『【ポイントからのお年玉!】ゆく年くる年プレゼントキャンペーン!』の
応募ありがとうございました!
結果発表
2025年2月7日(金)18:00にポイント公式YouTubeチャンネルにて発表!
賞品の受け渡し
2025年2月下旬~3月上旬を予定しております。
受渡しは釣具のポイントの店舗での受け渡しとなります。
当選者にはメールをお送りしております。
メールにある当選者専用フォームより必須事項の入力をお願い致します。
『【ポイントからのお年玉!】ゆく年くる年プレゼントキャンペーン!』の
応募ありがとうございました!
2025年2月7日(金)18:00にポイント公式YouTubeチャンネルにて発表!
2025年2月下旬~3月上旬を予定しております。
受渡しは釣具のポイントの店舗での受け渡しとなります。
当選者にはメールをお送りしております。
メールにある当選者専用フォームより必須事項の入力をお願い致します。
今回はオフショアの青物ジギング入門編です。タックル選びのポイント、基本となるセッティングや用意しておきたい道具など、釣りをスタートするための準備に必要な情報をまとめて解説しています。引きが強く釣り味抜群、ジギングタックルを準備して、青物釣りを始めましょう。
※2025年2月7日更新
これからジギングタックルを準備する方に向けて、道具選びのポイントと基本となるセッティング、必要な道具類の情報をまとめて解説します。小型は釣り初心者の方でも遊びやすく、大型は上級者の方でもバッチリ満足できる釣りモノです。新しい趣味に船釣りを検討されている方は、ぜひチェックしてみてください。
ジギングタックルの基本情報、ロッドとリール、ライン関連の概要をまとめて解説します。専用製品が数多く展開されている人気ジャンルではありますが、モデルの選択肢が多くグレードもさまざまで、道具選びは悩む方が多いです。
まずはそれぞれの特徴や選択のポイントからチェックしていきましょう。細かい番手、モデル選びは「ジギングタックルの選び方」でご紹介します。
ジギングロッドはメタルジグを真下に落とす使い方を想定した設計になっており、プラグの使用や飛距離を出すキャストには向いていません。対象魚は青物を中心にさまざまなターゲットを狙ったシリーズが展開されていて、シリーズ内にはそれぞれの釣り方に合った設計のモデルが複数用意されています。
組み合わせるリールもスピニング、ベイトと選択肢があって、それぞれに長さと曲がり具合、弾性、ロッドのパワーと特徴が用意されています。ここからは記号の読み方や選ぶときのイメージをチェックしてみましょう。
スピニングロッドとベイトロッド
スピニング向けのロッド(型番の頭にSなど)とベイト向けのロッド(型番の頭にB、Cなど)には、ガイド位置、ロッドアクション、リールシートなど設計にさまざまな違いがあり、両方に対応できるロッドというのはほとんどありません。ロッドを購入するときはスピニングリールにするかベイトリールにするか、先に組み合わせるリールタイプを決めておきましょう。両者の違いはリールの項目で詳しくご紹介します。
ロッドの曲がり方
ロッドがどのあたりから曲がるのかは、テーパーという言葉を使って表現されます。ファーストテーパーは穂先側に近いところから、スローテーパーは手元に近いところから曲がるという意味で、レギュラーテーパーはその中間。小さく曲がるものは早い動きを、大きく曲がるものは緩やかな動きを演出しやすいです。
初心者の方には、扱いやすいレギュラースロー、スローテーパーのロッドがおすすめです。
テーパーの種類 | 表記 | 特徴 |
レギュラーファースト | RF | キビキビしたアクションが演出しやすい |
レギュラー | R | ハイピッチなジャークが得意 |
レギュラースロー | RS | ゆったりとしたジャークが得意 |
スロー | S | 大きなスライドアクションを出しやすい |
ロッドの弾性
弾性はロッドの復元力、曲がった状態から戻ろうとするハリ具合を表す言葉です。ジギングロッドでは低弾性をローレスポンス、高弾性をハイレスポンスと呼び、ハイレスポンスは鋭いジグの動き、ローレスポンスは緩やかなジグの操作を得意としています。
近年の主流はローレスポンスですが、テーパーと同じく自分のシャクリ方、ジグとの相性も加味して選べるとバッチリです。こちらも入門には扱いやすいローレスポンス気味なロッドがおすすめ、ジギングに慣れてきたら、ロッドでアクションに変化を付けられるように、テーパーや弾性が異なるロッドを揃えていきましょう。遊漁船では複数ロッドの組み合わせが主流、トラブル対策も兼ねて3タックルほど持ち込む方が多いです。
弾性の種類 | 特徴 |
ハイレスポンス | ロッドの戻りが速い、鋭いアクション |
ミッドレスポンス | 中間的なセッティング |
ローレスポンス | ロッドの戻りがゆるやか、ジグの動きを適度に抑える |
ロッドのパワー
ロッドのパワー表記はメーカによって異なりますが、記号の一番後ろに「-3」や「-4」の表記、もしくはM(ミディアム)、MH(ミディアムヘビー)と表記されるケースが多いです。
どちらもロッドの強さを表す記号で、使用するPEライン、メタルジグのウェイト、そしてターゲットのサイズに合わせてモデルが選べます。3パワーはPE3号、4パワーはPE4号程度といったセッティングになので、船宿指定の号数を基準に、前後のモデルをチェックしてみてください。MAXジグウェイトも合わせてチェックしておきましょう。
ロッドの長さは5.5フィートから6.5フィートほどが主流で、1本目には6フィートを選んでおけば、さまざまな海域で活躍してくれる万能なタックルを構築できます。
長さの違いによる影響は、シャクリ時のロッドのふり上げ幅、メタルジグのアクション変化がメインで、流行中のショートロッドはメタルジグの移動距離が短く、ロッドの振り上げ幅が小さいことから、疲れにくく動かしやすいというのが特徴です。
ロングロッドの特徴はショートロッドの反対で、大きく移動距離の長いジャークを出せる反面、負荷が大きく疲れやすいです。ほとんど伸びないPEラインが登場したことで長さは必要性が薄れ、短く、スロー寄りのテーパーでローレスポンスなものが増えてきています。
バーチカル向けでキャスティングには向かない
パワーは使用するラインとメタルジグの重さに合わせよう
主流は6フィート程度、スロー寄りのテーパーでローレスポンスなモデル
リールタイプ、テーパー、弾性の違うロッドを揃えてジグのアクションを変化させよう
オフショアのジギングではスピニングとベイト、両方のリールを使用します。ロッド同様、両方を準備してシチュエーションに合ったタックルを都度選べれば完璧ですが、釣り初心者の方がいきなり2タックル、3タックルと用意するのは予算的にも難しいです。
それぞれの特徴をチェックして、初めてのジギングタックルに合うリールを準備しましょう。すでにスピニングリールの大型番手をお持ちの場合は流用してもOKですが、一から揃えるならベイトリールをおすすめします。
スピニングリールの長所は高いドラグ性能と扱いやすさ、素早いアクションを表現しやすいことです。ハイピッチなアクションを目的に、特性のあったロッドと組み合わせるケースが多く、スピードを出さなければ反応が得られないシチュエーションで活躍します。
短所にはベールを上げてからでなければ巻き上げられないこと、糸フケが出やすく、フォール中のバイトに対応しにくい点が挙げられます。
ドラグ性能の高さから細糸でのやりとりに有利、遠投するためにはキャスティング向けロッドとの組み合わせが必要になりますが、軽く投げて、斜めに引いてくる使い方も非常に有効です。
選び方のポイント
選び方のポイントは、高負荷なオフショアのジギングに耐えられる高剛性タイプを選択することです。ターゲットが小さければ小型番手、軽量タイプを使っても深刻なトラブルは起きませんが、ターゲットが大きくなれば大きくなるほど、負荷があがって釣りの最中にトラブルが起きる可能性は高くなります。
単に大きさだけの違いではなく、内部構造や使われているパーツの剛性も大きく影響してきます。予算的に可能であれば、ジギング専用または対応のリールを選びましょう。折角掛かった大物にリールを破壊されるなんてことにならないように道具選びは慎重に!
