店舗ニュースご覧の皆様♪ こんにちわっ🤗
本日は✨北九州人気遊漁船✨!
エレファント船長が開発した!
釣れるジグ!!!
🌈新商品🌈のご案内です♪
JOYPRO
『パオンジグ』
★160g ★180g ★200g ★220g
カラー:★マグマケイムラ
★修羅の国ケイムラ
★イナズマケイムラ
★ピンクヘッドケイムラ
★タテホロケイムラ
お目目がキュートな🐘パオンジグ🐘
是非!一度!!お試し下さいませ(^_-)-☆
読む釣り・知る釣り用
店舗ニュースご覧の皆様♪ こんにちわっ🤗
本日は✨北九州人気遊漁船✨!
エレファント船長が開発した!
釣れるジグ!!!
🌈新商品🌈のご案内です♪
JOYPRO
『パオンジグ』
★160g ★180g ★200g ★220g
カラー:★マグマケイムラ
★修羅の国ケイムラ
★イナズマケイムラ
★ピンクヘッドケイムラ
★タテホロケイムラ
お目目がキュートな🐘パオンジグ🐘
是非!一度!!お試し下さいませ(^_-)-☆
皆様こんにちは😎
本格的な寒波到来で
中々釣りに行けない人が多いのでは❓
少しでもあったまってほしくて
HOTな釣果情報をお届け🔥🔥
釣行日は12月21日🎣
予報は 雨! 風!
気温も・・・ご、5℃・・・?
もう中止やろうな・・・と思いつつも・・・
ハイっ💪
今期二度目のライト泳がせ釣りに行ってきました😝
ということで
今回もお世話になったのは
関門の人気船
🔥神生丸🔥
前回いい思いをした、、、
ポイントオリジナルの
ショート仕掛けトレブルフックで挑みましたが・・・
急激な水温低下のせいか、渋い!
とにかく渋い!
一回当たったら二度目はない感じ❓
うーーーーーん・・・😅
数回当たるも嚙み跡のみで乗らーーーん(´;ω;`)
海の中も激寒やーーん!
とか思いながらも
ある考えが浮かぶ・・・
渋い時って単純にハリス長くすれば
プレッシャー掛からず食うんじゃ?
思い切って枝ス6号1.5mの1本バリ🎣
これがドンピシャ😝
一撃でした(笑)
よっしゃーーーーーと
待望のHITに嬉しさを嚙み締めますが・・・
なんか引きが物足りない・・・・
なんであなたーーーーー!?😂
アジで真鯛って釣れるんですね😅
まぁ美味しそうなんでいいんですけど(笑)
1本バリがっつりでした😍
今年は関門真鯛との相性がよろしいようです😋
なんだかんだで船中全員安打!
他にはブリ・ヒラメが上がってましたよ👏
今最も?熱い釣り🔥🔥🔥
💥関門のライト泳がせ💥
是非行ってみては!?😝
年明けのライト泳がせも期待できますよ~~🐟🐟
詳しくは
スタッフ ながせ までお気軽に声掛け下さい🙌
ポイント八幡本店にてお待ちしております😍
みなさまこんにちは🤗
とうとう今年もこの時期がやってきましたね❗
門司より出船の神生丸の
LO(ライト泳がせ)style!
もはや関門の冬の風物詩🔥
ヒラメ狙いのライト泳がせ釣りに行ってきました🎣
出船は朝6時
近場でエサのアジを釣ってある程度確保出来たら
いよいよ本命の泳がせのポイントへ🛥💨
水深は 20~30m で
オモリは 40~50号 を使用
大きめのサバを付ける場合は40号だと厳しいので
50号を使ってくださいね❗
仕掛けのハリスは
ヒラメ仕様の8~10号!
オススメは
ポイントオリジナルのショートハリスの仕掛け
『玄海・山陰 泳がせヒラメ青物』
この日はトレブル仕様が良さそうでした👏
釣果はと言うと・・・
60cmUPくらい??かな😎
こっちがデカい(笑)
釣果出木杉君でした💥
いやぁ、まじで釣れちゃった・・・
正直、アタリが数回あればいいか・・・位でしたが
まさかの2枚もGET💥
しかも1枚は座布団サイズ😊
73cm4.3kg🌟
いやぁシビレタシビレタ
船内ではヒラメのお祭り開催中で
終わってみれば
乗り合いのお客様の釣果と写真を撮らせていただきました👏
船中ヒラメ20枚🐟
ブリ2本🐟
ヒラメクーラーに入らんやんけ😆💥
・・・・ヒラメってこんなに釣れるもん⁉⁉
是非!ヒラメが熱いうちに釣行に行かれてみては⁉
他の釣り人に釣られる前に釣っちゃってください🤭💕
釣り方やアドバイスなどお手伝いさせていただきます🤗
遊漁船は関門神生丸(しんせいまる)
船長も気さくでオススメです🤭☀
仕掛けや道具は是非ポイント八幡本店でご購入を🤩(笑)
特設コーナーや仕掛けもご用意ありますよ💪
それではお待ちしております😆
HPをご覧の皆様こんにちは!
手はまだまだ日焼け中・・・・
スタッフ立岡です😎
今年はティップランと船タチウオには
都合が合わず・・・
まだ1回ずつしか行けてません😥
と!いう事で行って来ました!!
お久しぶりのタイラバ‼‼
お世話になった遊漁船は
ゴーイングメリー 大塩船長⛴
朝6時に出船!
まずは港の近くでSLJからスタート🎣
あたり一面にイワシの群れ・・・
魚探は真っ赤‼‼‼
あちこちで捕食タイム‼‼‼
これは釣れたも同然🤣🤣
でしたが!!
