魚種で変わるスーパーライトジギングの仕掛け特集!揃えるタックル含めて解説!

今回はスーパーライトジギングの仕掛けについてです。基本となる仕掛け構成の解説と、魚種ごとの特徴を捉えたジグ、フック選びについて紹介しています。フックセッティングが攻略のポイント!針にも工夫をして、スーパーライトジギングを満喫しましょう。

 

 

 

 

 

スーパーライトジギングの仕掛けを魚種別に解説

魚種に合わせたルアーとタックルのセレクトをご紹介

今回はスーパーライトジギングの仕掛け編として、魚種に合わせたルアーやフックの選び方と、相性のよいタックル編成についてご紹介します。

ルアーで釣れる魚であれば、全てが対象魚になるスーパーライトジギングですが、それぞれの魚には特に反応しやすいアクションがあり、特定のアクションに強いルアーを使うことや、アクションに合うロッドを使うことで、メインターゲットからのバイトを増やす工夫ができます。

基本となる仕掛けの作り方も紹介しているので、初心者の方はそちらをチェックした後、魚種に合わせたルアーセレクトの項目をチェックしてみてください。

 

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スーパーライトジギング基本仕掛けの作り方

基本の仕掛け作りを4つに分けて解説

魚種別のルアー選びに入る前に、スーパーライトジギングの基本となる仕掛けの作り方をご紹介します。構造は非常にシンプルなので、準備は初心者の方でも簡単です。

初心者の方にぜひチェックしておいて欲しいポイントは、オフショアジギングでは定番のリング接続と糸の結び方関連です。細い糸で大きな魚まで相手にする釣りなので、道糸とリーダーの結び方は釣り当日までにしっかり練習しておきましょう。

 

 

①道糸にリーダーを結ぼう

初心者の方がルアーゲーム全般をスタートする上で、一番ネックになりやすいポイントです。

PEラインは急激なショックに弱く、傷がつくと一か所に負荷が集中して切れるという縒り糸特有の弱点を持っています。強度と伸び率の低さは申し分なしのラインなので、先側にフロロカーボンラインを結んで、弱点を補いつつ高い性能を引き出せるラインシステムを完成させましょう。

結び方には複数の種類がありますが、基本的には難易度が低いほど結び目の強度も低いです。今回はステップアップ後もずっと使っていける結びとして、手順の難易度と強度のバランスに優れる、FGノットをご紹介します。しっかり結べれば、不意の大物が掛かっても安心してやり取りできるノットです!

 

結び方のコツはパート分けと指の運び方

FGノットを効率よく習得するためのコツは、パート分けと指の運び方にあります。

工程数が多く覚えられない、と感じる場合は、前半を編み込みパート、後半をハーフヒッチパートに分けて覚えるようにしてみてください。編み込みだけ練習、ハーフヒッチパートのみ練習と分けるのもおすすめです。編み込みは上から下からで計20回、ハーフヒッチは10回、エンドノットに2回通しと覚えると簡単です。

指の運びは常にラインにテンションを掛けて、緩みや追い越しが発生しないようにするためのテクニックで、習得すれば他の結び方にも応用できます。動画4:50頃からの実践編で、指をどんな風に使ってループを作っているか、糸の結び目はどのように動いているかをチェックしてみてください。スライドするように結んでいくのがポイントです。

 

リーダーの長さと太さについて

スーパーライトジギングは狙う水深が浅いことから、操作性を重視してリーダーの長さを短めとするセッティングが人気です。1.5m程度を目安に、釣り場の条件に合わせて3m程度まで検討してみてください。短い状態から長くすることはできないので、船宿予約時の段階でリーダーの長さについて聞いておきましょう。

リーダーの太さは16lb(4号)~20lb(5号)程度が基準になります。メインラインが太い場合はリーダーも太くして、バランスの取れたラインシステムを目指してください。ロッドのパワーやリールのサイズなど、タックルの強さも考慮に入れて決めるのが、バランスのよいラインシステム作りのコツです。

 

メインラインの号数 組み合わせるリーダーライン
PE0.6号 フロロカーボン12lb(3号)~16lb(4号)
PE0.8号 フロロカーボン16lb(4号)~20lb(5号)
PE1号 フロロカーボン20lb(5号)~22lb(6号)
PE1.2号 フロロカーボン22lb(6号)~25lb(7号)

 

 

②リーダーとジグの接続にはソリッドリング(溶接リング)を使おう

スーパーライトジギングのルアー接続には、スナップよりも強度が高いソリッドリング(継ぎ目のない溶接リング)と、スプリットリング(二重で取り外しができる金属の輪)を組み合わせる、強度の高い接続方法がおすすめです。

サイズは#2番や#3番といった小型のものを選択しましょう。ルアーに付いているスプリットリングをそのまま使う方法もありますが、「コンビリング」という名前で2種のリングがセットになった製品が展開されているので、こちらで一気に揃えてしまうのがおすすめです。

開閉にはプライヤーという道具が必要になりますが、慣れてしまえば船上でのルアー交換も簡単に行えます。プライヤーはラインカッターを兼ねる道具なので、スタート時にぜひサイズの合うものを検討してみてください。

 

 

③ソリッドリング(溶接リング)にリーダーを結ぶ

リーダーをソリッドリングに結びます。結び方は片結びなど簡易なものではなく、しっかり結べる釣り向けのものを覚えておきましょう。おすすめの結び方はパロマーノットで、手順が簡単かつ強度も十分なノットです。

結び方はリーダーを折り返した状態で、折り目をリングの中に通すところからスタートします。通した折り目をつかみ、本線を巻き込みながらハーフヒッチで仮止めし、折り目のループにリングを通してから締めこんで完成です。

手順は簡単ですが、強度は非常に高い結びです。オフショア初心者の方はぜひこの結び方をマスターして、いろいろな釣りで使ってみてください。

 

 

④スプリットリングでルアーを接続

ソリッドリングが結べたら、ルアーとフックをスプリットリングで接続して完成です。プライヤー先端のツメをスプリットリングの重なっている部分に入れて、端が軽く開いたら、スライドさせていくような形でリング同士を接続してください。

接続のパターンは、1つのソリッドリングに1つのスプリットリングでルアーを接続する方法と、ルアーのリング、フックのリングで2つのスプリットリングを接続する方法があります。どちらを選んでも問題ありませんが、おすすめはルアーのみの交換できる後者の方法です。前者の方法を使う場合は、フックをメタルジグのアイに接続して使いましょう。

 

 

基本仕掛けの作り方まとめ

道糸とリーダーはFGノットで接続

リーダーとソリッドリングはパロマーノットで接続

ソリッドリングとスプリットリングでルアーとフックを接続

 

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スーパーライトジギング仕掛けの魚種別攻略4パターン

対象魚に合わせてジグとフックを使い分けよう

ここからは仕掛け作りの応用編です。時期やポイントによって変わる対象魚に合わせた、ジグの選び方とフックセッティングをチェックしてみましょう。

メインターゲットに合わせたジグの準備はもちろん、別系統のセッティングも用意しておくことで、当日の状況に合わせた釣りが楽しめるようになります。ジグのタイプやサイズごとの特徴や、カラーについても紹介しているので、これから仕掛け類を準備する方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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1.スーパーライトジギング仕掛け:アジ・イサキ攻略

タダ巻きをメインにした仕掛け構成

お手軽感とサイズ感のバランスがよく、オフショア初心者の方にもおすすめしやすいターゲットです。この2魚種は地域次第で時期を問わず狙える魚ですが、特に人気が集中する時期は浅場で狙える春から夏の時期になります。

アジ・イサキの釣り方は、ジグを動かしすぎないタダ巻きと、スローなワンピッチジャーク&フォールがメインです。メタルジグはこの2つのアクションを表現しやすいものから選択しましょう。ジグをガシガシ動かすというよりも、できるだけ暴れさせないようにしたい釣り方なので、専用タックルには柔らかく曲がるロッドを選びたいところです。

 

 

釣り方に合わせたルアーセレクト

どちらの魚も口はそれほど大きくなく、エサとなる小魚も小型であるケースがほとんどです。メタルジグはサイズ感にこだわって、シルエットが小さいものを選ぶのがおすすめです。釣り場の深さや海流の関係から重さが必要になる場合は、高比重なタングステンジグも検討してみてください。

ジグの形状はややリアウェイト気味で、厚みを出してサイズを抑えたものや、細長いタイプのものがおすすめです。裏表や左右で非対称となっているものは、タダ巻きやフォールで揺れるようなアクションが出るので、このタイプをメインにチェックしてみましょう。

カラーはグリーンがイサキゲームで非常に高い実績を持っています。グリーン+ゴールドをアピール系のカラーに、フルシルバーなど、シルバー系のものをナチュラル系のカラーに用意しておくと、アジイサキと両方の魚種を効率よくローテーションで攻略できます。

 

 

フックセッティングはフロントツイン&リアツイン

フォールでバイト位置が不安定になることと、多点掛かりが口切れ対策になることから、フックは小型のツインのアシストフックをリアとフロントにセットするセッティングが主流です。シルエットが小さいジグにフックを4個つけることになるので、フック同士の干渉を避けるためにも短いアシストフックを選んでください。

また、アジとイサキには、フックにティンセルが付いているものや、平らな部分があってキラッと光る針が効果的です。ジグのサイズが大きい場合でも、専用フックなら針へのバイトが期待できます。

口の小さいアジイサキは、小針+ツインアシストフックのダブル、針を食わせるティンセル付きフックで攻略しましょう。

 

 

仕掛けに合わせたタックルセレクトのコツ

釣れるのはアジイサキのみで、青物はほとんど混ざらないと分かっている場合は、ラインを細くして小さなジグを使っていく釣り方も効果的です。0.6号など細糸も考慮に入れながら、タックルを編成してみましょう。

ロッドはタダ巻きやフワッとしたシャクリに合わせて、大きく柔らかく曲がるもの、穂先が柔らかいものを選ぶと釣果アップにつながります。2タックル用意するのが難しい場合は、中間的なものを選ぶか、対象魚を明確にしてからタックル編成を検討するのがおすすめです。時期に合うもの、海域に合うものをお探しの場合は、ぜひ店頭でスタッフにご相談ください。

 

 

アジ・イサキ攻略まとめ

リアウェイトのタングステンジグが効く

ティンセル付きのツインアシストフックをフロントとリアにセット

柔らかいロッドで釣果アップ

 

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2.スーパーライトジギング仕掛け:青物攻略

スピード感を演出できる仕掛け構成

青物は能力が非常に高く、鋭い動きに反応する習性があります。先ほどご紹介したアジイサキ狙いとは相反する仕掛け、タックル編成と相性がいいターゲットです。サイズも大型が掛かる可能性があるので、青物を狙う時はロッドのパワーやフックの強度を重視して、道具の準備を進めましょう。

 

 

釣り方に合わせたルアーセレクト

ジグは形状が対称に近いもの、抵抗が小さいものを選ぶと、スピード感のあるワンピッチジャークをしやすいです。重さは深さに合うものではなく、あえてワンランク重いものを使うことで、アクション全体のスピードを上げられます。シルエットを抑えたい場合は、比重の高いタングステンジグの出番です。

アジイサキでも使ったタダ巻き系のジグと、細身で抵抗が小さいジグをローテーションして、当日青物が反応するアクションスピードを探してみてください。

カラーは輝きが強いシルバー系の実績が高く、太陽が出てからはブルーシルバーやピンクシルバーがローテーションのメインになります。フルシルバー系でもホロの違いによって釣果が変わることもあるので、色々と試してみるのもありです。

 

 

フックセッティングはフロントツイン

使用するジグ自体が小さいので、強度の高い大型のフックはトラブルを起こしやすいです。フックサイズを抑えて、2本掛けで負荷を分散しながらやりとりができるセッティングを目指しましょう。スーパーライトジギングタックル自体もパワーを抑えたセッティングなので、太軸の針よりも細軸の針の方が相性がいいです。

ハリ数が多い場合やアシストフックが長いセッティングは、大きなシャクリでラインに絡まるトラブルが起きます。青物はジグの頭を上手く狙ってバイトしてくるので、フロントにダブルのアシストフック、リアは無しという構成から試してみてください。

アシストフックはアジイサキで使ったものよりも、大きめを選ぶのがおすすめです。

 

 

仕掛けに合わせたタックルセレクトのコツ

アジイサキを狙う時は柔らかいロッドが適していましたが、青物を相手にするときは硬くパワーのあるロッドが理想的です。ロッドには青物の強力な引きをコントロールするとともに、鋭いアクションでジグを動かす張りとパワーが求められます。

アジイサキと青物はどちらも非常に高い人気を持っていますが、タックル編成には大きな違いが生まれるターゲットでもあります。どちらを重視するかじっくり検討しながら、タックルの準備を進めましょう。

 

 

青物攻略まとめ

ジグの重さと形状でスピードを出そう

フロントに大きめのツインフックがおすすめ

硬めでパワーのあるロッドが適している

 

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3.スーパーライトジギング仕掛け:真鯛攻略

タダ巻きにこだわるセッティング

真鯛の釣り方はアジイサキを狙う時に似ていて、タダ巻きにフォールアクションをプラスするような攻め方が有効です。

同じくオフショアで人気のタイラバのように、一定速度で巻き続けるアクションを重視した仕掛けで攻略しましょう。ジグのシルエットは小さいものが食いがよく、タングステンジグが必要になるシチュエーションも多いです。

 

 

釣り方に合わせたルアーセレクト

ジグはストレートなアクションに強い、タダ巻き系のジグが適しています。真鯛向けに揺れを抑えたものも展開されているので、ローテーション用のジグも用意する場合は、揺れるものと揺れないものというような組み合わせにするのがおすすめです。

また、インチクやタイラバに形状を似せて、ラバーパーツを組み合わせたルアーが効くシチュエーションもあるので、ジグ以外のルアーも用意しておきたい場合はそちらをチェックしてみてください。

 

 

フックセッティングはフロントツイン&リアシングル

フックはフロントにダブルフック、リアにシングルフックというセッティングが人気です。後ろから追ってきてかじるようにバイトする魚なので、リアにフッキングするケースが多く、リアをトレブルフックにしたり、長さが極端に短いアシストフックをつけることで、フッキング率アップが狙えます。

リア側の抵抗が小さいほどジグの泳ぎが小さくなり、真鯛が好む静かなタダ巻きアクションが出せます。船上でいくつかのフックパターンを試しながら狙うのもおすすめです。

 

 

仕掛けに合わせたタックルセレクトのコツ

真鯛は追いかける距離の長さ、そしてかじりだしてからフッキングに至るまでに時間がかかる可能性がある魚です。ティップが硬いロッドを使うと、追いかけてかじるというステップの最中に違和感を与えてしまうケースが出てきます。

ロッドはティップの柔らかいものを選んで、違和感なく食い込ませるタックルセッティングを目指しましょう。真鯛にこだわったスペシャルなロッドもありますが、まずはアジイサキ系のロッドからでOKです。

 

 

真鯛攻略まとめ

泳がないタダ巻きが真鯛に効く

フックはリアにこだわろう

ティップが柔らかいロッドで釣果アップ

 

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4.スーパーライトジギング仕掛け:底モノ・根魚攻略

ハタやヒラメもターゲット

ハタやヒラメといった海底を好む魚まで釣れるのが、スーパーライトジギングの魅力です。根魚系を釣る時に特別深い場所は狙うことはしませんが、底付近を集中して狙えるようなやや重めのジグがあると便利です。他の魚を狙う時に30gなら、底モノには40gというイメージで、ワンランク上の重さを使ってみてください。

釣り場の深さだけでなく、アクションや狙う層に合わせて、重さを調整するのも釣果を伸ばすポイントになります。

 

 

釣り方に合わせたルアーセレクト

ハタやヒラメを狙う時は、底付近から2m程度までを強く意識したリフト&フォールが有効です。底まで落として、ゆっくりタダ巻きする釣り方も効果があります。ジグは非対称でゆっくり落ちるものや、タダ巻き系のものから選んでみましょう。重さはやや重めとするのがおすすめです。

カラーは定番のシルバー、ゴールドだけでなく、ぼんやりと光るグロー系も有効です。光の量が少ない深さでもアピールできるカラーなので、ぜひグローのジグも検討してみてください。

 

 

フックセッティングはフロントツイン

ハタ、ヒラメとも口が非常に大きく、使用するジグが小さいスーパーライトジギングであれば、フロントのアシストフックだけでも十分なフッキング率が期待できます。海底への接触回数が多いことから、根掛かりが増えるターゲットなので、ハリ数を減らしたフロントツインのセッティングから試してみてください。

根魚向けのアシストフックは根掛かりしにくい針の形状が採用されているので、こちらも要チェックです。

 

 

仕掛けに合わせたタックルセレクトのコツ

ティップはやや硬く、曲がりが小さいロッドを選ぶと、ジグが底についた感覚を把握しやすいです。スピニングよりもベイトの方が、底についた瞬間を把握しやすいので、オフショア初心者の方は、ベイトタックルの導入も検討してみてください。

深さのあるポイントを攻める時も、ベイトタックルが扱いやすいです。

 

 

底モノ・根魚攻略まとめ

重さはスタンダードウェイト+αを選ぼう

フックはフロントツインがおすすめ

ベイトタックルが扱いやすい

 

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スーパーライトジギングの仕掛けを使い分けよう

オフショア入門に最適

比較的浅い釣り場から始められるので、沖の深さに不慣れな方でも楽しく遊べるのがスーパーライトジギングです。メインターゲットであるアジイサキは比較的数が多く、釣れる魚種も多いので、結果を出しやい魅力もあります。

ジグ選びやタックル編成に迷ったら、ぜひ店頭でスタッフにご相談ください。仕掛けに合うタックルや、実績の高いルアーをご案内させていただきます。

 

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シーバス釣りはルアーで攻略!初心者向けに種類別の特徴と選び方をご紹介!

シーバスゲーム向けのルアーをまとめて紹介!種類豊富なシーバスルアーそれぞれの特徴や使い方、選択のポイントを解説しています。カラー選び、お手入れについても紹介!入門情報をまとめてチェックできます。初心者の方はぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

 

 

シーバスルアーを揃えよう!

シーバスルアーの特徴を解説

今回はシーバス向けのルアーについてです。豊富に選択肢があるルアーそれぞれの役割や、特徴、誘い方をご紹介します。なるべく役割が分かれるように、幅広い状況に対応できるようなラインナップでルアーケースを持っていくのが、シーバスゲットへの近道です!

ルアーの種類を知ることは、効率のよい選び方を知ることにも繋がるポイントなので、初心者の方はぜひ参考にしてみてください!

 

 

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シーバスルアーを4つに分けてご紹介!

代表的なルアーのタイプをチェックしてみよう

タイプを4つのグループに分けて、代表的なシーバスルアーをご紹介します。それぞれの基本的な特徴、得意としている釣り方や、誘い方をチェックしてみましょう。

特に人気の高い種類は「プラグ」の項目で登場する樹脂製のハードルアーで、種類も多岐にわたります。シーバスルアーと言えばこのタイプというジャンルなので、初心者の方はこの項目を要チェックです!

 

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1.シーバスルアー:ワーム

柔らかく動くソフトなルアー

まずはシーバスルアーの中では比較的ライトなタイプ、柔らかく動くソフトルアーのワームをご紹介します。樹脂製のルアーほど強い水押しはないので、広範囲から魚を集める力はありませんが、抑えに抑えた小さな波動と柔らかな動きが、ルアーにスレてしまったシーバスに効果的です。釣り人が多い釣り場で釣れるタイプのルアーをお探しの場合は、ぜひ検討してみてください。

シーバスゲームで多用されるサイズは2.5インチから4インチ程度までで、種類もピンテール、シャッドテール、ダートタイプと選択できます。ナイトゲームには3インチ前後のピンテール、デイゲームには3インチ前後のシャッドテールとするのが基本的な選び方です。

ダートタイプは特徴である跳ねるような動きを出すために、専用形状のジグヘッドと独特な操作が必要になりますが、ピンテール、シャッドテールはゆっくり巻くだけの基本的な誘い方で楽しめます!

 

種類

特徴

使い分け

ピンテール

波動を抑えたナチュラル系

低活性時

シャッドテール

動きが強いアピール系

高活性時

ダートタイプ

動きが鋭いリアクション系

低活性時

 

 

ジグヘッドも合わせて用意しよう!

ジグヘッドと組み合わせて使うのがワームの使い方!ワーム本体にはハリが無く、重さとフックをプラスするためにジグヘッドを使います。ワームは使っていると劣化してくるので、ジグヘッドはそのままにしてワームのみ交換を行いましょう。

シーバス向けのジグヘッドはフックサイズが#2から#3/0程度までで、重さは3gから30g程度までと幅が広いです。ワームと同じメーカー、同じシリーズのジグヘッドを選ぶとフックとワームのサイズがピッタリなので、まずはセットで使うところから始めてみましょう。軽いヘッドには小さなフック、重いヘッドには大きなフックがついているので、ワームのサイズはそれぞれのフックサイズに合わせる必要があります。

底付近を釣りたい、飛距離が欲しい時は重く、ワームが小さかったり、表層を巻きたい時は軽くというのがジグウェイトの基本的な使い分けの方法です。同じ巻き速度で操作すると、重いものほど下を泳ぐことになるとイメージしておきましょう。釣り場ごとに定番の重さがあるので、下記の表を参考に選んでみてください。当日の海の状況に合わせて交換できるように、複数の重さを持っていくと快適に楽しめます!

 

ジグヘッドの重さ

特徴

おすすめの釣り場

3gから5g

小さなワームと相性がいい、ゆっくり動かせる

都市河川・港湾

5gから10g

スタンダードサイズ、小さなワームが使えて幅広く活躍

河川・港湾・堤防

10gから20g

飛距離が出て大場所、深い場所で使いやすい

大規模河川・港湾・堤防・沖堤防

20g以上

飛距離重視、大場所で飛距離が欲しい時に活躍

サーフ・磯

 

 

ワーム&ジグヘッドまとめ

ワームのサイズは2.5インチから4インチ程度!

ジグヘッドの重さでレンジを調整!

ルアーに慣れたシーバスに効果的!

 

 

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2.シーバスルアー:プラグ

6種類のプラグをチェックしてみよう!

シーバスゲームを代表するルアータイプです。樹脂製で浮力があり、先ほどご紹介したワームよりも水を押す力が強いのが特徴と言えます。動きを極力抑えたものから強く動くものまで、種類によってアピールの仕方はさまざまですが、ワームよりも水中での存在感が強く、広範囲にアピールしながら釣れるルアーとイメージして使い分けを検討してみましょう。

かなりの種類がありますが、初心者の方は少しずつ揃えて、操作や使い分けを覚えていけばOKです。まずは出番が多く使いやすいミノーを中心に、扱いやすいバイブレーションやスピンテールを試してみましょう!