グレードも耐久性に大きく影響するポイントで、ブリやカンパチなど、10kgクラスがヒットする可能性がある釣りには、ミドルクラス以上のモデルをおすすめします。
使用されるサイズは4000番から10000番程度、ギア比はHG(ハイギア)やPG(パワーギア)が人気です。使用するラインに合わせたサイズを選択しましょう。
初心者の方におすすめ、オフショアジギングで出番の多い両軸のリールです。ベイトリールのメリットは構造的な巻きの強さと、スピニングリールのようにベールを返さなくても巻取りを始められるところで、着底の確認(底取り)やフォールのバイトに対応しやすい特徴があります。
また、構造上リールをロッドよりも上に取り付けするため、重心が一点にまとまっていてロッドとリールを同時に操作しやすい、つまりアクションをつけやすいという部分が初心者に最もおすすめな点となります。
短所はバックラッシュなどのトラブルが起きやすいこと、ハイピッチな操作がしにくいと感じる方が多い点も見逃せません。また、軽い仕掛けを落とすスピードはスピニングリールに劣ります。
近年は釣り初心者の方でも遊びやすい、カウンター付きのモデルも多数展開されるようになりました。ラインの放出量、水深を数字でイメージできるようになるので、船長から支持されるタナをしっかり探れます。
選び方のポイント
使用するサイズは150番から3000番程度までで、大型番手は高負荷な状況に備え、トラブルの元になるレベルワインダーがありません。レベルワインダーは左右に動きながら、ラインの巻取りを水平になるようにサポートしてくれるパーツです。無い場合はスプールの左右どちらかに偏りが出てしまう可能性もありますので、多少注意しながら巻き取る技術が必要になります。
初心者の方でも挑戦しやすい釣り、PE3号300m程度までの釣りであればレベルワインダーの付いたモデルでOKですが、特別深い釣り、大きいターゲットを狙う釣りから始める方は、特殊な構造についてもチェックしておきましょう。
こちらも高剛性モデル、小型の番手で合っても、オフショアジギング向けのシリーズから製品を選ぶのが選び方のポイントです。
初心者にはベイトリールがおすすめ
スピニングリールは素早いアクションの演出に
専用製品、高剛性タイプから選ぶのが選び方のポイント
オフショアジギングで使用するメインラインは、複数の糸を縒って作られたPEラインです。他の釣り糸に比べ伸びが少なく、強度が非常に高い特性を持っています。必要な号数や巻き量は釣り方によって大きく変化するので、船宿情報を確認しながら準備を進めてみてください。
PEラインは縒り本数によってグレードが変わるラインで、4本、8本、12本と選択肢があります。4本縒りは価格が安価というメリットがありますが、表面の滑らかさや強度で選ぶなら8本縒りです。表面が滑らかなことでガイドに擦れる音が小さかったり、仕掛けを落とすときに抵抗が小さいというメリットもあるので、ぜひ使用感に優れる8本縒りを検討してみてください。
選び方のポイント
選び方のポイントは、船宿から指示されている号数と巻き量を必ず守ることです。糸の太さ、ルアーの重さによって仕掛けの落ちていく角度が変わり、極端に違いがあると他の釣り人の仕掛けと絡むトラブルが起きます。
カラーは10mごとに色分けされているもの、5m、1mとマーカーが入っているものを選ぶのがおすすめです。ラインの放出量を把握できて釣果アップに繋がります。
PEラインは細い糸同士を組み合わせている構造から、擦れて1本が切れると強度が大きく低下するという弱点を持っています。海底の起伏や船べりにPEラインが擦れると切れてしまう可能性があるので、仕掛け先端側に擦れに強いリーダーラインを結んでおきましょう。
素材はフロロカーボン、長さは5m程度を基準に、海底の状態に合わせて長さを調整します。初めての船に乗るときは、船長に相談しながら長さを決めましょう。リーダーの号数はPEライン号数の4倍程度とするのがおすすめです。
糸同士の結び方について
PEラインは滑りやすく、単純な結び方で結ぶとほどけたりすっぽ抜けたりします。道具の準備と合わせて、オフショアの定番「PRノット」を習得しておきましょう。
船上で結ばなければいけないケースが出てくるので、動画を見ながら練習してみてください。
メインラインはPEライン
リーダーはフロロカーボンライン
リーダーはメインラインの号数×4の号数を5m前後
ジギングタックルのセッティング例を釣り方別にご紹介します。釣り場の水深や流れの速さ、使用するジグの重さは釣り船によって大きな違いがあるので、基準となる参考例としてチェックしてみてください。
シーバス・タチウオ・ハマチジギング
ベイジギングと呼ばれている、手軽に遊べるややライトなジギングです。ターゲットはシーバスやタチウオ、小型をメインに中型の青物までといった内容で、ポイントまでの移動時間も短く、船釣りが初めての方にもおすすめできます。それぞれに釣り方のコツがありますが、基本的な釣りのやり方は同じです。気軽にジギングの練習から始めたい方はぜひ検討してみてください。
タックル | おすすめのセッティング |
ライン | PE0.8号~PE1.5号を200m程度、リーダーはフロロカーボン5号(20lb)程度、タチウオは歯の対策に60lb以上 |
リール | ベイトは150番から300番、スピニングは3000番~4000番、ハイギアモデルがおすすめ |
ロッド | 6フィート前後、ジグウェイトMAX150g程度、魚種に合ったセッティングの専用シリーズがおすすめ |
%P_LINK%4996774274784
%P_LINK%4990463092413
%P_LINK%4969363037435
%P_LINK%4969363047380
%P_LINK%4996774275545
%P_LINK%4996774275460
近海ジギング
ブリや中型のカンパチを中心に、大型の青物までを狙う王道のオフショアジギングです。どの魚種を狙うか迷う方にはこの釣りをおすすめします。船宿によって推奨ジグのウェイト、メインラインの号数に違いがあるので、お出かけになるエリアが決まっている方は、事前に情報を集めておきましょう。この釣りでジギングのやり方を習得してしまえば、大型魚狙いや他魚種狙いもバッチリ楽しめるようになります。
タックル | おすすめのセッティング |
ライン | PE3号から4号を300m程度、リーダーはフロロカーボン14号(50lb)前後 |
リール | ベイトは400番から2000番、スピニングは6000番から8000番 |
ロッド | 6フィート前後、推奨ラインPE3号以上、ジグウェイトMAX250g程度までの近海ジギングロッド |
%P_LINK%4513498104670
%P_LINK%4582550718322
%P_LINK%4969363036674
%P_LINK%4969363042286
%P_LINK%4969363398383
%P_LINK%4969363398314