そんな簡単に釣れる事はなく・・・
ハマチが1匹釣れたのみで終了😅
そしてタイラバへ向かったのですが・・・
アタリ→掛からず・・・
アタリ→ばらし・・・
なんども繰り返してようやく!!
オレンジとケイムラの組み合わせでヒット😆
しばらく時間が経ち
巻き始めでアタリ!
手のひらサイズ😆
釣れればいいんです・・・
アタリは多かったですが😥
クセを見つけ出す事がないまま
タイラバ終了間近・・・
底から10回ほど巻いた所で抑え込むアタリ🤩
引きも強く大物の予感・・・
でしたが!!
途中で気付きました・・・・
またまたハマチ登場🤣
疲れていたので写真はありません🙇
それと同時にタイラバ終了の合図😥
帰りに再びSLJ🎣
朝ほどの活気はありませんが
イワシの群れは健在‼‼
あいかわらず魚探は真っ赤‼‼
そしてスナメリも登場🤣
水面直下を意識しながら
ブレードジグを巻き続けて・・・
ルアーが見える距離で猛烈バイト🤩🤩
船の周りではサワラ~サゴシが跳ねまくり🤩
待望のサワラがヒット‼‼‼
だと思ってましたが!!
またもハマチ登場🤣
疲れもピークに達したので
ここで終了しました・・・
マダイが釣りたかった😑😭😟
また行って来ます🎣
~告知~
◆期間:11/25(金)~
◆開催店舗:point全店
ただいま『ブラックフライデー』に先立ちまして
『釣りのポイント公式アプリ』ではお得なクーポンを配信中!
アプリの詳細はコチラ
本日から開催中です!!
お見逃しなく😁
皆さんこんにちは🤩
釣具のポイント横浜港南台店🤗
の吉成です😊
本日は
JUMPRIZEから
ぶっ飛びスプーン
が入荷しました!!
🌟🌟新商品🌟🌟
ですので😎
お見逃しなく~😎
こんにちは!
広島八木店スタッフの迫田です!
先日は岩国沖のブレードゲームへ行って参りました!
お世話になったのは、
DSK fishing guide service さん。
HPはこちら【https://sites.google.com/view/dskfishing】
岩国沖は今年も青物で賑わっております!🔥🔥🔥
元気なハマチをゲット!✨
HITした瞬間からの強烈な引き!めちゃくちゃ楽しいですよ!😆
今回大活躍のジグはマグバイトのイワシジグ!🔥
カラーは「ブラックゴースト」🤩
使用したジグはこちら!⇧⇧⇧
筋肉痛覚悟の全力早巻きで大漁です。😆
使用タックル等詳細はスタッフの迫田まで!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。🤗
皆さんこんにちは!
久しぶりの投稿となります
スタッフ佐藤です
9/22沖磯に初のするするスルルー(SFG)に行って参りました
スルルーとは沖縄の方言で(キビナゴ)を餌にし潮の流れに乗せて
釣る釣り方です。
まだ薄暗い中磯に渡って仕掛けの準備し
キビナゴを数匹撒いてまず磯付近の状況を確認してから
仕掛けを入れていきます。
すると幸先良くカマスが3匹釣れました
写真は撮り忘れてました😭
その後続けていると大きな浮きが一気に沈んで合わせると
竿がぶち曲がり上がって来たのはこちら↓
中々なファイターで楽しませてくれました。
夜が明けキビナゴを磯際に撒くとヒラスズキらしき魚が撒いた
キビナゴを拾っていたので狙ってみますが、
まぁー食わない😂
ちょっと沖に餌を撒き後から仕掛けをかぶせて投入すると
すぐに浮きが横に走りました。
正体はハマチでした。
釣る場所を少し移動して狙ってみます
移動した場所は左から沖へ流れる感じだったので左の流れに乗せて狙って行きました。
50~60メートル流したところで当たりが来ました😎
今まで見てきた中で一番デカいオジサンでした。
その後もコンスタントに色々な魚が顔を見せてくれました
今回一日通してやってみて、やってみないとわからない面白さが
ある釣りだと感じさせられました。
皆さんもスルルー釣りで夢の大型魚を狙ってみては如何でしょうか。
スルルー釣りに興味があるお客様是非ともお問い合わせ
お待ちしております。
今回のするするスルルータックル
・竿 ライアームBG6号
・リール ツインパワーSW14000XG
・道糸 ナイロン10号
・浮き デージ
・ハリス 16号
・針 タマン針18号
HPをご覧の皆さまこんにちは!!
真夏の釣りで疲れ切りまして・・・・
翌日は一歩も自宅から出らずに過ごしました😂
水分補給と適度な休憩を忘れずに
釣りを楽しみましょう👍
今回は徳島県南の落とし込み&デカアジ調査!!
マダイも釣りたい・・・という事で
タイラバも持って行きました🎣
お世話になったのは
日和佐から出港の
第5八千代丸・松本船長
落とし込みメインの釣行ですが
私の本命は
デカアジとマダイ🎣🎣🎣
残念ながらマダイは釣れませんでしたが😅
デカアジは大漁‼‼‼
タングステンジグとジグサビキで
デカアジを攻略してきました👍
最大サイズは50センチぐらい🎣
40センチ前後が大漁でした👍
途中で小サバが掛かりますが
うまーーーーーーーーく掛かった所で外せたら
あとは底まで落として誘うだけ‼
楽しすぎてほぼ一日中やってました😋
使った道具は
SLJ用やライトジギング用の柔らかい竿!
2500~3000番前後のスピニングリール!
糸はPE1号にフロロカーボンの4号!
ジグは80gのタングステンジグ!
