽量ルアーまでしっかり使えるMLを基本に検討するのがおすすめです。

 

 

ロッドのパワー

ルアー

おすすめの釣り場

L(ライト)

ワーム・小型シンキングペンシル・小型ミノーなど

河川、港湾

ML(ミディアムライト)

中型ミノー・バイブレーション・シンキングペンシル・ブレードなど

河川・港湾・防波堤・干潟

M(ミディアム)

大型ミノー・バイブレーション・シンキングペンシル・メタルジグなど

河川・港湾・防波堤・沖堤防・干潟・サーフ

MH(ミディアムヘビー)

ヘビーシンキングミノー・大型プラグ・メタルジグなど

大規模河川・沖堤防・サーフ・磯

 

 

メーカーによって強さが異なる

先ほどご紹介したM・MLといった表記はメーカーがそれぞれに独自の基準で記載をしているもので、同じMLという表記でも製品によって強さやセッティングに違いがあります。スペックとして記載されている使用ルアー範囲についての基準にも違いがあり、表記よりも余裕があるもの、表記通りのジャストなもの、細かいセッティングはロッドそれぞれです。

長さ選び同様、強さ選びについても、実際に手に取ると印象が大きく変わる場合があるので、ぜひ店頭で実物を持ってフィーリングをチェックしてみてください。使用ルアーから投げやすさまで、初めての1本を選ぶときは、ぜひ店舗スタッフにご相談ください!

 

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3.シーバスロッド:曲がりの選び方

ロッドの曲がり具合もチェックしてみよう

ロッドは強さだけでなく、どこから曲がるかにもそれぞれに違いがあります。ロッド根元から先側まで直径の変化、どのような曲がりをするかを表す言葉が、この項目でご紹介する「テーパー」です。

先端側からの曲がりで順にファースト、レギュラー、スローと呼ばれていて、エクストラファースト、レギュラースローという呼び方で細分化されます。ロッドのスペックにある「F」、「RF」のような表記は、この曲がり具合を表す記号です。

シーバスロッドではやや曲がりが中央寄りのレギュラーファースト、レギュラーテーパーが人気で、これは海面で暴れるシーバスの負荷をロッドで受け止めるためのセッティング。レギュラーテーパーは極端に軽いものでなければキャストが楽、という特性も持っているので、初心者の方の入門用のロッドにピッタリです!

 

 

曲がりの違うロッドを使い分けてみよう!

多くはレギュラーファースト、レギュラーテーパーで展開されているシーバスロッドですが、先調子なものや胴調子なものも、もちろん多数展開されています。それぞれどんな個性があるのか、どんなルアーと相性がいいのかも合わせてチェックしてみましょう。釣り場の状況や自分に合うルアーが分かって、2本目を購入するときに役に立ちます!

ファースト寄りのテーパーは曲がりが小さいことから感度が高く、アワセを決めやすいのが特徴で、繊細に釣りたいバチ抜け系のルアーや、底を感じながら釣るタイプのルアーと相性がいいです。レギュラー寄りのテーパーは曲がりが大きく、魚を掛けてからのやり取りがスムーズ。巻いて魚を絡めとるようにフッキングする、乗せる釣りと相性がよく、ミノーなどタダ巻きの釣りに適しています。

感度と鋭いフッキングを重視するならファースト、魚とのやり取りやルアーからの負荷軽減、乗せるフッキングを重視するならレギュラーのイメージで使い分けてみましょう!

 

ロッドのテーパー

特徴

相性のよいルアー

エクストラファースト(EX.F)

感度最優先、シーバスロッドには少ない

ファースト(F)

感度重視、魚を掛けやすい、キャスト精度が高い

ジグヘッドリグ、小型ミノー、小型シンキングペンシルなどのライトルアー

レギュラーファースト(RF)

感度重視、幅広く遊べる万能タイプ!

シーバスルアー全般

レギュラー(R)

やりとり重視、投げやすく乗せやすい、幅広く遊べる万能タイプ!

シーバスルアー全般

レギュラースロー(RS)

やりとり重視、魚を乗せやすくパワーがある、アングラーへの負荷が少ない

ビッグベイト、大型トップなどのヘビールアー

スロー(S)

やりとり重視、魚を乗せやすい、アングラーへの負荷が少ない、シーバスロッドには少ない

スーパースロー(SS)

大型魚向け、シーバスロッドには少ない

 

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シーバスロッドの感度について

ロッドの感度とは

ロッドの感度が高いとはどんなことなのか、どんなメリットがあるかについてもチェックしてみましょう!手元に伝わる情報の多い=感度が高い、これが基本的な感度のイメージですが、伝わる情報には2つの種類があります。

感覚としてつかみやすいのはルアーの振動や着底、コツっとくるアタリの認識で、このタイプの感度はハリが強く先調子なロッドが優れています。

もう1つの感度は流れの変化や違和感の察知で、流れが強い場所や弱く繊細なアタリの認識に必要な性能です。こちらは軽さやスムーズな曲がりを重視したロッドが得意としています。

それぞれどんなシチュエーションで役に立つのか、気になる方は次項もチェックです!