遠征ジギング
10kgを超えるカンパチ、ヒラマサといった大型の青物を狙うジギングです。初心者向けではなく経験者向けの釣りで、タックルのパワーを引き出すためには身体の使い方を覚えることと、ある程度の体力が必要になります。釣り初心者の方は近海ジギングで青物に慣れてから、しっかり準備して夢のサイズに挑戦しましょう。
タックル | おすすめセッティング |
ライン | PE4号から5号を300m以上、リーダーはフロロカーボン18号(60lb)以上 |
リール | ベイトは2000番から4000番、スピニングは8000番から10000番 |
ロッド | 6フィート前後、推奨ラインPE4号以上、ジグウェイトMAX300g程度までのジギングロッド |
%P_LINK%4513498104687
%P_LINK%4513498009951
%P_LINK%4969363036711
%P_LINK%4550133351440
%P_LINK%4969363356284
%P_LINK%4560395517331
地域別のタックルセレクト例もご紹介します。それぞれのエリアに独自のスタイルがあり、必要な道具の構成も独特です。基本となるタックルに組み合わせる、セカンドタックルの例としてチェックしてみてください。
①地域別のタックルセレクト:東北
メインターゲットである青物だけでなく、根魚やマダラもジギングで狙えるエリアです。青物は春の終わりから秋の終わりまで、根魚やマダラは冬から春までのシーズンに分けられるので、タックルは両方を狙える構成を狙って揃える組み合わせ方をおすすめします。根魚、マダラには、ややヘビーなウェイトまで対応できるスローピッチなベイトタックルがおすすめです。
マダラジギングタックル(浅場) | おすすめセッティング |
ライン | PE1.5号から2号程度を200m以上、リーダーはフロロカーボン40lb前後 |
リール | ハイギアのベイトリール200番・300番クラス |
ロッド | 6フィートクラスのスロージギング向けロッド、ジグウェイトMAX250g程度のもの |
%P_LINK%4582550710838
%P_LINK%4582550718292
%P_LINK%4550133352874
%P_LINK%4550133338816
②地域別のタックルセレクト:関東
こちらもシーバス、タチウオ、サワラと青物以外のターゲットがバッチリ揃ったエリアです。船宿の数が多く、時期に合った釣りモノの中から、狙いたい魚種を選べます。相模湾でマグロやカツオを狙うエビング、駿河湾のアカムツディープジギングなど、専門性の高い釣りまで選べるので、釣れる魚の情報を集めて、リールやロッドを上手に組み合わせながら遊びましょう。
エビングタックル | おすすめセッティング |
ライン | PE3号から4号300m以上、リーダーはフロロカーボン80lb~100lb |
リール | ハイギアの大型スピニングリール8000番から14000番 |
ロッド | 6フィートから7フィート、ジグウェイトMAX250g程度のジギングロッド |
%P_LINK%4582550710876
%P_LINK%4513498009951
%P_LINK%4550133073311
%P_LINK%4550133165368
③地域別のタックルセレクト:関西
全国に広がったタチウオ釣りが非常に盛んで、タチウオジギングも人気があります。また、青物狙いでは年間を通して青物が狙える丹後が有名で、複雑な潮流に対応すべく編み出された「丹後ジャーク」というテクニックを使うことでも知られています。リールを高速で巻き続けるハードな釣りですが、釣果はサイズ、数とも非常に魅力的な釣りなので、専用タックルを検討する価値は十分です。
丹後ジャークタックル | おすすめセッティング |
ライン | PEライン3号前後を300m以上、リーダーはフロロカーボン50lb前後 |
リール | パワーギアのスピニングリール、8000番前後 |
ロッド | 6フィートクラス、ハイレスポンス、ジグウェイトMAX200g程度のジギングロッド |
%P_LINK%4513498104663
%P_LINK%4513498009883
%P_LINK%4550133073304
%P_LINK%4550133059971
④地域別のタックルセレクト:九州
青物は他のエリアに比べてヒラマサの魚影が濃く、冬の寒ブリも大型が狙える地域です。強いタックルに重量のあるジグを組み合わせるため体力が必要な釣りですが、満足感のあるサイズを目指してみたい方は、ぜひ検討してみてください。体力に自信がない方には電動ジギングもおすすめです。
ヒラマサジギングタックル | おすすめセッティング |
ライン | PE4号前後300m程度、リーダーはフロロカーボン80lb程度 |
リール | ハイスピードなアクションを好むためスピニング、ハイギア8000番~10000番程度 |
ロッド | 6フィート前後、ジグウェイトMAXが200g程度のもの |
%P_LINK%4513498104670
%P_LINK%4513498009951
%P_LINK%4969363042286
%P_LINK%4969363398314
オフショアジギングで使用されている、代表的なメタルジグの種類についてもご紹介します。ルアーの形状、得意なアクションに合わせて、組み合わせるロッドを変えるのがオフショアジギング定番のローテーションテクニックです。
初心者の方が初めから複数のタックルを揃える必要はありませんが、ルアーに合わせたこだわりのロッドを見つけたい方や、ステップアップ後の情報もチェックしておきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
①メタルジグの種類:セミロング
ストレートジグとも呼ばれます。岸釣りで使うメタルジグと比べるとやや長めですが、水深が深く、潮の抵抗を大きく受けるオフショアの釣りではこのタイプがスタンダードです。シャクリで使うケースが多く、さまざまなタイプのロッドでイレギュラーなアクションを表現できます。
②メタルジグの種類:ロングジグ
細長いロングジグは、タチウオをはじめとする細長いエサを追う青物に効果が高いです。地域や季節によってはこちらが基本となるケースもあるので、事前に船宿に確認しておきましょう。タチウオパターン時は、ジグを動かしすぎないローレスポンスなロッドを選ぶ方が多いです。
③メタルジグの種類:スイミングジグ
上下の動きだけでなく、横方向の動きで泳ぐようなアクションを見せるジグです。巻きを主体としたアクションと相性がよく、横引きというスタイルで活躍しています。ロッドは糸フケを抑えるローレスポンス系がおすすめです。
④メタルジグの種類:スロージグ