私は 天龍・ホライゾンLJ621SML(竿)
ダイワ・ルビアスLT4000C(リール)
デカサバや青物が釣れる事もあるので
周りとのオマツリを避ける為ラインは1号を選択してます🐟
最後に釣果写真です・・・・
青物・マトウダイなども釣れてました👍
大物や高級魚を狙う船からの「オフショアジギング」。体力と時間を使う釣りですから釣れなかった時のガッカリ感は他の釣りよりも大きいものがあります。船長の指示に従っているのに、先輩の助言も聞いているのに、なぜか釣果が上がらない。今回はジギングの基本を見直しましょう。
陸っぱりから豪快にキャストして釣るショアジギングに対して、一般的にジギングといえば船からのオフショアジギングを指します。これもまたショアジギングとは違った豪快さがあります。何と言っても使うジグの重量や大きさが桁違いに大きくなります。ターゲットもタチウオやワラサなどの他にブリやマグロなどまで入ってきます。
魚は大きくなればなるほど警戒心が強くなります。当然食わせ方によって釣果も違ってきます。ぜひ基本のジギングの他に釣果を上げるテクニックを身につけましょう。
オフショアジギングのターゲット魚はとても多く、底物のフラットフィッシュやロックフィッシュからスプリンターと呼ばれる青物までさまざまです。どのターゲットにも相応のテクニックや誘い方がありますが、今回は人気の高いイナダ・カンパチ・マグロなど、回遊魚系の釣りを中心に説明します。
マイボートやカヤックフィッシングでのライトオフショアジギングでなければ、遊漁船(釣り船)での釣行がメインになるジギング。タナや水深、潮の流れなどの違いからジグの形状や重さは大体船長から指示があります。複数人でジグを落とした場合、沈降速度が違うと他の釣り人と糸絡み(オマツリ)する恐れがあるからです。船長の指示に対応できるようにジグは用意しましょう。事前に船宿に聞いておくことも大事です。
船からのジギングの場合、海底に瀬と呼ばれる岩礁地帯を探し、その上を流しながらの釣りが基本になります。タナが上層ではっきりしている場合を除いては、ジグを一旦海底(ボトム)まで落としてから巻き上げます。その際、潮と船が動いているので、根掛かりに注意します。
ショア(陸)からでもオフショア(船)からでも、ジギングの基本となるテクニックが「ワンピッチ&ワンジャーク」です。シャクリ1回につきリールを1回転巻くこのテクニックは文字で読むと簡単そうですが、実際にやってみると意外に難しいので練習が必要です。イメージとしては「シャッシャッシャッ」っとリズミカルにロッドを1回シャクってはリールを1回巻く感じです。ルアーの着底を確認したらすぐに始めます。
タイラバなどのように向こう合わせでないかぎり、ロッドが突っ込んだら即合わせます。警戒心が強い場合は前アタリが何度もあることがありますが、そこは我慢しましょう。基本的に合わせ方は「大合わせ」でいいでしょう。
ここからは基本のジギングにプラスして覚えておくと釣果の上がるテクニックの紹介です。
青物の中でも、特にブリ系中小型のワラサやイナダ、中型のカンパチなど好奇心旺盛で好戦的な魚に効果が高いのがハイピッチジャークです。
ジグは動かし続ける
ジグの動きをイメージする
リズミカルに力強く
理論的には「とにかくアピールをして反射的に食わせる」釣り方です。ジグの誘い方のアクションイメージとしては、①海底から逃げだす小魚、②素早く海面に向かう小魚、③泳ぎ疲れた小魚、を演出します。
実際のロッドアクションとしてはティップを真下に下げて、まず海底まで素早くジグをフォールさせます。着底を確認したら即ジャガジャガ巻きで底を切ります。底を切ったら素早くシャクリます。1シャクリにつき2回転以上のリーリングを意識してリールを巻きます。1シャクリ2回転をワンセットとして4~5セットに1回フォールさせます。文字にすると「ギュンギュンギュンギュンギュン、スー」という感じです。これを指示タナの上まで繰り返します。
ハイピッチジャークだけでなく、ジギング全般にいえることなのですが、「ジグは動かし続けるのが基本」です。最初のフォールでボトムに着底させた時や、シャクリ中のフォール時に完全にジグの動きが止まる瞬間は「数秒が限界」だと思って下さい。この数秒で魚は「見切り」ます。止まったジグは魚にただの無機物として認識されてしまいます。
ハイピッチジャークのシャクリ方のコツ
常にティップを海面に向けておき、シャッシャと体全体で力強くシャクる釣りですから、ロッドは竿尻を腋に挟みこみ、体全体でシャクリましょう。
ロッドはルアーウェイト2~8oz(オンス)のティップの硬めのものを選びます。1oz約30gで換算し、ご自分のターゲット魚を鑑みてぴったりのものを探しましょう。長さは5~7f(フィート)、深くなればなるほど長めのものを使います。マルチに使える3oz、6fくらいのものがおすすめです。ロッドの表示が「HP」などになっていますので探す手掛かりにはなりますが、店頭で店員さんに尋ねるのがベストでしょう。
リールはハイギアで大きめの物。スピニングなら、メーカー各社で番手が異なるため一概には言えませんが、シマノなら6000番以上、ダイワなら4000番以上のものがおすすめです。
中級者以上であればベイトリールのほうが使いやすい場合があります。その場合はダイワなら15番(ソルティガ)、シマノなら2000番(オシアジガー)などがおすすめです。これもまた店頭で店員さんに意見を求めるのがベストです。
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関西地方を中心に流行り始めたこのシャクリ方は、今では全国的にも人気のロッドアクションになりました。ネーミングからスロージギングと混同されることもありますが、そのメソッドはまったくの別物です。釣果アップのために基本をきちんと押さえましょう。