 

 

感度を生かしたシーバスゲーム

1つ目にご紹介した感度、着底や振動の分かりやすさは、鉄板バイブレーションなど底を取って使うルアーの釣りで活躍!根掛かりの原因である着底しっぱなしを防ぐとともに、フォールで興味を持った魚に対し、スムーズな立ち上げでアプローチできます。

2つ目の感度は障害物ではなく流れを釣る釣り、泳ぎが弱いタイプのルアーを使う時やシーバスのアタリが小さいシチュエーションで必要になる感度です。

手に入れたロッドに合うルアーを探すときや、2本目を購入するときの参考にしてみてください!

 

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シーバスロッドのガイドについて

ガイドもロッド選びの参考にしよう

 ガイドは、ロッドについている小さいリング、道糸が通るパーツです。このパーツには形状や素材、中に入っているリングの材質にグレードがあり、ハイグレードなものは感度やキャストにまで大きな影響を与えます。

入門向けの1本を選ぶときにおすすめの選び方は、「Kガイド」というタイプのガイドが付いているロッドを選ぶ方法です。「Kガイド」はやや傾斜が付いたガイドフレームで、PEラインがフレームに絡みにくいというメリットがあります。中に入っているリングについては、コストパフォーマンスに優れる「アルコナイトリング」が付いているものがおすすめです。

スペック表を見てもガイドセッティングが分からない時は、店舗でスタッフに相談しながら選んでみてください!

 

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シーバスタックル:リールの選び方

入門向けのリールを選ぼう

ここからはリール選びについてです!シーバスゲームの基本となるサイズは3000番前後で、使用するラインの太さやロッドのパワーに合わせて、5000番程度までを使用します。初心者の方がシーバス入門用に選ぶときは、3000番または、コンパクトサイズ3000番のリールを基本に選べばOKです。

ある程度専門性もあるクラス、2万円程度の予算でリールを探す時は、強さ重視の高剛性タイプと自重重視の軽量タイプを選択できます。どちらがよいかは全体のバランス次第、自重が軽ければ軽いほどいいというものではないので、ロッドの自重や使用ルアーも加味しながらセッティングを検討してみてください。

 

リール番手

使用ラインイメージ

おすすめの釣り場

C3000・3000-C

PE0.8号から1.2号程度

河川・港湾・防波堤・干潟

3000

PE0.8号から1.2号程度

河川・港湾・防波堤・干潟

4000

PE1号から2号程度

大規模河川・サーフ・磯

5000

PE1号から2号程度

大規模河川・サーフ・磯

 

 

ギア比の選び方

ギア比はノーマル、ハイギア、エクストラハイギアから選択できます。ギア比が高ければ高いほど1回転あたりの糸巻き量が増えますが、自転車を漕ぐときと同じように、ハンドルを回す時の重さもアップ。巻きやすい速度でラインを巻きすぎない、回転時の重さで潮の流れを感じるなどそれぞれにメリットがあるので、こちらもベストな選択はセッティングと釣り方次第です。

デイゲーム主体ならハイギア、ナイトゲーム主体ならノーマルギアと選ぶのがおすすめの選び方、エクストラハイギアはサーフや磯で活躍します!

 

ギア比

メリット

おすすめのスタイル

ノーマルギア

ルアーをゆっくり動かしやすい、巻きにトルクがある

ナイトゲーム

ハイギア(HG)

ルアーを速く動かしやすい、一定の速度で巻きやすい

デイゲーム

エクストラハイギア(XG)

仕掛けの回収が早い、ルアーを早く動かしやすい

サーフ・磯

 

 

グレードの選び方

リールのグレード選びについてもご紹介します。グレードによる違いはモデルによってさまざまですが、素材のグレードがあがって軽さや歪みにくさが強化されたり、構造的な違いで巻き心地が滑らかに、ガタツキの無いものになったりします。

回転部分に入るベアリングの数にも違いがあり、こちらも数が多いと巻き心地がスムーズになります。雑音の無い巻き心地はルアーの動き、変化を明確に伝えてくれる要素で、ゆっくりルアーを巻く機会が多いシーバスゲームでは重要度が特に高いポイントです。ルアーが潮目に入った時などの「違和感」を確実に感じることが出来ればヒットチャンスの可能性も格段にあがってきます。

入門向けグレードでももちろん楽しく遊べますが、巻きで変化が分かりやすいもの、雑音が少ないものとこだわって選ぶなら、2万円クラスのモデルを検討してみましょう!

 

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シーバスタックル:ラインの選び方

道糸にはPEライン

店内シーバスラインコーナー 組み合わせるラインは、飛距離と感度に優れるPEラインがおすすめです。号数は1号前後を基本にセッティングを調整していく方法が主流で、大型に絞って狙う場合や特別重いルアーを使う時は、強度を目的に太いラインを使用します。3号、4号はベイトタックルを使ったビッグベイト用のセッティングです。

初心者の方が定番ルアーからスタートするときは、1号を150m、200m巻いておけばバッチリです!