オフショアジギングの中では比較的新しく、他のやり方では釣れなかった魚を反応させるタイプのジグです。これまでご紹介してきたジグよりも厚みがあって平たく、底を重視した釣りを展開できます。元々は潮が速いエリアで重量のある仕掛けをできるだけ真っすぐ沈めよう、というのが目的でしたが、根魚やヒラメに対してよく効くとして、さまざまなエリアで評価されるようになりました。もちろんブリ、カンパチにも効果があります。
動かし方も非常に独特で、ロッドは必要な曲がりと反発力を備えた専用設計のものが望ましいです。
メタルジグの重さ選びについてもご紹介します。重さ選びの基本となるのは、他のルアーと同じく水深=ジグウェイト+αという考え方で、潮の速さ分ウェイトをプラスする、底に着いた瞬間が分からなければ重くする、というのが考え方の基本になります。
潮の速さは地域差だけでなく当日の状況にも大きく左右されるので、必要な重量のものだけとせず、基本ウェイトの前後を含めて3種類程度は船に持ち込むようにしましょう。ジグの種類、重さ、カラーと複数ずつ準備できればバッチリです。ロッドとジグの組み合わせを変えることでも動き方を変化させられるので、このロッドにはこのジグ、とイメージしながら揃えてみてください。
船宿指示のジグウェイトが120gだった場合 | 準備しておきたいメタルジグの重さ |
120g | 基本となるジグウェイト |
150g | 底に着いた瞬間が分からなかった場合 |
200g | 潮が特別速い、深場への移動に備えて |
地域や季節ごとに基本となるジグの種類は変わる
組み合わせるロッドもアクションに大きく影響する
重さは3種類程度用意しておこう
%P_LINK%4511474324432
%P_LINK%4525807183603
%P_LINK%4570049112836
%P_LINK%4969363829771
船釣りは途中で戻るということができないので、必要な道具、装備の準備も非常に重要です。タックル、ジグと合わせて、道具関連も一式チェックしておきましょう。一度揃えてしまえば、他のオフショアルアーゲームにもバッチリ流用できます。
まずは基本的な道具類、個人で用意して使いたいときにすぐに使えるようにしておきたい、オフショアジギングアイテムをご紹介します。交換用のフックやリングを含め、ジグは本数が増えてくるとまとめる必要が出てくるので、最初の段階でケースを用意しておくとスムーズです。
①オフショアジギング道具:プライヤー
船釣りでも岸釣りでも必要になる、ラインカッターとリングオープナーを合わせたペンチのような道具です。ラインのカット、魚から安全にフックを外せる機能はもちろん、ルアーをスプリットリングで接続するジギングには必要不可欠なアイテムと言えます。先端の爪にはサイズがあるので、オフショアジギングにマッチする大型のプライヤーを準備しましょう。
%P_LINK%4996774331968
%P_LINK%4996774274913
②オフショアジギング道具:交換用のリング・フック・リーダー
トラブルに備えて交換用の仕掛けパーツも船上に持ち込む必要があります。初心者の方は交換分最低限、メインで使用するパーツ類の予備だけ用意しておけば十分ですが、釣りに慣れてきたら、当日の状況に合わせたフック交換ができるような構成にも挑戦してみてください。
ショックリーダーも釣りの最中に傷が少しでもつけば交換の合図です。こまめに交換しておかないと、ほんの少しの傷が原因で掛けた魚をバラしてしまうことになります。よって、船中に持ち込むタックルとして必需品のうちの一つとなります。
③オフショアジギング道具:ジグケース
マルチなルアーケースではなく、ジグの収納に特化したケースを用意しておくと、持ち運びや釣行後の洗浄が非常に手軽です。ロールタイプ、バッグタイプなどさまざまなケースが展開されているので、メインのジグに合うものを選んで試してみてください。そのまま洗えるケースは非常に便利です。
船釣りを安全に楽しむための装備関連もご紹介します。基本的には他のルアーゲームでも必要になるものがしっかり準備してあれば十分ですが、大型魚とのファイトに備えてグローブがあると非常に快適です。船釣り初挑戦の方は忘れ物が無いようにしっかりチェックしておきましょう。
①オフショアジギング装備:ライフジャケット
数年前から、遊漁船でも国土交通省の承認を受けたライフジャケットの装備が義務となりました。レンタルを行っている船宿もありますが、身体を動かすジギングで使うなら、動きを邪魔しにくい膨張式のライフジャケットを準備したいところです。大手メーカー製、船釣り向けとなっているものから、デザインが気に入るものを選んで用意しておきましょう。
%P_LINK%4996774348645
②オフショアジギング装備:帽子・偏光グラス
帽子と偏光グラスは、日差しから目を保護するだけでなく、誤って飛んできたルアーから顔を守る役目も持っています。他の人が釣った魚が海面で暴れてフックアウトというケースもあるので、この2つも必要な装備としてチェックしておきましょう。船釣りだけでなく陸からの釣りでも役に立つ装備なので、持っておくといろいろなシーンで活躍してくれます。
③オフショアジギング装備:長靴
船の移動中に波しぶきが入ったり、船内に水を流したり、船の床は濡れていることが多いです。足元は濡れることを前提に、長靴やマリンシューズを用意しておきましょう。夏は気軽にマリンシューズを履き、冬は靴下が濡れると非常に寒いので、長靴を使うという方が多いです。
%P_LINK%4550133326592
④オフショアジギング装備:グローブ
対象魚が大きいジギングは、ラインに指が触れてしまったときに受けるダメージも大きいです。濡れて滑る手でうまくファイトできなかったり、防寒対策が必要だったりといったシチュエーションでも役に立つので、オフショアルアーゲーム用のグローブもチェックしてみてください。力を入れてリールを巻く釣りなので、初めての方は素手だとマメが出来ることもあります。そんな意味でも専用グローブは重宝しますよ。しっかりロッドを握ってリールが力強く巻ける、魚とのやり取りをサポートしてくれる装備でもあります。
%P_LINK%4996774302487
青物を狙うジギングはゲーム性の高さ、引きの強さと手にできる魚体の大きさが最大の魅力です。自分でルアーを動かして大きな魚を釣る、満足度の高い体験を楽しめます。いい日に当たれば初心者の方でもチャンスは十分です、タックルや道具をしっかり準備して、青物釣りに挑戦してみましょう。
%C_LINK%1980852
%C_LINK%1982669
釣船レイドバック
高松市牟礼町 牟礼港
高松周辺
マダイ・青物・カワハギ・アオリイカ・キス・ガシラ・イイダコ・アコウ
SLJ・タイラバ・アコラバ・エサ釣り
無料駐車場有
香川県高松市牟礼町 牟礼港
野口船長
090-5919-2246
GPS・ソナー・氷・エアコン・電子レンジ・電気ポット
レンタル釣具・キャビン・電源(100V)
ロッドホルダー・集魚灯
9名 ※船長含む人数
一生懸命頑張って乗っていただいた方に満足してもらえる
釣行にしたいと思っております。
皆さまお手柔らかにどうぞ宜しくお願いします!