ティップのしなりを利用する
ジグの動きをイメージする
小刻みにスライド量を調節する
理論としては、海底からリールの「回転分の距離」をジグがスライドしながらヒラッと誘うもので、例えば1回転なら約80㎝、半回転なら約40㎝、4分の1回転ならばジグ1本分ジグをスライドさせ、魚の食い気を誘います。
具体的には、ボトムまでフォールさせたらすぐにシャクリとリーリングを始めます。この時ロッドは海面に平行に、ラインは直角にしてから始めます。シャクリ方はティップを効かせ1シャクリ、「同時に」リールを1回転させます。いわゆるピッチ&ジャークのような糸ふけを取るリーリングではありません。これでアクションを付けるので、テンションは掛けっぱなしになります。
スローピッチジャークのシャクリ方のコツ
秒数にして1シャクリ約1秒というゆっくりめのシャクリ方になります。常にロッドを海面と平行に保ち、ティップが曲がり切る寸前でシャクリますので、肘でロッドをキープするのがロッドコントロールのコツになります。
ロッドは柔らかめのティップのベイトリール用を選びましょう。ルアーウェイトは2~7ozのもので、長さは通常5~6f、深場なら6~7fのものがおすすめです。ただしこの釣り方はハイピッチとは違い、表示ウェイトよりかなり重いジグが使えます。目安としては3ozで200g前後までカバーできますから、おすすめは6f、3ozくらいのものです。ロッド表示に「SP」などの記載があるものが多いですが、これも店員さんに確認してみましょう。
リールはベイトリールの1500番(シマノ表示)程度が使いやすいと思います。また、あえて底物を狙うならその番手のスローギアのものが使いやすいですが、青物などもマルチに対応できるように、ハイスピードギアのものをゆっくり巻けるように練習することを推奨いたします。
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よくベストシーズンやトップシーズンなどと魚の釣れる時期をいいますが、それはいわゆる「旬」にあたることが多く、美味しい魚がたくさん釣れる時期でもあります。ぜひ「旬」を狙って釣果を上げましょう。
魚が一番釣れるのがトップシーズン
魚種や場所、地域ごとにトップシーズンはズレる
トップシーズン目指して腕を磨く
日本近海でジギングで釣れる魚は数多いですが、青物のベストシーズンは初夏から晩秋までとされています。その中でも特に回遊回数、個体の大きさ、活性の高さなどからトップシーズンといわれているのが晩秋の9月から11月頃までです。4月頃から上がり始めた活性がピークを迎えるため、初心者であれば春頃から何度か釣行してみて、その時期までに腕を磨いておくのがいいでしょう。
同じ青物と呼ばれているサワラも春から活性が上がりますが、サワラは真冬の2月前後以外は通年狙えます。腕試しや熟練度をあげるには良い対象魚だといえるでしょう。
逆にヒラメなどは通年狙える魚種ですが、真冬に旬を迎えます。スローピッチジャークを試してみるには最適の魚です。底を切ってはフォールさせるをゆっくり繰り返す(個人的にデッドスローピッチジャークと呼んでいます)うちにスローピッチジャークのコツをつかめます。時期によって釣れる魚、釣れない魚を見極めましょう。
シャクリ方や誘い方がどんなに上手でも狙う魚がいなければ話になりません。どんなやり方をしても釣れないのは当然です。釣果アップに一番大切なことは、実はトップシーズンを狙うことかも知れません。ただし日本海側と太平洋側、北と南でもトップシーズンは微妙にズレます。ご自分のフィールド近くの情報は釣宿や釣具店などでチェックしましょう。
釣り船を仕立てて釣行するジギングでは、釣る場所やその船のやり方などで状況がめまぐるしく変わることがあります。仕掛けやタックルの変更を余儀なくされた場合、それに素早く対処できるようにしておかなければなりません。
タックルは複数種類用意する
複数種類のジグを用意しておく
出発前に船宿に確認・相談する
オフショアジギングで釣行する場合、できれば数種類のタックルを用意しておきたいものです。その日の海の状況で、ターゲットも釣り方も急な変更がある場合が多々あります。また鳥山を発見した時などは、トップウォーターのナブラ撃ちなどが有効な場合もあります。ベイトリールセットとスピニングリールセットのジギングロッド以外に、ショアジギングのセットまで用意しておくことをおすすめします。
使用ジグもまた数種類、複数本ずつ用意しておきましょう。ジグウェイトはおおむね水深から割り出して船長からの指示はありますが、潮の流れの速さや、潮の枚数(海中で別方向に流れる潮があります)などでもジグウェイトは変わってきます。もちろんカラーでも変化を付けることが必要になります。
また、好みのアクションの付け方、誘い方でもジグの形状は変わってきます。ハイピッチならばストレートタイプ、スローピッチならば木の葉型などです。この他にナブラ撃ち用のルアーなども必要になってきます。一旦出港してしまえば取りには帰れませんので、多めの装備を心掛けましょう。お出かけ前に船宿に相談しておくことも大切です。
魚釣りは掛けるまでが勝負ではありません。獲物を船上に引き上げて初めて釣果となります。船にターゲットに合ったランディングネットなどはあるでしょうが、その使い方も覚えましょう。
近くの人がヒットしたら素早く仕掛けを回収する
タモ入れは相互協力で焦らずに魚をコントロールしてから
ジグ飛びなどの危険を常に回避できるように心がける
青物や大物が掛かった場合、船員や同行者がきっとタモ出しはしてくれるでしょうが、同行者にヒットがあったらお手伝いをしなければならないケースもあります。基本はオマツリ回避のための仕掛け回収ですが、緊急の場合はタモ入れまでしてあげましょう。