 

PEラインの号数

釣り場

ルアー

0.8号(16lb)

河川・港湾

ジグヘッドリグ・軽量プラグ

1号・1.2号(20~24lb)

河川・港湾・防波堤・沖堤防・干潟

シーバスルアー全般

1.5号(30lb)

大規模河川・サーフ・磯

大型プラグ、ヘビーなバイブレーションなど

3号・4号(50lb以上)

ビッグベイトなど

 

 

リーダーの基本情報もチェック!

仕掛けを守るリーダーラインについてです。組み合わせるリーダーの太さは道糸の強度に合わせる方法を基本として、根掛かりの対策を目的にワンランク太いセッティングまで検討するのがおすすめの選び方です。初心者の方はPE1号に16lbの組み合わせで長さは1m程度とするのがおすすめ、キャストの邪魔にならない範囲で長さの調整を行いましょう。

リーダーラインの種類は定番のフロロカーボンでOKです。道糸用ではなく、仕掛け用のコンパクトスプール製品を準備しておくと、持ち運びが快適になります!

 

道糸

組み合わせるリーダーライン

0.8号

12lb(3号)から16lb(4号)前後

1号・1.2号

16lb(4号)から24lb(6号)前後

1.5号

24lb(6号)から30lb(8号)前後

3号・4号

50lb(14号)から60lb(16号)前後

 

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シーバスタックル:予算配分

釣り初心者にはリール重視の予算配分がおすすめ

釣り初心者の方、シーバスゲームから釣りを始める方には、リールを重視した予算配分がおすすめです。PEラインを使用し、キャスト回数が多いルアーゲームには1万円前後のリールをおすすめしたいことと、ロッドだけ別のものを準備すれば他の釣りができることが、この予算配分のポイントになります。

2万円程度を予算としてタックル一式を揃える場合は、このイメージで道具を準備していきましょう!

 

 

シーバスにこだわるならロッド重視の予算配分がおすすめ!

シーバスゲームにこだわって遊ぶ方、ある程度予算を用意して入門道具一式を揃える方には、ロッドを重視した予算配分がおすすめです。リール用に15,000円程度予算を用意できれば、トラブルはなく巻き心地もスムーズ。ロッド、リール、ラインで4万円程度とイメージしている方には、気持ちよく飛んで感度にも優れるロッド重視の揃え方をおすすめします!

 

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シーバスルアーもチェック

仕掛けの情報もチェックしておこう

タックルと合わせて準備したい、仕掛けについても簡単にご紹介しておきます。シーバスゲームで使用される主なルアーは、ジグヘッドと組み合わせて使用するソフトルアーと、樹脂や金属でできたハードルアーの2種類です。

ソフトルアーも十分に釣れますが、定番はアピール力に優れるハードルアーで、日中は早く動くもの、夜間はゆっくり動くものと使い分けるスタイルが主流です。

各ルアーには泳ぐ水深に得意、不得意があるので、バランスよく集めていくのが揃え方のコツ!ロッドやリール購入時に、セッティングに合った仕掛けを合わせて準備しておくとスムーズです!

 

レンジ

ルアータイプ

表層

ポッパー、ペンシルベイト

表層から中層

フローティングミノー、リップレスミノー・シンキングペンシル・ジグヘッド+ワーム

中層

シンキングミノー、シンキングペンシル・ジグヘッド+ワーム

中層から底中心

バイブレーション・スピンテール・シンキングペンシル・ジグヘッド+ワーム

底中心

バイブレーション・スピンテール・シンキングペンシル・ジグヘッド+ワーム

 

 

ビッグベイトやアラバマリグについて

シーバスはさまざまな餌を捕食している魚で、エリアや季節によって好みの餌が大きく変化します。大型の餌を捕食している場合は仕掛けも大きく、コノシロや落ち鮎には、圧倒的なアピール力を持つビッグベイトが効果的です。大型のシーバスに非常に効果が高いのが特徴、ランカーを目指す方はぜひチェックしてみてください!

ジグヘッド+ワームを1つの仕掛けに5つ・7つと付ける傘のような仕掛け、アラバマリグも、ヘビーなシーバスゲームで注目のルアータイプ。どちらも今回ご紹介したスタンダードなセッティングのスピニングタックルではキャストが難しい重量級の仕掛けですが、専用セッティングのタックル導入を検討する価値は十分です!

 

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あると便利なグッズもチェック

道具類も合わせて購入しておこう

ロッドやリールと合わせて準備しておきたい、あると便利な道具類もご紹介します。まずはPEラインやリーダーラインをカットできる、ラインカッターやプライヤ―を購入しておきましょう!

シーバスは岸から釣れるターゲットとしては比較的大型まで狙える魚なので、抜き上げができないシチュエーションが多々あります。大物に備えてランディングネット、フィッシュグリップといった取り込み用の道具も用意しておくのがおすすめです!

また、出世魚なので「スズキ」と呼べるサイズを釣りたいと思うのは当たり前。良型が釣れた時に計測するための1m超のメジャーや重量を測れるスケールなどがあると記憶だけでなく記録も残せますね。

 

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シーバスタックルで釣りに出かけよう!

初心者でもチャンスは十分!