チャーター
平日:6名
土日祝:8名まで
上記の内容は変更になる場合がございます。遊漁船様にて最新情報を
ご確認の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。
ポセイドン
香川県高松市屋島東町 立石港
高松周辺
マダイ・タチウオ・アジ・青物・ヒラメ・アオリイカ・カワハギ
タイラバ・ヒラメワインド・ティップラン・青物呑ませ
無料駐車場有
高松市屋島東町514-7 立石港
林 裕士
090-3789-5211
トイレ・魚探・ロッドホルダー・レンタルタックル
海水ホース・電源
楽しくを一番に、海の魅力をたっぷりとお届けしたいと思います。
上記の内容は変更になる場合がございます。遊漁船様にて最新情報を
ご確認の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。
一番星
香川県高松市 神在川窪漁港
香川県内~鳴門
≪春≫
SLJ・サワラ・シーバス・マダイ
≪夏≫
落とし込み・マダイ・マゴチ
≪秋≫
落とし込み・ティップラン・イイダコ・タチウオ
≪冬≫
コノシロのませ・ブリ・ヒラメ・タイサビキ
エサ・サビキ・落とし込み・ルアー
無料駐車場有
香川県高松市 神在川窪漁港
松浦 克彦
問い合わせは、インスタグラムまたは
フェイスブックのメールにてお願いします。
トイレ・電動リール用電源・竿掛け・GPS・エアコン
電子レンジ・電気ポット・キャビン・ロッドホルダー
電源(100V)
【乗合】
近海9,000~12,000円
【チャーター】
6名 54,000~72,000円
キャンセル不可でお願い致します。
30ft
8名 ※船長含む人数
5t未満
瀬戸内海で旬のターゲットを狙いに行きます!
お客様のメモリアルフィッシュを求めて!
鯛、ヒラメ、ブリ、アオリイカ、アコウなど
お待ちしております!
・出船は日・祝がメイン(平日はチャーターのみ)
・問い合わせは、インスタグラムまたはフェイスブックのメールにて
・現金のみ
上記の内容は変更になる場合がございます。遊漁船様にて最新情報を
ご確認の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。
永友丸
岡山県玉野市 田井新港
Aコース:宇野・直島周辺
Bコース:小豆島周辺・瀬戸大橋以西
Cコース:上記以外・遠征
≪春≫
タイラバ・タイサビキ・メバル
≪夏≫
タイラバ・ひとつテンヤ・キス
≪秋≫
タイラバ・ひとつテンヤ・アオリイカ・タチウオ・イイダコ
≪冬≫
タイサビキ・ヒラメ・メバル
真鯛:タイラバ・タイサビキ・ひとつテンヤ
メバル:メバルサビキ
キス:天秤仕掛け
アオリイカ:ティップラン
タチウオ:タチウオテンヤ
イイダコ:イイダコテンヤ
ヒラメ:のませ釣り
無料駐車場有
岡山県玉野市 田井新港
横田 徹
090-7596-9027
トイレ・電動リール用電源・ロッドホルダー・GPS・ソナー
39ft
13名 ※船長含む人数
瀬戸内海は温暖で雨量が少ないことから、1年間を通して快適にフィッシングをお楽しみ頂けます。是非一度、ご堪能してみて下さい!
上記の内容は変更になる場合がございます。遊漁船様にて最新情報を
ご確認の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。
STAR LINE (2隻体制)
岡山市中区 三蟠港
宇野沖周辺
淡路島・鳴門・笠岡方面への遠征便あり
≪春≫
真鯛・メバル(半夜)
≪夏≫
真鯛・キス・マダコ
≪秋≫
真鯛・青物・イイダコ・シーバス(半夜)・アオリイカ・タチウオ
≪冬≫
真鯛・ヒラメ・カサゴ
マダイ:タイラバ・一つテンヤ・タイサビキ
メバル:メバルサビキ・メバリング
キス:天秤仕掛け
マダコ:タコエギ
アオリイカ:ティップラン
タチウオ:タチウオテンヤ
ヒラメ:のませ釣り・ルアー
シーバス:ルアー
青物:のませ釣り
カサゴ:エサ釣り
無料駐車場有
岡山県岡山市中区江並 三蟠港
橋本 船長
090-2295-8999
トイレ・竿掛け・GPS・ソナー・レンタル釣具・ロッドホルダー
1号艇 32ft
2号艇 21ft
1号艇 9名 ※船長含む人数
2号艇 6名 ※船長含む人数
遊漁船 STAR LINE 船長の橋本です。
岡山市中区三蟠港より東は淡路島、西は笠岡沖まで
季節の魚を追い求めて出船しております
初心者の方も親切、丁寧にサポートさせて頂きます。
エキスパートから初心者、ファミリーまでどなたでもお気軽にご乗船下さい!