タモ入れのコツは、魚が充分に空気を吸って弱ったところを頭からすくうのですが、掛けた方が充分に魚をコントロールしているかどうかを慌てずに見極めます。魚がコントロールされて弱っていたら、初めてタモを海中に刺します。タモを海中に入れて魚を待っているアシストを時々見ますが、これはおすすめしません。魚は水中でタモを見ると反射的に逃げようとします。ここでバラしてしまっては元も子もありません。
ロッドの張力限界で頑張っているときに魚の急な反転でジグが外れると、とんでもない勢いでジグが飛んでくることがあります。これが顔などに当たると大怪我の元になりますので、常にバラした時も意識してやりとりをしましょう。
取りこみまで一人でやらなければならないこともあります。その場合、片手でロッドをキープしながらタモ入れを片手でしますが、魚が完全に弱るのを待ってからタモ入れをしましょう。両手がふさがってしまうので、タモ入れはぎりぎりまで待ちます。そしてタモに魚がおさまったらロッドのテンションを抜いて魚をある程度フリーにしてから、タモを垂直に上げます。これはロッドとタモを壊さないためのコツであり、素早く取りこむコツでもあります。
釣りに正解はありません。釣れたものが正解です。だからといって闇雲にジグを落としても実際の釣果は上がりません。基本を押さえつつ、新しいテクニック、新しい考え方を取り入れていきましょう。ぜひトップシーズンでの爆釣を目指して下さい。
今回はジギングルアーの代表、メタルジグの選び方と使い方の解説です。形状や材質による違い、重さの選び方や動かし方について紹介しています。どんなものがあるのか一気に確認したい方は要チェック!ジギングルアーの準備を進めましょう!
今回はオフショアジギングのルアーである、メタルジグについてです。選び方のポイントとなる形状や材質の違いについてご紹介します。釣れる魚に合わせた動かし方や、重さの選び方も解説!これからジグを揃えていく方はぜひ参考にしてみてください。
まずは選び方のポイントとなるメタルジグの形状、材質、ウェイトバランス、カラーの4点について解説します。それぞれにどんな違いがあるかをチェックして、同じ役割のものばかりにならないようにメタルジグを揃えていきましょう。
これからオフショアジギングを始める初心者の方向けに、それぞれの要素で定番も紹介しています。
釣果に大きな影響を与える、メタルジグの形状についてです。それぞれアクションやサイズ感に大きな違いがあり、海域や季節、狙う魚種によって定番となる形状は異なります。初心者の方が目で見てハッキリと違いを認識できる要素でもあるので、初めて揃える方もぜひこだわって選んでみてください。
すでに釣行計画を立てている場合は、船宿予約時によく釣れる重さと形状を確認しておくと、当日までの準備がスムーズになります。
オフショアジギングで最も出番の多い形状です。やや細長いボディは、イワシなど青物が普段捕食しているベイトの形状に似ていて、魚種やベイトパターンを問わずに活躍できる万能なシルエットを持っています。特別なパターン以外はセミロングジグで幅広く対応できるので、これからジグを選ぶ方はこのタイプのジグから検討してみてください。
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先ほどご紹介したセミロングジグよりも細く長い形状です。同じ重さであればこちらの方が長く、タチウオやサンマといった大型のベイトを捕食する青物狙いの釣りで、高い効果を発揮します。ベイトの状況はエリアと時期次第なので、釣りに出かける地域の情報を集めながら購入を検討してみてください。
細長いベイトのみに反応する青物を狙う時は明らかにロングジグが有利で、セミロングジグよりも断然釣れるというケースがほとんどです。
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セミロングジグよりも短く、厚みで重さを稼いでいるタイプの形状です。このタイプはロングジグとは逆のパターン、小型のベイトのみに反応する青物狙いに効果があり、最新のトレンドとして各地で釣果があがっています。幅広い魚種に効果があるというのもショートジグの強みで、根魚に真鯛、アジやイサキもよく釣れるジグです。
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平らなボディが特徴的なメタルジグです。名前の通りスローなアクションが持ち味で、他の形状のジグよりもゆっくりヒラヒラと落下する動きを持っています。持ち味を最大限引き出すためには専用のタックルが必要になりますが、底を徹底して釣るときはこのタイプのジグが強いです。こちらも釣れる魚種の幅が広く、根魚やヒラメを狙うジギングで出番が多いです。
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万能タイプはセミロング
ロングジグ、ショートジグはベイトパターンに合わせて
スロージグは底狙いの釣りで活躍
メタルジグはどの位置に重心があるかでアクションと沈み方が変化します。形状によってある程度傾向が決まっている要素ではありますが、それぞれどんな特性を持っているか確認しておきましょう。センターバランスのメタルジグがあれば、幅広い釣り方に対応できますが、魚種によっては他のタイプが強いケースがあります。
メタルジグの中央付近に重心が設定されているバランスです。完全に重心が中央というものはなく、揺れる動きを与えるために多少どちらかに重心を寄せているので、重心は中央付近とイメージしておきましょう。ジャーク、フォールとも魅力的なアクションを持っていて魚種も問わない万能な性能で、多くのジグがこのバランスを採用しています。
