ミッション☆底物ロマンに魅せられて底物前篇

ミッション☆底物ロマンに魅せられて底物前篇

投稿日 2017年06月10日
投稿者 ポイント八幡本店 LureStadium GTO



2017年6月8日










どんなに釣れなくても、










どんなに辛くても諦められない魚がいる。








最後に掛けた石鯛は2015年5月20日







あれから2年が過ぎた。






この2年の間に磯に通った回数、







実に17回を数える。








「次釣れなかったら










プロ野球連敗記録18連敗に並んでしまう。」



















そんなプロ野球記録に並びかけた







運命の18回目のアタック。



今回は一人での釣行を決意。








何度天気予報を見た事か?










何度「深島 石鯛」をググったことか?




前日に今回お世話になるふかしま丸さんへ電話する。



うねりがきつそうかけど出てみるかな?



という事で出船が決まった。







準備は万全過ぎるくらい万全。




北九州を10時半に出発



道中はさみしくならないように





前回同様思い出し笑いを思い出しながら


東九州道を突き進む。



そしてAM1時蒲江ICへ到着。



下りて早々


シカがド派手に歓迎


してくれている。



出船は4時半の為、



仮眠を取る・・・・






訳が無い。







興奮しすぎて寝れないなんていつ振りだ??






不思議と絶対に釣ってやる!






という意識より、






また磯にたてる。






という素直な気持ちが先に出た。



次第に夜が明けはじめ、出船の時がきた。



少々うねりが残っているとの事だが、



釣りには影響はないとの事。






しかし、

港を出ると、視界に写るのは水平線では無く。







巨大な波と空











ド級のうねりが行く手を阻む。








ヤバい・・・。










こみ上げてくるのは闘志か・・・?










さっき喰った物か・・・?




そんなこみ上げてくる思いを飲み込み、



瀬上がりしたのは




「イタズラバエ」




深島でもA級の底物ポイントであり、






これまたA級の危険な磯。







「ごとーさん、うねりが太いけ荷物全部ロープでくくってな。」




とは船長。



確かに磯から無数のロープが垂れている。



滑り台の様な場所に惑わされながらも、







何とか安住の地を見つけ準備に取り掛かる。











斜度50度ほどの崖にピトンを打ち付け、








最高の出会いを目指して第一投。




カウンター14m、




潮は最高の当て潮。




いつきても良いように万全の態勢で魚信を待つ。



その、3投目。







早くもドラマが起きる。




いつもならイシガキのアタリから始まるものの、







今日のアタリは比べ物にならないほど重い。






「本命か・・・?」



一瞬脳裏をよぎると、






胸の鼓動が鳴り止まない。



走れ・・・走れ・・・・



っと、一気に穂先が海へ突き刺さる!!!







きたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!








2年ぶりのぉぉぉぉぉ!!!!!!!








本イシやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!




サイズなんて今のオレには関係ない。



やっとの思いで出会えたこそ価値がある。



そして、







これまた2年ぶりに活躍したストリンガー。







おお・・・・。







浮いとるやんけ・・・オレの石鯛。




そして、







脱走しないか常に気に掛ける。




だって2年ぶりだもの・・・。



そして、いきなりドラマが訪れたかと思いきや・・・。






この後、






なで肩、






覚醒。







釣り人生最高の時を迎える・・・。





まさかの後半へ・・・。