個室水洗トイレ完備ですので女性の方も安心してご乗船頂けます。
・予約制
・Paypay払い可
・d払い可
・メルペイ可
上記の内容は変更になる場合がございます。遊漁船様にて最新情報を
ご確認の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。
遊漁船黒崎観光
倉敷市 沙美漁港
下津井方面・香川方面
≪春≫
真鯛・トラフグ・ショウサイフグ・マダコ
≪夏≫
真鯛・キス・マダコ・アコウ
≪秋≫
真鯛・カワハギ・イイダコ・タチウオ・青物
≪冬≫
真鯛・カワハギ・ショウサイフグ
タイラバ・ヒトツテンヤ・タイサビキ・のませ・エサ釣り・タコスッテ
ジギング・キャスティング・カットウ
無料駐車場有(沙美漁港駐車場)
岡山県倉敷市玉島黒崎 沙美漁港
藤澤 裕二
090-3377-5443
電話対応可能時間:AM6:00~PM8:00
トイレ・レンタル釣具・ロッドホルダー・電源(100V)
オーニングテント・キャスティングレール
8,000円~12,000円(釣り物よって料金が異なります)
※詳しくは船長までお問合せください。
28ft
8名 ※船長含む人数
遊漁船 黒崎観光 船長です。
黒崎観光では、お客様に楽しく釣りを体験出来ますよう
親切丁寧に海の幸豊富な瀬戸内海に ご案内申し上げます。
上記の内容は変更になる場合がございます。遊漁船様にて最新情報を
ご確認の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。
今回はライトゲームの始め方についてです。タックルの選び方やあると便利な小物類の紹介、釣り方についても紹介。ライトゲームは釣り初心者の方でも遊びやすい釣りです。海のルアーゲームから釣りを始めたい方は、ぜひチェックしてみてください。
※2025年1月30日更新
今回は釣り初心者の方にピッタリのルアー釣り、ライトゲームの始め方についてご紹介します。ライトゲームは堤防など気軽な釣り場でシーズンを問わず遊べて、ルアー釣りの基本的な部分を学べる入門向けの海釣りです。
釣れる魚の種類から、初心者向けのタックルや基本の仕掛けまで、初心者の方が悩みがちなポイントを中心に解説しているので、これから釣りを始める方も、ぜひ参考にしてみてください。初めての1匹を手にするためのコツや、釣果を安定させる釣り方のコツも紹介しています。
まずはこれから釣りを始める方向けに、ライトゲームがどんな釣りなのかを簡単にご紹介します。
ライトゲームは軽いルアーを使った海釣りの総称で、人気の「アジング」や「メバリング」は、ライトゲームを細かく分類して、対象魚を絞った場合の呼び方です。
ちなみにライトはライト級のライトのこと。つまり他のルアー釣りと比べた場合に、タックル(竿やリール)や仕掛けが軽く細いため、この呼び方が定着しました。
ライトタックルだから面白い
小さなルアーは数の多い小型魚からの反応を得やすく、ライトなタックルには、1gなど非常に軽い仕掛けまで扱える繊細さがあります。
ライトタックルのパワーは小型魚の引きを十分に楽しめるセッティングで釣る楽しさに関しても問題なし。ライトタックルならではの工夫が結果として返ってきやすいところも魅力的です。
何をやっても釣れるという日もあれば、特定の仕掛け、アクションパターンにしか魚が反応せず、いいアクションを見つけると釣れだす日もある、このゲーム性の高さがライトゲームファンを夢中にさせています。
ライトゲームは魚種を絞らず遊べる釣りですが、ターゲットのハイシーズンを知っておくと、釣り場で狙うポイントやルアーの動かし方をイメージしやすいです。シーズンごとに魚の回遊状況が変化するので、メインターゲットに悩む場合はぜひ参考にしてみてください。
アジ、メバルのように一大ジャンルとして細分化はされていませんが、サバとカサゴは数を釣りやすい、カマスやメッキ、小型青物はスピード感のあるアクションに反応するなど、それぞれの魚に釣る面白さがあります。
ターゲット | 特徴と釣りやすい時間帯 | ハイシーズン |
アジ | ゲーム性の高さが人気、小型は手軽に狙える。朝夕・夜釣りがおすすめ。 | 秋 |
サバ | ルアーへの反応がよく、小型は手軽に狙える。朝夕・夜釣りがおすすめ。 | 夏 |
メバル | ゲーム性の高さが人気、小型は手軽に狙える。夕・夜釣りがおすすめ。 | 春 |
カサゴ | ルアーへの反応がよく、足元など簡単な場所でも釣れる。日中でも狙える。 | 秋~春 |
小型のハタ類 | 小型は手軽に狙えて、足元など簡単な場所でも釣れる。日中でも狙える。 | 夏~秋 |
カマス | ルアーへの反応がよく、さまざまな釣り方が楽しめる。朝夕・夜の釣りがおすすめ。 | 秋 |
メッキ | ルアーへの反応がよく、小型でも引きが強い。朝夕の釣りがおすすめ。 | 秋 |
ツバス・シオ(小型の青物) | ルアーへの反応がよく、小型でも引きが強い。朝夕の釣りがおすすめ。 | 夏~秋 |
いろいろ釣って楽しもう
いろいろな魚が釣れること、そして手軽にルアーで楽しめることがライトゲームの魅力なので、ひとつの魚種にこだわりすぎず、その日に釣れる魚を探しながら遊ぶスタイルがおすすめです。
メインターゲットが釣れない時は、同じ道具を使って他の魚を狙ってみましょう。大物狙いではなく、魚種を複数釣ることを狙ったり、数釣りを目指すスタイルがライトゲームの人気のポイントです。
釣れる魚の種類や時期には地域、そして釣り場による違いがあるので、ぜひ店頭でスタッフにお問い合わせください。釣具のポイント「釣り場情報」でも、釣れている魚をご案内しています。
ライトな道具で楽しむ海のルアー釣り
ライトタックルならではの工夫と釣る楽しさが魅力
対象魚を決めずにいろいろ釣って楽しもう
続いては初心者向けタックルのセッティングについてです。ロッドとリール、ラインはそれぞれどんなものを選べばいいのか、初心者の方でも扱いやすいセッティング例をご紹介します。
ロッドはライトゲーム万能タイプを選ぶ方法と、アジング向けかメバリング向けのどちらかを流用して使う方法があります。メインにする釣りが決まっている場合は専用ロッドから、いろいろ釣りたいという場合は万能タイプを選ぶ方法から検討してみましょう。
アジングロッドは穂先に張りがあり、魚のアタリを感じやすい、アワセが効きやすいという特徴があります。メバリングロッドは穂先が柔らかく、魚をオートマチックに針掛かりさせる特徴があり、万能タイプは中間的なセッティングです。
ロッドの種類 | 特徴 |
アジングロッド | 穂先に張り感度が高い、アワセやすいがオートマチックな針掛かりはしにくい |
メバリングロッド | 穂先が柔らかくオートマチックに針掛かりさせる、アワセやアクション動作が穂先の曲がりで吸収される |
ライトゲーム万能ロッド | アジングロッドとメバリングロッドの中間的なセッティング、専門性が低い |
ソリッドティップとチューブラーティップ
アジングロッドとメバリングロッド、どちらにも穂先が柔らかいソリッドティップモデルと、穂先に張りがあるチューブラーティップモデルがあります。ロッドの特性とティップタイプでバランスを取りながら、自分に合うロッドを探してみましょう。張りのあるソリッド、ハードソリッドティップもあります。
釣り初心者の方におすすめのティップタイプは、型番にSが付いているソリッドティップモデルです。
ティップタイプ | 特徴 |