重心が後方寄りのセッティングです。センターバランスの水平フォールに対し、リアウェイトではテール下がりの姿勢で落ちていくのが大きな違いで、沈降時の直進性とスピードに優れます。潮が速いエリアや深い釣り場、先に落とす方が有利というシチュエーションで選択したいメタルジグです。アクションはセンターバランスのものよりも大人しく規則的で、青物狙いではランダム性がやや不足気味な一方、シーバスやタチウオ狙いでは、この大人しい動きとテール側から落ちていく姿勢が大活躍します。
センターバランス、リアバランスに比べるとマイナーな存在ではありますが、重心をやや前方寄りとしたフロントバランスのジグも存在します。ラインで引っ張って持ち上げるときは頭から、落ちるときも頭からとなるので、ロッド操作にしっかり反応するメリットがありますが、フォールスピードが遅いことや、ライントラブルを起こしやすいことがデメリットです。
メタルジグには左右対称なものと、左右非対称なものがあります。左右対称なものは受け流す水流が規則的で、引き抵抗が小さく、素早く操作してもアングラーへの負担が少ないのが特徴です。左右非対称なものは引き抵抗が大きくなる弱点がありますが、不規則なアクションで魚を反応させる力があります。
素早く大きく動かすなら対称なジグ、スローなアクションやフォールを重視する場合は、非対称なものとイメージしておきましょう。
定番はセンターバランス
テール下がりに落ちるリアバランス
左右非対称なジグはハイアピール
メタルジグの材質についてもご紹介します。岸釣りと同じく、オフショアでも基本となる材質は鉛ですが、水深やベイトサイズの関係から、鉛よりも比重が大きいものや小さいものが活躍するシチュエーションがあり、地域や釣り方によっては鉛以外のジグが有利になるケースがあります。
鉛以外の材質はオプション的な選択肢にはなりますが、船宿から鉛以外をおすすめされた時に備えて、どんな材質があるかチェックしておきましょう。
鉛はもっともポピュラーなメタルジグのマテリアルです。多くのメタルジグはこの鉛が素材になっており、ご紹介している素材の中で最も手ごろな価格で手に入ります。まずは予算の中で重さにカラー、そして形状と揃えていく必要があるので、鉛のメタルジグをメインに準備を進めましょう。
鉛ジグを基準として、鉛よりも比重を大きくしたい、小さくしたいと使い分けることになるので、青物狙いならまずは鉛ジグを使い込むところから始めるのがおすすめです。
メタルジグに使用されている素材の中で、唯一鉛よりも比重が大きいマテリアルです。同じ重さであれば、鉛製よりもシルエットが小さくなります。小さくするメリットは受ける抵抗が小さくなることで、水深や流れの影響からジグが着底までに流されてしまう場合や、ベイトサイズが小さく、単純に重く大きくとすると釣れないというケースで活躍します。デメリットは価格が高いこと、手元に感じる抵抗が少なくなることです。
「スーパーライトジギング」と呼ばれるアジ、イサキなどを狙うジギングや、真鯛を狙う鯛ジギングは、ターゲットサイズやベイトサイズが小さいことから、タングステンジグの出番が多いです。青物だけでなくこんな魚が釣れる時は、細糸とタングステン素材の組み合わせで、ジグを軽く小さくというオプションも用意しておきましょう。
鉄、すず、アルミは、鉛よりも比重が小さいマテリアルです。同じ重さの場合、鉛製よりもシルエットが大きく、受ける抵抗も大きくなります。これらの素材を使うとジグは大きく長くなり、シルエットによるアピール力が大幅にアップ!大きいほど釣れる大型ベイトパターンでの効果が高く、アクションがスローになって、ジグをゆっくり見せるような釣り方や、大型のベイトに対応する釣りが展開できます。 鉄やすずはオプションとして使用できる範囲の比重ですが、アルミは鉛との差が大きく、他の釣り人とラインの入り方が変わってしまうケースがあるので、遊漁船で使う時は船宿に必ず確認するようにしてください。もちろん問題なく使えるケースもあります。
素材の種類 | 比重 | 価格 |
鉛 | 11.36 | 標準的 |
タングステン | 19.3 | 高価 |
鉄 | 7.87 | やや高価 |
すず | 7.30 | やや高価 |
アルミ | 2.7 | 高価 |
定番は鉛ジグ
タングステンジグは比重が大きい
鉄・すず・アルミは比重が小さい
ナチュラル系からハイアピール系まで、メタルジグのカラーはさまざまです。今回は初心者の方向けに、シンプルな区切り方で揃えておくべきカラーをご紹介します。ブルー、レッド、グリーンなど色味ももちろん効果がありますが、まずはシルバー系、ゴールド系、グロー系と大きく異なるカラーを3タイプ用意するのがおすすめです。
それぞれの系統で人気のあるカラーも紹介しているので、ジグ選びの参考にしてみてください。
オフショアジギングシーンで最も人気のある、定番のカラーです。岸からの釣りではブルーやピンクが入ったものが人気ですが、オフショアではアピール力やサイズ感重視のフルシルバーも人気があります。
潮が澄んでいたり、太陽がしっかり出ていたり、フラッシングを最大限引き出せるような時間帯が最も投入に適したタイミングで、日中釣るオフショアジギングでは出番となる時間も長いです。まずはフルシルバー、ブルーやピンクが入ったシルバー系から、気に入ったカラーを選んで試してみましょう。
シルバー系の対として用意しておきたいのが、ゴールドをベースとしているカラーです。こちらはフルゴールド、というカラーよりも、グリーンやレッドが入ったカラーに人気が集まっています。グリーンゴールドは最新のジギングターゲットであるイサキ、そして真鯛の定番として定着しているカラーなので、タングステンジグを買うならグリーンゴールドは1つ持っておくのがおすすめです。
投入のタイミングは先ほどご紹介した高実績な魚種を狙う場合や、濁り、曇りなどアピール力が必要なシチュエーションにマッチします。シルバー系を試してダメならゴールド系と回していくのが、オフショアジギングの基本的なローテーションパターンです。