 

 

①ポッパー、ペンシルベイト

 カップで水を押すポッパー、水面で頭を左右に振るペンシルベイト、この2つは「トップ」というジャンルで分類されています。どちらも魚を集める力、アピール力はシーバスルアーの中でもトップクラスで、シーバスが表層を強く意識している状況の攻略や、やる気のある魚を見つけるためのルアーに最適です。

操作方法はどちらも一定のリズムでロッドを振る動作が必要で、海面の状況やルアーに最適なロッドアクションに合わせていく必要がありますが、このマニュアルな操作が動かして釣る楽しさに繋がっています。

食わせる能力よりも見つけてもらう性能を重視しており、高活性に期待ができてベイト、回遊などの条件が揃いやすい、夏から秋のマズメ時に有効なルアーです!

 

 

ポッパー&ペンシルベイトまとめ

水面上で強くアピール!

ボイル、ナブラがある時におすすめ!

やる気のある魚を探すルアーに最適!

 

 

②フローティングミノー・リップレスミノー

巻きを止めると徐々に浮き上がるフローティングミノー、リップがほとんどないリップレスミノーの2種類は、表層直下を釣れるルアーとして最適です。シーバスが浮き気味になるナイトゲームでは特に人気の高いルアーで、サイズを変えればさまざまな季節、ベイトパターンに対応できます。

ワイドに泳いでアピールしたい時はリップ付きのフローティングミノー、ローアピールに誘いたい時はリップレスミノーと使い分けるのが基本で、リップレスミノーは巻き速度を上げても潜行が緩やかというのも選び方のポイントになります。

サイズは120mm前後の出番の多い大きさです。飛距離が欲しい場合はサイズを上げる方法だけではなく、後述するシンキングタイプも要チェック。リップレスミノーは手元に伝わる感覚が非常に弱いので、まずはフローティングミノーから試してみるのがおすすめです。

誘い方はゆっくりタダ巻きやテンションを掛けながらポイントに流し込んでいくドリフトが主流です。ドリフトはラインの張り具合やルアー位置のイメージがちょっと難しい釣り方なので、初心者の方は簡単なタダ巻きからスタートしてみてください!

 

 

フローティングミノー&リップレスミノーまとめ

定番サイズは120mm前後!

スローに使えてナイトゲームで人気!

タダ巻き&ドリフトがおすすめ!

 

 

③シンキングミノー

止めておくと沈むタイプのミノーです。先ほどご紹介したリップレスミノーもシンキングのものがほとんどですが、泳ぐ層は浅いレンジが得意。リップ付きのシンキングミノーは一段深いレンジを釣れるものが多く、沈む性質を利用して下から巻き上げてくるような誘い方にも対応できます。スピードを出しても飛び出しにくく、フローティングミノーよりも速い巻きに強い点も大きな特徴です。

タックルやセッティングはフローティングミノーと同じものを使えますが、飛距離が欲しい時や、やや潜らせて釣るルアーが欲しい時は、このタイプのミノーを選択しましょう。

操作はこちらもタダ巻きでOK、着水から少し待って、沈めてから巻き始めると効率よく一段下のレンジを攻略できます。ナイトゲームでももちろん活躍しますが、デイゲームで人気のあるミノーです!

 

 

シンキングミノーまとめ

定番サイズは120mm前後!

表層直下よりも一段下の攻略に!

スピードを出してデイゲームに!

 

 

 

④シンキングペンシル

①で登場したペンシルベイトのシンキングバージョンです。形状や名前は似ていますが、動きや誘い方は全くの別物で、弱々しいテールスイングとローリングアクションがこのルアーの持ち味。ミノーの強い動きを嫌うシーバスに対して効果が高く、ナイトゲームで人気があります。

引き抵抗が非常に弱く、泳いでいるのか、どの水深にルアーがあるのかが分かりにくいという弱点がありますが、他のルアーにはないアクションは使いこなせれば大きな武器になります。ボディが細く重さもあるので、飛距離が出る点やシルエット的にバチ抜け、サヨリパターンに強い点も見逃せません。

誘い方は任意のレンジをゆっくりタダ巻き、表層からボトムまで、操作次第でいろいろなレンジを攻められるルアーです!

 

 

シンキングペンシルまとめ

ミノーよりも弱いアクション!

スローに使えてナイトゲームで人気!

着水直後から巻いて表層&沈めて中層・底の釣りにも使える!

 

 

⑤バイブレーション

 巻くだけでブルブルと震えて、波動やボディの動きで強くアピールできるルアーです。平らなボディは空中でそれなりに抵抗を受けますが、シーバスルアーの中では重いウェイトを選びやすく、比較的飛距離が出るタイプのルアーと言えます。

バイブレーションには樹脂製で中身が空洞のもの、中身が詰まっているソリッドタイプ、金属製とタイプが3種類あります。飛距離が欲しい釣り場はウェイト重視、ベイトが小さい時はシルエット重視でサイズを選んでみましょう。

また、浅い釣り場、表層から中層を釣りたいときは中空のもの、中層を釣りたいときはソリッドタイプ、デイゲームでリアクション要素が欲しい時には金属製とするのがおすすめです。誘い方はどのタイプも振動を感じながら巻く、巻いて止める、リフト&フォールとシンプルに楽しめます。

金属製の鉄板バイブレーションはデイゲームの大人気ルアータイプで、シーバス以外の魚種に対しても非常に有効なルアーなので、一つ持っていくといろいろな場面で活躍してくれます。後述するスピンテールジグと鉄板バイブレーションは、デイゲームから始める方には特におすすめです!

 

 

バイブレーションまとめ

ブルブル震えてハイアピール!

表層を釣るなら中空タイプ、中層を釣るならソリッドタイプ

デイゲームには鉄板バイブ!

 

 

⑥スピンテールジグ

テールに回転するブレードが付いたルアーです。飛距離、レンジキープ、リアクション要素と揃っているので、先ほどご紹介した鉄板バイブと並んで、デイゲームで抜群の人気を誇ります。こちらも重めを選択しやすく、飛距離を活かして沖を釣るルアーとしておすすめです。

ブレードは輝きでシーバスを惹きつけるだけでなく、ブレード単体を小さなベイトに見せる効果と、抵抗を作ってレンジをキープしてくれる効果も持っています。

誘い方は沈めてタダ巻き、ときどきストップを入れる程度で十分なので、初心者の方でも操作は簡単!日中の釣りから始める方はぜひ試してみてください。20g前後が扱いやすいです!

 

 

スピンテールジグまとめ

ブレードで小型ベイトを演出!

ブレードの抵抗でレンジをキープ!

デイゲームにおすすめ!

 

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3.シーバスルアー:メタルジグ

条件が揃えばメタルジグも有効

ショアジギングのイメージが強いメタルジグも、条件が揃えばシーバスに対して高い効果を発揮します。シーバスが底付近に沈む日中、シーバスの居場所がイメージできて、直撃に近い形で狙えるシチュエーションは大チャンスです。

有名な釣り方は足元に重いメタルジグを落とす岸壁ジギング、通称岸ジギで、この釣りは夏の沖堤防で人気を集めているスタイル。壁際の陰にタイトについたシーバスを狙い撃ちできます。飛距離が出るタイプのルアーですが、この釣り方では見切らせない沈降スピードを目的に重さを選択するのがポイント。ドスンと釣れる30g程度が人気です。

冬はボートシーバスで魚探を使ったジギングが人気!岸からの釣りでも、シーバスが溜まる深場をイメージできれば、メタルジグで攻略できるチャンスがあります。

シャクって追わせる誘い方というよりも、ドスンと落として一回目、二回目のフォールで釣る誘い方とイメージして、どんどん撃ち直していくのがおすすめです!

 

 

メタルジグまとめ

重めを選んでフォールでリアクション!

岸壁ジギングがおすすめ!

深場を狙ってキャスティング!

 

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4.シーバスルアー:大型ルアーなど

特殊なタイプも3つご紹介!

ここからはちょっと変わり種、主流ではないものの、シーバスに対して高い効果を持つルアーもご紹介します。これまでご紹介してきたルアーはスタンダードなスピニングタックルで使用できますが、これからご紹介するルアー達は重さに耐えられる専用のタックルが必要になります!

 

 

スピナーベイト

バスフィッシングで人気のワイヤーベイトです。小型のものであればスピニングタックルでも十分に使用可能、大型のブレードを搭載したヘビーなものは、後述するビッグベイト系のタックルで使用します。

スピンテールにもあったブレードはシーバスに対して非常に効果が高く、スピナーベイトでもアピール力は十分!ワイヤーがあること、構造上トレブルフックを装備できないことから、フッキングにはやや難ありですが、障害物回避能力の高さはソルトでも活きるシーンがあります。

冬のコノシロパターン攻略に超大型スピナーベイトがボートで注目されているので、ちょっと変わったルアーを使ってみたい方はこちらもぜひチェックしてみてください!

 

 

スピナーベイトまとめ

小型はスタンダードなタックルで使用可能!

大型は冬の大型ベイトパターンに!

 

 

ビッグベイト

 こちらもバスフィッシングで有名ですが、シーバスジャンルでもランカーキラーとして有名になった大型のプラグです。ウェイトは60g程度から、専用タックルが無ければキャストが難しいルアーですが、特徴である巨大なシルエット、無視できない水中での存在感には大きな魅力があります。

落ちアユ、コノシロといった、他のルアーでは表現が難しい大型のベイトパターンを楽しめるルアーとして検討してみましょう。誘い方は流れに乗せて流す、ゆっくり巻いたりジャークで緩急を入れたりと非常にテクニカルです!

 

ビッグベイトまとめ

専用タックルが必要!

冬の大型ベイトパターンに!

 

 

アラバマリグ

5本、もしくは7本のワイヤーそれぞれにジグヘッドとワームをセットする、傘のような仕掛けです。トータルのウェイトは25g程度ながら、キャスト時に掛かる抵抗が大きく、ヘビーな構成のタックルが必要になります。

この仕掛けの特徴は群れを演出できること、全体を見ると存在感がありながら、ひとつひとつが小さいことで一口サイズのアプローチで釣れる点が大きな魅力です。抵抗が大きいことを利用して、深いレンジをキープしやすいというメリットもあります。

シーバスゲームではまだまだポピュラーとは言えない仕掛けですが、釣り場の条件が合えば試してみる価値アリの釣れる仕掛けです!

 

アラバマリグまとめ

専用タックルが必要!

存在感と一口サイズを両立!

 

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シーバスルアーはベイトに合わせる!

マッチザベイトを意識しよう!

シーバスは狙っている餌に強く固執する傾向があり、動きやシルエットが大きく外れたルアーには反応が悪い魚です。捕食しているベイトにできるだけルアーを近づけるマッチザベイトを意識して、釣果アップを目指しましょう!

捕食しているベイトは視認できることもありますが、多くの場合はエリアと季節の情報を元に予測を立てて、いくつかのルアーをローテーションしながら、当日の条件にハマるルアーを探していくというのが、ルアーの選び方のポイントです。

釣果情報、スタッフブログで情報を集めながら、季節のベイトに合ったサイズのルアーをいくつか用意して釣りに出かけましょう!同じタイプ、同じサイズのルアーばかりにならないように、種類とサイズを散らしながら揃えていくのが、選び方のポイントです!

 

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シーバスルアーのカラーについて

カラーの選び方もチェックしておこう!

ルアーカラーの選び方についてもご紹介します。まずは基本となる2つのカラーをベースに、選び方をチェックしてみましょう。

ナイトゲームで人気のカラーはチャートとパールで、この2つを組み合わせたカラーが定番です。弱い光の中でも十分な存在感、夜釣りメインの方は、このタイプのカラーをチェックしておきましょう。日中の釣りでは、太陽光を使ったフラッシングが効果的なシルバー系、輝きが強いものが人気です。

定番のカラーを基本としつつ、当日の水の色や光の具合に合うもの、シーバスの反応が変わるカラーをローテーションで探していくのが釣れるカラーの探し方!しばらく試して釣れなければカラーチェンジ、釣れるときは同じ色で再現性を狙うというのが、カラーローテーションの基本的な考え方です。

同じ色ばかりにならないようにするのもルアーの選び方のポイント、カラフルなルアーケースを目指しましょう!

 

カラーの系統

特徴と選び方のポイント

代表的なカラー

シルバー系

澄んだ潮、デイゲームに強いナチュラル系

イワシ(ブルーシルバー)

ゴールド系

濁った潮、デイゲームに強いアピール系

アカキン

パール系

低光量でも目立つナイトゲームの定番

チャートバックパール・レッドヘッド

ブラック系

光の中でシルエットがハッキリ出る

ブラックベースゴールド

クリア系

マイクロベイトに強い、ルアーサイズを小さく見せる効果がある

クリアラメ

 

 

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シーバスルアーのお手入れについて

ルアーを長持ちさせるために

最後はシーバスルアーのお手入れについてです。塗装がはがれてしまった場合は買い替えが必要になりますが、フックは釣行後の「洗浄」でサビを抑え、「交換」で鋭さを取り戻せます。

釣行後の洗浄は真水でザーッと流すだけでも十分!汽水エリアで釣った後も真水で洗い流しておきましょう。水けをきって、しっかり乾燥させるのも重要なポイントで、RMソルトウォッシュムースを使うと簡単にお手入れ出来て安心ですよ。

フックにサビが出てきたり、先が丸くなってきたらフックを交換しましょう!フィッシングプライヤーがあれば、スプリットリングを開いて簡単に交換ができます。フックはサイズ、太さで重量が異なり、バランスの変化でルアーの沈降速度やアクションが変化してしまう場合があるので、パッケージやメーカー公式サイトの情報を見て、なるべく近いスペックのフックに付け替えるのがおすすめです。

 

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シーバスルアーはコレでバッチリ!

お気に入りのルアーを見つけよう!

種類が多く、それぞれにしっかりと役割があるシーバスルアー達。季節ごとのベイトパターンや釣り場の特性など、当日の条件に合ったものを選べるように、複数のタイプを持っていくのが釣果アップに繋がるポイントです。

持っていくルアーの選定が面白いのもルアーゲームの醍醐味です!ぜひ使うルアー、持っていくルアーの構成にこだわって、シーバスゲームを満喫してください!

 

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エギングで釣れる時期や時間帯は?地域別に狙い目シーズンから時間帯まで解説!

今回はエギングで釣れる時期と時間帯、地域ごとの特徴をまとめてご紹介します。アオリイカは時期によって釣れるサイズ、魚影の濃さが変わるターゲットなので、初心者の方は基本情報を要チェック。時間帯と潮回りの情報も、初めての一匹を手にするために必要な知識です!

 

 

 

 

 

エギングで釣れる時期や時間帯をチェックしよう

狙い目の時期と時間帯を知って釣果アップ

今回はエギングで釣れるシーズンや時間帯、地域ごとに異なる釣れる季節の違いをご紹介します。メインターゲットであるアオリイカは、季節によって釣れる釣れないがハッキリしているイカです。エギングから釣りを始める方は、ぜひお出かけになる前に、釣りやすい季節の情報をチェックしてみてください。

単純な時間帯の変化だけでなく、潮がいいタイミングに集中して釣るのも、釣果アップに必要なテクニックです。潮の動きは他の釣りにも使える情報なので、この機会に確認の仕方を覚えておきましょう。

 

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エギングに適した時期

狙い目の時期は秋と春

国内に広く分布しているシロイカ型アオリイカの寿命は1年から1年半程度で、そのうち3ヵ月程度は、卵だったり幼生だったりと釣りのターゲットにはならないサイズです。同じ場所であっても孵化や成長には群れごとの違いがあり、産卵後のアオリイカがある程度の期間捕食活動を続けることから、シーズン中は釣れ続けるように感じますが、極端にイカが減る期間があることをチェックしておきましょう。

 

 

秋は子イカが釣れるシーズン

アオリイカの産卵は晩春から初夏で、卵は3週間ほどで孵化します。2号エギなど小型のエギでアオリイカが狙えるようになるのは、この孵化した小イカがある程度成長してからです。エギングが始まる季節は秋の子イカシーズンから、水温が16℃を下回って、多くのイカが水温の安定する沖側へ移動するまで続きます。

 

 

春は親イカが釣れるシーズン

春は沖の深場で成長したアオリイカが、産卵を目的に接岸する季節です。大型が狙えることからエギング人気がピークを迎えるシーズンで、どの場所でも沢山の墨跡を目にできます。サイズにこだわらなければ、釣りやすい季節は秋ですが、満足度の高い大物を手にするなら春のエギングです。

 

 

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エギングに適した時間帯

釣りに出かける時間帯もチェックしておこう

アオリイカは比較的釣れる時間帯の長いターゲットで、タイミングや場所は選ぶものの、朝と夕方、昼、夜と各時間帯にチャンスがあります。季節や潮の動きによっていいタイミングは変化しますが、まずは各時間帯の特徴的な部分をチェックしておきましょう。

 

 

アオリイカが釣れる時間帯:朝と夕方のエギング

朝と夕方は、春秋を問わず狙い目となるタイミングです。どちらの時間帯も潮が動くタイミングと重なりやすく、日の出、日没と大きな状況変化も重なります。アオリイカが捕食している小魚も動き出す時間で、やる気のあるアオリイカと出会いやすいです。釣りの中ではピークとなりやすい時間なので、積極的にエギングに出かけましょう。

 

 

アオリイカが釣れる時間帯:昼のエギング

昼は秋のエギングにおすすめのシーズンです。捕食を強く意識しているイカは少ない時間帯ですが、目で見てイカを見つけるには絶好のタイミング。好奇心旺盛な秋の子イカに対しては、サイトフィッシングがよく効きます。

春の親イカも岸に寄っているタイミングがあるので、見つけたら積極的にエギを投げてアプローチしてみましょう。鋭い動きに対して興味を持ち、スローになったタイミングで手を出すアオリイカの捕食行動をバッチリ観察できて、ステップアップにもつながる時間帯です。

 

 

アオリイカが釣れる時間帯:夜のエギング

夜は、アオリイカにとっても釣り人にとっても、ラインや仕掛けが見えにくくなる時間帯です。警戒心の強い春の親イカをプレッシャーが低い状態で狙えますが、ラインの動きを確認するのが難しく、釣り人にもエギングへの慣れが求められます。初心者の方はいきなり夜釣りから始めず、昼の釣りでエギの動かし方や釣り道具に慣れてから、チャレンジするのがおすすめです。

 

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時期に合わせたエギングスタイル

子イカの季節は小型のエギで港内を狙おう

子イカは遊泳力が低いため活動範囲が狭く、成長するにしたがって、行動範囲が広がっていきます。沖の深場から戻ったアオリイカは泳ぐ力が非常に強く、潮にのってさまざまな場所を行き来する回遊性を持つのが特徴です。エギはイカの成長に合わせて、2号程度から3.5号までを使用します。

秋の子イカシーズンは、産卵場所であった海藻エリアと流れが穏やかな港内、堤防や防波堤のまわりが狙い目になります。足元の障害物に潜んでいるケースもあるので、沖ばかり狙わず、手前もきっちり狙っておきましょう。この時期のイカは好奇心旺盛、泳いでいる層がやや高いという特徴があり、小型のエギで中層付近を攻める釣りが楽しめます。先ほどご紹介したサイトフィッシングはもちろん有効です。

 

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親イカの季節は大きめのエギで沖の流れを狙おう

春のイカは成長に伴って警戒心が高まり、小イカに比べてエギを見切るケースが増えてきます。泳ぐ力がついて潮の流れを好むようになり、底付近に滞在している時間が増えているのも大きな変化です。大型に期待ができる季節なので、大きくアピール力に優れる3.5号エギでアオリイカを狙ってみてください。

この時期も堤防、防波堤から狙えますが、流れに乗って回遊するイカに期待ができる、沖側の潮の流れが狙い目になります。定番の狙い目である産卵場所の藻場と合わせて、沖側の潮に注目しながらアオリイカを探してみてください。底付近をしっかり攻めることと、警戒心が強いイカに対してエギをしっかり見せるように、スローなアクションの組み合わせでアプローチするのがおすすめです。

この時期はイカがエギにスレる頻度も高いので、釣れるイカを探すべく積極的に移動する戦略を試してみましょう。 

 

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エギングと潮回りの関係

潮回りを知ってステップアップ

潮位の変化はその日ごとに違いがあり、一定の周期で変化のパターンが回っています。この周期は1周約15日で、潮位の変化具合に合わせて、それぞれに名前がついているのが特徴です。

 

潮回り

日数

エギングおすすめ度

大潮(最も潮位の変化が大きい)

4日

中潮

3日

小潮

3日

長潮(最も潮位の変化が小さい)

1日

若潮

1日

中潮

3日

 

潮位の変化が最も大きい、つまり潮の流れるスピードが速いのが大潮で、中潮→小潮→長潮→若潮→中潮と続き、潮回りは大潮に戻ります。潮がよく動くいているときほど魚の活動は活発で、イカもこの潮の流れを感じて、積極的に移動を行ったり、捕食活動を行うようになると言われています。

 

潮がよく動く時間帯と潮止まり

潮回りに関係なく、潮の流れが緩やかになるのが満潮と干潮で、何時に満潮や干潮を迎えるかは潮まわりによって大きく変化します。同じ大潮であっても満潮、干潮の時間は変わるので、効率的に潮が動いている時間帯を狙いたい場合は、潮見表(タイドグラフ)で釣りに出かける場所の潮の動きを確認しておくのがおすすめです。

潮がよく動く時間帯については「上げ七分、下げ三分」という言葉があり、満潮に向かう七分目と干潮へ向かう三分目、つまり満潮の前後はよく釣れるという意味があります。釣り場の地形が湾の奥だったり、日本海側だったり、潮の動きが小さい場合やタイミングがずれるケースもありますが、エギングでもこの言葉通りに釣れるタイミングが来るケースは少なくありません。

いい潮を選んで釣りをしたい場合は、長潮の日を避けつつ、満潮の前後を釣るところから始めてみましょう。何度か釣り場に通ううちに、釣り場の事情に合ったタイミングを見つけられればバッチリです。

 

 

春のエギングは特に潮回りを重視

大潮は流れが速くイカも移動が速くなってしまう傾向がありますが、潮がよく動いている時間帯は春秋を問わずイカも捕食行動に積極的になります。特に春の親イカは沖から潮の流れに乗って岸に近づくので、届く範囲にアオリイカが多くいる時間帯を狙うという意味でも、潮位が高く潮がよく動いている時間帯を狙いたいところです。

長時間集中しながら釣りを続けるのは難しいので、いい時間に集中ができるように、釣り始めや休憩のタイミングを調整しながら、釣行計画を立ててみてください。

 

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エギングと淡水の関係

大規模河川の近くは汽水域に注意

アオリイカは、塩分濃度が薄いエリアを好まないターゲットです。河口が近い場所よりも、沖側から潮が入ってくるような場所を好む傾向があります。大規模な河川の河口がある場合は汽水域が広く、エギングのポイントにはあまり適さないということをチェックしておきましょう。河口が無く、磯のような景色が広がっているエリアが有望です。

 