身近な海で楽しめる手軽さと、満足感抜群の大物が狙えるシーバスゲーム。ルアーを食わせるためのアプローチには繊細さがあり、このゲーム性の高さがこの釣り最大の魅力です。

専用のタックルを準備しておけば、飛距離、感度、そして掛けてからのファイトもスムーズで、釣果アップは間違いナシ!初心者の方もぜひ専用の製品から道具一式を揃えて、快適な釣りを楽しんでください!

 

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『オンラインダービー2022 SPRING』 エントリー方法

 

「釣りのポイント公式アプリ」にて、
『オンラインダービー2022 SPRING』 を開催いたします!

※店頭での受付は行っておりません。何卒ご了承ください。

 

 

2022年4月1日(金)~5月9日(月)

※24時間エントリー受付で投稿時間が最終日の23時59分まで

 

 

 

 

オンラインダービーへの参加は、
①アプリのダウンロード
②釣りコミュニティ登録、ログイン
が必須となります。
iOSはAppStoreから、AndroidはGooglePlayストアからダウンロードできます。

 

 

 

 

 

 

エントリー写真を撮影する際はエントリーカードが必要になります。
入手方法は次の2通りです。

 

①店頭にて受け取り
ポイント全店にて期間中配布いたしますのでスタッフにお申し付けください。

 

②ネットでダウンロード
こちらからPDFをダウンロード! お客様で印刷してご使用ください。
エントリーカードをダウンロード
※3/31よりダウンロード頂けます。
※開催期間外のエントリーは無効となります。

 

 

注意:投稿前にこちらの参加ボタンを押さなければ、エントリーができませんのでご注意下さい。

 

『コニュニティ』タブを押します。

②タイムライン上にある『お魚ボタン』を押します。

 

③開いた3つのメニューの中から『ダービー』を選択します。

 

④ダービー一覧画面を開きます。

⑤参加したいダービーを選んで『このダービーに参加する』ボタンを押します。

 

⑥これで事前エントリーが完了となります。

※エントリーをキャンセルする場合は『参加をキャンセルする』を押して下さい。

 

 

 

登録が完了したら下記のキーパーサイズ以上の魚を釣りあげましょう!

長寸で順位を決定します。
※同寸の場合、釣行日が早い方を優先とします。

釣り方は問いません(磯・防波堤・船釣り、エサ・ルアーどちらでも可能です)

 

 

 

釣りをする際は決められたルールをしっかりと守りましょう!

・ブラックバスを釣る際はそれぞれの地域の条例や内水面漁場管理委員会の指示に従ってください。
・釣り禁止エリアでの釣果、捕獲は対象外となります。
・救命胴衣の着用、救命具等を持参し安全には十分に気を付けましょう。
・危険な場所での釣りは避けて下さい。
・海難及び、事故などについては運営団体は一切の責任を負いません。
・立入り禁止箇所、港湾荷役地域、工業用地、台船等の立入り、機材に触れたり持ち出すことは固く禁じます。
・釣魚に限る。(漁・遊魚に従事されている方のご参加はご遠慮ください。)
・出したゴミはきちんと持ち帰りましょう。
・法令を遵守してください。

 

 

 

 

対象魚が釣れたらルールに従って撮影して下さい。

 

↓ 撮影前に必ずご確認下さい ↓

*応募写真の著作権は撮影者にありますが、使用権は主催者が有し、主催者は広報宣伝・プロモーション等の目的で、雑誌・インターネットなど各種広報物で無償使用させていただく場合がございます。

 

 

↓ エントリー前に必ずご確認下さい ↓

 

①『釣りコミュニティ』で『投稿』を選択し押します。

 

②項目の流れに沿って投稿します。→『次へ』ボタンを押します。

③最後に参加したいダービーを指定します。
※事前エントリー完了済み&開催期間中のものだけが表示されます。

 

④ダービーにエントリー出来たかタイムラインを見て確認します。
→投稿記事の上段に『ダービーエントリー』と表示されます。
※エントリーが出来ていない場合、抽選賞の対象にもなりません。

 

 

 

期間中であれば、何度でもエントリーの更新OK!
*最高記録の釣果のみをエントリー対象とします。

 

 

 

ポイント店頭・ホームページ・アプリ内にて発表します。
※結果発表は5月下旬を予定

 

【順位賞】
1位~3位→
賞状 + 景品

【抽選賞】
エントリー頂いた方を対象に、それぞれの対象魚から抽選で景品をプレゼント!

※正確にエントリーされたもののみが抽選の対象となります。

 

ご自慢の釣果があった際にはぜひ釣りコミュニティへ投稿してください。
皆様のエントリーをお待ちしております!

 

 

Q 同じサイズの場合、ランキングはどうなるの?
A 同長寸の場合は『投稿日時が先の人』が優先されます。
Q 近くにポイントのお店がないので、エントリーカードがもらえません。
A エントリーカードは携帯やパソコンからダウンロードできますので、印刷してお使い下さい。
※エントリーカードは3/31(木)よりダウンロード可能になります。

テレビCMが新しくなりました

釣具のポイントのテレビCMが新しくなりました。

釣りの1シーンを切り取ったもので、
「釣り」が持つ楽しさや魅力を少しでも感じて頂ければと願っております。

新しいCM、ぜひご覧下さい。

 

 

◆高校生青春編

 

 

◆家族の物語編

アジング用ルアーの選び方!種類別の使い方や選び方など釣れるコツをご紹介!