最後にご紹介するカラーは、蓄光して光るグロー系のカラーです。フルグローがラインナップされている製品もありますが、ゼブラやグローヘッド、フロードットなどワンポイントでグローが入っているカラーは特に人気があります。一部が光ることでジグのサイズ感を錯覚させたり、揺れて明滅しているようなアピールができるのが人気のポイントです。
投入のタイミングは、フラッシングの効果が少ないと感じる100m以上のディープエリアや、曇り、濁りのシチュエーションです。また、ぼんやりと光る独特な明るさは、季節が合えば青物狙いのイカパターンに効果があり、深場で狙う根魚狙いでも高い実績を誇ります。まずは一部がグローとなっているジグから、ローテーションに加えてみましょう。
カラーの系統 | おすすめのシチュエーション | おすすめカラー |
シルバー系 | 晴天時・澄潮 | フルシルバー・ブルーピンク |
ゴールド系 | 曇りや早朝などの暗い時間・濁り | グリーンゴールド・アカキン |
グロー系 | 曇りや早朝などの暗い時間・水深が深い場合・イカパターン | ゼブラグロー・グローヘッド |
定番はシルバー系
ローテーションにゴールド系とグロー系
3系統のカラーをローテーション
メタルジグの動かし方と、動かし方に適した種類についてご紹介します。季節や釣れる魚種によってメインとなるアクションパターンはさまざまですが、初心者の方には、オフショアジギングの基本となるワンピッチジャークからの習得がおすすめです。対応できるジグの種類も多いアクションなので、まずはこの動かし方から試してみてください。
それぞれのアクションをローテーション、そしてジグの形状やカラーをローテーションしながら、当日反応がいいパターンを探すのが、オフショアジギング釣果アップのポイントになります。ジグの形状とアクションのパターン、そしてアクションに合うロッドを揃えてローテーションするために、複数タックルを持ち込むというのが、オフショアルアーゲーム上級者が実践しているローテーションテクニックです。
ワンピッチジャークは、オフショアジギングで基本となるオーソドックスなアクションパターンです。一回のシャクリと一回の巻きを組み合わせるこのアクションは、メタルジグを使う釣り全てに応用できます。
動かし方は手首と肩を使って穂先を下から上方向に跳ね上げ、穂先を元の低い位置に戻すところまでがワンセットです。穂先を跳ね上げると同時にリールのハンドルを上方向へ回転させ、ロッドを下げる時にハンドルを下方向へ回転させるというのが動かし方のポイントです。
対応するジグのタイプはセミロングやロングタイプのジグで、バランスや形状を問わず組み合わせることができます。
ヒットのタイミング
ワンピッチジャークで青物を狙う時は、ヒットするタイミングはジグを動かしている最中というケースが多く、青物は動作中にロッドの跳ね上げを止めるような掛かり方をします。逃げる小魚がスピードを上げる動きに反応して、反射的に口を使っているイメージです。シャクリがそのままアワセになることもありますが、ヒットしたら追加でしっかりアワセを入れておきましょう。
フォール時にヒットした場合は、着底前にラインの放出が止まります。手元や穂先に魚の動きが現れないケースもありますが、この場合もしっかりアワセをいれるのがポイントです。
ワンピッチジャークを素早く行うのがハイピッチ、ゆっくり行うのがスローピッチで、どちらの動かし方に反応がよいかは、ベイトや魚の活性など、当日の状況に左右されます。両方を試して、魚が反応するスピードを探してみましょう。船長から今の時期はこのぐらいがいい、とアドバイスがあったり、他の乗船者が釣れているスピードに合わせるのがおすすめです。
ロッドのふり幅を調整することでも、アクションのパターンに変化をつけられます。ふり幅が小さければショートジャーク、ふり幅が大きければロングジャークで、こちらもピッチ同様、どの程度の強さがいいかを探りながら釣りを進めるのが釣果アップのポイントです。
全ての動作を毎回同じとする必要はなく、着底~ハイピッチショートジャーク~スローピッチロングジャーク、こんなアクションパターンとしてもOKです。この動かし方はコンビネーションジャークと呼ばれ、特にブリ系に対して、高い効果を発揮します。速い動きを追わせてスローで食わせる、こんなイメージで変化をつけながら楽しんでみてください。
とにかくスピードを出せばいいという状況には、リールを速く巻くだけの高速巻きがおすすめです。スピードは可能な限り速く、捕食のスイッチが入った青物は、人間の巻き速度を超える電動リールの高速巻き上げに対してもバイトしてきます。
高速巻きにロッドでアクションを加えるジャカジャカ巻きも有効です。リールを素早く巻きながら、ロッドを上下させてジグのスピードに変化を加えます。ロッドが曲がるように肩で上下させながら、リールの巻きでスピードを出しましょう。
ジグはどちらのアクションパターンにも抵抗が少ないものが適しているので、スリムで左右対称なものがおすすめです。
ヒットのタイミング
こちらもワンピッチジャークと同様に、ジグを動かしている最中がヒットのタイミングになります。素早く動くジグが青物の目の前を通過して、思わず反応するのがこのパターンです。リールの回転をガツッと止めるアタリが出るので、しっかりとアワセを入れてください。
カンパチはブリよりも底を好む傾向が強く、フォール~着底→高速巻き上げと移行した立ち上がり直後にヒットするケースが多いです。カンパチを狙う時は、ワンピッチジャークで攻める場合も立ち上がり直後に集中しましょう。
高速巻きよりも少しスピードを落として、ジグを泳がせるように巻くのがタダ巻きです。ハンドルの回転は1秒に1回転程度として、ジグのシルエットや揺れでターゲットにアピールします。青物に対しても効くシチュエーションはありますが、魚種はアジイサキ、真鯛といった、青物よりも泳ぐスピードが遅い魚に対して特に有効です。