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アオリイカと雨の関係

雨の降り始めは、水温の変化や水面状況の変化によって、逆にチャンスになることもありますが、長期間雨が降り続けると、塩分濃度の低下が釣果に影響を与えるケースが出てきます。雨の影響を受けにくい沖側の深い場所へ移動するイカが増えるので、長雨の後は数日後に釣行計画を改めたり、大きく移動して雨の影響が少なかったエリアでの釣りを検討するのがおすすめです。

 

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地域ごとのエギングパターン

地域ごとのエギング事情を6つに分けて紹介

最後は地域を6つにわけて、エギングが楽しめる期間の違いや、狙い目となるタイミングについてご紹介します。海水温の移り変わりには地域差があり、シーズンインのタイミングや釣れる期間の長さに影響するので、これからエギングを始める方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

①北海道

北海道では、近年の海水温上昇でときどき釣果が報告されるようになりましたが、アオリイカはもともと暖かい海を好む生き物なので、本州ほど数が多くありません。かわりにツツイカやヒイカの数が多いので、エギングはこの2種をメインターゲットとして狙うスタイルが主流です。

ヤリイカやスルメイカを狙う時は、ややライトなタックルに小型のエギを組み合わせて、夜釣りで攻めるのがセオリーです。ヒイカはさらに小さいので、ライトゲーム向けのタックルやヒイカ向けのエギングタックルを使って楽しみましょう。エギも非常に小さなものを使います。

 

 

②北陸

北陸は秋の子イカが釣りやすく、春の親イカが釣りにくいとされている地域です。北海道ほどではありませんが、アオリイカはそれほど大型化せず、ツツイカは釣りやすいという傾向がります。

注目しておきたいポイントは海水温の上昇で、他の地域では3月末ごろから春のアオリイカが登場しますが、北陸での親イカシーズンは4月の中旬から5月頃のスタートになります。16℃以上で安定してきたら、藻場を探してエギングに挑戦してみましょう。秋は他の地域と同じく9月頃から子イカを狙えます。

 

 

③関東

関東は各地でエギングが流行中、岸からのルアーゲームの中でも、特に高い人気が続いています。季節の変化やアオリイカの成長は平均的で、春の親イカシーズンは4月から、ピークは5月と6月で、秋は9月頃からエギングを楽しめるエリアです。

人口が多いことから激戦区と呼ばれる釣り場が多く、スレていないアオリイカを見つける釣り方や、反応が悪いイカにエギを抱かせるテクニックが、数を伸ばすポイントになります。潮回りと釣れている場所での釣行にこだわりつつ、エギのカラーやアクションパターンをいろいろ試して、釣果アップを目指しましょう。

 

 

④関西

関西も関東と同じく、春のエギングシーズンは4月から6月頃まで、秋は9月から11月頃までが釣りやすいタイミングになります。エギング人気も高く、回遊が始まったエリアの序盤を狙い、潮が動くタイミングで釣りをするというのが、アオリイカに近づくための基本的な戦略です。

関西は沖堤防への渡船が多い地域なので、確率を上げたい場合は初心者の方も渡船利用を検討してみるのがおすすめです。プレッシャーが少なく沖側の潮を釣りやすい場所を狙えるので、釣果情報をチェックしながら釣行計画を立ててみましょう。

 

 

⑤四国

四国は海水温が高く、大型のアオリイカが狙える地域です。釣れる期間が長く、大型のアオリイカを狙えるのがこの地域の特徴で、秋でも1kgを越えるアオリイカが登場することがあります。太平洋側であればシーズンは3月から12月まで、寒い時期と真夏は釣果が落ちますが、年間を通してアオリイカを狙えるエリアです。

エギングファンが遠征するエリアとして有名ではありますが、本州と比べればプレッシャーが低くアオリイカの数も多い地域です。エギングにハマったら、四国への遠征も検討してみましょう。

 

 

⑥九州

九州も太平洋側は年間を通して海水温が高く、釣りを楽しめる期間が長いエリアです。ピークを迎えるのは本州と同じく5月と6月、10月や11月ですが、他の時期でも十分に釣れるチャンスがあります。日本海側も同じ時期がシーズンとなり、離島も多々あるため、変化に富んだ釣りが楽しめます。

暖かいほどアオリイカは大型と出会える確率が高くなります。暖かい潮を求めて釣れるエリアもどんどん変化していく傾向が強いので、釣果情報や水温の情報をチェックしながら、釣りに出かけるエリアを検討してみてください。

 

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エギングシーズンを楽しもう

貴重なアオリイカをゲットするために

エギングは非常に人気の高い釣りなので、プレッシャーがかかってスレているイカが多い釣りです。釣れ始めたばかりの釣り場や、潮が動いている時間帯を丁寧に選ぶことが、最初の一匹を手にするための一番の近道になります。基本的な季節のパターンだけでなく、地域にあった釣り方を見つけて、釣果アップを目指しましょう。

釣具のポイントでは、各店舗で釣り場情報の紹介を行っています。今釣れる釣り場をお探しの方は、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。

 

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バス釣り初心者が知っておきたいタックル選びの基本と持っておくべき道具特集!

バス釣りの初心者には、スピニングタックルがトラブルが少なくおすすめで、野池や河川で操作しやすい6.4〜6.8のULロッドに自重の軽い2000番のスピニングリールを組み合わせましょう。バス釣りの道具はルアーやフックを収納するタックルケースとプライヤーやラインカッターを収納するバッグを用意すると便利になります。

 

 

 

 

 

バス釣りはタックル選びから始まる!

タックルはルアーフィッシングで使われるロッド・リール・ラインを全般的に表す言葉で、バス釣りの初心者が最初に用意する道具になります。

バス釣りに使われるロッドやリールは種類が多く、専門的なアイテムもたくさんあることから、バス釣りの初心者はタックルの特徴や適切な選び方を事前にチェックしましょう。

 

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バス釣り用ロッドの種類と特徴の違い

バス釣り用のロッドはたくさんのルアーを扱えるベイトロッドと軽いルアーに特化したスピニングロッドの2種類があります。

ロッドの種類を表す型番にはベイトロッドではC、スピニングロッドではSという英字が記載され、長さを表す数字と、調子を表す記号が表示されています。

 

釣り場 ロッドの長さ
ボート 6〜6.4ft前後
河川・野池 6.4〜6.10ft
6.10〜7ft

 

ロッドの長さには30cm前後を表すフィート(ft)という単位が使用され、6〜7ftまでの定番の長さの中から釣り場に合わせたものを選びましょう。6〜6.4ftは操作性が高く、ボートを利用した湖や河川でのバス釣りに最適です。6.4〜6.10ftクラスのは飛距離と操作性が両立されており、陸からブラックバスを狙うおかっぱりの釣りにもぴったりです。6.10〜7ftクラスは遠投力が高く、沖のブラックバスを狙う湖のおかっぱりに活躍します。

 

ロッドの調子 適合ルアーウエイト おすすめのルアー
UL 1〜5g前後 ノーシンカー・ジグヘッド
L 3〜10g前後 ノーシンカー・ライトテキサス
ML 5〜15g前後 ノーシンカー・ライトテキサス
M 7〜20g前後 スピナーベイト・クランクベイト・バイブレーション
MH 10〜30g前後 スピナーベイト・ラバージグ・テキサスリグ
H 10〜40g前後 ラバージグ・テキサスリグ・フロッグ

 

調子はロッドの硬さを表す記号で、柔らかいULから硬いHまでがバス釣りで頻繁に使用されます。UL~Lクラスはワームなどの軽いルアー、やや硬めのM~MHクラスはスピナーベイト・クランクベイト・バイブレーションなどのハードルアーに適しています。

Hクラスは重めのハードルアーはもちろん、硬さを活かして障害物や水草から強引にブラックバスを釣り上げる時にも効果的です。

 

 

ベイトロッド

ベイトロッドはベイトリールに対応した専用のロッドで、種類が豊富であることからたくさんのルアーをキャストし、操作しやすいメリットがあります。

ベイトロッドのデメリットは扱いにコツのいるベイトリールを取り付けることから、キャストに慣れていない初心者はラインが絡まるトラブルが起こりやすいことです。

 

ベイトロッドの知っておきたい基本知識

ベイトロッドはリールを取り付けるリールシートやラインを通すためのガイドが握ったときに上を向くように取り付けられていることが最大の特徴で、ベイトリールしか取り付けることができません。

ベイトロッドの裏側にはピストルに似たトリガーと呼ばれるパーツが搭載されており、ロッドを握ったときのグリップ力がスピニングロッドに比べると高いです。

 

ベイトロッドの選び方のポイント

ベイトロッドはML〜Hクラスのやや硬めの調子が多く、障害物や水草にピンポイントにキャストし、強引にファイトすることも多いことから、ロッドの長さを意識して選ぶことがポイントです。

6.0〜6.4ftの短めのベイトロッドは長いベイトロッドに比べると遠投性能が低いですが、操作性が高く、初心者もピンポイントキャストが決まりやすくなります。

 

 

スピニングロッド

スピニングロッドはスピニングリールに対応した専用のロッドで、ロッドのパワーが柔らかいモデルが多いことから、軽いルアーの扱いに長けています。

スピニングロッドのデメリットはベイトロッドに比べると重たいルアーや太いラインを扱いにくく、使えるルアーの種類が限られてしまうことです。

 

スピニングロッドの知っておきたい基本知識

ベイトロッドはリールを取り付けるリールシートやラインを通すためのガイドが握ったときに下を向くように取り付けられていることが最大の特徴で、スピニングリールしか取り付けることができません。

ガイドの大きさはベイトロッドに比べると大きく、キャスト時にラインが絡まりにくいことから、遠くに投げる時のトラブルも少ないです。

 

スピニングロッドの選び方のポイント

スピニングロッドは軽いルアーを遠くまでキャストできるロッドを選ぶ必要があるので、柔らかい調子を意識して選ぶことがポイントです。バス釣りのスピニングロッドは5g以下の軽いルアーをキャストすることが多く、硬いロッドでは遠くまで飛ばすことが難しいです。

ULの柔らかいスピニングロッドはキャスト時にロッドが曲がりこむことで、軽いルアーを遠くまで飛ばすことができ、初心者もロッドをしっかり曲げてキャストする感覚を身につけやすいです。

 

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バス釣り用リールの種類と特徴の違い

バス釣り用のリールはスピニングリールとベイトリールで形状や構造が大きく異なります。リールはラインを巻く機能のあるスプールと呼ばれるパーツの糸巻き量や、ルアーの回収するスピードに影響するギア比をチェックし、ロッドと相性の良いモデルを選びましょう。

 

 

ベイトリール

ベイトリールはリールを巻くハンドルとラインを巻いておくスプールが一体になった構造が最大の特徴で、ハンドルの回転と平行にラインが巻き取れることから、巻き取りの力が強く、手元に伝わるルアーや水中の感度も高くなっています。

ベイトリールのデメリットはキャスト時に一体となったスプールが回転しにくいことから、軽いルアーをロングキャストしにくいことです。

 

ベイトリールの知っておきたい基本知識

ギア比:5前後 ノーマルギア
ギア比:6前後 ハイギア
ギア比:7前後 エクストラハイギア

 

ベイトリールはスプールに巻いておけるラインの量が機種で異なることから、使用するラインの太さや長さに合わせた糸巻き量を確認しておく必要があります。

ベイトリールのギア比は1回転のハンドルの巻き取りに対して、スプールが回転する回数を表した数値で、ノーマルギア・ハイギア・エクストラハイギアの3種類があります。ギア比の違いは手元に伝わる感度やルアーを回収するスピードが異なり、使用するルアーや釣り人の好みに合わせて使い分けます。

 

ベイトリールの選び方のポイント

ベイトリール選びではキャスト時のスプールの回転を調整し、バックラッシュを最小限に抑えられるブレーキシステムが大切になります。ブレーキシステムは大きく3つあり、マグネットブレーキと遠心ブレーキが一般的で多くのリールに採用されていますが、シマノ独自のデジタルコントロールブレーキが初心者にはおすすめです。

※マグネットブレーキ
磁力によってスプール回転を抑えるブレーキシステムで、重たいルアーのキャストに適しています。

※遠心ブレーキ
スプールの回転する遠心力を利用したブレーキシステムで、マグネットブレーキに比べるとルアーを遠くに飛ばしやすいです。

※デジタルコントロールブレーキ
シマノのベイトリールに搭載される独自のブレーキシステムで、電子制御でスプールの回転を調整してくれることから、ライントラブルのリスクが非常に少なくキャストに慣れていない方もバックラッシュを防ぐことが可能です。

 

 

スピニングリール

スピニングリールはハンドルとスプールがそれぞれ独立した構造が特徴で、ハンドルの回転に対して直角にラインをラインを巻き取ることができます。スピニングリールのメリットはベイトリールに比べるとラインのトラブルが少なく、軽いルアーを遠くまで飛ばしたいシチュエーションに強いです。

スピニングリールのデメリットはラインをスプールに直接巻き取ることができないため、ラインに巻き癖がつきやすく、太いラインを使用するとライントラブルが多くなることです。

 

スピニングリールの知っておきたい基本知識

スピニングリールの型番にはリールの大きさを表す4桁の番手とギア比が表示され、リールの重さやスプールに巻けるラインの量が異なります。2000〜2500の小さいの番手は自重が軽く、4〜6lbの細いラインを100m前後巻けることからバス釣りに人気です。

バス釣りのスピニングリールのギア比はラインの弛みを素早く回収し、手元に伝わる感度を高めることができるハイギアが主流です。

リールの内部にはギアやハンドルの回転を助けるベアリングと呼ばれる部品が搭載されており、スピニングリールの精密な回転に影響を与えることから、搭載されている数に特に注意してください。

 

スピニングリールの選び方のポイント

スピニングリール選びでは、ルアーの操作性や手元に伝わる感度が釣果に影響を与えるので、自重の軽さが重要になります。リールの自重は5g以下のルアーを操作しやすい、190g以下のリールを選びましょう。

 

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バス釣りタックルの選び方

バス釣りのタックルは使うルアーの種類や重さに合わせてロッド・リール・ラインを選びます。スピナーベイト・クランクベイト・ミノーなどのハードルアーは重いルアーをキャストし操作できるベイトロッドと、太いラインを巻くことができるベイトリールを組み合わせたベイトタックルに向いています。

ノーシンカーリグ・ジグヘッドリグ・テキサスリグなどのワームを使ったルアーは5g以下の軽いルアーを繊細に操作できる柔らかいスピニングロッドと、細いラインをロングキャストできるスピニングリールを組み合わせたスピニングタックルを選びましょう。

 

 

ベイトタックル

ベイトロッドは使うルアーの重さに合わせた硬さを選び、メーカーのカタログやホームページで公開されている適合ルアーを参考に適切なモデルを選びましょう。

ベイトリールは12〜16lbのラインを100m前後巻けるスプールがおすすめで、ラインを素早く巻き取れることから、手元に伝わる感度の高いハイギアを選んでください。

ベイトリールに合わせるラインの種類は伸びにくいフロロカーボンと伸びやすいナイロンの2種類が定番で、フッキングに力が必要なシングルフックのルアーではフロロカーボン、自然にフッキングが決まりやすいトレブルフックのルアーではナイロンを選びましょう。

 

初心者が気にしておくべきポイント

初心者はベイトロッドに適合するルアーを必ず確認し、自分が使うルアーの種類に合わせたロッドを選びましょう。ベイトロッドは1種類のルアーの扱いに特化した専用ロッドも多く、ロッドの調子に対して扱えるルアーの種類が少ないことがあります。

万能の意味があるバーサタイルベイトロッドは1本でたくさんのルアーをキャスト・操作できることから、初心者向けの入門ロッドとして人気を集めています。

 

 

スピニングタックル

スピニングロッドは使う釣り場に合わせて長さを選び、1〜3g前後のノーシンカーリグ・ネコリグ・ジグヘッドリグには 柔らかいUL、5g前後のライトテキサス・シャッドにはやや硬めのLを選びましょう。

スピニングリールは自重が190g以下の2500番がおすすめで、4lb前後のラインを100m前後巻けるスプール径を選んでください。

スピニングリールに合わせるラインの種類は根ズレに強いフロロカーボンが定番で、感度が高いことから、水中の軽いルアーを繊細に操作しやすいです。

 

初心者が気にしておくべきポイント

バス釣りの初心者はシンカー・ワーム・フックを合計したルアーの重量を表す、ロッドの適合ルアーウエイトを事前に確認し、使うルアーの重さと照らし合わせて確認しましょう。

スピニングロッドはUL〜Lクラスの柔らかいロッドが多いことから、適合ルアーを上回る重さのルアーをキャストすると破損の原因になります。

 

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バス釣りを新しく始める人におすすめなタックル選び

バス釣りの初心者は、釣りの最中のバックラッシュなどのトラブルが少ないスピニングタックルを選ぶことを第一に考えましょう。ルアーのキャストに慣れた方は使えるルアーの種類が多いベイトタックルを用意すると、ブラックバスをたくさんのルアーで釣ることができます。

使いたいルアーがある方は、使うルアーから逆算してロッド・リール・ラインを選ぶことで、1つのルアーに特化した専用タックルを組むこともおすすめです。

 

 

最初の1本におすすめなタックル(スピニング)

ロッド 長さ 6.4〜6.8ft
調子 UL
適合ルアーウエイト 1〜7g
リール 番手 2000
ギア比 ハイギア
ライン 素材 フロロカーボン
太さ 4lb

バス釣り初心者におすすめな最初の1本は、6.4〜6.8ftのULスピニングタックルで、初心者向けのルアーである5g以下のノーシンカーリグ・テキサスリグ・ジグヘッドリグが扱いやすく、身近な河川や野池でのバス釣りに最適です。

スピニングリールのおすすめは、自重の軽く短めのロッドと相性の良い2000番で、ラインは根ズレに強く感度も高い4lbのフロロカーボンラインを100m前後組み合わせましょう。

 

 

2本目におすすめなタックル(ベイト)

ロッド 長さ 6.8〜6.10ft
調子 M
適合ルアーウエイト 7〜20g
リール ブレーキ デジタルコントロール
ギア比 ハイギア
ライン 素材 フロロカーボン
太さ 12lb

 

2本目におすすめなタックルは、6.8〜6.10ftのMベイトタックルで、スピナーベイトやクランクベイトなどのハードルアーからテキサスリグ・ラバージグなどのワームまで幅広いルアーを1本で扱えることから、初心者のステップアップに最適です。

ベイトリールのおすすめは、初心者もバックラッシュを最小限に抑えることができるデジタルコントロールブレーキを搭載したモデルで、12lb前後のフロロカーボンラインを100m前後組み合わせましょう。

 

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バス釣りの釣行のときに必要な装備・道具を確認しよう

バス釣りの釣行では道具の収納やルアーの交換を効率良くするための装備や道具があります。バス釣りではタックル・ルアー・フックだけでなく、ラインカッターやプライヤーなどの小物もたくさん持ち歩くため、初心者もタックルケースやヒップバッグを必ず用意しましょう。

 

 

ラインカッター

ラインカッターはルアーに結束したラインを切るための道具で、釣りの準備やルアーの交換に必要です。

ラインカッターの種類はバス釣りで頻繁に使われるナイロンラインやフロロカーボンラインを簡単に切ることができるツメ切りタイプを選びましょう。

 

 

プライヤー

プライヤーはブラックバスの口に刺さったフックを安全に取り外せる道具で、針先が3つあるトレブルフックを使うときは必ず用意してください。

プライヤーを選ぶときはスプリットリングを開閉できるスプリットリングオープナーが搭載されたモデルを選ぶと、曲がったフックの交換を釣り場で簡単にできます。

 

 

タックルケース

タックルケースはバス釣りに使うルアー・ワーム・フックなどを収納する道具で、小物を小分けにして管理することで、効率良くルアーをローテーションできます。

タックルケースの数は使用するルアーの種類と収納するバッグの大きさに合わせて3〜5個用意してください。

 

 

メジャー

メジャーは釣り上げたブラックバスの大きさを測るための道具で、サイズを記録して写真を撮影するときに使用します。

メジャーの種類はコンパクトに収納できる折りたたみタイプと正確に計測できるプレートタイプがあり、初心者はヒップバッグで嵩張りにくい折りたたみタイプを選びましょう。

 

 

ヒップバッグ

ヒップバッグはタックルケース・ラインカッター・メジャーを収納するバッグで、腰に取り付けられることから、河川や野池などのおかっぱりの釣り場でも機動力を失いにくいです。

ヒップバッグの素材は収納した道具を水から守るために、防水性能の高い製品を選びましょう。

 

 

ランディングネット

ランディングネットは釣り上げたブラックバスを確実に取り込むための道具で、足場の高いおかっぱりの釣り場でのキャッチ率を高めることができます。

ランディングネットの素材はブラックバスの体に与えるダメージを最小限に抑えることができる、ラバー素材がおすすめです。

 

 

そのほかに持っておくと良いアイテム

バス釣りの釣行では偏光グラス・水温計・根掛かり解消ツール・虫除けスプレーなどを必要に応じて用意しましょう。

 

※偏光グラス
水面の光の反射を抑えることができ、水中の障害物やブラックバスの動きを目視しやすくなります。

 

※水温計
釣り場の水温を数字で把握できるため、季節の進行やブラックバスの状態を確認する手助けになります。根掛かり解消ツールは障害物に根掛かりしたルアーを回収しやすくする道具で、高価なハードルアーを使う時に用意すると安心です。

 

※虫除けスプレー
夏場で虫の多い野池を藪漕ぎするときに用意すると良いでしょう。

 

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しっかり準備してバス釣りに出かけよう!

バス釣りの魅力は、ルアーの選択肢や釣り方の種類も多いことによるゲーム性の高さと家の近くにある池や湖などの釣り場で気軽に楽しむことができる点です。バス釣りに初めて挑戦する方はトラブルの少ないスピニングタックルを準備して、釣り場に足を運んでください。

バス釣りの道具はタックルだけでなく、ラインカッター・メジャー・プライヤーなども携帯するので、タックルケースやヒップバッグも忘れず、準備万端で楽しいバス釣りに出かけましょう!

 

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エギングで釣れない!そんな人に向けた釣れない理由と釣れるコツを解説!