今回はアジング用ルアー、人気のジグヘッド+ワームについての解説です。アジングで使用されている代表的な3つのワームタイプと3つのジグヘッド、それぞれの重さ選びやカラーの選び方を紹介しています。アジング用ルアー選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

 

 

 

アジング用のルアーを選んでみよう

釣れるアジング用ルアーの選び方と使い方を解説

今回は初心者向けアジングルアーの選び方、定番のワーム+ジグヘッドの選び方と使い方を合わせて解説します。サイズや重さなど、使用頻度の高い構成をまとめて紹介しているので、これからアジングを始める釣り初心者の方は、定番を一通りチェックしてみてください。一歩踏み込んで、色やベイトパターンに合わせた使い分けまでイメージできるようになれば、釣果アップは間違いナシです!

 

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アジング用ルアー:ワームの形状を3タイプに分けてご紹介

代表的なワームの種類をチェックしてみよう

まずはアジングで人気のワームタイプを3種類チェックしてみましょう。便利に使える定番形状が存在するアジングですが、日中の釣りで活躍するもの、特定のパターンに強烈に効くものも用意しておくと、釣れるシチュエーションがグッと広がります。色、形状に幅を持ってワームを揃えておくのも釣果アップのポイント、季節ごとのパターンを知らなくてもいろいろな種類のワームを試すことでステップアップに繋がるので、釣り初心者の方もぜひ参考にしてみてください!

 

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1.アジングワーム:ピンテール系ワーム

人気のアジング定番ワーム

まずは最も人気の高い定番形状、ピンテールのワームをチェックしてみましょう。このワームはテールがまっすぐ、シャッドテールやカーリーテールといった動きが大きいものよりも動きが弱く、ワームが出す波動も小さいのが特徴です。

サイズは1インチから2インチが定番で、おすすめは中間的な1.5インチです。このサイズは港内から防波堤の外側まで、豆アジから中型までによく効くので、初めてのアジングにもおすすめできます。

ボディの太さや溝の深さはそれぞれあり、アイテムごとに沈降速度や波動といったアクションのバランス感が異なりますが、どのワームもベイトパターンを問わず、さまざまなシチュエーションで活躍します。まずはピンテール、1.5インチのワームからアジングを始めましょう!

 

ピンテール系ワームの動かし方

ピンテールのワームはさまざまなアクションパターンに対応できるのも大きな特徴です。初心者の方でも遊びやすいタダ巻きから、アジングの王道であるリフト&フォール、仕掛けを変えて遠投リグまで、シチュエーションを問わず釣れるのが人気のポイントと言えます。

波動や動きが小さく手元に伝わる感覚もほとんど無く、慣れるまでは抵抗感が欲しくて速く動かしてしまいがちなので、ゆっくり動かすことを意識して、微波動なピンテールワームの強みを引き出しましょう!

 

 

ピンテール系ワームはこんなパターンにおすすめ

基準としてご紹介した1.5インチは、パターンを問わず投入しやすい万能サイズです。それ以外にも小さいもの、大きいもののほうが釣れるパターンもチェックしておきましょう!

冬季から早春にかけてのマイクロベイトパターン、アミなどのプランクトンがメインベイトになっているときは、1インチ前後の小さなものを使うスタイルが人気です。このタイプは小さなボディで沈降速度、抵抗感を作るために、ボディが太かったり、リブ、足といったパーツで抵抗を作り出しているのが特徴になります。

暖かくなってシラスなど小魚系がベイトになってきたら、サイズアップして2インチの出番です!単純に狙うアジが大きい場合も、アピール力を重視してシルエットの大きなワームを使う方が釣れるケースもあります。プランクトンから小魚系まで、幅広いパターンに対応できるのがピンテールワームの強みです!

 

 

ピンテールワームまとめ

サイズは1.5インチがアジングの定番

小さいものはプランクトンパターンに

巻き、リフト&フォール対応

 

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2.アジングワーム:ストレート系ワーム

ハイアピールで釣れるワーム

先ほどご紹介したピンテールワームと並んで、人気の高いワームタイプです。テールの形状はピンテールタイプと同じようなもの、小さなヒレが付いたものとありますが、共通する特徴はボディが細く全長が2インチ、3インチと長めなことで、こちらも波動が小さくアジの好みにマッチします。

ピンテールワームにプラスして、ローテーション用のワームを揃えるならストレートワームがおすすめ!ボディやテールの構成、長さや太さにはたくさんの種類があるので、手持ちの種類を増やしたい方は色だけでなく形状も複数が揃うように集めていきましょう!