ソリッドティップ | しなやかでオートマチックに針掛かりしやすい、ソフトなアクションが得意、手に伝わる感度は低め |
ハードソリッドティップ | 柔らかすぎず感度と操作のバランスに優れる |
チューブラーティップ | 重いルアーを投げやすい、ルアーをキビキビ動かせる、手に伝わる感度が高い |
おすすめのロッドスペック
扱いやすいロッドのスペックは、対応ルアーウェイトが1g~5g程度のもの、長さは7フィート程度のものがおすすめです。
このスペックのロッドはジグヘッド単体向けの万能モデル、UL(ウルトラライト)パワーとしてラインナップされていることがほとんどです。たとえば「S70UL-S」、スピニングモデルで7フィート、ULパワーのソリッドティップモデル、のようなモデルを検討してみましょう。
リールは軽いルアーを投げやすい、小型のスピニングリールがおすすめです。入門向けグレードの汎用モデルから、予算に合うものを選びましょう。
サイズは2000番、型番にSのつくシャロースプールモデルは標準モデルよりも糸を巻く部分が浅く、ライトゲームで多用される細糸をピッタリ巻ききれます。ギア比はゆっくりルアーを動かしやすいノーマルギアがおすすめです。
型番は「C2000S」、コンパクトボディの2000番サイズでシャロースプール、ギア比表記の無いノーマルギア、この表記を目安にモデルを探してみてください。
ラインはナイロンライン、フロロカーボンライン、エステルライン、PEラインと4つの選択肢があります。
ライトゲームの基本タックルにおすすめのラインは、傷に強く海水に沈み、仕掛けを直結できるフロロカーボンラインです。水面直下から海底まで、幅広い水深を軽い仕掛けだけで対応できるこのラインは、ライトゲーム入門にピッタリの特性を持っています。
ラインの種類 | 特徴 |
ナイロンライン | 海中を漂う、安価でしなやか、初期伸び率が高い |
フロロカーボンライン | 海水に沈む、傷に強い、張りが強く巻きグセがつきやすい、初期伸び率は低め |
エステルライン | 海水に沈む、伸びが少ないが、急激なショックに弱く直結に向かない |
PEライン | 海水に浮く、非常に伸びが少なく強度が高い、傷に弱く直結に向かない |
※初期伸び率:伸ばした時の序盤の伸び、アタリの認識やアワセに影響する
ラインの太さと巻き量について
ラインの太さは2lb~3lb、巻き量は100m~150mをリールに巻いておきましょう。150mあると、何度か大幅にカットすることになっても、ラインを巻きなおさずに釣りを続けられます。
ハイグレードなフロロカーボンラインはしなやかで扱いやすく、安価なラインとの価格差を感じやすいです。消耗品ですが、ぜひ150mで1,000円程度のものから検討してみてください。いいラインを選ぶのが、ライトゲームの始め方のポイントです。
ロッドは7フィート程度のULモデルがおすすめ
リールはC2000Sが基本
ラインはフロロカーボン2lb~3lbがおすすめ
%P_LINK%4969363333810
%P_LINK%4969363045126
%P_LINK%4969363442628
次はライトゲーム向けの仕掛けについてチェックしてみましょう。
ライトゲームで定番の仕掛けはジグヘッド+ワームのジグヘッドリグで、この仕掛けは必要なパーツが少なく準備が簡単。水面直下から海底までを同じ仕掛けで幅広く狙えて、対象魚も非常に豊富です。基本を学ぶ意味でも、まずはこの仕掛けから始めてみましょう。
ジグヘッドの重さの選び方
ジグヘッドはオモリと針が一体なので、別々に用意をする必要はありません。選ぶときにチェックしておきたいポイントは、重さ、針のサイズ、針の太さの3点です。
初心者の方におすすめの重さは1g~2gで、この重さはライトゲームの基本になる重さでもあります。0.5gなど軽いものは操作の難易度が高く、3g以上の重いものは、沈みが早く海底より上を探るのが難しいです。2gでも非常に軽いと感じるかもしれませんが、ライトゲーム専用ロッドと細いラインを組み合わせれば、しっかり飛んで十分な操作感を得られます。
針のサイズと軸の太さの選び方
針のサイズは#6、#8など、#の後ろに数字をつけて表記されます。針の形状によって差がありますが、基本的には数字が小さいほど、針が大きくなります。入門におすすめのサイズは#8で、無難に使えるサイズ感です。
針の太さはアジング向けが細く、メバリング向けやロックフィッシュ向けは太いです。最初は小さい魚を釣る機会が多いので、特別軸の太いものを選ぶ必要はありません。特に記載のないものや、アジング向けからフックを選びましょう。
ジグヘッドリグは、先ほど選んだジグヘッドにワームをつければ完成です。
ワームはライトゲーム向けのものであればなんでもOKで、対象魚がアジング向け、メバリング向けとなっているものでも、いろいろな魚を狙えます。1.5インチ~2インチサイズのものの中から、気に入ったものを選んで遊んでみましょう。カラー、形状の違うものを3つほど揃えておくと、ローテーションで魚の反応の変化を楽しめます。
ジグヘッドリグから始めよう
ジグヘッドは1g~2g、#8のアジングフックがおすすめ
ワームは1.5インチ~2インチ、ライトゲーム向けなら何でもOK
%P_LINK%4996774086561
%P_LINK%4996774086455
ルアーは金属でできたメタルジグがライトゲームの定番です。
ジグヘッドリグよりもよく飛んで、ワームには無い輝きと素早い動きで魚を誘います。使い方はそれほど難しくないので、3g程度のものをいくつか用意して試してみてください。朝夕、日中の釣りで出番が多いルアーです。
樹脂でできたルアーはプラグと呼ばれ、サイズやアクションタイプの異なるさまざまな種類から、釣り場に合うものを選択して楽しめます。
ライトゲーム入門に特におすすめのプラグは「シンキングミノー」で、リップ付き、細身で50mm未満のコンパクトなものは、日中狙えるカマスやメッキなど、スピーディーなアクションを好む魚種に効果が高いです。メタルジグよりも水中でよく泳ぐので、使い分け用に検討してみてください。
夜釣りのミノーはメバルに効果的
ボディに丸みがあるものは、ゆっくり動く夜釣り向けのミノーです。こちらはメバルをはじめとする、夜の魚に効果があります。ナイトゲームがメインになりそうな方は、このタイプのプラグもチェックしてみましょう。
朝夕・日中の釣りはメタルジグが定番
朝夕・日中の釣りには細身のシンキングミノーも有効
ボディに丸みのあるミノーはスローに泳ぐ夜釣り向け
%P_LINK%4996774164238
%P_LINK%4550133230103
%P_LINK%4996774128209
ライトゲームであると役に立つ、小物類もチェックしておきましょう。
他の釣りでも役に立つ、ルアーゲームの基本的な道具類なので、釣り入門にライトゲームを選んだ方は、ぜひ一式揃えてみてください。すでに釣り用の道具をお持ちの場合は、流用でOKです。
ライントラブル時のカットや、仕掛けの交換時は釣り場で糸を切る必要があります。綺麗に切って綺麗に結ぶのが仕掛け作りのポイントなので、釣り用のハサミを1つ用意しておきましょう。
ライトゲーム用として展開されている製品は、コンパクトで持ち運びが便利です。
魚をつかむための道具です。魚のぬめり、ウロコで手を汚さずに針を外せるので、釣り具を不必要に汚すことが無くなります。魚のトゲで指をケガすることもなくなり、毒針のある魚が釣れた時も安全です。