今回はエギングでなかなかイカが釣れない方へ、釣れない理由と解決方法、釣り方のコツをまとめてご紹介します。エギングは使う仕掛け、そしてターゲットが魚ではないという点が他の釣りと大きく異なります。エギング特有の釣れない理由を知って、ステップアップを目指しましょう。

 

 

 

 

 

釣れないエギングから脱出しよう

釣れない理由を知ってステップアップを目指そう

今回はエギング初心者の方向けに、釣れない理由になりやすいポイントと、原因の解決方法をご紹介します。狙うターゲットのアオリイカ、そしてルアーであるエギは、他の釣りと比べて独自性が高く、イメージをつかむのが難しいという初心者の方が多いです。釣れないと諦める前に、ぜひ今回ご紹介する原因と対策で一工夫してみてください。

 

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エギングで釣れない5つの理由と解決方法を紹介

釣れない理由の解決で脱初心者

まずは釣れない人が陥りやすい5つのパターンと、原因の分析、解決方法をまとめて解説します。初めての1匹を手にするために必要な初心者向けの内容なので、エギングを始めたばかりの方も、ぜひ参考にしてみてください。シャクリやタックルなど一歩踏み込んだ内容でなくても、スランプを脱出するきっかけになります。

 

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1.エギングで釣れない原因:季節はずれ

アオリイカは1年サイクルの年魚

初めての釣りにエギングを選んだ方にとって、最も釣れない理由になりやすい、アオリイカの生態的な特徴です。1kgを超えて巨大化するアオリイカですが、寿命は約1年、長くても1年半という1年サイクルの年魚で、このサイクルの中には、卵の季節やエギで釣れない幼生の季節も含まれています。水温低下が苦手な生き物なので、寒い季節は水温が安定する深場へ移動する点も要チェックです。

すべてのアオリイカが同時に産卵したり、寿命を終えたりすることはありませんが、季節の移り変わりにシビアなターゲットだということをチェックしておきましょう。

 

季節の変化によるアオリイカの成長イメージ

春夏秋冬のエギングをそれぞれご紹介します。釣れる季節と言われている春、秋が釣りやすいのは間違いありませんが、その年の水温変化の状況で、アオリイカの成長段階や接岸状況も変化する点は要チェックです。

地域によっても水温の変化に差があるので、開始時期が気になる時は気象予報サイトなどで、地域の水温状況をチェックしてみましょう。シーズンイン直後はフレッシュなイカが多く、シーズン中であっても、回遊状況や釣り人によるプレッシャーによって、釣れる日釣れない日を繰り返します。

 

春は親イカの季節

春は産卵を意識した親イカサイズのアオリイカが増える季節です。産卵場所である海藻地帯を中心に、流れに乗ってエサのいる場所を探しています。成熟したイカが多く、不自然な動きをするエギを見切るイカが多いです。全国で釣れ始めるのは4月頃からで、5月と6月に春のエギングシーズン本番を迎えます。

 

夏はアオリイカの数が減る季節

夏は産卵後、寿命を迎えるイカが増える季節です。初めての1匹を目指すには不向きで、特別大きなサイズが出やすい季節と言えます。地域によっては真夏まで狙えますが、7月いっぱいという地域が多く、基本的には卵~幼生のオフシーズンというイメージです。

 

秋は子イカの季節

秋は成長して釣れるサイズになった子イカが増える季節です。この時期のアオリイカは好奇心旺盛で、エギに対する反応もよく、初めての1匹を目指すのに最適な季節と言えます。大型のイカはほとんどいない時期なので、釣れるサイズに合わせて、3号など小さめのエギを使うのがポイントです。

 

冬は深場へ移動する季節

冬はアオリイカが水温低下を嫌って、深場へ移動する季節です。目安となる水温は16℃程度で、水温低下とともに岸付近からアオリイカの数が減っていきます。岸から深い場所まで届く釣り場であればチャンスがあります。この季節についても地域差はありますが、基本的にはオフシーズンとイメージしておきましょう。春に向けて、水温16℃を越える日が増えてくると、大きくなったアオリイカが岸付近に増えてきます。

 

季節 アオリイカの成長段階 エギングシーズン
親イカ~産卵 ◎4月からスタート、本番は5月頃から
産卵~親イカor卵 産卵後のイカが増える
卵~子イカ ◎9月からスタート、10月頃から釣れるサイズが増える
深場へ移動 水温の低下とともに深場へ向かうイカが増える

 

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2.エギングで釣れない原因:底を攻め切れていない

春に釣れない人は要チェック

底付近を好むイカが多い春の釣りや、ルアー釣り初心者の方が釣れない理由に多いのが、底を攻め切れていないケースです。エギは他のルアーに比べると特別沈降が遅く、ノーマルタイプの3.5号で1m沈むのに3秒から5秒程度かかります。キャスト後に着底を確認する、ここまではしっかりする方が多いですが、アクション後のフォール時間が短く、シャクってフォールさせて、と繰り返すうちに、どんどんエギが上にあがってくる方が多いです。

底付近を攻めているイメージを持っていても、実際はエギが沈むスピードが遅くて、ずっと中層を釣ってしまっているというケースは、イカが釣れない大きな原因になります。日中の釣りならラインである程度判断できますが、夜釣りでしっかり底を攻め切るにはある程度の経験が必要です。

 

 

ゆっくり沈める釣り方を意識するのがポイント

風の強さや海の潮位、潮の流れ方など、エギの沈み方は釣り場や当日の状況によって大きく変化します。初心者の方が感覚でアジャストしていくのは難しいので、いきなり釣りを始めるのではなく、1投目、2投目は状況の確認として、アクションごとにしっかり着底を確認しながら釣る釣り方がおすすめです。キャスト後と同じように、海中に向かうラインが止まったら、着底の合図になります。着水から着底までと、アクション後着底までにかかる時間をカウントしておけば、中層より上を釣っている時間はかなり減るはずです。

エギは着底中の止めも十分な誘いになると考えるのもおすすめです。シャクって動かしていないと釣れないとは考えず、フォールと着底をじっくり見せる釣り方も有効だとイメージしながら釣ると、フォールを待てなかったり、動かしたくなる時間を短くしたりできます。エギングはフォール中のアタリが一番多い釣りです。焦らずエギを見せる釣り方で、釣果アップを目指してください。

 

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3.エギングで釣れない原因:アタリが分からない

分かりにくさの理由はイカ特有のアタリ方

これもアオリイカ釣り特有の釣れない理由です。魚が相手であればコツッときたり、竿先が曲がって揺れたりしますが、アオリイカのアタリはラインが引き込まれたり、止まるするような形だったりしたのちに現れます。海水を噴射してスーッと動くアオリイカの泳ぎは、手元や穂先に現れず認識が難しいケースが多いです。

フォール中のエギに無駄な揺れを与えるような動きはできるだけ避けるべきですが、ラインがたるみすぎていると、沖側のたるみが真っすぐになるだけでアタリが分からない原因になります。また、ラインの動きを波や風の動きだと考えて、アワセずイカがエギを離してしまうというのも、初心者の方に多いミスです。

 

 

日中の釣りで糸の動きを観察

ラインが動くアタリをアタリだと認識した経験があれば、違和感の察知やアワセはどんどんスムーズになります。一回目の認識がネックになる部分なので、日中の釣りでラインをよく見て、怪しい動きになるべくアワセを入れるように練習をしてみましょう。波や風にアワセを入れることがあっても、大きなトラブルにはなりません。

また、ラインを見やすい色にしたり、マーカーが入ったラインを使うことで、ラインの動きを見やすくする方法もあります。フォール中は穂先を海面に近づけて、ラインが風の影響をなるべく受けないように、海面や海中を漂っている状態を目指してみましょう。

 

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4.エギングで釣れない原因:ワンパターン

同じことの繰り返しが釣れない理由になることも

同じ釣り場に同じポイント、同じエギでアクションとワンパターンになってしまうのも、釣れない人が陥りがちな釣り方です。エギングは惜しいアタリや他の魚からのアタリが少なく、釣れない時間が続くと集中力を持続させるのが難しい釣りですが、色や動きで反応が変わったり、スレてエギを見切ったりと、ワンパターンな展開は避けるべき釣りでもあります。

どんなパターンが釣れる釣りなのか、経験が少ない初心者の方は釣り方の引き出しがまだ少ない段階ではありますが、できる対策はたくさんあります。

 

 

エギを変えながら歩き回ろう

初心者の方でもすぐに実践できるワンパターン対策として、ランガン戦略とローテーション戦略があります。ランガンはラン&ガンの略で、どんどん歩き回って自分から魚を探すようなスタイルのことです。やり方は極めてシンプルで、同じ場所に投げ続けないように移動し続けるだけで実践できます。特に春のイカは違和感を抱くとスレるので、1投目を大切にすることと、3投ほどしたら見切ってスレていないイカを探す方向に切り替えるというのがおすすめです。

ローテーションもやり方は簡単で、エギの種類やカラーを交換するだけです。近年は色の違いだけでなく、形状やパーツに工夫を凝らしたエギも多数展開されています。ぜひ店頭でスタッフにご相談ください。

 

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5.エギングで釣れない原因:飛距離が足りない

飛距離を出してスレていないイカを見つけよう

これもアオリイカ釣り特有の釣れない理由です。魚が相手であればコツッときたり、竿先が曲がって揺れたりしますが、アオリイカのアタリはラインが引き込まれたり、止まるするような形だったりしたのちに現れますエギは沈降速度がゆっくり、つまり抵抗が大きく、そもそも飛ばないタイプのルアーですが、エギングで飛距離を出すことは、スレていないイカを見つけることに繋がります。初心者の方がいきなり遠投用のタックルを用意して大遠投をする必要はありませんが、上手に投げて、効率よくイカを探せるキャストのコツをチェックしてみましょう。

イカが流れについていたり、藻場が遠いポイントでは非常に重要度の高い釣り方のコツで、そもそも手前にはイカがほとんど寄ってこないという釣り場もあります。

 

 

垂らしの長さと大きな振りが飛距離アップのコツ

飛ばないキャストの代表的な例として、垂らしが短く振りが小さいキャストがあります。ロッドにどのぐらいの負荷をかけていいのか、感覚を体得できていない初心者の方に多い投げ方です。

1つ目のコツは垂らしの調整です。垂らしは投げる時に穂先からどの程度ラインを出しておくか、という意味の言葉で、エギングにおすすめの長さは1m~1.5m程度になります。短いとスイング時にエギの重さがすぐにロッドに乗ってしまってしっかり振りきれず、エギに乗る遠心力も上手に利用できないため、力に対して飛ばないケースがほとんどです。垂らしを長くすることでスイングスピードがあがり、ロッドを鋭く振りやすくなるので、短めで投げていた方はぜひ取り入れてみてください。

2つ目のコツは振りを大きくすることです。これも遠心力を上手に利用するためのテクニックで、肘と手首だけで投げるよりも、肩が入るところまで振りかぶってから振るほうが飛距離が出せます。疲れてくると小さなキャストになりがちですが、一息入れて大きくロッドを振りましょう。

 

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エギングは釣果データの収集が釣果アップのポイント

釣果情報で釣れる場所をチェック

エギングでよく登場するキーワードに「墨跡」があります。これは釣られたアオリイカが吐いた墨の跡のことで、生育状況のよい藻場、餌となる小魚の回遊など、イカにとって魅力的なエリアには複数のアオリイカが群れで接岸することから、「釣れている場所はよく釣れる可能性が高い」という意味で重要視されている言葉です。

シーズン中であっても釣れる場所、釣れない場所があり、釣れる場所は数も出やすいのがエギングです。フレッシュな釣果情報をチェックして、今釣れる状況のよいエリアへ釣りに出かけましょう。釣具のポイントでは、Googlemapの場所情報付きで各店が釣り場情報をアップしています。

ただ、実は情報がまだ少ない時期・場所こそが狙い目だったりもします。他の釣人が入っていないポイントであれば、スレていないイカがいるかもしれません。このような場所を探すときに重要なのは、「潮流」と「藻場」です。潮の流れがある程度なければエサとなる小魚も入ってこないため可能性は低くなります。また、アオリイカが好む藻はホンダワラやアマモです。初めての場所でもエギをシャクってみてこれらの藻がカンナに引っ掛かってきたら期待が膨らみます。少し粘って丁寧に攻めてみてもいいかもしれません。

釣れ始める時期だけでなく、「今釣れる」が分かるのがエギングでは非常に重要です。気になるエリアや釣れる釣り方の情報も、ぜひ店頭でスタッフにお尋ねください。

 

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エギングでどうしても釣れない時はコレを試そう

ボトムステイとズル引き

いろいろな釣り方を試してもうまくいかない時のために、エギング奥の手もご紹介します。1つ目にご紹介するのはボトムステイ&ズル引きです。

ボトムステイは着底後、すぐにシャクらずエギを海底で放置するテクニックで、エギはラインや流れを受けて海底でユラユラと揺れます。やり方はアタリに反応できる程度のラインのたるみを作って、1分~5分放置するだけ。この釣り方は根掛かりの原因になる可能性があるものの、動くエギにスレたイカや底べったりなコウイカなどに効果的です。釣り方に変化が欲しい場合は、釣り場の根がかり具合と相談しながら試してみてください。

ズル引きはボトムステイをそのまま引きずる釣り方で、やり方はゆっくりリールを巻いたり、ロッドをゆっくり起こして引っ張るだけでOKです。この釣り方も根掛かりの原因になるものの、底べったりなイカの攻略に適しています。磯系ではなく砂が目立つエリアで実践しましょう。

 

 

新しいエギを使う

エギはイカの墨で汚れていたり、かじられて布が破れてたりしていると、アオリイカに違和感を抱かせてしまうことがあります。イカの墨でエギが汚れたら、釣り場で歯ブラシを使ってぬめりまできれいに取り除きましょう。

また、根掛かりなどでカンナが開いてしまうと、せっかくイカにエギを抱かせても、フッキングがうまく決まらないケースがあります。カンナの開きやエギの布破れは釣行中に気が付かないことがあるので、ときどきチェックしたり、定期的に新しいエギに交換するのがおすすめです。

 

 

エサ巻きのエギを使う

スレているイカばかりでエギを無視されたり、すぐにエギを離してしまう状況の打破には、生のエサを付けるエサ巻きエギが有効です。エサの準備があってルアーゲームらしい手軽さはちょっと薄れてしまいますが、エサは鶏のササミやキビナゴなどの小魚が使えます。

やり方は通常のエギングよりも少しゆっくりで、スローなシャクリやボトムステイを使って、エサの力でアオリイカにエギを抱かせます。抱いた後も通常のエギよりも違和感を与えにくく、アワセの猶予も長いです。

ヤリイカやコウイカに対して効果が高い釣り方として有名ですが、アオリイカに対しても効果があります。まずは1匹という方は、エサ巻きエギの導入も検討してみましょう。アタリの感覚をつかむ練習にもなります。

 

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釣れないエギングはコレで解決

釣れない理由を1つずつ解決していこう

初心者の方が陥りやすい釣れない理由と、解決方法をご紹介しました。ご紹介してきたテクニックは全て一度に実践するのではなく、いろいろなやり方を試しながら、自分のペースでステップアップを目指すのが楽しく釣りを続けるためのポイントです。

釣り場特有のコツやテクニックもあるので、お出かけになる場所がお決まりの方は、ぜひ店頭でスタッフに釣果やコツをご相談ください。

 

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釣りに行く時の服装は?初心者に向けて場所別のおすすめ服装とマナーをご紹介!

今回は釣りに行くときの服装についてご紹介します。基本となる服装と、季節・場所・釣り方に合わせてプラスしたいアイテムをまとめて解説しています。激しい運動はしませんが、釣りも外で遊ぶアウトドア。しっかり準備して、当日の釣りを楽しみましょう。

 

 

 

 

釣りに行く時の適切な服装とは?

初心者向けに釣りに行くときの格好を紹介

今回は釣り初心者の方向けに、釣りの服装についてのご紹介です。

水辺のアウトドアである、ということを意識しておけばラフな格好でも十分に楽しめますが、場所や釣り方に合わせたポイントを事前にチェックしておくと、当日の釣りをもっと快適に楽しめます。

近年は、釣具メーカーのアパレルブランドからアウトドアファッションを意識したおしゃれなアイテムも展開されているので、スタイルにこだわりたい方もぜひ釣り向けの装いを検討してみてください。

 

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釣りに行く時の服装は釣り用に揃えよう

初心者でも釣り用の服を一式用意するのがおすすめ

まずは釣り向けに服を用意するときのポイントについてです。

近年はルアーで楽しむ方が増えたことや、手が汚れにくいパッケージのエサが展開されたことで、昔の釣りのように「釣り=服が汚れて臭くなる」ということは少なくなりましたが、魚に触れる以上、服のどこかが汚れる可能性はあります。

釣りに使う服はアウターだけでなく、パンツやシューズも釣り用として一式用意しておきましょう。

 

 

釣り向けのアパレルもチェックしてみよう

釣り向けのアパレルには、水辺で遊ぶ釣りに配慮した防水・撥水性能や、キャスティングの動作を邪魔しない、肩を動かしやすい構造を採用したものがあります。「どうせ釣り用に用意するなら、少しはこだわりたい」という方でしたら、釣具メーカーのアパレルは要チェックです。

デザインについても近年はファッション性を意識したものが多く、いかにも釣りの服、という内容ではなく、アウトドアファッションのひとつとして、おしゃれも楽しめるものが増えました。ぜひ釣具店のアパレルコーナーをチェックしてみてください。

 

 

釣り用に揃える服装:まとめ

汚れてもいいものを一式準備しよう
釣りメーカーのアパレルは高機能
ファッション性を意識したおしゃれなアウトドアウェアも選べる

 

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【基本編】釣りに行く時の服装:良い例

動きやすく日焼けしない格好がGood

続いては、釣りに行くときのベースとなる服装についてです。初めての釣りはどんな格好で行くのがいいのか、悩む方はぜひ参考にしてみてください。

近年、釣りの基本スタイルになった服装が、長袖のインナー上下+半袖の上下という組み合わせです。半袖なので膝や肩が動かしやすく、岸の釣り、船の釣りどちらでもアクティブに釣りが楽しめます。長袖のインナーは釣り針の事故防止、日焼け、虫刺されなどの対策になるので、気温が高い時期もこの格好をベースにするのがおすすめです。

 

 

シューズはスニーカーやEVAクロッグサンダルがおすすめ

足元は動きやすいスニーカーから検討してみましょう。ただ、水に入る釣りや船釣りなど足元が濡れる釣りに行くときは、長靴やEVA素材などのクロッグサンダルがおすすめです。

帽子やサングラスもおすすめのアイテム。紫外線対策だけでなく、もしものときに釣り針が刺さる事故を防いでくれます。長袖インナーと同じく、安全性を高めてくれるでしょう。

 

 

季節や場所に合わせて調整しよう

先ほどご紹介した、長袖のインナー上下+半袖の上下という格好は、春~秋の釣りに対応するものです。肌寒いときはパーカーやアウトドア向けのジャケット、寒いときは防寒性能を重視したインナーとアウターを組み合わせてみてください。

記事中盤からは季節別、場所別、釣り方別に分けて、それぞれプラスしたいアイテムや必要になる装備、装いのポイントをご紹介します。

 

 

釣りの服装の良い例:まとめ

半袖半ズボン+長袖インナー上下がおすすめの基本スタイル
シューズはスニーカーやEVAクロッグサンダルを選ぼう
季節に合わせて上下を調整しよう

 

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【基本編】釣りに行く時の服装:好ましくない例

動きにくい、汚れに弱い格好はNG

好ましくない例についてもチェックしてみましょう。

釣りは水辺のアウトドア、魚に触れる遊びなので、濡れたり汚れたりしたら困る服は全てNGです。どんな釣りであっても、釣りあげた魚が暴れてウロコやヌメリがつく可能性があります。セーターやおしゃれのために買った服は避けましょう。

また、動きにくい格好も釣りに適していません。タイトなものや極端に伸縮性の低いもの、重いブーツは避けるべきです。釣りに適した服装であることをベースに、機能性とおしゃれの両立を楽しんでみてください。

 

 

釣りの服装の悪い例:まとめ

濡れたり汚れたりしたら困る服はNG
動きにくい格好は避けよう

 

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釣りに行く時の服装の選び方

季節・釣りに行く場所・釣り方の3つのシチュエーション

ここからは一歩踏み込んで、季節・釣りに行く場所・釣り方別の服装選びについて解説します。先ほどご紹介した基本の装いをベースに、シチュエーションに合わせて装備やアイテムを充実させていきましょう。

 

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釣りの服装・持ち物の選び方【季節別】

季節別のポイントを3つに分けてご紹介

まずは季節を春・秋、夏、冬の3つに分けて、シーズンごとの服装選びのポイントをご紹介します。

釣りは海や身近な川、池であれば、普段の生活に近い季節感で楽しめるアウトドアですが、外で数時間遊ぶ以上、気温や環境に対応できる服装が必要になります。暑すぎたり寒すぎたりすると釣れない時間を待てなくなるので、当日の釣りを満喫できるようにしっかり準備しておきましょう。

 

 

①春・秋の釣りにはこんな格好がおすすめ

早春の3月はまだ気温が低く、冬に近い服装が必要になりますが、5月~10月頃までは同じ格好で快適に釣りができます。釣りやすくなる魚が多く、釣りデビューにピッタリの時期なので、初心者の方は春・秋向けのアパレルから検討してみましょう。

 

基本スタイル+αでOK

春秋の釣りには、基本スタイルである長袖のインナー上下+半袖の上下がおすすめです。早春、そして晩秋は気温が下がりやすいので、ジャケットやパーカーなど、薄手のアウターを追加で用意して釣りに出かけましょう。

さらに、風が吹いたり雨が降ったりといったシチュエーションに対応するためにも、春秋向けのジャケットがあると快適です。釣りメーカーからはレインウェアというジャンルで展開されていることが多いので、釣具と合わせてゲットしたい方はぜひこちらもチェックしてみてください。

 

 

②夏の釣りにはこんな格好がおすすめ

釣りをする場所は日陰に入れないケースが多く、日差しの強い夏は日焼けや熱中症の対策をしっかり整えておく必要があります。長袖のインナー上下+半袖の上下の基本スタイルでOKですが、気温が高い時期になったら、インナーはラッシュガードなど薄手のものに切り替えるのがおすすめです。

 

夏のシューズ選びについて

暑い夏は靴下を履きたくない、スニーカーよりもサンダルという方が多いです。

堤防の釣りであればビーチサンダルでも十分楽しめますが、仕掛けを投げる釣りや船釣りには、つま先が隠れているEVAクロッグサンダルタイプをおすすめします。指先をぶつけたり、釣り針から指を守ってくれるので、釣りに慣れていない初心者の方には特におすすめです。

 

 

③冬の釣りにはこんな格好がおすすめ

冬は水辺から冷たい風が吹きつける季節です。気温が低く、釣れない時間を待つためには徹底した防寒対策が必要になります。11月に入ったら基本スタイルの長袖のインナー上下+半袖の上下から切り替えて、真冬はインナー、ミドラー、アウターの3枚重ね着で寒さに対応しましょう。

インナーは保温性に優れる冬向けのものにして、半袖はスウェットパーカーなど袖のあるもの、暖かいものに変更するのがおすすめです。この構成は早春、晩秋の釣りでも使えるので、肌寒い時期の基本スタイルとして用意してみてください。ここに冬向けのアウター上下をプラスすれば、寒い時期もバッチリ釣りを楽しめます。

 

タイタニウムグローブとネックウォーマーもおすすめ

動かしやすさと防寒を兼ねるタイタニウムグローブは、寒い時期の釣りの必需品です。三つ指など指先が一部露出しているものは特におすすめで、キャスト時もスムーズにラインへ指を掛けられます。キャスト回数の多いルアー派の方はぜひ用意してみてください。

ネックウォーマーも冬の釣りの必需品で、首だけでなく鼻まで隠せるものが特におすすめです。暑いときはネックウォーマーを外し、風が強い日や特別寒い日は鼻まで隠して、冬の寒さを乗り切りましょう。