 

 

ストレート系ワームの動かし方

動かし方は巻きよりもフォール系と相性がよく、アジングで人気のリフト&フォールをメインとする使い方が主流です。巻いて使う場合も、ときどきストップを入れて落ちる動きを演出しましょう。速く巻くと浮き上がってくるので、速めに巻いて止めるを繰り返すようなアクションが簡単です。

アジが底に張り付いているときはボトムステイと呼ばれる使い方も有効で、底にしっかり留まる重めのジグヘッドを選び、沈めたまま止める、跳ねるを繰り返します。このアクションは動きに余韻が出て、シルエットによるアピールにも期待ができるストレートワームと相性抜群です!

 

 

ストレート系ワームはこんなパターンにおすすめ

シルエットがゴカイにそっくりなので、ストレートワームはアジが多毛類を意識しているタイミングで非常に有効です。2インチ程度のものはパターンを問わず投入できますが、バチ抜けなど特にゴカイが目立つタイミングで、3インチなど長めのものを投入してみましょう。

シラス、ノレソレ(アナゴの幼魚)など、細長いシルエットの小魚にも見た目はそっくり、このパターンは目で見て判断するのが難しいパターンですが、春先に試してみる価値アリです!

 

 

ストレートワームまとめ

サイズは2インチから3インチがおすすめ

長いものはバチ抜けパターンに!

リフト&フォールがおすすめ

 

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3.アジングワーム:ダート系ワーム

日中の釣りにおすすめ

明るい時間にアジングを楽しみたい方には、反射食いを重視した狙い方がおすすめです。鋭いアクションに対応できる、ダート系のワームもチェックしてみましょう!このタイプのワームは形状に大きな特徴があり、水を切って左右に跳ねる三角形のボディを持っています。

さまざまなターゲットに有効な狙い方なので、展開されているワームのサイズもさまざまです。アジを狙うなら2インチ、大きくても3インチ程度の比較的小さなサイズを選びましょう。タックルは夜釣り向けのものを流用できますが、穂先に張りがあるデイゲーム向けのロッドを用意できると、鋭いアクションを簡単に演出できます。アジ以外にもメバル、カサゴ、小型回遊魚など、海釣りで釣れる魚が幅広く狙える仕掛けです!

 

 

ダート系ワームの動かし方

使い方は夜の釣りとは大きく異なり、ロッドを鋭くシャクる操作が必要になります。手首を使ってティップを跳ね上げ、チョンチョンとワームをダートさせましょう。3回ほどシャクってリールを1巻きしてから3カウントほど止めます。ラインは常に張りっぱなしではなく、張って緩むを繰り返すように動かすのが使い方のポイントです。日中は底を中心に、朝夕は表層や中層もチェックしてみてください!

ワームを真っすぐ、捻じれのないようにセットするのもダート系ワームを上手く使うポイント!ワームをきれいにセットすることで、左右にきれいに跳ねあがるような、釣れる動きを引き出せます。

 

 

ダート系ワームはこんなパターンにおすすめ

鋭い動きで思わず口を使うというのが狙いなので、ベイトパターンを問わずに楽しめます。小魚を追っているアジに対しては特に有効で、このパターンの時は日中だけでなく朝夕、夜の釣りでも効果があります。朝夕に小魚を追って沖から入ってくるアジを狙う釣りにもおすすめ、メタルジグと合わせて釣果アップを目指しましょう!

 

 

ダートワームまとめ

サイズは2インチから3インチ

日中の釣りには特におすすめ

3回シャクって3カウント止めから始めてみよう

 

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アジング用ルアー:ワームカラーの選び方

色の選び方を3つに分けてご紹介

アジングワームの色選びについてもチェックしておきましょう!ワームの色は時間帯や当日の潮の濁り具合によってアジからの見え方が変化する要素で、釣れる色を探す、釣れなくなったら色を変えるといったローテーションで釣果アップが狙えます。今回は大きく3つの系統に分けて色をご紹介するので、同系統の色ばかりにならないようにワームを揃える参考にしてみてください。

 

 

①クリア系・ラメ系

アジングで最も人気、よく釣れる定番のカラーです。完全なクリア、やや色味のあるもの、ラメの入ったものとあって、透明+銀ラメのクリアラメが一番人気、完全なクリアよりもややアピール力があります。特にアミパターンなどプランクトンを好んで捕食している時にはかなり有効です。ローテーションの軸になる系統の色なので、まずはこのタイプのカラーを中心にワームを集めていきましょう!

 

 

②グロー系・ケイムラ系

蓄光するものがグローカラー、紫外線を受けて発光するものがケイムラカラーです。どちらも他のタイプのワームには無いアピールを持っている色なので、種類を揃えるなら1つは用意しておきたいところです。ケイムラは常夜灯の光があるポイント、グローは濁りがあって真っ暗な海や新月の夜でも有効!暗い時間帯だけでなく、明るい時間や朝夕のマズメ時にも活躍できます!

 

 

③マット系

チャートやピンク、ホワイトなど、透明なクリアではなく光を通さないタイプのカラーです。アピール力は非常に高く、メバリングや根魚釣りで人気があります。アジングではややクリア系のカラーに人気は劣りますが、どこにアジが居るのか探すところから始める時は頼りになります。クリアラメ系、グロー、ケイムラ系、マット系と種類を揃えて、釣果アップを目指しましょう!