あると快適度が一気に上がるアイテムなので、ぜひ検討してみてください。
ライトゲームは使用する仕掛けパーツが小さく、荷物を少なくできる釣りです。移動を繰り返して、フレッシュな魚を探すスタイルが非常に有効な釣りでもあるので、持ち運びを便利にしてくれる釣り用のバッグを用意しておきましょう。
釣りメーカーからも多数バッグが展開されているので、ぜひお気に入りを探してみてください。
ライトゲームは朝夕、そして夜釣りが非常に有効です。釣り場まで移動する時間帯が暗い、というシチュエーションもあるので、使いたい時にすぐ使えるように、ヘッドライトも用意しておくのがおすすめです。港や堤防は足元に凹凸やロープがあるので、安全対策の意味でも要検討です。
こちらも釣りメーカーから展開されているアイテムがあるので、釣具店で購入できます。
ラインカッター・フィッシュグリップで快適度アップ
釣り用のバッグがあると便利
安全対策にヘッドライトを用意しよう
%P_LINK%4996774331821
%P_LINK%4996774165723
%P_LINK%4996774111713
%P_LINK%4996774331494
最後はライトゲームの釣り方についてです。
狙う場所や時間帯、タックルの準備とルアーの動かし方、それぞれのコツも紹介しています。まずは一匹釣って経験を積むところからスタートです。難しい釣り方に挑戦するよりも、簡単に釣れる魚を探してステップアップを目指しましょう。
釣り場は手軽に遊べる港や堤防、釣り公園から始めるのがおすすめです。釣り場に着いたら、魚がいそうな場所を探すところからスタートしましょう。ライトゲーム初心者の方にまず狙ってみて欲しい場所は、船の出入り口や堤防の角と堤防の足元際、常夜灯の明かりが届くところです。
時間帯に合わせた場所選び
出入口や堤防の角は沖からの流れが入ってくる場所で、カマスやメッキ、アジなど魚の回遊に期待ができます。堤防の足元際はカサゴなどあまり回遊しない魚を狙う時に有効です。日中の釣りはこの2つの場所をメインに、魚を探してみてください。
太陽が沈む夕方~夜の時間帯は、常夜灯の明かりを狙う釣り方が非常に有効です。目で見て判断できるという意味でも釣りやすい場所なので、積極的に狙っていきましょう。夜の常夜灯狙いは、ライトゲーム初心者の方が最も魚を釣りやすい釣り方と言えます。
場所選びのコツ
場所選びのコツは、小さな変化を探しながら積極的に移動をすることです。
アジやメッキといった回遊魚を狙う時は、群れが今どこにいるかを探すイメージで場所を選ぶのがポイントで、釣れない時は立ち位置を変えたり、投げる方向を変えながら釣れれば同じ場所を狙ったりという方法が効果的です。
カサゴ・ハタ狙いの時は積極的に移動しよう
カサゴやハタを狙う時も、同じ場所で粘り続けないのがポイントになります。
回遊しない魚は一度ポイントから出ていくと、次の魚が入るまでに時間がかかるので、明らかによさそうな場所は釣られていて、ここは難しいだろうという場所に魚が残っているということがよくあります。魚が見えなかったり浅かったりしても、一応確認という気持ちで仕掛けを落としてみるのがおすすめです。
ライトゲームで狙い目となる時間帯は、朝と夕方、そして夜です。
朝と夕方はカマスやメッキ、アジが積極的に動くようになる時間で、朝は暗い空が明るくなり始める頃から、夕方は暗くなって少し経ったというところまで攻めるというのが、ライトゲームのセオリーです。
日中はそれほど積極的ではないという魚が多いので、カサゴやハタなど、上から落ちてきたものに反射的に反応する魚を狙いましょう。日中は暗くなっている側、影の中に魚が居ることが多いです。
時間帯選びのコツ
どの時間から始めるか迷う方には、夜釣りからのスタートをおすすめします。
「1.ライトゲームの釣り方:狙う場所」でご紹介したように、ライトゲームは常夜灯の明かりを狙う釣り方の効果が高く、初心者の方でも場所選びに迷いません。常夜灯が威力を発揮するのは暗くなってからなので、まずは日没後の釣行を検討してみてください。明るい側を好む魚と暗い側を好む魚がいるので、常夜灯についたら両方をチェックです。
タックルの準備で注意しておきたいのが、リールのドラグ(糸巻き部分の逆回転機能)設定です。ライトゲームは使用するラインの強度が非常に低いため、スプールの逆回転機能を使って魚とのやり取りを有利に進めます。
設定の方法は糸が巻いてあるスプールの上部、ノブ状のパーツをひねって調整します。右にひねるとドラグ設定は強く、左にひねると、ドラグ設定は弱くなるので、糸を引っ張ってジーっと出る程度のところまで調整しておきましょう。
ドラグ設定の目安についてもチェックしておきましょう。
タックルの項目でご紹介した、フロロカーボンライン3lbの破断強度は約1.3kgです(1lb=約450g)。急激なショックを考慮して最大値の1/3程度というのがドラグ設定のセオリーなので、この場合の理想のドラグ値は450g程度になります。
毎回ピッタリ設定する必要はありませんが、ある程度目安となる感覚は持っておいて損はありません。一度ロッドにラインを通した状態で450gのものを吊り下げて、感覚をつかんでおくと、現場でスムーズに設定できます。
最後はルアーの動かし方についてです。ジグヘッドリグを使う場合も、メタルジグを使う場合も、そしてプラグを使う場合も、基本的な考え方は巻いて横の動きで誘うか、落として縦の動きで誘うかの2パターンになります。
シンプルな釣り方から始めよう
沖側を狙う時は投げて一定の速度で巻き続けるタダ巻きを試してみましょう。リールの回転スピードは2秒1回転程度から、速くしたり遅くしたりで魚の反応を探ってみてください。
堤防の足元際を狙う時は、投げずにまっすぐ落とすだけでOKです。ラインの放出が止まるところまで仕掛けを落として、ロッドの上下でチョンチョンと誘いましょう。
どちらの場合も、魚のアタリを感じたら、手首を返すイメージで軽くアワセを入れるのがおすすめです。
動かし方のコツ
動かし方のコツは、仕掛けをどの程度の速度で動かすと、どの程度浮き上がってくるかのイメージをできるだけ実際の挙動に近づけることです。
1gなど軽い仕掛けは、意識してゆっくり動かさないと簡単に表層直下まで浮き上がってきます。初回は明るい場所や日中の釣りで横方向に投げて、ルアーの挙動を観察してみるのがおすすめです。
ステップアップを目指そう
何度か調整して自分なりに速度の目途が立つと、同じ速度で重いジグヘッドを巻いたり、ゆっくり巻くことで、意図的に一段下の層を探れるようになります。
細かくレンジ探る釣り方は、ライトゲームステップアップへの第一歩です。釣り場でいろいろ試して、ライトゲームの感覚をつかんでいきましょう。
夜釣りで常夜灯を狙うのが分かりやすい
まずは投げたらゆっくりタダ巻き
足元に落とす釣り方も有効
ライトゲームは、手軽さと奥深さで近年特に人気の高いルアーゲームです。海釣り入門にこの釣りを選ぶ方も多く、シーズンごとのターゲット、そして豊富なゲストが、釣りの時間を盛り上げてくれます。
他の釣りと共通してレベルアップできるポイントも多い釣りです。まずは釣りやすい魚から釣って、ステップアップを目指しましょう。
%C_LINK%1959171
%C_LINK%1963804
%C_LINK%1964755
%C_LINK%1964957
%C_LINK%1965673