 

 

季節別のポイントまとめ

春・秋は長袖のインナー上下+半袖の上下がおすすめ
夏はインナーを薄手にして日焼け対策をしよう
冬は暖かいインナー&ミドラーに防寒アウターをプラス

 

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釣りの服装・持ち物の選び方【場所別】

場所別の服装や必需品を5つに分けてご紹介

続いては、釣りに行く場所ごとの持ち物・必需品をご紹介します。初心者の方が遊びやすい漁港や堤防、釣り公園であれば特別な装備は必要ありませんが、船釣りや磯へ行くときは、場所に合った装備をいくつか用意しておくべきです。

ライフジャケットやウェーダー、シューズについても紹介しているので、釣り向けの装備が気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

 

①場所別の服装・必需品:漁港・堤防

漁港や堤防、釣り公園といった足場がいい釣り場へ出かける時も、ライフジャケットがあると安心です。もしもの落水に備えて、ライフジャケットを用意しておきましょう。ライフジャケットには、浮力材が入った固定式とガスで膨らむ膨張式の2種類がありますが、お子様を釣りにつれていくときは、安価なものでもあった方が気持ちよく釣りができます。

 

ライフジャケットは固定式と膨張式の2種類

固定式は価格が手ごろで、水に濡れても基本的には問題ないという点が長所です。浮力材がかさばって煩わしいと感じる場面もありますが、ベスト型で収納ポケットが付いていたり、分かりやすく運用できる点にも魅力があります。

膨張式は、水に濡れると内部のガスボンベからガスが発生して、浮力を生み出すライフジャケットです。固定式に比べて価格が高く、一定期間でガスボンベの交換が必要になるというのがネックではありますが、非常にコンパクトで動きやすいです。堤防、船といったライフジャケットが水に濡れにくい釣り場では、このタイプのライフジャケットを選ぶ方が増えています。

 

 

②場所別の服装・必需品:砂浜

気温、水温とも高い時期であれば、波打ち際をサンダルで歩いても問題ありません。しかし、少し前に出てキャストを続けたいルアーゲームでは、水に濡れることを前提にウェーダーを履いて、ライフジャケットを着ながら釣りをするのがスタンダードです。

晩秋、冬、早春と寒い時期は必ず必要になる装備なので、サーフのルアーゲームから釣りを始める初心者の方は、釣具と合わせて必ずチェックしておきましょう。

 

サーフゲームには固定式ライフジャケット

砂浜で波打ち際まで出て釣りをすると、砕けた波の飛沫が腰あたりまで飛んでくることがあります。

膨張式を使うと思わぬところで膨張してしまう可能性があるので、ライフジャケットは固定式のものを選びましょう。サーフ向けのライフジャケットは収納力に優れたものが多く、タックルボックス的な役割も果たしてくれます。

また、水際に入って釣りをする(ウェーディング)ことを想定して、着丈も短めに設定されていたり、プライヤーやフィッシュグリップなどを装着できるような工夫がされていたりと専用グッズだけあって、かなり便利なアイテムとなっています。

 

 

③場所別の服装・必需品:磯

初心者向けの釣り場ではありませんが、磯向けの装備関連もご紹介します。他の釣り場に比べて足場が悪く、危険度が高い場所なのでしっかり準備して出かけましょう。

 

スパイクシューズを用意しよう

磯やゴロタは足場の起伏が非常に激しく、底がしっかりした靴を用意しないと歩きにくいです。また、潮の干満で濡れていたり、海藻が生えていたりするので、滑りにくい靴を選んでください。釣具メーカーから展開されているスパイクシューズやフェルトスパイクシューズがおすすめです。

 

磯釣りには固定式ライフジャケット

先ほどご紹介したサーフゲーム同様、磯の釣りもライフジャケットが濡れる可能性があります。膨張式ではなく、固定式のライフジャケットを準備しておきましょう。砂浜よりも波が強く押し寄せ、潮位の変動の影響を受けやすい釣り場です。装備に不安がある場合は、ぜひ店頭でスタッフにご相談ください。

 

 

④場所別の服装・必需品:船

船釣りでのポイントは、濡れる前提のシューズを用意しておくことです。

移動中に船に海水が入ってくるだけでなく、船内設備を使って足元に海水を流すこともあります。夏場はEVAクロッグサンダル、冬場は長靴と、濡れてもいい靴を用意して釣りに出かけましょう。

また、船上はスパイク系の靴は禁止です。滑りやすくもなりますので、船釣りの際にはデッキブーツやラジアルタイプを選びましょう。

 

ライフジャケットは認可製品を選ぼう

お客さんを乗せて釣りに向かう釣り船、遊漁船は、乗船者全員にライフジャケット着用の義務があります。特に注意したい点はライフジャケットの品質で、国土交通省の認可を得たもの、航行区域に合ったタイプのものが必要です。

全ての遊漁船で問題なく使えるライフジャケットは、桜マークの付いた認可品でタイプAという規格のものです。船宿でレンタルもありますが、ライフジャケットは船釣りの必需品。快適に使うためにも自前で用意することをおすすめします。

 

 

⑤場所別の服装・必需品:湖

湖で釣りをするときは、高地の冷え込みに備えて、プラスで羽織れるアウターを用意しておきましょう。

山の中にある湖はもちろん、ダム湖や管理釣り場も早朝は平地より気温が低いです。日中は季節に合わせた服装で、早朝や悪天候時はいつもより暖かい格好で釣りをするのがおすすめです。

 

 

場所別のポイントまとめ

ライフジャケットは固定式と膨張式の2種類
ライフジャケットは国土交通省認可品を選ぼう
冬のウェーディングにはネオプレーンウェーダー
磯で釣るならスパイクシューズ

 

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釣りの服装・持ち物の選び方【釣り方別】

釣り方別のポイントを3つに分けてご紹介

釣り方に合わせた装備の準備についてもご紹介します。初心者向けの釣りの中にも、装備があるとないとでは快適度や釣果が大きく変わるというものがあるので、関連製品をまとめて揃える方はぜひチェックしてみてください。

 

 

①釣り方別の服装・持ち物:ウェーディングにはウェーダー

場所別の項目で少しご紹介しましたが、釣りには水の中に入って釣るウェーディングというスタイルがあります。

ヒラメやマゴチを狙うサーフルアーゲーム、湖のトラウトゲーム、シーバスゲームなど、初心者の方でも楽しめる釣りでウェーディングが有効なものがいくつかあるので、ウェーディングの必須アイテム、ウェーダーについて簡単にチェックしておきましょう。

 

ナイロンウェーダーとネオプレーンウェーダー

ウェーダーの種類はナイロンウェーダーとネオプレーンウェーダーの2種類です。

ナイロンウェーダーは素材が薄く、暑い時期でもウェーダーを履きたい方におすすめです。価格が安価ですが、薄い分、冬の釣りへの対応力は低くなります。ネオプレーンウェーダーは冬の釣り向けのウェーダーで、厚みがあり、水に入っても寒さを感じにくいです。低水温期向けに用意する場合は、こちらのタイプを準備しておけばOKです。

 

 

②釣り方別の服装・持ち物:サイトフィッシングには偏光グラス

ウキやラインの動きを目で追いたいフカセ釣り、魚の居場所を目で探すエギングやバス釣りのデイゲームには、水の中を見やすくなる偏光グラスがおすすめです。偏光グラスは紫外線だけでなく、水面からの乱反射光もカットしてくれるので、サングラスよりも水の中を見やすくなります。

レンズカラーが複数あり、度付きでの作成も可能なので目の悪い方も安心。釣り方、シチュエーションに合うものをご案内できるので、ぜひ店頭でスタッフにお尋ねください。

 

 

③釣り方別の服装・持ち物:夜釣りにはヘッドライト

ヘッドライトは夜釣りの必需品です。

釣りの準備や仕掛け交換だけでなく、行き帰りの道中でも必ず必要になります。港や堤防であっても、夜は暗かったり、足元にロープや凹凸があったりするので、転倒のリスクは少なくありません。早朝、夕方の釣りに行くときも、行き帰りの時間を考慮してヘッドライトを準備しておきましょう。

 

 

釣り方別のポイントまとめ

夏のウェーディングにはナイロンウェーダー
冬のウェーディングにはネオプレーンウェーダー
サイトフィッシングには偏光グラス
夜釣りにはヘッドライト

 

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釣具のポイントファッションブランド「Oraio」をご紹介

釣具のポイントからもアパレルを展開中

2021年から新しく展開が始まった「Oraio」は、釣具のポイントオリジナルのファッションブランドです。

Tシャツ、パンツ、シューズにベストと、機能性とファッション性をバランスよく盛り込みつつ、お手頃価格で定番のアパレルを取り揃えています。釣り向けの服装を一式揃えるにはピッタリのブランドなので、初心者の方はぜひチェックしてみてください。全国の釣具のポイントで新作を展開中です。

 

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釣りに行く時のマナーについて

必要な装備はしっかり準備するのがマナー

最後は釣りのマナーと服装についてです。

遊漁船での装着が義務付けられているライフジャケットのように、釣り場や釣り方に合った服装、装備を整えることは、釣りをする上でのマナーです。マナーを守るということは、自分の命を守ることにも繋がるので、初心者の方はぜひ最初に揃える道具一式として、安全に繋がる装備類を検討してみてください。

また、安全面に配慮して事故を防ぐことは、釣りを続けられる場所を守ることに繋がります。危ないことをしている、マナーの悪さが原因で釣りができなくなる、ということが起きないように、しっかり準備して、当日の釣りを気持ちよく釣りを楽しんでください。

 

 

キレイな釣り場を守ろう

釣り場を綺麗に保つことも、釣りをする上での大切なマナーのひとつです。

釣り場にゴミを残すことが無いように、どの釣りに行くときもゴミ袋を用意して、仕掛けや糸くずをしっかり回収するようにしましょう。ひとりひとりが気を付けることで、釣り人全員が楽しく遊べる環境が未来に繋がります。

 

 

釣りに行く時のマナーまとめ

装備をしっかり整えて釣り場を守ろう
ゴミはしっかり回収しよう

 

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釣りに行く時の服装はこれでバッチリ

正しい服装で快適釣りライフ

ますは日焼け対策と動きやすさを重視した服装であれば、普段着からの使いまわしでも釣りは十分楽しめます。季節に合わせた基本の服装で、気軽に釣りに出かけてみてください。

釣りメーカーのアパレルはアウトドア向け、着心地よく高機能です。釣りにハマったら、お気に入りのメーカーで揃えて、趣味の時間を満喫しましょう。

 

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エギングでの釣り方!基本のシャクリ方や釣れるテクニックまで徹底紹介!

今回はエギングの釣り方解説です。基本となるシャクリとジャークのやり方や、フォールについて紹介しています。エギングにおける釣り方の最大のポイントは、ちょうどいいラインのたるみ具合を作ること!適切なたるみ具合からその作り方も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!  

 

 

 

 

 

 

エギングの釣り方を覚えよう

シャクリのやり方とコツを予習しよう

今回はエギングのシャクリ方解説です。エギング特有の動かし方であるシャクリのやり方をメインに、初心者の方が覚えておきたいポイントをまとめて解説します。他の釣りにはない動かし方なので、初心者の方はどうするのが正解なのか、スタート時に悩みがちではありますが、事前にポイントを押さえておけば、少しの練習ですぐに楽しく遊べるようになります。釣りを始めたばかりの方もぜひ参考にしてみてください。 

 

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エギング基本の釣り方を3つに分けて解説

基本の3つを確認しておこう

まずはエギングの基本動作である「シャクリ」、「ジャーク」、「フォール」と、アクションの練習前に知っておきたい釣り方のポイントから解説します。 ドラグの設定や投げる時のポイントなど、ロッド操作以外の部分から確認しておきたい方は、「シャクリの練習前に」からチェックしてみてください。何度かエギングに出かけて、動かし方がよく分からなかったという方は「1.エギングの釣り方:基本のシャクリ」からでOKです。

 

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エギングの釣り方:シャクリの練習前に

エギング用のドラグ設定にしよう

エギングのターゲットであるアオリイカは、他の釣りで狙うターゲット、つまり魚よりも針が掛かる部分が柔らかいです。捕食動作にも大きな違いがあり、魚は口で仕掛けを狙ってきますが、アオリイカはまず腕で触るところから、仕掛けへのアプローチをはじめます。ドラグが強すぎると、鋭くシャクった時に身が切れてしまうケースがあるので、エギング用としてやや緩めの設定に調整しておきましょう。

弱すぎるとアワセが効かず、仕掛けもあまり動きません。自分のドラグ設定値でエギが動く動かし方を覚えるのがベストなので、釣り初心者の方はここからスタートしてみてください。

 

おすすめの設定値は600gから800g

おすすめの値は600gから800g程度で、アオリイカが小さい秋は緩めに、アオリイカが大きい春は強めにというのが設定の基準になります。目安となるのはエギを投げてシャクった時にジッとドラグが少しだけ鳴る程度です。感覚での調整が不安な場合は、水を入れたペットボトルをロッドで吊って確認してみてください。 

 

 

キャスト時の垂らしは1m程度

垂らしとは、仕掛けを投げる時にロッドの先端からどの程度ラインを出しておくのかを表す言葉です。エギングの場合はエギを仕掛けの一番下と考えて、ロッドの先端から1m程度を目安に垂らしを作ってから投げるのがおすすめです。ロッドの長さ、釣り人の身長などから投げやすい長さは人それぞれなので、この長さから長くしたり短くしたり調整してみてください。

エギの重さを利用して、遠心力が働くように投げるのがコツです。ロッドのしなりを感じながら投げることが重要であり、ロッドを振る強さや速さはそれほど必要ではありません。最初の頃はエギを振り子のように少し振ってから投げると、ベストなタイミングがわかるようになるかもしれません。是非お試しください。

初心者の方はラインの巻きすぎ注意が必要です。適度に垂らしの長さをとることで、投げやすさや飛距離がアップします。

 

 

着底の確認方法について

エギを投げた後、どの程度待ってからシャクリを行えばいいのか、練習前にこの部分についても確認をしておきましょう。

秋のアオリイカは水面から見える程度の深さを泳いでいることがありますが、春のアオリイカは中層~底付近を泳いでいるケースが多いです。根掛かりのリスクはありますが、釣果アップのため、そしてシャクリの練習中にエギがどの程度の水深でアクションしているかをイメージするために、底についた瞬間を把握する「着底確認」をチェックしておきましょう。これを底取りと言います。

 

 

ラインを見て着底を判断

やり方はキャスト後、余計なラインのたるみを取ってから、指でスプールの端に触れる、離すを繰り返しながら、ゆっくりとラインを放出します。指を離す間隔は海面に漂うラインを見て、緩む→真っすぐ→緩むと繰り返すようなペースが理想的です。この動作を続けて、真っすぐのタイミングで緩むところが、仕掛けが底についた瞬間になります。

次のキャストからこの操作をある程度省略できるように、着水から数を数えて何カウントで底付近なのかを覚えておけるとバッチリです。  

 

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1.エギングの釣り方:基本のシャクリ

じっくり探れるアクション

まずは最もポピュラーな動かし方である、シャクリについてご紹介します。この動かし方はエギが大きく上方向へ跳ねるアクションを起こし、海底の障害物を乗り越えながら、広範囲のアオリイカに対して存在感をアピールします。大きく跳ね上がることから仕掛けを沈める時間も長くとれるので、イカにじっくりエギを見せたい春のエギングに適しています。

やり方はロッドを下げて、ラインにややたるみがある状態から大きく振り上げを行います。ロッドの上げ下げ1回をワンセットとし、1セットであれば1段シャクリ、2セット連続する場合は2段シャクリと呼ばれ、3回程度までを組み合わせながら、アオリイカの反応を探ります。 ロッドを動かす角度は7時から12時程度までで、動作は一気に鋭く行いましょう。振り上げ後はロッドを下げながらリールを巻き、ラインのたるみを調整します。この時、リールを巻きすぎてラインが張ってしまわないように注意してください。

シャクリの動作は手首のみで行う方法、ロッドのエンド部分を肘に当てながら片手で行う方法、ロッドのエンド部分を空いている方の手で持って振る方法があります。おすすめは肘に当てながら片手で行う方法ですが、慣れるまでは両手で行ってもOKです。自分に合うロッドの振り方を探してみてください。

 

 

シャクリのやり方のコツ

シャクリのやり方のコツは、ラインのたるみをしっかり作ることです。慣れてくると一連の動作の中で自然にたるみを作れるようになりますが、初心者の方は適切なたるみ具合を覚えるところからスタートしてみましょう。

アクション前にロッドを10時程度まで上げてエギを引っ張り、そのままロッドを下げてから振り上げを行ってみてください。7時から10時程度まではエギの重さを感じず、動作後半からロッドにエギの重さが乗ってくるのが、ちょうどいいラインのたるみ具合です。 動作の最後にジジっとドラグが鳴るぐらいを目安にしてみてください。動作前半はエギはあまり動かず、ロッドの振り上げに初速を与えたり、手首への負担を軽くするロッドの曲がりを作る時間とイメージしておきましょう。  

 

一連の動作の中でたるみをキープ

このたるみ具合を覚えたら、シャクリにエギを沈める時間を加えて、ちょうどいいたるみを作る練習をしてみてください。ロッドをどの程度振り上げて、どの程度リールを巻きながら次の動作の準備をすればたるみ具合がキープできるのかは人それぞれですが、まずは「2段シャクリ→リールを2回巻きながらロッドを下げる→5秒沈める」この組み合わせをベースに、ロッドのふり幅やリールの巻き具合、沈める時間を調整していくのがおすすめです。初心者の方はラインを巻きすぎる場合が多いので、最初は空振りするぐらいのたるみ具合から確認してみましょう。

 

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2.エギングの釣り方:基本のジャーク

風が吹く日や手早く探りたい時のアクション

ジャークは、エギが横方向へ跳ねるアクションパターンです。左右へ規則的に鋭く動くエギが、アオリイカの興味を惹きつけます。シャクリよりもラインがたるんでいる時間が短く、ハイテンポに仕掛けを動かせるので、風が強い日や広範囲を手早く探る時の動かし方に適しています。

やり方はリールを巻きながら行うふり幅の小さなシャクリ、というイメージで、8時から10時程度までの角度で、シャクリの時よりも小さくロッドを振り上げます。1回の上げ下げごとにリールを1巻きし、連続して5回ほど素早く行うのがポイントです。

 

ジャークのやり方のコツ

やり方のコツは、ロッドを振り上げる時はハンドルを下方向へ巻き、ハンドルを上方向に回す時はロッドを下へ、という腕の運びを覚えることです。自転車を漕ぐときの要領で、動作にメリハリをつけて、テンポよく手首を振っていきましょう。リールを巻きすぎないというのもポイントで、ジャークの場合も、シャクリと同じく適切なラインのたるみを作ることが、エギを大きく動かすコツになります。

ジャークは多少エギが上方向へ向かうものの、横方向への動きが強いアクションです。仕掛けを底につけてからすぐにこの動作を行うと、アオリイカにアピールするための高さが不足しやすいです。シャクリを1回程度入れてエギを高くジャンプさせてから、ジャークへ移行すると、アオリイカに効率よくアピールができます。

 

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3.エギングの釣り方:基本のフォール

アオリイカに食わせるアクション

フォールは、エギが自分の重さで前傾姿勢になりながら、海底へ向かって沈んでいくアクションです。釣り人側で仕掛けを動かす動作ではありませんが、アオリイカが腕でエギに触るのはこの瞬間が多く、エギングでは最も重要度の高いアクションと言えます。アオリイカがヒットするタイミングはフォール、そして落ちていくエギについて行った着底後、このどちらかというケースがほとんどです。

やり方はシャクリやジャークでアオリイカにアピールした後、ロッド操作を止めてエギを沈めるだけでOKです。エギは頭を下にして、揺れずにスーッと落ちていきます。この姿勢と揺れない落下はアオリイカが好むアクションで、ラインを張りすぎて頭が上向きになっていたり、途中で引っ張ってエギが揺れるような操作を行うのはおすすめしません。エギが持っているアクションに任せて、自然に沈めていきましょう。

 

 

フォールのやり方のコツ

コツは先ほどご紹介したように、巻きやロッドアクションを入れず自然に沈めることですが、イカのタッチやアタリを認識するためにはラインにある程度の張りが必要です。シャクリやジャークの時と同じく少したるみを作りながら、エギの落下に合わせてラインも動くような張り具合を探してみてください。

フォールをどの程度行うかは、エギの沈降速度を確認しておくと目安になります。出番の多い3.5号で1m沈むのに約3秒程度、2段シャクリで1.5m程度跳ね上げているとイメージすると、5カウント程度沈めて着底するかどうかという状態になります。初回は着底確認→任意のアクションとした後もカウントを入れて、自分のロッド操作でどの程度跳ね上がっているのか、どの程度沈めると着底するかも確認しておくのがコツです。

また、明るい時間帯であれば足元にエギを落として、沈むスピードを目で見ることも重要な予習となります。どんな姿勢でどのくらいのスピードで沈んでいくのか、実際に動作を見るということは必ず上達につながります。

 

エギの号数と沈降速度

エギの号数 1m沈むのにかかる秒数
3号 3秒
3.5号シャロー 6秒
3.5号 3秒
3.5号ディープ 2秒
4号 3秒

 

実釣時は潮や風の影響を受けるため、スペック表よりも沈むのに時間がかかるケースがほとんどです。 港内で+-0秒~+1秒、外側を釣る時は+1秒~+2秒、風や潮が気になる日は+2秒程度でイメージしてみてください。また、エギの沈降速度はメーカーやモデルによって違いがあります。パッケージの〇秒/mをチェックしてみましょう。

この沈降速度を使えば着水→着底で釣り場のおおよその水深が分かり、1回のアクション、もしくはコンビネーションから、どの程度沈めると着底するのかも把握できます。一度確認すれば、しばらくはカウントのみで釣りが続けられるので、初心者の方もぜひチャレンジしてみてください。

 

 

アオリイカのアタリとアワセについて

アオリイカのアタリとアワセについてもご紹介しておきます。先ほどご紹介したように、アオリイカがヒットするタイミングはフォール前後となることがほとんどで、頭下がりになったエギを後ろから抱きかかえるようにして、捕食動作を行います。

フォール中はラインをスーッと持っていかれる動きが出るので、怪しい動きをしたらシャクリのような動作でアワセを入れましょう。ラインにたるみを作っているので、大きな動作でアワセるのがポイントです。

着底したエギをイカが抱いて持っていった場合もラインに動きが出ますが、このパターンは次動作のシャクリがアワセになるので、急にヒットすることがあると知っておけば落ち着いて対処ができます。

ドラグ設定をしっかりしておけば、キャストしてフォール、その後着底してからのシャクリはじめに大きな音でジーっと鳴る瞬間が激熱だと思えるようになるでしょう。その時は、シャクった竿先を降ろさずに少しそのまま立てて待ってみてください。イカが抱いていれば、グーングーンと特有の引きが伝わってくるはずです。