対応するジグは巻いて泳ぐものが好ましく、ショートジグやセンターバランスで左右非対称なものが適しています。タダ巻きをメインとしつつ、スローなワンピッチジャークやジャカジャカ巻きもプラスしながら、ヒットパターンを探してみましょう。
ヒットのタイミング
ただ巻きは巻いているジグを見せて追わせるような釣り方で、ヒットは巻いている最中にググっと引き込みがあります。フォール時にもチャンスはありますが、真鯛は特に巻きに反応する傾向が強く、タイラバのように掛かるまで巻きを止めないのがポイントです。
アジやイサキはフォール時にバイトしてくるケースが多いので、繊細なアタリを見逃さないように、ラインにある程度テンションを掛けながらフォールさせてみてください。
最後にご紹介する動かし方は、スロー系のジグが得意としているスロージギングアクションです。底から浮かない青物や、根魚に対して効果があります。
動かし方はロッドの戻りを待つ、リールのハンドルは1回転巻かない、この2つをプラスしたスローなワンピッチジャークです。ロッドでジグを動かすというよりも、リールの巻きでロッドの穂先を曲げるイメージが動かし方のポイントで、巻き量の基本は1/2回転程度です。軽くロッドでジグを持ち上げたり、巻き量をさらに下げるケースもあります。
適しているジグはスロージギングに対応したタイプで、タックルもスロージギング向けのものが望ましいです。タックルの中でも特にロッドは専門性が高く、曲がって戻る独特な調子が求められます。青物以外の魚種もいろいろ釣ってみたい方や、青物向けのスロージギングが流行っている地域にお住いの方は、ぜひ専用タックルの導入を検討してみてください。
ヒットのタイミング
フォールでのアクションを重視した動かし方なので、ヒットのタイミングもフォール中になるケースが多いです。底に沈んだ青物から根魚まで、フォール時もリフト時もアタリに対応できるように身構えておきましょう。フォール時のバイトは素早い反応が難しくフッキングも不安定なので、しっかりアワセを入れたいところです。
セミロング・センターバランスジグのワンピッチジャークが基本
スリムタイプで高速巻きやジャカジャカ巻きもおすすめ
ショートジグはただ巻きを試してみよう
スロージグには専用タックル
メタルジグの重さは、水深の2倍をベースとして、潮流や船の流し方に合わせて重さを調整するというのが、オフショアジギングの基本的な考え方です。スムーズに釣りを楽しむためには、メタルジグが底についたことを確認できる重さが必要で、分からなければ重いジグへローテーションする必要があります。ラインの太さなどタックルの状況によっても確認の難易度が変化するので、初回は重めを中心にしっかり揃えて、余裕が持てるラインナップで釣りにのぞみましょう。
船宿予約時に初心者であることを伝えれば、用意すべきメタルジグの重さは船長がしっかり教えてくれます。
予約時に150gをおすすめされた場合は、前後のウェイトと難しい状況に対応できる重めのウェイトで、計4種類ほど重さを揃えておくのがおすすめです。当日は実際にジグを投入してから、タックルや海流に合わせたウェイトを探してみてください。船長にアドバイスをもらうのもおすすめです。
150gのジグを指定された場合に用意したいジグウェイト | ローテーションイメージ |
120g | 潮が緩い状況に |
150g | ローテーションのメインに |
200g | 着底が分からない場合に |
250g | 潮が速い状況に |
メタルジグが底についたことが確認できるかどうか、釣りやすいラインの角度をキープできるかどうかは、ラインの太さとジグの形状や素材によっても変化します。ラインはタックルを複数持ち込まなければ変更できませんが、形状や素材で変化をつける、ジグのローテーションも試してみてください。初心者の内は着底確認を重視すべきですが、より多く釣るためには、確認できる重さとベイトに合ったジグのシルエットサイズを両立する必要があります。
抵抗が小さい形状、比重が大きいものほどよく沈み、シルエットも小さいです。シルエットを大きくしたい場合は逆のパターンで、抵抗が大きい形状や比重が小さい材質のジグを選択します。ご紹介してきたジグの形状と材質をうまく組み合わせて、ステップアップを目指しましょう。
ローテーションイメージ | ジグの形状やウェイト調整 | ジグの素材 |
スタンダード | セミロング・左右非対称 | 鉛 |
流れが速くラインに角度がつく・速く沈めたい | セミロングでウェイトを重くする、スリムなロングジグ・左右対称 | 鉛・タングステン |
着底確認に余裕がある・ゆっくり沈めたい | セミロングでウェイトを軽くする、幅のあるもの | 鉛・鉄・すず・アルミ |
シルエットを大きくしたい | ロングジグ | 鉄・すず・アルミ |
シルエットを小さくしたい | セミロング・ショートジグ | タングステン |
基本は水深×2+α
重さは複数用意しておこう
形状や材質の使い分けでステップアップ
オフショアジギングは、状況に合わせたメタルジグ選びと、特性を引き出す使い方が釣果アップに繋がる釣りです。こだわれば釣れる状況を少しでも増やすためにタックル、そしてメタルジグの種類を増やしたくなりますが、まずは地域に合わせたオーソドックスな構成から始めればOKです。時期のベイトパターンや釣れる魚の種類に合わせて、必要になったタイミングで少しずつメタルジグを集めていきましょう。
追加のメタルジグ選びに迷ったり、よく釣れる最新のアイテムをお探しの場合は、ぜひ店舗スタッフにご相談ください。
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