 

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アジング用ルアー:ジグヘッドの形状を3タイプに分けてご紹介!

ワームと合わせるジグヘッドもチェック

ワームと組み合わせるジグヘッドの種類、重さの選び方もご紹介します。ジグヘッドとワームを組み合わせるのがアジングの定番仕掛けであるジグ単、遠投リグでもこのジグ単を使うので、まずはこの2つを用意しておけば仕掛けの準備はバッチリです。

ジグヘッドの形状、そして重さの違いによるアクションの変化も、アジの反応を変える要素になります。ワームの形状や色と同じように、ジグヘッドも複数の重さをローテーションできるように揃えていきましょう!

 

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1.アジングジグヘッド:ラウンド型ジグヘッド

アジング定番のジグヘッド

1つ目にご紹介するジグヘッドは、最も人気の高い丸型、ラウンド型のジグヘッドです。ラインアイの位置、先端が欠けたようになったものなどさまざまな形状がありますが、全体のシルエットが丸に近いものはこのタイプのジグヘッドに分類されます。

このタイプのジグヘッドの強みは姿勢の安定感で、飛距離が出しやすく真っすぐ沈みやすい、浮き上がりやすく、抵抗感も十分なものが得られるなどマルチな性能をもっています。クセがないため初心者や、アジング定番のリフト&フォールをメインにする方には、このタイプのジグヘッドがおすすめです!

 

 

重さの選び方について

このタイプのジグヘッドは超軽量から重いものまで幅広く使用されていて、用途に合わせた重さの選択が必要になります。基本的な選び方はジグ単なら0.8g前後、遠投リグで使用する場合は0.6g前後とするのがおすすめ。ボトムステイで使う場合は2gや3gも検討してみましょう。

スタンダードなジグ単タックルで使用する場合は、0.6gから1.5g程度まであれば多くの釣り場をカバーできます!

 

 

ラウンド型ジグヘッドの動かし方

クセのない使用感が持ち味のラウンド型は、タダ巻き、リフト&フォール、ボトムステイと幅広く対応できるジグヘッドです。浮き上がる力が強いタイプなので、どのアクションで使う時もスローを意識しながら使ってみてください。

自分の釣り場のベイトパターン、よく釣れるアクションなど、いろいろ試しながら自分のスタイルを作るなら、ラウンド型のジグヘッドです!

 

 

ラウンド型ジグヘッドまとめ

浮き上がりやすく真っすぐ沈む

ジグ単でよく使う重さは0.8g前後

スローを意識しながら釣れるアクションを探してみよう

 

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2.アジングジグヘッド:船型・砲弾型ジグヘッド

ゆっくり沈んでタダ巻きに強いジグヘッド

丸型よりもややフラット、ヘッドが船型、砲弾型のジグヘッドは、丸形よりも浮き上がりにくくレンジキープに優れる特性を持っています。ラウンド型は頭下がり、真っすぐに近い軌道で沈降しますが、このタイプのジグヘッドは姿勢が平行に近く、不規則な軌道で落ちるのも大きな特徴です。

アジングではフォールスピードを下げる目的や、タダ巻きを重視した狙い方で効果を発揮、丸型からのローテーション先としておすすめです。

 

 

 

重さの選び方について

丸型よりも抵抗が少なく、どこにジグヘッドがあるのか見失いやすいので、重さは1.2g前後が使いやすいです。ジグ単で使う時は1gから1.5gをメインに、リトリーブと相性がいいピンテール系のワームと組み合わせてみましょう。

 

 

船型・砲弾型ジグヘッドの動かし方

どちらの形状もタダ巻き、リフト&フォール、両方のアクションで楽しむことができますが、使い分けを考えるなら、一定のレンジを引き続ける、横の動きを重視する狙い方で使うのがおすすめです。表層ギリギリでしか反応しない時や、ベイトが小魚系でフォールよりもリトリーブの方が釣れるという時に投入してみましょう。メバリングではこのタイプのジグヘッドが人気です!

 

 

船型・砲弾型ジグヘッドまとめ

浮き上がりを抑えてレンジをキープ

アジングで使う重さは1.2g前後

タダ巻きにおすすめ

 

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3.アジングジグヘッド:ダート系ジグヘッド

ダート系のワームと組み合わせよう

最後は船型よりも先がとがった三角形状、ダート、ワインド系と呼ばれているジグヘッドについてです。ダート系のワームはボディの形状である程度単体でも左右に跳ねますが、このタイプのジグヘッドと組み合わせるとさらに動きにキレが出ます。

夜釣りオンリーであれば出番はそれほどありませんが、日中をメインにする場合はこのタイプのジグヘッドもおすすめ!ダート系のワームと同じメーカーのものを使うと形状がピッタリはまって使いやすいです!

 

 

 

重さの選び方について

リフト&フォールやタダ巻き時よりも強くアクションさせるので、重さはこれまでご紹介してきたジグヘッドよりも重いものを使用します。1.5gから3g程度までで、タックルに合う重さを選択しましょう。防波堤ギリギリや底付近を狙う場合は、2g以上あるものが使いやすいです。

ナイトゲーム向け、ジグ単向けのタックルを流用する場合は、ロッドのティップが入りすぎない軽めのものを選ぶのがポイント!この狙い方にこだわる方には遠投向けのPEタックルを流用したり、デイゲーム向けのチューブラーロッド+PEラインを巻いたリールを用意して、専用タックルで遊ぶのもおすすめです!