フォール中のエギを抱く前に触腕で叩く動作や、イカが抱いた後手前に向かって泳いでくる場合も、ラインに不自然なゆるみや張りがでます。まずは日中の釣りでラインの動きを見て、ラインの違和感を覚えていくのが、初心者の方におすすめのエギング上達方法です。

 

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エギに合わせてシャクリ方を変えてみよう

ダート・サーチタイプはジャークを重視

エギはオモリの形状やヘッドの形によって、得意なアクションが異なります。個性を持ったエギに向けて、シャクリ方の違いもチェックしておきましょう。

ダートタイプ・サーチタイプとなっているエギは、上方向への移動距離を抑え、横方向へ跳ねる距離を伸ばしたタイプです。得意なアクションはジャークで、鋭くキレのある動きを持っています。このタイプのエギを使う時は動かし方もジャークをメインにして、テンポを上げたりスピードを上げたり、ジャークの中で変化をつけて、アクションのパターンを増やしていきましょう。

1回シャクリで跳ね上げて5回ほどジャーク→フォールの繰り返し、このジャーク部分に変化をつけてみるのがおすすめです。

 

 

フォールタイプはフォールを重視

フォールタイプは、沈む姿勢にこだわったものや、沈降速度がノーマルよりもスローなモデルです。どちらもフォールを綺麗に、長く見せるというのが特徴なので、アクションはシャクリをメインにして、跳ね上げで落ちる高さを稼ぎましょう。

1回シャクリで跳ね上げ→2段シャクリ→フォールなど、シャクリを連続で行って、フォール時間を長めにとるコンビネーションがおすすめです。

 

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ロッドの長さ・硬さに合わせてシャクリ方を変えてみよう

ロッドの長さによるシャクリの違い

エギングロッドは8フィート程度が標準的で、7フィートクラスは短め、8.6フィート以上は長めの長さです。飛距離や釣り場の環境に対応するための長さ違いではありますが、エギングではシャクリ方も長さによって違いが出てきます。それぞれの長さでどんなアクションを得意としているのか、動かし方の違いをチェックしてみましょう。

 

長いロッド

長いロッドはシャクリ1回のふり幅が大きく、ストロークの長いアクションができます。遠くてもエギがしっかり動き、一度で跳ね上がる高さも高いです。遠投と高さで広範囲にアピールするような釣り方におすすめです。スピードが多少落ちてもかまわないので、しっかり大きくシャクリを入れましょう。

また、ロングロッドはラインを引っ張る時や、ラインと穂先を近づける動作でも長さを活かせます。ロッドを下げてラインのたるみ具合をコントロールしたり、ロッドを上げてラインにテンションを与えることで、エギをゆっくり落とすような釣り方も試してみてください。

 

短いロッド

短いロッドは長いロッドと正反対の特性を持っています。シャクリ1回のふり幅が小さいかわりに、ロッドの振りはロングロッドほどパワーを必要としません。スピードを出して、ハイテンポに動かしていくシャクリ方に向いています。

短いロッドを使う時は連続シャクリやジャークなど、スピード感を演出できる小さく鋭いシャクリを​メインにしてみましょう。

 

 

ロッド硬さによるシャクリの違い

ロッドの硬さによる振り方の違いと、それぞれの得意なアクションパターンもご紹介します。ML(ミディアムライト)やM(ミディアム)といった表記だけでなく、エギングロッドはメーカーや製品によって硬さがさまざまです。ぜひ店頭で硬さをチェックして、自分のシャクリに合うものを探してみてください。初心者の方には、振りやすくするためにも少し柔らかめがおすすめです。

 

硬いロッド

硬いロッドは、エギを鋭く動かすアクションに適しています。曲がりが少ない分エギに伝わるパワーも大きく、遠投後やアピール力を重視したい釣りに効果的です。シャクリはラインが張るところに力を入れるタイミングを持ってきて、スピードよりもパワーを重視したシャクリでエギを動かしてみましょう。

 

柔らかいロッド

柔らかいロッドは、エギをナチュラルに、スローに扱うアクションに適しています。曲がりでシャクリのパワーをある程度吸収することから、立ち上がりが自然でフワっとしたアクションを演出しやすいです。

シャクリはロッドの曲がりを出せるように、ムチをしならせるようなイメージで振ると、硬いロッドには無い柔らかさのあるアクションが出ます。警戒心の強い春の親イカを狙う時に有効なアクションパターンです。

 

 

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上級者のシャクリ方はココが違う

エギングに慣れているアングラーはこうシャクる

エギングに慣れているアングラーのシャクリは、柔らかくロッドを振る速度が速いのが特徴です。釣りの動作自体に慣れていて、身体の動かし方が最適化されているのはもちろんですが、初心者の方はなぜあんなに竿を速く振れるんだろうと感じると思います。

これはロッドの軽さ、しなりと戻りの速度といったロッドのグレード的な問題もありますが、一番大きいのは釣り方の項目でもご紹介したラインのたるみ具合にポイントがあります。エギの重さがロッドに伝わる時間が非常に短いから、振りの初速を上げることができるんです。もちろんラインの張りがエギに伝わらなければ、エギ自体が動かないので、ちょうどいいラインのたるみ具合をスムーズに再現し続けるやりこみが必要になります。明るい時間にラインの動きを目で追って、シャクリの上達を目指しましょう。

 

 

ロッドの持ち方も真似してみよう

柔らかくシャクるポイントは、ロッドの持ち方にもあります。シャクる瞬間は手首のパワーを受け止めるためにギュッとロッドを握りますが、振り上げの後半やロッドを下げる時の持ち方は、握るというよりも軽く手のひらを開いて、ロッドの曲がりや戻り、持ち直しに柔らかく対応することで、エギをラインで引っ張らないようにしています。

初心者の方は常に力を入れて握っているケースが多く、緩急がつけにくくなってロボットのような動きになりがちです。力を入れるところは握る、動作の前後半は握る力を弱めると調整して、緩急の効いた柔らかいシャクリを目指しましょう。振り方だけでなく持ち方も、シャクリ上達のポイントです。  

 

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エギングの動かし方はコレでバッチリ

動かし方を覚えて釣果アップを目指そう

アオリイカは鋭く動くものに興味を持ち、近づいて観察した後、不自然な動きをしていないと判断してから捕食に至る行動パターンを持っています。シャクリやジャークで寄せて、フォールで食わせるという一連の流れをイメージしながら、操作を行うのも釣果アップに必要不可欠なポイントです。

動かし方がちょっと特殊な釣りですが、予習してから釣り場で練習すれば、釣り初心者の方でもすぐに遊べるようになります。ロッドで直接エギを引っ張らず、ラインを弾いてエギを動かすというイメージで、釣果アップを目指してください。

 

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アジング初心者に向けた釣り方大全!基本の狙い方と釣れる・釣れない理由まで解説!

今回はアジングの基本的な釣り方と釣れる・釣れない理由のヒント、釣りをスムーズに楽しむためのテクニックを紹介しています。釣り方が分からない方、アジングを何度かやってみたけどうまくいかなかった方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

 

 

アジングの釣り方を一気に解説

初心者向けの基本とステップアップのためのコツをご紹介

アジング初心者向け!今回はアジングの基本的な釣り方と釣れない時の理由、トラブルの理由になるポイントや狙い方の基準になるポイントをまとめてご紹介します。ステップアップを目指すために覚えておきたいコツも紹介しているので、アジング経験のある方もぜひ参考にしてみてください!

 

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アジの特性を知ろう

居着きのアジと回遊するアジ

まずはアジがどんな魚なのか、狙い方のポイントとなる居着きと回遊についてチェックしておきましょう。アジは群れを作って行動する魚で、群れそれぞれに行動するエリアの広さ、季節ごとの水温変化やベイトの有無でどんな行動をとるかある程度の傾向を持っています。

沖の岩礁や港、防波堤など、身を隠せて流れが安定している場所に寄りながら、変化があれば流れに乗って周囲を回遊するというのが活動の基本的なイメージで、行動範囲の広いものが回遊アジ、行動範囲が比較的狭いものが居着きのアジです。

 

捕食傾向にも違いアリ

活動範囲は港の中から防波堤のちょっと向こうまで、釣り人から見ると同じポイントで釣れるのでこの場合は居着きアジと呼びますし、沖の根からやってきて青物のように数時間だけ釣れる、こんなアジをアジングで狙う時は回遊アジ狙いであると言えます。

居着きはエサが豊富なエリアに居着いていて、空腹になるまで食わない時間が長かったり、ルアーを見慣れているケースが多いのが特徴、回遊アジは捕食を理由に浅場へ回遊してきているので、ルアーを入れれば難しいことをしなくても比較的簡単に釣れる、こんな傾向もそれぞれの特徴です!

 

 

ポイントのイメージに活かそう

アジングを遊ぶ上で重要になるポイントは、全てのアジがある程度移動する、つまり一日中同じ場所に留まっているケースは少ないという点と、居着きはポイントがあっていればエリアのどこかにアジがいる、回遊はタイミングを合わせないとポイントがあっていてもアジがいない、この3点です。

回遊アジを回遊ルート上で狙う時は、朝夕のマズメや潮が動く時間帯などアジが通るであろうタイミングでなければアジはいないと予測されます。逆に居着きアジは居着きポイント周辺でアジが足を止めそうな場所をチェックしていけばどこかでアジに出会える可能性は高くなります。こんなイメージがアジングにおける居着きアジ、回遊アジとの付き合い方であり、回遊を狙う時は大きく外すと釣れないという理由になってしまいます。

居着きでも防波堤の岸壁際を素早く回遊、寒い時期や昼間は届かない範囲にいるから釣れないというケースや、回遊アジでも夜の間は港の中に長時間留まる、こんなケースもあって、地域や季節、ポイントによって行動の変化はさまざまです。アジングに慣れてきたら、自分の釣り場のアジがどの程度の行動範囲を持っているのかイメージしながら、時期に合うポイント探しを楽しんでみてください!

 

 

アジの特性まとめ

全てのアジはある程度回遊する

居着き型は回遊範囲が狭く釣れるタイミングが長い

回遊型は回遊範囲が広く釣れるタイミングが限られる

 

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アジングの代表的な釣り場

初心者の方には港・堤防がおすすめ

アジングの代表的な釣り場についてもチェックしておきましょう!最も人気のある釣り場はアクセスがよく、情報を集めやすい港と堤防で、初心者の方でも遊びやすいおすすめの釣り場です。同じように見える港でもアジは明確に釣れる、釣れないがハッキリする魚なので、エサ釣りの情報も合わせながら、アジがよく釣れている釣り場を探してみましょう。

港と堤防には海を照らす外灯が多く、流れの変化が分からなくても、アジが集まる場所を目で見て判断できます。流れが変化する堤防の先端や港の出入り口、流れが当たるテトラゾーン、地形変化がある船の通り道と合わせて、アジが留まる場所を探してみてください!

 

 

水道や岬の先端は狙い目

岸と岸で海が狭まる水道、流れが大きく変化する岬の先端や、沖側が深い磯に隣接したエリアはアジの回遊が期待できる一級の地形です。条件が複合する場合や、内湾と沖との境目、沖からの流れが当たる場所は特に期待ができます。

港や堤防に選択肢がある場合は、Googlemapなどで地形の変化を見て、地形的に優れている場所を重点的にチェックしてみましょう。複数の釣り場を効率よくチェックできるような場所は特におすすめです!

 

 

アジングの釣り場まとめ

初心者の方には港や堤防がおすすめ

海を照らす常夜灯を目安にしよう

水道や岬の先端は特に有望

 

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アジングの代表的なベイトパターン

プランクトン

アジが普段捕食しているエサ、狙い方の指標となるベイトパターンイメージについても解説します。まずは時期や時間帯を問わずアジングで最も登場頻度が高い、プランクトンパターンについてチェックしてみましょう。

「アジの特性」の項目でご紹介した居着きアジの多くが捕食しているのがこのプランクトンで、アミなどいかにもプランクトンというものから、カニや小魚の幼生まで、いろいろなものを捕食しています。コマセ釣りのアミコマセをアジが捕食しているケースも、このパターンに近いとイメージしておけばOKです。

 

動かし方の特徴を掴もう

ハリに一つのエサをつける、とイメージすると釣れない気がしてしまいますが、ワームをプランクトンの塊と考えるのがアジングのアプローチです。プランクトンは泳ぐ力がほとんどなく流されるままなので、この動きを演出するために仕掛けの重さはできるだけ軽く、アクションは動かすのではなく漂わせるように、このベイトパターンがアジング特有のスローな狙い方の理由になっています。

このパターンの時に素早い動きを出しても釣れないケースがほとんどなので、動かし方に注意が必要です。寒い時期、港の中で釣る時は、特にこのパターンを意識してアジを狙いましょう!

 

 

小魚

シラスサイズから小型のイワシサイズまで、アジは小魚も捕食する魚です。回遊型はこのベイトを追って沖から岸に近づくケースがほとんどで、大型のエサを捕食する大きなアジを狙えるチャンスでもあります。

小魚を追っているアジはプランクトンにあまりこだわらず、仕掛けの動かし方も小魚のようにある程度アクションを入れて、泳いでいるようなアクションを演出するのが狙い方のポイントです。ジグヘッドを少し重くしてタダ巻きしたり、メタルジグやプラグを使う狙い方も効果があります。

このパターンを狙うなら、アジが捕食できるサイズの小魚が増える春から秋、岸付近を回遊する朝夕のマズメがおすすめです。釣り場選びも小魚が回遊してくる堤防外側をメインに狙いましょう!

 

 

ゴカイ

エサ釣りで多用されているアオイソメなど、多毛類もアジが好むエサの1つです。自然界で数が増えるのは産卵期となるバチ抜け、寒さが残る早春の時期がメインになりますが、アジが好きなシルエットなのか、他のエサに見える瞬間があるのか、見た目が似ているストレートワームは季節を問わず有効です。

バチ抜けをパターンとして狙うなら、季節は冬から春、時間帯は夜となりますが、アオイソメでアジを釣るスタイルは季節を問わず有効なので、パターン外の季節もストレートワームはローテーションの一角として準備しておきましょう。動かし方はプランクトンパターンに近い、スローなスピード感でOKです!

 

ベイトパターン

季節

有効な仕掛け

動かし方

プランクトン

通年

小型のピンテールワーム

動きを抑えたアクション、スローに漂わせる

小魚

春から秋

ピンテール・シャッドテールワーム・メタルジグやプラグ

動かすアクション、タダ巻き

ゴカイ

冬から春

細長いストレートワーム

動きを抑えたアクション、表層、ボトムを漂わせる

 

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アジングの釣り方を6つに分けて紹介

釣り方の基本を習得しよう

初心者の方向けにアジングの基本的な操作方法、仕掛けの動かし方や狙い方のコツを6つに分けてご紹介します。釣りに行く前に釣り方を予習しておきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。釣れない時の理由や釣果アップのコツも紹介しています!

 

釣り方のポイント

紹介している内容

キャスト方法

1gクラスのキャストに慣れよう

ライントラブル防止のコツ

緩んだまま巻かないのがコツ

カウントでレンジコントロール

アジのいる層の探し方

仕掛けの操作方法

リフト&フォールのイメージ

アワセと取り込み方法

デカアジは口切れに注意

釣れない時はローテーション

アジングはカラーローテーションが有効

 

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1.アジングの釣り方:キャスト方法

構え方とタラシの長さ

 アジングの基本的なキャスト方法についてです。まずは構え方とタラシの長さをチェックしてみましょう。構え方はキャストしたい方向に身体を向けて、利き足と利き手側の肩をやや前に出すところからスタートします。利き手側の中指と薬指でリールのフットを挟み、ロッドは軽く支えるように持ちましょう。身体の正面に真っすぐ投げられるのが理想ですが、左右へズレてしまう場合は、身体の向きで調整しながらキャストフォームを整えていく方法がおすすめです。

タラシはロッドのティップからジグヘッドまで、どの程度ラインを垂らした状態でキャストを行うかを表す言葉で、タックルの状況や投げ方によって投げやすい長さが異なります。柔らかく長いロッドを使う場合はやや短く、硬いロッドを使う時は、やや長めを意識して調整してみてください。1g前後のジグ単を6フィートクラスのロッドで投げる時は、30cm程度のタラシから始めてみるのがおすすめです。

 

 

ロッドの振り方と力の入れどころ

ロッドの振り方にはライトゲーム特有のコツがあって、重いルアーを投げる釣りとは振り方のイメージが異なります。これは仕掛けが強烈に軽く、仕掛け自体の重さではロッドがあまり曲がらないというのが理由で、仕掛けとタックル、そして自分なりの投げ方を知るというのが、上手にキャストを決めるコツです。

軽い仕掛けを投げる時は手首のスナップを使って、ティップで弾き飛ばすように投げるのがキャストイメージの基本になります。スナップを利かせるためには手首を上げる動作の後半に力が必要、手首を戻し終わったところにも力を入れることで、スイングスピードを上げつつ、ロッドのブレを抑えながら鋭いキャストが決まります。 

 

ワンハンドでのキャストも!

上記の動作は全てロッドを持っている利き手側だけで行えるので、慣れればワンハンドでのキャストもできるようになります。仕掛けが軽く、他の釣りと比べると身体への負担が少ないので、ワンハンドキャストを前提とした設計のロッドも少なくありません。両手を使う時は、力の入れどころである手首の返しと振り抜き時のサポートとして、グリップエンドを軽く支えるイメージでキャストしてみてください!

 

 

アジングのキャストまとめ

利き手側の肩と足をやや前に出して、タラシは30cmから投げやすい長さに調整!

手首のスナップを使って鋭く投げる!

ワンハンドでのキャスト、グリップエンドを支えるキャスト両方を試してみよう!

 

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2.アジングの釣り方:ライントラブル防止のコツ

キャスト後の動作にコツがある

アジングのタックルは感度重視のセッティング、ジグ単で釣る時のラインは、エステルやフロロカーボンがメインになります。この2種類は使っていると自然にクルクル巻き癖がつくラインで、ひどくなるとループができて結び目を誘発するのが特徴で、硬くクセが付きやすいのがトラブルを起こす理由です。完全になくすことはできませんが、コツを知っているとかなり頻度が下がるので、初心者の方は事前に予習しておきましょう!

 

1つ目のコツはサミング

1つ目のコツは、キャスト後、着水する少し手前で余計なラインの放出を抑えることです。このテクニックはフェザーリングと呼ばれていて、やり方はライン放出中に利き手の人差し指でスプールエッジに触れるだけ。振れる前にラインが指に当たることで放出の勢いを抑え、スプールに触れたところで余計なラインの放出を抑えてくれます。キャスト後は人差し指を伸ばしておいて、着水する少し前からフェザーリングを行いましょう!

 

2つ目のコツは巻く前にラインを張る

2つ目のコツは、ハンドルを回す前にロッドを立てて、ガイド内のラインをできるだけ真っすぐにすることです。テンションが掛かっていないように感じるかもしれませんが、風の影響や海面に張り付く力だけでもラインを整えるだけなら十分。多くのトラブルはラインが緩んでいる状態で巻いてしまっていることを理由に発生しているので、この動作をクセにするだけでもトラブルの発生を低減できます。

知っていれば実行は簡単なテクニックなので、初心者の方もぜひ初回の釣りから取り入れてみてください!

 

 

クセがついたらカット

クセが強烈についてしまった場合は、手前10mほどをカットしてしまうのがおすすめです。応急処置的に引っ張って真っすぐにする方法もありますが、エステルラインは強く伸ばすと劣化が起きるので、トラブルの理由になる部分を根本的になくしてしまうというのが、ベストな手段になります。頻度は1回から3回ほど釣ったらカット!タイミングは巻き癖の程度を見ながら調整していきましょう!

 

 

ライントラブル防止のコツまとめ

キャスト後にフェザーリング

巻き始める前に一度ロッドを立てる

ラインに巻き癖がついたら手前部分をカット

 

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3.アジングの釣り方:カウントでレンジコントロール

着水後は数を数えよう

着水後、頭の中で1,2,3と数を数えるテクニックをカウントと呼びます。これは数を数えて正確な水深を求めるものではなく、探る範囲の目途を立てることでアジがいる層を効率よく探すことが目的なので、数え始めるタイミングや数えるスピードは毎回同じであれば、人それぞれで問題ありません。最初はうまく使えなくても、クセになるように初回から取り入れていきましょう。

 

どのカウントから始めるか

どのカウントから釣りを始めるか悩む場合は、0.8gのジグヘッドは5カウント程度で1mほど沈むというのが一つの目安になります。タックル状況次第や釣り場の潮流によって沈み方が変化しますが、最初は5カウント、次は10カウントと刻んで、アジがいる層を探してみてください。水深が分かっていれば、そろそろボトムというカウントも分かるようになります。

同じ着水点、同じ重さのジグヘッド、同じテンポのリフト&フォールとすれば、毎回ジグヘッドが通ってくるコースはかなり近くなりますし、ジグヘッドの重さだけを変えて同じカウントで釣れば、前回よりも明確に下の層を探っていることになります!

 

 

カウントでアジを探そう

アジは群れで行動していて、群れは泳ぐ水深や追いかけているベイトの傾向をある程度共有しています。カウントしてアタリがあったけど掛からなかった、この場合は先ほどご紹介したカウントを使って、同じコースにもう一度アプローチしてみましょう。何度もバイトがあれば、アジが居るおおよその位置が特定できます。

アジはずっと同じ場所を泳ぎ続けるわけではないので、釣れなくなったらカウントを変えたり、釣れた時と同じカウントで着水点を変えてアジを探しましょう。同じ釣り場に何度も通っていれば、よく釣れるカウントや時期によって食わないカウントの傾向がつかめます。長期的に見ても釣果アップに繋がるポイントなので、積極的にいろいろ試してみるのがおすすめです!

 

自分のカウントを見つけよう

同じカウントでもジグヘッドの通ってくるコースは人によって異なる、この点も必ずチェックしておきましょう。タックルの状況でジグヘッドの沈み方が変化するだけでなく、リフト&フォールのテンポでどの程度浮いているのか、どの程度沈んでいるのかは人それぞれ。自分のタックル、自分のアクションで釣れるカウントを見つけることが大切です!

 

 

カウントでレンジコントロールまとめ

着水後は数を数えよう

釣れる時は同じカウント、同じ着水点で続行

釣れない時はカウント、着水点を変更

 

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4.アジングの釣り方:仕掛けの操作方法

動かし方の基本はリフト&フォール

動かし方の基本、アジが好む落ちる動きを効率よく出せる、リフト&フォールのやり方をチェックしてみましょう!