 

 

ダート系ジグヘッドの動かし方

ダート系ワームの項目でご紹介したように、小さく3回ほどシャクってリールをひと巻き、3カウントほど止めて沈めるのが基本的な使い方です。どの程度の力でシャクるのか、どの程度沈めるのかはジグヘッドの重さ次第なので、釣り場で着底を確認しながら調整しましょう。

防波堤にいるターゲットに幅広く有効、アジング専用としてだけではなく、海釣りを気軽に遊ぶための仕掛けとしてもおすすめできます!

 

 

ダート系ジグヘッドまとめ

三角形状で左右に跳ねる

少し重めの1.5gから3g程度が使いやすい

チョンチョンシャクって海釣りターゲットに幅広く対応

 

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アジングジグヘッドのフックサイズについて

主流のサイズは#8から#12

アジング向けのジグヘッドはフックのサイズにも種類があって、組み合わせるワームや狙うアジのサイズに合わせて大きさを選択できます。フックサイズの表記は針軸から針先までの幅が基準で、軸の長さや針の太さはそれぞれに違いがあります。

アジング向けのフックは比較的軸の長いものが主流ですが、短いワーム向けに軸の短いフックも展開されています。ワームの長さと太さ、釣れるアジのサイズをイメージしながら、選んだワームに合うジグヘッドを選択しましょう。

初めてのアジングにおすすめのフック形状は、1.5インチ前後のワームと相性がよい#8から#12サイズで、軸がやや長めのものがおすすめです。各種アジングワームに幅広く対応できて、20cm前後のアジまでしっかり釣れます。まずはこのサイズをメインに、ジグヘッドを揃えていきましょう。

 

ジグヘッドのフックサイズ

組み合わせるワームのサイズ

狙うアジのサイズ

#12・#10(SSやS)

1インチから2インチ程度までのワーム

豆アジ対応、20cm程度まで

#8(M)

1.5インチから3インチ程度までのワーム

25cm程度まで

#6(L)

2インチから3インチ程度までのワーム

30cm程度まで

#4

3インチ、4インチストレートワーム

30cm以上

 

 

アジング用のアシストフック

フックサイズを小さくしてもアジの掛かりが悪い場合には、さらに小さいフックをプラスして、ショートバイトに対応するアシストフックがあります。このフックは糸付きで、ジグヘッドの針に結ぶだけで使える手軽な構造。糸の分だけ針先がワームのテール部分に近づいて、弱い吸い込みをフッキングにつなげてくれます。港内の常夜灯狙い、夏の豆アジシーズンから始める方はぜひ試してみてください。

 

 

 

アジングのフックサイズまとめ

主流のサイズは#8から#12

短いワームには短め、長いワームには長めのハリを選ぼう

掛かりが悪いときはアシストフックを試してみよう

 

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アジング用のメタルジグやプラグについて

明るい時間の釣りにメタルジグ

アジングはワームだけでなく、ハードルアーでも楽しめます。中でも代表的なのがメタルジグで、ジグヘッドには無い金属的な輝きと、鋭いアクションが小魚を追いかけているアジに対して非常に有効です。重さを稼ぎやすいルアーでもあるので、ワーム以外も使ってみたい方は、5g前後のメタルジグを朝夕の釣りで試してみてください。アクションはタダ巻き、ゆるやかなリフト&フォールでOKです。

また、近年は1gや1.5gといった超軽量級のジグヘッドも人気があります。こちらはジグ単と同じタックル、同じアクションで遊べるというのが人気のポイントで、ワームには無い質感のアクションを目的に、ローテーション先として活躍中です。常夜灯の光があれば夜でも遊べるルアーなので、初心者の方でも気軽に遊べます。

 

 

プラグを使ってアジング

アジには樹脂製のプラグも有効です。アジングで使用されるルアータイプは、アクションが小さなシンキングペンシルがメインで、こちらもジグ単向けのタックルを使い、ジグ単と同じイメージの操作で楽しめます。

プラグはジグヘッドよりも浮き上がる力が強いので、同じ重さのジグヘッドと比べるとアクションがスローです。飛距離のアップ、そしてワームよりも強い水中での存在感を目的に、アジングプラグをローテーションにプラスしてみましょう!

 

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アジング用ルアーの準備はバッチリ

いろいろな種類を揃えて釣果アップを目指そう

ジグヘッド、ワームとも、色や形状のローテーションでアジの反応が大きく変化するのが、アジングの醍醐味です。釣れない時はどんどん変えて、釣れたら再現性を求めて、同じ構成に同じアクション、同じレンジと攻めるのがアジング攻略の第一歩と言えます。

同じ釣り場に通ってその釣り場に合う構成、季節のパターンを覚えるまでは、積極的にいろいろなアイテムを試して、ステップアップを目指してみてください!

 

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