カウントで任意のレンジまで仕掛けを沈めたら、ティップを小さく跳ね上げてリフト、この動作はワームを動かすというよりもジグヘッドの重さを感じる、ラインの張り具合を確認する意味合いが強いので、チョンチョンチョンと小さく3回ほど行うだけで十分です。リフトの後はラインを軽く張ったままテンションフォール、仕掛け全体を大きく上下させる必要はなく、平行移動に近いような角度でも十分なので、ラインが緩まないようにゆっくりロッドを起こしながらアジのアタリを待ちましょう。

ジグヘッドの動きのイメージは緩やかなリフト&フォールですが、軽量ジグヘッドは放っておいても真っすぐ沈まないのが操作イメージのポイント、ラインの表面張力に引っ張られて手前にスライドしてくるので、全体をスローに、ラインを巻き取りすぎないのが動かし方のコツです!

 

 

タダ巻くだけの動かし方も試してみよう

小魚を追っているアジを狙う時は、横方向の動きを重視した動かし方が有効です。ゆっくりタダ巻き、ときどきタダ巻きの中にチョンチョンとロッドアクションを加える動かし方、この2つも試してみましょう!

先ほどご紹介したリフト&フォールが難しい場合は、タダ巻き→ラインを張りながら止め、この繰り返しで近い動かし方ができるので、釣り初心者の方はこの狙い方も試してみてください!

 

 

潮流に流す

堤防でも外海側では潮の流れが速い場所もあります。その流れの中にいるアジは基本的には潮上に向いて群れで泳いでいます。泳ぐといっても、流れの速さによってはその場から動いていないように見えます。これはちょうど居酒屋さんの活魚水槽の中のような状態になっていると想像するとわかりやすいかもしれません。

その群れの鼻先にエサに見えるワームを流し込んであげると、アジは我先に食いついてくることがあります。こうなると同じ流し方で何匹も釣り上げることができるというラッキータイムが始まります。やる気があって食欲旺盛な個体から釣れるので、まさにいとも簡単にという状況になります。

こんなチャンスをものにするには、潮流を読み、感じて、アジの群れがいる層にワームを流し込んでいくにはどのあたりから沈め始めなければならないか、どれぐらいの重さが必要かなどを考えながら釣ることが重要です。とはいっても、なかなか難しいことでもあるので、初心者の方は、投げたワームがある程度の勢いで流される場所を発見したら、リールをフリーにしてそのままワームを流してみるというのも一つの手です。

 

 

仕掛けの操作方法まとめ

スローなリフト&フォールが基本

小魚がベイトの時はタダ巻きも

操作が難しい時はタダ巻き&ストップ

 

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5.アジングの釣り方:アワセと取り込み方法

ドラグは緩め、アワセは軽くでOK

エステルラインは、ドラグを絞めすぎるとアワセ切れする可能性のあるラインです。釣り始める時は、ドラグ設定を緩めにしておきましょう。強烈に緩くする必要はなく目安は200g程度、最初はペットボトルなどを使って感覚を覚えるのがおすすめです。アジの口は飛び出す部分に掛かると切れやすいので、PEラインやフロロカーボンラインを使う場合も、若干締める程度でやや緩めとしておきましょう。

アワセは強く入れる必要はなく、ラインをピシと張るというイメージでも十分なフッキングが得られます。小さな違和感を掛けていくのがアジングの醍醐味、コンとくるようなアタリだけでなく、違和感を感じたら全部アワセを入れるところから始めてみてください!

 

 

大物の取り込みは慎重に

先ほどもご紹介したように、アジは掛かりどころ次第で口切れを起こす魚です。小型のアジなら自重で口が切れるケースは少なく、足元まで来たらティップを下げながらラインを巻き、スプールを抑えながら抜きあげる方法で十分対応できますが、大物は自重で口切れする可能性があるので、ランディングネットなどを使ってラインだけで持ち上げないような取り込みをしましょう。

魚が足元まで来て、ラインに角度がつくとドラグの効きは悪くなるので、大物を寄せたらドラグを少しだけ緩くするのも取り込みのコツです!

 

 

アワセと取り込み方法まとめ

アワセはピシッとティップを上げてラインを張るイメージでOK

違和感は全部アワセよう

大物の取り込みにはランディングツールを使おう

 

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6.アジングの釣り方:釣れない時はローテーション

釣れない時はワームをローテーション

アタリがあるのに掛からなかったり、反応が少ないと感じた時は、ワームを交換してアジが反応するワームを探すのが、アジング釣果アップのコツです。この狙い方はローテーションと呼ばれていて、アジングをはじめとするライトゲームでは、定番のテクニック。色や形、サイズを変えて、その日の釣れるワームを見つけましょう。

ベイトパターンをイメージしてワームを決めたら、食わない時は積極的にカラーローテーション、釣れる時はそのままというのが基本的な狙い方で、それでも食わない場合はワームそのものを変えたり、レンジを変えるというのがおすすめのローテーション方法です!

 

 

釣れない時はジグヘッドをローテーション

ジグヘッドのローテーションも、食わないアジを反応させるための重要なテクニックです。流れが強くて沈まない、深くて思い通り沈まないという場合はもちろん、探るレンジやフォールスピードの変化で、食わないアジが口を使いだすケースがあります。

居るのに食わない時は軽くというのがセオリーですが、狙い方に大きな変化をつけるという意味で、敢えて重くするローテーション方法も覚えておきましょう。ワーム、ジグヘッドどちらのローテーションも、準備さえしておけば初心者でも簡単です!

 

 

それでも釣れない時は…

アタリもなく、魚っ気もない。そんな時は、アジング以外の釣りでも大事なことですが、思い切って場所を移動することをおススメします。折角の軽量タックルなので、どんどん移動してこちらからアジを見つけてあげるつもりで釣り回ると出会える確率も当然アップします。

また、同じ場所で釣るにしても、時間を大きく変えてみるというのもありです。海中は潮回りで大きく変化します。満潮や干潮による水深の変化や潮流の向き、水温の変化などで時合が来たりします。どうしてもその場所でということならば、満潮・干潮の時間を確認して、潮が良く動く時間帯を見計らって狙ってみてはいかがでしょうか。

そして最後の「奥の手」ということで、リアルワーミング釣法を試してみて下さい。ジグヘッドにイソメをセットして投げるだけ。アジがいなくても色々な魚が釣れて楽しいですよ。

 

 

ローテーションまとめ

ベイトパターンをイメージしてワームを選ぶ

釣れない時はカラー、ダメなら形状とローテーション

ジグヘッドのローテーションも忘れずに

 

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アジングの釣り方をマスターしよう

初心者からのステップアップを目指して

今回ご紹介した内容は、釣り場に行って困った時に、知っておけば解決の糸口になるようなものが多いです。一度にすべてを覚える必要はないので、まずは簡単に基本を覚えて、釣り場で自分に合う方法を探しながら遊んでみてください。理由が分かれば軌道修正も簡単!釣り場ごと、タックルごとに分からないことがある場合は、ぜひ店頭でスタッフに細かくご質問ください!

 

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シーバス釣りで大切なタックル選び講座!上手な組み合わせと予算配分とは?

今回はシーバスゲームのタックルについてです。入門向けのスピニングタックル、ロッドの解説を中心に、リールやラインの選び方についても紹介しています。一式そろえるための情報はコレでバッチリ!入門用のシーバスタックルを揃えましょう。

 

 

 

 

 

シーバスタックルを揃えよう!

初心者向けタックルの揃え方を紹介!

海の人気ルアーターゲット、シーバス向けのタックル情報をまとめてご紹介!モデル選びで悩みやすいロッドの情報を中心に、各モデルの特徴や組み合わせるリールの情報、基本的なセッティングと予算配分についても解説しています。購入に向けて情報を集めたい方はぜひ参考にしてみてください!

 

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シーバスタックルのロッド選びを3つに分けてご紹介

初心者向けロッド選びの基本を解説

まずはロッドの選び方からご紹介します。シーバスは釣れるエリアの範囲が比較的広く、ロッドも釣り場やルアーに合わせてさまざまなものが展開されているのが特徴です。

釣りを始める場所、初めての釣り場に目途を立ててからロッドを選ぶとスムーズですが、1本でいろいろな場所を遊びたい、そんな選び方でももちろんOKです!ロッド選びのポイントだけでなく、遊べる範囲の広い基本のスペックについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

 

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1.シーバスロッド:長さの選び方

釣り場に合わせた長さを選ぼう

シーバスロッドの長さは8フィート以下から10フィート以上まで、選択肢にかなりの幅があります。まずは簡単な目安として、それぞれの釣り場に合う長さをチェックしてみましょう。

短いものは都市河川などロッドを振れるスペースが限られている場所、キャスト精度を上げたい障害物まわりの釣りで扱いやすいのが特徴です。小規模な釣り場では9フィート程度が基本の長さになります。

長いものは飛距離を出しやすく、足場が高い釣り場で操作しやすいのが魅力的なポイントです。サーフ、大規模河川、防波堤など、広いスペースでロッドを振れる釣り場から始める方は、9フィート以上のロッドを基本とイメージして検討してみてください。人気の長さは堤防やサーフで飛距離が出せる9.6フィート、初心者の方にもこの長さがおすすめです!

 

ロッドの長さ

スタイル

おすすめの釣り場

8.6フィート以下

近距離戦障害物狙いに!

都市河川・港湾

9フィート

万能タイプ、操作性重視

都市河川・港湾・防波堤・干潟

9.6フィート

万能タイプ、飛距離重視

河川・港湾・防波堤・沖堤防・干潟・サーフ・磯

10フィート以上

飛距離重視で遠距離戦!

サーフ・磯・大規模河川

 

 

取り回しと飛距離のバランスについて

ロッドの長さ選びにはもう一点、取り回しと飛距離のバランスを取るという重要なポイントがあります。取り回しというのはアンダーキャストができたり、狭い場所でも振れたり、邪魔にならずに扱いやすいかどうかを指す言葉です。

ロッドそれぞれの性質にもよりますが、基本的には長いほど飛距離を出しやすく取り回しが悪い、短いほど取り回しがよく飛距離が出しにくいという傾向があります。上も後ろもスペースが限られている橋脚では、取り回し最優先のショートロッドが活躍しますが、橋脚が遠くて後ろにスペースがある、このような状況ではある程度長さがあった方が釣りやすいです。

釣り場のイメージが湧かず取り回しと飛距離のバランス感が分からない、こんな方はぜひ釣り場近くの釣具店で具体的な釣り場を出しながら、長さ選びの相談をしてみてください!

また、飛距離は長ければ長いほど飛ぶというものではなく、自分がしっかりと振りきれる長さと重さの範囲の中で、長いもののほうが飛ばしやすいというのもポイントです。飛距離を重視する場合でも、初めての1本にはある程度振りやすい9.6フィートをおすすめします!

 

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2.シーバスロッド:強さの選び方

ロッドのパワーを選ぼう

長さの選び方をチェックしたら、次は強さの選び方もチェックしてみましょう!シーバスロッドに限らず、ルアーロッドにはML(ミディアムライト)・M(ミディアム)など複数のパワーが用意されていて、使いたいルアーのタイプや重さ、ターゲットサイズなどに応じて自分に合ったものを選択できます。

ロッドはパワーによって扱いやすいルアーの範囲が決まっているので、使ってみたいルアー、釣り場に合ったルアーなど仕掛けをイメージしながら、仕掛けに合うロッドの強さを選んでみましょう。スタンダードなシーバスルアーは大場所・デイゲームでは重さのあるもの、小場所・ナイトゲームでは軽めを使う傾向があります。初心者の方は、釣りやすい軽量ルアーまでしっかり使えるMLを基本に検討するのがおすすめです。

 

 

ロッドのパワー

ルアー

おすすめの釣り場

L(ライト)

ワーム・小型シンキングペンシル・小型ミノーなど

河川、港湾

ML(ミディアムライト)

中型ミノー・バイブレーション・シンキングペンシル・ブレードなど

河川・港湾・防波堤・干潟

M(ミディアム)

大型ミノー・バイブレーション・シンキングペンシル・メタルジグなど

河川・港湾・防波堤・沖堤防・干潟・サーフ

MH(ミディアムヘビー)

ヘビーシンキングミノー・大型プラグ・メタルジグなど

大規模河川・沖堤防・サーフ・磯

 

 

メーカーによって強さが異なる

先ほどご紹介したM・MLといった表記はメーカーがそれぞれに独自の基準で記載をしているもので、同じMLという表記でも製品によって強さやセッティングに違いがあります。スペックとして記載されている使用ルアー範囲についての基準にも違いがあり、表記よりも余裕があるもの、表記通りのジャストなもの、細かいセッティングはロッドそれぞれです。

長さ選び同様、強さ選びについても、実際に手に取ると印象が大きく変わる場合があるので、ぜひ店頭で実物を持ってフィーリングをチェックしてみてください。使用ルアーから投げやすさまで、初めての1本を選ぶときは、ぜひ店舗スタッフにご相談ください!

 

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3.シーバスロッド:曲がりの選び方

ロッドの曲がり具合もチェックしてみよう

ロッドは強さだけでなく、どこから曲がるかにもそれぞれに違いがあります。ロッド根元から先側まで直径の変化、どのような曲がりをするかを表す言葉が、この項目でご紹介する「テーパー」です。

先端側からの曲がりで順にファースト、レギュラー、スローと呼ばれていて、エクストラファースト、レギュラースローという呼び方で細分化されます。ロッドのスペックにある「F」、「RF」のような表記は、この曲がり具合を表す記号です。

シーバスロッドではやや曲がりが中央寄りのレギュラーファースト、レギュラーテーパーが人気で、これは海面で暴れるシーバスの負荷をロッドで受け止めるためのセッティング。レギュラーテーパーは極端に軽いものでなければキャストが楽、という特性も持っているので、初心者の方の入門用のロッドにピッタリです!

 

 

曲がりの違うロッドを使い分けてみよう!

多くはレギュラーファースト、レギュラーテーパーで展開されているシーバスロッドですが、先調子なものや胴調子なものも、もちろん多数展開されています。それぞれどんな個性があるのか、どんなルアーと相性がいいのかも合わせてチェックしてみましょう。釣り場の状況や自分に合うルアーが分かって、2本目を購入するときに役に立ちます!

ファースト寄りのテーパーは曲がりが小さいことから感度が高く、アワセを決めやすいのが特徴で、繊細に釣りたいバチ抜け系のルアーや、底を感じながら釣るタイプのルアーと相性がいいです。レギュラー寄りのテーパーは曲がりが大きく、魚を掛けてからのやり取りがスムーズ。巻いて魚を絡めとるようにフッキングする、乗せる釣りと相性がよく、ミノーなどタダ巻きの釣りに適しています。

感度と鋭いフッキングを重視するならファースト、魚とのやり取りやルアーからの負荷軽減、乗せるフッキングを重視するならレギュラーのイメージで使い分けてみましょう!

 

ロッドのテーパー

特徴

相性のよいルアー

エクストラファースト(EX.F)

感度最優先、シーバスロッドには少ない

ファースト(F)

感度重視、魚を掛けやすい、キャスト精度が高い

ジグヘッドリグ、小型ミノー、小型シンキングペンシルなどのライトルアー

レギュラーファースト(RF)

感度重視、幅広く遊べる万能タイプ!

シーバスルアー全般

レギュラー(R)

やりとり重視、投げやすく乗せやすい、幅広く遊べる万能タイプ!

シーバスルアー全般

レギュラースロー(RS)

やりとり重視、魚を乗せやすくパワーがある、アングラーへの負荷が少ない

ビッグベイト、大型トップなどのヘビールアー

スロー(S)

やりとり重視、魚を乗せやすい、アングラーへの負荷が少ない、シーバスロッドには少ない

スーパースロー(SS)

大型魚向け、シーバスロッドには少ない

 

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シーバスロッドの感度について

ロッドの感度とは

ロッドの感度が高いとはどんなことなのか、どんなメリットがあるかについてもチェックしてみましょう!手元に伝わる情報の多い=感度が高い、これが基本的な感度のイメージですが、伝わる情報には2つの種類があります。

感覚としてつかみやすいのはルアーの振動や着底、コツっとくるアタリの認識で、このタイプの感度はハリが強く先調子なロッドが優れています。

もう1つの感度は流れの変化や違和感の察知で、流れが強い場所や弱く繊細なアタリの認識に必要な性能です。こちらは軽さやスムーズな曲がりを重視したロッドが得意としています。

それぞれどんなシチュエーションで役に立つのか、気になる方は次項もチェックです!

 

 

感度を生かしたシーバスゲーム

1つ目にご紹介した感度、着底や振動の分かりやすさは、鉄板バイブレーションなど底を取って使うルアーの釣りで活躍!根掛かりの原因である着底しっぱなしを防ぐとともに、フォールで興味を持った魚に対し、スムーズな立ち上げでアプローチできます。

2つ目の感度は障害物ではなく流れを釣る釣り、泳ぎが弱いタイプのルアーを使う時やシーバスのアタリが小さいシチュエーションで必要になる感度です。

手に入れたロッドに合うルアーを探すときや、2本目を購入するときの参考にしてみてください!

 

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シーバスロッドのガイドについて

ガイドもロッド選びの参考にしよう

 ガイドは、ロッドについている小さいリング、道糸が通るパーツです。このパーツには形状や素材、中に入っているリングの材質にグレードがあり、ハイグレードなものは感度やキャストにまで大きな影響を与えます。

入門向けの1本を選ぶときにおすすめの選び方は、「Kガイド」というタイプのガイドが付いているロッドを選ぶ方法です。「Kガイド」はやや傾斜が付いたガイドフレームで、PEラインがフレームに絡みにくいというメリットがあります。中に入っているリングについては、コストパフォーマンスに優れる「アルコナイトリング」が付いているものがおすすめです。

スペック表を見てもガイドセッティングが分からない時は、店舗でスタッフに相談しながら選んでみてください!

 

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シーバスタックル:リールの選び方

入門向けのリールを選ぼう

ここからはリール選びについてです!シーバスゲームの基本となるサイズは3000番前後で、使用するラインの太さやロッドのパワーに合わせて、5000番程度までを使用します。初心者の方がシーバス入門用に選ぶときは、3000番または、コンパクトサイズ3000番のリールを基本に選べばOKです。

ある程度専門性もあるクラス、2万円程度の予算でリールを探す時は、強さ重視の高剛性タイプと自重重視の軽量タイプを選択できます。どちらがよいかは全体のバランス次第、自重が軽ければ軽いほどいいというものではないので、ロッドの自重や使用ルアーも加味しながらセッティングを検討してみてください。

 

リール番手

使用ラインイメージ

おすすめの釣り場

C3000・3000-C

PE0.8号から1.2号程度

河川・港湾・防波堤・干潟

3000

PE0.8号から1.2号程度

河川・港湾・防波堤・干潟

4000

PE1号から2号程度

大規模河川・サーフ・磯

5000

PE1号から2号程度

大規模河川・サーフ・磯

 

 

ギア比の選び方

ギア比はノーマル、ハイギア、エクストラハイギアから選択できます。ギア比が高ければ高いほど1回転あたりの糸巻き量が増えますが、自転車を漕ぐときと同じように、ハンドルを回す時の重さもアップ。巻きやすい速度でラインを巻きすぎない、回転時の重さで潮の流れを感じるなどそれぞれにメリットがあるので、こちらもベストな選択はセッティングと釣り方次第です。

デイゲーム主体ならハイギア、ナイトゲーム主体ならノーマルギアと選ぶのがおすすめの選び方、エクストラハイギアはサーフや磯で活躍します!

 

ギア比

メリット

おすすめのスタイル

ノーマルギア

ルアーをゆっくり動かしやすい、巻きにトルクがある

ナイトゲーム

ハイギア(HG)

ルアーを速く動かしやすい、一定の速度で巻きやすい

デイゲーム

エクストラハイギア(XG)

仕掛けの回収が早い、ルアーを早く動かしやすい

サーフ・磯

 

 

グレードの選び方

リールのグレード選びについてもご紹介します。グレードによる違いはモデルによってさまざまですが、素材のグレードがあがって軽さや歪みにくさが強化されたり、構造的な違いで巻き心地が滑らかに、ガタツキの無いものになったりします。

回転部分に入るベアリングの数にも違いがあり、こちらも数が多いと巻き心地がスムーズになります。雑音の無い巻き心地はルアーの動き、変化を明確に伝えてくれる要素で、ゆっくりルアーを巻く機会が多いシーバスゲームでは重要度が特に高いポイントです。ルアーが潮目に入った時などの「違和感」を確実に感じることが出来ればヒットチャンスの可能性も格段にあがってきます。

入門向けグレードでももちろん楽しく遊べますが、巻きで変化が分かりやすいもの、雑音が少ないものとこだわって選ぶなら、2万円クラスのモデルを検討してみましょう!

 

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シーバスタックル:ラインの選び方

道糸にはPEライン

店内シーバスラインコーナー 組み合わせるラインは、飛距離と感度に優れるPEラインがおすすめです。号数は1号前後を基本にセッティングを調整していく方法が主流で、大型に絞って狙う場合や特別重いルアーを使う時は、強度を目的に太いラインを使用します。3号、4号はベイトタックルを使ったビッグベイト用のセッティングです。

初心者の方が定番ルアーからスタートするときは、1号を150m、200m巻いておけばバッチリです!

 

PEラインの号数

釣り場

ルアー

0.8号(16lb)

河川・港湾

ジグヘッドリグ・軽量プラグ

1号・1.2号(20~24lb)

河川・港湾・防波堤・沖堤防・干潟

シーバスルアー全般

1.5号(30lb)

大規模河川・サーフ・磯

大型プラグ、ヘビーなバイブレーションなど

3号・4号(50lb以上)

ビッグベイトなど

 

 

リーダーの基本情報もチェック!

仕掛けを守るリーダーラインについてです。組み合わせるリーダーの太さは道糸の強度に合わせる方法を基本として、根掛かりの対策を目的にワンランク太いセッティングまで検討するのがおすすめの選び方です。初心者の方はPE1号に16lbの組み合わせで長さは1m程度とするのがおすすめ、キャストの邪魔にならない範囲で長さの調整を行いましょう。

リーダーラインの種類は定番のフロロカーボンでOKです。道糸用ではなく、仕掛け用のコンパクトスプール製品を準備しておくと、持ち運びが快適になります!

 

道糸

組み合わせるリーダーライン

0.8号

12lb(3号)から16lb(4号)前後

1号・1.2号

16lb(4号)から24lb(6号)前後

1.5号

24lb(6号)から30lb(8号)前後

3号・4号

50lb(14号)から60lb(16号)前後

 

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シーバスタックル:予算配分

釣り初心者にはリール重視の予算配分がおすすめ

釣り初心者の方、シーバスゲームから釣りを始める方には、リールを重視した予算配分がおすすめです。PEラインを使用し、キャスト回数が多いルアーゲームには1万円前後のリールをおすすめしたいことと、ロッドだけ別のものを準備すれば他の釣りができることが、この予算配分のポイントになります。

2万円程度を予算としてタックル一式を揃える場合は、このイメージで道具を準備していきましょう!

 

 

シーバスにこだわるならロッド重視の予算配分がおすすめ!

シーバスゲームにこだわって遊ぶ方、ある程度予算を用意して入門道具一式を揃える方には、ロッドを重視した予算配分がおすすめです。リール用に15,000円程度予算を用意できれば、トラブルはなく巻き心地もスムーズ。ロッド、リール、ラインで4万円程度とイメージしている方には、気持ちよく飛んで感度にも優れるロッド重視の揃え方をおすすめします!

 

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シーバスルアーもチェック

仕掛けの情報もチェックしておこう

タックルと合わせて準備したい、仕掛けについても簡単にご紹介しておきます。シーバスゲームで使用される主なルアーは、ジグヘッドと組み合わせて使用するソフトルアーと、樹脂や金属でできたハードルアーの2種類です。

ソフトルアーも十分に釣れますが、定番はアピール力に優れるハードルアーで、日中は早く動くもの、夜間はゆっくり動くものと使い分けるスタイルが主流です。

各ルアーには泳ぐ水深に得意、不得意があるので、バランスよく集めていくのが揃え方のコツ!ロッドやリール購入時に、セッティングに合った仕掛けを合わせて準備しておくとスムーズです!

 

レンジ

ルアータイプ

表層

ポッパー、ペンシルベイト

表層から中層

フローティングミノー、リップレスミノー・シンキングペンシル・ジグヘッド+ワーム

中層

シンキングミノー、シンキングペンシル・ジグヘッド+ワーム

中層から底中心

バイブレーション・スピンテール・シンキングペンシル・ジグヘッド+ワーム

底中心

バイブレーション・スピンテール・シンキングペンシル・ジグヘッド+ワーム

 

 

ビッグベイトやアラバマリグについて

シーバスはさまざまな餌を捕食している魚で、エリアや季節によって好みの餌が大きく変化します。大型の餌を捕食している場合は仕掛けも大きく、コノシロや落ち鮎には、圧倒的なアピール力を持つビッグベイトが効果的です。大型のシーバスに非常に効果が高いのが特徴、ランカーを目指す方はぜひチェックしてみてください!

ジグヘッド+ワームを1つの仕掛けに5つ・7つと付ける傘のような仕掛け、アラバマリグも、ヘビーなシーバスゲームで注目のルアータイプ。どちらも今回ご紹介したスタンダードなセッティングのスピニングタックルではキャストが難しい重量級の仕掛けですが、専用セッティングのタックル導入を検討する価値は十分です!

 

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あると便利なグッズもチェック

道具類も合わせて購入しておこう

ロッドやリールと合わせて準備しておきたい、あると便利な道具類もご紹介します。まずはPEラインやリーダーラインをカットできる、ラインカッターやプライヤ―を購入しておきましょう!

シーバスは岸から釣れるターゲットとしては比較的大型まで狙える魚なので、抜き上げができないシチュエーションが多々あります。大物に備えてランディングネット、フィッシュグリップといった取り込み用の道具も用意しておくのがおすすめです!

また、出世魚なので「スズキ」と呼べるサイズを釣りたいと思うのは当たり前。良型が釣れた時に計測するための1m超のメジャーや重量を測れるスケールなどがあると記憶だけでなく記録も残せますね。

 

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シーバスタックルで釣りに出かけよう!

初心者でもチャンスは十分!

身近な海で楽しめる手軽さと、満足感抜群の大物が狙えるシーバスゲーム。ルアーを食わせるためのアプローチには繊細さがあり、このゲーム性の高さがこの釣り最大の魅力です。

専用のタックルを準備しておけば、飛距離、感度、そして掛けてからのファイトもスムーズで、釣果アップは間違いナシ!初心者の方もぜひ専用の製品から道具一式を揃えて、快適な釣りを楽しんでください!

 

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アジング用ルアーの選び方!種類別の使い方や選び方など釣れるコツをご紹介!

今回はアジング用ルアー、人気のジグヘッド+ワームについての解説です。アジングで使用されている代表的な3つのワームタイプと3つのジグヘッド、それぞれの重さ選びやカラーの選び方を紹介しています。アジング用ルアー選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

 

 

 

アジング用のルアーを選んでみよう

釣れるアジング用ルアーの選び方と使い方を解説

今回は初心者向けアジングルアーの選び方、定番のワーム+ジグヘッドの選び方と使い方を合わせて解説します。サイズや重さなど、使用頻度の高い構成をまとめて紹介しているので、これからアジングを始める釣り初心者の方は、定番を一通りチェックしてみてください。一歩踏み込んで、色やベイトパターンに合わせた使い分けまでイメージできるようになれば、釣果アップは間違いナシです!

 

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アジング用ルアー:ワームの形状を3タイプに分けてご紹介

代表的なワームの種類をチェックしてみよう

まずはアジングで人気のワームタイプを3種類チェックしてみましょう。便利に使える定番形状が存在するアジングですが、日中の釣りで活躍するもの、特定のパターンに強烈に効くものも用意しておくと、釣れるシチュエーションがグッと広がります。色、形状に幅を持ってワームを揃えておくのも釣果アップのポイント、季節ごとのパターンを知らなくてもいろいろな種類のワームを試すことでステップアップに繋がるので、釣り初心者の方もぜひ参考にしてみてください!

 

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1.アジングワーム:ピンテール系ワーム

人気のアジング定番ワーム

まずは最も人気の高い定番形状、ピンテールのワームをチェックしてみましょう。このワームはテールがまっすぐ、シャッドテールやカーリーテールといった動きが大きいものよりも動きが弱く、ワームが出す波動も小さいのが特徴です。

サイズは1インチから2インチが定番で、おすすめは中間的な1.5インチです。このサイズは港内から防波堤の外側まで、豆アジから中型までによく効くので、初めてのアジングにもおすすめできます。

ボディの太さや溝の深さはそれぞれあり、アイテムごとに沈降速度や波動といったアクションのバランス感が異なりますが、どのワームもベイトパターンを問わず、さまざまなシチュエーションで活躍します。まずはピンテール、1.5インチのワームからアジングを始めましょう!

 

ピンテール系ワームの動かし方

ピンテールのワームはさまざまなアクションパターンに対応できるのも大きな特徴です。初心者の方でも遊びやすいタダ巻きから、アジングの王道であるリフト&フォール、仕掛けを変えて遠投リグまで、シチュエーションを問わず釣れるのが人気のポイントと言えます。

波動や動きが小さく手元に伝わる感覚もほとんど無く、慣れるまでは抵抗感が欲しくて速く動かしてしまいがちなので、ゆっくり動かすことを意識して、微波動なピンテールワームの強みを引き出しましょう!

 

 

ピンテール系ワームはこんなパターンにおすすめ

基準としてご紹介した1.5インチは、パターンを問わず投入しやすい万能サイズです。それ以外にも小さいもの、大きいもののほうが釣れるパターンもチェックしておきましょう!

冬季から早春にかけてのマイクロベイトパターン、アミなどのプランクトンがメインベイトになっているときは、1インチ前後の小さなものを使うスタイルが人気です。このタイプは小さなボディで沈降速度、抵抗感を作るために、ボディが太かったり、リブ、足といったパーツで抵抗を作り出しているのが特徴になります。

暖かくなってシラスなど小魚系がベイトになってきたら、サイズアップして2インチの出番です!単純に狙うアジが大きい場合も、アピール力を重視してシルエットの大きなワームを使う方が釣れるケースもあります。プランクトンから小魚系まで、幅広いパターンに対応できるのがピンテールワームの強みです!

 

 

ピンテールワームまとめ

サイズは1.5インチがアジングの定番

小さいものはプランクトンパターンに

巻き、リフト&フォール対応

 

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2.アジングワーム:ストレート系ワーム

ハイアピールで釣れるワーム

先ほどご紹介したピンテールワームと並んで、人気の高いワームタイプです。テールの形状はピンテールタイプと同じようなもの、小さなヒレが付いたものとありますが、共通する特徴はボディが細く全長が2インチ、3インチと長めなことで、こちらも波動が小さくアジの好みにマッチします。

ピンテールワームにプラスして、ローテーション用のワームを揃えるならストレートワームがおすすめ!ボディやテールの構成、長さや太さにはたくさんの種類があるので、手持ちの種類を増やしたい方は色だけでなく形状も複数が揃うように集めていきましょう!

 

 

ストレート系ワームの動かし方

動かし方は巻きよりもフォール系と相性がよく、アジングで人気のリフト&フォールをメインとする使い方が主流です。巻いて使う場合も、ときどきストップを入れて落ちる動きを演出しましょう。速く巻くと浮き上がってくるので、速めに巻いて止めるを繰り返すようなアクションが簡単です。

アジが底に張り付いているときはボトムステイと呼ばれる使い方も有効で、底にしっかり留まる重めのジグヘッドを選び、沈めたまま止める、跳ねるを繰り返します。このアクションは動きに余韻が出て、シルエットによるアピールにも期待ができるストレートワームと相性抜群です!

 

 

ストレート系ワームはこんなパターンにおすすめ

シルエットがゴカイにそっくりなので、ストレートワームはアジが多毛類を意識しているタイミングで非常に有効です。2インチ程度のものはパターンを問わず投入できますが、バチ抜けなど特にゴカイが目立つタイミングで、3インチなど長めのものを投入してみましょう。

シラス、ノレソレ(アナゴの幼魚)など、細長いシルエットの小魚にも見た目はそっくり、このパターンは目で見て判断するのが難しいパターンですが、春先に試してみる価値アリです!

 

 

ストレートワームまとめ

サイズは2インチから3インチがおすすめ

長いものはバチ抜けパターンに!

リフト&フォールがおすすめ

 

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3.アジングワーム:ダート系ワーム

日中の釣りにおすすめ

明るい時間にアジングを楽しみたい方には、反射食いを重視した狙い方がおすすめです。鋭いアクションに対応できる、ダート系のワームもチェックしてみましょう!このタイプのワームは形状に大きな特徴があり、水を切って左右に跳ねる三角形のボディを持っています。

さまざまなターゲットに有効な狙い方なので、展開されているワームのサイズもさまざまです。アジを狙うなら2インチ、大きくても3インチ程度の比較的小さなサイズを選びましょう。タックルは夜釣り向けのものを流用できますが、穂先に張りがあるデイゲーム向けのロッドを用意できると、鋭いアクションを簡単に演出できます。アジ以外にもメバル、カサゴ、小型回遊魚など、海釣りで釣れる魚が幅広く狙える仕掛けです!

 

 

ダート系ワームの動かし方

使い方は夜の釣りとは大きく異なり、ロッドを鋭くシャクる操作が必要になります。手首を使ってティップを跳ね上げ、チョンチョンとワームをダートさせましょう。3回ほどシャクってリールを1巻きしてから3カウントほど止めます。ラインは常に張りっぱなしではなく、張って緩むを繰り返すように動かすのが使い方のポイントです。日中は底を中心に、朝夕は表層や中層もチェックしてみてください!

ワームを真っすぐ、捻じれのないようにセットするのもダート系ワームを上手く使うポイント!ワームをきれいにセットすることで、左右にきれいに跳ねあがるような、釣れる動きを引き出せます。

 

 

ダート系ワームはこんなパターンにおすすめ

鋭い動きで思わず口を使うというのが狙いなので、ベイトパターンを問わずに楽しめます。小魚を追っているアジに対しては特に有効で、このパターンの時は日中だけでなく朝夕、夜の釣りでも効果があります。朝夕に小魚を追って沖から入ってくるアジを狙う釣りにもおすすめ、メタルジグと合わせて釣果アップを目指しましょう!

 

 

ダートワームまとめ

サイズは2インチから3インチ

日中の釣りには特におすすめ

3回シャクって3カウント止めから始めてみよう

 

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アジング用ルアー:ワームカラーの選び方

色の選び方を3つに分けてご紹介

アジングワームの色選びについてもチェックしておきましょう!ワームの色は時間帯や当日の潮の濁り具合によってアジからの見え方が変化する要素で、釣れる色を探す、釣れなくなったら色を変えるといったローテーションで釣果アップが狙えます。今回は大きく3つの系統に分けて色をご紹介するので、同系統の色ばかりにならないようにワームを揃える参考にしてみてください。

 

 

①クリア系・ラメ系

アジングで最も人気、よく釣れる定番のカラーです。完全なクリア、やや色味のあるもの、ラメの入ったものとあって、透明+銀ラメのクリアラメが一番人気、完全なクリアよりもややアピール力があります。特にアミパターンなどプランクトンを好んで捕食している時にはかなり有効です。ローテーションの軸になる系統の色なので、まずはこのタイプのカラーを中心にワームを集めていきましょう!

 

 

②グロー系・ケイムラ系

蓄光するものがグローカラー、紫外線を受けて発光するものがケイムラカラーです。どちらも他のタイプのワームには無いアピールを持っている色なので、種類を揃えるなら1つは用意しておきたいところです。ケイムラは常夜灯の光があるポイント、グローは濁りがあって真っ暗な海や新月の夜でも有効!暗い時間帯だけでなく、明るい時間や朝夕のマズメ時にも活躍できます!

 

 

③マット系

チャートやピンク、ホワイトなど、透明なクリアではなく光を通さないタイプのカラーです。アピール力は非常に高く、メバリングや根魚釣りで人気があります。アジングではややクリア系のカラーに人気は劣りますが、どこにアジが居るのか探すところから始める時は頼りになります。クリアラメ系、グロー、ケイムラ系、マット系と種類を揃えて、釣果アップを目指しましょう!

 

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アジング用ルアー:ジグヘッドの形状を3タイプに分けてご紹介!

ワームと合わせるジグヘッドもチェック

ワームと組み合わせるジグヘッドの種類、重さの選び方もご紹介します。ジグヘッドとワームを組み合わせるのがアジングの定番仕掛けであるジグ単、遠投リグでもこのジグ単を使うので、まずはこの2つを用意しておけば仕掛けの準備はバッチリです。

ジグヘッドの形状、そして重さの違いによるアクションの変化も、アジの反応を変える要素になります。ワームの形状や色と同じように、ジグヘッドも複数の重さをローテーションできるように揃えていきましょう!

 

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1.アジングジグヘッド:ラウンド型ジグヘッド

アジング定番のジグヘッド

1つ目にご紹介するジグヘッドは、最も人気の高い丸型、ラウンド型のジグヘッドです。ラインアイの位置、先端が欠けたようになったものなどさまざまな形状がありますが、全体のシルエットが丸に近いものはこのタイプのジグヘッドに分類されます。

このタイプのジグヘッドの強みは姿勢の安定感で、飛距離が出しやすく真っすぐ沈みやすい、浮き上がりやすく、抵抗感も十分なものが得られるなどマルチな性能をもっています。クセがないため初心者や、アジング定番のリフト&フォールをメインにする方には、このタイプのジグヘッドがおすすめです!

 

 

重さの選び方について

このタイプのジグヘッドは超軽量から重いものまで幅広く使用されていて、用途に合わせた重さの選択が必要になります。基本的な選び方はジグ単なら0.8g前後、遠投リグで使用する場合は0.6g前後とするのがおすすめ。ボトムステイで使う場合は2gや3gも検討してみましょう。

スタンダードなジグ単タックルで使用する場合は、0.6gから1.5g程度まであれば多くの釣り場をカバーできます!

 

 

ラウンド型ジグヘッドの動かし方

クセのない使用感が持ち味のラウンド型は、タダ巻き、リフト&フォール、ボトムステイと幅広く対応できるジグヘッドです。浮き上がる力が強いタイプなので、どのアクションで使う時もスローを意識しながら使ってみてください。

自分の釣り場のベイトパターン、よく釣れるアクションなど、いろいろ試しながら自分のスタイルを作るなら、ラウンド型のジグヘッドです!

 

 

ラウンド型ジグヘッドまとめ

浮き上がりやすく真っすぐ沈む

ジグ単でよく使う重さは0.8g前後

スローを意識しながら釣れるアクションを探してみよう

 

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2.アジングジグヘッド:船型・砲弾型ジグヘッド

ゆっくり沈んでタダ巻きに強いジグヘッド

丸型よりもややフラット、ヘッドが船型、砲弾型のジグヘッドは、丸形よりも浮き上がりにくくレンジキープに優れる特性を持っています。ラウンド型は頭下がり、真っすぐに近い軌道で沈降しますが、このタイプのジグヘッドは姿勢が平行に近く、不規則な軌道で落ちるのも大きな特徴です。

アジングではフォールスピードを下げる目的や、タダ巻きを重視した狙い方で効果を発揮、丸型からのローテーション先としておすすめです。

 

 

 

重さの選び方について

丸型よりも抵抗が少なく、どこにジグヘッドがあるのか見失いやすいので、重さは1.2g前後が使いやすいです。ジグ単で使う時は1gから1.5gをメインに、リトリーブと相性がいいピンテール系のワームと組み合わせてみましょう。

 

 

船型・砲弾型ジグヘッドの動かし方

どちらの形状もタダ巻き、リフト&フォール、両方のアクションで楽しむことができますが、使い分けを考えるなら、一定のレンジを引き続ける、横の動きを重視する狙い方で使うのがおすすめです。表層ギリギリでしか反応しない時や、ベイトが小魚系でフォールよりもリトリーブの方が釣れるという時に投入してみましょう。メバリングではこのタイプのジグヘッドが人気です!

 

 

船型・砲弾型ジグヘッドまとめ

浮き上がりを抑えてレンジをキープ

アジングで使う重さは1.2g前後

タダ巻きにおすすめ

 

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3.アジングジグヘッド:ダート系ジグヘッド

ダート系のワームと組み合わせよう

最後は船型よりも先がとがった三角形状、ダート、ワインド系と呼ばれているジグヘッドについてです。ダート系のワームはボディの形状である程度単体でも左右に跳ねますが、このタイプのジグヘッドと組み合わせるとさらに動きにキレが出ます。

夜釣りオンリーであれば出番はそれほどありませんが、日中をメインにする場合はこのタイプのジグヘッドもおすすめ!ダート系のワームと同じメーカーのものを使うと形状がピッタリはまって使いやすいです!

 

 

 

重さの選び方について

リフト&フォールやタダ巻き時よりも強くアクションさせるので、重さはこれまでご紹介してきたジグヘッドよりも重いものを使用します。1.5gから3g程度までで、タックルに合う重さを選択しましょう。防波堤ギリギリや底付近を狙う場合は、2g以上あるものが使いやすいです。

ナイトゲーム向け、ジグ単向けのタックルを流用する場合は、ロッドのティップが入りすぎない軽めのものを選ぶのがポイント!この狙い方にこだわる方には遠投向けのPEタックルを流用したり、デイゲーム向けのチューブラーロッド+PEラインを巻いたリールを用意して、専用タックルで遊ぶのもおすすめです!

 

 

ダート系ジグヘッドの動かし方

ダート系ワームの項目でご紹介したように、小さく3回ほどシャクってリールをひと巻き、3カウントほど止めて沈めるのが基本的な使い方です。どの程度の力でシャクるのか、どの程度沈めるのかはジグヘッドの重さ次第なので、釣り場で着底を確認しながら調整しましょう。

防波堤にいるターゲットに幅広く有効、アジング専用としてだけではなく、海釣りを気軽に遊ぶための仕掛けとしてもおすすめできます!

 

 

ダート系ジグヘッドまとめ

三角形状で左右に跳ねる

少し重めの1.5gから3g程度が使いやすい

チョンチョンシャクって海釣りターゲットに幅広く対応

 

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アジングジグヘッドのフックサイズについて

主流のサイズは#8から#12

アジング向けのジグヘッドはフックのサイズにも種類があって、組み合わせるワームや狙うアジのサイズに合わせて大きさを選択できます。フックサイズの表記は針軸から針先までの幅が基準で、軸の長さや針の太さはそれぞれに違いがあります。

アジング向けのフックは比較的軸の長いものが主流ですが、短いワーム向けに軸の短いフックも展開されています。ワームの長さと太さ、釣れるアジのサイズをイメージしながら、選んだワームに合うジグヘッドを選択しましょう。

初めてのアジングにおすすめのフック形状は、1.5インチ前後のワームと相性がよい#8から#12サイズで、軸がやや長めのものがおすすめです。各種アジングワームに幅広く対応できて、20cm前後のアジまでしっかり釣れます。まずはこのサイズをメインに、ジグヘッドを揃えていきましょう。

 

ジグヘッドのフックサイズ

組み合わせるワームのサイズ

狙うアジのサイズ

#12・#10(SSやS)

1インチから2インチ程度までのワーム

豆アジ対応、20cm程度まで

#8(M)

1.5インチから3インチ程度までのワーム

25cm程度まで

#6(L)

2インチから3インチ程度までのワーム

30cm程度まで

#4

3インチ、4インチストレートワーム

30cm以上

 

 

アジング用のアシストフック

フックサイズを小さくしてもアジの掛かりが悪い場合には、さらに小さいフックをプラスして、ショートバイトに対応するアシストフックがあります。このフックは糸付きで、ジグヘッドの針に結ぶだけで使える手軽な構造。糸の分だけ針先がワームのテール部分に近づいて、弱い吸い込みをフッキングにつなげてくれます。港内の常夜灯狙い、夏の豆アジシーズンから始める方はぜひ試してみてください。

 

 

 

アジングのフックサイズまとめ

主流のサイズは#8から#12

短いワームには短め、長いワームには長めのハリを選ぼう

掛かりが悪いときはアシストフックを試してみよう

 

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アジング用のメタルジグやプラグについて

明るい時間の釣りにメタルジグ

アジングはワームだけでなく、ハードルアーでも楽しめます。中でも代表的なのがメタルジグで、ジグヘッドには無い金属的な輝きと、鋭いアクションが小魚を追いかけているアジに対して非常に有効です。重さを稼ぎやすいルアーでもあるので、ワーム以外も使ってみたい方は、5g前後のメタルジグを朝夕の釣りで試してみてください。アクションはタダ巻き、ゆるやかなリフト&フォールでOKです。

また、近年は1gや1.5gといった超軽量級のジグヘッドも人気があります。こちらはジグ単と同じタックル、同じアクションで遊べるというのが人気のポイントで、ワームには無い質感のアクションを目的に、ローテーション先として活躍中です。常夜灯の光があれば夜でも遊べるルアーなので、初心者の方でも気軽に遊べます。

 

 

プラグを使ってアジング

アジには樹脂製のプラグも有効です。アジングで使用されるルアータイプは、アクションが小さなシンキングペンシルがメインで、こちらもジグ単向けのタックルを使い、ジグ単と同じイメージの操作で楽しめます。

プラグはジグヘッドよりも浮き上がる力が強いので、同じ重さのジグヘッドと比べるとアクションがスローです。飛距離のアップ、そしてワームよりも強い水中での存在感を目的に、アジングプラグをローテーションにプラスしてみましょう!

 

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アジング用ルアーの準備はバッチリ

いろいろな種類を揃えて釣果アップを目指そう

ジグヘッド、ワームとも、色や形状のローテーションでアジの反応が大きく変化するのが、アジングの醍醐味です。釣れない時はどんどん変えて、釣れたら再現性を求めて、同じ構成に同じアクション、同じレンジと攻めるのがアジング攻略の第一歩と言えます。

同じ釣り場に通ってその釣り場に合う構成、季節のパターンを覚えるまでは、積極的にいろいろなアイテムを試して、ステップアップを目指してみてください!

 

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